1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 16:34:43.54 ID:qPqsDckVO
キョン「お前はもてるから羨ましいよ」
古泉「殺すぞ」
キョン「!?」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 16:36:58.44 ID:qPqsDckVO
古泉「すいません、つい本音が」
キョン「……」(……本音)
古泉「あなたは自分がどれだけもててるか分かってないのですか?」
キョン「それはイケメンからの嫌がらせか」
古泉「殺すぞ」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 16:43:14.26 ID:qPqsDckVO
古泉「いいですか。あなたはまず最低でもSOS団の3人から好意を寄せられています」
キョン「そんなばかな」
古泉「本当です」
キョン「お前ハルヒ達と一緒に何か企んでるんじゃないだろうな?俺は一切恋愛感情で好かれている気はしない」
古泉「殺すぞ」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 16:46:55.68 ID:qPqsDckVO
古泉「長門さんに至ってはあなたのために世界を改変するレベルです。もうヤンデレです」
キョン「しかし」
古泉「長門さんも調度そこにいるし告白してください」
キョン「なっ?無理だ」
古泉「長門さんのこと好きですか?」
キョン「えっ……まぁ…そりゃいつも助けてくれるのは長門だし、長門は命の恩人だし……」
古泉「……」
キョン「いつも守られてばっかの俺が言うのも何だが、長門は守ってやりたいとは思ってるが」
古泉「じゃあ告白してください」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 16:50:09.54 ID:qPqsDckVO
キョン「無理だ、断られる」
古泉「もし断られたらここで切腹してあげますよ」
キョン「それでも無理だ」
古泉「いいからお願いします」
キョン「無理だ」
古泉「殺すぞ」
キョン「……」
古泉「告れ」
キョン「……はい」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 16:52:47.03 ID:qPqsDckVO
キョン「……な…長門!」
長門「……」
キョン「……好k」
長門「……私も」
キョン「……あれ?」
長門「私も」
古泉「だから言いましたよね。さぁ約束です。切腹してください」
キョン「っ!?いや、そんな約束してないだろ」
古泉「……死ね」ボソッ
キョン「っ!?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 16:54:24.12 ID:qPqsDckVO
キョン「まさか長門が俺を好きだったとは……」
長門「……好き」
キョン「……俺もだ」
古泉「人前でイチャつくな」
キョン「……はい」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 16:57:25.22 ID:qPqsDckVO
古泉「次は朝比奈さんですよ」
キョン「なっ!?」
古泉「部室に来たら犯してください」
キョン「それは断固拒否する!」
古泉「大丈夫ですよ。あの雌豚、あなたには簡単に股開きますから」
キョン「なんて事言うんだ!俺は犯罪者にはなりたくないからな!」
古泉「同意の上ですよ。あの雌豚いつもあなたを誘ってるじゃないですか」
キョン「誘ってない!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 17:00:51.87 ID:qPqsDckVO
古泉「じゃあ何故、あなたに胸を押しあてたり、わざとあなたが入ってくる時に下着姿で待ってるんですか?」
キョン「偶然だ!」
古泉「はぁ…まだそんな事を……あの雌豚はあなたに襲われなくて毎回がっかりしてるんですよ」
キョン「朝比奈さんを淫乱みたいに言うな!というか、朝比奈さんを雌豚と言うな!」
古泉「いいから部室に来たら犯してくださいね」
キョン「断固拒否する!」
古泉「犯せ、フンモッフくらわすぞ」
キョン「……」
古泉「犯せ」
キョン「……はい」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 17:09:09.79 ID:qPqsDckVO
みくる「こんにちはー」
キョン「朝比奈さん!」ガバッ
みくる「きゃあ!何ですかキョン君!?どうしたんですかぁ!?」
キョン「好きです!」
みくる「きゃあ!キョン君どこ触ってるんですかぁ!?アァ……ダメ…」
古泉「ほら見てみろ。嫌とか言いながら自分から股開きやがって」パシャパシャ
キョン「朝比奈さん!朝比奈さん!」
みくる「あぁ!キョン君!キョン君!ダメェ!あぁん!」
古泉「自分から腰振りやがってあの雌豚。この写真ネットに流出させてやる」パシャパシャ
キョン「朝比奈さん!朝比奈さん!」
みくる「あぁ!キョン君!ダメです、あぁ!」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 17:13:59.08 ID:qPqsDckVO
キョン「ハァ……ハァ……すいません、朝比奈さん」
みくる「……いえ、キョン君なら大丈夫ですよ…ふふっ」
古泉「機関の奴らと学校の奴らに1枚5万で売りさばいてやる、フフッ」
長門「……」orz
キョン「まさか、朝比奈さんまで俺の事をすきだったとは……」
古泉「まだまだ残ってますからね」
キョン「なっ!?」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 17:19:56.15 ID:qPqsDckVO
古泉「次は誰がいいですか?あなたに選ばせてあげますよ」
キョン「やめろ!長門と朝比奈さんは偶然俺の事好きだったが他はありえない!」
古泉「だまれ。何か知らないがこの世界は、女はみんなお前を好きになる法則があるんだよ」
キョン「勘弁してくれよ」
古泉「だまれ。フンモッフくらわすぞ」
キョン「……はい」
古泉「次は誰がいい?妹か?鶴屋か?阪中か?ENOSか?クソ涼宮か?さぁ選べ。さぁ!さぁ!」
キョン「……勘弁してください」
古泉「……フンモッフ発射準備完了、5秒前、4、3、2…」
キョン「分かりました!やりますから!やりますから!」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:13:26.83 ID:qPqsDckVO
古泉「さぁ次は誰にします?」
キョン「本当にやるのか?」
古泉「当たり前ですよ、あなたのフラグクラッシャーぶりにはストレスを感じずにはいられませんよ。さらに僕がもてるから羨ましい、だなんて、いい加減にしてください」
キョン「……お前の勘違いだと思うんだが」
古泉「さらには森さんにまで……あなた出会った女性を全員惚れさせなきゃ気がすまないんですか!?」
キョン「落ち着け古泉!意味が分からないし笑えない!」
古泉「ええ、だから今教えて差し上げてるんですよ……体でな!」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:20:33.81 ID:qPqsDckVO
キョン「もう勘弁してくれよ……」
古泉「今のところ2戦2勝ですからね、次はもう少し難易度上げてみますか」
キョン「……誰にするんだよ」
古泉「財布女ですよ」
キョン「財布女?」
古泉「あのにょろにょろうるさい女の事ですよ」
キョン「鶴屋さんか!?無理だ!あの人は無理だ!」
古泉「ええ、彼女はクソ涼宮や雌豚、長門さんがあなたの事を好きなのを分かっていますからね。少し厳しいと思いますよ」
キョン「じゃあ無理だろ!?」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:26:39.68 ID:qPqsDckVO
古泉「雌b……おっと、朝比奈さん。鶴屋さんをここに読んでくれませんか?」
キョン「おい!勝手に話をすすめるな!話が違うだろ!お前は俺の事好きな人だけって言ってただろ!」
古泉「うるさいですね。勝率100パーセントでもそれはそれで腹立つんですよ」
キョン「何て身勝手な……」
古泉「さぁ、朝比奈さん。この写真をばらまかれたくなかったら鶴屋さんをここに呼んでください」
みくる「そ、それは!いつの間に撮ったんですか!?け、消してください!」
古泉「あなたが、快楽に身をよがらせている時にですよ。この淫乱。さぁ、鶴屋さんをここに呼ぶかこの写真をばらまかれるかの2択です」
みくる「うぅ…分かりました」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:33:04.25 ID:qPqsDckVO
キョン「俺はどうすれば……」
古泉「あぁ?犯すに決まってるでしょう」
キョン「なっ!?無理だ!鶴屋さんは絶対に無理だ!」
古泉「まぁ無理でしょうね。僕はあなたが鶴屋流古武術だかなんだかで半殺しにされるのを見たいだけですよ。下手したら鶴屋家で拷問かもしれませんね、ふふっ」
キョン「なんて野郎だ……」
古泉「さぁ、もうすぐ来ますよ」
キョン「ふんっ、俺はやらんぞ!フンモッフでも何でもやるがいい!朝比奈さんと長門は結果的に良かったが、女性を悲しませるわけにはいかない!」
古泉「ほぅ、ならあなたにフンモッフをくらわせた後にこの写真をばらまきますか。そうなると朝比奈さんはどうなりますかねぇ。ふふっ」
キョン「なっ……!?この卑怯者……」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:43:32.12 ID:qPqsDckVO
キョン「古泉、俺の事好きかどうか聞くだけじゃダメか?」
古泉「勘違いしないでください。僕はあなたにあなたがどれだけもてているか教えるのと同時に、あなたが性犯罪者になるとこも見たいんですよ。まぁ、もてない男のひがみのようなものです」
キョン「俺にはまだお前が俺をからかっているようにしか思えないんだが」
古泉「殺すぞ」
キョン「……ごめんなさい」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:51:36.79 ID:qPqsDckVO
鶴屋「やっほー!どうしたんだいみっくるーー!」
みくる「あ、鶴屋さん……」
キョン「……」
鶴屋「何やら元気がないねー!どうしたんだいみっくるー!」
古泉「……お前がテンション高すぎんだよ」ボソッ
キョン「鶴屋さん!」ガバッ
鶴屋「にょろっ!?」
キョン「好きです!」
鶴屋「にょろ!?」
キョン「好きです!好きです!」
鶴屋「ちょっ!キョン君!?何してるにょろか!?」
キョン「好きなんです!好きなんですよ鶴屋さん!」
鶴屋「ちょっ!キョン君!いくらなんでも私も怒るにょろよ!」
古泉「フフッ」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:56:36.78 ID:qPqsDckVO
キョン「鶴屋さん!好きな気持ちが押さえられないんですよ!」
鶴屋「にょろ!?ダメにょろよ……あふん…みんな見てるにょろ…あぁ…」
古泉「……!?」(なん……だと?)
キョン「鶴屋さん!鶴屋さん!」
鶴屋「あぁん…キョン君……にょろ!にょろ!にょろ!」
キョン「ハァ…ハァ…ハァ…」
鶴屋「にょろろろろ!にょろろろろ!」
古泉「……何ですかあの喘ぎ声、本当萎えますね」パシャパシャ
長門「……」
キョン「鶴屋さん!ハァ…ハァ」
鶴屋「にょろ!にょろ!にょろ!」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 20:00:17.92 ID:qPqsDckVO
キョン「ハァ…ハァ…すいません、鶴屋さん…」
鶴屋「にょろ…にょろ…大丈夫にょろよ……」
古泉「……」(そんなばかな……まさか鶴屋までとは……)
長門「……」
みくる「……キョン君」
古泉「……」(どうすれば奴を消せる……)
キョン「もういい加減にしてくれよ古泉」
古泉「はぁ、まだたった3人しか確かめてないじゃないですか。いい加減にしてほしいのは僕の方です」
キョン「……」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 20:07:05.75 ID:qPqsDckVO
古泉「まぁいいです。次は佐々木さんでもいきますか」
キョン「なっ!?佐々木は俺の親友だ!それだけは拒否する!」
古泉「あなたが親友親友言うから彼女もそう言ってるんじゃないですか?」
キョン「お前に佐々木の何がわかる!」
古泉「まぁ佐々木さんについては何も知りませんが、少なくとも2人の関係はあなたよりは分かってるつもりですよ。第三者の方がよく見えるものですからね」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 20:13:59.44 ID:qPqsDckVO
キョン「お前は俺と佐々木の友情を壊すつもりか……!?」
古泉「佐々木さんが壊したがってるかもしれないじゃないですか」
キョン「俺と佐々木は親友だ」
古泉「まぁどちらでも僕は構いませんが、あなたがしないならこのお二方の写真が流出するだけです」
キョン「……てめぇ」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 20:57:29.65 ID:qPqsDckVO
キョン「くそっ!何でお前はこんな事をする!?」
古泉「言ったじゃないですか。ひがみですよ、ひ・が・み」
キョン「何なんだよ!?何でイケメンなお前が俺にひがむんだよ!?」
古泉「イケメンだからこそ……ですよ。いいですか、あなたのクラスの谷口君のような男性がもてないのは当たり前です。それは誰もが認めます。本人もです。だって気持ち悪いじゃないですか」
キョン「……」
古泉「けど僕はイケメンです。普通ならば僕がもてるはずなのに……!何故あなたが!?」
キョン「ふざけんな!お前文化祭とかでキャーキャー言われてたろ!」
古泉「うるせーよ!!モブに好かれても何の価値もねーんだよ!あんなのそこら辺の雑草と変わらねーんだよ!」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 21:02:54.56 ID:qPqsDckVO
キョン「てめぇ!もう許さねぇ!長門!古泉を取り押さえてくれ!」
古泉「……フフッ」
長門「……」
キョン「……長門?」
長門「……」プイッ
キョン「……長門?」
長門「……知らない」プイッ
キョン「!?」
古泉「フフッ」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 21:07:05.16 ID:qPqsDckVO
古泉「これだからデリカシーのない男は、フフッ」
キョン「……長門?」
長門「……」プイッ
古泉「次僕に楯突いたらあなたの性癖学校中に広げますからね」
キョン「くそっ…お前とはお互いの性癖を言い合える程の中と信じた俺がばかだった……」
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 21:54:19.12 ID:qPqsDckVO
修正不能になってしまったのでとりあえずこれを終わらせてやり直します
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 21:56:08.97 ID:qPqsDckVO
古泉「さぁ、まだまだ女性は残っていますよ」
キョン「……くっ」
古泉「フフッ」
長門「……古泉一樹を適正と判定」
古泉「っな!?」
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:01:10.38 ID:qPqsDckVO
長門「古泉一樹の情報連結を解除」
古泉「ふんっ、僕を消す許可がおりるわけないじゃないですか」
キョン「……長門」
古泉「なっ!?足が消えていっている!?そんなばかな!」
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:04:25.22 ID:qPqsDckVO
キョン「長門!やめてくれ!」
古泉「!?」
長門「……なぜ?」
キョン「いや、こいつのおかげで長門と相思相愛って気付けたわけだし、一応俺たちの愛のキューピッドなわけだ」(朝比奈さんと鶴屋さんとやれたし)
古泉「……」
長門「……あなたがそういうなら」
キョン「長門……ありがとな」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:08:03.91 ID:qPqsDckVO
古泉「……ありがとうございます……………とでも言うとでも思ったかばーかwww」
キョン「……」
古泉「へっ、今からこれらを全部流出させてやる!」
長門「……許可を」
キョン「よし!やっちまえ☆」
古泉「アッー!」
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:13:50.62 ID:qPqsDckVO
数日後
キョン「長門、ありがとな」
長門「問題ない」
キョン「全員の記憶も消してくれて助かったよ」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
END
145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:18:05.14 ID:qPqsDckVO
いや、本当自分でも訳が分からなくなって……
なんかもう、本当、ごめん
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:24:00.58 ID:qPqsDckVO
【やり直し】
キョン「お前はもてるから羨ましいよ」
古泉「殺すぞ」
キョン「!?」
古泉「すいません、つい本音が」
キョン「……本音」
古泉「あなたそれ本気で言ってます?」
キョン「ああ」
古泉「殺すぞ」
キョン「……すまん」
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:27:36.05 ID:qPqsDckVO
古泉「あなたもしかして……自分が女性達から好意をよせられているのに気が付いてないんですか?」
キョン「好意?俺がか?何ばかな事言ってるんだ」
古泉「……」
キョン「だいたいなんださっきから。自分がイケメンだからって俺に対する嫌がらせか?」
古泉「……」
キョン「俺がもててるなんてただの嫌味にしか聞こえねーよ。どうせ俺は地味な冴えない顔だよ」
古泉「殺すぞ」
キョン「!?」
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:31:04.48 ID:qPqsDckVO
佐々木「おーい!キョン!」
キョン「ん?佐々木!久しぶりだな」
佐々木「本当だよ。君が連絡くれないかな」
キョン「忙しかったんだよ」
佐々木「あれ、古泉君も一緒なのか。こんにちは」
古泉「こんにちは」
佐々木「今日は遊んでるのかい」
キョン「いや、ただの不思議探索だ」
佐々木「ああ、涼宮さんの」
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:35:42.11 ID:qPqsDckVO
佐々木「今日はもう帰るのかい?」
キョン「ああ、夕方にはな」
佐々木「そうなのか。僕も夕方に塾が終わるから久々に話でもしないかい」
キョン「ああいいな、じゃあ塾が終わったら連絡してくれ」
佐々木「ああ、それじゃあまた」
キョン「ああ」
古泉「仲いいですね」
キョン「ああ、親友だからな」
古泉「へー親友ですかー」
キョン「……?」
古泉「殺すぞ」
キョン「っ!?」
169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:43:33.64 ID:qPqsDckVO
キョン「何なんだよ今日のお前は」
古泉「別にいつもと同じですよ」
キョン「ああそうかい」
古泉「ところで、朝比奈さんの件ですが」
キョン「ああ、またハルヒのせいで間違いないだろ」
古泉「全く何を考えているんですかねぇ」
キョン「本当だよ。朝比奈さんを妊娠させるなんて」
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:52:39.34 ID:qPqsDckVO
古泉「長門さんに解析を頼んでもはっきりとしないですしねぇ」
キョン「ああ、あんな長門は初めてだ。長門でも出来ない事もあるんだな」
古泉「ええ、彼女も万能ではないということですね」
キョン「ああ、俺たちもあいつに頼りすぎなところがあるからな」
古泉「それにしても一体誰の子供なんでしょうねぇ」
キョン「ハルヒが望んだだけで別に誰の子供でもないだろ」
古泉「ですね」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:56:44.92 ID:qPqsDckVO
佐々木「やぁ、待ったかい」
キョン「いや、大丈夫だ」
佐々木「ふふっ、君と2人きりで話をするなんて久しぶりだね」
キョン「そうだな、まぁどっか店でも入ろうぜ。それともどっか行くか?」
佐々木「いや、僕は君との会話を楽しみにしていたんだ。どこかのお店でいいよ」
キョン「そうかい」
179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:04:19.82 ID:qPqsDckVO
佐々木「……」
キョン「という事だ」
佐々木「そんな事が起きているか、朝比奈さんも可哀想に」
キョン「本当だよ。こればかりにはハルヒに怒りを感じずにはいられないな」
佐々木「涼宮さんは一体何を考えているんだろうね」
キョン「全くだ、子供がほしいなら朝比奈さんじゃなくて自分の腹に作れってんだよ」
佐々木「朝比奈さんは大丈夫なのかい?」
キョン「いや、もうずっと寝込んでるよ」
佐々木「そうか……ところでキョン。明日は日曜なわけだが何か予定でもあるかい?」
キョン「いや、特にはないが」
佐々木「そうか、なら今日はうちに泊まらないか?その……久しぶりだし一晩中語り明かそうじゃない。……ダメ…かな?」
キョン「なっ!?けど親御さんは」
佐々木「今日はいない」
キョン「ああ、それじゃあ……泊まらせてもらうよ」
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:08:55.72 ID:qPqsDckVO
キョン「久々だな。佐々木の家」
佐々木「前は毎日のように送ってもらってたからね」
キョン「……ああ」
佐々木「なんだい?緊張してるのかい?」
キョン「なっ!?べっ…別にしてない!」///
佐々木「ふふっ、何か食べたいものでもあるかい?」
キョン「佐々木が作るのか?」
佐々木「もちろんじゃないか」
キョン「まぁ任せるよ」
佐々木「そうかい、まぁ期待しててくれ」
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:15:57.59 ID:qPqsDckVO
キョン「これは……凄いな…佐々木料理上手だったんだな」
佐々木「ふふっ、少し張り切りすぎてしまったよ」
キョン「本当上手いよ」
佐々木「……」
キョン「……」
佐々木「……」
キョン「……」
佐々木「さっきから黙っているけどどうしたんだい?まさかいやらしい事でも考えてるわけじゃないだろうね、ふふっ」
キョン「なっ!?お、俺はただ緊張してるだけで……!」
佐々木「僕はいいよ」
キョン「……え?」
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:17:06.43 ID:qPqsDckVO
佐々木「僕はキョンになら何をされてもいいと言ったんだ」
キョン「……佐々木?」
佐々木「全く…仮にも僕は女の子なんだ。こんなセリフ何回も言わせないでくれよ。僕は君になら何をされてもいい」
キョン「あ…あ、で、でも俺たちまだ学生だし」
佐々木「キョンは僕の事嫌いかい?」
キョン「いや、好きだが……」
佐々木「ふふっ、なら迷う事はない」
キョン「……ああ、俺も覚悟を決めるよ」
191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:22:15.55 ID:qPqsDckVO
佐々木「あぁ!キョン!…ハァ…あっ…」
キョン「……ハァ…ハァ…」(あれ?)
佐々木「あふっ…ふ、うううっ。う……うんっ」
キョン「佐々木!佐々木!佐々木!」(俺…初めてなはずたよな……?)
佐々木「キョ…キョン、あふっ、あぁ!」
キョン「ハァ…ハァ…」(初めてじゃないような……?うっ、……部室?部室が頭に浮かぶ……)
佐々木「あぁ…あふん、うううっ」
キョン「……」(……これは…)
193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:25:39.11 ID:qPqsDckVO
佐々木「…ハァ…ハァ…」
キョン「ハァ…ハァ…」
佐々木「手慣れていたけどまさかもう経験済みなのかい?キョンは」
キョン「まさか、いっぱいいっぱいだったさ」(だよな……?)
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:33:58.85 ID:qPqsDckVO
古泉「昨日はどこまでいったんですか?」
キョン「別にどこまでもいってない」
古泉「まったく、あなたも罪な人ですね。こんなにあなたの事を想ってる人たちがいるというのに」
キョン「何のことだ?」
古泉「……」
キョン「またイケメンからの嫌味か?」
古泉「殺すぞ」
キョン「!?」(まただ…なんだこの既視感…)
長門「……」
200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:42:51.20 ID:qPqsDckVO
長門「……話がある」
キョン「どうした?」
古泉「どうしました?」
長門「落ち着いて、最後まで聞いてほしい」
キョン「ああ」
古泉「分かりました」
長門「結論から言うと、朝比奈みくるの子供はあなたの子供」
キョン「なっ!?」
古泉「!?」
キョン「ど、どういうことだ!?」
長門「聞いて」
キョン「長門!どういうことだ一体!?」
長門「聞いて」
キョン「……ああ、すまん」
201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:49:31.25 ID:qPqsDckVO
長門「……そういう事」
キョン「……なるほど。最近の既視感はそういう事だったのか」
古泉「……僕のせいで…」
キョン「俺はどうすれば……」
古泉「すいません…完全に僕の責任です……」
203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:54:47.71 ID:qPqsDckVO
キョン「俺は……」
古泉「……」
長門「……記憶を完全に消去出来なかった私に不備があった」
キョン「なかった事には…出来ないのか…?」
長門「……あなたの子供を消すことになる……」
古泉「……」
キョン「……俺は」
206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:57:17.79 ID:qPqsDckVO
古泉「……」
キョン「……」
古泉「長門さん、僕たちの記憶を消してください。そして朝比奈さんも何もなかった事にしてください」
キョン「……古泉、それは……」
古泉「これが…最善の選択です……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……長門、頼む…」
長門「いいの?」
キョン「……ああ」
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/13(土) 00:00:58.89 ID:7Eu4lZLcO
キョン「朝比奈さん大丈夫でした?風邪」
みくる「ええ、心配かちゃってごめんなさい」
古泉「いえいえ」
みくる「それじゃあお茶入れますねぇ」
キョン「朝比奈さんのお茶楽しみにしてましたよ」
みくる「ふふっ美味しく淹れますね」
キョン「ええ」
長門「……」
END