キョン「王手」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:33:34.21 ID:mOjnayp5O

キョン「王手だ」

古泉「またかよ、強すぎんだよキョン」

キョン「お前が弱いんだ」

古泉「はいはい、精進しますよ」

キョン「お前は根本的にセンスないから無理だと思うがな」

古泉「ちょWWWひでーWWW1週間後には抜いてやるよ」

長門「10秒後に涼宮ハルヒ到着する」

キョン「おお、マジか」

古泉「ありがとな」

ガチャッ

ハルヒ「みんなお待たせー!!」

キョン「おう」

古泉「こんにちは」

長門「……」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:34:27.57 ID:mOjnayp5O

ハルヒ「キョンちょっとホームページ更新するから手伝いなさい」

キョン「はいはい」

ハルヒ「古泉君はこの紙に書いてあるのを用意して」

古泉「かしこまりました」

ハルヒ「みくるちゃんと有希はやる事ないわ」

みくる「分かりましたー」

ハルヒ「じゃあよろしくね」

キョン「俺は一体何をすればいいんだ」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:38:13.23 ID:mOjnayp5O

15分後

古泉「ただいま戻りました」

ハルヒ「ありがとう古泉君、用意出来た?」

古泉「おう」

ハルヒ「!?」

キョン「!?」(おまっ!バカッ!)

長門「!?」(……あっ)

ハルヒ「えっと古泉k」

古泉「おうっふん!おうっふん!すいません、風邪気味で喉の調子が悪くて」(やばい、つい素の状態で反応してしまった)

キョン「あ、あー、そういえば古泉昨日から調子悪いって言ってたな」(ちょWWW無理ないかWWWそのせきの仕方WWW)

ハルヒ「ふーん、大丈夫なの?」

古泉「ええ、大丈夫です。おうっふん!おうっふん!」

ハルヒ「そう、ならいいわ」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:39:53.66 ID:mOjnayp5O

学校帰り

キョン「お前なんだよおうっふん!ってWWW無理あるだろWWW」

古泉「すまんWWWあれしか思いつかなかったWWW」

キョン「お前ポーカーフェイスが売りじゃなかったのかよ?」

古泉「俺だって調子悪い時もあるさ」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:41:17.96 ID:mOjnayp5O

次の日

古泉「キョンWWWやべーWWW俺告られたWWW」

キョン「何っ!?誰からだ!?」

古泉「これ見ろWWW」

キョン「手紙!?ラブレターとはまた古風な奴だな。長門、来い。一緒に見ようぜ」

長門「うん」 トテトテトテ

キョン「えーと、差出人はっと……ってええーーー!?お前これ!学年のアイドル!谷口的美的ランクA+の佐藤さんじゃないか!」

古泉「俺の時代来たWWW」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:45:32.22 ID:mOjnayp5O

キョン「お前との関係も終わりだな、長門、これからは二人で頑張ってこうな」

長門「うん」

古泉「ちょWWW待ってWWWそれひどいってWWW」

キョン「冗談だよ。で、お前は返事どうするんだ?」

古泉「そりゃもちろん迷うまもなくOK……といきたいとこだけど……はぁ、涼宮のせいでダメだよ」

キョン「あー、そりゃそうか、もったいねーな本当」

長門「かわいそう」

古泉「本当だよ、マジうぜー涼宮」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:46:33.61 ID:mOjnayp5O

キョン「うわー、もったいねーなー本当、お前が付き合えばハメ撮り期待してたんだがな」

長門「……」ジッー

キョン「嘘ですごめんなさい」

古泉「ちょWWWそれはWWWでもばれないように付き合うとか無理かな?」

キョン「あー、無理無理。あいつらの口の軽さは異常だからな、一瞬でハルヒまで伝わるぜ」

古泉「あー、うぜー、本当もったいねーよー」

キョン「何か抜け道はないものか」

古泉「まぁ、付き合わなくても友達以上恋人未満みたいな感じで付き合ってたら、卒業後とかに付き合えるかもしれないしな」

キョン「先の長い話しだがそれが最善か」

長門「10秒後に涼宮ハルヒ到着する」

キョン「おお、やばい、古泉それ隠せよ」

古泉「あいよ」


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:48:48.40 ID:mOjnayp5O

ガチャッ

ハルヒ「お待たせー!今日は重大発表があります!」

キョン「なんだ?またやっかい事か?」

ハルヒ「古泉くん!あなた告白されたそうね!」

キョン「ぶほっ!」

古泉「え、ええ…何故それを?」

ハルヒ「全くSOS団の団員に勝手に告白するとはね」

キョン「……」(古泉、ドンマイWWW)

ハルヒ「安心して古泉くん!ちゃんと私が断っといたから!」

キョン「お前!人の告白に勝手に返事するなんてダメだろ!」

古泉「え、ええ…ありがとうございます」(オワタ\(^O^)/)

長門「……」(かわいそうすぎる)

キョン「で、何て返事したんだよ?」


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:50:27.61 ID:mOjnayp5O

ハルヒ「古泉君はあなたには一切興味ないからもう関わらないでって」

キョン「……」(今日は古泉に飯でもおごってやろう……)

古泉「あ、あはは、ありがとうございます、涼宮さん」

ハルヒ「気にすることはないわ、古泉くん!私はSOS団団員のためにならいつでも動くわよ!」

古泉「あ、はは……さすがです、涼宮さん」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:51:45.76 ID:mOjnayp5O

放課後

古泉「くっそ、何なんだよあいつ!古泉君はあなたに興味ないからって!俺がかなり性格悪い奴みたいじゃないか!興味なくねーよ!むしろ興味満々だよ!
あー、気まずいよ、これから佐藤さんにどうやって接すればいいんだよ」

キョン「今回の件に関しては本気で同情せざるえないな。まぁ、食え。今日は俺のおごりだ。長門も好きなだけ食え」

長門「うん!いただきまーす!」

古泉「うわぁぁぁあん!佐藤さーーーん!」

キョン「今日はこの後カラオケでも行って一晩中騒ごうぜ」

長門「有希、倦怠ライフリターンズ歌うー」

キョン「こらっ、それは俺の歌だ!」

古泉「二人ともありがとな」グスッ


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:52:44.70 ID:mOjnayp5O

次の日

長門「こんなのもらった」

キョン「何だ?最近は手紙がはやってるのか?」

古泉「内容は……と。ってこれ告白じゃん!今日の放課後誰もいない教育に来て下さいって」

キョン「ほぅ、なるほどね……古泉、行くぞ」

古泉「ちょWWW何で俺らが?」

キョン「決まってんだろ!長門にこんなふざけたまねしやがった奴を殺しに行くんだよ!」

古泉「ちょWWW落ち着けWWW女呼び出して来たのが男とかそいつ悲惨すぎるからWWW」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:53:25.38 ID:mOjnayp5O

キョン「そんなの関係ねーよ!そいつに地獄見せてやる」

古泉「ちょWWWだから落ち着けってWWWまずは長門の気持ちも聞かないと」

キョン「あっ……長門お前はどうなんだ?こいつの事……」

長門「有希はキョン君以外には興味ないよ」

キョン「……長門ーーー!」

古泉「いやいや、妬けるねー、てか長門それ告白じゃんWWW」



37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:54:56.09 ID:mOjnayp5O

キョン「よし古泉!機関に電話しろ!」

古泉「えっ、何で?」

キョン「決まってんだろ!そいつを暗殺してもらうんだよ!」

古泉「ちょWWWだから落ち着けってWWW」

キョン「じゃあどうしろというんだよ!?」

古泉「だから殺さなくても普通に断ればいいだろWWW」

キョン「だが、断ったら相手が逆上して長門に襲い掛かるとかしたら」

古泉「ちょWWW長門が人間に負けるわけねーだろWWW」

キョン「それはそうだが」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:56:02.88 ID:mOjnayp5O

古泉「もういっそそいつの記憶消しちゃえばいいんじゃね?」

キョン「おお、いいな!長門出来るか?」

長門「出来なくはないけどその人の頭に少し異常が残るかも」

キョン「よし、やっちまえ」

古泉「ちょWWWお前鬼畜すぎるWWW」

長門「了解した」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 20:59:49.10 ID:mOjnayp5O

次の日

キョン「ちょwwwやばい俺も手紙もらったwww」

古泉「3日連続とか凄いな」

長門「……誰に?」

古泉「!?」(長門が恐い!?)

キョン「同じクラスの成崎からだ」

古泉「ああ、あの優等生タイプの可愛らしい人か」

長門「……へー」

キョン「しかも見た感じ胸も特盛りだしな!」

古泉「お前異様な程もてるよな」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 21:00:52.07 ID:mOjnayp5O

キョン「いやぁ、優等生タイプは俺みたいにちょっと出来ない方が可愛らしく見えるもんなのか?いや、しかも、巨乳だし!」

長門「……ふーん」

古泉「でも俺よりキョンの方が危なくね?あいつまた世界崩壊させるかもしんねーぞ」(キョン!空気読んで!)

キョン「あっ、あー、マジか、でも巨乳なんだよなー」

長門「……へー」

古泉「……」(キョン!てめぇいい加減空気読めよ!)

キョン「んっ、イタタタタタッ!長門、何故つねる!?いたっ、痛いって!」

長門「別に」

古泉「お前が悪い」

キョン「えっ、何で!?」

長門「別に」

キョン「ちょ、痛いって!痛い痛い痛い」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 21:01:50.18 ID:mOjnayp5O

古泉「……」(いやぁ、嫉妬する長門も中々かわいらしいな)

古泉「お前が巨乳巨乳言うからだよ。ただでさえ長門はお前が手紙もらっていい気ではないのに、お前が浮かれてるから」

キョン「あっ、そうだったのか、ごめんな長門」

古泉「……」(何でこいつはこれでも長門の好意に気付かないんだろ?病気?)

古泉「でもどうすんだ?マジで世界崩壊の危機だぜ」

キョン「うちのクラスはもうハルヒの危なさを知ってるから近付きはしないと思うが、断るしかないな」

古泉「ドンマイ」


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 21:03:57.96 ID:mOjnayp5O

キョン「あーあ、せっかく巨乳を揉めるチャンスだったのに」

古泉「ちょwwwまだ言うかwww」

長門「涼宮ハルヒの事がなかったら承諾してたの?」

キョン「いや、俺にはお前もいるしな」

長門「えっ、あ…うん」///

古泉「……」(自然にこういうこと言えるからもてるのかな、こいつは)

キョン「まぁ、何だかんだでSOS団でいるのも楽しいしな。こうやって気兼ねなく話せる友人も出来た事だし」

古泉「それは俺も同感だぜ」

長門「私も……あっ、涼宮ハルヒ10秒後に到着するよ」

キョン「おう」

古泉「あいよ」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/04(木) 21:04:45.78 ID:mOjnayp5O

ガチャッ!!

ハルヒ「お待たせー!今日は今度の連休についてミーティングする!」

古泉「かしこまりました」

長門「……」

キョン「やれやれ、今度は一体何をやらかすつもりだ」

END



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