7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 11:52:50.30 ID:WRmOF2qWO
朝倉「じゃあ死んで」
キョン「朝倉見てから」
ひゅっ
キョン「昇竜余裕でした!」
ぱりぱりっどーん
長門「大丈夫?」
キョン「長門か、助けに来てくれたのか?」
長門「そう」
キョン「ありがとな。でも朝倉のナイフは発生が遅すぎて見てから昇竜余裕だったよ」
長門「ははっ(笑)」
朝倉「なんて屈辱……!悔しい……!」
こうして朝倉涼子の修業の日々は始まった
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 11:59:30.68 ID:WRmOF2qWO
朝倉「はぁぁ………波動拳!!」どーん
朝倉「や、やったわ!大岩をも砕く波動拳、ついにマスターしたわよ!これでキョン君に勝てるわね!」
――学校
朝倉「今日こそ殺すわよ!キョン君!」
キョン「やれやれ」
朝倉「くらいなさい、はぁぁぁ…波動k」
キョン「真空、波動拳!」
朝倉「ぐはっ……」
キョン「波動見てから超必余裕でした」
長門「弱すぎなんだけどマジ(笑)誰だよコイツを優秀とか行った奴(笑)」
朝倉「ぐやじい"ぃぃぃ」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 12:05:47.68 ID:WRmOF2qWO
朝倉「真空、波動拳!真空、竜巻旋風脚!」バキバキ
朝倉「ふふ…うふふふふ超必も入手した私に今度こそ死角はないわ」
朝倉「勝負よ!キョン君!」
キョン「またお前か」
朝倉「いくわよ!真空、波動拳!!」
キョン「ガード」
朝倉「真空、竜巻旋風脚!!」
キョン「ガード」
朝倉「このぉ…波動拳!」
キョン「竜巻旋風脚」
朝倉「ぐふっ……ナイf」
キョン「見てから昇竜」
朝倉「うえっ………」
長門「タイムアップにはズタズタにされた青髪の眉毛が居た(笑)」
朝倉「うぇぇぇん!」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 12:12:31.72 ID:WRmOF2qWO
朝倉「ぐすっ…どうして勝てないの!?技も完璧なはずなのになんで!」
〇〇「牙動拳!牙動拳!」
朝倉「ん?浜辺の方から声が聞こえるわ」
古泉「真空、牙動拳!……ふふふマスターしましたようふふふふ」
朝倉「古泉くん?」
古泉「ああ、あ、朝倉さん!?ふふ……その驚いた様子だと見ていたようですね僕を」
朝倉「うん、でも古泉くんの波動拳…その…威力なくない?」
古泉「うふふふふふ…あなたはこれを波動拳と勘違いしているんですか?ノゥ!コレハ牙動拳……拳を極めし者のみが使えるんですよ」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 12:19:49.49 ID:WRmOF2qWO
朝倉「拳を極めし者………すごいわ!古泉くん!」
古泉「笑止、僕はまだまだ発展途上ですよ。しかしまぁ僕に勝てる人なんかこの世にはいないでしょうけどね(笑)」
朝倉「古泉くん……その……あの……良かったらなんだけど」
古泉「なんです?」
朝倉「わ、私を弟子にしてください!どうしても勝ちたい相手がいるの!」
古泉「ほほう…その闘気、本気ですね、いいでしょう。しかしテストを受かったらですね」
朝倉「テスト?」
古泉「この石を見てください」
朝倉「随分ちっちゃいわね」
古泉「あなたの波動拳(笑)でこれを砕けたら弟子を許可しましょう」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 12:20:54.36 ID:WRmOF2qWO
実際見てから昇竜ってハンパないよね
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 12:27:09.09 ID:WRmOF2qWO
朝倉(……!!簡単すぎる…?…いいえ違う…これは違うわ。よく考えてみなさい涼子、砕くとは石を90個砕くと書くもの…。つまり古泉くんは)
朝倉(この浜辺の石をすべて砕くような波動拳を出せと言外に意味しているんだわ。さすがは拳を極めしryね、一筋縄ではいかなさそうだわ)
朝倉「やるわ……」
古泉「うふふふふ。ちなみに一回で砕いてもらいましょうか(僕自身三回牙動拳しないとこの石砕けないんですけどね(笑))」
朝倉「……わかったわ(さすがだわ…やはり並大抵じゃないわね…)」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 12:33:37.67 ID:WRmOF2qWO
朝倉「はぁぁ……ウヴォー………」
パチパチっ!
古泉「な……大気が震えているっ!?」
朝倉「しんくうぅぅ」
朝倉「波動拳!!」
しゅわわわわわわわわ!
古泉「いやいや石じゃなくて海割れてますやん(笑)」
古泉「ってええ!!」
朝倉「はあっ……はあっ……どう古泉くん!」ニコッ
古泉「ま、まぁまあですね!しし素人にしては上出来じゃななないですか?」
朝倉「あはっ!やったぁ!」
古泉「とんでもないことになりましたね…」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 12:46:38.89 ID:WRmOF2qWO
朝倉「じゃあさっそく修業しましょ古泉くん!」
古泉「え、ええ。(これで勝てないとかどんな化け物ですか……)」
古泉「それでは挑発の練習しましょうか」
朝倉「挑発?」
古泉「あなたは私の次あたりに強くなる素質を持っています、しかし攻撃ばかりでは壁がこえられない時もあるんです。あなたは今そこにいる(ハズですよね)」
朝倉「なるほど……」
古泉「あなたには攻撃の才能があるがそれが今は活かしきれていないんです。それを100パーセント発揮するのが挑発です(攻撃が教えられないだけなんですがね(笑))」
朝倉「!さすがです師匠!もう私の弱い部分まで見抜くなんて…」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 12:48:13.51 ID:WRmOF2qWO
竜巻って波動で落とせるよね(笑)ごめんw
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 13:01:07.56 ID:WRmOF2qWO
そして1ヶ月後
朝倉「ダンダンっせいやっ!おらっちゃおらっちゃぁどうしたどうしたぁピッチャーちびってんのかぁ?!あぁん?」
古泉(この一ヵ月。ありとあらゆるテレビ番組で煽り練習をさせてきました、そうですね。締めは…)
古泉「朝倉さん。僕が教えれるのはココまでです。最後にここを一ヵ月見続けなさい。そうすれば貴女は免許皆伝です。(っていうか今の朝倉さんはウザイです)」
朝倉「ニュース速報vipですか?ニュースなんてダセぇ……(いいえ、これは最後の修業だと…とても重要なことなんだわ)」
古泉「では私は旅に出ます。貴女のご武運を願っていますよ(正直めんどいです(笑))」
朝倉「し、師匠!行ってしまった……今までありがとうございました!!」
古泉「(笑)」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 15:19:14.97 ID:WRmOF2qWO
一ヵ月後
朝倉「師匠……ここを見ろとはそういうことでしたか…」
朝倉「では行きましょうか」
キョン「よう朝倉、久しぶりだな。」
長門「またやられに来たの(笑)?」
キョン「コラ長門」
朝倉「ふふふ、いいのよキョン君。今回は長門さん、あなたが勝負しませんか?」
長門「私に勝てるとでも(笑)優秀(笑)なあなたでもそれは無理ゲー(笑)」
朝倉「あら、つるぺたまな板(笑)さん、まさか試合放棄ですか?」
長門「朝倉涼子を敵性と判定、当該対象を排除する速やかに迅速に。」
キョン「オイオイ長門」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 15:26:52.53 ID:WRmOF2qWO
朝倉「眉毛もない、胸もないあなたに何の取り柄があるのかしら(笑)」
長門「右手にプログレッシブナイフ装備、逝け」ひゅん
朝倉「ふふふこの程度(笑)?…ナイフ見てから」
朝倉「昇竜余裕でした!!」
キョン「な、何!?朝倉が待ちゲーだと!!」
長門「ぐ、ぐふ、そんなバカな貴女が私に勝てるはずがない。左手にポジトロンライフル装備」
朝倉「本気で来るわね。じゃあ私も30パーセントでいってあげる」
長門「減らず口も大概にしとけ眉毛」イラッ
長門「一斉射撃!」バラララ
朝倉「あら、長門さんともあろう人がフェイントも無しに来るなんてね(笑)」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 15:35:15.05 ID:WRmOF2qWO
朝倉「見てから回避余裕ですよ(笑)今度はこちらから師匠流……牙動拳!!」ゴォォォ
長門「!!」
朝倉「どうしたんですか?これ一メートルで消えるんですよ(笑)あっ、もしかしてビビりました(笑)?」
長門「そそそ、そんなはずはない。もうキレたマジでふざけんなよ糞眉毛てめぇ殺す」
朝倉(さすが師匠ね)
――回想
古泉「この牙動拳は敵を倒すために有るのではないんですよ」
朝倉「えっ!?」
古泉「敵に当たるか当たらないかのところで消える、いわば最大の挑発ですね。これと攻撃を組み合わせれば朝倉さんは強くなれるはずです(僕はこれしかできないんですが(笑))」
朝倉「師匠……!わかりました!師匠の牙動拳…必ずや会得します!」
――
朝倉(効果は抜群だわ)
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 15:48:59.00 ID:WRmOF2qWO
長門「眉毛が!家畜にも劣る眉毛!!話にならん!無口で貧乳キャラはなぁ!!」バン
長門「何より萌えるんだよ!」
朝倉「そうね。でも今のあなたは無口キャラでもないわね(笑)ただのまな板(笑)」
長門「コロスコロスコロコロコロスケ」
キョン「あの冷静沈着な長門が壊れた……!?」
朝倉(あと一歩よ涼子!)
朝倉「って言うか長門さんって所詮は」
朝倉「綾波の二番煎じ(笑)」
長門「ブチッマテリア解放、アルテマ発射用意、5、4、3、2……」
朝倉「これは避けきれないし食らったらヤバいわねでも……」
朝倉「遅すぎですよ(笑)いきます!昇竜裂破!」
長門「1……ぐふっ……」
朝倉「タイムアップにはズタズタにされたまな板がいた(笑)」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 15:57:03.64 ID:WRmOF2qWO
キョン「長門!大丈夫か?」
長門「だ、大丈夫。あんな眉毛に負けないガフッ、それと私は貧乳じゃない美乳」
キョン「そんなことは聞いてないぞ」
朝倉「微乳と掛けたのかしら(笑)哀れにも程がありますよ長門さん(笑)」
長門「グ…ギギ……カハッ」ぱたっ
朝倉「長門さんは少しの間眠ってもらうわ……次はキョン君!あなたの番だわ!」
キョン「しゃあないな」
朝倉「ところでキョン君って取り得ないわよね(笑)」
キョン「ん?あぁそうだな。特になんもないな」
朝倉「趣味もないしつまんない人間ですよね(笑)」
キョン「あぁ、自分でもそう思う」
朝倉「!!?!」
朝倉(ちょ…挑発が効いてない…?!)
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 18:06:24.28 ID:WRmOF2qWO
朝倉(いいえ、涼子動揺しちゃダメよここは心を鬼にして)
朝倉「キョン君の妹は可愛いのにどうしてキョン君は普通なの?」
キョン「だよなぁ。あの性格以外は本当に可愛いもんな」
朝倉(キ…キョン君にダメージがない……。それにシスコンっぽい…)
キョン「さて…そろそろやろうか、長門も気になるしな」
朝倉「え、えぇ望むところよ!」
朝倉(だ、大丈夫よ前に比べたら格段に体術もレベルアップしてるし!)
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 18:13:27.67 ID:WRmOF2qWO
キョン「……」
朝倉(迂闊に近寄れないわね、キョン君の昇流拳の反応速度は常人を逸してるわ…)
キョン「……」ジリジリ
朝倉「……!」
朝倉(いつのまにか壁ぎわに…だ、大丈夫よココは徹底ガードよ!)
キョン「……」ひゅっ
キョン「うおりゃぁ!」
朝倉「きゃぁぁ(投げられた!?)」
キョン「いくぜ!」
長門「つ、追撃のグランドヴァイパーでダメージはさらに加速したグフッ」
朝倉「っ、痛ぅ!こうなったら攻めるしかないわ」
キョン「……」
朝倉「うぅ!(あのどこからでもかかってこいというような構え……近寄れない……)」
キョン「……朝倉」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 18:19:22.48 ID:WRmOF2qWO
朝倉「な、何よ」
キョン「…強くなったな」
朝倉「あ、当たり前じゃない!」
キョン「だがそれでは俺は倒せない」
朝倉「!いい度胸してるじゃない…いくわy」
朝倉(違う……コレは…vipで何度も味わった…)
朝倉(釣りっ……!!)
キョン「…」ニヤッ
キョン「ははっ、やっぱり朝倉強くなったじゃないか、さっき突っ込んできたら簡単に倒せたんだがな。」
朝倉「くっ…!(ここは我慢よ……)」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 18:31:05.80 ID:WRmOF2qWO
キョン「……」
朝倉(ここはもう一か八か…全体力を使うしかない!)
朝倉「牙動拳!」
キョン「その技は一度見させてもらったよな、動かなければ怖くもないさ」
朝倉「………甘いわよ!」
キョン「なっ牙動拳の下からスライディングだと!」
朝倉「いただきよ!」
キョン「ぐぅっ!」ズテーン
朝倉「ダウンした、今よ真空、波動拳!」
キョン「くっガードするしかない」ガガガ
朝倉(これよ!私の新技来たわね!"削り"だわ!コレなら確実に体力を減らせるわ…!)
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 18:32:48.03 ID:WRmOF2qWO
ごめん、必殺技は色々混ぜてるが勘弁してくれなw
ブレイブルーはジンしか技名わからんww
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 18:42:57.53 ID:WRmOF2qWO
朝倉「ふふ……」
キョン「ぐっ…ふぅふう…やるじゃないか朝倉」
朝倉「少しは見直した?」
キョン「あぁ、だがな、それでは本当に俺には勝てないさ。」
朝倉「!まだ言うの……わからせてあげるわ、牙動拳!」
キョン「……」ピョン
朝倉「ここでスライディング!…え……居ない」
キョン「……本気で行くぞ」
朝倉「な……ジャンプ!?上から?」
キョン「ジャンプキック、着地小足、パンチ、真空……」
朝倉「ぐぇっ……げほっ……」
キョン「波動拳!!」
朝倉「きゃあぁぁ!」ドーン
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 18:53:07.68 ID:WRmOF2qWO
――……
キョン「…くら……あさくら……朝倉」
朝倉「ん……」
キョン「朝倉!良かった無事か!」
朝倉「私…また負けたのね……」
キョン「いいや朝倉お前が負けたのは俺じゃない」
朝倉「な、」
キョン「自分自身さ。今回のお前は挑発をし相手と正々堂々と戦わないスタンスだったろ?」
朝倉「えぇ…」
キョン「それは本当の強さじゃないさ。確かにそういったことも戦術のうえでは大切、現に格上の長門を倒すに至った」
長門「あの程度の挑発に乗るなんて迂闊だった。しかし私は美乳」
キョン「わかってるよ長門。だがな朝倉それで勝ったといえるのか?」
朝倉「綺麗事ね。勝者は常にどんなことをしても勝ちに行くはずよ」
キョン「お前はそれで勝てたのか?」
朝倉「うっ……」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 19:05:50.27 ID:WRmOF2qWO
キョン「そうだ、生半可な戦術を身に付けたために自分に溺れる」
キョン「だれもがハマることさ…おまえもそうなんだよ。本当の強さは過去の自分を超えたときに得られるものさ。技術、精神、肉体などあらゆるコトを超えるんだ。」
朝倉「……」ポロポロ
キョン「朝倉…」
朝倉「な、何よヒグッ、顔近いわよグスッ」
キョン「……」ニコッ
キョン「強くなれよ」カミノケワシャワシャ
朝倉「っ………//」
長門「ムッ私も撫でるべき」
キョン「ははっわかったよ長門」ワシャワシャ
スタスタスタ
こうして朝倉涼子は後の格闘"ゲーム"世界チャンピオンになるのであった
朝倉「小足見てから昇竜余裕だわ(笑)」
完
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/09(土) 19:30:06.67 ID:WRmOF2qWO
ワンパターンなせめは良くないよね!
格ゲーを文字にするのは無理だねw
読んでくれた人ありがとう