士「『涼宮ハルヒ』の世界…?」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 11:42:25.36 ID:ZhloQW3Z0

―光写真館―
士「…なんだこれは」

夏海「さぁ、何かのマークでしょうか?…ZOZ?」

ユウスケ「士…ここがどこの世界か分からないのか?」

士「わからん、そもそもここは仮面ライダーの世界じゃない」

夏海「どういうことですか?確かまだあと2つ世界は残ってますよね?」

士「まだ響鬼とカブトの世界が残ってるはずだ。電王の世界でのやるべきことも終わったしな」

ユウスケ「だったらそのどっちかじゃないのか?」

士「いや、違う。ここは…違う」

ユウスケ「それってどういう――」

キバーラ「この世界は『涼宮ハルヒの世界』よ…」

士「………涼宮ハルヒの…世界…?」


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 11:44:19.90 ID:ZhloQW3Z0

士「なんでそんな事を知っている?」

キバーラ「さあ、なんでかしら?」

士「お前…いい加減に――」

キバーラ「それよりも大変よ」

夏海「どういう意味ですか?」

キバーラ「このままじゃこの世界を支えている人間、涼宮ハルヒが死ぬわ」


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 11:45:53.15 ID:ZhloQW3Z0

士「なぜそんなことがわかる?」

キバーラ「――ディケイド、あなたにしか彼女は救えないわ」

士「勝手に話を進めるな!」

ユウスケ「まぁまぁ士。つまりその『スズミヤハルヒ』って人を助けるのがこの世界での使命なんだろ、コウモリちゃん?」

キバーラ「そういうことよ。じゃ、後はよろしくね〜♪」パタパタ

士「おい待て!どこ行くんだ!!」ガタッ!


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 11:47:31.63 ID:ZhloQW3Z0

―写真館前―
士「あのコウモリ…結局肝心なことを話さないでどっか行きやがった…!!」

夏海「それよりも士くん、なんですかその格好?」

ユウスケ「難しいなぁ…今回は…あ!サラリーマンか!!」

士「いや、こいつを見てみろ」サッ

ユウスケ「なんだこれ…名前がいっぱい…名簿か?」

夏海「ちょっと待ってください!これ『担任:門矢士』って…」

士「ああ、どうやらこの世界での俺の役割はこれらしいぜ」

夏海「大丈夫でしょうか…士くんが人に勉強を教えるなんて…」

ユウスケ「確かに!士は教師って柄じゃないよな〜!むしろ不良?」

士「お前ら…好き勝手言ってくれるな!!」

夏海「きゃっ!笑いのツボ!」
ドスッ!

士「はははははははは!!!!!!」

夏海「いいから早く行ってください!遅刻しちゃいますよ?」

士「いつか……皮剥いてやる…ははははははは!!!!!」


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 11:49:30.48 ID:ZhloQW3Z0

―教室―
キョン「おっす、ハルヒ」

ハルヒ「キョン、何か面白いことはないかしら」

キョン「いきなりそれか…まあないことはないぞ」

ハルヒ「一応聞いてあげるわ、どうせつまんないことなんでしょうけど」

キョン「いいから聞け。どうやら岡部がなぜかしばらく休むらしい」

ハルヒ「どうでもいいわね本当に…」

キョン「おいおい、俺がせっかく手に入れた最新の――」
ガラガラッ!

士「席に着け!朝のHRの時間だ!」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 11:50:47.15 ID:ZhloQW3Z0

ハルヒ「誰よあれ…」

キョン「だから言っただろ、岡部がしばらく休むって――痛ッ!」カツーン!

士「そこ!私語は慎め!」

キョン(ここまで正確なチョーク投げ…できる…!)

士「臨時担任の門矢士だ。担当教科は歴史、せいぜいよろしくな」

ハルヒ(感じ悪いわね…あの教師)ボソッ

キョン(…確かにな)ボソッ

士「…おい!聞こえてるぞお前ら!名前は?」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 11:52:28.44 ID:ZhloQW3Z0

ハルヒ「私?私は涼宮ハルヒよ!こいつは手下のキョン!」

キョン「いつ俺がお前の手下になった…」

士「……!!お前が涼宮か。話は聞いている…おかしな部活を作っているらしいな?」

ハルヒ「SOS団のことかしら?だったら何?潰す?出来るもんなら――」
キーンコーンカーンコーン
士「……じゃ、またな」

ハルヒ「いつでもかかってらっしゃい!相手になってあげるわ!!」

キョン(……あの教師……一体…)

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 11:53:59.00 ID:ZhloQW3Z0

―放課後―
―文芸部室―
古泉「…担任の先生が…ですか?」パチッ

キョン「ああ、新しくきた担任…何かがおかしいんだ。だからひょっとすると、ってな」パチッ

長門「…今朝何者かがこの世界へ介入してきた。おそらくその男」パラッ

古泉「…わかりました。機関の方でも調べてみるよう言っておきます」パチッ

キョン「すまん古泉、助かる。あ、王手」パチッ

古泉「………参りまし――」
ガチャッ!


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 11:56:16.46 ID:ZhloQW3Z0

士「ここがSOS団とやらの基地か。一体どんな悪だくみをしてるんだ?」カシャッ

古泉「…失礼ですがあなたは?」

士「人に名前を聞くときは自分から名乗るのが礼儀だって教わらなかったか?」

キョン「古泉、この人が――」

士「俺が門矢士『先生』だ。お前らの活動を見物しに来た」

朝比奈「あ!お茶すぐに出しますね!座ってください〜」トテトテ

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 11:58:42.93 ID:ZhloQW3Z0

士「ああ、すぐに頼む。で、お前らは?」

古泉「古泉一樹と申します。以後よろしくお願いします」カシャッ

長門「長門有希」カシャッ

朝比奈「朝比奈みくるです!よろしくお願いします!」カシャッ

士「よし大体わかった。で、団長様はどこにいる?」

キョン「そういや見てないな…長門、知らないか?」

長門「…もうすぐ来る」

キョン「?それってどういう――」
バァン!!
ハルヒ「遅くなったわね!いや〜あの教師を黙らす方法考えてたら――」

士「その教師ってのは俺のことか?」カシャッ

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:00:38.63 ID:ZhloQW3Z0

ハルヒ「なんだいたの。だったら話は早いわ!さっさ決着をつけましょう!!」

士「はぁ?」

ハルヒ「決着をつけようって言ってるの!あんたが勝ったらSOS団は好きにしていいわ。」

士「………」

ハルヒ「で、私たちが勝ったらあんたはこの学校を去る!それでどう?」

キョン「それ先生の方がリスク大きくないか?」

ハルヒ「こいつは教師なんだから当然よ!で、受けるの?受けないの?」

士「それ以前の問題だな、いつ俺がこの部活を潰したいといった?」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:02:43.52 ID:ZhloQW3Z0

ハルヒ「え?違うの?」

士「いいかお前ら、この部活には顧問がいないんだろ?」

古泉「はい、残念ながら」

ハルヒ「必要ないわ!なんてったって私がいるんだから!!!」

キョン「……答えになってないぞー」

士「――そこでだ、俺がなってやる。この部活の顧問にな」

ハルヒ「あら?聞こえなかったのかしら?必要ないって言ったの!!」

士「本当にいいのか?これを聞いても?」

ハルヒ「へー、何よ?」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:04:35.74 ID:ZhloQW3Z0

士「お前らのアルバムを作ってやる!」

ハルヒ「……はぁ?」

士「お前らの姿をこのカメラで撮って、それをアルバムにしてやる!どうだ?」カシャッ

ハルヒ「別にいらないわよそんなの!!頭おかしいんじゃない!?ってさっきから何勝手に写真撮ってんのよ!?」

キョン「まあ確かに…あまり魅力的な条件ではないな」

朝比奈「えー…私は欲しいなー…」ボソッ

キョン「魅力的すぎる条件です」キリッ

ハルヒ「バカキョンは黙ってなさい!!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:06:15.15 ID:ZhloQW3Z0

古泉「…涼宮さん、ここはなってもらってはどうでしょうか?活動記録にもなりますし。いえ、なっていただきたいです」

ハルヒ「…古泉君がそこまで言うなら仕方ないわ!特別に顧問にしてあげる!!ただし活動には一切口を出さないこと、いい?」

士「ああ、それでいい。ところでこの部活は一体何をするんだ?」カシャッ

ハルヒ「あんたそんなことも知らないで顧問になろうとしてたの?ひょっとして馬鹿?」

朝比奈「あのー涼宮さん…先生に向かってあんまりそういう言い方は…」ヨロヨロ

ハルヒ「何よみくるちゃん!こいつの肩を持つの?!」ギロッ!

朝比奈「ひぃぃ!!」ビクゥ!

キョン「おいハルヒ、今のはお前が悪いと思うぞ」

ハルヒ「なによ!バカキョンのくせにあんたまで?!」

キョン「俺はお前の口の利き方について言ったんだ。仮にも先生だぞ!」

士「こいつの言う通りだな、お前は口の利き方がなってない」

キョン「いや、先生も先生だと思いますよ」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:07:40.71 ID:ZhloQW3Z0

士「…まぁいい。とにかくここは何をするんだ、早く教えろ。」

古泉「この部活では主に宇宙人や未来人や超能力者や異世界人など、不思議なものを探索しています」

士「不思議…?そんなことをしてどうするんだ?」

ハルヒ「決まってるじゃない!一緒に遊ぶのよ!!」

士「……大体わかった」

キョン(今ので大体わかったって?!この人やっぱりおかしいぞ!)



士(……キョンだったか、後で話せるか?)ボソッ

キョン(ビクッ!……はい、俺も聞きたいことがあります)

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:09:07.62 ID:ZhloQW3Z0

―帰り道―
キョン「単刀直入に聞きます、あなたは一体――」
ドガァッ!!!

キョン「な、何だ!?」

士「気付かなかったのか?ずっと見張られてたぞ、こいつに」

キョン「誰だ…この人…」

鳴滝「……ディケイド!この世界ももう終わりだな!!フハハハハ!!!」

士「お前もこの世界に来てたのか…鳴滝!」

キョン「え?何?俺のこと無視?」オロオロ

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:10:39.64 ID:ZhloQW3Z0

士「下がってろ!こいつは危険だ!!」

鳴滝「お前の危険性に比べれば可愛いものだ!!行け!」

ファァァァァ!!!

朱鬼『ディケイド…お前が破壊者か!』


キョン「のわぁぁぁぁぁ!!!なんか変な顔の人出たー!!!」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:11:57.99 ID:ZhloQW3Z0

士「キョン!早く逃げろ!!」シャキーン!

キョン「先生!遊んでる場合じゃありません!そんな玩具おいて逃げてください!!!」

士「うるさい!変身!!」
『KAMEN RIDE』
『DECADE』
シャシャシャシャシャキーン!!

キョン「変身した?!!!」

ディケイド『行くぜ般若、鬼退治には桃太郎だ!!』ブォン!
『KAMEN RIDE』
『DEN-O』
パラリラリラ・・・ファーン!!

キョン「また変わったーーー!!!」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:14:00.01 ID:ZhloQW3Z0

D電王SF『喰らえ!!』
ズバッ!

朱鬼『くっ!』ガタッ

D電王SF『どうした、大したことないな!』
ズバッズバッ!!

朱鬼『ぐああぁっ!!』

D電王SF『これで終わりだな』ブォン!
『FINAL ATTACK RIDE』
『DE DE DE DEN-O』

D電王SF『「俺の必殺技」ってやつだ!はぁぁッ!!!』
ズバァァッ!!

朱鬼「くあぁぁぁあああ!!!」

ドォォォン!!!

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:15:34.03 ID:ZhloQW3Z0

ディケイド『ちっ、鳴滝は逃がしたか…!』

キョン「…あの、先生は一体……?」

ディケイド『…明日は不思議探索とやらをやるんだったな?』

キョン「…はい(人の話聞けよ…)ん?あれは…古泉?」

古泉「…見つけましたよ…ディケイド……!」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:17:40.45 ID:ZhloQW3Z0

ディケイド『お前、古泉か…どうしたんだ?』

古泉「まさか教師のふりをしてまで涼宮さんを殺そうとするとは盲点でした』

ディケイド『何の話だ?』

古泉「しかしお陰で探す手間が省けたというものです」

ディケイド『ちょっと待て!俺は涼宮を殺すつもりなんて――』

キョン「古泉、門矢先生は俺を――」

古泉「言い訳は聞きたくありません。あなたは下がっていてください」
バッ!バッバッ!!キィィィン!

キョン「おい古泉――」

古泉「はぁぁぁ……!」
キュィィィン!キュィィィン!

ディケイド『お前、まさか――』

古泉「変身!!」
ブァァァァン!!

ディケイド『―――アギトか!』


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:20:00.06 ID:ZhloQW3Z0

アギトGF『悪魔を倒す、それが僕の使命です!』
ガッ!ドガッ!!

ディケイド『何の事だか知らないが、俺はお前と戦うつもりは――』

アギトGF『先ほど言ったはずですよ、言い訳は聞きたくないと!!』
ドガッ!

ディケイド『くっ!どうやら力ずくで黙ってもらうしかないようだな!』ブォン!
『KAMEN RIDE』
『KUUGA』
キュイ・・・キュイ・・・キィィィン!!

キョン「2人とも落ち着け!」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:21:52.13 ID:ZhloQW3Z0

DクウガMF『悪いがそれはこいつにだけ言え!ハァッ!!』
ガッ!!

アギトGF『少し黙っていてもらえますか、悪魔に手は抜けませんから!ふん!!』
バキッ!!

キョン「やれやれ…って言ってる場合じゃない!いい加減に――」

アギトGF『これで終わりですね…!』
シャキーン!

DクウガMF『どうかな?』ブォン!
『FINAL ATTACK RIDE』
『KU KU KU KUUGA』

『『ハァァァァァ………!!!』』

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:23:42.22 ID:ZhloQW3Z0

???『…クロックアップ』
『CLOCK UP』

バキィッ!!!!ドガァッ!!!

DクウガMF『ぐあああぁぁぁぁ!!!』
キシキシキシパーン!

アギトGF『うわぁぁぁぁ!!!』
バァァァン!

キョン「!?何が起こったんだ?!」

士「…クロックアップ―――カブトか!」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:25:48.20 ID:ZhloQW3Z0

古泉「……どういうつもりですか?」

カブト『門矢士は涼宮ハルヒの敵対勢力ではない』

キョン「その声…長門!」

古泉「長門さん、機関の情報ではディケイドが涼宮ハルヒを殺しこの世界を破壊するとのことでしたが」

カブト『その情報は間違い。現時点では仮面ライダーディケイド、門矢士は我々の味方である可能性が高い』
ブァァァーン・・・

士「おい待て、だったらなぜ俺まで攻撃した?」

長門「あのままでは古泉一樹は重傷を負っていた。そうなると厄介」

士「…まぁいい、聞きたいこともあるしな。ついて来――」

???『みなさ〜ん!待ってくださ〜い!』ヨテヨテ

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:27:12.87 ID:ZhloQW3Z0

電王PF『はぁ…はぁ…。古泉君!門矢先生は敵じゃありません!』ビシッ!

古泉「その話は長門さんから聞きましたが…詳しく聞きたいですね」

士「今度は電王…?この世界、一体どうなっていやがる…!」

電王PF『えっと…話すと長くなるんですけど――』
ファァァァァン・・・

士「いいからついて来い。会議をするぞ」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:29:09.45 ID:ZhloQW3Z0

―光写真館―
カランカラーン
夏海「いらっしゃいませ、って士君と…どちら様ですか?」

キョン「あれ?ここってファミレスだったはずじゃ…?あ、俺は――」

古泉「彼はキョンと呼ばれています。僕は古泉一樹です」ニコッ

長門「長門有希」

朝比奈「あ、朝比奈みくるです!よろひ、よろひくお願いします!!」ペコペコ

夏海「ふふ、私は光夏海です。よろしくお願いします」

士「俺の生徒たちだ。コーヒーを淹れてくれ」

栄次郎「了解!ささ、こっちへ!」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:30:22.35 ID:ZhloQW3Z0

ユウスケ「おー!君たちが士の教え子か!俺は小野寺ユウスケ!大丈夫かー?変なことされてないかー?」

古泉「んふっ、殺されかけました」

ユウスケ「なにぃ?!おい士、お前何やったんだよ!?」

士「こいつが先に仕掛けてきたんだ。それよりも聞きたいことがある。」

古泉「なんでしょうか?僕に話せることなら何でも話しますよ」

士「…何故お前らが変身できる?この世界に仮面ライダーはいないはずだ」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:32:03.69 ID:ZhloQW3Z0

古泉「…僕がアギトに変身できるようになったのは3日前です。いつものように閉鎖空間で神人と戦おうとしたら」

キョン「変身できるようになった、と」

古泉「その通りです。上の方はディケイドと戦うためではないかと言っていました」

士「その上の方ってのはなんだ?」

古泉「上の方は上の方です。ともあれ、どうやらこちら側の勘違いだったようですね…申し訳ありませんでした」

士「ああ、もっと謝れ。こっちは悪魔だの破壊者だの言われて気分が――」

夏海「…いい加減にしなさい!笑いのツボ!」
ドスッ!

士「はははははははは!!!!てめぇ…ははははは!!!」

キョン「なんだ?!いきなり笑い出した!!!」

朝比奈「ひぇぇぇ〜、どうしちゃったんですか〜?」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:34:40.42 ID:ZhloQW3Z0

ユウスケ「ああ気にしないでいいよ、いつものことだから」

キョン「いつものことって……で、長門はなんで変身できるんだ?」

長門「3日前に突然カブトゼクターが飛来してきた」

キョン「…それだけ?」

長門「それだけ」

古泉「…情報統合思念体はディケイドについてなんと?」

長門「情報統合思念体はディケイドは敵性ではないと判断している。カブトの力はディケイドをサポートするためのもの」

士「はぁ…はぁ…やっぱり長門は物分かりがいいな。どっかのキザ野郎とは大違いだ」

夏海「士君…反省してないようですね…」ビッ!

士「冗談だ夏みかん!その指をしまえ!…長門も3日前か、その日に何があったか分かるやつはいないのか?」

キョン「3日前…あ!」

士「どうした、言ってみろ」

キョン「はい、3日前―――」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:36:39.37 ID:ZhloQW3Z0

―3日前―
―文芸部室―
キョン『すまん、もう一度言ってくれ』

ハルヒ『しょうがないわね!特別にもう一度だけ言ってあげるわ!!…SOS団がこの街の平和を守るのよ!!」

古泉『また突然ですね』

ハルヒ『いいかしら?敵と戦ってたらいずれ不思議なことも起こってくるわ!そこに目を付けたのよ!!』

キョン『敵ってなんだよ敵って』

ハルヒ『敵は敵よ!怪人とか怪獣とか』

キョン『…今度は何だ?ヒーロー番組にでも影響されたか?』

ハルヒ『うるさい!そんなんじゃないわよバカキョン!!』

キョン『だったらなんでだ』

ハルヒ『うるさい!もう帰る!!』
バタン!

キョン『図星だったんだな…』

古泉『…特大の閉鎖空間が発生しました。行ってきます』

キョン『…すまん、古泉』

古泉『済んでしまったことはもういいです。これから気をつけていただければ』

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:38:07.70 ID:ZhloQW3Z0

―現在―
―光写真館―
士「――意味がわからん、何で涼宮が切れて仮面ライダーがあらわれる?」

古泉「重要なのはそこではありません。ヒーローの存在を望んだことです」

夏海「??本当に意味がわかりません」

古泉「涼宮さんには願望を実現する能力がありますから」

士「!?…信じられん…」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:40:00.36 ID:ZhloQW3Z0

キョン「残念ながら真実です。えっと…そう言えば朝比奈さんはなんで仮面ライダーに?」

朝比奈「………禁則事項です…」

士「…お前…ふざけてるのか……?」ビキビキッ

朝比奈「ひぃっ!!」

キョン「門矢先生、残念ながら朝比奈さんは話せないことが多いんです」

士「?どういうことだ。大体さっきから聞いてればわからん言葉が多すぎる。『キカン』だの『ジョーホーなんとか』だの…さっさと説明しろ」

キョン「やれやれ……えっとですね――」

―説明中―

士「なるほど…大体わかった。つまり涼宮が神様で長門は宇宙人、朝比奈は未来人で古泉は超能力者、そしてお前は凡人。それでいいな」

キョン(…はっきり言われると結構傷付くんですけど…)

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:42:19.49 ID:ZhloQW3Z0

古泉「そろそろこっちからも質問してもいいでしょうか?あなた方はなぜこの世界に?」

士「知るか、気付いたら来てた」

夏海「ちょっと士君!ちゃんとキバーラが説明したじゃないですか、『涼宮ハルヒ』って人を助けろって!」

キョン「ハルヒを…助ける?」

ユウスケ「ああ、どうやらそのハルヒって人はもうすぐ死んでしまうらしい。それを防ぐのが士の役目なんだ」

士「とはいえ、どうやって死ぬのかは全くわからんからな。防ぎようがないだろ」

朝比奈「……心当たりがあります」

夏海「どうしたんですか、みくるちゃん?」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:45:24.37 ID:ZhloQW3Z0

朝比奈「…仮面ライダーが存在しすぎているんです…」

古泉「?どういうことですか?」

朝比奈「おかしいと思いませんか?この世界にいわゆる怪人は存在していないはずなんです。現に出会ってません、そうですよね門矢先生」

士「ああ、もしいたら派手に暴れるはずだ」

古泉「なるほど…戦う相手がいないのにヒーローが存在してしまっている。それは確かにおかしな話です」

朝比奈「はい、バランスがとれていないんです。ですから古泉君の勢力はディケイドを敵だと勘違いしてしまった、ディケイドを倒すために仮面ライダーが生まれた、と」


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:46:48.73 ID:ZhloQW3Z0

士「だが俺は涼宮の敵じゃないぞ」

朝比奈「おそらくこの世界にはいるんです、涼宮さんを狙うものが。現れないだけで」

キョン「先生、あの鳴滝ってやつじゃ…?」

士「それはないだろうな、あいつは俺を殺したいだけだ」

キョン「じゃあ一体誰が…」

長門「…朝倉涼子」

古泉「…朝倉さん…ですか?話でしか聞いていませんが、以前あなたを殺そうとしたという」

キョン「でもあいつはもういないはずだろ、長門」

長門「世界の歪みの影響で朝倉涼子が復活しないとは言い切れない」

キョン「…となると佐々木たちも考慮に入れるべきだろうな」

士「……なんだかよくわからんが…いずれにせよ、明日の探索で網にかかる可能性は高いな」

古泉「…何故そうだと?」

士「悪魔の勘、ってやつだ」

キョン「意味がわかりません」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:48:51.41 ID:ZhloQW3Z0

―翌日―
―駅前―
士「遅いぞ!涼宮!」

ハルヒ「…なんであんたがここにいるのよ」

士「顧問なんだから当然だろ。安心しろ、口は出さん」

ハルヒ「しょうがないわね、特別に認めてあげる!で、こっちは?」

ユウスケ「俺は小野寺ユウスケ!いやー君たちの活動に興味があってさ!よろしく!!」

夏海「光夏海です。よろしくね、ハルヒちゃん。」

ハルヒ「……まぁいいわ!せいぜい足を引っ張らないようにしなさい!!」

古泉「おや、彼も来たようですね」

ハルヒ「キョン!遅い!!罰金!!」

キョン(よかった…みんな来てる…これでここにいる仮面ライダーは5人!これなら大丈夫だ!)

ハルヒ「どうしたのよキモい顔して…さっさと行くわよ!」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:50:06.93 ID:ZhloQW3Z0

―光写真館―
ハルヒ「あら?ここってファミレスじゃなかったっけ」

士「どうでもいい、爺さんコーヒーだ」

栄次郎「あらあらまた可愛い子が来たもんだねぇ!りょーかい!」

士「ついて来い。チーム決めだ」

くじ引き中

キョン(俺と長門と朝比奈さんとユウスケさんに、門矢先生と古泉と夏海さんとハルヒ…ナイスだ、長門)

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:51:39.10 ID:ZhloQW3Z0

―前日―
士『お前の護衛にライダーを3人付ける?なんでだ?』

キョン『おそらく、佐々木たちが来るとして狙うのは俺です』

士『何故そうだと言い切れる』

キョン『…凡人の勘です』

士『…いいだろう、信じてやる』

キョン『それともう1つ、ハルヒの護衛には先生が付いてください』

士『そりゃまたなんでだ』

キョン『もし朝倉が来た時、あいつを本当に守れるのは先生だけです』

士『…それも』

キョン『凡人の勘です』

士『いいぜ、元々そのつもりだったしな。ついでに古泉、お前も付け』

古泉『…わかりました』

キョン『古泉、ハルヒには指1本触れさせるなよ』

古泉『了解しました。その約束、必ず果たしますよ』

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:53:02.16 ID:ZhloQW3Z0

―現在―
ハルヒ「あんたと一緒ってのが気に食わないけど許してあげる!さあ行くわよ!」

栄次郎「ちょっと!コーヒー今淹れたのに!」



―士チーム―
士(…やはり尾けられているか…)

ハルヒ「どうしたのよ?もっとやる気を出しなさい!そうじゃなきゃ不思議は見つからないわよ!!」

士(夏みかん、涼宮を連れて遠くへ行け)

夏海(…わかりました)

夏海「ハルヒちゃん、あの辺なんて怪しいんじゃないですか?行ってみましょう!」ガシッ!

ハルヒ「うん!申し分のない怪しさね!夏海さん筋がいいわ!!」ダッ!


121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:56:42.81 ID:ZhloQW3Z0

士「…出て来い、いるのはわかってる」

朝倉「あら?さすがはディケイドって言ったところかしら、すごいわね。完璧に気配を消してたのに」

古泉「悪いですが、涼宮さんには指一本触れさせません。彼との約束なので」

朝倉「いいわ、さっさと片付けて涼宮ハルヒを消してあげる。この世界、ムカつくのよね!!」
『HENSHIN』
ダークカブトMF『さあ遊びましょう!!』

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 12:58:11.32 ID:ZhloQW3Z0

―キョンチーム―
キョン「…予想以上に早かったな」

佐々木「キョン、僕たちと一緒にディケイドを倒そう。ディケイドはこの世界にいてはいけないんだ」

キョン「悪いが、俺にだって敵と味方の区別くらいつくさ」

佐々木「……君はディケイドの肩を持つのかい?ディケイドは世界を滅ぼすんだよ?」

長門「ディケイドは我々の敵ではない」

藤原「言い切れるのか?本当にそうだと?」

キョン「ああ言い切れるさ。あの人は俺たちの顧問で、俺たちの味方だ!」

佐々木「…君の口からそんな愚かな言葉は聞きたくなかったよ」

ユウスケ「お前らが士の何を知ってるんだ!あいつだって知らないあいつのことを!!」

周防「――うるさ――い――」

橘「九曜ちゃん、戦いたいのですか?」

ユウスケ「望むところだ!いいな、有希ちゃん!みくるちゃん!」

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:00:28.74 ID:ZhloQW3Z0

長門「来て、カブトゼクター……変身…!」
『HENSHIN』

周防「へ―ん――し――ん」
『HENSHIN』
『CHANGE BEETLE』

カブトMF『金色のライダー……コーカサス…!』

コーカサス『―――た―お――す――』

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:01:57.11 ID:ZhloQW3Z0

朝比奈「えっと、どうしましょう」オロオロ

???(…ん?あれは…)

バァァァン!

キョン「なんだ?!朝比奈さんの体から砂が…!」

Wみくる『ふむ…どうやら、助けが必要らしいな。いいだろう、この私が!助けてやる。ありがたく思え』

ユウスケ「お前、ジーク!!」

Wみくる『よいな、侍女よ』
朝比奈(はい!これで私も戦えます!ありがとうございます!)

テテテンテンテテテンテンテン・・・
Wみくる『変身!』
『Wing form』
バサッ!バサッ!プァー!

電王WF『降臨、満を持して…』

藤原「電王か…なら俺が!」
デレレレレレデレレレレレ・・・
藤原「変身!」
『Gaoh form』
ギャァァァァァ!

ガオウ『喰い尽してやるよ…!これは既定事項だ…!』


140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:03:26.40 ID:ZhloQW3Z0

ユウスケ「ハァッ!」
ブァァァン・・・

橘「アマダムですか…!」

ユウスケ「変身!!」
キュイン・・・キュイン・・・キュインキュインキュインキュイン・・・キン!!!

橘「ふふ、面白いです。では行くのです!『組織』のみんな!持って来てください!!」
ガチャ・・・ガチャ・・・ガチャ・・・ガチャ・・・

クウガMF『その姿は……!』

G4『あれ、見覚えがあるのですか?』

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:06:57.41 ID:ZhloQW3Z0

時系列的には(超電王⇒これ⇒カブトの世界)


―ディケイド(士)&アギト(古泉)VSダブト(朝倉)―
ディケイド『ダークカブト……!』

アギトGF『なるほど…長門さんへの嫉妬の表れ、ですか』

ダブトMF『うるさい!殺してやるわ……ディケイド!キャストオフ!!』
『CAST OFF』
『CHANGE BEETLE』

ダブトRF『クロックアップ!!』
『CLOCK UP』

アギトGF『!!消えた?!まさか――ぐああぁあぁ!!!』

ディケイド『古泉!!だいじょ――ぐうああぁっ!!』

アギトGF『くっ…!どうすれば…』

ディケイド『俺に任せろ!!』ブォン!
『KAMEN RIDE』
『BLADE』


155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:08:16.17 ID:ZhloQW3Z0

Dブレイド『行くぜ!』
『ATTACK RIDE』
『MACH』

Dブレイド『俺から逃げられると思うなよ!』

ダブトRF『!?追いついてきた…!』

Dブレイド『ハァッ!!』
ズバッ!

ダブトRF『やるわね…でもこれでどうかしら?』
『1、2、3』

Dブレイド『こいつで決めてやるよ!』
『FINAL ATTACK RIDE』
『B B B BLADE』

ダブトRF『……ライダーキック!!』
『RIDER KICK』

Dブレイド『ヤァァァァッ!!!!』
ダブトRF『ハアァァァァ!!!』
ドゴォォォォン!!!!!!!!


158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:09:42.88 ID:ZhloQW3Z0

最初に言っておく!ここのコーカサスはハイパーゼクターを持ってない!!



―カブト(長門)VSコーカサス(周防)―
カブトMF『……キャストオフ…!』
『CAST OFF』
『CHANGE BEETLE』

コーカサス『無―――駄――』
『CLOCK UP』キュイイイイン

カブトRF『クロックアップ……!』
『CLOCK UP』キュイイイイン

カブトRF『………………!』
ドスッ!ガスッ!

コーカサス『―効――か――な―い―――』
バキィッ!!グシャァ!

カブトRF『……………!!』

コーカサス『―――終−わ――り――』
『RIDER KICK』
シュィィィィィ・・・・・・!!


159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:10:55.86 ID:ZhloQW3Z0

―電王(朝比奈)VSガオウ(藤原)―
電王WF『その姿には借りがあるのでな、手は抜かん』
カシャッカシャッ!シャァァァァーン!

ガオウ『言ってくれるな、王子様がよぉ!!』
カシャッカシャッカシャッ!シャァァァァーン!

電王WF『フッ!フン!』
ガキィィィィィン!!!

ガオウ『その程度か?!ハァッ!!笑わせるな!!』
ピコッ!
『FULL CHARGE』
ギュウイイイイイイ!!!
ガオウ『死ね…!』

電王WF 『くっ……!!』


162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:12:34.26 ID:ZhloQW3Z0

―クウガ(ユウスケ)VSG4(橘)―
クウガTF『ハァ!ダァッ!!』
スカッスカッ

G4『あらあら、攻撃が見えているのです。単純なのですね』
ガッ!バスッ!

クウガTF『…負けてたまるかァッ!!それは姐さんのだ!姐さんを…汚すなあぁぁ!!!』
スカッ

G4『ふふ、言ったでしょう?攻撃が見えるって…』
ズガガガガガッ!!

クウガTF『ぐわあああぁぁぁ!!!』

G4『動けませんよね?じゃあ行きますよ…よいしょっと』
ジャキッ・・・!!

G4『これでさよならなのです!!』
ドガガガガ!!!!

クウガTF『!!!』

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:14:14.42 ID:ZhloQW3Z0

―士チーム―
アギトGF『一体何が…!?先生は…』

ディケイド『――さっさと行くぞ、古泉……あいつらが心配だ』

アギトGF『……!!無事だったんですね……はい!早く行きましょう!!』

ディケイド『時間がないな、飛ばせよ』
『FINAL FORM RIDE』
『A A A AGITO』

ディケイド『ちょっとくすぐったいぞ』

アギトGF『え?うわあああぁぁぁッー!!!!』

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:15:36.04 ID:ZhloQW3Z0

―カブト(長門)VSコーカサス(周防)―
ドゴォォォッ!!!
???『…すみません…遅くなりました…』シュゥゥゥ・・・・・

カブトRF『…喜緑江美里…その姿は…仮面ライダーキックホッパー』

Kホッパー『いきなり来ておいて申し訳ないのですが、もう限界です。後は任せました』

カブトRF『助かった。感謝する』

喜緑「では、ごきげんよう…」

カブトRF『…………』

コーカサス『言っ―た――はず――無―――駄―――』

カブトRF『あなたに私は倒せない。私には…たとえ世界を敵に回しても守るべきものがある』

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:16:57.12 ID:ZhloQW3Z0

―電王(朝比奈)VSガオウ(藤原)―
プァァァァン!!!
ガオウ『これは…デンライナー!?』

???「へっ!手羽先野郎を追ってきたら、面白そうなことになってるじゃねぇか!」

???「ちょっと先輩!僕たちの目的はディケイドにお礼を言うことでしょ?!」

???「ええやないか亀の字、ここはジークに加勢や!」

???「そうだよ!このままじゃ鳥さんやられちゃう!!」

ガオウ『なんだお前ら?あと少しというところで…』

電王WF『お前達…』

モモタロス「おい手羽先野郎!さっさと片付けるぞ!」

ウラタロス「ま、しょうがないか」

キンタロス「しかも相手はガオウやないか!」

リュウタロス「うわー何で生きてんのー?」

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:19:02.62 ID:ZhloQW3Z0

コハナ「あんたたち!早くやっつけてきなさい!!それで、門矢さんに助けてもらったお礼を言うの!!」

モモタロス「わかってるよコハナクソ女!お前ら!超てんこ盛りだ!!行けるな!?」

朝比奈(大丈夫でぇぇ〜す!)

ウラタロス「もちろん♪」

キンタロス「行けないわけが」

リュウタロス「ないよね!」

電王WF『すまん、恩に着る』



『モモ・ウラ・キン・リュウ・ジーク』


『Climax form』



超電王『俺達、参上!!!』

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:20:33.32 ID:ZhloQW3Z0

ガオウ『……ずいぶんと気持ち悪ぃなあ、おい?』

超電王『うるせぇ!そんなことわかってらあ!!』

ガオウ『ふん!ふざけたやつらだ!!』

超電王『…だがな、1つ言っとくぜ?俺達に前フリはねえ!最初から最後まで徹底的にクライマックスだ!!わかるな、姉ちゃん?』

朝比奈(はい!とにかく頑張りましょう!この世界は消させません!!)

超電王『―――お前、似てるな』

朝比奈(?誰にですか?)

超電王『なんでもねえよ!行くぜ行くぜ行くぜぇぇぇ!!!』ダダダダッ!!!

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:22:06.99 ID:ZhloQW3Z0

―クウガ(ユウスケ)VSG4(橘)―
ドドドドドッ!!!!
G4『きゃあああぁあぁ!!!』

クウガTF『誰だ!?』

???「僕だよ、僕」

クウガTF『――海東…さん!』

海東「うん、仮にも君に向かってFARを撃ったことのお詫びをしようと思ってさ」

クウガTF『何の話ですか?』

海東「覚えてないならいいんだ、勝手にやるから。さて、それはG4か…。でもチップは入ってないみたいだ」

G4『ええ、危険ですから。さすがに命までは投げ出せないのです』

海東「……それじゃあ僕には勝てないな。欲しいものは命がけで獲らなきゃ」
『KAMEN RIDE』
『DIEND』
シャシャシャシャシャシャキーン!!!!

ディエンド『さてと、ゲームの始まりだ。行くよユウスケ!』

クウガTF『はい、超変身!』

クウガPF『一緒にやりましょう!!』


184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:23:35.26 ID:ZhloQW3Z0

―カブト(長門)VSコーカサス(周防)―
コーカサス『急―に――パワー―――が――』

カブトRF『…………………!!!』
ドガッ!ドガドガッ!!

コーカサス『――理解――不能―――』

カブトRF『理解する』
『1』
カブトRF『必要は』
『2』
カブトRF『ない…!』
『3』
カブトRF『………ライダーキック…!』
『RIDER KICK』

コーカサス『――――――――――!!!』

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:25:43.95 ID:ZhloQW3Z0

―超電王(朝比奈)VSガオウ(藤原)―
超電王『どうしたのかなぁ、さっきまでの威勢がないよぉ?』
ヒラッ

ガオウ『貴様ぁぁ!!』
ガキッ!

超電王『ふん!効かんなぁ!!涙も拭けへんわ!』
ザシュ!

ガオウ『ぐっ!!減らず口を…!』

超電王『お前さっきからうるさいよ、黙らすけどいい?』

ガオウ『何だと!!』

超電王『答えは聞いてない』
ザシャァァァ!!!

ガオウ『ぐわあぁぁ!!』

超電王『皆のもの!もっと私を目立たせぬか!!』

超電王『うるせえ!さっさと決めるぞ!!いいな姉ちゃん!』
朝比奈(…はい…けど、殺さないでくださいね?)

超電王『わかってるよ!行くぜ…』

デーンデーデーデーン
『CHARGE AND UP』

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:27:13.09 ID:ZhloQW3Z0

超電王『必殺…』
バサァッ!

ガオウ『飛んだ?!』

超電王『俺達の……!』

ガオウ『だが空中では身動きがとれまい!!』
『FULL CHARGE』

ガオウ『終わりだ!!!』
ズバァァァァァ!!!!

超電王『超必殺技ァ!!』
バサバサバサッ!!!

ガオウ『避けただと!?』

超電王『特別編!!!!』
ズバッシャァァァァ!!!!!!

超電王『………決まったぜ…!』


199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:28:56.25 ID:ZhloQW3Z0

―クウガ(ユウスケ)&ディエンド(海東)VSG4(橘)―
ディエンド『ハァッ!!』
ズガガガガガ!!!!!

クウガPF『ハッ!』
ドスッ!!!ドスッ!!!

G4『くっ!2対1なんて卑怯なのです!!』

クウガPF『あ…確かに…』

ディエンド『流されるなユウスケ!そんなこと言っておいて、こいつは重火器で武装してるんだぞ!!』

クウガPF『あ!そっか!』

G4『どういう…理屈…ですか?!』

ディエンド『もう終わりかな?ユウスケ、君が決めるんだ』

クウガPF『はい!…ちゃんと…鎧だけを……!』
シャキ………

クウガPF『今だ!』
ドシュ!!

G4『きゃあああぁぁああ!!!』


201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:30:26.81 ID:ZhloQW3Z0

―???―
キョン「うぅん…ここは…?―――!!ハルヒ!夏海さん!!」

夏海「ごめんなさい…キョン君。いきなり後ろから襲われて…」

???「君が悪いんだよ、キョン。君が僕の思い通りにならないから……!」

キョン『…佐々木か?ここはどこだ!早くここから出せ!』

佐々木「それはできない、君はずっとここで僕と暮らすんだから…」

キョン「ふざけるな!大体俺が目的なら何故ハルヒと夏海さんまで……!」

佐々木「涼宮さんには死んでもらわなきゃいけないんだ…じゃなきゃ君は彼女を捨てられないだろう?」

キョン「―――!!じゃあ世界を滅ぼす存在ってのは……!」

夏海「士君じゃなくて――」

佐々木「そう、僕のことさ。でもいいじゃないか、世界を犠牲にした愛なんて。実にロマンティックだ」

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:32:15.57 ID:ZhloQW3Z0

夏海「ふざけないでください!!」

キョン「お前!いい加減にしろ!!!」

佐々木「くつくつ……そんなに怒らないでくれよキョン。これはすべて君がやったことでもあるんだ」

キョン「俺が……?」

佐々木「そうさ、僕は君がいたから世界を滅ぼすんだ。君のためにね、いわば君のせいで世界は滅びる」

キョン「…俺のせいで……世界が…?!」

???「惑わされるな!キョン!!」

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:33:49.49 ID:ZhloQW3Z0

佐々木「お前は……!!」

士「お前が全ての黒幕か…!そのために仲間まで騙したのか!!」

佐々木「…違う!全ては涼宮さんのせいなんだ。彼女さえいなければ僕が選ばれたんだ。
     涼宮さんさえいなければ初めからキョンの気持ちは僕の物に!!!」

士「黙れ!!!」

佐々木「!!!」


212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:35:08.50 ID:ZhloQW3Z0

士「確かに涼宮には願いをかなえる力があるのかもしれない。だが、そんなものに頼っているわけでもない!!
  こいつはこいつなりに、不器用なりに自分の思いを伝えてるんだろ!!!何かのせいにして諦めた時点で、お前は勝負に負けたんだ!!」

キョン「先生…(そもそも俺達…そんな関係じゃ…)」

夏海「士君が愛を語ってます…ぷぷ」

佐々木「……さい…うるさいうるさいうるさい!!!!!!!何がわかるって言うんだ!!」

士「わからないさ、負け犬の気持ちなんてな」

佐々木「ディケイド……!!!どこまでコケにすれば…!!アークキバット!!!」

アークキバット『はいは〜い、いきましゅよ〜』

佐々木「変身!!!」

アーク『どうだい?!これが本当の僕さ!!』

キョン「佐々木が…変身した…?」

士(さて…人質を逃がす時間を稼ぐとするか…頼むぜ、古泉)

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:36:52.45 ID:ZhloQW3Z0

古泉(……さあ、早く逃げましょう)

キョン(…お前…!)

古泉(約束を守れなくてすいませんでした)

キョン(今はいい、早くハルヒと夏海さんを連れて逃げろ)

古泉(あなたはどうするんですか?)

キョン(……説得するさ、本当に俺のせいだってならな)

古泉(逃げましょう、あなたが死んだら元も子もありません)

キョン(……………すまん)

古泉(――絶対に生きて帰ってください、でなければ世界は滅んでしまいますから)

キョン(やれやれ……骨が折れるな)

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:38:22.89 ID:ZhloQW3Z0

士「……逃げたか…」

キョン「…先生、まだ俺がいます」

士「!キョン!何故逃げなかった!?」

キョン「あいつは俺が説得します!」

士「無理だ!あいつはもう!!」

キバーラ「――彼女、アークの力で性格が凶悪になってるのよ」

士「…!コウモリ!どこいってた!!」

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:39:48.16 ID:ZhloQW3Z0

キョン「どういうことだ?アークの力って…」

キバーラ「あれは仮面ライダーアーク、キバの鎧の模造品よ。キバの力――魔皇力でなら彼女を元に戻せるわ」

士「だったら俺がキバになって…」

キバーラ「キバフォームじゃ無理よ、力が足りないわ」

キョン「だったらどうすりゃいい!!」



???「俺が力を貸そう…」

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:41:06.42 ID:ZhloQW3Z0

士「お前は?」

キバットバットU世「俺はキバット族の誇り高き戦士…キバットバットU世…」

キバーラ「私が連れてきたの、探すの大変だったんだからね?」

キョン「なんでもいい!力を貸してくれ!!佐々木を助けたいんだ!!」

キバットバットU世「…その前に…お前は命を投げ出せるのか?」

キバーラ「…キバの鎧を纏えるのはファンガイアの王だけ。それ以外の者、ましてや人間が纏ったら――死ぬわ」

士「…論外だな、そんなの――」




キョン「俺、やります」


234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:42:19.80 ID:ZhloQW3Z0

士「なんだと?!やめろ!お前は元々ただの高校生だ!死ぬ必要なんて――」

キョン「それ以前にあいつの、佐々木の友達です!!…大体絶対に死ぬって決まったわけじゃありません!」

キバットバットU世「…決まりだな、行くぞ…キョン」

士「…絶対に死ぬなよ……」

キョン「俺はまだあいつらと一緒にいたいんです。卒業までは死んでも死にませんよ」

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:43:42.67 ID:ZhloQW3Z0

アーク『出てきたね…キョン…!!』

キョン「佐々木!お前は絶対俺が元に戻してやる!!」

アーク『何を言っているんだい、キョン?これこそが本当の僕さ』

士「ふざけるな!お前は…ただの操り人形だ!ただ言われるがままに暴れて…少しは抵抗してみせろよ!本当は嫌なんだろ!?」

アーク『さっきからわかったようなことを……お前、一体何者なんだ!?』

士「…通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!!行くぞキョン!」

キョン「はい!来い!キバット!!」

キバットバットU世「絶滅タイムだ…ガブリ!」

キョン「!!ぐあああぁぁぁっ!!!!っく!!」
ブォン・・・・ブォン・・・・

「「変身!!!!」」

『KAMEN RIDE』
『DECADE』
シャシャシャシャシャキーン!!!!

ブォブォブォブォン!!!パシッ!
ディケイド『!?このカードは…!』

ダークキバ『佐々木…絶対に助けてやるからな…!』

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:45:19.92 ID:ZhloQW3Z0

―デンライナー食堂車―
モモタロス「ったく!あいつは一体どこにいやがるんだ!」

ウラタロス「ちょっと先輩!暴れないでよ!」

朝比奈「でも心配です…キョン君と門矢先生…」

古泉「とりあえず涼宮さんは助け出しましたが…まだまだ大変ですね」

長門「南に強大な歪みを感じる…。おそらく彼等はそこにいるはず」

藤原「くっ!俺達も騙されてたってのか…!」

橘「佐々木さんがまさか世界を滅ぼそうとするなんて…」

周防「――――――」

夏海「もう!きっと操られたとかに決まってますよ!仲間のあなたたちが信じてあげないでどうするんですか!?」

橘「……そうですね、信じましょう。佐々木さんは佐々木さんです!」

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:46:39.91 ID:ZhloQW3Z0

キンタロス「おい!あれちゃうか?!」

リュウタロス「あー!なんかでっかいライダー!!とディケイド!とー、あれなにー?」

???「あれは仮面ライダーアーク……そしてダークキバ………!!」

朝比奈「ひぃっ!誰ですか?!」

長門「私でも感知できなかった…いつの間に…」

コハナ「この人はデンライナーのオーナー。わかりやすく言えばデンライナーで一番偉い人です」

オーナー「ふむ…無断で乗車している人が多いですねえ……」

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:48:31.05 ID:ZhloQW3Z0

コハナ「オーナー、この人たちは…!」

モモタロス「おいおっさん!怪我人を乗せて何が悪ぃんだ!?この後病院に連れてくんだ!問題ねえだろ!!」

オーナー「大ありです……!!が!今回は特別に病院まで運んであげましょう…」

ユウスケ「ありがとうございます!ってあれ?海東さんは?」

モモタロス「あんな野郎どうでもいいぜ…!」

朝比奈「とにかくキョン君たちを助けにいかなきゃ!」

ウラタロス「みくるちゃん、気持ちはわかるけど早くこの人たち病院に連れてかなきゃ」

朝比奈「はい…。待っててくださいね、キョン君…門矢先生…!」

252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:50:50.77 ID:ZhloQW3Z0

―ディケイド(士)&ダークキバ(キョン)VSアーク(佐々木)―
ディケイド『ぐわあああぁぁ!!!』

ダークキバ『先生!!』

アーク『どうしたんだい?この程度なのかな?通りすがりの仮面ライダーさん!!』

ディケイド『ハッ!言ってくれるぜ……!』
『FINAL ATTACK RIDE』
『DE DE DE DECADE』

ディケイド『喰らえ!!』
ドッ!!!!!!

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:53:52.98 ID:ZhloQW3Z0

シュウウウウ・・・・・・
アーク『…ディケイド、君は所詮この程度なのか…失望したよ…』

ダークキバ『効いてない……!?だったらこっちも!キバット!』

キバットバットU世「ウェイクアップ1!!!」

ダークキバ『うおおおおおぉおおお!!!』

アーク『キョン…無駄だってことがわからないのかい?ふん!!!』

ダークキバ『ぐわあああぁぁああ!!!』
パリーン!!

キョン「くっ!キバット!!もう一度だ!!!」

アーク『………君はなぜそんなにも愚かなん――』

プァァァァァン!!!!

ディケイド『これは…デンライナー!』

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 13:55:25.79 ID:ZhloQW3Z0

古泉「すみません、遅くなりました」

長門「間に合った」

朝比奈「大丈夫ですか!?」

キョン「朝比奈…さん…?みんな…」

ディケイド『お前ら…』

アーク『君たちは本当にどこまで邪魔をすれば………!!』

古泉「あれがアークですか…」

朝比奈「大きいです…」

長門「でも負けるわけにはいかない」

古泉「その通りです!行きますよ!」バッ!バッバッ!!キィィィン!

271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:00:38.79 ID:ZhloQW3Z0

古泉「はぁぁぁぁぁ……」

古泉「変身!!」

長門「来て、カブトゼクター……変身…!」
『HENSHIN』

カブトMF『……キャストオフ』
『CAST OFF』
『CHANGE BEETLE』

朝比奈「モモちゃん!もう一度力を貸してください!」

モモタロス『わかってるよ、姉ちゃん!…だがな、こいつはお前のクライマックスだ!戦うのはお前だぜ?
       それから、通りすがりの仮面ライダー…だったか?鬼ヶ島では…ありがとな…』

ディケイド『礼なんかいい、勝手にやっただけだ』

朝比奈「モモちゃん!行きましょう!」

モモタロス「そのモモちゃんってのやめろよ!」

朝比奈「変身!」
『Sword form』

276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:02:26.41 ID:ZhloQW3Z0

キョン「キバット!!!」

キバットバットU世「いいのか?もう一度変身したら本当に――」

キョン「それでも…やらなくちゃいけないんだろ!!!」

キバットバットU世「…いい顔だ!ガブリ!」

キョン「ぐううぁああああぁぁ!!!」
ブォン・・・・ブォン・・・・

キョン「変身!!!」

281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:04:55.23 ID:ZhloQW3Z0

電王SF『みなさん!』

カブトRF『決着をつける』

アギトGF『先生!行きましょう!』

ディケイド『…ああ!』

ダークキバ『やろうぜ、みんなで!!』

アギトGF『おや、いつになく燃えてますね?』

ダークキバ『この状況で燃えない方がどうかしてる』

ディケイド『…まぁ、その通りだな……!』


???『士、君はまだこのカードを持っていないんだろう?貸してあげるよ』シュパ!

285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:06:53.89 ID:ZhloQW3Z0

ディケイド『お前…海東!』

ディエンド『ゼクターカブトのカードだ。それであの子をFFRできる。後でちゃんと返してくれ』

ディケイド『…礼は言わないからな』

ディエンド『別にいいさ、じゃあね。今度会った時までにナマコは克服しておくんだ。約束だよ?』
ブァァァン・・・

ディケイド『あいつ…まぁいい…!』ブォンブォン!
『FINAL FORM RIDE』
『A A A AGITO』

『FINAL FORM RIDE』
『DE DE DE DEN-O』

『FINAL FORM RIDE』
『KA KA KA KABUTO』

ディケイド『お前ら、ちょっとくすぐったいぞ!!』


アギトGF『またですか…うわあああぁぁあッー!!』

電王SF『え?なんですか?ひえぇぇぇええ〜!!!』

カブトRF『………………!!!!!!っく…!』

289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:08:31.53 ID:ZhloQW3Z0

アギトトルネイダー『何度やっても慣れませんね……』

デンオウモモタロス『何が起こったんですかああぁぁぁ〜?!私がモモちゃんにぃい〜!』

ゼクターカブト『…理解した、乗って』

ダークキバ『長門がカブトムシみたいになった!?』

ディケイド『いいから長門に乗れ!俺と朝比奈は古泉だ!!』

ダークキバ『……はい!』

296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:09:55.03 ID:ZhloQW3Z0

アーク『ここは動物園か何かかな?』

ディケイド『うるさい!見せてやれ!お前らの、絆の力ってやつをな!!』

『FINAL ATTACK RIDE』
『A A A AGITO』

『FINAL ATTACK RIDE』
『DE DE DE DEN-O』



ディケイド『突撃だ!!行くぞ朝比奈、古泉、長門、キョン!!!』

アギトトルネイダー『はい!はあぁぁぁあああぁ!!!!』
ギュィィィィィイイイ!!!!

デンオウモモタロス『私の…必殺技!!!!』
ズバアアァァァアアア!!!!

アーク『ぐううぅう!!!…こんな…ものでぇ!!!!』

300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:12:43.04 ID:ZhloQW3Z0

ゼクターカブト『私にできるのはここまで…』

ダークキバ『十分だ!ここまで高けりゃあな!!!聞こえるか先生!?行くぞ!!!』

ディケイド『ああ!!』

アギトトルネイダー『やれやれ…今度は上ですか…』

ディケイド『黙ってやれ!』ブォン!

『FINAL ATTACK RIDE』
『DE DE DE DECADE』

キバットバットU世「ウェイクアップ2!!!」

ディケイド『ハァァァァアアア!!!』

ダークキバ『たぁあああぁぁ!!!』


アーク『ぐわあああぁぁあ!!!』



ダークキバ『やったか…?』

306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:14:45.30 ID:ZhloQW3Z0

アークキバット『ウェイクアップ!!!』

Lアーク『くっ!!!滅ぼしてやる!!こんな世界!!!』

ダークキバ『?!まだ駄目なのか……?!!ならこれで…!!』

キバットバットU世「やめろ!ウェイクアップ3だけは使うな!!世界が壊れるぞ!!」

ダークキバ『ならどうすりゃ――』

ディケイド『――このカードを使う…!』

ダークキバ『それは…?』

『FINAL FORM RIDE』
『DA DA DA DARK KIVA』

ディケイド『キョン、ちょっとくすぐったいぞ!』

ダークキバ『え?うわああぁぁあああッーーー!!!!!』


312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:16:06.61 ID:ZhloQW3Z0

ダークキバアロー『先生……!』

ディケイド『行くぜ…!ちゃんと友達を助けて来い!!』

『FINAL ATTACK RIDE』
『DA DA DA DARK KIVA』



ディケイド『ハァァアアアァ………!!!』

ダークキバアロー『佐々木……!』

キバットバットU世「キバって行け!キョン!!!」

ディケイド『たあッ!!!』



ダークキバアロー『佐々木ぃいいいい!!!!!!』

323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:19:52.15 ID:ZhloQW3Z0






―翌々日―
―キョン―
ハルヒ「キョン、何か面白いことはないかしら」

キョン「さあな」

ハルヒ「…私、何か大事なことを忘れてる気がする…」

キョン「――おとといは急にお前が倒れてすぐに病院だったからな。でも大したことなくてよかったじゃないか」

ハルヒ「ううん、大事なこと忘れてる。誰か…大事な人を…。ま、いっか!」

329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:22:17.07 ID:ZhloQW3Z0

―放課後―
―部室―
古泉「おや、涼宮さんはまだですか」

キョン「念のために病院に再検査に行くから遅くなるんだと」

古泉「…そうですか、門矢先生は――」

長門「涼宮ハルヒ、及び関わったこの世界の人間の記憶から消した。ただし我々を除いて」

古泉「――切ないですね…人知れず世界を救ったんですから」

キョン「これは先生の願いなんだ、しょうがないだろ」


330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:23:30.09 ID:ZhloQW3Z0

朝比奈「でも…もう会えないんでしょうか……?」

キョン「…いつかまたきっと会えますよ。なんてったってあの人は――」
バタン!!!
ハルヒ「遅くなったわね!みくるちゃん、お茶!!」

古泉「涼宮さん、大丈夫だったんですか?」

ハルヒ「ええ!何の異常もなくけんこ――ん?なにかしらこれ?アルバム?」

キョン「?俺が来た時にそんなもんなかったぞ…?」

ハルヒ「うわ…ピンボケばっか…!ひっどいわね…!」

キョン「これは……!」

ハルヒ「『差出人:通りすがりの仮面ライダー』?誰よ一体?」

古泉「我々のファンの方ではないでしょうか?ついに世間に認められたようですね」

ハルヒ「そうね!この調子で頑張りましょう!!」

キョン(…そうさ、あの人は通りすがりの仮面ライダーだ。いつまでも覚えておこう、また会うその日まで――)

339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:26:01.54 ID:ZhloQW3Z0

―光写真館―
士「結局この世界も俺の世界じゃなかったか…」

栄次郎「いやいや、あの写真よく撮れてたよ!」

士「そうはいってもだな!」

夏海「いいじゃないですか、旅を続けましょう。そうすればいつか行けますよ」

ユウスケ「いやあしかし熱かったなぁあの子たち!!最後の方なんか俺見入ってたもん!」

士「お前…見てたんなら手伝え!!」

夏海「まあまあ士君、じゃあ次の世界に行きましょう!!」

ユウスケ「そうだな、士!」

栄次郎「――おや、この絵は……?」
ファァァァン!!!


士「――カブトの世界か……!」





363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:31:13.59 ID:ZhloQW3Z0

最後まで見てくださった方、ありがとうございました
初めてドキドキだったのですが何とか最後までできました
正直藤原と橘の性格がわからなかったので適当です
ハルヒファンの方すいませんでした

377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 14:37:12.63 ID:ZhloQW3Z0

やばい、ドキドキしすぎてミスってた…「初めてドキドキ⇒初めてでドキドキ」
あと電王が出張りすぎかな?って思ったけど、電王に対する偏見を無くすためにあえてやりました
電王はそんなに腐向けじゃないよ!
今度はシンケンジャーで書こうと思ってます
超電王見てね!!!!11111



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