7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 22:17:08.03 ID:ZSb98A3fO
長門「裸になって何が悪いの・・・?」
古泉「法律で禁止されているので、社会的に許されない行為です」
長門「・・・許可を」
古泉「僕の一任では無理ですね」
長門「ならどうすれば」
古泉「いや、どうしちゃったんですか。何マジになってるんです」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 22:20:06.44 ID:ZSb98A3fO
長門「私はどうやら少し酔っ払ってしまったらしい」
古泉「えぇそうみたいですね」
長門「危うく裸になるところだった」
古泉「下着までで留まって下さってよかったです」
長門「・・・」
古泉「なにしてるんですか。早く着てください」
長門「やっぱり裸になってみる」
古泉「またかよちくしょー」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 22:24:35.50 ID:ZSb98A3fO
長門「これは総合思念体の意思ではなく、私個人の考え。いっちょやってみたい」
古泉「ダメです。とりあえず水でも飲んで下さい」
長門「これを飲めば許可がおりる。了解した」
古泉「いやおりませんよ。何勝手にルール指定してるんですか」
長門「・・・あなたも中々しつこい」
古泉「当然です。阻止し続けますよ」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 22:26:18.94 ID:ZSb98A3fO
長門「脱ぎたい」
古泉「ダメです」
長門「脱ぎたい」
古泉「そろそろ彼らが戻ってきますよ」
長門「あなたは早く服を持ってくるべき」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 22:35:57.26 ID:ZSb98A3fO
長門「なんだか頭が冴えてきた」
古泉「いいから早く着て下さい」
長門「既にスカートは着用している」
古泉「上もですよ。いいかげんにして下さい」
長門「下はスカートを穿き、さらに軽く下着を覗かせたままセーラー服を半分まで着てブラをチラ見せというサービスショット」
古泉「言葉じゃ伝わらないエロスもありますよ」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 22:39:03.50 ID:ZSb98A3fO
長門「身体がほてっている」
古泉「酔ってますからね」
長門「やっぱり脱ぐのがベストだと判断する」スルスル
古泉「おいコラ、せっかく戻したのにチャラにすんなよ」
長門「上着だけでもいい」
古泉「妥協したつもりでしょうけどダメです」
長門「暑い」
古泉「そろそろ来る頃ですかね」
長門「我慢する」
古泉「」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 22:42:33.46 ID:ZSb98A3fO
キョン「スマン会計に手間取った」
ハルヒ「全くホントにキョンはとろいんだから!」
みくる「あのぉ、もう済んだことですしぃ」
古泉「僕らは大丈夫ですよ」
ハルヒ「よーっし!!じゃぁ二次会行くわよ二次会!!」
キョン「おいマジかぁ?」
ハルヒ「当たり前でしょ?」
長門(脱ぎたい・・・)
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 22:45:36.94 ID:ZSb98A3fO
古泉「カラオケですか。あなたにしては中々なところを選びましたね」
キョン「ハルヒが行きたいってうるさいんだよ」
ハルヒ「よーっし唄うわよぉ!!」
長門「・・・」パラパラ
長門「SMAP・・・裸の王様・・・」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 22:48:56.95 ID:ZSb98A3fO
キョン「なんか暑いな」
古泉「部屋の温度設定が少し高いですね。下げてきます」
長門「・・・」
古泉「21度ですか。まぁ下げときましょう」ピッピッ
長門「限界かもしれない」ボソッ
みくる「??」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 22:55:29.26 ID:ZSb98A3fO
古泉「聞こえましたよ長門さん」
長門「なら話は早い」
古泉「ダメです」
長門「全て脱ぐとはいわない。下着だけでいい」
古泉「ダメです」
長門「・・・くそぉぉ」
古泉「低いテンションでジャックの物まねはやめて下さい。どんだけ酔ってるんですか」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 22:59:56.15 ID:ZSb98A3fO
キョン「どうした古泉。全然唄ってないじゃないか」
古泉「いえ、気にしないで下さい選曲中ですn
長門「歌います。彼とのデュエットで津軽恋女」
古泉「せめてデュエット曲をセレクトして下さい」
ハルヒ「へぇ楽しみね」
みくる「ふわぁ、長門さんデュエットなんて歌うんですね」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 23:10:11.43 ID:ZSb98A3fO
長門「つーがるーのひーとよー」
古泉「僕はどこで入ればいいんです?」
長門「ふりつもるーゆきゆきゆきまたゆきーよー」
古泉「もう真ん中まできましたけど」
長門「みずゆきかたゆきまるまつこおりゆきー」
古泉「・・・終わった」
長門「また暑くなってきた」
古泉「一人で歌うからですよ。もう」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 23:13:39.63 ID:ZSb98A3fO
ハルヒ「さて、そろそろ帰るわよー!!」
キョン「もう時間か。結構歌ってたな」
みくる「早かったですねー」
長門「やっと解放されるときがきた」
古泉「外にでたら涼しく感じますよ」
長門「早く出たい」
古泉「もう少しですよ」
長門「早く出したい」
古泉「それはダメだ」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 23:21:15.11 ID:ZSb98A3fO
古泉「さてやっと解散しましたね」
長門「なんでついて来る」
古泉「あなたが誤った道に進まないようにするためです」
長門「なんだか釈然としない。私はひぇいき」
古泉「噛んでるじゃないですか」
長門「さっき飲んだカルピスソーダが今きた」
古泉「カルピスソーダしか飲んでなかったですもんね」
長門「でも一杯しか飲んでいなかったはず」
古泉「どんだけ弱いんですか」
長門「なんだか釈然としない」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/26(日) 23:24:20.98 ID:ZSb98A3fO
長門「そろそろ脱ごうと思う」
古泉「なんども言わせないで下さい」
長門「うぅ・・・」
古泉「とりあえず服をパタパタすればいいじゃないですか」
長門「」パタパタ
古泉「どうですか?」
長門「」パタパタ
古泉「・・・」
長門「少し、マシになった」パタパタ
古泉「それはなによりです」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 00:26:52.93 ID:wfjHbikPO
長門「そろそろ家につく」パタパタ
古泉「よかったです。なんとか普通に帰れて」
長門「・・・そう」パタパタ
古泉「それじゃぁ僕はこの辺で」
長門「・・・」グッ
古泉「?」
長門「家に上がって」
古泉「・・・」
長門「上がって」
古泉「・・・」
古泉(フラグ・・・ですか)
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 00:29:40.98 ID:wfjHbikPO
古泉「おじゃまします」
長門「・・・」
古泉「あいかわらず長門さんらしい部屋ですね」
長門「そう」スルスル
古泉「!!」
古泉「あの、長門さん。服を脱がないでいただけますか?」
長門「ここは私の家。どうしようと私の自由」
古泉「おやおや。これは困りましたね」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 00:32:24.95 ID:wfjHbikPO
長門「どうして?」
古泉「男女が一つの部屋で夜中にすることといったら限られますからね」
長門「私は暑いから服を脱いでるだけ。情報を誤認しないでほしい」
古泉「わかってますよ。でも服は脱がないで下さい」
長門「・・・」ムゥ
古泉「そんな顔してもダメです」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 00:35:31.71 ID:wfjHbikPO
長門「とりあえず下着でガマンしておく」
古泉「まぁ最低の妥協ラインですね」
長門「・・・涼しくなってきた」
古泉「そりゃそうでしょうね」
長門「・・・」
古泉「・・・」ズズッ
長門「・・・」
古泉「・・・」ズズズッ
長門「ちなみにこれはお茶の音」
古泉「何言ってるんですいきなり」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 00:41:28.65 ID:wfjHbikPO
長門「私も喉が渇いてきた」
古泉「お茶飲みますか?」コトッ
長門「熱いのを飲む気分ではない」
古泉「おや、ならどうします?」
長門「情報操作は得意。このお茶をカルピスサワーにする」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 00:45:37.03 ID:wfjHbikPO
古泉「まだ飲むつもりですか」
長門「ようやくのってきた」
古泉「少し前から相当ぶっとんでますよ」
長門「情報操作に成功した。なんということでしょー。あの熱々のお茶が後味さっぱりなカルピスサワーへと大変身」
古泉「なんでビフォーアフター的に喋るんですか。どうせ喋るならもっと物まね意識して下さいよ」
長門「カルピスサワーおいしい」ゴクゴク
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 00:48:36.41 ID:wfjHbikPO
長門「また暑くなってきた」
古泉「勘弁して下さい。もう彼らに頼ってあなたを止めることはできないんですよ」
長門「それは好都合」スッ
古泉「下着を下ろそうとしないで下さい。もうこれは倫理的な問題です」
長門「私は別に何も意識していない。あなたも気にしないでいい」
古泉「そういう問題でもありません」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 00:51:09.82 ID:wfjHbikPO
古泉「だいたいエロ描写なんて書ける人間じゃないんですよ」
長門「・・・そう」
古泉「童貞の上、大学に入ってからも女子とまともに話せてない人にエロスがわかりますか?」
長門「答えは否」
古泉「そうでしょう」
長門「しかし、止まっていては成長できない」
古泉「・・・」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 00:55:14.78 ID:wfjHbikPO
長門「とりあえずブラをずらしといた。布部分をずらしたことにより今まで熱の集中していたところが涼しくなっていく」
古泉「僕そろそろ帰ります」
長門「それはダメ」
古泉「じゃぁブラジャーを直して下さい」
長門「それはできない。涼しい上になんだかテンションがあがってきた」
古泉「まぁなんか解放感はあるんでしょうけど」
長門「しんごーしんごー」
古泉「おいこらー」
長門「テンションがあがってきた」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 00:59:35.21 ID:wfjHbikPO
古泉「これはどうしたものですかね」
長門「しぇいくしぇいくぶぎーなむなさわぎー」
古泉「長門さんの酔っ払いがすでに厄介な部長レベルです」
長門「ちょべりべりさいこー」
古泉「厄介なことになりました」
長門「ひっぷだしてちん」
古泉「・・・」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:03:05.01 ID:wfjHbikPO
長門「おい古泉」
古泉「うわ、なんですかいきなり」
長門「私は気がついた。ただ酔っ払っているだけでは意味がないと」
古泉「何言ってるんですか」
長門「とりあえずブラを外す」カチャカチャ
古泉「まぁさっきからあってないようなものでしたからね」
長門「あってないようなもの?」
古泉「・・・えぇ。だってずらしてたs」
長門「私はひんにゅーではにゃい」
古泉「いや言ってないです」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:07:32.09 ID:wfjHbikPO
長門「馬鹿にされたきがする」
古泉「そんなことないです。とんだとばっちりです」
長門「私はひんにゅーではない」
古泉「はい。わかりました」
長門「私の周りにいる涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、この両者が俗に言う巨乳にゃだけ」
古泉「・・・はい」
長門「私くらいのサイじゅはむしろ平均レベりゅ」
古泉「・・・」
長門「だんじてひんにゅーではにゃい」
古泉「さっきから語尾が変です。相当酔いが回ってます」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:10:49.56 ID:wfjHbikPO
長門「古泉一樹。私は酔ってにゃどいなひ」
古泉「もう完全に眠そうですしごまかせないですよ」
長門「うるしゃい」
古泉「それに時間も時間です。長門さんはそろそろ寝るべきですね。明日に引き延ばすと厄介ですよ」
長門「眠くないもん」
古泉「え?何急にキャラ変わっちゃってるの?」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:16:52.78 ID:wfjHbikPO
古泉「さて長門さんベッドに行きますよ。・・・と、そういえばベッドはどこに」
長門「私には必要のにゃい道具。所持していない」
古泉「ベッド無し。長門さんは寝ないんでしたっけ?」
長門「なんだかぼーっとしてきた」
古泉「あぁ眠いんですね。わかりました」
長門「眠くにゃい」
古泉「はいはい。えーっと、それじゃぁ座布団をこうしt!!
古泉「・・・長門さん。何してるんです?」
長門「すこし膝を枕にしているだけ。といっても正確にはほとんど太ももを使用していりゅ」
古泉「いやそういうことではないです」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:21:16.09 ID:wfjHbikPO
古泉「僕、動けないんですけど」
長門「上半身に負荷はかけていにゃい。多少の行動はかにょうなはじゅ」
古泉「帰れないんですけど」
長門「私の状態が回復したら私はどける。その上であなたは帰宅することができりゅ」
古泉「・・・」
長門「・・・」
古泉「皆さん信じられますか?長門さん。今パンツ一枚ですよ?」
長門「誰に話してるの?」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:22:43.07 ID:wfjHbikPO
長門「」スースー
古泉「・・・」
長門「」スースー
古泉「・・・寝ちゃいましたか」
長門「」スースー
古泉「とりあえず服を着させないと寒いですよね」
長門「」スースー
古泉「」ゴクリッ
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:28:40.89 ID:wfjHbikPO
長門「」スースー
古泉「よし、まずはブラを装着させましょうか。まずは右手を通して・・・次は・・・おっと・・・これは難しいですね」
長門「ムニャムニャ」スースー
古泉「・・・それにしても」
長門「」スースー
古泉「やっぱり長門さんは貧乳の部類ですね」
長門「うぅ・・・ムニャムニャ」スースー
古泉「・・・夢の中でなんかあったんでしょうか。悪いことをしましたね」
長門「あ、あいしゅ・・・ふぅ」スースー
古泉「ふふ」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:30:57.78 ID:wfjHbikPO
古泉「さて、ホックをつけて・・・よし」パチン
長門「あっ・・・」スースー
古泉「・・・少し強くしましたかね」
長門「」スースー
古泉「まぁ・・・大丈夫ですよね」
長門「」スースー
古泉「とりあえず、スカートをはかせますか」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:35:09.51 ID:wfjHbikPO
古泉「・・・なんか。結局なんのエロ描写もないままここまできちゃいました」
長門「」スースー
古泉「このスレタイを見て期待に胸膨らませながら見た人もいたかもしれないのに」
長門「ただにょ・・・」スースー
古泉「なんだか申し訳ないです」
長門「にんげんには・・・」スースー
古泉「でももう服着せ始まってるし仕方ないですかね。これが今の力量なわけですから」
長門「きょうみありましぇ・・・ん」スースー
古泉「・・・どんな夢を見てるんですね」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:48:57.46 ID:wfjHbikPO
古泉「ふぅ・・・さすがに眠くなってきましたね」
長門「っ・・・」
古泉「?」
長門「これは・・・」
古泉「おはようございます長門さん。寝心地はいかがでしたか?」
長門「・・・首が少し痛い」
古泉「すみません力不足でした」
長門「でも・・・」
古泉「?」
長門「なぜか、気持ちがいい・・・」
古泉「ふふ。ありがとうございます」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:50:55.76 ID:wfjHbikPO
長門「もう少しこうしていたい・・・」
古泉「えぇかまいません」
長門「今何時?」
古泉「えっと7時ですかね」
長門「こうしてはいられない学校へいく」スクッ
古泉「え?こんなことが・・・」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 01:52:54.84 ID:wfjHbikPO
普通にもう草なぎネタはないんですけど、僕にはエロはかけません。
普通にのんびりSS書いてもいいですかね?
他にこのネタで書きたい人いますか?
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:06:48.97 ID:wfjHbikPO
古泉「たまには友達と2人で登校するのも悪くありません」
長門「・・・」
古泉「他の生徒達もまだきていないようです。少し早く来すぎましたね」
長門「・・・」
古泉「・・・どうか、しましたか?」
長門「・・・頭がいたい・・・」
古泉「・・・カルピスサワーで・・・?」
長門「間違いない」
古泉「・・・」
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:10:42.60 ID:wfjHbikPO
古泉「とりあえず頭痛薬です。水と一緒に飲んでください」
長門「」ゴクゴク
長門「ぷはー」
古泉「しばらくしたら治まると思いますので」
長門「」クラッ
古泉「!!」ガシッ
古泉「ど、どうしました?いきなりふらついて」
長門「なんだか意識が朦朧とする」
古泉「?」
長門「眠い状態に近い」
古泉「・・・まぁ、たしかに薬によっては睡眠作用を引き起こすものもありますけどね・・・」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:15:24.43 ID:wfjHbikPO
ちなみに今部室にいます
古泉「ていうか進行早いですね」
長門「頭ももうすっかり治った・・・。でも意識が朦朧とする。とんだ二次災害」
古泉「何言ってるんですか。まぁ眠いようなら少し寝たほうがいいですよ。早く来てるおかげでまだ当分時間はあります」
長門「・・・」
古泉「・・・どうされました?」
長門「・・・ひざ」ボソッ
古泉「え?」
長門「なんでもない・・・。少し睡眠を取る。時間になったら起こして欲しい」
古泉「え、えぇ。わかりました」
長門「・・・」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:20:28.12 ID:wfjHbikPO
古泉「さて、お昼ですね。今日は天気もいいみたいですし中庭にでも行ってみましょう」スタスタ
古泉「おや、結構人がいるみたいですね」
長門「」チラッ
古泉「おっ、あそこが空いてるみたいです」
長門「」チラチラ
古泉「・・・」
長門「」チラーーー
古泉「・・・長門さん。どうかされましたか?」
長門「!!・・・偶然の対面。せっかくだから一緒に食事をする」
古泉(・・・やれやれ)
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:23:13.50 ID:wfjHbikPO
長門「」モグモグ
古泉「」パクパク
長門「」モグモグ
古泉「」パクパク
長門「」モグモグ
古泉「・・・長門さん」
長門「・・・?」モグモグ
古泉「昨日の寝顔、写メしてみました」
長門「ブフッ!!・・・そう」
古泉「嘘です」パクパク
長門「」
長門「」ポカポカ!
古泉「いたいいたい。すみませんでした」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:30:38.27 ID:wfjHbikPO
キョン「ういーっす」ガチャ
みくる「こんにちわぁ」
古泉「どうも」
長門「・・・」
ハルヒ「おっそいわよキョン!!何してたの!?」
キョン「いや、教室の掃除だよ。お前も当番だったはz
ハルヒ「そんなこと聞いてないわ!!罰としてそこに立ってなさい!!」
キョン「へいへい」
ハルヒ「まったく!」
古泉「それで涼宮さん。今日の話というのは」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:37:35.23 ID:wfjHbikPO
ハルヒ「さっすが副団長!いいこと聞いてくれたわ!!」
キョン「いったいなんだって言うんだ?」
ハルヒ「おっほん!」
ハルヒ「皆さん!明日は学校が休みです!」
みくる「あぁ創立記念日っていってましたねぇ」
ハルヒ「そこで明日は平日の不思議探しにいきます!」
キョン「別に休日でも平日でも対して変わらんだろう」
ハルヒ「甘いわキョン。平日にはきっと平日の不思議があるはず!なんてったって日本中が動いてるんですからねぇ」
キョン「いや、それは別に関係n
ハルヒ「とにかく!!明日いつものとこに8時集合!!わかった!?」
古泉「はい」
みくる「わかりましたぁ」
長門「」ペラッ
キョン「へいへい」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:46:39.61 ID:wfjHbikPO
ハルヒ「んふふー。じゃぁ私とキョンとみくるちゃんはこっち。古泉君とユキはあっちね」
古泉「了解しました」
長門「」コクッ
キョン「じゃぁ行くか」
ハルヒ「アンタがリードしてんじゃないわよ!ほらさっさと行くわよ!!」
みくる「ほえぇ・・・。それじゃぁ長門さん達も頑張ってくださいね」
古泉「えぇ。それではまた待ち合わせ場所で」
みくる「はい」タッタッタッ
古泉「さて、僕達も行きますか」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:49:50.65 ID:wfjHbikPO
古泉「とは言っても探すあてもないですし、どうしましょうか」
長門「・・・枕が欲しい」
古泉「・・・枕・・・ですか」
長門「」コクッ
古泉「・・・それじゃぁ、ニトリにでも行きますか」
長門「行く」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:52:39.19 ID:wfjHbikPO
古泉「この辺にショッピングモールありましたっけ」
長門「東南に約600m」
古泉「それでは、そこに行きましょう」
長門「アイスが食べたい」
古泉「アイス?」
長門「アイス」
古泉「そこにショップがありますけど」
長門「買ってくる」テクテク
古泉「・・・」
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:54:22.40 ID:wfjHbikPO
古泉「長門さん。昨日寝言でアイス、って言ってましたよ」
長門「・・・言っていない」
古泉「いや、言いましたよ」
長門「もう一度言う。私は言っていない」
古泉「えぇ、何ムキになっちゃってるんですか」
長門「言ってないものは言っていない」
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 02:57:00.64 ID:wfjHbikPO
古泉「そのアイスおいしそうですね」
長門「別に夢で食べたアイスが美味しかったから買ったわけではない」
古泉「いや疑ってないですから」
長門「アイスがおいしいのはエジプト文明から。昔は高値で取引されていたくらいの代物がおいしいのは自然の摂理」
古泉「わかりましたよ。もう」
長門「だから寝言は言っていない」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:00:11.42 ID:wfjHbikPO
古泉「さてショッピングモールですね」
長門「色んな店が集まっている」
古泉「ショッピングモールですからね」
長門「図書館は?」
古泉「図書館はありませんが本屋はあるはずですよ。でも長門さんは枕が欲しいんじゃ」
長門「第一目標は枕。しかしない場合の第二目標は書籍と決まっている」
古泉「そんなに枕が欲しいんですか」
長門「今は本より欲しい。寝るためには枕が必要だとわかった」
古泉「・・・なるほど」
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:07:25.11 ID:wfjHbikPO
古泉「このあたりが寝具コーナーみたいですね」
長門「」フカフカ
古泉「枕といっても色々あるんですね」
長門「」モフモフ
古泉「長門さんいつまでも展示のベッドでフニフニしてないでこっちきて下さいよ。ものすごく一人で喋ってましたよ今」
長門「低反発マット」フミュウウ
古泉「低反発なら枕にもありますよ」
長門「!」スタッ
長門「」キョロキョロ
古泉「・・・」
長門「」キョロキョロクルクル
古泉(探してるんだよな、あれは)
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:08:59.22 ID:wfjHbikPO
古泉「これですよ」
長門「!」
古泉「どうです?」
長門「・・・あまり、よくない」ショボーン
古泉「・・・」
古泉「枕になるとなんだか固めなだけですからね。こればかりは寝てみないとわからないでしょう」
長門「・・・温かみがない」
古泉「温かみ・・・?」
長門「あなたは温かかった」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:10:57.67 ID:wfjHbikPO
古泉「そんなの枕に求めてもしょうがないっすよ」
長門「けっこういいムードを作ったつもりだったのに」
古泉「そういうの3時の時間にはいらないですから」
長門「とりあえずこれにしとく」
古泉「結局低反発ですか」
長門「」コクッ
長門「確かめてみないとわからない」
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:13:39.08 ID:wfjHbikPO
古泉「さて、次はどうしましょうか」
長門「ほ」
古泉「やっぱり本屋ですか」
長門「・・・ホットケーキが食べたい」
古泉「無理しないで下さいよ。本屋に行きたいんでしょ?」
長門「違う。ホットケーキが食べたい」
古泉「もうなんなのこの子」
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:17:14.73 ID:wfjHbikPO
古泉「ふぅ。僕は今本屋に行きたいんですけどね」
長門「!」
古泉「本屋行きたいですね」
長門「付き合う」テクテク
古泉「ふふ」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:20:15.88 ID:wfjHbikPO
古泉「さて、そろそろ集合の時間です」
長門「・・・」
古泉「戻るとしますか」
長門「仕方がない。とりあえずこの本を買ってくる」
古泉「また小難しそうな本ですね」
長門「おもしろい」
古泉「僕もいいと思いますよ哲学の本」
長門「これは心理学」
古泉「・・・」
長門「かっこわるい」
145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:22:49.32 ID:wfjHbikPO
ハルヒ「遅いわよ古泉君!どこほっつく歩いてたの!!」
古泉「すみません少し予定が押してしまって」
キョン「長門、なんか荷物増えてないか?」
長門「きのせい」
キョン「いや、どう見ても買い物・・・」
ハルヒ「よーっし!!じゃぁ今日の発見を聞いていくわよ!!」
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:25:53.48 ID:wfjHbikPO
古泉「・・・今日も遅くまでかかりましたね」
長門「・・・」
古泉「でも最近は涼宮さんの状態も安定しているようですし、なにかと平和でいいです」
長門「そう」
古泉「今日は楽しかったですよ長門さん」
長門「・・・そう」
古泉「はい。久しぶりに普通に高校生活を楽しんだかもしれません」
長門「・・・」
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:29:10.68 ID:wfjHbikPO
古泉「僕達、もし涼宮さんの力が無かったとしてもこうしてやっていけてるような気がします」
長門「そしたら私の存在理由がない。私は涼宮ハルヒを監視するために存在する対ヒューマノイd
古泉「でも、今日のアナタは楽しそうでしたよ」
長門「・・・」
古泉「一人の女性として、です」
長門「・・・」
長門「・・・そう」
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:33:48.89 ID:wfjHbikPO
古泉「それでは長門さん。今日はこの辺で」
長門「・・・」
古泉「今日はありがとうございました」クルッ
長門「・・・まって」
古泉「?」
長門「今日も家に来て」
古泉「えーっと・・・。僕昨日結局寝てないんですけど」
長門「かまわない」
古泉「・・・」
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:38:02.02 ID:wfjHbikPO
古泉「おじゃまします」
長門「・・・」
古泉「2日連続で来るのは不思議な気分ですね」
長門「また少し眠くなってきた」
古泉「・・・今日は結構歩きましたからね」
長門「あなたも眠いはず」
古泉「えぇ。もう思考の6割は機能してません」
長門「寝るべき」グイッ
古泉「うわっ強引!この子強引!」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:39:53.16 ID:wfjHbikPO
長門「・・・ふぅ」
古泉「腕枕って、血流が止まると思うんです」
長門「・・・かまわない」
古泉「・・・」
長門「やっぱり気持ちがいい」
古泉「・・・せっかく枕を買ったのに使わないんですか?」
長門「明日から駆使する」
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:41:45.27 ID:wfjHbikPO
長門「なんか暑くなってきた」
古泉「そりゃこんだけくっついてれば暑くもなりますよ」
長門「」スルスル
古泉「おい待て。何時間かおいてまさかのテンドンか?」
長門「・・・そういうスレタイ」
古泉「ちくしょー!!」
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:44:05.38 ID:wfjHbikPO
古泉「ダメですよ。僕は許しません」
長門「もう厚さが限界にきてる」
古泉「どうせ寝たら寒くなっていきますよ」
長門「今日は記録的な猛暑」
古泉「何急に後付け設定してるんですか。そんなはずないでしょう」
長門「とにかく脱ぐ」スルスル
古泉「あーあ」
162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:46:21.03 ID:wfjHbikPO
古泉「暑いなら離れればいいじゃないですか」
長門「それはできない」
古泉「いや、なんで服は脱げるのに離れられねぇんだよ意味わかんねぇよ」
長門「スカートも脱いでおこう」ススー
古泉「止まれよ」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:49:03.50 ID:wfjHbikPO
長門「やっと調度よくなってきた」
古泉「なんですかこれ。なんていうシチュエーションですか」
長門「嫌がりながらもほぼ裸の女を腕枕するシチュエーション」
古泉「どんなカオスだよ。天国なのか地獄なのかはっきりしないシチュエーションだな。いや天国だけども」
長門「私は天使と悪魔」
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:54:41.43 ID:wfjHbikPO
古泉「はぁ・・・とにかくあまり派手なことはしないで下さい」
長門「言っていることが理解できない」
古泉「いや、だからこれ以上の露出は・・・」
長門「裸になって何が悪いの・・・?」
古泉「・・・いや、それは道徳的な問題です・・・」
170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 03:58:06.46 ID:wfjHbikPO
長門「眠くなってきた」
古泉「・・・そうですね。そろそろねましょうか」
長門「いくらなんでも流れが強引すぎた」
古泉「そうですね」
長門「次はもっと自然な流れで裸になる」
古泉「そうですnじゃねぇよ。なんだよその決心」
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 04:01:56.72 ID:wfjHbikPO
長門「私の目的はとにかく裸になること」
古泉「ダメだこの子。眠すぎなのかな?ぶっとんでるわ」
長門「失礼な」
古泉「わかりましたよ。また明日話しましょう」
長門「今日は寝るとする」
古泉「そうです。僕も疲れました」
長門「・・・」
古泉「・・・」
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 04:04:55.00 ID:wfjHbikPO
古泉「」スピースピー
長門「・・・」
古泉「」スピースピー
長門「やっぱりあったかい」
長門「肌のほうが実感できる・・・。この感覚は経験したことがない」
長門「不思議」
古泉「フニャ」スピースピー
211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 11:28:26.81 ID:fPdYpatDO
長門「うん・・・」スッ
長門「・・・」ボー
長門「・・・」
古泉「」スピースピー
長門「目が覚めた。そういえば彼を引き止めていたんだった」
古泉「」スピースピー
長門「・・・起こしては悪いから先に行くことにする」
古泉「」スピースピー
214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 11:59:12.95 ID:fPdYpatDO
古泉「!!」ダッダッダッ
バン!
古泉「長門さん!」
長門「・・・なに」
古泉「何じゃないですよ!なんで起こしてくれなかったんですか!」
長門「・・・」
古泉「起きたの12時ですよ!目覚め最高でしたよ!」
長門「・・・それはよかった」
古泉「ありがとうございました!」
古泉「じゃねぇよ!なんだよその優しさ!」
215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 12:00:59.39 ID:fPdYpatDO
古泉「まぁ、たまには普通の高校生らしく遅刻も悪くないですがね」
長門「そう」
古泉「お腹がすきました。お昼ですし昼食にしましょう」
長門「妥当な判断」
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 12:20:52.59 ID:fPdYpatDO
古泉「さて放課後になったわけですが」
キョン「何を急に言ってるんだ。お前の番だぞ」
古泉「おやおや、形勢は相当不利みたいですね」
キョン「お前は弱すぎるんだ」
ハルヒ「あー暇ねー」
長門「・・・」ペラ
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 12:23:50.94 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「そういえばこの前学校に幽霊騒ぎがあったらしいわね」
キョン「どうせイタズラか見間違いだろ」
ハルヒ「いや、百聞は一見にしかず。この目で確認する必要がありそうね」
みくる「ひぇぇ・・・」
古泉「なるほど心霊探索ですか」
ハルヒ「肝試しをやるわよ!!」
古泉「おっと」
224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 12:28:16.82 ID:fPdYpatDO
キョン「まてまて、この季節に限って肝試しはないだろう。少し待てば夏はすぐそこだぞ」
ハルヒ「夏になったらまたやればいいわ。それより幽霊なんて今しか見れないかもしれないじゃない!」
みくる「キョンくん・・・」
キョン「しかしだな少しは常識的に物事をだn
ハルヒ「もう決定事項よ!今日の深夜0時にまた学校に集合すること!わかったわね!?」
キョン「どうせ、セキュリティとか無視なんだろうな」
古泉「仕方のないことです」
長門「・・・」ペラ
225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 12:31:02.28 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「よーっし皆集まったわね!!」
キョン「あまりでかい声をだすな!」
ハルヒ「う、うるさいわよバカキョン。さて例によって2組に分かれるわよ」
みくる「怖いですぅ」スッ
長門「・・・」スッ
古泉「ふふ」スッ
キョン「」スッ
ハルヒ「じゃぁ引くわよ?せーっの!」
226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 12:34:31.33 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「えーと、私とキョンと古泉君。ユキとみくるちゃんね」
みくる「ひえぇ」
長門「・・・」
キョン「おいまてハルヒ。いくらなんでもこんな時間に女子2人は可愛そうすぎる」
キョン(まぁ長門は平気だと思うが朝比奈さんが心配だ)
キョン「長門、俺と代われ」
ハルヒ「ちょ、ちょっと何勝手に決めてんのよ!!」
227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 12:36:23.96 ID:fPdYpatDO
キョン「こればかりは仕方ないだろう」
ハルヒ「そ、そうだけど・・・み、みくるちゃん!古泉君と変わりなさい!!」
古泉「!」
キョン「!」
古泉「はい、わかりました」
キョン「まぁいいがな」
ハルヒ「ふんっ!」
古泉「・・・」
長門「・・・」
228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 12:42:11.73 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「行くわよキョン!みくるちゃん!」
みくる「は、はいぃ」
キョン「ふぅ・・・。古泉お前らは心配ないと思うが、気をつけろよ」
古泉「ふふ、ご心配ありがとうございます」
長門「早く行くべき。涼宮ハルヒが待ってる」
キョン「おっと、じゃぁな、またあとで」タタタッ
古泉「どうも。またご一緒ですね」
長門「・・・ユニーク」
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 12:58:09.16 ID:fPdYpatDO
古泉「さて、とりあえず科学教室にでも行きますか」
長門「心霊スポットの代表といえる」
古泉「教室はあの部屋ですね」
古泉「」ガララ
古泉「・・・」
長門「・・・」
古泉「まぁ何もないですよね」
長門「・・・まだわからない」
古泉「ほう」
233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 13:00:55.41 ID:fPdYpatDO
古泉「あなたが心霊現象を信じるとは意外ですね」
長門「信じているわけではない。断じて違う」
古泉「アイスの時と同じ反応ですよ」
長門「寝言なんて言っていない。幽霊も怖くない」
古泉「・・・」
ダンッ
長門「」ビクッ
古泉「僕ですよ今の。ビックリしてたでしょ」
長門「ちょっと静電気が走っただけ。勘違いも甚だしい」
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 13:12:16.12 ID:fPdYpatDO
古泉「・・・」
長門「・・・」
古泉「・・・」
長門「何か喋って」
古泉「・・・」シラー
長門「・・・あなたのキャラじゃない。訂正を要求する」
古泉「・・・」シラー
長門「あなたは流暢に喋るべき」
古泉「・・・」シラー
長門「うぅ・・・」ショボン
237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 13:15:55.77 ID:fPdYpatDO
古泉「・・・」シラー
長門「様子がおかしい」
古泉「・・・」シラー
長門「いつもならもっと喋るはず」
古泉「・・・」シラー
長門「とり憑かれたに違いない。これは緊急事態」
古泉「ブフッ」
長門「・・・」
古泉「・・・」プルプル
長門「何故笑いを堪える」
古泉「・・・ぷ」プルプル
長門「かちん」
長門「・・・」ポカポカ!
古泉「す、すいませんでした。ぷぷぷ」
長門「・・・」ポカポカ!
242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 13:40:07.02 ID:fPdYpatDO
古泉「まぁモナリザとか見ると目が合ってる気がしますよね」
長門「なるほど」
古泉「あとはあの白骨くらいですかね」
長門「・・・」
古泉「怖いんですか」
長門「怖くはない。ただ昼に見るよりかは迫力がある」
古泉「・・・」
244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 13:49:49.77 ID:fPdYpatDO
すみません授業中なので更新遅れてます。落ちないようにしないと
中国語しね
古泉「次は音楽室にでも行きますか」
長門「またも最強スポット」
古泉「あの肖像画がなんともいえませんよね」
長門「行きたくない病が発病した」
古泉「どこぞの長っ鼻か」
246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 14:04:52.32 ID:fPdYpatDO
古泉「!」
長門「どうしたの?」
古泉「何か聞こえませんか?」
長門「・・・」
長門「聞こえる」
古泉「ピアノ・・・ですね」
長門「帰りたい」
古泉「行きますか」
長門「帰りたい」
248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 14:28:58.16 ID:fPdYpatDO
古泉「ここ・・・ですね」
長門「帰りたい」
古泉「さっきからそれしか言ってませんよ。しっかりしてください」
長門「しっかりしている。確固たる意識で帰りたいと望んでいる」
古泉「よけいタチが悪いですよ」
長門「・・・音が止まった」
古泉「・・・入りますよ」
249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 14:32:07.08 ID:fPdYpatDO
古泉「」バタン!
ハルヒ「うわっビックリした!!」
キョン「マジでビックリしたぞ」
みくる「あうぅ・・・」ヘタリ
古泉「なんだあなたがたでしたか。僕のほうこそビックリしましたよ」
ハルヒ「あぁ、ピアノ?こうやって弾いてたら幽霊も来るんじゃないかと思ったのよ!!」
長門「・・・」
古泉「すっかり幽霊かと思ってましたよ。いやはや驚きました」
長門「情けない」
古泉「長門さん、ちょっと」
251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 14:41:32.25 ID:fPdYpatDO
古泉「それじゃ僕達はいきますね」
長門「私の衿元を掴まないで欲しい。猫みたいになっている」
キョン「お前ら仲いいな」
古泉「えぇ最近密かに」
ハルヒ「よしキョン!私達も行くわよ!!」
みくる「はうぅ帰りたいですぅ」
252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 14:53:31.84 ID:fPdYpatDO
古泉「さて次は保健室にでも行きましょう」
長門「いいからいい加減衿元を離してほしい」
古泉「おっと、これは失礼」
長門「やっと解放された。きっと猫はこんな気持ちを味わってるに違いない。可哀相に」
古泉「とかなんとか言ってる間に着きました。保健室です」
長門「猫の解放運動に行ってくる。見過ごせない事態」
古泉「なにその言い訳」
254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 14:57:00.38 ID:fPdYpatDO
古泉「」ガララ
長門「・・・」
古泉「・・・夜の保健室はまた一段と迫力がありますね」
ガタッ
長門「」ビクッ
古泉「おっと、すみません。机に当たってしまいました」
長門「・・・」
ガチャムッ
長門「」ビクックッ!
古泉「いやぁやたらとぶつかるなぁ」
長門「・・・気をつけて欲しい」
古泉「すいません」ニヤニヤ
255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 14:59:08.04 ID:fPdYpatDO
ガタルッソ
長門「」ビックルッ!
長門「いい加減にして」
古泉「・・・いや、今のは僕じゃありませんよ」
長門「・・・」
長門「・・・」
長門「嘘をつかないで」
古泉「はい嘘です」
長門「」ポカポカ!
古泉(おもしろいですね。はまりそうです)
260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 15:07:03.56 ID:fPdYpatDO
古泉「おや、紙が落ちてますよ」
長門「拾う必要はないと判断する」
古泉「『2つ目のトイレ』ですって」
長門「やな予感がする」
古泉「こればかりは同意しますね」
長門「行きたくない」
古泉「まぁ、そうですけど。とにかく行ってみましょうよ」
261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 15:14:57.62 ID:fPdYpatDO
古泉「とりあえず1番近いお手洗いに向かいましょう」
長門「マジ勘弁して欲しい」
古泉「キャラずれてますよ。これが終わったら集合時間くらいですからとりあえず行ってみます」
長門「もう逆に慣れてきた。どんとこい」
古泉「お、頼もしいですね」
長門「どんとこい」
262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 15:18:20.90 ID:fPdYpatDO
古泉「」ガチャッ
長門「よし、先に行かせてもらう」
古泉「よっぽど早く帰りたいんですね」
長門「怖くない怖くない」
古泉「2つめのトイレ・・・これのことですかね?」
長門「てやっ」バタンッ!
ポコン
古泉「・・・」
長門「・・・」
古泉「ほうきが倒れてきましたね」
長門「頭が痛い」
古泉「これ絶対彼らのイタズラですよ」
長門「涼宮ハルヒに違いない」
264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 15:23:00.30 ID:fPdYpatDO
キョン「おーす。無事だったか」
古泉「はいなんとか」
長門「・・・」
ハルヒ「古泉君どうだった!?トイレの仕掛け!うまいこと引っ掛かったでしょう?」
みくる「大丈夫でしたかぁ?」
古泉「えぇ、長門さんが助けてくれたので」
ハルヒ「さすがはユキね。あなどってたわ」
キョン「長門ならそりゃ大丈夫だろうな」
みくる「長門さん、流石ですぅ」
長門「・・・へっちゃら」
古泉「ふふ」
265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 15:26:50.61 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「それじゃぁ明日学校で会いましょっ!」
キョン「じゃぁなお二人さん」
古泉「お気をつけて」
古泉「さて、帰るとしますkって、長門さん大丈夫ですか?」
長門「今更ながら腰が抜けた。自分でも驚いている」
古泉「どんだけ冷静なんですか。また一緒に帰宅じゃないですか」
長門「夜道に女の子を残していくのはよくない」
古泉「わかりましたよ。服は脱がないで下さいね」
長門「そんなことするわけがない」
古泉「・・・」
266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 15:29:04.20 ID:fPdYpatDO
古泉「おじゃましますよっと」
長門「・・・」
古泉「それじゃぁ僕は帰ります。3日も連続では家族も心配しますので」
長門「それがいい」
古泉「はい。では失礼します」
長門「お茶を出す。あがって」
古泉「・・・」
267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 15:30:54.77 ID:fPdYpatDO
長門「」ズズズー
古泉「」ゴクゴクゴクゴク
コトン
古泉「はい、帰ります。それでh
長門「」コポポポポ
古泉「・・・」
古泉「」ズズズー
長門「」ズズズー
269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 15:35:34.03 ID:fPdYpatDO
古泉「結局家に帰れなかった・・・」
古泉「そして例によってまた長門さんは下着姿だ」
長門「・・・」スヤスヤ
古泉「・・・まぁ嫌ではないですけどね」
長門「つ・・・つかむにゃ・・・」スヤスヤ
古泉「猫になった夢でも見てるのでしょうか」
長門「えりもと・・・」スヤスヤ
古泉「・・・」
古泉「悪いことをしましたね」
271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 15:41:35.33 ID:fPdYpatDO
古泉「すいません遅くなりました」
ハルヒ「古泉君。もう団活は始まってるわよ!」
古泉「すいません。先生に呼び出されてまして」
ハルヒ「まぁいいわじゃぁ明日から始まるゴールデンウィークについて話すわよ」
273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 15:44:45.98 ID:fPdYpatDO
古泉「長門さん。なんで起こしてくれなかったんですか」ヒソヒソ
長門「ぐっすり眠っていたから悪いと考えた」
古泉「おかげで2日連続午後からの登校ですよ。さすがに先生に呼ばれましたよ」
長門「・・・」ペラ
キョン「おいハルヒ俺達に休みを満喫する自由はないのか?」
ハルヒ「ないわ!」
279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 16:18:28.19 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「私としてはせっかくだから旅行にいきたいのよね」
キョン「そんなこと今更できないだろ。どこも予約でいっぱいだぞ」
ハルヒ「大丈夫よ。古泉君!!」
古泉「わかりました。別荘を手配しておきます」
ハルヒ「さすがね、話が早いわ」
キョン「古泉・・・」
みくる「旅行ですかぁ」
280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 16:21:00.14 ID:fPdYpatDO
さる怖い
ハルヒ「じゃぁ海にいきましょう海に!」
キョン「海に行ってどうする。いくらなんでもまだ寒いだろう」
古泉「プールなら用意できますが?」
ハルヒ「悪くないわ!」
みくる「ふぇぇ・・・泳ぐんですかぁ」
長門「・・・」ペラ
キョン「・・・」
キョン「まぁ悪くはないな」
284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 16:33:19.19 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「キョン!!遅いわよ!!」
キョン「20分前だぞ?」
ハルヒ「最後にきたら遅刻よ!!」
古泉「みんな楽しみで早く来すぎましたね」
みくる「はい。楽しみですぅ」
長門「・・・」
286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 16:35:54.22 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「あー電車を待つ間って長く感じるわよねー」
キョン「それは同意するよ」
古泉「あと少しのときが1番長いですよね」
みくる「わかりますぅ」
長門「長い」
古泉「あ、来ましたよ」
キョン「ふぅ。さて、乗るか」
287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 16:38:04.06 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「ほりゃ!」
キョン「ふん」
ハルヒ「なんでよー!」
キョン「お前が引いたんだろ自分の責任だ」
ハルヒ「むぅ・・・」
みくる「じゃぁ引きますね」
289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 16:40:56.23 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「みくるちゃん・・・わかってるわね」
みくる「ひ・・・」
キョン「おいプレッシャーをかけるな」
みくる「はうぅ・・・」
ハルヒ「」ジローッ
みくる「・・・」スッ
ハルヒ「イエスッ!」
キョン「何がイエスッだバカ者」
317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 19:35:52.89 ID:fPdYpatDO
>>289からいきますね
古泉「それでは僕の番ですね」スッ
みくる「あぁ・・・」
古泉「・・・」スッ
みくる「えへへ・・・」
古泉「・・・」スッ
みくる「あぁ・・・」
キョン(わかりやすっ!)
古泉「これですね」スッ
みくる「や、やったぁ!」
古泉「おやおやババが回ってきてしまいました」
みくる「えへへぇ」
キョン(古泉、お前はいい奴だよ
318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 19:39:27.87 ID:fPdYpatDO
古泉「それでは長門さん引いて下さい」
長門「・・・」スッ
古泉「あぁそれにしますか」
長門「?・・・」スッ
古泉「おっ、いいですねそれにしましょう」
長門「・・・」スーッ
古泉「あー、それはやめといたほうが」
長門「騙されない」スシュッ
長門「・・・!」
古泉「ぷぷぷ」プルプル
321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 19:48:15.85 ID:fPdYpatDO
長門「・・・別にきにしていない」
キョン「まぁ・・・大丈夫だ。じゃぁ引くぞ」スッ
キョン「おっ!揃った。上がりだな」
長門「・・・」
ハルヒ「えーっとじゃぁ私はみくるちゃんに引かせればいいのよね?」
古泉「そうなりますね」
ハルヒ「じゃぁ私も上がり!ビリの人は罰ゲームだから」
みくる「ひぇ・・・」
長門「なんてこと・・・」
古泉「じゃぁ引きますね。おや、残念揃いませんでした」
みくる「ふぅ」
322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 19:50:05.42 ID:fPdYpatDO
古泉「長門さんの番ですよ」
長門「・・・」スッ
古泉「あっ、これで長門さんは残り2枚ですね」
長門「そう」
古泉「1枚はジョーカーですね。ぷぷぷ」
長門「・・・」
みくる「ひえぇ・・・」
323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 19:58:23.42 ID:fPdYpatDO
みくる「じゃぁ引きます」スッ
みくる「あっ、揃いましたぁ!やったぁ!」
古泉「いやぁおめでとうございます。えっと、はい。それでは長門さん引いて下さい」
長門「・・・」スッ
ハルヒ「よしっ!じゃぁユキが罰ゲームね!」
長門「矛盾が生じた気がする」
古泉「それじゃぁ罰ゲームを決めましょう」
326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 20:04:05.32 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「そうね、とりあえずこれをつけて!」
長門「・・・」
キョン「これは・・・」
ハルヒ「ネコミミよ!」
キョン(クッジョブ!)
キョン「なにをするつもりだ」
ハルヒ「そうね。これをつけたまま『だーいすき!』って言ってもらいましょっ!!」
キョン(最高だぜ・・・)
キョン「まぁ罰ゲームだからな」
長門「・・・」スチャッ
古泉「お似合いですよ」
327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 20:14:14.62 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「じゃぁ行くわよ!せーっの!!」
長門「だーいすき」
ハルヒ「おっけーよ!!あとは>>275に任せるわ!!」
キョン「おい人任せかよ」
ハルヒ「正直みんなはSSより彼の絵を楽しみにしてるのよ」
キョン「そ、そんなことないぞ!」
古泉「長門さんお疲れ様でした」
長門「全力でやってやった」
331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 20:20:03.61 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「結構経ったわよね。古泉君、あとどれくらいで着くのかしら?」
古泉「そうですね。あと20分くらいかと」
キョン「少しあるな」
ハルヒ「せんだみつをゲーっム!!」
キョン「おいマジか」
ハルヒ「せんだっ!」シュビッ
キョン「み、みつを!」シュビッ
古泉「せんだ」シュビッ
みくる「み、みつを!」シュビッ
長門「しぇんびゃぶ」シュビッ
キョン「みtって今長門噛んだろ」
ハルヒ「ばっつゲーっム!!」
長門「・・・してやられた」
古泉「ぶふっ」
332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 20:30:25.72 ID:fPdYpatDO
キョン「おいまさかまた>>275に任せるんじゃ」
ハルヒ「当たり前でしょ?我がSOS団の命運は彼が握ってるのよ!?」
キョン「いやいや何決めつけてるんだよ」
ハルヒ「とりあえずユキには>>275の好きなポーズをしともらうわ」
キョン「とんだ無茶ぶりだよ。絶対来ないよあの人」
古泉「これはやりすぎかもしれませんね」
ハルヒ「はいっ!!ユキやってちょうだい!!」
長門「・・・」シュピーン
ハルヒ「完璧よ!!」
キョン「ハードルあげんな。今のでさらに離れていったわ」
333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 20:32:04.09 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「ついたーっ!!」
古泉「すいません。中々辺境なところにありまして」
キョン「いや、いいところだよ。さすがだな」
古泉「ありがとうございます」
みくる「広い所ですねぇ」
長門「・・・」
337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 20:54:51.90 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「よし!!じゃぁプールにでも行きましょうか!!」
みくる「そうですねぇ。せっかくですし」
キョン「もう行くのか」
古泉「部屋はそれぞれ個室を用意してますので着替えはそちらで」
長門「・・・」テトテト
ハルヒ「じゃぁ着替えたらプールに集合ね!遅かった人は飛び込み!!」
キョン「!!」
みくる「!!」
古泉「!!」
長門「!!」
339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 21:03:03.71 ID:fPdYpatDO
長門「早く着替えなくては」
長門「・・・」モタモタ
長門「よいしょ」モタモタ
長門「ふん」モタモタ
長門「てやっ」モタモタ
長門「疲れた・・・」
長門「行く気分じゃなくなった」
長門「でも着替え終わったし行くことにする」
長門「・・・はぁ」
341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 21:10:21.15 ID:fPdYpatDO
長門「」テトテト
ハルヒ「あっ、ユキ!おっそいわよー!!」
長門「・・・まだ彼が来ていない」
ハルヒ「あぁ古泉君ね。珍しいわよねー。何やってるのかしら」
キョン「あいつだって人間だ。そりゃ遅刻もするさ」
ユキ「よし」
キョン「ん?」
343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 21:14:47.51 ID:fPdYpatDO
古泉「いやぁ皆さんお早いですね」
ハルヒ「古泉君!残念だけど飛び込み決定よ!!」
キョン「おいマジでやるのか?」
ハルヒ「当然よ!!」
古泉「大丈夫です。約束ですからね。それでは行ってきますよ」スタスタ
みくる「古泉君、大丈夫でしょうか」
長門「・・・」
345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 21:19:20.58 ID:fPdYpatDO
古泉「いきますよー」
ハルヒ「みんな!古泉君が飛ぶわよ!」
みくる「はひぃ・・・」
キョン「本当に大丈夫なのかあいつは」
長門「・・・」ソワソワ
古泉「」ダンッ
長門「」ビクッ
ずぱーん!
長門「」ソーッ
古泉「ぷはぁ!」
長門「ほっ・・・」
346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 21:23:38.63 ID:fPdYpatDO
キョン「いやぁ綺麗に飛ぶもんだなぁ」
古泉「はは恐縮です」
ハルヒ「さっすがは副団長ねぇ!申し分ないわ!!」
古泉「ありがとうございます」
みくる「すごかったですぅ」
古泉「どうも」
長門「・・・」
長門「・・・しんp」
古泉「なんですか?」
長門「・・・なんでもない」
古泉「?」
348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 21:30:05.74 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「よーっし泳ぐわよー!!みくるちゃん早くついてきなさい!!」ダダダ
みくる「は、はいぃ」タッタッタ
キョン「おいあまり無茶させるなよ。ってうわ!」
ハルヒ「あはは、水被ったぁ!」
みくる「うふふ」
キョン「お前なぁ・・・」
ハルヒ「いいから早く入りなさい!!」
キョン「うわ
ザッパーン!!
350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 21:35:02.17 ID:fPdYpatDO
古泉「ふふ。仲むつまじいですね」
長門「あなたはいかないの?」
古泉「僕がいったら長門さんが一人になりますからね」
長門「・・・そう」
古泉「やっぱり行ってきます」
長門「待つべき。怒りが込み上げてきた」
古泉「・・・冗談です」
長門「ならなぜそんなに行きたそうな顔をしている。あなたはとりあえずプールから目を背けるべき」
古泉「・・・」ジーッ
長門「・・・」
354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 21:46:32.66 ID:fPdYpatDO
古泉「長門さんは泳ぎにいかないんですか?」
長門「行かない。泳げないわけではないと補足しておく」
古泉「ならなぜですか?」
長門「泳げないわけではない。しかし泳ぎたいわけではない。だから行かない」
古泉「・・・そうですか」
長門「そう」
古泉「泳げないんですね」
長門「もう一度だけ言う。泳げないわけではない。私は対ヒューノイドインターフェイス。いわゆる宇宙人。不可能はほとんどない」
古泉「・・・」
長門「泳げないわけではない・・・!」
356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 21:52:15.20 ID:fPdYpatDO
キョン「結構な時間泳いでたな」
ハルヒ「ホントね。ちょっと疲れたわ」
みくる「でも楽しかったですぅ」
古泉「楽しんでもらえてよかったです」
ハルヒ「なんだかお腹が空いてきたわね」
古泉「夕食の準備も済ませてます」
ハルヒ「さっすが古泉君ね!!」
キョン「なんかそのセリフめっちゃ聞いたきがするぞ」
359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 22:06:43.05 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「はぁお腹いっぱいだわぁ」
キョン「マジでうまかったな」
みくる「おいしかったですぅ」
長門「・・・」
古泉「おあいそ様です」
ハルヒ「そういえばお風呂に入りたいわね」
古泉「もちろん用意済みです」
ハルヒ「ほんと?みくるちゃん行くわよ!ユキもほら早く!!」シュバッ
みくる「は、はいぃ」ガタッ
長門「・・・」テトテト
ガチャン
キョン「行ったな」
古泉「女の子のお風呂は長いですからね。スマブラしますかスマブラ」
360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 22:12:52.68 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「うわぁ脱衣所が既に広いわね」
みくる「温泉みたいですぅ」
長門「・・・」
ハルヒ「よーしみくるちゃん脱ぎなさーい!!」クルルーン
みくる「ひえぇぇん」
長門「」ヌギヌギ
ハルヒ「てやぁー!!」ポンポンポ-ン
みくる「やぁめぇてぇー!!」
長門「」スルスル
ハルヒ「これで、最後ぉー!!」スッパラパーン
みくる「いやぁーん!!」
長門「完了した」シュビッ
363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 22:22:50.87 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「うっわぁ、やっぱり広いわねー」
みくる「温泉みたいじゃなくて温泉でしたねぇ」
長門「正しくは露天風呂だと訂正しておく」
ハルヒ「じゃぁ体洗ってから入るわよ。みくるちゃん背中流してあげるわ!」
みくる「いえそんなの悪いですぅ」
ハルヒ「いいからいいから。じゃぁみくるちゃんはユキの背中流してあげなさい。んで、ユキは私の背中ね!」
みくる「そういうことなら、わかりましたぁ」
ユキ「了解した。任せてほしい」
364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 22:27:00.43 ID:fPdYpatDO
古泉「じゃぁバトル方式は時間でいいですね?」
キョン「まぁ俺はポイント派なんだがな」
古泉「僕はネスで」
キョン「いきなりか。本気だな」
古泉「先手必勝ですよ」
キョン「じゃぁ俺は様子見でヨッシーでも使っておこう」
古泉「ふふ。あとで後悔しますよ?」
キョン「まぁ一戦目だからな」
369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 22:43:32.72 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「みくるちゃんやっぱり綺麗な肌してるわねー」スリスリ
みくる「そんなことないですよぉ」フワフワ
長門「」ゴシゴシ
ハルヒ「髪の毛も手入れが行き届いてるわね」サラサラ
みくる「やっぱりロングなので一応は気をつかってはいますねぇ」ツルツル
長門「」ゴシュゴシュ
ハルヒ「それにこのパーフェクト体型。さっすがみくるちゃんねー。うん」サシュサシュ
みくる「もうやめてくださいよぉ」クシュクシュ
長門「」ゴッシュゴシュ
ハルヒ「ゴメンユキ。ちょっと背中はもういいから。もう頭の洗いっこ入ってるから」
長門「!」ハッ
ハルヒ「いやユキもみくるちゃんに洗ってもらってるじゃない」
長門「・・・なるほど」
371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 22:50:23.23 ID:fPdYpatDO
古泉「ふふピーケーサンダー体当たりです!」
キョン「おぉあぶない」
古泉「そろそろ差がついてきたんじゃないですか?」
キョン「あぁ早くもついてきたな」
古泉「ふふいきますよ!」
キョン「結構CPUも強いな」
古泉「まぁ僕はあなたにしかやられてませんがね」
キョン「まぁな」
372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 22:55:23.32 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「あぁいいお湯ねぇ」
みくる「心が洗われますぅ」
長門「ほっ・・・」
ハルヒ「ねぇ!誰が1番長く息を止めていられるのか勝負しましょ!」
みくる「えぇ?そういうの弱いですよぉ」
長門「すーはーすーはーすー」
ハルヒ「まぁ罰ゲームとかないから!いくわよ!せーっのっせーでっ!」
ハルヒ「ふっ」チャプッ
みくる「んっ」チャポッ
長門「ハー、あっ!」チャプン
374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 22:58:05.21 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「」
みくる「」
長門「」
ハルヒ「」
みくる「」
長門「」プルプル
ハルヒ「」
みくる「」
長門「ぶふぉっ」プルプル
ハルヒ「」
みくる「」
長門「んー」プルプル
ハルヒ「」
みくる「」
長門「ぷはぁ!」
ハルヒ「」
みくる「」
長門「はぁ・・・はぁ・・・」
長門「なんということ」
375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 23:01:37.64 ID:fPdYpatDO
キョン「そんなに落ち込むなよ」
古泉「いや、大丈夫です。でもあなた僕のこと攻めすぎでしょ」
キョン「いや、いくらなんでも弱すぎてさ」
古泉「ネスは得意キャラなんですよ」
キョン「お前ピーケーサンダー体当たりでめっちゃ自爆してたじゃねぇか」
古泉「・・・」
キョン「時限爆弾にも自分で引っ掛かるし」
古泉「・・・」
378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 23:13:37.14 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「はぁ・・・はぁ・・・やっぱり私が1番だったわね!」
みくる「はい・・・はぁ・・・さすがです・・・」
ハルヒ「それで・・・はぁー。うん。一体どっちが先に出たの?」
みくる「私が1番最初でしたぁ。やっぱりダメでしたねぇ」
ハルヒ「やっぱりみくるちゃんかぁ。まぁ予想通りねー」
みくる「えぇ。ふふふ」
長門「・・・」
長門(言えない・・・)
381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 23:17:35.84 ID:fPdYpatDO
キョン「・・・」
古泉「」ショボーン
キョン「20連勝か・・・。古泉・・・お前そろそろネスやめたらどうだ?」
古泉「もしかしたらそのほうがいいかもしれませんね・・・」
ハルヒ「おっさきー!上がったわよー。キョン達も早く入って来なさい!」
キョン「あぁそうするよ。って俺はこいつと一緒に入るのか?」
古泉「よろしくお願いしますね」
ハルヒ「人生ゲームセットしとくわねー」
389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 23:27:12.13 ID:fPdYpatDO
みくる「じゃぁボードもってきますね」
ハルヒ「あぁお願いするわね」
長門「・・・」
ハルヒ「あっ、そういえばタオルが無かったわね。ユキ、悪いけどキョン達にタオル届けてきて?」
ユキ「了解した」スクッ
ハルヒ「さぁて、部屋でも整理しときましょうか」
390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 23:30:36.02 ID:fPdYpatDO
キョン「ホントに広い脱衣所だな」
古泉「ありがとうございます」
キョン「中は・・・うっわぁここ旅館か?」
古泉「ふふふ」
キョン「じゃぁ先に入っとくぞ」
古泉「えぇ僕もあとから入りますので」
古泉「さて、あとは下を脱ぐだけですね」
ガチャ
古泉「・・・」
長門「・・・」
393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 23:32:25.83 ID:fPdYpatDO
古泉「・・・」
長門「・・・タオル」
古泉「・・・」
古泉「ど、どうも・・・」
長門「・・・」テトテト
ガチャ
バタン
古泉「・・・」
古泉「えー・・・」
396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 23:41:57.94 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「こんなもんね」
みくる「ボード持ってきましたー」
ハルヒ「よーしセットするわよ!」
長門「・・・」テトテト
ハルヒ「あらユキ遅かったわね」
長門「ジャングルにいざなわれた」
ハルヒ「え?」
長門「真っ暗な闇がのぞいていた。危ないところだった」
ハルヒ「え?」
399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 23:44:29.30 ID:fPdYpatDO
古泉「えー・・・」
キョン「どうしたんだよ。入ってきてからずっとそればっかりだぞ」
古泉「だって・・・えー・・・」
キョン「いや、何があったんだよ」
古泉「この前まで裸阻止してた側なのに・・・」
キョン「・・・?」
400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 23:49:26.36 ID:fPdYpatDO
キョン「あがったぞー」
ハルヒ「遅かったわねー」
キョン「なんか古泉が暗くなってな」
古泉「もう平気ですのでご安心を」
ハルヒ「そうなの。よし!じゃぁ人生ゲームスタートよ!!」
長門「」ポリポリ
みくる「長門さんじゃがりこ一本もらいますね」スッ
長門「」ポリポリ
402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 23:55:26.80 ID:fPdYpatDO
ハルヒ「えーと4ね。いち、にぃ、さん、よん!子供が生まれる周りから1000万ずつもらう!」
キョン「またかよー」スッ
古泉「涼宮さんは得意なんですかね」スッ
みくる「おめでとうございますー」スッ
長門「・・・」スッ
ハルヒ「次はユキね!」
古泉「さっき職業失ってますからね」
長門「8」
キョン「おぉいい数字出したな」
長門「・・・」♪
404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/27(月) 23:57:03.47 ID:fPdYpatDO
長門「いち、にぃ、さん、よん、ごぉ、ろく、しち、はt
キョン「・・・スタートに戻る・・・」
古泉「・・・」
みくる「な、長門さん・・・」
長門「たかがゲーム。これは人生ではない」
406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 00:01:36.11 ID:LGdN0dI0O
キョン「結局ハルヒの圧勝だったな」
古泉「医師からスタートできたのが大きかったですね」
ハルヒ「んふふー」
みくる「私も子供に囲まれた人生でよかったですぅ」
キョン「朝比奈さんも中々強かったですよー」
古泉「いや、あなたも相当なものでしたよ」
長門「生涯無職孤独・・・」
413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 00:12:43.28 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「DVDでも見ましょうか!?」
キョン「ほう。ハルヒにしては中々なチョイスだな」
ハルヒ「どういう意味よバカキョン!」
長門「無職・・・」
古泉「おもしろそうな映画ですね」
みくる「楽しみですぅ」
長門「孤独・・・」
古泉「・・・」
415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 00:25:04.69 ID:LGdN0dI0O
『どうしてなのマイク』
『うるさいんだよニーナ!』
ハルヒ「泣けるわね」
みくる「はうぅぅ・・・」
古泉「これはキタ」
『すっぽろぽーん』
『ニーナぁぁあ!!』
キョン「目から汗が」
長門「・・・」グスッ
『あと・・・306』
『2000万だろ!』
ハルヒ「アハハ」
キョン「ハハ」
みくる「うふふ」
『そっちかーい!』
『ニーナぁぁあああ!!』
古泉「ちょっと風を浴びて来ますね」
長門「・・・泣けた」
416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 00:28:08.64 ID:LGdN0dI0O
古泉「あぁ・・・すごい映画だったなー」
長門「・・・」テトテト
古泉「長門さん・・・あなたも来たんですか」
長門「なんだか風が浴びたくなった」
古泉「えぇ少し目の周りが暑くなりましたからね」
長門「ニーナ・・・」
古泉「やば・・・思い出し泣きしてきた」
419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 00:31:38.77 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「ふぅ・・・さて次のDVD見るわよ!」
キョン「え?このあとにまた見るの?」
ハルヒ「当たり前よ!今は夜の11時、ホラーの時間にもってこいだわ」
みくる「ふぇぇ・・・」
キョン「マジか」
ハルヒ「あの2人呼んでくるわね!」
423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 00:36:27.32 ID:LGdN0dI0O
長門「ニーナの後にホラーはない」
古泉「あの感動を大切にしたかった」
ハルヒ「じゃぁいくわよー」
長門「ないわ」
古泉「そこは大切にしようよ」
ハルヒ「てやっ」ポチッ
426 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 00:43:34.27 ID:LGdN0dI0O
『そっちはどうマイク』
『まだきていないようだよニーナ』
キョン「まさかの続編」
みくる「彼らの結婚生活に何があったんですかね・・・」
『マぁぁあイぃぃいクぅぅううう!!』
『ニーナ!!ニーナぁぁあ!!』
ハルヒ「これはびっくり」
古泉「もうなんでもないよこれ」
長門「」ブルブル
『ぎゃぁぁああ!!』
『悪霊退散!!』
長門「」ブルブル
古泉「大丈夫ですか長門さん。寒いんですか?」
『僕らの未来は、僕らで掴むんだ・・・』
古泉「とんだ駄作になりましたね。だいたい2作目は落ちぶれるものです。ハリーポッターしかりスパイダーマンしかり」
長門「」ブルブル
古泉「まだ寒いんですか?え?まさか怖いんですか!?」
432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 00:57:38.46 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「ふわぁあ」
キョン「さすがに眠くなってきたな」
みくる「そろそろ寝ましょうか。時間も時間ですし」
古泉「え?ホントに怖いんですか?」
長門「いや・・・怖くない。寒いだけに違いない」
ハルヒ「そうねそろそろ寝るとしましょ」
古泉「いや怖いならそう言っても大丈夫ですから」
長門「怖くないし恐くない。ただ当分一人になりたくない。これは統合思念体の意思」
古泉「嘘をつくな」
435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 01:04:22.22 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「いい?明日はこの辺の不思議を探しにいくんだからね!」
みくる「はい!」
キョン「わかったよ。いいから部屋に戻るぞ」
古泉「僕は部屋の掃除をしますからお先にお眠り下さい」
キョン「俺も手伝うか?」
古泉「すぐ終わるので大丈夫です。僕もすぐに眠りますから」
キョン「そうか。じゃぁ先に寝るな。おやすみ」
ハルヒ「また明日ね古泉君、と、ユキは・・・何してるの?」
長門「考えごと・・・気にしないで行って欲しい」
ハルヒ「そう・・・。じゃぁまた明日ね」
みくる「おやすみなさい」
古泉「はい。いい夢を」
437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 01:14:47.65 ID:LGdN0dI0O
古泉「いやもう大丈夫でしょう。まだ怖いんですか?」
長門「最後のニーナが玉にのめり込むシーンやばい」
古泉「そうですけど、とりあえずそろそろ部屋に戻りましょうよ」
長門「・・・」コクッ
古泉「立てますか?」
長門「・・・大丈夫」
439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 01:18:55.46 ID:LGdN0dI0O
古泉「長門さん荷物少ないですね。一応2泊するんですよ?」
長門「基本上着は指定の制服。問題はない」
古泉「そうですか・・・」
長門「とりあえず寝て早く朝が来ることを望む」
古泉「そうですね。今日は結構騒ぎましたし、僕も疲れました」
長門「私も疲れました」
古泉「それなら早く眠れるはずですよ。いい夢が見られるといいですね」
古泉「それでは、おやすみなさい」
長門「」ガシッ
長門「まだ帰らないで欲しい」
441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 01:20:50.19 ID:LGdN0dI0O
古泉「・・・わかりました。それでは長門さんがおやすみになるまでご一緒させていただきます」
長門「感謝する」
古泉「安心して眠っていいですよ」
長門「わかった・・・」
古泉「・・・」
長門「・・・」
446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 01:24:18.32 ID:LGdN0dI0O
長門「・・・」スースー
古泉「・・・どうやらねむったみたいです」
長門「・・・うーん」スースー
古泉「うなされてますね」
長門「た・・・たしゅけて・・・」スースー
古泉「どんな夢なんでしょうか」
長門「はぁ・・・はぁ・・・」スースー
古泉「ちょっと!長門さん!大丈夫ですか!」ポフンポフン
長門「はっ」パチッ
古泉「大丈夫ですか?相当うなさr
長門「」ギュウゥ
古泉「ひょー」
449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 01:25:50.20 ID:LGdN0dI0O
長門「恐ろしい夢だった。ニーナが・・・」
古泉「わかりました。とにかく離れて下さい」
長門「・・・」ギュウゥ
古泉「参りましたね」
長門「・・・」ギュウゥ
古泉「多少・・・苦しくなって・・・きましたよ」
455 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 01:29:34.27 ID:LGdN0dI0O
古泉「やっと離してくれましたか」
長門「落ち着いてきた」
古泉「そうですね。でも長門さんかなり汗かいてますね」
長門「それほどのものだった」
古泉「着替えたほうがいいんじゃないですか?今のうちに洗濯すれば明日中には乾きますし」
長門「そうさせてもらうことにする」
古泉「はい。ではパジャマの替えを用意してきますので待っていて下さい」
長門「早く帰ってきて」
古泉「わかってますよ」
465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 01:45:20.92 ID:LGdN0dI0O
古泉「長門さん持ってきましt」
長門「感謝する。もってきて」
古泉「いや、よく普通に話したな」
長門「?」
古泉「下着、下着」
長門「あぁ・・・汗をかいたので脱いだ」
古泉「びっくりしましたよ。スッポンポンじゃないですか」
長門「裸になって何が悪いの・・・?」
古泉「ふぅ・・・とりあえずこれを着て下さい」
468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 01:51:00.79 ID:LGdN0dI0O
長門「サイズが大きい」
古泉「そうですね。手を半分隠しちゃってるあたりが」
長門「だがそれがいい」
古泉「どこで覚えたんですかまったく」
長門「なんか眠気がきた」
古泉「そうですか。それはなにより」
長門「そろそろ眠ることにする」
古泉「・・・そうですね」
469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 01:52:57.83 ID:LGdN0dI0O
長門「・・・」スースー
古泉「今度こそしっかり眠れているみたいですね」
長門「・・・あ」スースー
古泉「?」
長門「ありがと・・・」スースー
古泉「・・・」
古泉「ふふ。どういたしまして」
473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 02:03:21.26 ID:LGdN0dI0O
古泉「・・・」
古泉「・・・ん」
古泉「んん・・・」
古泉「・・・朝ですか」
長門「・・・ん」スーッ
古泉「あ、すいません起こしちゃいましたか」
長門「問題ない。自分で目覚めただけ」
コンコン
ハルヒ「ユキー!起こしに来たわよー!!」
ハルヒ「・・・って」
古泉「はい。コレまずい。コレまずいよ」
478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 02:07:22.94 ID:LGdN0dI0O
古泉「ぼ、僕もちょうど起こしに来たところでして」
ハルヒ「そ、そうなの?」
古泉「そうです。長門さん中々目覚めが悪くて」
長門「低血圧」
ハルヒ「なんだぁ!びっくりしちゃったわよ!通りで古泉君を見ないと思ったのよね」
古泉「彼女を起こすのは一苦労でした」
長門「私はどんなふうに思われているのか甚だ疑問」
482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 02:17:41.66 ID:LGdN0dI0O
みくる「あっ、おはようございます」
キョン「おはよーさん」
古泉「おはようございます。よく眠れましたか?」
みくる「はい!寝心地よかったですぅ」
長門「まだ眠い」
ハルヒ「さぁ朝食にするわよ!」
486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 02:21:53.93 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「なるほど朝はバイキングなわけね」
キョン「さすがだな」
みくる「びっくりですね」
長門「温泉卵」
古泉「・・・」
長門「・・・温泉卵」キョロキョロ
古泉「・・・これどうぞ」
長門「!!」シャキーン
489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 02:28:02.80 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「じゃぁ今日はどこに行きましょうか」
みくる「あっ、不思議探検にいくんですよねぇ」
ハルヒ「そうよ!そもそも本来の目的はソレだからね!!」
キョン「古泉、近くになんかスポットないのか?」
古泉「そうですね。少し山を昇ったら小さな滝がありますけど」
ハルヒ「不思議がありそうね!よしっ、今日はそこに行くわよ!」
492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 02:32:11.94 ID:LGdN0dI0O
長門「温泉卵おいしい」
古泉「そんな好きなキャラじゃないでしょう」
キョン「長門、そろそろいいか?ちょっと卵のから多過ぎだし」
長門「!」
ハルヒ「ユキってそんなに温泉卵好きだったっけ」
古泉「いや、間違いなくそんなことないです」
494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 02:41:25.26 ID:LGdN0dI0O
古泉「ここが山の入口ですね」
ハルヒ「薄暗くてなんとも言えない雰囲気があるわ!」
みくる「ちょっと怖いですね・・・」
古泉「!!」
古泉「そういえば怖がりは朝比奈さんの専売特許でした」
古泉「まぁ隠れ怖がり、というジャンルで言ったらかぶってないですから大丈夫でしょう」
キョン「お前誰と話してるんだ?」
498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 02:46:35.13 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「んー。たまにはこうして自然に囲まれるのも悪くないわねー」
キョン「まぁたまにはいいもんだよな」
古泉「ここら辺は空気も綺麗ですしね。少し前だったら桜も咲いていたのですが」
ハルヒ「来年はここで花見ってのも悪くないわね!」
みくる「楽しみですぅ」
長門「小さい花が咲いている」
古泉「可愛い花ですよね。オオイヌノフグリというんですよ。大きい犬のちんちんという意味です」
長門「・・・ネーミングセンスを疑う」
502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 02:57:55.20 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「だいたいこの辺が中腹かしら?」
古泉「そうですね」
キョン「なにが少し昇ったらだよ、かなりあるじゃないか」
古泉「それは女性も一緒に昇ったら少しはかかりますよ」
みくる「はぁ・・・はぁ・・・すみません」
ハルヒ「まったくなっさけないわよ!みくるちゃん!」
長門「絶対オオイヌノフグリなんて名前は避けるべきだった」
長門「リ・・・リトル・・・リトルエンジェル・・・」
古泉「何言ってるんですか」
長門「何も言っていない。幻聴に違いない」
504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 03:01:22.88 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「さて、休憩終わり!いっきに上まで行くわよ!!」
キョン「まぁゆっくり行けば大丈夫だろうな」
みくる「頑張ります!」
古泉「頂上は中々いい景色なので、そこでお昼ご飯にしましょう」
ハルヒ「いいわね!さぁもうひと頑張りよ!」
長門「・・・」
長門「・・・リトルエンジェルが咲いている」
506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 03:04:44.60 ID:LGdN0dI0O
長門「リトルエンジェルがひとつ」
長門「リトルエンジェルがふたつ」
長門「・・・」
長門「リトルエンジェルが三匹目」
長門「・・・」
長門「リトルエンジェルがよんホーリー」
長門「・・・」
長門「リトルエンジェルがごホーリー」
長門「リトルエンジェルがろくホーリー」
古泉「いや、さっきから何言ってるんですか」
長門「!!いつからそこにいたの」
古泉「リトルエンジェルがひとつ、から」
507 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 03:09:23.90 ID:LGdN0dI0O
古泉「長門さん、3人から相当遅れとってますよ」
長門「私が遅れているということは、私と一緒にいるあなたも遅れをとっているということ」
古泉「まぁそうですけど」
長門「とりあえず先を急ぐことにする」
古泉「そうですね。急ぐとしましょう」
長門「・・・よし」テトテト
古泉「あ、少し小走りになったんですか」
510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 03:20:27.62 ID:LGdN0dI0O
古泉「長門さん。いかにもバテてるみたいですけど」
長門「違う・・・小走りを越えて軽くジョギングに入ったがために疲労が蓄積したわけではない」
古泉「似たようなセリフを何回か聞いたんですけど」
長門「疲れたわけではないけれど、足が限界なのは否めない」
古泉「なんでそんなに強がってるのか理解できませんが」
512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 03:30:18.41 ID:LGdN0dI0O
キョン「頂上についたな」
ハルヒ「そうね。確かにいい場所じゃない!」
みくる「綺麗な所ですねぇ」
古泉「いやぁ遅れて申し訳ありません」
キョン「おぉ古泉。お前途中からどこいってたんだ?」
古泉「まぁ長門さんと少しお話を」
キョン「なんかホントに最近仲いいな」
古泉「まぁそうですかね」
古泉(途中まで長門さんをおぶってきたとは言えないですね)
長門「リトルエンジェルがじゅうはちホーリー」
514 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 03:34:33.32 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「さて!お弁当にしましょう!」
みくる「じゃぁ私シートの用意を」
キョン「あ、俺も手伝いますよ」
古泉「じゃぁお弁当も出しときますね」
長門「」スッ
ハルヒ「それじゃぁいっただっきまーっす!!」
キョン「ホント、たまにはこうやって食事するのも悪くないなー」
みくる「気持ちいいですよねー」
長門「・・・」モグモグ
古泉「もう完全にピクニックですねこれは」
515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 03:38:49.46 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「はぁ!やっと下山したわね」
キョン「帰りはあっというまだったな」
ハルヒ「みくるちゃん今何時?」
みくる「え?えーと3時20分くらいです」
ハルヒ「また微妙な時間ね」
古泉「せっかくですし近くのショッピングモールにでも行きませんか?今日の夜はバーベキューをと考えてますので」
ハルヒ「ナイスアイデアね。暇潰しにはちょうどいいわ」
キョン「普通の買い物をしに行くんだよな?」
516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 03:48:22.68 ID:LGdN0dI0O
信じられるか?明日1限目からなんだぜ俺。ちょっとスレを伸ばしてるだけで、もう単位とれないんだぜ?
Byたっちの人
518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 03:53:47.39 ID:LGdN0dI0O
キョン「中々でかい店だな」
古泉「この辺の住民の方々は大体ここでことを済ませますからね」
ハルヒ「せっかくだし、色んな店回ってみましょうよ!!」
キョン「目的を忘れたのかハルヒ」
ハルヒ「わかってるわよ!でもまだ晩御飯まで時間もたーっぷりあるんだから少しは楽しまなくっちゃ!!行くわよみくるちゃん!!」
みくる「え?えぇぇ?」
キョン「おいおい」
古泉「ふふ楽しんでもらえてよかったですよ」
キョン「そうか?俺はこの後を考えると不安でたまらんが」
長門「・・・私達も行くべき。涼宮ハルヒを見失ってしまう」
519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 03:57:55.56 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「わぁー!ねぇねぇキョン!」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「この服絶対みくるちゃんに似合うと思わない?」
キョン「そんなこと知らん。本人に聞け本人に」
ハルヒ「みくるちゃんは今別の服を試着中なのよ」
キョン「あのなぁ」
古泉「おや長門さんどうしました?」
長門「いい臭いがする」
521 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 04:03:09.11 ID:LGdN0dI0O
みくる「どうですかぁ?」
ハルヒ「とっても可愛いわ!!次はこの服ね!!」
キョン「おいハルヒ」
ハルヒ「何よ?」
キョン「あまり買うつもりもないのに試着しすぎるな。店に迷惑がかかるだろ」
ハルヒ「大丈夫よ。あと少ししたらやめるわ」
キョン「そういう問題じゃなくてだな・・・あー、古泉もなんか言ってくr・・・ってあれ?」
ハルヒ「古泉君とユキ、またいなくなったわね」
キョン「不思議だな」
ハルヒ「!!キョン今すぐあの二人を探すわよ!!」
キョン「はぁ?何するつもりだお前は」
ハルヒ「もちろんあの二人の秘密を見つけだすのよ!!」
522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 04:06:15.97 ID:LGdN0dI0O
キョン「あのなぁあまり二人の関係に横槍を入れるのはだな」
ハルヒ「団内は恋愛禁止よ!?それを確かめるためのただの確認じゃない。問題ないわ」
ハルヒ「みくるちゃーん」
みくる「き、きゃぁあ!」
ハルヒ「いつまで着替えてんのよ!ほら元に戻して」
みくる「え?一体なにがあったんですかぁ?」
ハルヒ「詳しいことは行きながら話すわ!!」
キョン「やれやれ」
524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 04:10:38.74 ID:LGdN0dI0O
すみません。オチも何も考えてないですが、続きは起きてから書きたいと思います。ホントにすみません
明日は講義が9時からあるのでそれくらいには再開します。
昨日といいこんな駄スレの分際で厚かましいですができれば残しておいて下さい。
あと、このスレは何時くらいに落ちるんですか?2日ルールがよくわかりません。
たびたび申し訳ありません。それでは、落ちてなかったらまた
552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 09:19:43.26 ID:LGdN0dI0O
古泉「どうしたんですか長門さん。あまり勝手に歩き回らないで下さい」
長門「いい臭いがした。臭いというより匂い」
古泉「そうですかね」クンクン
長門「・・・こっち」
古泉「こちらは・・・パン屋ですね」
長門「甘い匂いがする」
古泉「まぁ焼きたてのパンというのはホントにいい香りがしますからね」
長門「・・・」
古泉「試食してきてはいかがですか?」
長門「行ってくる」
古泉「・・・ふぅ」
555 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 09:23:11.56 ID:LGdN0dI0O
長門「メロンパン」
古泉「ここのメロンパンは人気商品ですからね」
長門「クロワッサン」
古泉「チョコレートがサンドしてあって上品な味わいになってます」
長門「カレーパン」
古泉「外はカリッと、中はフワッと仕上がってます」
長門「イチゴスペシャル」
古泉「コンビニで126円とかで売ってるやつですね。えぇ」
556 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 09:25:45.62 ID:LGdN0dI0O
長門「イチゴスペシャルてらうます」テトテト
古泉「何言ってるんですかまったく」スタスタ
ハルヒ「パン屋をあとにしたわよ」
キョン「これからバーベキューだってのによくあんな甘ったるいもんが食えたな」
みくる「でもあまりカップルって感じでもないですねぇ」
ハルヒ「まだわからないわ!尾行もとい確認を続けるわよ!!」
557 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 09:28:36.89 ID:LGdN0dI0O
長門「」モグモグ
古泉「完全に彼らとはぐれてしまいました。携帯もつながりませんし」
長門「うまー」モグモグ
古泉「とにかく歩いていればいずれは会えるでしょう。それに携帯に連絡がくるかもしれません」
長門「」モグモグ
古泉「おいしいですか?」
長門「うまー」モグモグ
558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 09:31:50.16 ID:LGdN0dI0O
長門「ふぅ、おいしかった」
古泉「テラウマスとか言ってましたよ」
長門「・・・!!」
古泉「どうしました?」
長門「綺麗な店がある」
古泉「あぁそこはアクセサリーショップですね」
長門「ほー」
古泉「興味があるなら見に行きますか」
長門「行ってみる」
キョン「おいあの店に入ったぞ」
ハルヒ「プレゼントでも買うつもりかしら」
みくる「素敵ですねぇ」
559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 09:35:22.73 ID:LGdN0dI0O
長門「これは、どうやってつけるの?」
古泉「ネックレスは首にかけて後ろで留めるんです。女性の基本アイテムみたいなものですね」
長門「これは?」
古泉「イヤリングは耳につけるのですが、耳に穴を開けなければなりません」
長門「つけなくていい」
古泉「そうですね。痛いですもんね」
長門「穴は開けなくていい」
561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 09:38:43.12 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「会話がよく聞き取れないわね」
キョン「そりゃ近すぎたら気づかれるからな」
みくる「あっ、今ネックレスを長門さんの首もとにあてがいましたぁ」
ハルヒ「ラッブラブのすっからかんね」
キョン「意味わからんぞそれ」
ハルヒ「えぇそうね。自分でもびっくりしたわ・・・まさか語呂を合わせただけでこんなことになるとは」
キョン「おっ動くぞ」
562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 09:47:05.81 ID:LGdN0dI0O
古泉「まぁ今は穴を開けないでも挟んだりして装着するタイプもありますがね」
長門「なるほど」
古泉「それにしても長門さんがそういったものに興味をもたれるとは意外ですね」
長門「そう」
古泉「そもそもファッションというものに興味がないでしょう」
長門「そう」
古泉「それが服装無視していきなりアクセサリーですからね」
長門「順番が違っていた」
古泉「まぁ対したミスでもありませんよ」
長門「服を見に行く」
古泉「そうきますか」
564 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 09:50:19.70 ID:LGdN0dI0O
長門「いっぱいある」
古泉「日々様々なデザインの服が出てますからね。得に女性の服は種類が豊富ですよ」
長門「・・・」キョロキョロ
古泉「・・・」
長門「・・・」ソワソワ
古泉「・・・どうしたんですか?」
長門「店員に話しかけられないように注意している。正直気まずい」
古泉「人見知りだなそりゃ」
567 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 10:12:32.77 ID:LGdN0dI0O
さるくらったよ。開始50分でさるさんとかなんなの?はぶられてるの?
古泉「これなんか似合いそうですね」
長門「ワンピース」
古泉「長門さんの静かさがまさにピッタリだと思いますよ」
長門「・・・」
長門「これがいい」
古泉「!!」
古泉「オーバーオールだと?」
569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 10:15:00.34 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「またもやいい感じね」
みくる「長門さん楽しそうです」
キョン「おいアレあの服試着しにいくんじゃないか?」
ハルヒ「まさか。どう考えてもユキのキャラじゃ・・・いった」
みくる「ワンピースを避けてあの服に挑みましたね」
キョン「何があいつを動かしてるんだ」
572 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 10:22:43.80 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「でもユキって美少女には間違いないじゃない?オーバーオールでも充分似合うと思うわ!楽しみね」
キョン「まぁ制服以外の長門は中々見られないからな」
みくる「なんだかどきどきしますぅ」
古泉「結構起ちましたけど、中々出てきませんね」
長門「用意できた」
古泉「出てきていいですよ」
長門「これは正直失敗したかもしれない」
古泉「いや客観的目線は必要ですよ。大丈夫です」
長門「・・・」
574 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 10:25:55.39 ID:LGdN0dI0O
シャァァァ
古泉「!!」
ハルヒ「ちょっと古泉君邪魔よ!!見えないじゃない!!」
キョン「いやまてきっとチャンスがあるはずだ!」
みくる「見えない・・・」
長門「・・・どう」
古泉「いやぁ・・・これが新しい萌えかと思うとなんだか歴史の真っ只中にいる気がしてきましたね」
長門「意味がわからない」
古泉「つまり可愛いという意味です」
長門「なるほど」
576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 10:31:25.28 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「結局見えなかったわ・・・」
キョン「店も出ちゃったし・・・」
みくる「見たかったですね・・・」
ハルヒ「あっ、また電話きたわ」
キョン「古泉の様子だとどうやら長門に付き合ってやってるだけみたいだな」
ハルヒ「そうね。なんだかんだで連絡を取ろうとしているということは、つまり私達ど合流を急ぎたいということ」
みくる「しっかり確認ができてよかったです」
ハルヒ「いや、まだわからないわ。この調子で後をつけていったらもしかしたら」
古泉「みなさんで何をしてらっしゃるんですか?」
ハルヒ「うわっ!」
キョン「おっと」
みくる「ふぇっ!?」
579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 10:35:26.47 ID:LGdN0dI0O
古泉「尾行なんてタチが悪いですよ」
キョン「いや、すまん」
ハルヒ「だ、団長として部下が淫らな行為に走らないように監視してただけよ!!」
みくる「すみませんでしたぁ」
長門「かまわない。買い物に向かう」
古泉「バーベキューの具ですね」
長門「」コクッ
ハルヒ「よーっし!じゃぁあとは具材を買って帰るわよ!!」
キョン「長門が言ったことだろそれは」
584 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 10:44:07.28 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「キョンー早くちゃっちゃと焼いちゃいなさいよ!」
キョン「無茶を言うなお前はともかく朝比奈さんや長門に生焼けは食わせられん」
古泉「おや、僕は」
長門「とうもろこし」
みくる「あっ、キョン君この辺焼けたんじゃないですか?」
ハルヒ「いっただきー!」
キョン「おいこらまて!」
長門「とうもろこし」
古泉「とうもろこしも焼いてますよ。少し待っていて下さい」
585 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 10:47:49.64 ID:LGdN0dI0O
キョン「まったくハルヒ。お前は食い意地を張りすぎだ」
ハルヒ「わかったわよ!待っててあげるから早く焼いちゃいなさい!」
みくる「で、できるだけ急ぎます!」
キョン「朝比奈さん。いくら頑張っても俺達にできるのは火力をあげることくらいですよ」
古泉「大体このくらいでいいでしょうか」
長門「とうもろこし?」
古泉「いえカボチャです」
長門「・・・ともこし」
古泉「誰ですかそれ」
587 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 10:58:33.21 ID:LGdN0dI0O
キョン「よっし肉いけるぞ」
ハルヒ「んー」
キョン「いいから。お前も食べて」
ハルヒ「やった!いっただきまーっす!!」
みくる「おいしそうですねぇ」
ハルヒ「おいっしー!!」
キョン「そいつはよかった」
古泉「長門さんとうもろこし焼けましたよ」
長門「いただく」
古泉「はい、どうぞ」
588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 11:03:07.87 ID:LGdN0dI0O
キョン「おいっ!それ俺の肉だぞ」
ハルヒ「細かいこと言わないの!」
みくる「キョン君私のをあげます」
古泉「長門さんお肉もいかがですか?」
長門「・・・大丈夫」ポリポリ
古泉「とうもろこしばかりじゃ物足りないでしょう」
長門「そんなことはない。おいしい」
古泉「・・・そうですか」
長門「」ポリポリ
589 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 11:06:03.34 ID:LGdN0dI0O
古泉「皆さん、食後には季節はまだ早いですが花火の用意いたしてますので」
ハルヒ「ナイスよ古泉君!」
キョン「よく手に入ったな」
古泉「去年の残りが蔵に残っていまして、天気もいいし、せっかくですから」
みくる「楽しみですねぇ」
長門「・・・」ポリポリ
590 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 11:10:45.94 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「はー食べきったわねー」
みくる「結構たくさん買いましたからねぇ」
キョン「ホントに普通にうまかったな」
古泉「普通がなによりですよ」
長門「お腹いっぱい」
キョン「長門、とうもろこしすっごい食べたな」
長門「おいしかった」
キョン「芯でタワーが形成されている・・・」
591 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 11:12:59.40 ID:LGdN0dI0O
古泉「それでは僕は花火の用意をしてきますので」
みくる「あ、私も手伝います」
ハルヒ「じゃぁ私達はこの辺を片付けるわよ」
キョン「意外としっかりしてるな」
ハルヒ「どういう意味よ!」
長門「皿を片付ける。いっぱい持って行ける」
593 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 11:19:35.05 ID:LGdN0dI0O
古泉「おや、キレイになってますね。片付けて下さったんですか」
キョン「あぁ主に長門がな」
長門「積み方さえわかれば簡単」
ハルヒ「ものすっごい量だったわ。さすがはユキね!」
長門「簡単」
みくる「花火の用意もしやすいですねぇ」
古泉「はい。それでは出しましょうか」
キョン「それこそすっごい量あるな」
古泉「去年は奮発しちゃいました」
595 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 11:24:43.42 ID:LGdN0dI0O
すみません2時限目英語で少し自由がないです
教科書忘れたから当てられたら死ぬ
ハルヒ「キョンーこれ読んでみてー」
キョン「えーっとえす・・・おー・・・えす・・・団・・・だな」
ハルヒ「正解!」
みくる「やっぱり綺麗ですね」
古泉「はい・・・。長門さん火あげますよ」
長門「感謝する」
596 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 11:25:28.15 ID:LGdN0dI0O
古泉「・・・」
長門「・・・」
古泉「中々つきませんね」
長門「・・・」
古泉「・・・」
ジュボッシュ!
長門「」ビクッ!
長門「いきなりきた・・・」
古泉「しかも火力強いですね」
長門「しゅーしゅー言っている」
598 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 11:36:02.16 ID:LGdN0dI0O
長門「色が変わった」
古泉「最近の花火はオシャレですよね」
長門「また変わった。これは何色あるのかわからない。ワクワクする」
古泉「ふふ」
みくる「涼宮さん、あまり無茶しないで下さいねぇ」
ハルヒ「大丈夫よぉ!!やっほー!」バーン!
キョン「7連花火を手にもってやるのは危険です。軽くロックマンの気分が味わえますが絶対にやらないでください」
ハルヒ「てやーっ!」バーン!
600 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 11:43:54.33 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「キョン早くセットしなさい!」
キョン「無茶言うな打ち上げ花火は慎重を期すにこしたことはない」
古泉「こっちは準備OKです」
ハルヒ「キョン!」
キョン「あぁこっちも終わったよ」
ハルヒ「よしじゃぁいくわよ?」
ハルヒ「点火っ!!」
601 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 11:47:27.30 ID:LGdN0dI0O
シュピュー
ヒュルルル
ボアーン!
バーン!パラララ
古泉「綺麗ですね」
ボーン!バーン
シュー
ドーン!
長門「・・・」
ダタタタタ
シュバーシュ
バーンパーン!
長門「・・・アクセサリー・・・」
602 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 12:02:17.13 ID:LGdN0dI0O
古泉「綺麗ですよね」
長門「・・・」
古泉「さっきのセリフ中々ユニークでしたよ」
長門「・・・それは私のセリフ」
古泉「ふふ。でもいいじゃないですか。たまにはこうしてのんびり過ごすのも」
長門「そう」
古泉「線香花火でもしますか」
長門「・・・」コクッ
604 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 12:18:49.69 ID:LGdN0dI0O
みんな当ててたのにあてずっぽうで答えたら俺だけ外した・・・恥ずかしい
ハルヒ「じゃぁせーっの、でつけるわよ!」
キョン「わかったよ。いくぞ」
ハルヒ「あんたが指示しないでよ!いい?いくわよ?せーっの!」
シュボッ
ジリジリジリジリ
古泉「まだ小さいですね」
605 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 12:26:40.31 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「私のが1番早くぱちぱちしだしたわね」
キョン「つまり1番早く落ちるってことか」
ハルヒ「そんなことないわよ!」
古泉「さすがに皆さんはじけてきましたね」
ジジジジ
長門「・・・」
611 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 13:25:38.52 ID:LGdN0dI0O
古泉「みなさん(?)中々いい勝負になってますね」
ジジジジ
長門「・・・」
パチパチッ
キョン「風がないのが幸いしたな」
ハルヒ「このままいくと落ちる前に火薬が切れちゃうわね」
みくる「負けませんよぉ」
ジジジジ
長門「・・・」
ジジパッ
長門「・・・!」
ジジパチッ
長門「きた」
パチッ
ポトリ
長門「・・・」ションボリ
612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 13:30:20.13 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「さぁて花火も終わりね!後片付けして部屋に戻るわよ!」
キョン「意外と早く終わったな」
みくる「もう10時ですよ?」
キョン「あぁ朝比奈さんは早寝そうですもんね」
みくる「そ、そういうことじゃないです!」
ハルヒ「こらキョン!早く片付けなさいっ!」
キョン「へいへい」
長門「・・・」
古泉「長門さん・・・元気出して下さい」
長門「・・・問題ない・・・」
613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 13:34:00.62 ID:LGdN0dI0O
キョン「さて10時なわけだが」
ハルヒ「まだ寝るには早いわね」
みくる「まだ何かするんですかぁ?」
ハルヒ「もっちろん!」
ハルヒ「私達はここに遊びにきたわけじゃないの!不思議を探しにきてるのよ!!」
キョン「あんだけ騒いどいてよく言えたな」
ハルヒ「うるさいっ!とにかく今からSOS団夜間部として夜の探索へと出るわよ!」
古泉「長門さん、そんなはじっこにいないでこちらへ」
長門「・・・いい」
614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 13:37:31.76 ID:LGdN0dI0O
ハルヒ「恒例の組分けをやるわよ!」
キョン「まぁこう分けていいんじゃないか?」スーッ
古泉「僕と長門さんですか?」
ハルヒ「まぁそれでも構わないけど」
キョン「お前達最近仲いいからな」
古泉「僕はかまわないですけど」
長門「・・・」
ハルヒ「じゃぁそれで行くわね!夜12時にここに戻ってくること!いいわね!?」
615 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 13:45:59.87 ID:LGdN0dI0O
古泉「星が綺麗ですね」
長門「・・・」ジー
古泉「この辺りは空気がキレイですからね」
長門「・・・そう」ジー
古泉「あちらのほうに行きましょうか電灯がないからさらに澄んで見えますよ」
長門「行ってみる」
616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 13:48:47.06 ID:LGdN0dI0O
長門「・・・水の音がする」
古泉「今、湖に近づいていってますからそれかと」
長門「・・・」
古泉「とりあえず湖の淵を歩いてみましょう」
長門「わかった」
古泉「・・・」スタスタ
長門「・・・」テトテト
617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 13:50:44.05 ID:LGdN0dI0O
古泉「到着です」
長門「・・・」
古泉「どうですか?」
長門「・・・月が反射している」
古泉「そうですね」
長門「少し寒くなったかもしれない」
古泉「水辺ですからね。仕方ないです」
618 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 13:52:33.55 ID:LGdN0dI0O
長門「・・・」テトテト
古泉「・・・」スタスタ
長門「・・・風の音」
古泉「水の次は風ですか」
長門「風の音がする」
古泉「・・・」
長門「・・・」
古泉「そうですね」
620 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 13:56:49.95 ID:LGdN0dI0O
古泉「ほら、長門さん。上を見てください」
長門「・・・」スッ
長門「・・・!」
古泉「・・・」
長門「・・・」
長門「・・・空が輝いている」
古泉「・・・はい」
長門「・・・」
古泉「・・・不思議発見ですかね」
長門「・・・」
長門「・・・そうかもしれない。だけどこれは報告したくない」
古泉「僕もですよ」
622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 14:04:39.78 ID:LGdN0dI0O
古泉「おっと、時間を使いすぎましたね」
長門「・・・」
古泉「もう11時20分です。そろそろ戻るとしましょう」
長門「・・・」
623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 14:08:30.69 ID:LGdN0dI0O
古泉「長門さん行きますよ」
長門「・・・わかった」
古泉「・・・」
古泉「・・・あまり上を見ながら歩くt
長門「!!」ズルッ
ザャパーン
古泉「あー・・・」
長門「・・・」ポタポタ
古泉「大丈夫ですか?」
長門「・・・平気」
626 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 14:16:23.73 ID:LGdN0dI0O
古泉「大丈夫じゃないでしょびちゃびちゃじゃないですか」
長門「正直ビックリした」
古泉「でしょうね」
長門「今でも現状が完全に把握できない」
古泉「もう湖に落ちたという理解で充分かと」
長門「ビックリした」
古泉「えぇ僕もビックリしました」
627 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 14:17:48.34 ID:LGdN0dI0O
長門「寒くなってきた」
古泉「もう夜も遅いですからね」
長門「寒い」
古泉「早く部屋に戻るとしますか」
長門「そうする」
古泉「行きましょう」
629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 14:20:38.77 ID:LGdN0dI0O
古泉「はい。これ、着替えです」
長門「それは制服(予備)」
古泉「勝手ながら荷物から出してきましたよ」
長門「かまわない。感謝する」
古泉「早くタオルで身体ふいちゃって下さいよ」
長門「まずは服を脱ぐ」
古泉「あとで乾燥機にいれときますね」
631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 14:22:57.71 ID:LGdN0dI0O
長門「下着までびちゃびちゃ」
古泉「全身どっぷり浸かってましたからね」
長門「もう下着も脱いでおく」
古泉「そう思って替えの下着も用意してあります」
長門「準備がいい」
古泉「どうも」
長門「よっ」スルスル
633 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 14:27:33.92 ID:LGdN0dI0O
長門「一応言っておく」
古泉「早く下着つけてください」
長門「裸になって何が悪いの・・・?」
古泉「それ昨日も聞きましたよ。いいから早く」
長門「あまりにスレタイと掛け離れているから今しかないと思った」
古泉「多分もう遅いですよ」
長門「・・・」スッスーッ
634 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 14:29:44.51 ID:LGdN0dI0O
長門「温かくなってきた」
古泉「まぁ身体もふきましたしね」
長門「暑くなってきた」
古泉「服着たからじゃないですか?」
長門「クラクラしてきた」
古泉「地震ですかね」
長門「クシュンっ」
古泉「風邪ひいちゃいましたねこれは」
635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 14:35:11.97 ID:LGdN0dI0O
古泉「とりあえずベッドに横になって下さい」
長門「ごっほごっほ」
古泉「・・・」
長門「ごっほ」
古泉「ホントに風邪なんですか?」
長門「失礼な」
636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 14:38:05.42 ID:LGdN0dI0O
古泉「とりあえず皆さんとの集合時間ですので、様子を見てきます」
長門「・・・」コクッ
古泉「恐らくあとで彼らもここにくるでしょう」
長門「・・・ごっほ」
古泉「静かに寝ていて下さいね」
長門「わかった」
古泉「それでは少し失礼します」
バタン
長門「・・・」
長門「こんな状態で動けるわけがない」
644 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 15:17:34.20 ID:LGdN0dI0O
もうさるさん怖いわ。いじめだよこんなもん
古泉「みんな心配してましたね」
長門「・・・」
古泉「あなたもそろそろ寝たらどうですか?」
長門「・・・ごっほ」
古泉「明日には治しとかないとですし」
長門「わかってる」
古泉「・・・。水枕交換しときますか」
長門「お願いする」
古泉「かしこまりました」
645 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 15:21:59.80 ID:LGdN0dI0O
長門「ごっほごっほ」
古泉「37.6℃。やはり熱があるみたいですね」
長門「熱い」
古泉「今身体の中の悪い菌を退治しているところですから白熱してるんでしょう」
長門「なるほど」
古泉「レッドクリフも真っ青の激しい争いらしいですからね」
長門「おぉ・・・」
古泉「頑張って下さいね」
長門「頑張ってもらいたい」
647 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 15:29:10.82 ID:LGdN0dI0O
古泉「・・・」
長門「ふー・・・ふー・・・」
古泉「中々・・・寝付けないみたいですね」
長門「暑くて息苦しい」
古泉「そう言われましても。こればかりは仕方ないですよ」
長門「ふー・・・ふー・・・」
古泉「頭のタオル替えますね」
648 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 15:31:24.16 ID:LGdN0dI0O
長門「脱いでもいいと考える」
古泉「ダメです」
長門「今回ばかりは私の意見は正義のはず」
古泉「今までの自覚はあったんですか」
長門「このままだと眠れない。つまり風邪が回復しない」
古泉「まぁそうですけど、ダメなもんはダメです」
長門「・・・」
649 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 15:33:17.55 ID:LGdN0dI0O
長門「いい考えがある」
古泉「ダメです」
長門「まだなにも言っていない」
古泉「あなたは何も考えなくていいですから、早く眠って下さい」
長門「とにかくこの考えを聞いてもらいたい」
古泉「わかりました。そしたら眠るんですよ」
長門「了解した」
650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 15:36:04.80 ID:LGdN0dI0O
長門「あなたに腕枕をしてもらいたい」
長門「そしたら服を脱いでも寒くない。これは実験済み」
古泉「は」
長門「つまり添い寝してもらいたいということ」
古泉「こ」
長門「あなたの腕枕は快適。眠気も増して一石二鳥」
古泉「・・・」
古泉「そこまで言うなら断る理由はないですね」
653 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 15:38:40.59 ID:LGdN0dI0O
長門「感謝する」
古泉「やめてくださいよ」
古泉「どうですか?」
長門「やっぱり快適。眠れる気がする」
古泉「そうですか・・・」
長門「・・・そう」
古泉「長門さんやっぱり熱いです」
長門「熱が上がったかもしれない」
古泉「早く治るといいですね」
長門「・・・」
654 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 15:41:28.81 ID:LGdN0dI0O
長門「今日の星空を思い出していた」
古泉「綺麗でしたね」
長門「何年経っても忘れることはない」
古泉「それはよかったです」
長門「今も・・・あの時と同じような気持ちになっている」
古泉「・・・」
長門「なんともいえない。うまく言語化することができない感情」
古泉「そうですか」
長門「そう」
657 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 15:46:54.34 ID:LGdN0dI0O
古泉「長門さん。僕はSOS団の方々とこうして仲良くなれてよかったです」
長門「・・・」
古泉「僕もうまくは言えませんが、今日みたいに一つのことで楽しんだりできる仲間に会えたことはホントに喜ばしいことです」
長門「仲間・・・」
古泉「はい。宇宙人とか未来人とか超能力者とか普通の人とか改変能力を持ってるだとか」
古泉「そういうこと無しで心からこの仲間といられてよかったと思っています」
長門「・・・」
長門「私も・・・」
658 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 15:50:20.74 ID:LGdN0dI0O
古泉「・・・長門さんは、やはり通常の方々とは異なる性格ですよね」
長門「・・・」
古泉「しかし、涼宮さんだって、彼だって、朝比奈さんだって、僕だって」
古泉「みんな他人とは違うんですよ」
長門「・・・」
古泉「そんな性格の異なる他人が今こうして肌を合わせているのはちょっとしたスペクタクルですよ」
661 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 16:14:26.75 ID:LGdN0dI0O
古泉「長門さんは先程、星空を見た気持ちといいましたが、こういうことではないでしょうか」
長門「・・・」
古泉「つまり離れているはずなのに近くに感じるということですよ」
古泉「たくさんの星空は僕にまるで星のプールを泳いでるように感じさせてくれました」
古泉「長門さんもそうだったんじゃないですか?」
長門「・・・」
長門「・・・私には・・・わからない」
古泉「・・・いいんですよ。わからなくても・・・」
662 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 16:16:35.29 ID:LGdN0dI0O
古泉「今夜は随分とお喋りになってしまいました。長門さん寝るとしましょう」
長門「・・・」
長門「・・・」
長門「・・・」ギュッ
古泉「!」
古泉「・・・」
古泉「・・・おやすみなさい長門さん」ポフポフ
665 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 16:19:41.26 ID:LGdN0dI0O
キョン「長門、どうだ気分は」
長門「絶好調。問題はない」シュビッ
キョン「それはよかったな」
キョン「んで、古泉・・・」
古泉「うえっほ!おほんおほん!はい?なんですか?」
キョン「いや、大丈夫か?」
古泉「問題ぶはぁ!・・・ありません。へっくしょん!!」
キョン「・・・」
古泉「バッハ!!バッハバッハ!!」
666 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 16:21:45.70 ID:LGdN0dI0O
古泉「今日は団活はおやすみさせていただきましょう」
古泉「38.4℃・・・」
古泉「なにこれ・・・」
669 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 16:25:03.99 ID:LGdN0dI0O
ガララララ
古泉「!!」
古泉「どなたですか!?ごっふっ!」
古泉「って長門さんですか。何故窓から」
長門「わざわざあなたの親と会いたくはない」
古泉「それはちょっと聞きたくなかった言い訳ですね・・・ヘブンソッ!!」
古泉「それで何しにきたんですか?」
長門「もちろん看病をしにきた」
古泉「ゲソップ!!」
670 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 16:28:13.26 ID:LGdN0dI0O
古泉「看病はありがたいのですが・・・ファッショム!!」
古泉「僕は大丈夫ですのでご安心下さい」
長門「咳が異常。ただちに看護が必要だと判断する」
古泉「いや、ホントに悪いですかrはい出た。何してんですかマジで」
長門「ちょっと服を脱いでいる」
古泉「久しぶりに出たなそういう意味深な行動。きっちり説明つけろよな」
672 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 16:32:31.44 ID:LGdN0dI0O
長門「この前あなたは熱いのは菌が戦っているからだと教えてくれた」
古泉「ランディッ!!」
長門「だから私があなたを暖かくしてあげようと考えた」
古泉「マソンソッ!!」
長門「つまり抱擁。この前のあなたの看護のとき私はあなたに抱擁した。私の体温はそのとき最高潮に達し翌日には治った」
古泉「メリカユッ!!」
長門「ちょっと咳うるさい」
674 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 16:42:31.51 ID:LGdN0dI0O
すみません。少し用事きました。7時半くらいには再開したいと思いますが、落ちていたら、その時はその時ってなりますね
あとはエンドするだけですので少しだけです
全く落ちも考えてません
それでは落ちてなかったらまた
680 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 17:35:11.43 ID:LGdN0dI0O
古泉「だからといってこちらからお願いするわけにはいきません」
長門「違う。これは私の意思。お願いされたからやるわけではない」
古泉「ですが」
長門「裸になって何が悪いの・・・?」
古泉「・・・」
古泉「また・・・ですか」
長門「私はあなたに早くよくなってもらいたいだけ。別に他に感情はない」
古泉「・・・」
長門「私にまかせて」
681 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 17:37:36.77 ID:LGdN0dI0O
古泉「・・・お願いします」
長門「もう一度言う。あなたに頼まれたからやるわけではない」
古泉「・・・」
長門「・・・」
古泉「ふふふ」
長門「・・・」ニコ
古泉「悪い気はしませんね・・・」
END
682 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/28(火) 17:39:57.23 ID:LGdN0dI0O
はい。ありがとうございました。保守をお願いしたものの
「あと少しで終わるのに・・・」
という思いがピークを超えたので今隠れて書きました。
しばらくしたらオチも何もない涼宮ハルヒシリーズ書きたいです
とりあえずありがとうございました