ハルヒ「こういうまったりする時間もいいものよね」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 05:08:54.14 ID:ogy9xspR0

キョン「…」
ハルヒ「ねぇ」
キョン「…」
ハルヒ「ちょっと」
キョン「……んn」
ハルヒ「なに勝手に寝てるのよ! 起きなさいよっ」バシバシ

キョン「お、おう。寝てないぞ、寝てない」
ハルヒ「うそつき」
キョン「……ふぁっ」
ハルヒ「もう。事が終わればすぐにそれ? 最低よあんた」
キョン「違う違う、今日あんまり寝てなかったから……」
ハルヒ「うそつき。昼間沢山寝てたって言ってたじゃない」
キョン「……ごめん」
ハルヒ「最初からそうやって謝ればいいの。まったく」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 05:12:35.36 ID:ogy9xspR0

キョン「何時?」
ハルヒ「ええっと」
キョン「電気、電気……」
ハルヒ「ちょっと、付けちゃダメ」
キョン「なんでだよ」
ハルヒ「恥ずかしいじゃない」
キョン「なにを今更」
ハルヒ「うるさい。電気付けたらぶん殴るからね」

キョン「携帯携帯……あった。もう三時か」
ハルヒ「おやつね」
キョン「何言ってるんだ」
ハルヒ「くしゅっ!」
キョン「……ほら、服着ろって。電気付けるぞ」
ハルヒ「だめー」ムギュ
キョン「……なにがなんだか」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 05:19:34.34 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「……しょりしょりする」
キョン「?」
ハルヒ「あご」
キョン「あぁ、そういえば髭剃ってなかったな」
ハルヒ「キョンのキャラじゃないわよ。剃りなさいよ」
キョン「髭は嫌いか」
ハルヒ「もっとオッサンになれば生やしてもいいわよ。今はダメ」

キョン「一日二日剃らなくても、わかるもんなんだな」
ハルヒ「わかるわよ。あたしの触覚を舐めるんじゃないわよ」
キョン「気持ち悪っ」
ハルヒ「なによ、叩かれたいの?」
キョン「はい、すいません」
ハルヒ「……髭剃り、やったげようか?」
キョン「断固拒否する。ハードコアになりそうだし」
ハルヒ「なっ、人の優しさを! バカキョン!」メメタァ
キョン「ぐあっ!」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 05:24:35.83 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「水、のど渇いた」
キョン「アク○リしかないけど。しかもぬるいの」
ハルヒ「……まあいいわ。ちょうだい」
キョン「ほら」

ハルヒ「はー……ぬるっ」
キョン「言っただろ」
ハルヒ「でものどが潤ったわ」
キョン「そりゃよかった。俺にもくれよ」
ハルヒ「あーん」
キョン「いらん世話すんな」
ハルヒ「胃に直接ぶち込まれたいの?」
キョン「……あーん」
ハルヒ「ほらほら、零さないように飲むんでちゅよー」
キョン「ぶへほっ!」
ハルヒ「きゃっ!? きっ、汚いわね!」
キョン「ごほ、ごほっ! お前が変なこと、言うからだろバカ、けほっ」
ハルヒ「あははっ、ごめんごめん。ほらほら……」ポンポン


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 05:31:19.40 ID:ogy9xspR0

キョン「なぁ、ハルヒ。ここんとこのアザ、どうしたんだ?」
ハルヒ「ん? あぁ、それ? 小さい頃からあるの」
キョン「へぇ……」
ハルヒ「服着てれば絶対に見えないトコだし、気にしたこともないわね」
キョン「そっか。怪我してるのかと思ったよ」

ハルヒ「なに、心配してくれたの?」
キョン「別に」
ハルヒ「なによ。冗談でも心配したとか言いなさいよ」
キョン「心配した。冗談だけど」
ハルヒ「…」メリメリッ
キョン「がっ! う、うちももをつねるな! ごめんなさいごめんなさいっ!」
ハルヒ「なんにせよ、家族以外は知らないあたしの秘密よ」
キョン「?」
ハルヒ「拝ませてあげたんだから、感謝しなさいってこと」
キョン「……あぁ。まあ、うん。」
ハルヒ「毛布よこしなさいよ、寒い」
キョン「服着ろよ」
ハルヒ「うるさい」
キョン「……ほらよ」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 05:43:06.13 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「なにこれ、DVD?」
キョン「あぁ、借りてたんだっけ。忘れてた」
ハルヒ「エロいやつだ」
キョン「いや、エロいのはこっちに」
ハルヒ「なっ、あるの!?」
キョン「嘘だ。なに慌ててるんだよ」
ハルヒ「よーし、歯を食いしばりなさいっ」

キョン「やっぱり」
ハルヒ「?」
キョン「嫌なもんか?」
ハルヒ「なにが?」
キョン「いやだから、俺がエロいのとか観てたら」
ハルヒ「あんたあたしが別の男の子としてるとして、なにも思わない?」
キョン「……それは嫌だけど」
ハルヒ「でしょ。だから同じ」
キョン「でも実際やってるわけじゃ」
ハルヒ「……あたし以外でそういう気分になられて、いい気持ちなわけないじゃない」
キョン「それもそうだな。うん、変なこと聞いてすまん」
ハルヒ「わかればよろしい。ほら、もっとこっちきなさいよ」


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 05:49:02.93 ID:ogy9xspR0

キョン「それにしてもだ」
ハルヒ「うん」
キョン「恥ずかしくないのか」
ハルヒ「?」
キョン「だから、今」
ハルヒ「……慣れた?」
キョン「なぜに疑問系」

ハルヒ「そりゃまあ、最初こそ恥ずかしかったけど」
キョン「おう」
ハルヒ「まあ、キョンしか居ないし……キョンだから、こうだし」
キョン「じゃあ電気を」
ハルヒ「それは引っ叩く」
キョン「なんでだよ」
ハルヒ「引っ付いてるのと、見られるのは別よ」
キョン「変わらないと思うけどなぁ……」
ハルヒ「と、とにかく今は嫌なのっ」
キョン「わかったよ」
ハルヒ「まあ……そのうち……同じように慣れるかなぁ、と」
キョン「あぁ、楽しみにしておくさ」
ハルヒ「変態っ」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 05:54:02.00 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「みくるちゃん達、なにしてるのかな」
キョン「間違いなく寝てるだろうよ」
ハルヒ「わかんないわよ? あたし達と同じコトしてるかも」
キョン「誰と誰がだよ。第一、朝比奈さんに手を出す奴なんか俺が許さん」
ハルヒ「そんなに殴られたいの?」

ハルヒ「でもさぁ」
キョン「?」
ハルヒ「その逆で、あたし達がこんなことしてるの……誰も知らないわよね」
キョン「……あぁ、そうだな」
ハルヒ「学校に居るときは普通だもんね」
キョン「まあ、うん」
ハルヒ「どこまでバレないかしらね。ちょっとワクワクするわ」
キョン「そうだな」(少なくとも、SOS団にはバレバレなんだろうなぁ……)

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 06:01:01.14 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「でもベストタイミングよね」
キョン「なにがさ」
ハルヒ「ちょうどあたしの親がいないときに……キョンの家族も出かけてる」
キョン「そうだな。偶然にしちゃ……できすぎてるぐらいだな」

ハルヒ「そう考えると、いつもそうよね?」
キョン「いつも?」
ハルヒ「いつもいつも……してるときは、誰も傍にいない」
キョン「そりゃぁ、お前」
ハルヒ「?」
キョン「そういうときに、してるからだろ」
ハルヒ「……なるほど」
キョン「見境なしでいいんなら、いつでも襲うけど」
ハルヒ「やってみなさいよ。再起不能にしてあげるから」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 06:07:27.92 ID:ogy9xspR0

キョン「まあでも、あれだ」
ハルヒ「うん」
キョン「わりとこう、常にできんこともないぞ」
ハルヒ「……ドスケベ。変態。史上最低の男」
キョン「おい、それは言いすぎだ」

ハルヒ「毎日?」
キョン「んー……いけそう」
ハルヒ「えぇっ……お、男の子ってみんなそうなの?」
キョン「うーん、多分。体力的にはわからんけど、感情的にはいける」
ハルヒ「…」
キョン「してみるか?」
ハルヒ「ムリ。多分、体がもたないわ」
キョン「わからんぞ。百聞は一見にしかず、だ」
ハルヒ「使い方間違ってるわよ。まあ……気分が向いたら、ね」
キョン「あ、いいんだ」
ハルヒ「でも絶対ムリだと思うわ。それに平日は……まさか」
キョン「なんの為の部活だと」
ハルヒ「あ、ああっ、あたしは嫌よ!? 絶対に、それだけは嫌だからね!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 06:11:01.22 ID:ogy9xspR0

キョン「でもさ、憧れないか? 学校でとか」
ハルヒ「全然憧れないわよ。バカじゃないの?」
キョン「そうか……残念だ」
ハルヒ「…」

ハルヒ「そもそも、外でするってのがおかしいわよ」
キョン「そうかな? 結構聞くけど」
ハルヒ「……ウソよね?」
キョン「例えば○○が××で〜」
ハルヒ「あーあー、きこえないー」
キョン「いやマジで」
ハルヒ「……アタマおかしいんじゃないの?」
キョン「いやあ、興奮するんじゃないのか」
ハルヒ「あ、あんたもそんなのしたいなんて言わないわよね……?」
キョン「まあほら、ハルヒがいいんなら」
ハルヒ「いいわけないでしょっ!」
キョン「ばっ、バカ。声でかいって」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 06:14:29.95 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「まったく、これだから変態は……」
キョン「なんだよ。好きな子で興奮するのは変態じゃないだろ」
ハルヒ「時と場合と場所を選ばない時点で変態よ!」
キョン「でもほら、双方がいいんなら、いいじゃないか」

ハルヒ「……絶対ムリだけどなぁ……」
キョン「人それぞれさ」
ハルヒ「キョン、約束してよ」
キョン「なにを?」
ハルヒ「そんなこと言い出さないって。約束して」
キョン「……ハルヒが嫌なら、したいとは思わないって」
ハルヒ「だから、あの……あ、あたしもその、断れる自信っていうか」
キョン「?」
ハルヒ「とっ、とにかく! あんたがしたいって思わないなら、あたしはしないの!」
キョン「わかったわかった、約束する。ほら指きりしよう」グッ

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 06:19:46.05 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「早いのかな」
キョン「そそっ、そんなことないぞ! 俺は平均だと思ってる!」
ハルヒ「そうかしら……でもほら」
キョン「そりゃまあ、最初は早かったかもしれんけどな」
ハルヒ「やっぱりそうかな。みんな幾つぐらいで経験するのかなぁ」
キョン「……経験? あ、あぁ。そういうことか」
ハルヒ「?」

キョン「いいんじゃないか。遅からず早からずだと思うぞ」
ハルヒ「でも、あたしの周りでそういうの聞いたことない」
キョン「ハルヒの周りに居る子達はほら、そういうの自ら言うような子達じゃないだろ?」
ハルヒ「キョンの周りはどうなのよ」
キョン「……勝ったとは、思いたい」
ハルヒ「勝ち負けの話?」
キョン「まあ、気にすることはないさ。お互いの気持ちが一緒なら、いつだっていいだろ」
ハルヒ「くさいセリフ言わないでよ。似合わない」
キョン「なっ」
ハルヒ「……お互いの気持ちかぁ……」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 06:24:34.30 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「あんた、あたしのこと本当に好き?」
キョン「なんだよ、なにをそんな」
ハルヒ「好きかって聞いてるの」
キョン「……好きだ」
ハルヒ「そっか」

ハルヒ「好きなら……いいのかな」
キョン「いいだろそりゃ」
ハルヒ「でも、なんか流されたっていうか……この歳で、こういうのするとは」
キョン「俺もそれはあるな。でもほら、しちゃったし」
ハルヒ「…」
キョン「……いきおいでしちゃった、ってことか」
ハルヒ「ううん。そんなんじゃないけど」
キョン「ハルヒ、俺のこと好きか?」
ハルヒ「もちろん。好き」
キョン「ならいいじゃないか。お互いに同意のうえでのことってことで」
ハルヒ「……それもそっか。なんか考えるとどこまでも考えちゃいそうでさ?」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 06:29:46.26 ID:ogy9xspR0

キョン「それにさ」
ハルヒ「?」
キョン「その……うまくできなかったじゃん。最初の最初」
ハルヒ「……うん」

キョン「それからまあ、ちゃんとできたときにはさ」
ハルヒ「…」
キョン「あの、まあ改まって言うのもなんだけど」
ハルヒ「なによ。言いなさいよ」
キョン「よかったって。ハルヒとちゃんとできて、一緒になれてよかったってさ」
ハルヒ「……ん」
キョン「思い込みすぎって思われるかもしれないけど、本当にお前をその、一生大切にしたいって思ったんだ」
ハルヒ「なっ、そ、そんなこと言わないでよ! 恥ずかしい……じゃん」
キョン「お前が変なこと言い出すからだろ。でも、事実だよ。ハルヒと一緒に初めてで、俺はよかったと思う」
ハルヒ「……あたしも」
キョン「な? だからさ、時期がどうこうじゃなくてさ」
ハルヒ「ぎゅーって」
キョン「あいよ」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 06:39:16.53 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「……今が一番安心する」
キョン「安心?」
ハルヒ「キョンと引っ付いてると、とっても安心する」
キョン「……そっか」

ハルヒ「あんた言ったわよね」
キョン「なにを?」
ハルヒ「あたし以外に……他に誰も好きにならない? って聞いたら」
キョン「……うん」
ハルヒ「ずっとあたしだけを大切にしてくれるって言うから、あたしも安心した」
キョン「ウソじゃないぞ。本当に、そのつもりだ」
ハルヒ「言うだけなら誰でもできるわよ」
キョン「そうだな。だけど、それを信じてくれるのは……ハルヒだけだ」
ハルヒ「…」
キョン「口でなら幾らでも言えるけど、確認することなんて難しいもんなぁ」
ハルヒ「ずっと言い続けなさい。ずっとずっと……これから、ずーっと」
キョン「わかったよ。ずっと言い続ける。ずっと……傍にいるからな」
ハルヒ「…」ギュゥ

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 06:49:49.91 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「でもほら、言うじゃない。愛は盲目って」
キョン「あぁ、聞いたことあるな」
ハルヒ「……あたし達が今こうやって約束しても……これもいつかは、幻みたいに思えるのかしら」
キョン「どうだろ、未来まではわからんけど……」
ハルヒ「…」

キョン「こうやって俺とハルヒが抱き合ってるってことは、愛ってのも捨てたもんじゃないと思うぞ」
ハルヒ「?」
キョン「俺の親もハルヒの親も、その親の親、ずーっと昔の先祖までがさ」
キョン「耐えることなく誰かを好きになって、愛し合ってるから俺らが生まれてるわけじゃん」
キョン「それはもう、世代を超えた愛っていうか……」
ハルヒ「…」
キョン「……黙るなよ、恥ずかしいだろ」
ハルヒ「いいから、続き」
キョン「……まあだから、もしも永遠ってもんがないとしても」
キョン「そのうちこうやって、形として俺とハルヒが残ってると思えば……それが答えってことじゃないかと、さ?」
ハルヒ「よくわかんない」
キョン「うーん、俺も自分で言っててなにがなんだか」
ハルヒ「ふふっ、ムリしていいこと言おうとするからよ」
キョン「うるさいな」
ハルヒ「でもありがと。なんだか……ますますキョンのこと、好きになっちゃったかも」
キョン「……そっか」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 06:57:11.15 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「それっ!」
キョン「!?」
ガンッ

キョン「ぐおおっ……後頭部がっ」
ハルヒ「ああっ、ごめんごめん」
キョン「なんだよ、なぜ押し倒す!?」
ハルヒ「なんとなく。えへへ、キョーン」
キョン「や、やめろって。くすぐったいだ、ふははっ!」
ハルヒ「んー……はぁ。大好き」
キョン「…」
ハルヒ「今が後になって、恥ずかしいときだって思えてもいいわ」
ハルヒ「とにかく、今は……キョンが大好き」
キョン「……ほら、枕してやるよ」ポンポン
ハルヒ「うん!」モゾモゾ


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 07:10:05.91 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「なんか明るくなってきたわね」
キョン「あぁ。バッチリ明るい」
ハルヒ「……エロ星人」
キョン「安心しろ。バッチリ地球人だ」

ハルヒ「はぁー、結局徹夜しちゃったわね」
キョン「どうする? 今日の予定は」
ハルヒ「んー……がっつり寝る!」
キョン「なんだよそれは」
ハルヒ「いいじゃん。その時その時になにするか考えましょ」
キョン「ま、そういうのもいいかもな」
ハルヒ「だから今はぁー……あぐっ」カプッ
キョン「ぬおっ、か、噛み付くなっ」
ハルヒ「首筋に噛み跡つけてあげる。恥ずかしい思いをすればいいわ!」アグアグ
キョン「ちょっ、バカ。あーもー」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 07:13:11.61 ID:ogy9xspR0

キョン「……寝る前にシャワー浴びようかな」
ハルヒ「あ、うん。あたしも」
キョン「一緒にか? 望むところだ」
ハルヒ「調子のんなバカキョン」

キョン「いいじゃん」
ハルヒ「だから、恥ずかしいって」
キョン「俺は別にいいぞ」
ハルヒ「…」
キョン「ほら、入るだけ。まったりとさ」
ハルヒ「でも……うー」
キョン「嫌ならいいけど。 俺、入ってくる」
ハルヒ「あっ、ちょっ、待って!」
キョン「ん?」
ハルヒ「あの……えっと……卑怯者!」
キョン「なんでだよ!」
ハルヒ「仕方ないわね。あたしも行く。し、仕方なしだからね!?」
キョン「……はいはい。ありがとうありがとう」
ハルヒ「はいは一回! ありがとうも!」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 07:57:59.83 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「はー! すっきりした!」
キョン「なんだよ、お前のほうが楽しんでたじゃないか」
ハルヒ「え? なになに、なんのこと?」
キョン「まったく」

ハルヒ「んー……さっぱりしてすっきりして……なんか楽しいわ」
キョン「徹夜明けでハイテンションなんじゃないか」
ハルヒ「それっ!」ボフン
キョン「あーもー、はしゃぐな」
ハルヒ「ぐっすり眠れそうよ」コロコロ
キョン「ほら、ドライヤー」
ハルヒ「ん」
キョン「ここ、座りな」ポフポフ

キョン「熱くないか?」
ハルヒ「うん」
キョン「……子供がいれば、こんな感じなのかな」
ハルヒ「さすがに高校生になってまでドライヤーをあててもらう子供ってのも……」
キョン「うっせぇ」
ハルヒ「子供ほしい?」
キョン「……そのうちな」
ハルヒ「うん。そのうちね」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/23(木) 08:38:27.98 ID:ogy9xspR0

ハルヒ「ほこほこでふかふかの布団で、二人でぬくぬくね」
キョン「なんだよそれ」
ハルヒ「もっとこっち寄っていいわよ?」
キョン「嫌だね暑苦しい」
ハルヒ「いいから引っ付きなさいよバカキョン」

ハルヒ「……幸せ」
キョン「ん」
ハルヒ「まだまだ不思議なことばかりよね。男と女ってのは」
キョン「どうだろうな。まあ……少しはわかってきたとは思ってるけど」
ハルヒ「大人になって仕事をして、本当に家庭を持つ日が来てもさ?」
キョン「?」
ハルヒ「そんなのおかまいなしってぐらいに……ラブラブで生きましょうね」
キョン「まあ、そうだな。できればそうしたい」
ハルヒ「できれば、じゃなくて。絶対するの! 他の誰がどう言おうが、あたしとキョンは絶対!」
キョン「……ハルヒがずっとそう思ってるなら、ずっとそうだよ」
ハルヒ「え?」
キョン「いや、なんでもない。ほら、もう寝ようハルヒ」

64 名前:ハルヒはキョンの嫁 ◆UBgxfb/oXY [] 投稿日:2009/04/23(木) 08:43:23.30 ID:ogy9xspR0

もうね、俺にエロいのを書けって言った奴土下座ですよ。書けるかよ。ムリ。
平日の朝からなにしてるの俺……オヤスミ。



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