佐々木「僕の腹筋を見たいのかい?」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン「なんだ、今日はまだお前だけか?」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 00:34:39.85 ID:tpzr1oK00

佐々木「残念だがここはオナ禁スレだ」
佐々木「IDの数の日数分だけオナ禁してくれ」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 00:37:51.90 ID:tpzr1oK00

ハルヒ「ねぇ、キョン」
キョン「何だよ」
ハルヒ「もしも、もしも願い事が叶うならあんたは何を願う?」
キョン(どうしたんだ?こいつ。また善からぬ事でも考えてんじゃ…)
ハルヒ「さっさと答えなさいよ」
キョン(…うーん、どう答えたもんか)

キョン(……!そうだ)
キョン「うーん、そうだな。取り合えず、宇宙人や未来人や超能力者
    に出会えるようにお願いするかな」
ハルヒ「…えっ?」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 00:39:15.93 ID:tpzr1oK00

ハルヒ「そ、そう!あんたも漸くSOS団の自覚が出来てきたみたいね!」

キョン(こう答えておけばまぁ、問題ないだろ。今日の俺って結構冴えてる♪)
ハルヒ(よ、予想外すぎる答えが返ってきたけど…これって、わ、私の事
    考えてくれてるって事で良いのよね?)

ハルヒ「い、良い心がけだから、と、特別に明日の不思議探索の集合に最後に
    来ても罰金は勘弁してあげるわ」

キョン「そりゃどうも」
キョン(お前の中では最後に来るのはもはや完璧に俺なのか…)

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 00:41:15.64 ID:tpzr1oK00

ハルヒ「皆もキョンを見習って、不思議を見つけられるように普段から邁進するのよ!
    分かった?」
古泉 「了解しました」
みくる「は、はいぃ」
長門 「……」ぺらっ

ハルヒ「ちょっと有希!返事は?」

長門 「…了解した」ぺらっ

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 00:47:13.92 ID:tpzr1oK00

ハルヒ「もう!声が小さい!いくら無口キャラだからって、こんな時まで大人しくなくて
    構わないのよ?」
キョン「お、おいおいハルヒ。一応長門も了解してくれてるんだし…」

ハルヒ「!?」

ハルヒ「あんたはどっちの味方なのよ?」
キョン「いや、俺は…」

ハルヒ「はっきりしなさいよ!私の味方でしょ?」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 00:48:39.55 ID:tpzr1oK00

キョン「え、えぇっ?」
ハルヒ「あんたは私に従ってれば良いのよ。安心しなさい!悪いようにはしないわ」

キョン「オイ、ハルヒ。それは本気で言ってるのか」
ハルヒ「な、何よ。私はいつでも本気よ。あんたも良く分かってるでしょ?」

キョン「…そうか、そうだな」
ハルヒ「ふん、折角私が褒めてあげてたのに…もういいわ!あんた明日は最初に来ようが
    最後に来ようが、全員分の昼御飯代おごりね?」

キョン「それも本気で言ってるんだよな?」
ハルヒ「と、当然よ!」

キョン「そうか」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 00:49:56.72 ID:tpzr1oK00

ハルヒ「全く!ちょっとは見直せる所が出来たのかと思ったけど」
ハルヒ「あんたってやっぱり全然駄目ね!」

キョン「……」

ハルヒ「有希も毎日本しか読んでないし…」
長門 「…」
ハルヒ「みくるちゃんもお茶くみだけ」
みくる「……」
ハルヒ「古泉君に至っては、バイトばっかでちっとも活躍してくれないし」
古泉 「……」

ハルヒ「みんな、全く使えないんだから!」

キョン「…………」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 00:51:31.23 ID:tpzr1oK00

ハルヒ(あぁー私の馬鹿!何言ってんのよ!違うでしょ?早く謝らなくちゃ…今ならまd)

キョン「お前がそんな奴だとは思わなかったよ…」
ハルヒ「えっ?えっ?」

キョン「俺は何だかんだ言って、少しはお前が皆の事考えてくれてんのかと思ってた」
キョン「確かにお前は、長門や朝比奈さん、それに古泉を無理やりSOS団に引き込んだ」

ハルヒ「あ、あのね…」

キョン「それでもな…俺はSOS団でお前が皆の事考えてくれていたんだと思っていた」
キョン「夏休みに古泉が企画してくれた絶海の孤島で、俺や古泉が犯人に成る筈だったのに
    お前はそれを必死に否定しようとしてくれたんだと…そう思ってた」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 00:53:17.48 ID:tpzr1oK00

キョン「…でもやっぱり、お前は自分の楽しみのためなら他人を蔑ろにしちまうんだな」
ハルヒ「あ、あのさっきのは…」

キョン「お前の声なんてもう聞きたくない」

ハルヒ「……何よ。そこまで言わなくても」
キョン「冗談でもそんな風に、友人を自分の遊び道具だと勘違いしてる奴と…俺は会話
    したくないんだ」

ハルヒ(そんな…)

Prrrrrrrrrr

古泉 「おっとバイトが入ったみたいです」
キョン(…すまん古泉)
古泉 (気にしないで下さい…いつもの事です)

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 00:55:11.83 ID:tpzr1oK00

古泉 「それでは…」

キョン「じゃあ俺も帰るから」
みくる「あっ、わたしも帰ります〜」
長門 「…帰宅する」パタン

ハルヒ「えっ?えっ?ちょっと皆?」

    ガチャ バタン

ハルヒ「何よ」ポツン

ハルヒ「…一人になっちゃった」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 00:57:56.09 ID:tpzr1oK00

〜閉鎖空間内〜


古泉「おや?今日の神人達はとても熱心に何かの作業をしてますね」

古泉「何をしているんでしょう?胡坐をかいて」

古泉「勉強?でしょうか…」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:00:31.69 ID:tpzr1oK00

〜翌日〜

キョン妹「キョン君起きて〜」ゆさゆさ
キョン 「今日は土曜日だろ?もう少し寝させてくれよ」
キョン妹「こーらー。お客さんが来てるんだよ?」
キョン 「客?俺にか?」
キョン妹「うん!」
キョン 「誰だよ、こんな朝早くから…てぇもう昼前か…仕方ない」
キョン 「着替えてすぐ行くって伝えてくれるか?」
キョン妹「はーい」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:02:35.39 ID:tpzr1oK00

脱ぎ脱ぎ もそもそ

キョン(あー誰が来たのか、妹に聞けばよかった)
キョン(まぁ良いか、どうせすぐ会うんだし)

   ジー

キョン「よし」

  トットット ガチャ

佐々木「やあ」
キョン「お、おぉ?さ、佐々木か?」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:05:29.52 ID:tpzr1oK00

佐々木「くっくっくっ、僕じゃいけなかったかな?」
キョン「いや、そう言う訳ではないんだが…」
佐々木「なら良いじゃないか」
キョン「ん、ま、まあな。それで一体どうしたんだ?」
佐々木「その前に、君はもう昼ごはんは済ませたかな?」
キョン「寝起きの俺が客を待たせて飯食ってたとなると色々問題だな」
佐々木「くくっ、そうだね、ところでどうだろう?君の都合がよければ
    これから一緒に食事でも」
キョン「?構わないが」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:07:55.21 ID:tpzr1oK00

キョン「…で、いつものファミレスに来たわけだが」
佐々木「うん」
キョン「良く考えてみたら、今日ってSOS団の不思議探索の日じゃないか!」
佐々木「そのようだったみたいだね」
キョン「俺は何故このレストランに入っちまったんだ?」
佐々木「僕は君の足が自然にこっちに来ているように見えたんだが…」
キョン「……」


ハルヒ「ちょっとそこ!静かにしなさい!食事中よ」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:09:39.93 ID:tpzr1oK00

キョン「おい、ハルヒ」
ハルヒ「何よ?」
キョン「確かに今日一番最後に団活に顔を出したのは俺だ」
ハルヒ「そうね」
キョン「だが、お前たちは既に不思議探索をしてたんだろ?」
ハルヒ「それで?」
キョン「その点は俺に非が有ると思うのだが、お前には佐々木が見えていないのか?」
ハルヒ「あんた馬鹿にしてんの?見えてるに決まってんじゃない」
キョン「だったら、何でファミレスで俺達を見つけたからって午後からの団活に
    付き合わすんだよ?」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:11:10.47 ID:tpzr1oK00

ハルヒ「ふん!そんなの決まってるわ!」
ハルヒ「あんたが佐々木さんに変なことしないように未然に
    防いであげたに決まってるじゃない」

キョン(なんつー迷惑な奴だ)

佐々木「……」ジー
キョン「どうした?佐々木」
佐々木「…あ、ああ。その…君になら、別に何されても構わない、と
    そんな事を思ってね」

キョン 佐々木 ハルヒ「!!!!!」

佐々木「な、ななな何を言ってるんだ僕は!すまない。忘れてくれ」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:15:18.76 ID:tpzr1oK00

ハルヒ「ままままま、まぁ良いわ!」
ハルヒ「それよりさっさと午後の班分けをしましょう!」

           スッ

ハルヒ「今日は6人居るから、3-3で別れるわよ」
キョン「お、おい。良いのか佐々木?付き合わされちまうぞ」
佐々木「あ、あぁ。僕はさっきの発言を忘れて貰えるんだったら…何だって」カァ

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:19:18.17 ID:tpzr1oK00

組み分け後

キョン「ハルヒと佐々木と朝比奈さん」
キョン「で、こっちは俺と長門と古泉か」

キョン「佐々木、嫌になったらいつでも帰っていいからな?もしくは
    隙を見て俺に連絡してくれ。隠れながら迎えに行くから」

佐々木「う、うん」///


長門 「…来て」
キョン「お、おお?分かった、行くぞ古泉。じゃあな佐々木、また後で」
佐々木「ま、また後で」///

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:21:46.11 ID:tpzr1oK00

長門 「あなたに話がある」
キョン「俺に?もしかしてまたハルヒ絡みか?」
古泉 「勿論です。そうでなければ先ほどの班分けに長門さんの力
    は必要なかったでしょうし」

キョン「また情報操作したのか…で、今度は何だ?」

長門 「単刀直入に聞く。昨日の記憶…ある?」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:24:36.40 ID:tpzr1oK00

キョン「昨日?いたって普通の日常だろ?特にこれと言って特筆すべき事は…」
古泉 「やはり…」

キョン「やはり、何だよ?」
古泉 「良いですか?昨日とんでもない規模の閉鎖空間が発生しました」
古泉 「原因は…まぁそこら辺はあなたの判断に任せます」

キョン「俺が原因だって言いたそうな顔だな?」

古泉 「んっふ、理解が早くて助かります」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:26:38.66 ID:tpzr1oK00

キョン「で、閉鎖空間が発生して、お前たちが片づけたんだろ?その後に問題
    が起きたのか」
長門 「…違う」

キョン「えっ?」

古泉 「実は、その閉鎖空間内に現れた神人は特に暴れることもせず一心不乱に
    不思議な作業をしていたんです」

古泉 「いつもと違う行動をとる神人に機関は戸惑いました」
古泉 「今までになく大人しくしていたので、機関は少し様子を見ていたのですが…」
古泉 「しかし、それが誤りでした。一刻も早く処理すべきでした。まさかこんな結果
    を招くなんて…」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:30:12.47 ID:tpzr1oK00

キョン「まさか…」

古泉 「ええ、そのまさかです。この世界は昨日の夜作られた新しい
    世界なんですよ」

キョン「ハ、ハルヒの閉鎖空間が俺達の住んでいた世界を飲み込んじまったのか?」

長門 「そうではない、それは涼宮ハルヒの仕業ではない」

古泉 「まぁ、今のところはその認識でもあながち間違ってはいません」

古泉 「あなたの記憶を忘却し、何事もなかったかのように世界が回って欲しい
    と彼女が願ったのは事実ですからね」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:34:19.97 ID:tpzr1oK00

古泉 「そもそも可笑しいとは思いませんか?」
キョン「何がだ?」

長門 「佐々木と呼ばれるあなたの中学時代の知り合いと、私達は現時点では
    面識がない」

古泉 「にも拘らず、涼宮さんをはじめ、佐々木さんもあなたも当然のように
    会話している」

キョン「俺たちが…まだ出会っていない?」
長門 「思い出して…」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:39:58.45 ID:tpzr1oK00

古泉 「あなたは何時佐々木さんを涼宮さんに紹介しました?」
キョン「…いや、別にそれは俺が教えなくても、他の誰かが…」

古泉 「佐々木さんと涼宮さんの接点はあなただけなんですよ?」
長門 「あなたをを通じて以外、彼女たちが接触を持つのはほぼ不可能」

キョン「…そんな、じゃああいつらは一体、何時…いや、何でお前らは
    記憶が有るんだ?可笑しくないか?」

古泉 「そうですね。その点についてもそ説明は必要でしょうね」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/20(月) 01:41:47.85 ID:tpzr1oK00

古泉 「実は機関の人間も、僕を除いて誰も昨夜の閉鎖空間、神人達の事
    を覚えていないんです」

長門 「情報統合思念体にも昨日私が送った筈の部室での涼宮ハルヒの
    データが存在しなかった」
キョン「何だって?」
長門 「しかし、私の送信履歴の中には、昨日のデータを送ったことになっている」

古泉 「後、これは朝比奈さんに確認を取りましたが、彼女も昨日の記憶が有りません」

キョン「と、なると…」

長門 「昨夜、私と古泉一樹意外に、大きな情報改変がなされた」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/25(土) 18:29:17.68 ID:hoGEFJP2O

「…したいの?」

ハルヒがそう言った瞬間、俺の周りの景色がまるでビデオを巻き戻す様に変化した。辺りは真っ暗で何も見えない。
おい、なんだこれは。またハルヒがなんかやらかしたのか?
つーかここはどこだ?ハルヒはどこ行った?あいつは何をしようとしているんだ?いや夢なのかこれは?もしかしてこの前の3日連続不思議探索兼ハルヒの使いっぱしりの影響で体がもたなくて疲れて倒れたのか?ヤバい早く目を覚まさなくて…

「キョン」

不意にハルヒの声が響いた

「もう一度聞くわ。したいの?」

ええっと…とりあえず俺は何がしたいんだ?

「決まってるじゃない!」

「宇宙旅行よ!フォーエヴァーwwwwww」

うはっおkwwwww
レッツラゴーwwwww

おわり

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/25(土) 19:51:49.81 ID:Q7ywwUAW0

ありがとうID:cNfVmHNYO


>>59から>>9へ続く そして終了 いろいろ終了

  佐々木「僕の腹筋を見たいのかい?」

         完

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/25(土) 20:39:36.96 ID:Q7ywwUAW0

…まぁ良いか

この前パー速かもしくはスレを立てると言ったので、一応パー速に
この続きを書く予定ですが、最近忙しいので結構無謀そうです

末永くお付き合いして頂ける方のみ下記リンクへどうぞ…

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