ハルヒ「テポドン落ちないかなあ」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:コナン「元太ー!」光彦「ムダです!人間の言葉は通用しません!」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 06:08:13.50 ID:+g1ggJ3M0

ゆっくり更新のつもり


小泉「大変です! 日本の危機です!」

長門「まずいことになった……」

みくる「ふえっ! どうしましょうぅ」

キョン「なんなんだ一体?」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 06:13:29.05 ID:+g1ggJ3M0

古泉「説明はあとです」

古泉「キョン君は涼宮さんをここに連れてきてください」

キョン「よくわからんがわかった!とりあえずまかせろ」

みくる「頼みますキョン君」

長門「時間がない早く」

キョン「ああ!行ってくる!」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 06:21:24.24 ID:+g1ggJ3M0

こまけぇことは(ry


古泉「行ったようですね」

長門「校舎外に移動を確認」

みくる「でも本当にいいんですかぁ?こんなことが世間に知れたら……」

古泉「もはや一刻の猶予もありません」

古泉「ここで我々がどう動くかに世界の命運が懸かっているんです」

長門「些細なことに構ってられない」

みくる「でも……それじゃキョン君があまりにもかわいそうです……」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 06:26:11.24 ID:+g1ggJ3M0

みくる「他にも方法は

古泉「ではあなたが彼の代わりになりますか?」

みくる「それは…その……」

古泉「これは彼にしかできないことなのです…わかってください」

みくる「………」

長門「時間がない。始める」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 06:34:50.44 ID:+g1ggJ3M0

その頃

キョン「って言ってもなあ」

キョン「ハルヒがどこにいるかなんて見当もつかないってのが実状なんだが…」

キョン「どうしたもんかな」

谷口「おっ!キョンじゃねえか、なにしてんだ?」

キョン「…谷口か」

谷口「なんで残念そうな顔してんだよ…」

キョン「俺は普段からこの顔だ。それよりハルヒ見なかったか?」

谷口「あー、確かさっき駅の辺りで見かけた気がする」

キョン「そうか。ありがとな」

谷口「あっおい待てよ!そんな逃げるみたいに走ってくなよー!」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 06:54:09.43 ID:+g1ggJ3M0

古泉「しかし、何故あんなものが出回っていたのでしょうか」

長門「わからない。発信源も特定不可」

古泉「インターネットを介しているとはいえ、初めからねらっていたのでしょうね」

みくる「こうなることはもうすでに決まっていたんです。未来の史実にもはっきりとしるされていますし」

古泉「まああなたの視点からはそう感じられるかもしれませんね」

長門「現在から見た未来は非常に不確定。よって可能性はある」

古泉「僕たちがあきらめていては本当に終わりですよ」

みくる「…そうですね。ごめんなさい」

長門「わかればいい。それよりも今は手を動かして」

古泉(こちらの作業は順調ですが…あとはキョン君あなたにかかっています…!)

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 07:04:23.52 ID:+g1ggJ3M0

その頃

キョン「駅にはついたものの…」

キョン「やばいトイレ行きてぇ」

谷口「おっ!キョンじゃねえか、また会ったな」

キョン「すまん谷口、トイレどこだ?」

谷口「俺の登場はスルーかよ」

谷口「まあいいや。トイレならあっちだぜ」

谷口「って礼も言わずに行きやがった」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 07:15:13.74 ID:+g1ggJ3M0

キョン「ふぅ…なんとか間にあった」

キョン「それにしても谷口の奴、的当な方向指さしやがって…」

キョン「危うく危ういとこだったぜ」

谷口「おいキョン!」

キョン「うわっち!なんだよびっくりさせるな」

谷口「今涼宮を見たぞ!」

キョン「何!どこでだ!?」

谷口「西口だ!急げ行っちまうぞ!」

キョン「わかった! サンキュー谷口!」

谷口「ふっ、礼には及ばないぜってもういねぇ」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 07:23:18.92 ID:+g1ggJ3M0

長門「…おかしい」

みくる「ふえぇどうしたんですかー?」

長門「何かに誘導されている」

古泉「それは彼がという意味ですか?」

長門「そう」

古泉「ふぅむ…困りましたね」

長門「仕方がない。サポートを送る」

みくる「でも作業能率に支障がでちゃうんじゃ」

長門「問題ない。あなたたちは作業に集中して」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 07:39:44.28 ID:+g1ggJ3M0

その頃

キョン「いた!おーいハルヒー!」

キョン「ちっ、この喧噪じゃ聞こえねえか」

キョン「人混みをかき分けかき分け……」

キョン「っはあ追いついた!」

ハルヒ「キョン…?何してんのこんなとこで」

キョン「話はあとだ!行くぞハルヒ!」

ハルヒ「えっ?ちょっと何!?離しなさいよもう〜」

キョン「細かいことは後回しだ」

ハルヒ「なんなのよ…まったく」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 07:48:44.77 ID:+g1ggJ3M0

ハルヒ「で、どこに連れてくつもり?変なところだったら承知しないわよ」

キョン「学校だ」

ハルヒ「学校〜?休日に学校に何の用があるのよ」

キョン「さあな、知らん」

ハルヒ「っ何よそれ!意味わかんない」

キョン「いいから走れ!時間がないらしいからな!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 08:01:12.63 ID:+g1ggJ3M0

みくる「終わりましたあ」

古泉「こっちも終了です」

長門「終わった…」

古泉「さて、あとは両人待ちですか…」

古泉「彼、キチンとやってくれますかね」

みくる「大丈夫ですよ、キョン君ならきっと」

古泉「そうですね今は彼を信じましょう」

長門「………」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 08:11:03.17 ID:+g1ggJ3M0

その頃

ハルヒ「ねえキョン」

キョン「なんだハルヒ」

ハルヒ「今日ミサイルが日本に落ちるって知ってる?」

キョン「ああ、ニュースではそう言ってるな。」

キョン「しかし、ちと大げさだな。落ちるというより通過する見通しの方が強いみたいだぞ」

ハルヒ「それが落ちるのよ。ジャーン!これ見て」

キョン「コピー用紙?なになにえーと、夢で見た予言?なんじゃこりゃ阿呆らしい」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 08:32:49.89 ID:+g1ggJ3M0

ハルヒ「何言ってんのよ!よく見なさい」

ハルヒ「ほら、日付が2007年でしょ。この人二年前にミサイルが落ちるの予言してたのよ!」

キョン(こんなコピペ間に受けるなよ…)

キョン「あのなあハルヒ、これはコピペと言ってな要するにネタみたいなもの……」

キョン「ってまさか!!」

ハルヒ「ん?何よ。もしかして今更ビビってるわけ〜?」

キョン(ビビるなんてもんじゃすまないぞ。ハルヒがこんなの本気で信じ込んだら…)

キョン「とにかく学校へ急げ!」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 08:51:38.20 ID:+g1ggJ3M0

また別の所にて

???「ああ、任務完了だ。そっちの首尾は…がはっ」

朝倉「あら、奇遇ですね。こんなところで会うなんて」

???「ぐ、かはっ…お前は……?」

朝倉「ただのサポーターですよ。ある人に頼まれたね」

???「統合…思念体か」

朝倉「あら、よくご存知でしたね。私達の正体」

???「まあな……。彼女に関われば…自然とそんな情報も……入ってくるさ…」

朝倉「あらあら本当によくご存知なのですね」

朝倉「谷口君」

谷口「………」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 08:58:38.43 ID:+g1ggJ3M0

長門「………」

古泉「この駒は上と左右に動かすことができます」

みくる「ふえぇ、難しそうです」

古泉「簡単ですよ。あ、ちなみにこの駒はですね……」

長門「………」


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 09:05:21.52 ID:+g1ggJ3M0

その頃

キョン「っはあはあはあ…つ、着いた…」

ハルヒ「何よーあんたが先にへばっててどうすんの」

キョン「お前は何でそんなに余裕なんだ…」

ハルヒ「鍛えてますから」

キョン「……音叉片手に妖怪退治でもするのか」

ハルヒ「クルクルシュッ」

キョン「ちとネタが古いな」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 09:14:14.97 ID:+g1ggJ3M0

また別の所にて

朝倉「何故キョン君を誘導していたのです?」

谷口「その前に…その手を離してくれ。喋り…にくく……しょうがない」

朝倉「……いいでしょう」

谷口「ふう…死ぬかと思ったぜ」

朝倉「もう一度問います。何故キョン君を誘導したの」

谷口「時間稼ぎだよ」

朝倉「時間稼ぎ?」

谷口「ああ。ウィルスインストールのためのな」


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 09:31:50.79 ID:+g1ggJ3M0

朝倉「部室のパソコンですか?だとしたら残念でしたね。あのパソコンは情報統合思念体の管轄下にある
   ため、現存するウィルスでは歯が立ちませんよ」

谷口「早計は仲間をも滅ぼすぜ」

朝倉「…なんですって」

谷口「言葉通りの意味さ。別に俺は部室のパソコンにハッキングかまそうなんて考えちゃいないさ」

朝倉「ならウィルスって……」

谷口「洗脳ウィルスさ。涼宮ハルヒの脳内に直接流し込んでやった」

朝倉「!!?」

谷口「なあに別に危険なものじゃない、ちょっと思いこみが激しくなるだけだよ」

谷口「それにあれは地雷みたいなもんだからな、何かきっかけを与えなきゃ作動しない」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 09:44:21.05 ID:+g1ggJ3M0

朝倉「きっかけ?」

谷口「おっとこれ以上は喋れねーな。企業秘密って奴でな」

朝倉「自分の立場わかって言ってます?」

谷口「さあな、もうどうでもいいのさ。自分の役目は終わったからな」

朝倉「ここで朽ち果てても構わないと」

谷口「ああ、一向に構わんね」

谷口「本当は何も喋るなって言われてたけどよ、あんたには何か喋りたくなったんだよ」

朝倉「………」

谷口「これは本心だぜ?そう疑り深い目ぇすんなよ」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 09:51:57.95 ID:+g1ggJ3M0

谷口「次に会うときは、一つの都市が灰になってからだな」

朝倉「ミサイルの発射は止めます」

谷口「もう何もかも手遅れさ。ほら、上見ろよ。きれいな飛行機雲だぜ」

朝倉「まさかもう!?って何もないじゃないですk…」

朝倉「っていない!?…逃げられた!」


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 09:59:03.88 ID:+g1ggJ3M0

その頃

ハルヒ「おはよー!」

古泉「…負けた……」

みくる「きゃあっ、勝っちゃいましたあ」

長門「………」

ハルヒ「おはよー!!」

キョン「今は昼だろ」

古泉「あっすみません。あまりのショックに我を忘れて…」

みくる「こんにちは涼宮さん」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 10:12:07.21 ID:+g1ggJ3M0

キョン(なんだ…どうしてこんな平然とした空気なんだ?)

キョン(おい古泉、いったいどういうことだ)

古泉(状況の把握はできているみたいですね。説明します)

古泉「で、涼宮さん」

ハルヒ「なあに?」

古泉「ミサイルが迎撃されたの知ってます?」

キョン「は?」

ハルヒ「嘘…?」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 10:20:56.13 ID:+g1ggJ3M0

古泉「いやーよかったですね」

キョン(おい、マジなのか?)

古泉(それがマジなんです。涼宮さんも本気で信じてはいなかったみたいですね)

キョン「……はぁー…よかった」

ハルヒ「なによ!キョンったらビビりすぎなのよ!」

みくる「でも…ミサイルはこわいですう」

長門「平和が一番」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 10:29:42.25 ID:+g1ggJ3M0

キョン「そうだぞハルヒ。こういう時は、何事もなく無事だったことに感謝するものなんだよ」

ハルヒ「ふん、なによみんなして……あ、飛行機雲」

古泉「おや、本当ですね」

みくる「きれいですう」

キョン「ほー、なかなか」

長門「………」

その飛行機雲は途絶えることなく、どこまでもどこまでも地平線に消えるまで続いていた。



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/04(土) 10:38:51.10 ID:+g1ggJ3M0

何とか最後まで書いた。
時間が時間だけに過疎ってるけど最後まで見てくれた人は本当にありがとう。
俺は眠いから寝るです。ノシ



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