16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 18:43:54.59 ID:6Bb+cU9cO
ハルヒ「このエロキョン!!」
キョン「部室に入ってくるなりなんなんだお前は」
ハルヒ「とぼけてないでさっさと出しなさいよ!」
キョン「あ?何を出すって?」
ハルヒ「あんたが盗んだ有希の水着を返しなさいっていってんのよ!」
キョン「はぁ!?何で俺が長門の水着を盗まなけりゃならないんだ!?」
ハルヒ「こんなことする変態なんて、あんたくらいしかいないもの」
キョン「あのなぁ……」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 18:51:19.19 ID:6Bb+cU9cO
キョン「一応言っとくが、犯人は俺じゃないぞ」
ハルヒ「フン、白々しいわね。いいわ、持ち検するから鞄貸しなさい」
キョン「どうぞご自由に」
キョン「(これであいつも納得するだろ)」
ハルヒ「……キョン」
キョン「はぁ、だから言っただろ?」
ハルヒ「これは何?」
キョン「ん?何って、普通のスクール水着……って!?」
ハルヒ「さて、洗い浚い説明してもらうわよ?」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 18:58:41.83 ID:6Bb+cU9cO
キョン「ちょ、ちょっと待て!何かの間違いだ!」
ハルヒ「何が間違いよ!あんたの鞄から出てきたでしょうが!この変態泥棒!」
長門「……もういい」
キョン「長門?」
ハルヒ「な、何言ってんの有希!」
長門「盗んだのが彼なら私は構わない」
ハルヒ「はぁ!?」
長門「私の水着が欲しかったの?」
キョン「え?い、いや…だから俺は何も」
長門「……言ってくれれば良かったのに」
ハルヒ・キョン「!!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 19:33:07.01 ID:6Bb+cU9cO
みくる「あ、あの〜。キョン君はやってないって言ってますけど……」
ハルヒ「キョン!どういうことか説明しなさい!!」
キョン「い、いや。俺にもよく分からんのだが……」
長門「……私の水着で何をしたかったの?」
キョン「あのなぁ〜……」
ハルヒ「あんた!まさか自分で着るつもりじゃないでしょうね!?」
キョン「んなことするか!?匂い嗅ぐとかだろ!」
長門「匂いを嗅ごうとしたの?」
ハルヒ「……真性の変態ね」
キョン「一般論の話だ!一般論!」
みくる「あの〜……」
古泉「全く聞こえていませんね」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 19:42:56.56 ID:6Bb+cU9cO
ハルヒ「とにかく!この水着は有希のなんだから返してもらうわよ!」
キョン「はぁ……。そうしてくれ」
長門「それは受け取れない」
ハルヒ「有希?」
長門「先程も言った通り彼になら譲っても構わない」
キョン「長門よ、それは誤解だ。俺はそもそも盗んでなんか」
長門「それに、水着もあなたにもらって欲しいと言っている気がする」
ハルヒ「有希……あなたまさか水着と話せるの!?」
長門「……」
ハルヒ「さすが万能プレーヤーね……」
キョン「おーい、これどうすりゃいいんだ?」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 19:47:22.53 ID:6Bb+cU9cO
〜翌日の放課後〜
古泉「……」
キョン「古泉、どうかしたのか?」
古泉「い、いえ。大した事ではないのですが」
キョン「ん?」
古泉「僕の水着が無くなりました」
キョン「……マジかよ」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 19:58:57.68 ID:6Bb+cU9cO
ハルヒ「さて、今度は古泉君の水着が無くなったわけだけど……」
キョン「俺を見ながら言うな」
ハルヒ「一番怪しいのは前科持ちのあんたなんだからね」
キョン「長門の水着で疑われるのは分かるけどな、さすがに俺がこいつの水着を盗むわけないだろ」
ハルヒ「どうかしらね?屈折した変態は何するか分かったもんじゃないわ」
キョン「(くっ、昨日の件があるから言い返せん)」
長門「水着」
キョン「ん?」
長門「……どうだった?」
キョン「ぶっ!な、何もしてないぞ!そりゃ少し眺めてみたりもしたが」
ハルヒ「……」
キョン「誤解するな!すぐに妹にあげたぞ!」
長門「……そう」
キョン「(なんでそこでしゅんとするんだよ!?)」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 20:07:53.78 ID:6Bb+cU9cO
ハルヒ「本題に戻るわ。キョン、鞄貸しなさい」
キョン「……ほらよ」
キョン「(頼む!こいつのだけは入ってないでくれ!)」
ハルヒ「……キョン、これは何?」
キョン「(……またかよ)って、何だそれ?……ブルマ?」
長門「……そう言えば私の体操服無くなっていた」
ハルヒ・キョン「!!」
長門「それは恐らく私のブルマ」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 20:18:54.27 ID:6Bb+cU9cO
ハルヒ「キョン!あんたの頭治してあげるから今すぐ飛び降りなさい!!」
キョン「待て待て待て!!本当に俺は何知らないんだ!」
ハルヒ「言い訳は地獄で聞くわ!!」
長門「……待って、彼を怒らないで」
キョン「(長門、庇ってくれるのか?)」
長門「迂闊だった。水着よりも匂いのするブルマを欲しがるのは当然のこと
私が事前に彼に渡していればこんなことには……」
ハルヒ「有希が気にすることじゃないわ。すべてはキョンが変態だから」
キョン「……もう好きにしてくれ」
古泉「あの、僕の水着は……」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 20:26:51.92 ID:6Bb+cU9cO
ハルヒ「……この問題は後でたっぷりと話しましょう」
キョン「だから俺は何も知らないんだが」
ハルヒ「まずは古泉君の水着を探しましょ。有希、みくるちゃん、鞄貸して」
有希「……」
みくる「ど、どうぞ」
ハルヒ「ん〜二人の鞄には無いわね。とりあえずこの中に犯人がいなくて良かったわ」
キョン「……待てよ、ハルヒ」
ハルヒ「何よ、エロキョン」
キョン「まだお前の鞄があるだろ?」
ハルヒ「!!」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 20:36:29.92 ID:6Bb+cU9cO
ハルヒ「あんた!まさか団長であるこのあたしを疑ってるわけ!?」
キョン「そういうわけじゃないんだがな。だがお前だけ調べないなんて不公平だろ?」
ハルヒ「……いいわ。好きなだけ調べなさいよ!」
キョン「そうさせてもらうぞ」
長門「待って」
キョン「どうした長門?」
長門「もう一度調べて」
キョン「ん?いや長門はもう潔白だからな。心配しなくていいぞ」
長門「確かに私の鞄からは何も出てこなかった。けれどそれは犯人でない証拠にはならない」
キョン「と言うと?」
長門「今度は隅々まで調べて。……私の体を」
キョン「ぶーっ!!」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 20:44:38.72 ID:6Bb+cU9cO
キョン「長門!何言ってんだ!」
長門「……イヤ?」
キョン「そんなことはない!!いや、そうじゃなくて!」
長門「ここだと恥ずかしいから別室で……」
ハルヒ「ちょ、ちょっと有希何言ってるの!?」
キョン「そうだぞ長門。それにそんなことしなくても俺は信じてるぞ」
長門「……そう」
キョン「(だからなんでしゅんとするんだよ!)」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 20:50:00.42 ID:6Bb+cU9cO
キョン「き、気を取り直して。じゃあ調べるぞ」
ハルヒ「さっさとしなさいよね」
ハルヒ「(全く、出てくるわけ無いでしょ?それにしても許せないわ!
盗むんだったらあたしのでもいいじゃない……)」
キョン「……ハルヒ」
ハルヒ「な、何よ?」
キョン「何で俺の水着が出てくるんだ?」
ハルヒ「な!!」
古泉「え……僕のは……?」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 20:57:18.23 ID:6Bb+cU9cO
キョン「……お前」
ハルヒ「ち、ちちち違うわよ!何かの間違いだわ!」
キョン「これはどういう事だ?」
ハルヒ「し、知らないわ!本当よ!大体あんたの水着なんか欲しいわけ」
キョン「……変態だな」
ハルヒ「!!」
長門「待って」
キョン「今度はどうした?」
長門「その水着、私には貰う権利がある」
キョン「はぁ!?」
長門「そんな気がしてきた」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 21:13:02.76 ID:6Bb+cU9cO
キョン「それはどんな理屈だ?大体俺の水着で何をするんだ?」
長門「……匂いを嗅ぐ?」
キョン「……」
長門「……かぶる?」
キョン「あのな長門」
長門「……なめる?」
キョン「だめだこりゃ」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 21:20:12.49 ID:6Bb+cU9cO
キョン「分かったよ。それは長門にやる。いいよなハルヒ?」
ハルヒ「あ、あたしはそもそも盗んでないわよ!!」
〜その日の夜・長門宅〜
長門「ただいま」
朝倉「お帰りなさい。どうだった?」
長門「私の水着とブルマを気に入ってくれた」
朝倉「そっかぁ!良かったわね」
長門「それから彼の水着を貰った。さっそく穿いてくる」
朝倉「(ふふっ、長門さん嬉しそう。良かった)」
おわり
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/03(金) 21:25:35.46 ID:6Bb+cU9cO
すまん
もうネタがない