30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 02:43:38.01 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「……」
ガタッ
女1「あ、また妹のとこ行くんじゃねwww」
女2「てかあいつの妹の友達もキモくね?」
女3「ヲタクと障害者と真面目ちゃんwww」
女全員「ぶはwwwwww」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 02:46:48.84 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「おっすー。何やってたの?」
こなた「おおーかがみん、これはいいところへ!」
女A「またあの子来た…」
女B「自分のクラスに友達いないんじゃねww」
女A「てかあのグループキモいwww」
女C「みゆきさんみゆきさんってわけわかんねーキモwwww」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 02:49:50.89 ID:3VQ0mGPtO
女B「みゆきって誰?」
女C「ほら、あの眼鏡のやつ」
女B「あー、高良のことか!あいつみゆきって名前なんだ」
女A「そうそうwww」
女D「知らねーwwww」
みゆき「………」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 02:53:46.19 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「…そ、そういえばさ!今度の週末家来ない?」
こなた「おー、いいねいいね!かがみんの家!」
つかさ「バルサミコ酢ー」
みゆき「いいんですか?楽しみです」
こなた「何かゲーム持ってくよ」
かがみん「負けないわよ!」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 02:57:45.81 ID:3VQ0mGPtO
つかさ「私も最近ゲーム覚えてきたよー」
こなた「おっ、じゃあ双子VS私でやってやろうじゃないか」
みゆき「わたs
キーンコーンカーンコーン
かがみ「じゃあ昼休みに!」
こなた「じゃね〜」
つかさ「お姉ちゃんまたね〜」
ガラッ
女1「戻ってきたwww」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:01:28.03 ID:3VQ0mGPtO
女2「授業始まるからだろwww」
女1「まぁそうだけどww」
女3「そんなにこの教室にいたくないなら学校来なければいいのにね」
かがみ「……」
みさお「…おっす柊!お前たまにはこっち来いよなー!」
かがみ「あ、う、うん!ごめんね、つい…」
みさお「なんだ?元気出せよ!」
かがみ「あは、あはははは、元気よ!」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:05:20.50 ID:3VQ0mGPtO
―――授業中―――
コンッ
かがみ(…?)
ココンッ
かがみ(…?なによ?)
女2「ぶはww気付いてねぇwww」
女1「やめろってww」
女3「あ、ちょっとキョロキョロしてるwww」
女2「もっかい…」
コンッ
かがみ(消しゴムのかけら?……)
みさお「………」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:09:05.45 ID:3VQ0mGPtO
キーンコーンカーンコーン
かがみ「……」
女1「あいつ超早足で出てったwww」
女2「トイレじゃねww」
女3「隣の妹のところだろwww」
女2「だからトイレだろwwww」
みさお「……」
こなた「かがみん、はやくはやくー」
かがみ「はいはい…あんた今日もチョココロネなの?たまには違うパンにしたら?」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:14:19.01 ID:3VQ0mGPtO
こなた「いや、私はこいつと昼を共にすると誓ったんだ…!」
かがみ「何言ってんだか」
女A「あのチビまたウンコ食ってるwww」
女B「ああいうのをこだわって食べてる自分かわいいでしょーとでも思ってるんじゃねww」
女C「ぶはww計算失敗wwwただのウンコwww」
こなた「……そういえばみゆきさんって毎日お弁当だよね!おいしそ〜」
みゆき「ええ、今日は自分で作ってみました。」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:19:54.11 ID:3VQ0mGPtO
こなた「うわーこれもらってもいい??」
みゆき「はい、どうぞ。ちょっと失敗しちゃいましたけれど…」
こなた「美味しい!すっごく美味しい!!みゆきさんは俺の嫁!!」
かがみ「ちょ、ちょっとあんた大声で何言ってるのよ!」
こなた「みゆきさんは俺の嫁〜って」
かがみ「そういう問題じゃなくて…」
女C「マジキモww」
女B「俺の嫁とか意味わかんね」
女A「食事の時くらいキモさ抑えとけよな」
女D「なんか今のはマジでキモかった」
女C「てか高良を嫁になんかしたくねぇwww」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:26:22.90 ID:3VQ0mGPtO
かがみ(…だから……)
こなた「……」
みゆき「……」
つかさ「バルサミコ酢〜」
こなた「…かがみんはそれ手づくりなの?」
かがみ「い、いや、これはお母さんが作ってくれたのよ!」
つかさ「あれれー?お姉ちゃん今朝作ってなかったっけー?」
かがみ「…っ!つ、作ってないわよ!」
つかさ「あれ、でも…?」
こなた「なぁんだ手づくりなんじゃん、かがみんは照れ屋さんだなぁ。」
かがみ「ち、違うってば…!」
こなた「では、かがみんの愛のこもった手づくりお弁当に、いざ参る!!」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:31:40.25 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「違うってば!!」
ガシャーン
こなた「か、かがみん…?」
つかさ「お姉ちゃん、お弁当が…」
みゆき「かがみさん…?」
かがみ「あ、ご、ごめん!ちょって手が滑っちゃって…ごめん。」
女A「あーあーなんかうっせーんだけどー?」
女C「うわっ、きったねー。ちゃんと拭いとけよ」
かがみ「ご、ごめん…」
女B「ごめんじゃねーよ」
かがみ「す、すみませんでした」
女A「ぶはwwマジウケるwww」
女B「弁当くせーから行こう行こう」
女C「うんwww」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:35:57.20 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「……」
こなた「……」
みゆき「……」
つかさ「バルs……」
こなた「…手伝うよ」
かがみ「い、いいわよ、私がこぼしたんだし。」
こなた「いや、私が無理におかず取ろうとしたからだよ。ごめんごめん」
かがみ「違うわよ、本当に手が滑っただけだから…」
つかさ「お姉ちゃん…」
かがみ「…よし、お弁当ももう食べられなくなっちゃったし、もう行くわ!」
こなた「え?」
かがみ「じゃ、じゃあまたね!」
こなた「かがみん?」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:41:06.55 ID:3VQ0mGPtO
つかさ「お姉ちゃん…」
―――屋上―――
かがみ(……)ポロッ
みさお「おっす柊!あれ、妹のとこにいたんじゃなかったのか…っておい!何泣いてんだ!?」
かがみ「うわっ!?なんであんたがいるのよ!」
みさお「昼寝しに来たんだぜ!それより柊今泣いてなかったか?」
かがみ「なっ、泣いてなんかないわよ!」
みさお「…そっかそっか!勘違いだ、許せ!あはははは」
かがみ「恥ずかしい勘違いしないでよね!ったく」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:46:52.78 ID:3VQ0mGPtO
みさお「お?柊、弁当箱から食べ物はみ出てんぞ!」
かがみ「あっ、こ、これは…」
みさお「…なんか腹減ってきたぞ、えいっ!」
かがみ「あ、こら!!」
パカッ
みさお「うおっ、なんだこりゃ!柊お前弁当振り回して暴れたのか?」
かがみ「ち、違うわよ!」
みさお「まぁぐっちゃぐちゃだけどまだ食えんじゃん!もったいねーな、食っていい?」
かがみ「あ、そ、それは…」
みさお「箸かりるぜ、いっただっきまーす」
かがみ「だめっ!それ床に落としたやつだから!」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:52:06.10 ID:3VQ0mGPtO
みさお「教室の床はな、お前が思ってるほど汚くねーんだぞ!んーうまい」
かがみ「……」
つかさ「お姉ちゃんどこ行っちゃったんだろ…」
こなた「おーい、かがみ〜ん!」
みゆき「教室にも図書室にも保健室にもいませんでしたね」
つかさ「お姉ちゃん…」
こなた「むっ!かがみんの匂いがする!屋上だ!」
みさお「はー美味かった!!」
かがみ「…口の周りにケチャップ付いてるわよ、ほらティッシュ」
みさお「お、わりーな」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 03:59:01.70 ID:3VQ0mGPtO
こなた「屋上っ、屋上っ」
つかさ「こなちゃん待ってぇ〜」
女2「あれ、あっちから走ってくるやつってあいつの妹じゃね?」
女1「あいつ見てるとマジで腹立ってくるんだけど」
女3「あれで走ってるつもりかよ。右脳イカれてんじゃねーの」
女1「〜〜♪」
ガッ
つかさ「きゃっ!?」
ドシャッ
女全員「キャハハハハハ!!!」
つかさ「いったぁ…」
女3「転び方も鈍臭いんだね。やべー腹立ってきた」
女1「病院行けww」
女2「死ねwwwいこっ」
パタパタパタ
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 04:03:49.76 ID:3VQ0mGPtO
つかさ「……っ」
こなた「つかさ!?」
つかさ「ごめんこなちゃん、転んじゃった。えへへ。早くお姉ちゃんのとこ行こう」
こなた「つかさ……」
みさお「ケチャップとれた?」
かがみ「全っ然とれてないわ、反対側よ」
みさお「ここ?」
かがみ「違うわよどこ拭いてんのよ、ええい貸しなさい!」
みさお「うお!」
かがみ「ほら」
みさお「痛い痛い!」
かがみ「痛くしてないわよ!」
みさお「いてーよーいてーよー」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 04:09:06.18 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「ちょっと動かないでよ!拭けないでしょ!」
みさお「いてーのやだよー!」
かがみ「子供かあんたは!」
みさお「そうだ、柊なめろ!ぺろぺろ!」
かがみ「は、はぁぁ!?」
みさお「よく動物やってるだろ、あれすっげー可愛いんだってヴァ!やって!」
かがみ「何言ってんのよ!嫌に決まってるでしょ、恥ずかしい!」
みさお「やってーやってーやってーやってー」
かがみ「うるさい!」
みさお「あーあ、じゃあ家に着くまでずっと口の周りケチャップだらけで過ごさなきゃダメなのかー」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 04:21:07.59 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「だから拭いてやるって言ってるでしょ!」
みさお「いてーのは嫌なんだぜ!」
かがみ「…あぁもう!わかったわよ!」
みさお「お!!」
かがみ「ほら、顔貸しなさいよ!」
みさお「さぁ来い!」
かがみ「動くな!」
みさお「はいはい、了解しました!〜♪」
かがみ「〜〜っ!」
ペロッ ペロ
みさお「うはーっ、くすぐってぇ!」
かがみ「…っ!はい、ケチャップとれたわよ!」
みさお「さんきゅー柊!」
かがみ「まったく…」
こなた「……」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 04:26:15.57 ID:3VQ0mGPtO
つかさ「こなちゃん、お姉ちゃんいたー??」
こなた「…ううん、いないみたい。かがみんレーダー故障してたみたい」
みゆき「ふふっ、本当にかがみさんのことお好きなんですね」
こなた「多分トイレにでもいるんじゃないかな、行ってみよう!」
つかさ「あれ?屋上に誰かいるみたい」
みゆき「あら本当」
こなた「い、1年生みたいだったよ!さぁトイレ巡りの旅にしゅっぱーつ!」
つかさ「そっか、1年生かぁ。しゅっぱーつ!」
みゆき「しゅっぱーつ!」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 04:35:17.79 ID:3VQ0mGPtO
キーンコーンカーンコーン
かがみ「あ、戻らなくちゃ」
みさお「あーあ、次の授業寝そうだ」
かがみ「あんたはいつでも寝てるでしょ」
みさお「ちげーよ、睡眠学習だよ!」
かがみ「あらそう、じゃあもうノート見せてあげなくても大丈夫ね」
みさお「え、それは困る!」
かがみ「寝ながら勉強できるなんて羨ましいわねー」
みさお「ちげーって柊!勉強は勉強でも睡眠による人体への影響を…」
かがみ「なんだそりゃ」
みさお「あはははは」
ガラッ
女1「あ、あいつきたよ」
かがみ「……」
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 04:43:42.66 ID:3VQ0mGPtO
女2「あいつ今日弁当ぶちまけたんでしょww」
女3「きったねーwww」
女1「しかも弁当かき集めながらすみませんすみませんって謝ってたらしいよwww」
女4「なにそれ怖いwww」
女全員「wwwwww」
みさお「…柊!ルーズリーフか何かくんね?ノート忘れてきちゃったぜ」
かがみ「あんたでもノート持ち帰ったりするのね。いいわよ、はい」
みさお「おお、サンキュー!」
女1「ぷwww今の聞いた?」
女2「何様wwww」
女4「あいついちいちうぜえwwww」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 04:48:24.04 ID:3VQ0mGPtO
―――授業中―――
コンッ
かがみ(消しゴムの欠片…また…)
コンッ コンッ コンッ
かがみ(………)
コンッ
かがみ(……っ)
コンッ ココンッ
かがみ「ちょっと!!いいかげんに…」
先生「柊ーうるさいぞー」
かがみ「…っ、ごめんなさい…」
女全員「うはwwwwwwww」
かがみ(……っ)
みさお「……」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 04:56:37.58 ID:3VQ0mGPtO
先生「はい、今日はここまで」
生徒「起立、礼」
かがみ「ふぅ…」
みさお「おい、柊!わりいんだけどちょっと放課後付き合ってくんね?」
かがみ「いいけど、どこ行くの?」
みさお「超美味いアイスとタコ焼き食いたいんだ!」
かがみ「要するに買い食いしたいだけなわけね」
みさお「ちっちっち!アフタヌーンティーって言え!」
かがみ「勝手に言ってろ。じゃあこなた達に言ってくるから待ってて」
みさお「おう!」
女1「誘われてるのにあの態度っておかしくね?ww」
女3「柊様だから仕方ないwww」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 05:04:14.85 ID:3VQ0mGPtO
女4「あいつら4人組って見事なまでにキモキャラ揃ってるよねwww」
女2「ボサボサ頭のヲタク、知的障害者、イモ眼鏡、勘違い女王www」
女1「うはw最強www」
あやの「…悪口言って楽しいのかな」
みさお「…ま、気にしねーのが1番だよな!」
かがみ「〜ってわけで今日一緒に帰れないんだ、ごめん!」
こなた「いいよいいよ。アイスいーなぁ、いってらっさ〜い。」
みゆき「ではまた明日」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 05:09:10.55 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「あれ、つかさ足どうしたの?」
つかさ「あ、うん!ちょっと転んじゃって。えへへ」
かがみ「本当に自分で転んだ?」
つかさ「う、うん!は、走ったら足が絡まっちゃって…」
かがみ「…本当ね?なら気をつけなさいよ」
つかさ「うん、えへへ。ごめんなさい」
かがみ「…じゃあ行くわ!じゃーねー!」
こなた「また明日〜」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 05:21:56.67 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「お待たせー!」
女1「待ってない待ってないwww」
女3「ばか、聞こえっからww」
かがみ「……」
みさお「…よし、じゃあ行こーぜ!」
あやの「うん!」
かがみ「い、行こう行こう!」
女2「一人で行けwww」
女1「そのまま帰ってくんなww」
女4「うはwww」
ドガンッ
女1「いたっ!?」
みさお「うあ、わりーわりー、ぶつかっちった!」
女3「びっくりしたぁ」
みさお「わりいな、大丈夫か?」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 05:27:55.39 ID:3VQ0mGPtO
女1「いったぁ…もー、気をつけてよね!」
みさお「ごめんな、じゃな!」
あやの「♪」
かがみ「……っ」
みさお「ほら早く行こーぜ!」
かがみ「う、うん…!!」
女1「いってててて…ヤバ、青くなってきた」
女3「あ、本当だ。保健室行こっか」
女1「あいつ力つえーからなー。くそ!」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 05:35:37.44 ID:3VQ0mGPtO
こなた「かがみんは今頃アイスか〜」
つかさ「あのお店のアイス、お姉ちゃんすっごく好きなんだよ」
こなた「んじゃあそれ食べれば元気になるかもね!」
つかさ「…うん」
こなた「……」
―――次の日―――
ガラッ
女2「あいつ来たwww」
女1「いっつも思ってたんだけどあいつの髪形ムカつくww」
女4「この年でツインテールwww」
女3「月に代わってお仕置きされるwwww」
かがみ「……」
みさお「よっす柊ー!」
かがみ「あ、お、おはよう!」
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 05:43:59.99 ID:3VQ0mGPtO
女1「あ、そうだ…ちょっと、昨日のとこ痣になったんだけど!」
みさお「ああわりーわりー!」
女1「今度からは気をつけてよね!」
みさお「おう!任せろ!…ってあ、ちょっと待ってよ柊ー!」
―――昼休み―――
みさお「お?なんだ今日はあのちっこい奴のとこ行かないのか?」
かがみ「ええ、毎日違うクラスに行く必要もないかな思って!」
みさお「ま、そこ座れよ!腹減ったー!さぁ食うぞ〜」
かがみ・あやの「いただきます」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 05:50:32.11 ID:3VQ0mGPtO
女1「なーんか臭いと思ったら、あいつの弁当か」
女2「あれっ、なんであいつ今日ここいるのww」
女3「仲間割れwww」
女4「うはwwキモグループの仲間割れとか超どーでもいいwww」
みさお「おっ、柊のそれ美味そうだな」
かがみ「欲しけりゃあげるわよ」
みさお「やりぃ〜!うっめぇー!!」
こなた「かがみん遅いなぁ」
つかさ「そうだねぇ…」
女A「あいつら今日一人足んなくね?」
女B「もう一人は愛想尽かして抜けてったんじゃね」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 05:54:44.44 ID:3VQ0mGPtO
女C「うちらからしたら、抜けようが抜けまいがあいつはキモグループの一員のままだけどwww」
女全員「キャハハwwwwww」
こなた「…先に食べてよっか」
つかさ「そ、そうだね。お姉ちゃんも忙しいのかもね」
みゆき「……いただきます」
女B「もしかしてあいつ昨日弁当ぶちまけたのが恥ずかしくて来れないんじゃねwww」
女A「あれはウケたwwwwwすみません、すみませんwww」
女C「ホラーwwwwww」
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 05:59:32.91 ID:3VQ0mGPtO
みさお「ふぅー食った食った!」
かがみ「行儀悪いわね!ごちそうさまでしょ」
みさお「はーい、ママーバブー」
かがみ「お前な…」
女2「今度は礼儀を正しだしたwww」
女1「その前にお前のそのくっせえ弁当片付けろってのwwww」
女3「言えてるww」
かがみ「……ちょっと私トイレ行ってこようかな!」
みさお「いってら〜」
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 06:06:23.10 ID:3VQ0mGPtO
こなた「あっ、かがみん!」
かがみ「こ、こなた!今日は悪かったわね、ちょっと忙しくて。じゃ」
こなた「待って!あ、あの、もしかして私達と一緒にいるの嫌になった…?」
かがみ「…え?」
こなた「私達といるとみんなに何か言われるから…とか」
かがみ「……」
こなた「昨日も私のせいでお弁当ひっくり返しちゃったし」
かがみ「……」
こなた「ごめんね」
かがみ「あの…」
みさお「柊ー!おっせーから探しにきちゃったぜ!」
こなた「あ、じゃあまたね!」
かがみ「こなた!」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 06:13:45.84 ID:3VQ0mGPtO
みさお「ん?なにかあったのか?」
かがみ「いや、別に…ほらっ、教室戻るわよ!」
みさお「お、おう!」
かがみ「何よ…これ…」
女1「うはwwww」
女3「やりすぎたかなwwwww」
かがみ「私の教科書とノートが…」
女2「涙目wwwwww」
女1「全ページに落書きしたり破ったりするの結構大変だったんだからなwwww」
女4「そうだww労れwwww」
かがみ「ふ、筆箱まで…っ」
女2「あ、泣くぞ泣くぞwww」
かがみ「…っ!ちょっとあんt」
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 06:25:38.16 ID:3VQ0mGPtO
ドガンッ
女1「!?」
みさお「おめーらちょっとやりすぎじゃね?」
女1「ちょっと!この間からなんなの!?」
みさお「これはねーだろ」
ガラガラッ
女2「ちょ、な、何やってんのよ!」
みさお「あれ、教科書破んの結構楽しーな!」
女3「ちょ、それ私のだから!やめてよ!!」
みさお「うはは、すげーすげー!」
女3「返しなsいたっ!!」
みさお「それもう破るとこねーから返すわ」
女3「…!」
みさお「あやのー、ハサミ貸してー」
あやの「はい」
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 06:34:54.04 ID:3VQ0mGPtO
みさお「さんきゅー!」
ジョキジョキジョキ
女1「きゃあああ!私のバッグ!!」
女2「やめなさいよ!!」
女1「やめてよ!やめろってば!!おい!聞いてんのかよ!!」
みさお「うっせーよ、おめーの髪も切ってやろうか?」
女1「…っ!」
みさお「うははっ、ほれ柊!やってみろ!」
かがみ「え、え……」
女2「おいこのクソヤロー!てめーはすっこんでろ!!」
バキッ
かがみ「ったぁ…」
みさお「うわ、おい柊!」
先生「お前ら何をしてるんだ!!!!!」
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 06:42:26.56 ID:3VQ0mGPtO
女1「うわ、やっべ…!」
先生「お前ら、なんだこれは!!」
みさお「…先生!こいつらが柊の持ち物ぐっちゃぐちゃにした!」
女3「なっ、その後あんたも私たちに同じことしたでしょ!!」
男1「俺もやりました」
みさお「!」
男2「お、俺も!仕返しにと思って」
先生「お前らがやられたわけじゃないだろ」
男3「ごめんなさい、俺もです」
かがみ「……!」
みさお「…それにこいつら柊の顔殴ったしな!」
先生「なに…?」
女1「そ、それは…」
女4「殴ってません!」
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 06:47:59.36 ID:3VQ0mGPtO
先生「どっちなんだ!」
女4「殴ってませ…うっ…ひっく…」
先生「殴ってないんだな?」
女4「は…はい…っ私たち…っ、何もしてません…」
先生「よしわかった。おいお前ら!!」
男2「いや、殴ってましたよ、普通に」
男1「思いっきり殴ってました」
みさお「めっちゃ殴ってた」
男3「柊の教科書とか破ってるときも、笑いながらやってました」
男4「てか先生が知らないだけかもしれないけど、こいつら今まで柊のこといじめてました」
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 06:55:57.55 ID:3VQ0mGPtO
先生「なんだと!おいこら!いじめっていうのは本当か!?」
女2「ち、違います!」
女@「あ…あの…柊さんに聞こえるように悪口言ったり…」
女1「!?」
女A「私も、何回もそういう場面見ました…」
男5「柊の弁当ひっくり返したりな」
女3「ちがっ、あれは…!」
男5「まぁそれは噂だからわかんねーけど」
女B「何度か止めさせようとしたんですけど、こ、恐くて…」
女4「……っ」
先生「……………」
168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 07:01:51.19 ID:3VQ0mGPtO
先生「……おい柊、どうなんだ?」
かがみ「………」
みさお「おい柊、みんなお前に味方してくれてるんだぞ!」
かがみ「………いじめられてました」
女1「柊さんがそう思ってただけなんじゃないですか?ね?柊さん」
女3「そうだよ、柊さん」
かがみ「………」
先生「やめろ。本人がいじめだと受け取れば、どんなことだろうとそれはいじめだ」
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 07:09:51.50 ID:3VQ0mGPtO
女全員「………っ」
先生「お前ら全員放課後職員室に来い。保護者も呼んでおくから逃げたりするなよ」
女4「で、でも…!」
先生「でもなんだ?何か反論があるなら言ってみろ」
女4「私達の教科書やバッグがズタズタにされました。これも立派ないじめです」
女2「そうですよ、いじめです」
先生「なるほど。それはお前らが柊にやったことはいじめだ、と認めているととっていいんだな」
女4「えっ…」
先生「よし、よくわかった。先生はこれからやることが出来たので授業は中止。」
女1「……っ」
176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 07:16:45.88 ID:3VQ0mGPtO
先生「あと男1達!お前らも仕返しとはいえやりすぎだ。きちんと謝って片付けろ」
男1・2・3・みさお「はい、すみませんでした」
先生「そこの4人、放課後必ず職員室に来い」
ガラガラッ ピシャッ
女全員「…………」
みさお「さっ、片付けよーぜ!みんなありがとな!」
男2「いいよ、気にすんな」
女B「柊さんごめんね。こんなになるまで何も出来なくて…」
かがみ「…っ、い、いいよ全然!大丈夫よ!あ、ありがとう…」ボロッ
あやの「ほらハンカチ!」
かがみ「ありがとう…うっ」
181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 07:25:39.56 ID:3VQ0mGPtO
みさお「くっはー柊このやろう!お前も手伝え!」
かがみ「……っ、当たり前よ!」
みさえ「よかったな、柊!」
かがみ「ありがとう、本当ありがとう!」
ギュッ
みさお「うお!うははは、照れるぜ」
黒井「なんや隣騒がしいなー」
こなた「先生!かがみんが気になるので混ざってきてもよろしいですか!」
黒井「お前珍しく起きてるとおもたら…ダメに決まっとるやろこのアホ!」
こなた「えぇ〜先生〜」
女A「意味わかんねーよキモwww」
女B「自分面白いとでも思ってんのかなww」
黒井「………」
191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 07:35:38.15 ID:3VQ0mGPtO
こなた「………」
―――放課後―――
女C「じゃあね、かがみちゃん」
女D「ばいばーい!」
かがみ「ばいばい!」
みさお「やっと笑顔になったな!柊!」
かがみ「そ、そうかしら。…立ち向かっていくことって、難しいけど簡単なのね」
みさお「へへん!そうなんだぜ!少なくとも何かは変わるんだ!」
かがみ「そうなのよね。今までは逃げてたけど、あんたのおかげで勇気が出たわ!」
みさお「なんか奢ってくれてもいいぞ」
かがみ「ちょっといってくる!」
192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 07:43:10.14 ID:3VQ0mGPtO
みさえ吹いた
みさお「あ、どこ行くんだ〜?」
ガラッ
かがみ「こなた!」
こなた「か、かがみん…?」
女C「うわ、久しぶりにあいつ来たwww」
女A「なんか超テンション高えwwwうぜえww」
女B「もうやだあいつらキモいwww」
こなた「……」
かがみ「今週末、忘れてないでないでしょうね?」
こなた「な、なんだっけ…?」
かがみ「約束よ、やくそく!」
こなた「…あ、ああ…いいの?」
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 07:49:11.57 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「なに言ってんのよ!ゲームとお菓子持ってきなさいよね!」
こなた「かがみん……うん!もちろんだよ。ギャルゲもエロゲも全部持っていくよ!」
かがみん「普通のゲーム持ってこい…!」
女C「エロゲとかキモすぎ」
女A「ありえねー」
かがみ「じゃあ明日ね!」
こなた「うん!ばいば〜い」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 07:55:14.81 ID:3VQ0mGPtO
―――次の日―――
かがみ「お、おはよう…」
女@「あ、おっはよー!」
女ABCD「おっは〜!」
かがみ「!!」
みさお「おっすー柊!」
かがみ「おはよう!」
みさお「いやー今日はいい天気だなぁ。眠くなるんだぜ〜」
かがみ「あんたはいつも眠いだろーが!」
女1・2・3「……」
キーンコーンカーンコーン
こなた「先生おはよー」
黒井「あぁおはよーさん!ほーらはよ座れやー」
199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 08:01:06.24 ID:3VQ0mGPtO
ガタガタガタ…
黒井「おーし、お前ら静かにせえよー。職員会議で話し合ったことをお知らせするでー」
こなた「ぐー…」
黒井「最近、いじめが流行っとるらしい。」
こなた「……」
黒井「自分はなんとも思ってなくても、相手がいじめや言えばそれは完璧ないじめになる」
こなた「……」
つかさ「……」
黒井「…例えばただの陰口のつもりでも、相手が嫌な思いをすればそれもいじめになるっちゅうことや」
201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 08:06:28.67 ID:3VQ0mGPtO
女A・B・C「………」
黒井「それが原因で保護者呼ばれたやつもおんねんでー。」
こなた「……」
黒井「嫌やろ?そんなん中学生じゃあるまいし」
女全員「……」
黒井「せやけどなぁ、いじめ自体も中学生で卒業しときいう話や」
こなた「……」
黒井「悪口言われて誰が楽しくなんねん。周りからすれば不快なだけや」
202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 08:12:21.90 ID:3VQ0mGPtO
黒井「ガキの頃、人にされて嫌なことはするなって教わったやろ」
つかさ「……」
黒井「そんな簡単なことも理解できんようなアホは学校来んな!」
女「……」
黒井「今誰かに嫌な思いさせられてる奴がおったら、後で先生んとこ来い」
こなた「……」
黒井「先生がそいつらの保護者共々呼び出して説教したるわ!」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 08:17:22.26 ID:3VQ0mGPtO
黒井「人間やから相手に好き嫌いするのもしゃーない。」
女「……」
黒井「せやけど、わざわざそれを周囲にアピールせんでもええやろ」
こなた「……」
黒井「そんなに自分の性格の悪さをアピールしてどないなんねん」
つかさ「……」
黒井「…以上、何かあったら言いに来なさい」
209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 08:23:40.86 ID:3VQ0mGPtO
―――昼休み―――
かがみ「おっすー!」
こなた「かがみん!」
つかさ「お姉ちゃん!」
かがみ「はぁーお腹空いたぁ!ってあんたまたチョココロネなの?まったく!」
こなた「私の人生はこいつと共にあるのだ!」
かがみ「野菜を食べろ野菜を。ほら!」
こなた「い、いいの?」
かがみ「何遠慮してんだ?あんたらしくもない!」
こなた「…ではいただきます!!」
かがみ「ど、どう…?」
こなた「かがみんの味がする」
かがみ「ばかか!」
212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 08:37:10.50 ID:3VQ0mGPtO
女A「……」
女B「…あ、それ美味しそう」
女A「…え?どれ?」
女B「それ?」
女A「ダメこれ私の大好物」
女B「ぬ……」
女C「…あ、これすげえ」
女B「どれ?」
女C「これ」
女B「ダメこれは最後のお楽しみなの!」
女C「むー」
女B「………ふふっ」
女A・B・C「…………あははははっ」
みゆき「バルサミコ酢〜?」
つかさ「バルサミコ酢〜!」
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 08:40:50.14 ID:3VQ0mGPtO
すまん、最後に伏線回収したいんだが、昼から用事があるので書けない
夜までこのスレが残っていれば書く
だから保守していて欲しい
314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 19:52:04.03 ID:3VQ0mGPtO
みんな保守ありがとう
SSって初めて書いたから、まさかこんなに保守してくれてるとは思わなかった
ではぼちぼち続きを投下します
315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:01:54.70 ID:3VQ0mGPtO
みさお「おーっす柊〜!ノート見せてくれ!」
かがみ「やっぱり……ほら、次からはちゃんと自分でとりなさいよね」
みさお「おお、さんきゅー柊!あれ、同じノート2冊あるぜ?」
かがみ「こ、こっちは私の分よ!」
みさお「…そっちのやつの方がいいな。つぎはぎだらけのノートってかっけー!」
かがみ「いいからあんたはそっち使いなさいよ!これはただ捨てるのが勿体なかったから…」
みさお「柊よくノート1冊丸写ししてくれたなー!」
かがみ「べ、別にあんたのためじゃないわよ!」
みさお「うははー♪」
318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:10:43.96 ID:3VQ0mGPtO
みさお「そういえば知ってっか?女4転校したらしいぜ!」
かがみ「そうなの?」
みさお「ああ!あの3日後に違う高校に編入だって。金持ちはいいなー」
かがみ「そう…なんだ…」
みさお「お?どーしたんだ?」
かがみ「わ…わ、私のせいd」
みさお「すとーっぷすとっぷすとーっぷ!んなわけねーじゃん!」
かがみ「でも…」
みさお「あいつは違うの学校で別な生活を始めるだけだぜ?あいつにとっちゃ好都合だろ!」
かがみ「そうなのかしら…」
みさお「そーだよ気にすんなよ!な!」
かがみ「う、うん」
320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:20:25.27 ID:3VQ0mGPtO
――――――
女\「ここの高校にもだいぶ慣れてきたみたいだね!」
女4「うん!最初は不安だったけど、今はもう大丈夫」
女[「でも大変だったね、変な子のせいで転校しなきゃいけなくなっちゃったなんて」
女4「本当だよ。変な被害妄想撒き散らしてさ、しかも突然泣き出すから先生もそっちの味方」
女\「うわー、ひど…」
女4「私以外にも3人がそいつの被害に遭ってね、その子達はどうなったかわからないけど」
女[「そんな子に付き纏われるなんて、運が悪かったね」
女4「ほんとだよ、まったく…」
323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:28:17.98 ID:3VQ0mGPtO
女Z「あれ、女4が通ってたのって陵桜だっけ?」
女4「う、うん!そうだけど?」
女Z「私そこに知り合いいる」
女4「え…!」
女Z「知り合いに頼んでそいつ潰してもらおうか?」
女4「い、いいよそんな!それにその知り合いって何年生なの?」
女Z「タメ」
女4「!!い、いやいいよそこまでしなくても!もう済んだことだし!」
女Z「でも私もその話聞いてたらムカついてきたし。ちょっと頼んでみるわ」
女4「えっ、ほんといいから!!」
女Z「だって制服燃やされたりしたんでしょ?」
326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:31:50.68 ID:3VQ0mGPtO
女4「いや、そ、それは…そ、そうだ!その人はなんて名前?知ってるかも!」
女Z「えーっと、白石稔ってやつなんだけど知ってる?めっちゃヤンキーで問題ばっか起こしてんでしょ?」
女4「……え?」
女Z「先公殴ったり、たった5人で暴走族沈めたりってすごいらしいね」
女4「……え?wwwww」
329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:40:01.14 ID:3VQ0mGPtO
女4「あとは?」
女Z「この前は職員室に火炎瓶投げ込んだとか言ってたなぁ」
女4「そうなんだwwww」
女Z「こいつ知らない?」
女4「知ってる知ってる!そいつにはあんまそっち系の頼み事しない方がいいかも」
女Z「え、なんで?」
女4「いや〜…てかなんで白石のアド知ってるの?」
女Z「中学の時仲良かった柊かがみって子から。知ってる?」
女4「あ…そ、そうなんだ。うん知ってるよ!可愛くて優しくて超いい子だよね!面白いし!」
女Z「マジで!知ってんだ!じゃ今度かがみに言っとくわ〜」
333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:48:27.09 ID:3VQ0mGPtO
―――夜―――
かがみ「あ、携帯が鳴ってる」
ピッ
かがみ「はいもしもし」
女4「え、えっと、女4だけど…」
かがみ「あ…は、はい」
女4「今まで本当ごめんね。」
かがみ「い、いいよもう!気にしてないわよ!」
女4「本当にごめんなさい。女1達を止めようと頑張ってたんだけど、結局あなたを傷付けてた」
かがみ「いえ…」
女4「でも女1達に強く言うと後が怖かったから言えなかったの!ごめんなさい!」
かがみ「はぁ、そうですか…」
336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:53:47.85 ID:3VQ0mGPtO
女4「私だけはいつでも柊さんの味方だったの!もちろんこれからも!」
かがみ「……」
女4「もしこれから先あいつらに何かされたら、すぐに私に言って!」
かがみ「……」
女4「私は柊さんのことを嫌いだって思ったことなんか1度もないよ。むしろ憧れてた!」
かがみ「……」
女4「私だけはいつでも味方だからね!友達よ、かがみちゃん!」
かがみ「…?」
女4「じゃあまたね、かがみちゃん!」
ピッ ツーツーツー
かがみ「…ん?」
344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 21:16:30.55 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「また電話だ」
女Z「かがみ久しぶり!」
かがみ「久しぶり〜!」
女Z「なんかこっちの学校にかがみのとこからの編入生が来たよ!」
かがみ「あぁ、もしかして女4さん?」
女Z「そうその子!なんか前の学校で変な子に事件に巻き込まれて転校したって言ってたけど、そんなやついるんだね〜」
かがみ「え?」
女Z「なんか水かけられたり教科書ズタズタにされたりしたんだって。そっちっていじめ流行ってんの〜?」
かがみ「……」
女Z「かがみ?」
347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 21:22:27.28 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「あぁ、ごめんごめん!」
女Z「そいつマジありえなくねー?いじめじゃんねwww」
かがみ「あのねぇ、………あんま言いたくなかったけど、女4がそいつだよ」
女Z「え?」
かがみ「女4達がいじめをして、それが問題になったのよ」
女Z「マジ?」
かがみ「…女4だけその過去を消すために逃げるように転校してったのよ」
女Z「マジで?ぱねぇwww」
かがみ「まぁこれは女4には内緒にしててね!」
女Z「わかったwwwww」
かがみ「わかってないだろ!」
女Z「うはwwwww」
354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 21:37:29.08 ID:3VQ0mGPtO
かがみ(逃げないで立ち向かう勇気…!)
女Z「まぁとりあえずまたねwwwwぶはww」
かがみ「じゃあね!」
369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:03:07.32 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「よーっす!」
みさお「おっす柊!お?なんか輝いてんな!」
かがみ「そう?」
みさお「お〜?何かいいことでもあったんじゃね〜の〜?」
かがみ「ちょっとね。ちょっとスッキリしただけ!」
みさお「なんだよ〜言え!」
かがみ「じゃあとりあえずありがとうとだけ言っておくわ」
みさお「わっけわかんねーぞ柊!」
かがみ「わかんなくて結構よ!」
みさお「…うははは!」
かがみ「何笑ってんのよ」
みさお「いや〜柊はかわいいなぁおい!」
かがみ「バっ、バカ言ってんじゃないわよ!」
みさお「♪」
374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:11:22.89 ID:3VQ0mGPtO
つかさ「バルサミコ酢〜…あっ!」
カラカラカラン
つかさ「うあぅー…筆箱ひっくり返しちゃった。よいしょっと…」
ヒョイッ
女B「はい」
スタスタスタ…
つかさ「あ…ありがとう。えへへへ」
ガラガラッ
黒井「席着けやー授業始めんで〜!」
つかさ「えへへへへ」
こなた「先生!私は昨日の戦いで負った傷が癒えるまd」
黒井「そうかーそんなに居残り勉強がしたいんかー」
こなた「…と思ってたら治ってました!」
黒井「それは結構。さぁ教科書開き!」
379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:23:37.45 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「こなたいるー?」
こなた「かがみん!」
かがみ「これ借りてたゲーム!あ、あんたいっつもこんなのやってんの?」
こなた「いつもじゃないよ、気分によって道具やプレイを変えてあげてr」
かがみ「っ、もういい!」
こなた「かがみんてば照れ屋さん」
みさお「そうだぜ〜、こいつすぐ照れんだぜ」
かがみ「うわぁ!?なんでここにいるのよ!」
みさお「弁当を目の前にして待っててやってんのに、全っ然来ねーんだもん!」
かがみ「あんたね…」
みさお「柊腹減ったー!減ったー!へっったーーー」
384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:33:23.04 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「ああもう、わかったわよ!ったく…」
みさお「おーっし、弁当弁当〜!」
かがみ「じゃあこなた、つかさ、みゆきさん、また後でね!」
こなた「ばいば〜い」
女2「女1、学校に来なくなってから5週間経つね…」
女3「う、うん…」
女2「そういえば知ってる?女4のこと」
女3「え、なになに?」
女2「友達に聞いたんだけど、柊さんと私達を加害者にして、女4は一人で被害者顔。
それが嘘だってバレたのと、あの性格が相乗効果で今結構ヤバいらしい」
389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:39:32.73 ID:3VQ0mGPtO
女3「えー…」
女2「ね…」
女3「私達加害者が励ましのメール送ったって迷惑かもね」
女2「…ね。はぁ」
392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:48:51.14 ID:3VQ0mGPtO
かがみ(女Z達の学校、底辺校だからなぁ…怖いだろうな…どうしよう、何も言わなければよかったのかも)
みさお「…ぃ」
かがみ(私さえ何も言わなければ、これ以上誰もあんな思いしないですんだかもしれない)
みさお「おーい柊!」
かがみ「うわっ!!!!近い近い顔が近いっ!!」
みさお「だってぜんっぜん気付かねーんだもん!」
かがみ「わかったから離れろ」
みさお「……」
かがみ「な、なによ」
ペロッ
かがみ「………な」
395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:54:30.82 ID:3VQ0mGPtO
かがみ「んなああぁぁぁぁあああああ!!?」
みさお「うっは、柊うっせー!」
かがみ「な、ななななにすんのよ!!」
みさお「涙が落ちてきそうだったから!」
かがみ「は、はあぁ!?」
みさお「…とかいって〜」
かがみ「あ、あんたねぇ…」
こなた「……」
ひより「……」
つかさ「こなちゃん達何してるの?」
こなた「しーっ!ふふっ、友の揺れ動く心を見守ってるのさ」
ひより「うぁああお姉さまがた!!是非!是非ともネタにさせていただきます!!」
396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:00:52.28 ID:3VQ0mGPtO
みゆき「あ、こんなところに」
こなた「みゆきさん!」
みゆき「何を見てたんですか?」
こなた・ひより「なっなんでもありません!!」
みゆき「そうですか…それよりみなさん、来週の土曜日はお暇ですか?」
こなた「暇だよ〜」
つかさ「うん、暇!」
みゆき「では家でバーベキューパーティをしませんか?もちろんみなさんご一緒に」
ひより「えっ、私達もいいんですか!やったー!!」
みゆき「あ、かがみさん!」
かがみ「どうしたの?」
399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:05:47.68 ID:3VQ0mGPtO
みゆき「かがみさん、みなさんもご一緒に、来週の土曜日に家でバーベキューパーティをしませんか?」
かがみ「バーベキュー?うわあ、いいわね!!」
みさお「えっ、いいのか!?」
みゆき「もちろんですわ。人数は多い方が楽しいですし」
みさお「うおっしゃー!!おいあやのー!あやのも行くだろ?バーベキューパーティ!よし、決定な!」
あやの「え??」
みゆき「では来週の土曜日、みなさん予定は入れないでくださいね」
みなさん「はーい!!」
402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:11:53.20 ID:3VQ0mGPtO
白石「〜♪」
ポチポチポチポチ
あきら「……あんたさっきから何携帯ばっかいじってんの」
白石「えっ、あ、すみませんすみません。…〜♪」
ポチポチポチポチポチポチ
あきら「…おい」
白石「〜♪」
あきら「…おい!」
白石「〜♪」
あきら「ぅおおい!!」
白石「っせーな!!てめー先輩に頼んでボコってやろうか?あァ!?」
あきら「…は?」
白石「…あっ!」
あきら「なんだろう今のは」
白石「す…すみませんすみません!違うんです!今のは違うんです!」
403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:17:42.89 ID:3VQ0mGPtO
あきら「あーそう。あーそうなんだ!そういう態度でくるんだ!」
白石「違うんですあきら様、これは…!」
あきら「今まで黙っといてあげようと思ってたけど、もういいわよ言っちゃうわ」
白石「な、何をですか…?」
あきら「白石君はー、いまだに悪い奴がモテるみたいに思っててー」
白石「うわあぁぁぁああああ!!」
あきら「実際やったこともやろうと思ったことさえないのにー」
白石「ちょ、やめ、いやあぁぁぁああああ」
あきら「地元の暴走族を潰したとかー」
白石「お願いやめてぇえええ!!」
404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:20:42.64 ID:3VQ0mGPtO
あきら「近所の外灯全部割ったとかー」
白石「うぎょおぉぉぉおおお」
あきら「ぶっちゃけただの中二びょ」
白石「はぁ〜い!今週はここまで!!次回もまた楽しみにしててにゃん!!」
あきら「ちょっとあんた何勝手に」
白石「ばいにーーーーーーーっ!!!!!!」
完
408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:22:35.68 ID:3VQ0mGPtO
初めてのSSだったので、なんか思い出が出来ました
支援してくれたみんな、本当にありがとう