九曜「――OH――MY――コーンブ……」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 22:21:13.72 ID:be5gwctUO

キョン「……は?」

九曜「――有機生命体の――食事の素晴らしさを――知った――」

キョン「……うん」

九曜「――この喜びを――あなたと――共有したい――」

キョン「……つまり…一緒にメシ食おう、って事か?」

九曜「―――」コクリ

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 22:28:46.95 ID:be5gwctUO

まさか立つとは


キョン「…で、ホイホイとついて来てしまったが…お前の家殺風景すぎないか?」

九曜「――準備――してくる―」スタスタ

キョン「あ、ああ」


トントン、トントン

キョン「あ、まな板の音が…情報操作を使わないのは感心、かな」

九曜「――おまたせ―」

キョン「早っ!?もうできたのか!?」

九曜「――どうぞ」

キョン「おう……って…」


キョン「…………きゅうり?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 22:34:53.25 ID:be5gwctUO

九曜「――これを――かける―」カパッ

キョン「蜂蜜…まさか……」

九曜「―――」トロー…

キョン「…なあ…えっと…」

九曜「――九曜と――呼んで――」

キョン「あ〜…じゃあ、九曜」

九曜「――何―?―」

キョン「その…これは何だ?」

九曜「―――メロン――」

キョン「いや、どう見てもきゅうりだろ」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 22:42:43.09 ID:be5gwctUO

九曜「――これは――メロン――とても――美味しい―」

キョン「いや、それっぽい味はするがこれはきゅうりだ」

九曜「―――メロン―」

キョン「いやだからコレはきゅうりだ。蜂蜜かけたきゅうりだ。わかるな?」

九曜「――私が得た――情報が――間違っていた―?」

キョン「情報源ってあれか、天蓋領域か。メロンと蜂蜜きゅうり間違えるってあんまりだろ」

九曜「―――?」

キョン「…まあ、せっかく出してくれたんだし、食べるけどさ」ポリポリ

九曜「―――」ポリポリ

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 22:49:47.18 ID:be5gwctUO

キョン「……」ポリポリ

九曜「――」ポリポリ

キョン「……」ポリポリ

九曜「――」ポリポリ

キョン「……」ポリ…

九曜「――」ポリポリ

キョン「……何か…切なくなってきた…」

九曜「――お気に――召さない――?」

キョン「あ…せっかくだけど…うん……」

九曜「――了解――した―」

キョン「…それじゃ…俺…帰r」

九曜「――次を――持ってくる―」

キョン「え、まだあるの?」

九曜「――次は――自信が――ある――期待――して…」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 22:56:04.44 ID:be5gwctUO

キョン「期待してって…これを見せられても…なぁ…」

九曜「――おまたせ」

キョン「…………これは?」

九曜「――ウニ」

キョン「…これプリンの容器だよな?」

九曜「――ウニ」

キョン「…傍らに醤油が見えるんだが」

九曜「――ウニ」

キョン「…これはプリンと醤油を混ぜた物だよな?」
九曜「――ウニ」



キョン「九曜大丈夫か!?悪い人に騙されてないか!?まさか生活苦しいのか!?」ユサユサ

九曜「――???」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 23:06:52.45 ID:be5gwctUO

キョン「……あまりにも哀れ過ぎてつい家に連れて来たが…」

九曜「―」

キョン「ま、とにかく入ってくれ」

妹「キョン君おかえりー!!」

母「遅かったわね…ってその子は?」

キョン「まあその…友達っていうか…」

九曜「――私は――周防――九曜―そして…」ゴソゴソ

妹・母「?」

九曜「――ウニ」

キョン・妹・母「……」



妹「…くーちゃん!!辛かったんだね!!苦しかったんだね!!」ウルウル

母「自分の家だと思ってゆっくりしていいのよ!?」ウルウル

キョン「理解が早くて助かる」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 23:16:48.71 ID:be5gwctUO

母「はい、今日のおかずはハンバーグよ」

妹「やったー!ハンバーグー!!」

九曜「――ハンバー…グ―?」

キョン「まあ…とにかく食え。腹減ってるだろ」

母「そうよ、遠慮しなくていいからね」

九曜「――了解――した」

妹「いただきまーす!」

キョン「いただきます」

九曜「――いただき――さま…?」

キョン「…何だそりゃ」

妹「モグモグ…んー♪おいしー♪」

キョン「うん、うまいな」

九曜「―――アーン」パク



九曜「――!!」ガガーン

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 23:26:01.50 ID:be5gwctUO

妹「くーちゃん?」

キョン「ど、どうした?」

母「もしかして口に合わなかった…?」

九曜「――…オ」

キョン「…尾?」

九曜「――OH―MY――コーンブ…」

キョン「……は?」

九曜「――何という――衝撃――口の中が――情報爆発――」

キョン「…つまり凄く美味かったんだな?」

九曜「――」コクリ


母「よかったぁ♪どんどん食べなさい、おかわりもあるわよ!!」

九曜「――了解――した――」

キョン「…まあ気に入って貰えたようで何よりだよ」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 23:34:56.22 ID:be5gwctUO

妹「ごちそーさまー!」

キョン「ごちそうさま」

九曜「――ごちそう――ます…?」

キョン「いやだから何だそりゃ」

母「はい、今日はデザートもあるわよー♪」

妹「やったー!!」

キョン「おおデザートか…って…母さん…」

母「え?プリンは嫌い?」

キョン「いや…ほら…」

九曜『―――ウニ』

母「…あ」

九曜「――」ペリッ

九曜「――」

九曜「――」キョロキョロ


キョン「早く醤油を隠せぇぇぇ!!間に合わなくなっても知らんぞぉぉぉ!!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 23:43:59.13 ID:be5gwctUO

母「く、九曜ちゃん?プリンは、そのまま食べた方が美味しいわよ?」

九曜「―――ウn」

キョン「ウニは忘れろ!いいから忘れろ!!谷口の如く!!」

妹「くーちゃん!一緒に食べよ!!ね!?」

九曜「――了解――」

母「それじゃ改めて…」

キョン・妹・母「いただきまーす!」

九曜「――板――抱きます―」

キョン「何かイントネーションおかしかったがまあいい」

妹「んー、おいしー♪」

キョン「やっぱプリンはそのまま食に限るな、うん!!」

九曜「―――――」パク


九曜「―――コーンブ」キラキラ

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/13(金) 23:55:38.37 ID:be5gwctUO

九曜「――お邪魔――した」

妹「くーちゃんまたねー!!」

母「またいつでも来てね」

キョン「じゃあ俺送っていくから」

母「遅いんだから、気をつけていくのよ」

キョン「わかってるよ、行くぞ九曜」

九曜「―」コクリ


帰り道――

九曜「――あなたに――ご馳走する――筈だった――のに――」

キョン「ん?」

九曜「――なのに――逆に――ご馳走――さま…」

キョン「気にするな、こっちも好きでやったんだから」

九曜「――また――食べたい…」

キョン「おう、いつでも来い」

九曜「――感謝―する」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 00:15:43.26 ID:RWUA3ziJO

九曜「――また――あなたと――ハンバーグ――食べたい」

長門「!?」

キョン「はいはい、また今度な」

長門「!?」

九曜「――あれは――とてもいいもの」

キョン「よっぽど気に入ったんだな」

長門「………あなたに質問がある」

キョン「ん?どうした?」

長門「………何故周防九曜と親しげに会話を?」

キョン「あー…昨日ウチで晩飯食っていったんだよ、九曜」

九曜「――テラ――デミグラース」

長門「なん…だと…?」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 00:25:14.58 ID:RWUA3ziJO

九曜「――肉汁――たっぷり――想像だけで――ご飯が――美味しい…」

キョン「いや、そこはちゃんとおかずも食え」

長門「……」イラッ

九曜「――おかず―――ウニ」

キョン「だからそれは忘れろって、唐揚げやるから」

長門「……」イライラ

九曜「――あなたは――優しい――のね」

キョン「お、おい!近付きすぎだ!!」



長門「パーソナルネーム周防九曜を敵性とみなし情報連k」

キョン「待て落ち着け長門!!」

九曜「――唐揚げ――ウマー――」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 00:34:33.81 ID:RWUA3ziJO

長門「私を差し置いてあなたの家でこともあろうにハンバーグを食べるなんて言語道断」

キョン「だから落ち着けって!」

九曜「――」

長門「不用意に周防九曜に近付くのは危険。排除すべき」

キョン「そーいう物騒なのはやめろ!!」

九曜「(ペリッ)――これ」スッ
長門「…?」

九曜「――どうぞ」

長門「ペロ…これは……プリン」ゴクリ

九曜「――お近づきの――印」

長門「……………あなたを認める」

キョン「プリン1個で買収とか安すぎだろ」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 00:46:11.02 ID:RWUA3ziJO

長門「…あなたに提案がある」モグモグ

キョン「なんだ」

長門「次に周防九曜をあなたの自宅に呼ぶ時は私を同席させてほしい」モグモグ

キョン「何でまた」

長門「天蓋領域の全容が把握出来ていない現段階で、あなたと周防九曜との単独での接触はあまり好ましくない」

キョン「…本音は?」

長門「あなたの自宅でハンバーグ食べたい」シャキーン

キョン「シャキーンじゃない。食べたいなら素直にそう言え。まあ長門ならいつでもいいぞ」

長門「感謝する」ウキウキ

九曜「――天神さま――ウマー」

キョン「梅干しの種は捨てなさい」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 00:55:02.78 ID:RWUA3ziJO

その日の夕方


キョン「…確かに俺はいつでもいいと言った」

キョン「でもだからってその日の内に来るか普通」

長門「善は」

九曜「――急げ」

キョン「何気に息ピッタリじゃねぇか。てかその大荷物は何だ」

長門「お泊り」

九曜「――セット」

キョン「泊まる気かよ!?いくら何でもそれは」

母「あらいらっしゃい。早く部屋に荷物置いて来なさい」

キョン「なん…だと…」

長門「情報操作は」シャキーン

九曜「――得意」シャキーン

キョン「シャキーンじゃない!!」

52 名前:思い付きで立てたからネタのストックがね…[] 投稿日:2009/03/14(土) 01:12:10.35 ID:RWUA3ziJO

妹「わーい!ゆきちゃんくーちゃん遊ぼー!!」

長門「今日はドカポン持ってきた」

妹「わーい!ドカポンだー!!」

九曜「――ドカポン?」

キョン「知らないのか?」

九曜「――」フルフル

キョン「…つーか九曜って遊んだ事ってあるのか?」

九曜「――有機生命体の――暇潰しの遊戯は――試した事が――ある…」

キョン「…例えばどんな?」


九曜「――1人――人生――ゲーム…」

キョン「よし!今日はみんなで遊ぼう!!」ウルウル

妹「みんなで楽しもうね!!」ウルウル

長門「想像以上にレベルが高い」ゴクリ

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 01:19:40.69 ID:RWUA3ziJO

キョン「…どうだ、ドカポンは」

九曜「――」キラキラ

キョン「…楽しんでくれて何よりだ」

妹「あ、ゆきちゃんがおたずね者になった」

長門「……迂闊」

母「みんなー、ご飯出来たわよー」

妹「はーい!!」

キョン「んじゃ、行こうか」

長門「……ごはん」ジュルリ

キョン「長門、よだれを拭け」

九曜「――ごはん」カパッ

キョン「九曜、タッパーは置いてけ」


キョン「あ、今日はハンバーグじゃないぞ」

長門・九曜「なん…だと…」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 01:27:22.71 ID:RWUA3ziJO

母「はい、お待ちどう様」

長門「これは…カレー!?」

九曜「――カレー…?」

キョン「おう、しかもカツカレーだ」

長門「有機生命体の発想力には感服した」キラキラ

母「はいはい、それじゃいただきましょ」

みんな「いただきまーす!!」

九曜「――いただきます」

キョン「お、今日はちゃんと言えたな」

九曜「――練習――した―」

キョン「そうか、偉いぞ九曜」

九曜「――偉い――私は――偉い――」キラキラ

長門「ガツガツガツガツガツガツ」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 01:35:38.58 ID:RWUA3ziJO

キョン「ほら、九曜も食えよ。せっかくのカレーが冷めるぞ」

九曜「――了解――」パク

九曜「――OH――MY――コーンブ――」

九曜「――なんという――絶妙の――ハーモニー――これは情報の――ビッグバンアタック――」

長門「あなたが受けた衝撃はもっとも。カレーは人類が生み出した最高の料理」

長門「そこにトンカツが奇跡のファイナルフュージョンをすればそれはもう究極と呼んでも過言では無い」シャキーン

キョン「それは言い過ぎだと思うがな…」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 01:50:07.56 ID:RWUA3ziJO

みんな「ごちそうさまでした」

九曜「――ごちそうさま」

キョン「…九曜、今日はどうだった?」

九曜「――素晴らしい――時を――過ごした――」

キョン「どんなところがよかった?」

九曜「――うまく――言語化出来ない――でも――自宅で――1人での食事より――こちらの方が――好ましい…」

キョン「それはな、みんなで楽しく食ったからだ」

九曜「――楽しく―?―」

キョン「人間ってのは寂しがり屋でな、一人じゃ生きていけないもんだ」

キョン「だから集まって力を合わせて生きているんだ」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 02:05:02.36 ID:RWUA3ziJO

キョン「飯だってそうだ。一人で食うよりみんなでワイワイ楽しく食えば美味いものがもっと美味くなる」

キョン「…まあ…何が言いたいかっていうとだな、一人人生ゲームみたいな寂しい事してないでまた遊びに来い、ってトコかな」

キョン「あー…変な話しちまったかな」

九曜「――あなたの――心い――感謝――する」

キョン「あーもう、この話は終わり!デザート食おう!な!」

長門「デザート…楽しみ」ワクワク

朝倉「今日のデザートはコーヒーゼリーよ♪」

妹「やったー!コーヒーゼリー!」


キョン・長門・九曜「!?」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 02:15:01.21 ID:RWUA3ziJO

キョン「何故お前がここにいる」

朝倉「長門さんがキョン君の家に泊まるとか言うから心配で来ちゃった♪」

長門「……迂闊」

母「さあさあ、早く食べちゃいましょ。涼子ちゃんも座って座って」

朝倉「はーいお義母様♪」

キョン「お義母様!?」

朝倉「細かい事は気にしないの♪さ、キョン君も長門さんも九曜さんもこのミルクをかけて♪ゼリー頂きましょ♪」

キョン「あ、あぁ」タラー

長門「……」タラー

九曜「――」タラー


朝倉「…ニヤリ」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 02:21:47.41 ID:RWUA3ziJO

キョン「それじゃ一口……ん?」

長門「……?」

九曜「――?」

キョン「何か…変な味が…」

妹「えー?普通においしいよー?」

母「あんた達のは涼子ちゃんが持ってきたミルクがかかってるわね」

長門「……朝倉涼子。これは何のミルク?」

朝倉「そんなの決まってるじゃない!!」



朝倉「涼子のぼ・にゅ・う♪」キャ

キョン・長門「ブーーーーーッッッ!!!」

九曜(――これは――コンブでは――ない――)

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 02:30:56.73 ID:RWUA3ziJO

キョン「お、おまっ!!何考えてんだ!?」

朝倉「だって料理は愛情、って言うじゃない?だったらキョン君と長門さんのゼリーに私の愛情たっぷり母乳をかけるべきよ♪九曜さんはついでだけど」

長門「お前は何を言っているんだ」

キョン「お前家族もいるのに何してんの!?ねぇ!?」

妹「もぉ〜、キョン君達きたな〜い」

母「せっかく涼子ちゃんが母乳搾ってくれたのに勿体ないわね」

キョン「え、何で!?何で俺がおかしいみたいになってるの!?」


朝倉「情報操作は得意♪」シャキーン

キョン「だからシャキーンじゃねぇ!!」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 02:45:41.38 ID:RWUA3ziJO

キョン「まったく…とんでもない目にあった…」

朝倉「もー、せっかく搾ったのにー」プー

長門「朝倉涼子、あなたは即効帰るべき」

朝倉「そ、そんな!?」

キョン「いやマジで帰ってくれ。色々な意味で」

朝倉「ひ、ひどい!ひどいわ!!あなた達あのマンションで一人寂しく眠れというのね!?」シクシク




ごめんもう限界

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 07:41:16.55 ID:RWUA3ziJO

まさか保守されてるとは


キョン「お、おい…泣かなくてもいいだろ…」

朝倉「ふーんだ、どうせ私はじゃま者よ!おじゃま虫よ!むしろおじゃ眉毛よ!」ポロポロ

九曜「――」

朝倉「ああ…キョン君達にハブられた私は真っ暗なマンションで一人寂しく朽ち果てていくのね…」スンスン

キョン「何を人聞きの悪い事を…」

九曜「―――」クイクイ

キョン「……何だ、九曜」

九曜「――仲間――外れ――?」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 08:01:16.78 ID:RWUA3ziJO

キョン・長門「!?」

朝倉(ニヤリ)

九曜「――あなたは――言った――1人は――寂しい――」

キョン「いや、確かにそんな話したけど」

長門「…周防九曜、朝倉涼子をこの場に留めておくべきではない」

九曜「――何故」

長門「彼女をここに留める事は先程のコーヒーゼリーの悲劇を再発する可能性がある」

朝倉「(好機!!)おーいおいおい…長門さんまでそんな事言うのね!!」

九曜「――泣いてる…」

長門「…あれは嘘泣き」

キョン「嘘泣きかよ…普通『おーいおいおい』って泣かないもんな…」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 08:15:42.94 ID:RWUA3ziJO

九曜「――仲良く――しては――いけないの…?」

キョン「…しょうがないな…朝倉、もう変な事するんじゃないぞ」

朝倉「ああ!ありがとう九曜さん!!あなたのおかげで朽ち果て眉毛にならなくて済んだわ!!」ヒシッ

九曜「――ほっぺが――眉毛で――まさちゅー――せっちゅ」

長門「…これでいいの?」

キョン「しょうがないだろ…何か疲れたな」

長門「…今日はもう休むべき」

キョン「その前に風呂入ってくる……」スタスタ

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 08:26:13.51 ID:RWUA3ziJO

ザバーッ

キョン「ふぅ…」

キョン「さて…髪は洗ったし次は体を」

朝倉「(ガラッ)どもー♪出張サービスでーす♪」

キョン「ぬあっ!?な、何入って来てるんだよ!?つーか服着ろ!!」

朝倉「あら、お風呂では裸になるものでしょ」

長門「申し訳ない。朝倉涼子の暴走を止められなかった」

キョン「な、長門まで!?」

九曜「――背中を――流す」

キョン「九曜も!せめてタオルは巻いてくれ、な!」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 08:37:30.46 ID:RWUA3ziJO

九曜「――」ワシャワシャ

長門「…私は腕を洗う」ワシャワシャ

キョン(結局流れに身を任せたが…これかなりやばくないか!?)ドキドキ

朝倉「二人共、もっと綺麗になるようにしないと駄目よ。お手本見せてあげるから代わって」

長門「お手本?」

九曜「――了解」

キョン「おい朝倉…手本って何だ?何か嫌な予感がするが」

朝倉「…えい♪」ムニ

キョン「むはぁ!?」

長門「!!」

朝倉「これは人間スポンジって言ってね、こうすると男の人は喜ぶのよ♪」ヌリュヌリュ

キョン「お、おいやめ…ぬふぅ!!」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 08:46:27.91 ID:RWUA3ziJO

朝倉「泊めて貰う御礼ならこれくらいはしないとね♪」ヌリュヌリュ

キョン「あ、朝倉ッ…マジでやめ…つーかさっきから体が動かん…!!」

朝倉「情報操作は得意♪」ニヤニヤ

キョン「ニヤニヤすんな…はおっ!!」

長門「…朝倉涼子。彼は喜んでいるの?」

朝倉「もっちろんよ♪その証拠にほら…コ・コ♪」

バキーン

長門「…ゴクリ」ジー

九曜「――」ジー

キョン「こら!見るな!!見るんじゃない!!」

朝倉「…ちょっと静かにしててね♪」ピッ

キョン「………!……………!!」


飯食ってくる

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 09:05:02.41 ID:RWUA3ziJO

朝倉「あん…私も…乳首が擦れて…感じてきちゃった…♪」ヌリュヌリュ

キョン「……!…!」

朝倉「さ、マットに俯せに寝かせて…と」

長門「どうするの?」

朝倉「こうやって体を密着させて…全身を隈なく洗うのよ♪」ヌリュヌリュ

キョン「……!!!」

朝倉「さあさあ、長門さんも九曜さんも一緒に洗ってあげて♪私は右足、長門さんは左足、九曜さんは背中ね♪」

長門「了解した」

九曜「――了解」

キョン「〜〜〜〜〜〜!!!」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 09:12:16.93 ID:RWUA3ziJO

朝倉「そう、そんな感じで脚をからませて…上手いわよ長門さん♪」ヌリュヌリュ

長門「…楽しい」ヌリュヌリュ

九曜「――」ヌリュヌリュ

キョン「……!!…!!」

朝倉「…さ・て・と♪次は前を洗いましょうか♪」

キョン「!!」

朝倉「二人共、キョン君を仰向けにするから手伝って♪」

長門「了解した」キラーン

九曜「――」キラーン

キョン「〜〜!!」

朝倉「…えい♪」

ゴロン…バキーン!!

長門「…さっきよりも喜んでいる」ゴクリ

九曜「――テラ――ロンギヌス―」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 09:19:35.77 ID:RWUA3ziJO

朝倉「さて、綺麗にしないとね♪」チュ

キョン「!!」

長門・九曜「!!」

朝倉「んむ?ああ、こうやって、全身をキスで綺麗にするのよ♪」チュ

長門「…こう?」チュ

九曜「――」チュ

朝倉「そうそう♪そうやって唇と舌を使って全身を綺麗にしてあげて♪」チュウ

長門「…了解した」チュ

九曜「――」チュッチュッ

キョン「ッ!!ッ!!」ビクッビクッ

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 09:28:51.11 ID:RWUA3ziJO

朝倉「〜♪」チュウ

長門「……」レローッ

九曜「――」チュウウウッ

キョン「〜〜〜!!!」

長門「…朝倉涼子、彼の生殖器からカウパー氏腺液が」

朝倉「あら、それじゃそろそろそこも洗ってあげないとね♪長門さん、九曜さん、キョン君の乳首を舐めてあげて♪優しく、ね♪」

長門「了解」レロレロ

九曜「――」レロレロ

キョン「…!!……!!!」

朝倉「私は…うりゃ♪」ムニッ

キョン「…ッッッ!!」

長門(乳房で彼の生殖器を挟んだ……私には不可能…)レロレロ

九曜「――乳首――ウマー」レロレロ

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 09:39:26.69 ID:RWUA3ziJO

朝倉「〜♪〜♪」ムニムニ

長門「……」レロレロ

九曜「――」レロレロ

キョン「〜!!〜!〜!!」

朝倉「…そろそろかしら」パク

キョン・長門・九曜「!!」

朝倉「んむ…」レロ…ヂュルル…

長門「朝倉涼子。彼の一番搾りの私的独占は許可できない。3人で共有すべき」

朝倉「もぉ…先走りを貰っただけじゃない。これから本搾りがあるんだからいいでしょ」

九曜「――3人で――洗う―」

朝倉「…そうね、みんなでキョン君の『キョン君』を綺麗にしましょ♪」

キョン「〜〜〜〜〜!!」

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 09:46:24.51 ID:RWUA3ziJO

朝倉「はむ…♪」レロレロ

長門「ん…」ペロペロ

九曜「――」ピチャピチャ

キョン「……〜!!〜!!」

朝倉「ん?何?」ピ

キョン「朝倉っ…もう限界だ!!」

朝倉「あら、遠慮なんてしなくていいのよ?」

キョン「でもこのままだとお前達に…!!」

朝倉「そーゆー事は気にしなくていーの♪」

キョン「いやでも…!」

朝倉「もぉ、往生際が悪いわね。イッちゃいなさい♪えい♪」ズブッ

キョン「 ア ッ ー !! 」


ビュルビュルビュー!!

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 09:55:32.13 ID:RWUA3ziJO

朝倉「あは♪いっぱい出たわね♪」

長門「彼の精液…」ドキドキ
九曜「―――」ペロ

キョン「!?」

九曜「――OH――MY――コーンブ――」

九曜「――イカのような臭いと――独特の粘り気――癖になる味わいが素晴らしい――」

キョン「お、終わったか…」ハァハァ

朝倉「あら何言ってるの?」

キョン「!?」

朝倉「私達も燃え上がってきちゃったし…これからが本番よ♪」ジュルリ

朝倉「上の口も下の口も使ってたっぷりご奉仕するから覚悟してね、キョン君♪」キラーン

キョン「アッー!!」

………

……



149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 10:02:37.32 ID:RWUA3ziJO

翌朝

朝倉「んー♪今日もいい天気ねー♪」テカテカ

長門「学校へ行く時間」テカテカ

九曜「――衝撃的――体験だった――」テカテカ

キョン「………行ってきます」カサカサ


学校

ハルヒ「…あんたどうしたの?えらくやつれてるけど…」

キョン「何でも無い…寝かせてくれ…」カサカサ

ハルヒ「そ、そう」

ハルヒ(何があったのよ…有希とか朝倉はやたらテカテカしてるし…)

朝倉(またキョン君ち行かなくちゃねー♪)テカテカ

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 10:08:14.95 ID:RWUA3ziJO

昼休み・部室


古泉「…どうしたんですか…酷くやつれてますが…」

キョン「何でも無い…」カサカサ

みくる「ふえぇ…早退した方がいいんじゃないですかぁ?」

キョン「ハハ…大丈夫ですよ…」カサカサ

長門「モグモグ」テカテカ

みくる(な、何があったんでしょうか)

古泉(長門さんが妙に生き生きとしている事と関係がありそうですね…)

ガチャ

九曜「――」

キョン「く、九曜!!」

みくる・古泉「!?」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 10:15:31.16 ID:RWUA3ziJO

九曜「――お弁当――食べに来た」

みくる「そ、その為にわざわざ北高まで…?」

九曜「――」トコトコ ガチャガチャ ジー

古泉「ちょっ!?何してるんですか!?」

みくる「きゃああ!!キョン君の『キョン君』が!?」

キョン「お、おい九曜やめろ!!」

九曜「――ドレッシング」

キョン「それはドレッシングじゃない!!」

長門「周防九曜」

キョン「そうだ長門!九曜を止め」

長門「私も物足りないと思っていたところ」シャキーン

九曜「――」シャキーン

キョン「シャキーンじゃない!!」

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 10:21:47.62 ID:RWUA3ziJO

みくる「きゃあああ!!キョン君不潔です!!」

キョン「あ、朝比奈さんこれは違うんです!!」

古泉「食ザーとはマニアックな…」

キョン「お前も止めろー!!」

ガチャ

ハルヒ「ちぃーっす!さあお弁当食べ…るわ…よ…」

キョン「 」ちんこ丸出し

長門・九曜「 」ちんこ握ってる

ハルヒ「…キ…キョン…」プルプル

キョン「ハ、ハルヒ落ち着け!これは…」

ハルヒ「キョン!団長命令よ!!一番絞りは私によこしなさい!!」

キョン「なん…だと…」


終わり

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/14(土) 10:25:12.56 ID:RWUA3ziJO

あれ?九曜スレの筈なのに何故こんな事に?
思い付きでスレ立てるもんじゃないね
それで失敗した経験あるのに学習能力無さすぎワロタ

こんなネタに支援ありがとう



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