長門「・・・ねじ」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:コナン「でも怪盗紳士って絵画専門の泥棒だよね?」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 10:43:07.98 ID:A9DGRU0W0

かちゃりかちゃり

長門「・・・わくわく」

翠星石「・・・ここはどこです?私は誰です・・・?」

長門「部室、あなたは人形」

翠星石「見りゃわかるです、自分の名前が思い出せねえです」

長門「ちょっと待ってて、いつものサイトで聞く」

カシャ

翠星石「眩しッ・・・」

長門「この写真をアップロードして聞いてみる」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 10:44:32.53 ID:A9DGRU0W0

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:YukinnkO
この人形が部室においてあったwwwwねじまいたらwwwwww
うwwwごwwwwきwwwだwwwしwwwwたwwwww

詳細きぼんぬwwwwww
ttp://―――――――――――――

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:Koizumi0
翠星石は俺の嫁


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:TaNigUt0
は?翠星石は俺の嫁だっつーの

長門「あなたは翠星石というらしい」

翠星石「翠星石の名前は翠星石・・・ですか」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 10:46:08.86 ID:A9DGRU0W0

キョン「うぃーっす、長門1人か?」

長門「フルフル」

キョン「ん、誰も見えないけど・・・」

翠星石「ここに翠星石がいるです、見えねえですか!」

キョン「うわああ!人形が喋ったああ!」

長門「落ち着いて、彼女に敵意はみられない」

キョン「ひっひふー!ひっひふー・・・ふぅ」

翠星石「あっという間に冷静さを取り戻しやがったです」

キョン「慣れてるからな」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 10:48:04.67 ID:A9DGRU0W0


キョン「ところで長門、人形が喋ってるなんてハルヒが知ったら・・・」ヒソヒソ

長門「!」

キョン「どうした?」

長門「彼女が消えた、この世界から」

キョン「な、なんだって!?」

長門「恐らく彼女の意思」

キョン「・・・ハルヒも毎度毎度よく面倒を起こすネタが尽きないもんだ」

翠星石「ハルヒって誰ですか?」

キョン「ん、ああ。この団の団長様で神様だよ」

翠星石「神様・・・ですか?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 10:50:05.31 ID:A9DGRU0W0

キョン「ああ、世界はあいつの思い通りに動いているといっても過言じゃない」

翠星石「そんな話信じられるわけねえです、現実味が足りねえですよ」

キョン「動く人形のお前が言うか?」

長門「・・・ユニーク」

キョン「長門、何か変わったことがあったら俺にも伝えてくれ」

長門「わかった」

キョン「それじゃ長門、また明日な」わしゃわしゃ

ガチャ

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 10:52:00.38 ID:A9DGRU0W0

長門「・・・///」

翠星石「あの男に頭触られたくらいで照れてるですか?」

長門「不思議な感情、彼に会うまでは確認したことがなかった」

長門「あなたは記憶を取り戻すまで私と一緒に暮らすべき」

翠星石「この際仕方ねえです、お言葉に甘えさせてもらうです」

長門「あなたはもう少し素直になるべき」

翠星石「翠星石は十分素直です、非の打ち所がねえですよ」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 10:53:30.53 ID:A9DGRU0W0

長門「ここが私のマンション」

翠星石「意外といいところに住んでいるですね、もしや・・・金持ちですか?」

長門「情報操作に死角なし」

翠星石「情報操作・・・ってなんですか?」

長門「さっき彼女が神様って話は彼から聞いたと思う」

翠星石「ああ、あのデマカセですか」

長門「デマカセじゃない」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 10:55:11.96 ID:A9DGRU0W0

翠星石「はいはい、続けろです」

長門「私はこの宇宙を統括する情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース、簡単に言えば宇宙人」

翠星石「神様の次は宇宙人・・・オカルト研究会か何かですか?」

長門「信じて」

翠星石「はいはい、んでさっきのあの男は何ですか?超能力者とでもいうですか?」

長門「彼は平凡な一般人、超能力者は別にいる」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 10:57:25.76 ID:A9DGRU0W0

長門「夕食ができた」

翠星石「カレーですか、おいしそうですねぇ」

長門「あなたは記憶喪失のはず、しかし日常会話ができる」

翠星石「翠星石は自分のことだけが思い出せねえんですよ」

長門「そう」

長門「熱いうちに食べて」

翠星石「いただきますです」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 10:59:08.70 ID:A9DGRU0W0

長門「おいしかった」

翠星石「うまかったです」

長門「そう」

翠星石「眠くなってきたし翠星石はもう寝るです」

長門「私も寝る」

翠星石「い、一緒にですか?」

長門「違う」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:01:02.90 ID:A9DGRU0W0

長門「・・・朝」

翠星石「ふぁーぁ、おはようです」

長門「私はこれから学校へいく、あなたは?」

翠星石「こんなに小さかったら外にも出られねえですし家で引きこもってるです」

長門「――」カタカタカタカタ

翠星石「い、いきなりどうしたですk・・・ひゃあ!」

翠星石「体が・・・大きくなって制服になってるです・・・」

長門「これが情報操作、制服とあなたの席はおまけしておいた」

長門「あなたは彼と同じクラスになっている」

翠星石「ああ、昨日のあの男ですね」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:02:44.65 ID:A9DGRU0W0

キョン「おっす長門、おはよう」

長門「おはよう」

キョン「って!?翠星石が大きくなってる・・・」

翠星石「これが情報操作の力ですよ、いひひ」

長門「あなたの力じゃない」

長門「彼女はあなたと同じクラスということになっている」

キョン「わかった、翠星石よろしくな」

翠星石「べ、別によろしくしてやらないこともねえですよ?」

長門「・・・いわゆる、ツンデレ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:04:15.85 ID:A9DGRU0W0

翠星石「翠星石はお前のことをなんて呼べばいいですかね」

キョン「キョンでいいよ、皆そう呼ぶ」

キョン「ところで長門、ハルヒの件はどうだ?」

長門「手がかりなし」

キョン「そうか」

キョン「それじゃ長門、また放課後な」

長門「わかった」

翠星石「こ、こらキョン、翠星石をおいていくなです!」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:06:05.61 ID:A9DGRU0W0

先生「今日からこのクラスの一員になった翠星石ちゃんだ、みんな仲良くするんだぞ」

生徒「へー、かわった名前だなぁ」

生徒「けど結構可愛くね?」

翠星石「て、照れるからやめろですよ・・・、よろしくお願いするです」

先生「席は・・・窓際の1番後ろだな」

キョン「(ハルヒが消えたことも情報操作しておいたのか、さすが長門だ)」

翠星石「不本意ながらキョンの後ろの席になったですが、まぁよろしく頼むですよ」

キョン「へいへい」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:08:03.66 ID:A9DGRU0W0




キョン「ほら、翠星石。団活行くぞ」

翠星石「zzZZ・・・へ?授業は終わったですか?」

キョン「とっくに終わったよ・・・ったく、何時間寝る気だよ」

翠星石「授業がこれほどつまらねえものだとは思わなかったです」

キョン「確かに面白くはないよな・・・ま、行くか」

翠星石「へいへい、今用意するですよ」


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:10:35.20 ID:A9DGRU0W0

キョン「うぃーっす」

翠星石「うぃーっすです」

古泉「あなたが噂の人形ですか」

翠星石「何ですかお前は、にやにやして」

古泉「癖みたいなものですよ、気にしないでください」

長門「・・・彼が超能力者」

翠星石「へえ、何かやって見せろです」

古泉「あいにく僕の能力は特別な条件下でないと使えないんですよ」

キョン「古泉、ハルヒが消えたことをしっているか?」

古泉「もちろんです、機関は今大慌てですよ」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:13:03.12 ID:A9DGRU0W0

みくる「遅くなりましたぁ」

キョン「朝比奈さん、こんにちは」

みくる「あれ?涼宮さんは・・・・あ、消えたんですよね・・・」

キョン「みんな情報早いんだな・・・」

翠星石「そこのおっぱいお化けは誰です?」

キョン「し、失礼なこというな//!彼女は朝比奈みくるさんだ」

長門「・・・彼女は未来人」

翠星石「もう何がきてもおどろかねえですよ」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:15:37.88 ID:A9DGRU0W0

みくる「この方は誰ですか?」

翠星石「翠星石は翠星石です、一応よろしくです」

みくる「翠星石ちゃんですかぁ、よろしくです」

長門「彼女は自分のことだけ思い出せない、記憶喪失」

みくる「それは大変ですねぇ・・・」

パタン

古泉「それじゃ、僕は帰ります。何か分かったら知らせてくださいね」

みくる「わたしも帰りますね、何か分かったら教えてください」

キョン「さて、俺も帰るとするか・・・長門、翠星石、一緒に帰ろう」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:17:12.62 ID:A9DGRU0W0

キョン「でさ、―――」

翠星石「(キョンは大人っぽくて意外といい奴かもしれませんね)」

キョン「聞いて・・・ないな」

長門「・・・ユニーク」

キョン「それじゃ、俺はここでお別れだ。明日は不思議探しの日だけどハルヒいないしどうしようか」

長門「私の家にくればいい」

キョン「わかった、昼頃に行くよ・・・それじゃな!」

翠星石「・・・」ニヤニヤ

長門「・・・何」

翠星石「いや別に、意外と積極的だなぁなんて思っただけですよ」ニヤニヤ

長門「私は彼女の話と今後どうするかを相談するだけ、他意はない」

翠星石「まぁ、そういうことにしておいてやるです・・いひひ」

長門「・・・」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:19:18.64 ID:A9DGRU0W0

ぺんぽーん

翠星石「お、キョンがきやがったですよ、いっひっひ」

長門「別に他意はない、行ってくる」

ガチャリ

キョン「お、長門わるいな。お邪魔するぞ」

長門「いらっしゃい」

キョン「よお、翠星石」

翠星石「キ、キョン・・・いらっしゃいです」

キョン「どうした?元気ねえな」

翠星石「そ、そんなことはねえですよ!ばか!」

長門「(これは・・・ユニーク。)」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:21:14.47 ID:A9DGRU0W0

キョン「結局何の進展もなかったな」

翠星石「進展も何も遊んでただけじゃねえですか」

長門「情報がない以上何もできない」

キョン「ま、そろそろ帰るよ」

長門「・・・」ジーッ

キョン「ん、長門どうした?」

長門「なんでもない」

キョン「そうか、それじゃあまた月曜日!」

翠星石「また来たら相手してやらんこともねえですよ、ばいばいです」

ガチャリ

長門「・・・」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:24:48.96 ID:A9DGRU0W0

ちょんちょん

翠星石「ん、どうしたですか?」

長門「あなたは彼に惚れている」

翠星石「ブーッ!そ、それはねえですよ!」

長門「私の計算だと99,89%の確立で彼に惚れている」

翠星石「・・・確かに、好きですけど・・でも!自分の記憶もない女ですよ!?変に思われるだけです!」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:27:27.20 ID:A9DGRU0W0

長門「あなたは自分を思い出そうとしていない」

翠星石「! そ、それは・・・」

長門「思い出す気があるならすぐに思い出せる、彼のところに行ってくるといい」

翠星石「けどお前もキョンのことが・・・?」

長門「気にしなくていい、行って」

翠星石「す、すまねえです!・・・・ありがとう、有希。」

ガチャ



長門「おかえり、涼宮ハルヒ」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:30:24.61 ID:A9DGRU0W0


翠星石「まだキョンはそう遠くにはいってねえはずです!全速力でいくです!」

ダダダダダダッ

翠星石「・・・翠星石は、・・・私は・・・思い出せ!・・・思い出すのよ・・・」

ダダダダダダダッ

翠星石「不思議がない世界なんてない・・・」

ダダダダダダダッ


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:31:49.73 ID:A9DGRU0W0

翠星石「自分がいないところでは不思議が起きている・・・だから違う姿になりたかった――?」

ダダダダダダダダッ

ハルヒ「わたしは・・・涼宮ハルヒ・・・?」

キョン「ん?」

くるり

キョン「ハルヒ・・・?」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/10(火) 11:33:59.48 ID:A9DGRU0W0

マジレスすると終わりです
読んでくれておつっした
質問あれば聞きます



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