50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 09:56:05.90 ID:RXnFvoB8O
エクセルサーガ読んでたら、なんとなくスレタイ関係無いSSというか妄想ワープしたので投下する
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:01:59.68 ID:RXnFvoB8O
ハルヒ「有希ってほんとロボットみたいね」
キョン「いっいきなりお前は何を言い出すんだ。失礼にも程があるぞ。」
古泉「でも男子には結構人気ありますよ。そこが彼女の魅力のようですし。」
ハルヒ「そこよっ!最近一部の男子が話題にしてるわ。無口な有希がはっちゃけたり、デレデレしているトコを見てみたいって!」
キョン「・・・つまり何が言いたいんだハルヒ。簡潔にまとめてくれ。」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:05:21.01 ID:RXnFvoB8O
ハルヒ「普段、無口で感情を面に出さない少女が魅せる・・・いわゆるギャップ萌え!?今日はそれを見たいわ!」
キョン「・・・で、長門に何をさせるつもりだ?」
ハルヒ「そうね、とりあえず皆、この漫画を読んでくれるかしら?」
キョン「エクセル・・・サーガ・・・?」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:09:58.09 ID:RXnFvoB8O
その漫画の話では、六本松一式という無口で感情の無い美女型ロボット(成長した長門のような)が、処理次第でおちゃめなドジッ娘妹キャラになるというものだった。
外見はそのままで。
キョン「これは・・・?」
古泉「・・・まぁよくある設定ですが・・・」
みくる(あ、ちょっと見てみたいかも)
長門「・・・」
ハルヒ「わかった!?先ずは有希にはっちゃけて貰いたいの!」
ハルヒ「このページの台詞を改編したものを用意したわ!とりあえずやってみてちょうだい! 」
ハルヒが用意した台本に書かれていたのは以下の通りである。
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:12:01.43 ID:RXnFvoB8O
みんなおはよー♪ 二パッ
あーキョンちゃん今朝もいーカンジ?
古泉ッチもハルピーもどこいったんだろねーあはは
あっ!
みくるお姉っさまーっ!
今日も♪かっわいー♪
(抱きしめっ)
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:15:33.82 ID:RXnFvoB8O
長門「・・・」
ハルヒ「さぁ!みんなも協力するのよ!・・・じゃあ有希、この台本通り始めてちょうだい!」
長門「・・・」
長門「・・・み・・・みんな・・・おはよ・・・」
ハルヒ「カーット!!」
長門「!?」
ハルヒ「もっと可愛らしくよ!『みんなおはよー♪』ね?ホラもう一回!!」
古泉「んんっ・・・失礼・・・」
古泉は笑いを堪えるので精一杯のようだった。勿論俺もな。しかし表情がニヤニヤしてしまう。
朝比奈さんは・・・後ろを向いてプルプル震えていた。
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:19:51.24 ID:RXnFvoB8O
長門「・・・みんなおはよー・・・」
ハルヒ「カット!カット!!笑顔がないわよっ!!え・が・お!!二パッって笑ってみなさい!」
長門は少し口元を動かすのみであった。
古泉「んふっ・・・失礼、涼宮さんどうでしょう?とりあえず一度通しでやってみるというのは・・・?」
ハルヒ「成る程ね・・・みくるちゃん!最後に抱きしめられるんだから、ホラ後ろ向かないで!!」
みくる「ひゃっひゃあい・・・!!」
朝比奈さんは長門を見ないようにしていた。
ハルヒ「じゃあ行くわよ有希!それじゃあスタート!!」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:22:17.96 ID:RXnFvoB8O
長門「・・・みんな・・・おはよー」フッ
長門「あ・・・キョン、ちゃん・・・今朝も、いい感じ・・・?」クルッ
長門「古泉いつ・・・ッチも・・・も、ハルピーも・・・どこ、いったんだろね、あ・は・は」
長門「あ」
長門「みくる・・・お姉さま・・・」スタスタ
長門「今日も、可愛い・・・」
(抱きしめっ)
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:27:23.83 ID:RXnFvoB8O
長門「・・・」ギュッ
みくる「!?長門さん力入れすぎ・・・いたっ!いたいですよっ!?」
長門「・・・」ギリギリ
みくる「くるし・・・こっこしがおれちゃいます・・・!!」
長門「・・・」ゴキッ
みくる「ふぇ・・・!!」
朝比奈さんはその場に倒れこんでしまった
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:30:58.37 ID:RXnFvoB8O
ハルヒ「あ・・・」
キョン「長門・・・」
古泉「長門さん・・・!?」
後ろを向いたままの長門からは近寄りがたいオーラが発せられていた。
そんなに嫌だったのか恥ずかしいのか・・・正面に行って表情を除く勇気は俺には無い・・・
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:37:06.21 ID:RXnFvoB8O
古泉「あっすいませんバイトの時間ですね。それじゃあ失礼します。」スタスタ
キョン「ちょっと待て古泉逃げるな!」
ハルヒ「・・・ゆっ有希・・・おっ怒ってる・・・?」
長門「・・・」
キョン「スッスマン!長門!ちょっとハルヒの悪ふざけが過ぎちまった!俺達も悪ノリしたのは謝る!」
ハルヒ「そっそうね!反省するわ・・・たがら・・・ね?」
長門「・・・大丈夫」
キョン「!?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:43:16.93 ID:RXnFvoB8O
長門「最初に読んだ漫画の設定を再現しただけ」
ハルヒ「あ・・・」
長門「怒ってはいない」
キョン「・・・」
いや相当怒っているだろ・・・
ハルヒ「じゃっじゃあ今日はこれで解散!!キョン!みくるちゃんをよろしくね!」スタスタ
キョン「ちょ・・・」
ハルヒは逃げるように帰っていった・・・
キョン「・・・」
長門はいつの間にか座って読書をしていた。顔を本で隠すようにしていたのは・・・気のせいではないんだろうな。
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:54:27.13 ID:RXnFvoB8O
泡をふいて気絶している朝比奈さんを介抱しながら、俺もこの場からさっさと逃げようと考えていた。
みくる「う・・・あっもう大丈夫です・・・いたた・・・私も帰りますね・・・」
キョン「あ・・・ああ・・・」
長門「・・・」
キョン「・・・じゃあ長門、俺も帰るぞ・・・」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 10:59:40.62 ID:RXnFvoB8O
キョン「その・・・みんなそこまで悪気があったわけじゃなかったから・・・気を悪くしないでくれ」
長門「・・・」
キョン「今日はほんっとにすまなかった長門!」
長門「・・・大丈夫・・・」
キョン「・・・じゃっじゃあまた明日な・・・」
俺は少し急ぎながら帰ろうとした。
長門「待って」
キョン「!?」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 11:03:05.12 ID:RXnFvoB8O
長門は読んでいた?本を閉じ、俺を見つめて・・・
長門「・・・キョン・・・ちゃん・・・」
キョン「?」
長門「・・・今朝も・・・いい・・・感じ・・・?」
ニッ二パッ
キョン「!!」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 11:05:29.75 ID:RXnFvoB8O
直ぐに本を開いてまた顔を隠した長門は・・・
長門「みんなには」
長門「秘密に」
キョン「あ、ああ・・・」
なんだか凄く得してしまった。ありがとうハルヒ。
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 11:11:24.28 ID:RXnFvoB8O
終わりgdgdですまない
で>>1はまだ?