ハルヒ「うぃっきしっ」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 04:33:43.02 ID:3j9nJmqt0

キョン「?」
ハルヒ「ん」ズピー
キョン「風邪か」
ハルヒ「くしゅっ!」
キョン「風邪だな」

ハルヒ「違うわよ」クシクシ
キョン「風邪だろ?」
ハルヒ「花粉症よ。かふんしょ、くしゅっ!」
キョン「あぁ」
ハルヒ「うー、目がかゆいー」クシクシ
キョン「ほら、かくなって。長門、窓閉めてやってくれ」
長門「…」コク


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 04:37:04.27 ID:3j9nJmqt0

ハルヒ「あー……辛いわね」
キョン「そうか。花粉症なったことないからわからん」
ハルヒ「辛いのよ」チーン

ハルヒ「目薬、目薬っ」ゴソゴソ
キョン「…」
ハルヒ「あった」
キョン「おう」
ハルヒ「はい、キョン」
キョン「なんだよ、自分でやれよ」
ハルヒ「くしゃみしてずれちゃうもん。標準が」
キョン「……わかったよ。ほら、こっちこい」
ハルヒ「♪」

キョン「近いって。顔が近すぎるぞバカ」
ハルヒ「早く、目がかゆーいのっ!」
長門「…」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 04:40:06.54 ID:3j9nJmqt0

ハルヒ「あー、スースーする」
キョン「マシになったか」
ハルヒ「ほんのちょっとね」

キョン「花粉症ねぇ」
ハルヒ「まあ仕方ないわね。こればっかりはどうしようもないわ」
キョン「治ったりしないのか?」
ハルヒ「しないみたいね」
キョン「そうか。長門、お前はどうだ?」
長門「…」フルフル
キョン「うーん、朝比奈さんも古泉も平気で外にいくぐらいだから大丈夫か」
ハルヒ「なによ、あたしだけ?」
キョン「よかったな。花粉独り占めだ」
ハルヒ「そんなの嫌よ! それにあんた達は鈍感なだけで別に一人、くしゅっ!」
キョン「おもしろいなぁ……ほら、チーンってしろ」スッ
ハルヒ「むぅーっ」チーン


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 04:43:30.36 ID:3j9nJmqt0

ハルヒ「……運動部は地獄よね」
キョン「かもな。あぁ、くしゃみしてる奴いるわ」
ハルヒ「あはは、マスクつけて素振りしてるわよ」
キョン「? どこだどこだ?」

ハルヒ「あっ、もしかして制服」
キョン「?」
ハルヒ「制服に花粉がついてるから、くしゃみでるのかも」
キョン「あー、どうなんだろうな」
ハルヒ「ちょっと、パンパンってしなさいよ。ほらほら」
キョン「おう」
ハルヒ「有希も」
長門「…」ポフポフ

キョン「変わったか?」
ハルヒ「くしゅっ!」
キョン「だろうなぁ」
ハルヒ「まだついてるんじゃない?」クンクン
キョン「嗅ぐなよ。ってそんなのでわかるのか?」
ハルヒ「すんすんすん……んー」クンカクンカ
キョン「ちょっ! 首はやめろ、くすぐったっ、ふはは!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 04:48:34.02 ID:3j9nJmqt0

ハルヒ「わかった。こっちから防御してやればいいのね」
キョン「?」
ハルヒ「マスクは持ってきたわ! あとは……有希っ」
長門「…」

ハルヒ「じゃーん」
キョン「あぁ?」
ハルヒ「マスク、めがね、マフラー! これで完璧よ!」
キョン「マフラー関係ないよな」
ハルヒ「どうよ? 可愛い? めがねっ子ハルにゃん可愛い?」
キョン「むしろ余計花粉巻き込みそうだよな。なあ長門」
長門「…」コク
ハルヒ「可愛い?」
キョン「あ、帽子も装備すれば」
ハルヒ「かーわいいかって、聞いてるでしょ!」
キョン「うっさいな、可愛いよ。すんごい可愛い。それでポニーテールなら結婚してもいいな」
ハルヒ「! ほんとに? よっし……へっきしっ!」
キョン「ほらみろ、やっぱマフラー外せ」クルクル…

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 04:53:06.53 ID:3j9nJmqt0

キョン「しかし不思議だよな」
長門「?」
キョン「これだけハルヒが花粉を嫌がってても、俺達はなんともない」
長門「……体質」
キョン「そういうもんなのかね」

ハルヒ「できたー」
キョン「?」
ハルヒ「ポニーテール完成。はい、結婚ね」
キョン「あぁそう。はい、結婚しました。ありがとうございました」
ハルヒ「いえいえ!」
キョン「それで長門よ」
ハルヒ「って軽く流すな!」
キョン「いやいや、それ以上どうしろって……あっ」
ハルヒ「?」
キョン「なんかアレだな。マスクして眼鏡してポニーで……怪しい」
ハルヒ「なっ」
キョン「むしろなんか面白いな。写メ撮っていいか。いかんっつっても撮る」スッ
ハルヒ「! キョ、バッ、やめなさいよ! アホキョン!」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 04:57:43.17 ID:3j9nJmqt0

キョン「ほら見てみろ、ハルヒすっごいテンション上がってるみたいだ」
長門「……ユニーク」
ハルヒ「けっ、消しなさいよ! そして見せびらかすなっ!」

キョン「花粉症ねぇ」クッ
ハルヒ「なんの花粉なのかしらね?」
キョン「んー……杉じゃないか? ほら、近くの山に」ククッ
ハルヒ「伐採してくれないかしら」
キョン「人間の都合だけでそれはなぁ」シュル
ハルヒ「ん? 他の動物は花粉症にはならないのかな?」
キョン「そういえばどうなんだろう……ほいできた、ちょんまげ」ポンポン
ハルヒ「って人の頭でなにやってるのよ!」
キョン「いいじゃないか。可愛いぞ」
ハルヒ「そっ、その手には……乗らないわよ?」
長門「ユニーク」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 05:01:32.20 ID:3j9nJmqt0

ハルヒ「うー、ずっと眼鏡かけてるとクラクラする」
キョン「外せよ」
ハルヒ「だって花粉が」
キョン「部屋閉め切ってるんだから変わらんだろ。ほら、返してやれ」スッ

長門「…」
キョン「あ、すまん長門。レンズ触っちまった」
長門「……ゆる……構わない」
ハルヒ「ゆる?」
長門「…」スッ
キョン「? どこへ行くんだ?」
長門「少し、用がある」

ガチャ
キョン「あ、戻ってきた」
ハルヒ「べくしっ! ふぁ、ふぁっくしっん!」
キョン「!?」
長門「…」
キョン「おまっ、まさか花粉……」
長門「指紋のうらみ」
ハルヒ「キョ、あやまっ、くしっ! ゆっ、有希のあふくしゃっん!」
キョン「すいませんでした! すいませんでした長門様!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 05:06:31.78 ID:3j9nJmqt0

ハルヒ「うぅ……抗議するんならキョンにしなさいよぉ」
長門「…」
キョン「正直、すまんかった」

長門「これ」コト
ハルヒ「? あっ、目を洗うやつ! こっちは……薬?」
長門「花粉対策」
ハルヒ「有希……あんたは今まさに、あたしの抱かれたいランキング二位に浮上よ!」
キョン「なんだそのランキング」
ハルヒ「キョン! 使う使う、開けて!」
キョン「ん、おう」ベリッ

ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「いやいや。これは一人でできるだろ。なんで俺がキャップを抑えないと」
ハルヒ「抑えてなさいよ。あと頭も。後ろからぎゅーって」
キョン「なんだこの構図」ギュー


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 05:10:19.04 ID:3j9nJmqt0

ハルヒ「目がすっごい見えるわ! すっごい見える!」
キョン「そりゃよかったな。変わってないと思うけど」
ハルヒ「次はこれね!」

キョン「錠剤か」
ハルヒ「効くのかしら?」
キョン「んー……試してみないとなぁ」
ハルヒ「ぶっつけ本番ね」
キョン「そうだな。ほら、水で飲めよ」スッ
ハルヒ「えー、オレンジがいい」
キョン「薬なんだから水だろ」
ハルヒ「オレンジー」
キョン「……飲んだらやるよ。俺も飲みたいから半分な」
ハルヒ「うん」

キョン「効いてきたか?」
ハルヒ「わっかんないわね。あーん」
キョン「飲みすぎだろ。俺全然飲んでないんだが」
ハルヒ「いいじゃん。ほら、あーん」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 05:17:11.33 ID:3j9nJmqt0

ハルヒ「なんかちょっと軽くなったかも」
キョン「おぉ」
ハルヒ「試しに外行ってくる!」ダッ
キョン「おぉ?」

キョン「……出てきた」
長門「走ってる」
キョン「どこまで……あ、戻ってきた」
長門「…」
キョン「思いっきりくしゃみしてるなアレ」
長門「している」

ガチャ
ハルヒ「ふぇっくしっ! むっ、無理無理っ!」
キョン「バカだなぁ」
ハルヒ「ううっ、目がぁぁ」
キョン「あーもー、ほら座れ。あと服も払っとけ」パンパン
ハルヒ「キョン、目がかゆいーっ」
キョン「わかったって。ほら、見せてみ?」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 14:59:18.27 ID:hsg6I5pu0

ハルヒ「うー、うー……うっうー」
キョン「もう目は大丈夫だろ」
ハルヒ「ほんとに?」
キョン「あぁ、いつもどうりの目だ。って目大きいよなお前」

ハルヒ「ほんとに花粉とれた?」
キョン「痒くないだろ」
ハルヒ「どこかに隠れてるかも」
キョン「まぶたの裏とかにか?」
ハルヒ「裏?」
キョン「ここのな、裏っかわ」チョイ
ハルヒ「ふふっ、くすぐったい!」
キョン「まつげも長いなぁ……」
ハルヒ「なになに? 惚れた? しょうがないわねー」
キョン「うるさい」ググッ
ハルヒ「あたたっ! まぶた押すなーっ!」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 15:02:40.32 ID:hsg6I5pu0

キョン「はい、わかりました」
ハルヒ「?」
キョン「それじゃまた明日」ピッ

ハルヒ「誰と電話?」
キョン「古泉と朝比奈さん。外で花粉まみれになってるから今日は帰るってさ」
ハルヒ「ふーん」
キョン「ハルヒが花粉症だからって、明日ありがとう言っとけよ」
ハルヒ「うん。わかったわ」
長門「…」モゴモゴ
ハルヒ「有希、なに食べてるの?」
長門「ミルキー」
ハルヒ「あたしも食べる!」
キョン「あぁ、俺も」
長門「…」コク

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 15:06:13.61 ID:hsg6I5pu0

ハルヒ「赤いのがいっぱいね!」カチカチ
長門「青も必要。赤は、水で死ぬ」
ハルヒ「え? あっ、うわわっ! おぼれた!」ダダダ…

キョン「…」
ハルヒ「なにこれ、爆弾?」
長門「黄色」
ハルヒ「黄色で……おー、持った」ポチッ
長門「投げる」
ハルヒ「えいっ……! ちょっ、爆死したじゃない!」
長門「逃げないのが悪い」
ハルヒ「先に言いなさいよ!」
キョン「あれだよな」
ハルヒ「?」
キョン「ピクミン? だっけかそれ。まんま花粉だらけだろうな」
ハルヒ「そうね。あたしがこの惑星に不時着したら即死ね」
キョン「まあ、そうだな。気をつけろよ」
ハルヒ「うん」
長門「食べられてる」
ハルヒ「!! ちょっ、あー!」カチカチ

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 15:09:35.79 ID:hsg6I5pu0

キョン「トイレいってくる」
ハルヒ「あっ、待ってよ」
キョン「?」
ハルヒ「あんたが外行ったら、また花粉持ってかえってくるでしょ」
キョン「まあ、どうだろ?」

ハルヒ「ここにいなさい」
キョン「もれるぞ。花粉より厄介だろ」
ハルヒ「うっ」
キョン「なんだ、それとも俺と離れたくないとかそういうのか?」
ハルヒ「それは……まあ……うん、じゃなくて」
キョン「ちゃんと戻ってくるときに制服払っておくさ」
ハルヒ「念入りにね! 花粉チェックするからね! あとココア!」
長門「プリンシェイク」
キョン「あいよ。って長門」
長門「…」
キョン「……わかりました」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 15:12:50.68 ID:hsg6I5pu0

ガチャ
キョン「ただいま」
ハルヒ「おかえりー♪」タタタ…
キョン「なんだよ、もうゲーム飽きたのか」
ハルヒ「ピクミン全滅したわ。もういい」

ハルヒ「はい」
キョン「?」
ハルヒ「だから、花粉チェック」
キョン「もっそい払ってきたぞ。っていうか室内しか移動してない」
ハルヒ「でもチェックするの! いいから、傍に寄りなさい」
キョン「どうするんだ?」
ハルヒ「こうするのよ!」ムギュ
キョン「うおっ」
ハルヒ「隅々までぎゅーってしてクンクンして……んー」クンカクンカ
キョン「ちょっ、やめっ! く、くすぐったっ!」
ハルヒ「んー……ふふっ、いつもどおりのキョンね!」
キョン「バカかお前は」
ハルヒ「なによぉ、花粉対策だからしょうがな、いっきしっ!」
キョン「わかりやすいなぁ」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 15:15:58.96 ID:hsg6I5pu0

ハルヒ「でもどうやって帰ろうかしらね」
キョン「帰ろうかしら……日本語あってるかそれ」
ハルヒ「あってるの!」

ハルヒ「どんなに部室で待機しても、結局はスーパーくしゃみ帰宅なのよね」
キョン「だろうな」
ハルヒ「吸引を最小限に抑える為に、こういうのはどうかしら?」モゾモゾ
キョン「なんだよ。上に座るな、重い」
ハルヒ「こーやって、キョンの胸に埋まって帰るの!」
キョン「俺が歩きにくい」
ハルヒ「この際我慢しなさいよ」
キョン「できるかよ」
ハルヒ「有希はどう思う」
長門「得策」
キョン「おいこら、ふざけんな」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 15:35:41.78 ID:hsg6I5pu0

長門「…」パタン
キョン「よし、帰るか」
ハルヒ「うー……」
キョン「まあ大丈夫だろ。風も吹いてないし」
ハルヒ「着いてきてよ? きなさい!」
キョン「はいはい、わかったよ」

長門「明日」
キョン「おう、また明日」
ハルヒ「気をつけて帰るのよ!」
長門「…」コク
キョン「ほら、大丈夫だろ?」
ハルヒ「んー……いけそう」
キョン「さあ帰ろう」
ハルヒ「いっきしっ!」
キョン「……マスクしろ」


116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 15:39:56.79 ID:hsg6I5pu0

ハルヒ「目はそんなに痒くないわね」
キョン「そうか。痒くなったら言えよ。洗浄するやつ持ってるから」
ハルヒ「うん」

ハルヒ「…」クシクシ
キョン「ほら、目掻いてるじゃないか」
ハルヒ「え? あー、無意識に掻いてたわ」
キョン「掻きすぎるとたれるぞ。たれまぶた」
ハルヒ「おばけみたい」
キョン「帽子被るのはいいかもなぁ。上からの花粉をガードできそうだ」
ハルヒ「前からの花粉はこうやって回避よ!」ムギュー
キョン「だからそれじゃ俺が歩きづらいと」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 15:45:26.96 ID:hsg6I5pu0

キョン「アレ買ってみようかな。鼻にやさしいティッシュ」
ハルヒ「そんなのあるの?」
キョン「あるぞ。なんかちょっと高いけどな」

ハルヒ「高いの?」
キョン「ちょっとだけな」
ハルヒ「じゃあ自分で買うわよ」
キョン「いいよ別に。見てて可哀想だし」
ハルヒ「……優しいじゃん」
キョン「そうかね」
ハルヒ「ふふっ、ちょっとだけ見直したわよ? 値段分見直したわ!」
キョン「じゃあ本当にちょっとじゃないか。いや、幾らか知らないけど」
ハルヒ「お返しになんかあげる。なにがいい?」
キョン「なんでもいいよ」
ハルヒ「あっ、じゃあダンボール」
キョン「舐めてるのか」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 15:49:33.87 ID:hsg6I5pu0

キョン「ほら到着。家に入れば大丈夫だろ」
ハルヒ「部屋には空気洗浄器もあるわよ!」
キョン「あー、あったなあそんなの」

キョン「また明日な。一人でも目薬できるか?」
ハルヒ「バカにしてるの?」
キョン「いやだってお前が」
ハルヒ「あ、そうだ」
キョン「話聞けよ」
ハルヒ「ちょっとぐらいならマスクとっても平気ね」
キョン「?」
ハルヒ「ちょっと、口の周り払いなさい」
キョン「ん? こうか?」
ハルヒ「あとちょっとしゃがむ。そうそう……ん」チュッ
キョン「……これはお返し?」
ハルヒ「そうしておこうかしら。じゃあこっちがバイバイのほう」チュー
キョン「はいはい、いただきました」
ハルヒ「それじゃ! また明日」
キョン「ちゃんと鼻かめよ。じゃあな」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 15:51:55.58 ID:hsg6I5pu0

―翌日―

キョン「なんだ、今日は大丈夫そうだな」
ハルヒ「みたいね」
キョン「折角ティッシュ買ってきたのに……ん?」

長門「……くしっ」
朝比奈「へっちょ!」
古泉「ふんもっふ!」

キョン「……おまえらなぁ」
ハルヒ「あはは! これでキョンだけ仲間はず、ふえっきしっ!」
キョン「まったく。ほら、ちーんしろ」


121 名前:ハルヒはキョンの嫁 ◆UBgxfb/oXY [] 投稿日:2009/03/06(金) 15:53:32.83 ID:hsg6I5pu0

花粉症は辛い。ソースは俺。
お久しぶりでした。また、いつか。
ノシ



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