ハルヒ「うーん、今日のオカズは……と」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:00:48.35 ID:daItTFYf0

ハルヒ「古泉君と部室でエッチっていうシチュもマンネリよね…」
ハルヒ「やっぱりここは国木田……ううん、アホの谷口に犯されるっていうのがいいわ!!」



ハルヒ「やめなさいよ、このバカ!!こんなことしてどうなるかわかってんの!?」

谷口『はあ?んなこと知るか!!さんざん俺をバカにしやがって……』

ハルヒ「ちょ、やめて!!やまなさいよ!!いやああああああ!!!!」





ハルヒ「あふん」びくんびくん
ハルヒ「すご……シーツがびしょびしょになっちゃった」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:02:32.17 ID:daItTFYf0

しょっぱなから誤字とか……
どうせ俺なんか……

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:04:49.50 ID:daItTFYf0

翌日


ハルヒ(さーて、今日はどんなオカズでオナニーしよっかなぁ)

キョン「朝比奈さん、お茶もらえますか?」

みくる「はぁい」

ハルヒ(うーん、みくるちゃんとレズるっていうのもありかも)
ハルヒ(クラスの男子はもうほとんど試し終わっちゃったしね)

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:07:13.43 ID:daItTFYf0

ハルヒ(でも女同士は興奮するけど、あとの罪悪感が半端ないのよね)
ハルヒ(有希でオナニーしたときはしばらく有希の顔がまともに見ることができなかったし)

長門「?」

ハルヒ(どうしよっかなぁ、ここは中学のとき付き合ってた奴のことを思い出してオナニーとか……)

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:10:03.92 ID:daItTFYf0

ハルヒ(考えてたら我慢できなくなっちゃった)うずうず
ハルヒ(早く帰って思いっきりオナニーしたいよぉ)じわっ……

ハルヒ「あ、あのさ……」もじもじ

キョン「ん?どうしたんだ、ハルヒ」

ハルヒ「あ……」すううう……
ハルヒ(キョンの顔見たら萎えてきちゃった)
ハルヒ「ウウン、ナンデモナイワ」

キョン「?」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:14:28.99 ID:daItTFYf0

ハルヒ(キョンって、全然性的魅力がないのよね)
ハルヒ(まあ、だから気軽に話せるんだけど)
ハルヒ(古泉君と普通に話すとアソコがびしょびしょになるけど、キョンさえいればそれも抑えられるし)
ハルヒ(ほんと、あんなのとセックスする女なんて存在するのかしら)







キョン「おい、佐々木、最近ハルヒが俺に冷たいような気がするんだが」ぱんぱん

佐々木「き、気のせいだと思うよ。それより、行為中に他の女の名前を口にするのは失礼だと思うよ、キョン」ぬちゃぬちゃ

キョン「ああ、すまん……うっ……そろそろイクぞ……」

佐々木(計画通り)にや




17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:17:37.89 ID:daItTFYf0

ハルヒ「煙草吸う奴ってバカよね……」

キョン「どうしたんだ、急に」

ハルヒ「うちの親父がヘビースモーカーなんだけど、いくら言ってもやめてくれないのよ」

キョン「ああ、ニコチンに依存してるんだろ」
キョン「三週間くらい禁煙すれば楽になるらしいが」

ハルヒ「それが続かないから問題なのよ」

キョン「まあ、吸う人の気持ちなんて実際吸わないとわからないだろうな」

ハルヒ「……」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:20:52.17 ID:daItTFYf0

ハルヒ「あの……これください」

店員「400円になりまーす」
店員「ありやした」

ハルヒ「か、買っちゃった」どきどき
ハルヒ「私服とは言え、年齢確認もされなかったし……」
ハルヒ「未成年でも簡単に買えちゃうんじゃ、タスポの意味ないじゃない」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:22:40.42 ID:daItTFYf0

ハルヒ「さ、さっそく……」しゅぼっ
ハルヒ「……」ちりちり
ハルヒ「つ、点いたかな?」
ハルヒ「あれ?消えてる……」
ハルヒ「咥えながらじゃ、ダメね、火が点いたのを確認してから口へ持っていって……」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:24:18.27 ID:daItTFYf0

ハルヒ「……」すうううう
ハルヒ「……おえ、げほげほ!!!」
ハルヒ「な、何よ、これ。煙たいだけじゃない!!こんなの好んで吸うなんてバカみたい!!」
ハルヒ「でも、ちょっと吸うだけじゃ良さなんてわからないわよね」
ハルヒ「も、もう一回……」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:27:56.90 ID:daItTFYf0

キョン「なんか最近、部室の中が煙草臭くないか?」

古泉「そうですね、誰かがこの部室で喫煙されているのでは?」

長門「しない」

みくる「あ、あたしも煙草なんて吸いません」

古泉「僕ももちろん吸ってません。そもそもここには未成年しかいないのですから…」

ハルヒ「……」

キョン「おい、ハルヒどうした?」

ハルヒ「なんでもない、ちょっとトイレ」

キョン「?」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:30:08.47 ID:daItTFYf0

ハルヒ「まいったわねぇ」しゅぼっ
ハルヒ「煙草がこんなに美味しいものだったなんて」すううう
ハルヒ「学校でも吸わないと落ち着かないから、部室で吸うようになったんだけど……」ふううう
ハルヒ「そろそろやばいかも……」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:33:22.03 ID:daItTFYf0

ハルヒ「おまたせ」

キョン「おい、ハルヒ」

ハルヒ「な、なによ」

キョン「お前の持ち物見せてくれ」

ハルヒ「はあ?なんでよ」

キョン「お前が煙草を持ってないか検査する」

ハルヒ「も、持ってないわよ、そんなの」

キョン「そうか?ほんとうはさっき、煙草吸ってきたんじゃないのか?」

ハルヒ「ちがうわよ!!なんであたしが煙草なんか……」

キョン「いや、なんかお前煙草臭いから」

ハルヒ「うそよ!!ちゃんと臭い消してきたんだから!!」
ハルヒ「あ」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:37:26.31 ID:daItTFYf0

キョン「やっぱりか」

ハルヒ「……」

キョン「素直に出したら教師にも言わないから」
キョン「ほら、出しなさい」

ハルヒ「……はい」すっ

キョン「なんだ、こりゃ、お前こんな重い煙草吸ってたのか」

ハルヒ「え?重いって?」

キョン「まさか、タールの量とかなんも考えずに……」

ハルヒ「なんだかわかんなかったから適当に買ったのよ」

キョン「なんてこった」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:40:45.47 ID:daItTFYf0

数週間後

古泉「やれやれ、ようやく煙草をきっぱりやめることができたようですね」

キョン「まあな。最初は吸わないといらいらしてたみたいだが」

古泉「吸い始めてから日が浅かったのは幸いですね」
古泉「これでようやく解放されますよ」
古泉「なんせ、神人まで煙草を吸い始めて閉鎖空間内が煙たくてしょうがありませんでしたから」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:46:58.24 ID:daItTFYf0

みくる「涼宮さんにも困ったものですね」しゅぼっ
みくる「部室で吸うなんて、頭おかしいんじゃないですか」すううう

長門「同感」しゅぼっ
長門「臭いも消せないのに、無用心」すううう

みくる「長門さんさえいれば、情報操作で臭いは消せるから部室でもあたしたちは吸い放題ですけどね♪」

長門「やはり学校で吸う煙草は美味しい」







41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 18:58:34.34 ID:daItTFYf0

長門「……」じりりりりりりりりり
長門「眠い」
長門「……朝の七時半?」
長門「……テレビ!」

ぴっ

『ちゃんちゃんばら』

長門「よかった」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:01:30.57 ID:daItTFYf0

『侍戦隊シンケンジャー』
『あっぱれ』

長門「……」じーっ





『あ、おでんや』

長門「おでん……」
長門「食べたい」

ぴっぴっぴっ

長門「朝倉涼子」

朝倉『んー、なによ、こんな朝っぱらから』

長門「おでん食べたい」
長門「作って」

朝倉『朝からおでん!?』
朝倉『まあ、今作ってるからちょうどいいけど』

長門「そう」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:02:55.33 ID:daItTFYf0

朝倉「長門さん、どうしていきなりおでんなの?」

長門「テレビ」

朝倉「え?」

長門「テレビで見たから」

朝倉「そう」
朝倉(日曜の朝からおでんを特集してるグルメ番組でもあったのかな)

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:10:42.78 ID:daItTFYf0

長門(昨日のSHTも最高だった)
長門(誰かと語り合いたい)

ハルヒ「あたしさぁ、最近日曜の朝に戦隊ものみてるのよねぇ」

長門「!!」

キョン「へえ、お前も見てるのか」

ハルヒ「キョンも見てるの?」

キョン「ああ、妹に付き合わされてなんとなくな」
キョン「結構今見ても面白いものだな」

ハルヒ「そうなのよ、絶対大人を意識して作ってるわよ、あれは」

長門「……」うずうず

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:16:46.66 ID:daItTFYf0

ハルヒ「でもさぁ……うふふふ……」

キョン「なんだよ、気持ち悪いな」

ハルヒ「だって、あの顔……うぷぷぷ……漢字の『火』よ『火』!!」
ハルヒ「最近のはあんなだっさいのが流行なの!?あはははは!!!」

キョン「ぷっ……たしかに、あれは冗談にしてもひどすぎだな」
キョン「作った奴の顔が見たいよ」

あははははははははははは

長門「……」いらいら

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:21:26.91 ID:daItTFYf0

長門「ちがう」

キョン・ハルヒ「へ?」

長門「あのマスクデザインは秀逸」
長門「幼児が漢字に親しむ機会を与え、漢字に興味をもたせるための試み」
長門「ださくない」

キョン「いや、でもあれは」

長門「それに、マスクデザインは見慣れればかっこよく見えてくる」
長門「デザインだけ見て笑うのは浅はかな素人」
長門「それよりもアクションを見て欲しい」

ハルヒ「なに?有希っておたくなの?」

長門「!?」
長門「ちがう、おたくではない」
長門「マニア」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:25:37.45 ID:daItTFYf0

ハルヒ「一緒よ、一緒」
ハルヒ「へえ、我がSOS団にこんなおたくがいたなんて……」
ハルヒ「気持ち悪いわね」

長門「ちがう、気持ち悪くない」

ハルヒ「だったらもっと饒舌になってみなさいよ」
ハルヒ「だいたい、いっつも何考えてるかわかんないのよ、あんた」
ハルヒ「まさか、それがウケるとでも思ってるわけ?」

長門「ちがう」

ハルヒ「ちがわないわよ、バカ」

長門「……」じわ

ハルヒ「あ、見てよ、キョン。有希ったら泣きそうよ」

キョン「ほんとだな、おい長門泣くなよ。ハルヒの冗談なんだからさ」

長門「そう」

キョン「なにが『そう』、だ、もっと言うことあるんじゃないのか?」

長門「?」

キョン「はあ、これだからお前には冗談言えないんだよ」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:29:20.30 ID:daItTFYf0

長門「あなたたちの行動が理解できない」

ハルヒ「『あなたたちの行動が理解できない』」

長門「なぜ、マネをする?」

ハルヒ「『なぜ、マネをする?』」

長門「…やめて」

ハルヒ「『…やめて』」

長門「……」

キョン「つまんないやつだな、もっと楽しませてみろよ」

長門「なぜ?」

キョン「いつも本ばかり読んでいて、つまらない存在だからさ、お前は」

長門「あなたは、いつもわたしをそういう目で見ていた?」

キョン「当たり前だろ」
キョン「SOS団全員がそう思ってるぜ」
キョン「ま、いてもいなくても一緒だから今まではほっといたんだがな」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:32:19.30 ID:daItTFYf0

長門「……」

キョン「もういいから出てけよ」

長門「……いや」

キョン「は?」

ハルヒ「邪魔なのよ、有希」
ハルヒ「せっかくあたしたちが盛り上がってたのに」
ハルヒ「おたく知識を見せびらかして話の腰を折ってさ」
ハルヒ「ほんと、今までSOS団にいさせてあげてたのに、何様よ」

長門「…ごめんなさい」

キョン「はあ、もういいから、早く帰れよ」

長門「……」

キョン「出てけよ、おら!!」

どかっ!!

長門「……わかった、出て行く」ぽろぽろ

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:34:43.66 ID:daItTFYf0

長門「日曜の朝は憂鬱」
長門「SHTを見ても、悲しさしか湧き上がってこない」
長門「でも、わたしにはこれしか楽しみがない」


『これにて、一件落着』


長門「一件落着」
長門「よかった、また今週も勝った」ぽろぽろ

そして、また明日から地獄の日々が始まる







61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:39:16.74 ID:daItTFYf0

みくる「キョンくぅん、ちょっといいですか?」

キョン「うん?どうかしたんですか?」

みくる「えっと、その」

キョン「?」

みくる「あ、赤ちゃんができちゃったんです」

キョン「!!?」
キョン「だ、誰との赤ちゃんなんですか?」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:43:32.03 ID:daItTFYf0

みくる「えっと、それが」
みくる「誰の赤ちゃんかわからないんですよ…」

キョン「と、言いますと」

みくる「いろんな人としましたから…」

キョン「そ、そんな」
キョン(俺の天使・朝比奈さんがこんな淫らな女だったとは)

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:55:43.81 ID:daItTFYf0

みくる「あの……あたしはどうしたら……」

キョン「そ、そうですね」
キョン「産むにしても中絶するにしても、まずは父親が誰かをはっきりさせないことには」

みくる「そんなぁ…」

キョン「とにかく、ひとりひとり当たっていきましょう」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 19:58:26.60 ID:daItTFYf0

キョン「え?コンピ研の部長?」

みくる「は、はい……」
みくる「この時代にきて初めての相手です…」

キョン(こんな身近に朝比奈さんとうらやましいことをした奴がいたとはな)
キョン「部長さん、いらっしゃいますか」

部長「おや、君たちはSOS団の」

キョン「ちょっと、話があるんですけど」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 20:35:10.27 ID:daItTFYf0

部長「はあ!?なんだって!?」

キョン「だから、朝比奈さんのお腹にいる赤ちゃんの父親の可能性が…」

部長「ばばばばばば、馬鹿なことを言うな!!僕は知らない、知らないぞ!!」

キョン「いや、でも」

部長「そんなことあるわけないだろうが!!!」

朝比奈「そんな…ひどいです…」しくしく

キョン「!!」
キョン「あんた、責任逃れする気か!!」

部長「だから知らん!!!!」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 20:37:33.44 ID:daItTFYf0

朝比奈「あ、あたしに乱暴しておきながら…全部なかったことにするんですね…」

キョン「乱暴…どういうことだ」

部長「いや、僕にも何がなんだか」

朝比奈「ひどいですぅ!!」

キョン「歯ぁ、くいしばれ!!!」

部長「がはっ!!」
部長「何をする!!」

キョン「あんたが、朝比奈さんを……!!」



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 20:41:26.24 ID:daItTFYf0

キョン「やれやれ、結局みんな認知しませんでしたね」

朝比奈「いいんです、あたしが悪いんです」
朝比奈「あたしが誰彼構わずしちゃったのがいけないんです」

キョン「そんなことないですよ!!」
キョン「男が責任を持つのは当然なんです!!」
キョン「それをあいつらは…」

朝比奈「キョン君…」

キョン「俺でよかったら、あの」
キョン「お腹の赤ちゃんの…父親になりますよ」

朝比奈「キョン君…嬉しい!」

キョン「あ、朝比奈さん!!」

朝比奈(ふふ、計画通り)

ハルヒ「み、みくるちゃん、キョン…あんたたち何やってんの!?」

朝比奈「げえ!!涼宮さん!!」


世界は崩壊した。





80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 20:46:50.54 ID:daItTFYf0

古泉「おや、これは抗いようのない便意ですよ」
古泉「困ったものです」

キョン「よう、古泉」

古泉「こんにちは」

キョン「今から部室行くんだろ?」

古泉「ええ、ですがその前に…」

キョン「だったら一緒にいこうぜ」

古泉「え?」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 20:50:00.02 ID:daItTFYf0

古泉(そんな…彼が一緒に部室へ行こうと僕を誘うなんて…)

キョン「どうした?」

古泉(こんなフレンドリーな関係に、とうとうなったんですね、僕たち)
古泉(ならばトイレは後回しにして)
古泉「お供いたしましょう」

キョン「今日はまたハルヒがなんか思いついたみたいなんだよなぁ」

古泉「そうなんですか」
古泉(やばい、前からも後ろからもあふれ出そうですよ)
古泉(まあ、部室へ着いてからすぐに向かえばまだ…)

みくる「ああ、二人とも今から部室へ行くんですか?」

キョン「朝比奈さん」

古泉(余計な人が現れましたね)

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 20:54:43.72 ID:daItTFYf0

みくる「ふえ!?な、なんだか古泉君怖いですぅ……」

キョン「ん?どうしたんだ、古泉、顔が強張ってるぞ」

古泉「いえ、なんでもないですよ」
古泉(くそ、なんでいちいち立ち止まってこんなことを…)

みくる「あ、そうだ、今日調理実習でジュース作ったんですよぅ」
みくる「よかったら飲んでください」

キョン「わあ、おいしそうですね」

古泉(なんで調理実習でジュース作ってるんだよ)

みくる「古泉君、どうですか?」

古泉「ありがたいんですが、部室でいただくというわけには…」

みくる「そ、そっかぁ、そんなこと言って飲みたくないんですね…」

古泉「いや、そうじゃなくてトイレに」

みくる「ふえ!?あたしのジュースがトイレの水みたい!?ひどいです!!」

キョン「おい、古泉!!」

古泉「ち、ちがうんです」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 21:00:23.81 ID:daItTFYf0

キョン「だったらこの場で飲めよ、ほら」

古泉「う……」

みくる「や、やっぱりいやなんだ…」

キョン「そんなことないよな、古泉」

古泉「う、う、う…」
古泉「ご、ごめんなさい!!トイレに行きたいんです!!」
古泉(もう我慢できない、早くトイレに行って…)

長門「あ」
古泉「な、長門さん!!いきなり飛び出されては……!!」

どしゃーん

びーっぶりぶりぶり……ぼこんぼこんじょろろろろろろろろぴーっブッブーぷちぷちぷち

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 21:04:47.05 ID:daItTFYf0

廊下で長門さんと衝突し、盛大に糞尿をまきちらした僕は、当然の如く虐められるようになりました。
僕の糞尿により気分を害した長門さんのイジメは特にすさまじく、僕の人格をぼろぼろにしました。
ああ、今日も便器に頭をつっこんでそこに溜まっている水を飲む生活が始まるのです。






90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 21:07:17.59 ID:daItTFYf0

キョン「ハルヒ、ちょっと俺寄りたいところあるから」

ハルヒ「なによ、あたしも付き合うわよ?」

キョン「ああ、でもお前はなぁ」

ハルヒ「なによなによ、あたしには秘密っていうの?」

キョン「絶対文句言わないか?」

ハルヒ「?いいわよ」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 21:09:19.78 ID:daItTFYf0

キョン「マスター、久しぶり」

マスター「おお、キョンじゃないか」

キョン「いつもの頼むわ」

マスター「ああ。そこのお嬢さんは、彼女かい?」

キョン「そんなんじゃないよ。あ、こいつには適当にジュースでもやって」

マスター「はいよ」

ハルヒ「ね、ねえキョン。ここって」

キョン「ん?酒場だが?」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 21:11:35.92 ID:daItTFYf0

ハルヒ「な、なんでこんなところに……!」

キョン「はあ、だから連れてきたくなかったんだよな」
キョン「文句は言わないって約束だろ?」

ハルヒ「そ、そうだったわね…」

マスター「はい、お待たせ」

キョン「お、いただきます」

ごくごくごく

キョン「ぷはーっ美味いな」

ハルヒ「ね、ねえキョン。それってお酒?」

キョン「当たり前だろ」

ハルヒ「そ、そっか」

キョン「なんだ、やっぱり文句ありそうだな」

ハルヒ「そ、そんなんじゃないけど」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 21:18:35.82 ID:daItTFYf0

キョン「うーん、いい気分だ」

ハルヒ「……」

DQN「よう、キョンじゃん」

キョン「おう」

DQN「へへ、最近こなかったからバレちまったのかと思ったぜ」

キョン「俺がそんなドジするか」

DQN「猫かぶりがうまいからな、お前は」
DQN「お、この子超可愛いじゃん。キョンの彼女?」

キョン「バカ、違うよ、単なる部活の仲間」

DQN「へええ、この子がね」じろじろ

ハルヒ(やだ、こいつ、気持ちわるい…)びくびく

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 21:25:05.73 ID:daItTFYf0

DQN「ねえ、よかったらさ、一緒に飲まない?」

ハルヒ「……」

DQN「ねえ、いいだろ?」

ハルヒ「き、気安く話しかけんじゃないわよ、変態!!」

DQN「は?なんだその態度?キョン、なんとか言ってくれよ」

キョン「ハルヒ、一緒に飲むくらいいいだろ」

ハルヒ「で、でも…」

DQN「ほらな、ノリ悪いよ、キミ」

ハルヒ「……」

そんなこんなでお酒を飲むハメになったハルヒ。
これが始まりだった。

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 21:26:58.05 ID:daItTFYf0

休憩する

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 22:53:41.86 ID:daItTFYf0

ハルヒ「う…こんなの飲むの?」

DQN「大丈夫、ジュースみたいで美味しいって!ほら、一気にぐいと」

ハルヒ「ちょ、ちょっと、やめてよ!!」

キョン「いいから飲めよ。だからお前は…」

ハルヒ「きょ、キョン…」
ハルヒ「わ、わかったわよ」ごくごく

DQN「おお、いいのみっぷりだね」
DQN「もっといこう、もっと」

ハルヒ(なんだか、頭がぽーっとしてきたような)

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 22:56:10.33 ID:daItTFYf0

ハルヒ「……」ごくごくごく

DQN「うひょ、ハルヒちゃんいいね。だいぶ酔いがまわってきたかな?」

ハルヒ「……」ぼーっ

DQN「ひへへ、キョン、ハルヒちゃん借りてもいいかな?」

キョン「あ?いいんじゃね?」

DQN「そっか^^じゃあハルヒちゃん、ちょっと移動しよっか」

ハルヒ「うーん……どこいくの?」ふらふら

DQN「酔い覚ましに休憩できるところだよ^^」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 22:58:36.94 ID:daItTFYf0

DQN「よいしょっと…」
DQN「ハルヒちゃーん、大丈夫?」

ハルヒ「うう……」
ハルヒ「気持ち悪い…」

DQN「お水持って来るね^^」
DQN「ほら水」
DQN「うん?一人じゃ飲めないかな?」
DQN「じゃあ口移しな^^」

ハルヒ「ん……ちゅうちゅう」

DQN「ちゅぱっ…ちゅぱっ…はあ、ハルヒちゃん、大胆だね^^」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 23:00:47.64 ID:daItTFYf0

DQN「じゃあそろそろ……」





痛い!!あんた、何やってんのよ!!!

やめて!!!あたし初めてなんだから!!!

いやあああああ!!!!!!!助けて!!!!助けてよ、キョン!!!!!





DQN「いやあ気持ちよかったよ^^」

ハルヒ「ひっく……うう……」

DQN「ご馳走様^^これ、お礼にとっといて」
DQN「またね^^」

ハルヒ「うわああああああん!!!!!」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 23:05:20.83 ID:daItTFYf0

キョン「は?ハルヒが入院した?」

古泉「ええ、どうやら……見知らぬ男性に乱暴されたようで」

キョン「乱暴というと?」

古泉「……僕の口からは、とても」

キョン「そうか」

古泉「現在機関のほうでその男性は確保いたしましたが」
古泉「その男性に襲われる直前まで、あなたと一緒にいたという証言があったんですが」

キョン「あ、そう」

古泉「その男性とも知り合いなのでしょう」
古泉「いったい、あなたは何を……」

キョン「まあ、いいじゃねえか」
キョン「今は閉鎖空間も何もない、そうだろう?」

古泉「…たしかに」
古泉「今の涼宮さんは思考するということを放棄した、廃人です」
古泉「この世界が平穏でいられるなら」
古泉「このままのほうがいいという見解もあるのは事実です」



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 23:06:49.41 ID:daItTFYf0

キョン「だったらいいじゃないか」
キョン「お前もほっとしてるんだろう?」
キョン「ハルヒのいない日常にさ」

古泉「……」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 23:10:58.72 ID:daItTFYf0

数ヵ月後、ハルヒが妊娠しているということが明らかになった。

キョン「マジかよ、ったく誰が喜ぶんだよ、んなガキが生まれて」

古泉「誰も喜びませんよ」
古泉「涼宮さんはいまだ目覚めず、出産することもままならない状態です」
古泉「早々に、堕胎手術は行われるでしょう」

キョン「そうだな、それがいい」

朝比奈「キョン君、一緒に帰りましょ♪」
長門「ちがう、彼はわたしと帰る」

キョン「まま、二人とも一緒に帰ろう」
キョン「ハルヒがいなくなって、可愛い彼女が二人もできて最高にラッキーだぜ」

古泉「……」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 23:13:35.61 ID:daItTFYf0

ハルヒ「う…あ…」
ハルヒ「キョン…」
ハルヒ「許さないから」



未完

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 23:19:13.21 ID:daItTFYf0

ハルヒ「SOS団内の風紀が乱れてると思うの」

キョン「SOS団自体が学校の風紀を乱してるだろうが」

ハルヒ「そんなことはいいのよ!!ようは団員同士が馴れ合うお遊び集団になっちゃってるのが問題なの!!」

キョン(もとからお遊びのために作られた団だろうが)

ハルヒ「これではいけないわ。今日から活動を厳しくします」

みくる「ふえええ、どうするんですかぁ」

ハルヒ「みくるちゃん、とりあえずあなたはその『ふえええ』だとか『ひえええええ』っていうはやめなさい」

みくる「え?」

ハルヒ「耳障りなのよ」

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 23:24:24.38 ID:daItTFYf0

ハルヒ「それから、古泉君」

古泉「はい」

ハルヒ「あなたも誰彼構わず丁寧な話し方をするのを禁じます」
ハルヒ「ぶっちゃけ不自然なのよ」
ハルヒ「キョンのことも『あなた』とか『彼』とか言って、ちゃんと呼んだことないじゃない」

キョン(キョンっていうのはちゃんと呼んだことになるのかよ)

古泉「わかりま…いや、わかった。努力するよ」

ハルヒ「そう、それでいいのよ。それから有希」

長門「なに」

ハルヒ「あなたも本ばかり読んでる根暗キャラなんてやめなさい」

長門「…どうすれば?」

ハルヒ「そうねぇ、元気いっぱいにボーイッシュなオタクキャラがいいわ」

キョン「なんだそりゃ」

長門「わかったよ、ハルにゃん!!僕、今日からボーイッシュなオタクキャラになる!!」

キョン「!!」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 23:26:25.77 ID:daItTFYf0

ハルヒ「最後にキョン!!」

キョン「な、なんだよ」

ハルヒ「あんたは何のとりえもなくて、バカでアホでスケベで鈍感で……」

キョン「おいおい」

ハルヒ「で、でも……そんなあんたがあたしは好き」

キョン「はえ?」

ハルヒ「結婚しましょう!!」

キョン「!!」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 23:32:15.99 ID:daItTFYf0

ハルヒ「これより、SOS団は家族よ!!」
ハルヒ「これまでの遊び感覚の活動とはわけが違う!!」
ハルヒ「本当の家族にも負けない絆で結ばれた家族になるのよ!!」
ハルヒ「さしずめ、キョンはお父さん、あたしはお母さん」
ハルヒ「みくるちゃん、有希、古泉君は子供ってところね」

キョン「おいおい、何をいって…」

古泉「いや、これでいい、キョン」

キョン「こ、古泉」

古泉(涼宮さんがSOS団を擬似家族にすると言ってるならそれでいいんです)
古泉(もしここで否定したら、僕たちを本当の家族として世界を改変するかもしてませんよ)

キョン(むう、それもそうだな)

ハルヒ「ちょっと一樹!!お父さんのことをあだ名で呼ぶなんてダメじゃない!!」

キョン「もう始まってるのかよ!!」

ハルヒ「当たり前よ、もうすでにSOS団家族化計画は始動してるのよ」


137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/27(金) 23:34:49.21 ID:daItTFYf0

ハルヒ「この部室はあたしたちのおうちだからね」
ハルヒ「入るときは『ただいま』って言うのよ」

キョン(なんだ、SOS団を使ったママゴトか)

みくる(涼宮さん、可愛い☆)

長門(ユニーク)

古泉(これで満足されるなら安いものです)

141 名前: ◆p777rsrFAU [] 投稿日:2009/02/27(金) 23:38:03.28 ID:daItTFYf0

休憩
一応酉

155 名前: ◆p777rsrFAU [] 投稿日:2009/02/28(土) 00:52:35.56 ID:D8z5hxzZ0

ぱたん

キョン(長門が本を閉じた、今日はもう終わりだな)
キョン「じゃ、また明日」

ハルヒ「あなた!!ちがうでしょ!!」

キョン「はい?」

ハルヒ「『いってきます』でしょ!!」

キョン「…いってきます」

ハルヒ「はい、いってらっしゃい♪」

キョン(かんべんしてくれ)

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 00:55:07.86 ID:D8z5hxzZ0

翌朝

キョン「うーん…」
ハルヒ「あなた、おはよう」

キョン「……」
ハルヒ「どうしたの?」

キョン「なんでお前が俺のベッドで寝てる?」
ハルヒ「夫婦ですもの」

キョン「なんで俺とお前は裸なんだ?」
ハルヒ「夫婦ですもの」

キョン「この……ゴムはなんだ」
ハルヒ「……夫婦ですもの」ぽっ

キョン「あああああ!!!!結局こうなるのかよ!!!!」

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 00:57:26.63 ID:D8z5hxzZ0

一樹「おはよう、父さん、母さん」

有希「おはよー、ふあああ……僕まだ眠いよ……」

みくる「もう、有希ちゃんったら。お父さん、お母さんおはよう」

ハルヒ「みんなおはよう!」

キョン「…おはよう」
キョン(悪夢だ)
キョン(しかも全員高校生とかおかしいだろこの家族!!)

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 00:59:32.71 ID:D8z5hxzZ0

ハルヒ「ねえ、あなた」

キョン「あ?」

ハルヒ「うふ」くいくい

キョン(人差し指を唇に当ててどういうつもりだ?)

ハルヒ「ね、いいでしょ?」

キョン「あ、ああ、わかった」

みくる「……」じーっ

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 01:02:26.13 ID:D8z5hxzZ0

登校中

みくる「ねえ、お父さん」

キョン「どうしたんですか、あさ……いや、みくる」

みくる「今日もお母さんとするんでしょ?」

キョン「はあ?何を?」

みくる「とぼけないでよ」
みくる「今夜、エッチしましょうサインをお母さんが出してたじゃない」

キョン(あれはそんな意味だったのか!?)

みくる「いいなぁ、お母さん」
みくる「いつでも気軽にできる相手がいて」

キョン「……」

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 01:12:14.83 ID:D8z5hxzZ0

キョン「み、みくるはそういうことに興味があるのか?」

みくる「当たり前じゃない」
みくる「鶴屋さんなんか毎日相手をとっかえひっかえだし」
みくる「いいなぁ、あたしもエッチしたいなぁ」

キョン(こういうとき父親ならなんと言えばいいんだ)

有希「ねえねえ、パパ!!」

キョン「な、なんだ、有希」

有希「僕ねえ、買って欲しいものがあるんだけど」

キョン「なにがほしいんだ?」

有希「えっとね、PS3でしょ、ラジコンでしょ、プラモでしょ、漫画でしょ、あと」

キョン「ちょっと待て、さすがに欲張りすぎだ」

有希「ぶー!!この前約束したじゃん!!」

キョン「そんな約束したか?」

有希「したよ!!絶対した!!うわあああん!!パパの嘘つき!!!」

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 01:14:05.23 ID:D8z5hxzZ0

キョン「ちょっと、泣くなよ」

ハルヒ「なに、あなた、有希になにしたの!!」

キョン「な、なにもしてない!!」

有希「びえええええん!!」

ハルヒ「何にもしてないならなんでこんなに泣いてるの!!」

一樹「父さん、謝れよ」

みくる「マジサイテー」

キョン「なんだ、俺が悪いのか!!」

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 01:19:24.16 ID:D8z5hxzZ0

キョン「うう……なんでいわれもないことで批難されにゃならんのだ」
キョン「父親って…大変だな」

ぴりりりり

キョン「メール?」

みくる『屋上にきて』

キョン「なんだなんだ」

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 01:21:19.36 ID:D8z5hxzZ0

みくる「あ、お父さん」

キョン「なんだ、いったい」

みくる「えっとさ、考えたんだけど」
みくる「お父さんって顔もそんなに悪くないし、背も高いし、ぶっちゃけ結構イケいてるっていうか」

キョン「なんだ、褒めてもなんにも」

みくる「早い話がエッチしてほしいんだけど」

キョン「はあ?」

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 01:24:23.45 ID:D8z5hxzZ0

キョン「ばか、近親相姦だぞそれ」

みくる「いいじゃない、子供さえ作らなければいいんでしょ?」
みくる「中で出さなければ親子でも関係ないって」

キョン「関係おおありだ」
キョン「モラルってもんがないのかよ」

みくる「…なにさ、自分はお母さんといつもやってるくせに」
みくる「あたしにだってしてくれてもいいじゃない!!」

キョン「いい加減にしろ」

ぱちーん!!

みくる「……」

キョン「いっちょまえにそんなことばかり考えて」
キョン「もっと自分の身体を大切に……」

みくる「うるさい!!糞親父!!」だっ

キョン「みくる!!」

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 01:29:07.75 ID:D8z5hxzZ0

結局みくるはそのまま家に帰ってこなかった。
俺はハルヒから責められ、子にも軽蔑され、家を出てホームレスとなった。

キョン「ふう、今日は一段と寒いな」
キョン「新聞紙とダンボールだけじゃこたえるぞ」

谷口「おい、キョン知ってるか」

キョン「なにがだ」

谷口「これだよこれ。お前の娘のみくるちゃんじゃないか」

キョン「…エロ雑誌じゃないか」

期待の新人AV女優・朝比奈みくる!!!!
グラビアアイドルからAV界へ殴りこみ!!!!

キョン「は、ははは」
キョン「俺がふがいないばかりに…」
キョン「こんな…」

谷口「ま、人生いろいろあるさ」
谷口「こういう暮らしも悪くないさ」






178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 01:34:23.47 ID:D8z5hxzZ0

みくる「ど、どうしよう……古泉君……」

古泉「……」

みくる「し、死んじゃいました……ふええええん……」


朝比奈みくるの殺人事件

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 01:37:05.26 ID:D8z5hxzZ0

みくる「は、早く死体を隠さないと……」おろおろ
みくる「みんな部室へ来ちゃいます!!」
みくる「とりあえず、掃除用具入れに……」がたがた

ハルヒ「ちわーっ!!」

みくる「うひゃう!!」

ハルヒ「あれ?みくるちゃん、掃除してたの?」

みくる「え?あ、はいそうです。皆さんが来る前にちょっとだけやろうと思って」

ハルヒ「ふーん、まあいいわ。早く着替えてお茶ちょうだい」

みくる「は、はい…」


180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 01:42:44.21 ID:D8z5hxzZ0

キョン「うーす」

みくる「あわわわ、キョン君」

長門「……」がちゃっ

みくる「長門さんまで…」

みくる(うう、これじゃあ終わるまで隠蔽工作が……)

キョン「古泉はきてないのか」

みくる「!!」びくぅ

ハルヒ「今日は休むって連絡はもらってないし、くるとは思うわよ」

みくる「え、えっと、古泉君は今日は来ません」

ハルヒ「え?どうして?」

みくる「えっと、さっき部室へきて、バイトだから今日は休むって……」

ハルヒ「ふーん、そう。珍しいわね、あたしに何も言わずに休むなんて」

キョン「……」

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 01:53:13.30 ID:D8z5hxzZ0

ぱたん

ハルヒ「よし、今日は解散ね!!」

みくる「ほっ」
みくる(早く帰れぇ)

キョン「じゃ、俺はこれで」

長門「……」すたすた

ハルヒ「じゃあねえ!!」

みくる「はいさようならぁ」






みくる「よし、さっそく」

299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 14:35:25.90 ID:D8z5hxzZ0

みくる「古泉君の死体を別の場所へ……」
みくる「!?」
みくる「あれ?ない!!」
みくる「ふええええん!!!古泉君の死体がなくなっちゃいましたぁ!!」

351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 19:15:04.13 ID:D8z5hxzZ0

みくる(落ち着けぇ、落ち着くのよ、みくる)
みくる(死体が勝手に動くわけがない)
みくる(ということは誰かが移動させた?)
みくる(可能性があるのは)
みくる(涼宮さん…!!)

356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 19:41:35.94 ID:D8z5hxzZ0

すまん
酒飲んで書くの不可能

386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 21:25:14.20 ID:D8z5hxzZ0

あうあうあー

397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/28(土) 22:11:44.04 ID:D8z5hxzZ0

明日はできると思うんで保守頼む><



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