長門「合体…したい…」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:カイジ「さて、豪華客船3泊4日の旅へ行くか・・・!」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 21:27:21.02 ID:SOsSZvjKO

キョン「スマン…、何だって?」

長門「私という個体を確定するためにはあなたの協力が不可欠」

キョン「いや合体…」

長門「これから他の情報体と融合するから、その可否をあなたに判断して欲しい」

キョン「合体…。
    いやいやいや!待て、何を言ってるのかさっぱりワカラン。
    大体、そんな事出来るのか?」

長門「あまり私の情報操作能力を舐めないほうがいい」

キョン「はい…」

なにを言ってるんだ?長門は…。

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 21:29:25.32 ID:SOsSZvjKO

キョン「…それで、俺は一体何をすればいいんだ?」

長門「情報融合後の私はすでに私という存在とは言えないので、あなたに可否を決めてもらう必要がある。
   アリなら“お願いします”
   ナシなら“チェンジ”で
   そのキーワードでオートで情報融合を解除するプログラムに設定してある」

キョン「なんで俺なんだ?自分で判断はできないのか?」

長門「自分で自己を観測することは不可能」

キョン「なるほど」

長門「それでは実験を開始する…!」

キョン(不安だ…)

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 21:33:24.50 ID:SOsSZvjKO

長門「そして今回用意した情報素体がこちらです」

長門が手のひらを向けた空間が光り輝き、その光は徐々に二人の人影になっていった。

キョン「古泉と…?朝比奈さんじゃないか!」

みくる「こ、ここはどこですか?わたしなんで(ry」
古泉「ああ、オセロどこですか?」

キョン「スゴイな長門!どうなってるんだ?!」

長門「二人を構成する情報を擬似的に再現しただけ。
   それを空気中の粒子に投射しているので物理的に存在している訳ではない……から下から覗いても何も見えない」

キョン「ワ、ワタシはタダ床に偶然落ちてたケータイをあくまで紳士的に拾おうとしたダケデスヨ?」

長門「……」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 21:35:31.29 ID:SOsSZvjKO

長門「融合後もタッチはナシの方向でお願いします」

キョン「ハイ…」

長門「それではお待たせしました。
   情報…」

みくる「連結ぅ…」

キョン「ゴクリ…」

古泉「GO!SOS団ァァァァァン!!!!」

キョン(なにかをパクられた気分!!)( ̄□ ̄;)

三人の姿が光に包まれ、やがて…

しぅぅ…

部室は霧のようなものが立ち込め、やがて晴れていった。

そして現れる一人の人影…!

キョン「ドキドキ」

???「プフー…」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 21:38:04.19 ID:SOsSZvjKO

現れたのは紛れもなく美少女だった。

谷口、お前ならどう採点するだろう?
キュっとくびれたウエストに、制服の上からでも形のわかる豊満なバスト、軽いウェーブのかかった髪は腰まで伸び…。

早い話が朝比奈さんの身体に長門の顔、髪型は朝比奈さんなのに色は長門と、なんともチグハグな印象だった。

しかし長門よ、意外と自己主張が強いんだな。

キョン「まぁ、なかなかいいんじゃないか」

アレ?

キョン「そういえば古泉成分はどこにいったんだ?」

古泉ゆくる「フフフ…、ご安心ください。下半身は僕のままですよ」


キョン「チェンジ」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 21:42:52.14 ID:SOsSZvjKO

長門「どう?」

キョン「どうというより…、
    朝比奈さんはともかく、なぜ古泉なんだ?ハルヒじゃダメなのか?」

長門「朝比奈みくると古泉一樹はこの実験に必要不可欠。
   そして涼宮ハルヒを擬似情報体としてコピーすることは危険。それに融合後の予測も困難。避けるべきと判断した」

キョン「クッ…、ならせめて…せめて員数追加お願いしまス!」
   (なんとか古泉成分を薄めなければ…!)

長門「コピーができるのは私がよく知っている人間のみ。いますぐご指名できるのは朝倉涼子のみとなっております」

キョン「なん…だと…?」

長門「ではレツゴー」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 21:51:18.06 ID:SOsSZvjKO

長門「融合…」

朝倉「ゲキ眉…」

みくる「ご〜!SOSだぁ〜ん!!」

古泉「気持ちイイーッ!!!!」

キョン(wktk返して!)(´;ω;`)

四人の姿が光に包まれ、やがて…

しぅぅ…

部室は霧のようなものが立ち込め、やがて晴れていった。

そして現れる一人の人影…!

キョン「ドキドキ」

???「プフー…」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 22:01:15.31 ID:SOsSZvjKO

ディ・モールト!!ディ・モォォォォルトォッ!!!!

スゴイよ長門サン!
顔は長門!髪型は朝倉!首から下のスタイルは朝比奈さん!
今!ココに!校内一の美少女が降臨したァァァァ!!
それに見事に古泉成分が中和されているし!

キョン「イイ!実にイイ!よく馴染んでいるぞ!長門ォォォォッ!!」

古比奈有希子「ではお茶淹れますから、
    それから本読みながら、
    一緒に将棋した後、
    死んで♪」


キョン「チェェェェェンジ!!!!」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/21(土) 22:11:00.06 ID:SOsSZvjKO

ちょっとゴメン遅めのご飯食べる
すぐ戻ります

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 22:27:10.90 ID:SOsSZvjKO

あい、すみませんでした。


キョン「ヒィフゥ…」

長門「どうだった?」

イ、イカン。見た目は良くても中身があのままでは…!
なんというか、こうもっとマトモな…。

キョン「鶴屋さん!SOS団名誉顧問の鶴屋さんならどうでしょう!」

長門「おk」

キョン「ところで順番変更すると結果が変わったり…」

長門「変わらない」

キョン「ならこの順番で頼む」

長門「おk」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 22:40:22.52 ID:SOsSZvjKO

キョン「……」

ながちゅる「……」

キョン「……」

ながちゅる「……スモチ」

キョン「チェンジ」

ながちゅる「……!」(・ω・ )

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 22:47:36.29 ID:SOsSZvjKO

キョン「もうダメポ…」

長門「……あなたが望むのなら、涼宮ハルヒとの融合を試みてもいい」

キョン「ホントか…?!」

長門「……」

キョン「いやいいよ、もう長門はそのままで」

長門「……///」

キョン「……?」

長門「合体……する……?」

キョン「なっ――?!」


おしまい

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 22:54:04.01 ID:SOsSZvjKO

「チェンジ」


IDがSOSだったんで即興で書いてみたけど、
投下ペースワカンネwww

付き合ってくれた皆さんありがとうございました。



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