キョン「遅刻遅刻!」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 19:46:12.12 ID:QxFCYnlt0

キョン「いかんいかん!遅刻したらまたハルヒにおごらされる!」

ドタドタ

キョン「いってきます!!」

バタバタ



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 19:50:38.67 ID:QxFCYnlt0

キョン「…?なんだ?おわ!」コケッ

キョン「いってー…??なんですとー!!!???」





ハルヒ「キョンの奴何してんのよ?遅刻よ!罰金よ!」

古泉「おやおや、珍しいですね。彼が本格的に遅刻するなんて」

長門「…」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 19:54:27.13 ID:QxFCYnlt0

みくる「遅いですn!にえっ!」ドンッ

???「あ、朝比奈さん、すいません」

ハルヒ「もう!キョン遅い!…って、あれ?」

古泉「…これは」

長門「…」

みくる「ふえ〜…だ、大丈夫?気をつけないと危ないよ、ぼく」

キョン「…え?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 19:58:42.73 ID:QxFCYnlt0

ハルヒ「キョンに弟っていたかしら?」

古泉「…確かに似てますが…」

長門「…他人の空似」

キョン「なにいってるんだ?遅刻したからってそんな反応はないだろ?」

みくる「…ぼく、お姉さんたち待ち合わせしてるから、ね?」

キョン(どうなってんだ?服がぶかぶかだと思ったら今度はみんなして…イジメか?)

古泉・長門「…」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:05:02.61 ID:QxFCYnlt0

ハルヒ「まったく!あのバカはなにしてんのよ?」

キョン「誰がばkうぐぐぐ」

みくる「あ、あの、この子迷子みたいなんで私交番にいってきてもいいですか?」

ハルヒ「…仕方ないわね、そんな小さい子ほっとくわけにも行かないし、いいわ、みんなで行きましょう」

みくる「ふえ!あ、あの…」グイグイ

キョン「んぐぐ!んぐぅ!!」
  (あ、朝比奈さん!胸が…ムネが!!!)

古泉「おやおや…どうやら僕たちはお呼びでないようですよ」

長門「…ここは朝比奈みくるに任せるべき」

ハルヒ「…いいわ、バカキョンもこないことだし…みくるちゃん、あとでね」

みくる「は、はい」

キョン「んぐう!んぐぐんぐぐ!」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:10:29.59 ID:QxFCYnlt0

ハルヒ「なんだか待ってた自分がバカみたいだわ…」

長門「…この先に昨日オープンしたばかりのケーキバイキングの店がある」

ハルヒ「いいわねぇ!たまにはスイーツで日頃の疲れを取るのも!」

古泉「んっふ、では今日は僕が涼宮さんに御馳走させてもらいます」

ハルヒ「流石副団長!話がわかるわねぇ!じゃあ、みくるちゃんはおいといていきましょう!」

古泉「…また後ほど」ボソッ

長門「…」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:14:03.89 ID:QxFCYnlt0

みくる「…いっちゃいましたね」

キョン「んんん!んんん!」

みくる「ああ!ご、ごめんなさい!苦しかったですか?」

キョン「ぷはっ!はぁはぁ…安楽死するところでした」

みくる「あ、あのキョン君…」

キョン「朝比奈さん、みんなひどいですよ。遅刻したからってこども扱いなんて
    あれじゃあまるでイジメですよ?」

みくる「…気づいてないんですか?」





キョン「…え?」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:17:47.02 ID:QxFCYnlt0

キョン「なんじゃこりゃあああああ!!!!」

みくる「あ、あの、人が見てますから…キョン君、こっちこっち」

キョン「…」テクテク





キョン(いや待て、落ち着け、一体どうなってんだ?何がなんだか分からないが起こった事をありのままに
   話せば体が小さくなってるだと?一体俺はなにを言ってるんだ?そんな事ありえない、いや、
   ありえるから起こっているわけでだがしかしいくらn…)

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:23:18.14 ID:QxFCYnlt0

みくる「キョン君…わかりますか?」

キョン「…まるで小学生じゃないか…」

みくる「いったいどうしちゃったんですか?」

キョン「どうしたもなにも…俺がしりたいですよ。」
   (本当にどう言うことだ?秘密組織の陰謀か?はたまた、何かの副作用か?
   分かる奴がいたら俺の前にこい!そして説明しろ!)

みくる「とにかくここじゃ目立ちますから…どこか人のいなさそうなところにいきましょう」

キョン「…そうですね」テクテク コケッ イテー


みくる「…かっ、かわいい!」キュン

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:27:07.84 ID:QxFCYnlt0

キョン「まったく…急いでいたとはいえ、なんで気づかなかったんだか…」

みくる「で、でも、家の人に見つからなくてよかったじゃないですか」

キョン「…まったく、みつかっってたらと思うとぞっとしますよ」

Pruruuuu

みくる「はい…キョン君、長門さんからです」

キョン「長門から…もしもし」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:31:58.68 ID:QxFCYnlt0

長門『涼宮ハルヒと解散した。今から合流できる?』

キョン「長門、一体どうなってんだ?教えてくれ!」

長門『今から私の部屋に来て。朝比奈美くるも一緒に』

キョン「わかった、すぐいく」

ツーツーツー

キョン「長門の家にいきましょう」

みくる「は、はい!」

スタスタ コケッ





みくる「…かわいい!!」キュンキュン

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:35:51.21 ID:QxFCYnlt0

キョン「長門!!」

長門「…待っていた」

キョン「教えてくれ!どうなってんだ?」

長門「…これから説明する。まずはお茶でも飲んで落ち着いてほしい」

 コポコポ  スッ

キョン「お、おう」

長門「…お菓子もある。遠慮はいらない」

キョン「お、このドーナツうまいな」モグモグ

長門「…」キラキラ

みくる「あうあう」キュンキュン

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:43:08.02 ID:QxFCYnlt0

長門「ナンタラカンタラウンケンソワカ………というわけ」

キョン「んまり、まははむひぐわぐぇんうぃんけほほか?」
   (つまり、またハルヒが原因てことか?)

長門「…その通り。最近涼宮ハルヒは弟がいたらいいのにという願望を持ち出したらしい
   その影響がなぜかあなたに出てしまった」

みくる「そういえば、最近涼宮さんよくいってますね、弟がいたら楽しいだろうなって」

キョン「ほうなんれふは?ぜんぜんひりまへんへひた」
    (そうなんですか?全然しりませんでした)



長門「…まだいっぱいある。あせって食べなくても大丈夫」キラキラ

みくる「…かわいいです」キュンキュン

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:46:42.90 ID:QxFCYnlt0

キョン「んぐんぐ、ぷはー!食った食った♪」

長門「…落ち着いた?」

キョン「ああ、よく考えたら、こんなことはハルヒ絡み以外ありえないもんな。
    長門や朝比奈さんが俺だって分かってくれたんだから、何とかなるんだろ?」


長門「…それは」

みくる「…あ、あの、キョン君」




キョン「…え?」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:53:52.66 ID:QxFCYnlt0

長門「今の時点では打開策はない」

キョン「え?」

みくる「…そうなんです。涼宮さんの願望が形になってしまった以上、
    元に戻すのはかなり可能性の低い事なんです」

キョン「そんな…いままでだってなんだかんだでうまく元通りになってたじゃないですか?」

長門「…いままでは世界観や時空間と言ったレベル。厳密には元通りと言うわけではない」

キョン「…??よくわからんが?」

みくる「つまり、私たちの視野ではわからないだけで、今までの出来事も元通りにと言うわけではなかったんです」





キョン「…ええええ!!!???」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 20:58:56.88 ID:QxFCYnlt0

キョン「つまり…なんだ?もとには戻れない…と?」


長門・みくる「…」コクッ








キョン「なんですとおおお!!!!」ガーンガーンガーン




長門「問題ない。何年かすれば元通りになる。
   それまで私の親戚の子と言う事にしておけばいい」キラキラ

みくる「長門さん!ズルイです!あ…いや、そうじゃなくて!それなら私の弟に」キュンキュン


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:04:30.85 ID:QxFCYnlt0

キョン「…そうだ!いつぞやの時みたいに時間を止めてくれよ!」

長門「それ、無理」

キョン「なんで??」
   (今長門の声じゃなかったような???)

長門「あの時はあなたの時間を止める事によってタイムパラドックスを回避できた。
   でも、今回止めなければならないのはあなたではなくこの時空そのもの。
   私にはそこまでの情報処理能力はない」


キョン「…そんな」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:09:28.43 ID:QxFCYnlt0

キョン「…!そうだ!じゃあ朝比奈さんに過去に連れていってもらって」

みくる「それは…できません」

キョン「どうしてですか!!」

みくる「現代のキョン君を過去に連れていったら、過去にキョン君が二人存在する事になってしまいます。
    それに、仮に過去に戻って今まで過ごしたとしても、キョン君が二人存在する事に変わりはないんです」

キョン「…そんな…じゃあ、一体どうしたら??」

ピンポーン

長門「…隠れて」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:13:50.66 ID:QxFCYnlt0

キョン「隠れろってそんな場所おわっぷ!」

みくる「ご、ごめんなさい!ここしかないんです!!」グイグイ

キョン(朝比奈さん!ちかいです!ふとももが!!)


ハルヒ「有希ー、忘れ物よ」

長門「…ありがとう、うっかりしてた」

ハルヒ「珍しいわね、あんたが本を忘れるなんて。たまたま私も忘れ物して戻ったから
    よかったけど」

長門「…気をつける」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:18:20.02 ID:QxFCYnlt0

ハルヒ「うー、それにしても今日は寒いわねー!ちょっとコタツであったまらせてよ!」

長門「…今お客さんがきt」

ハルヒ「あれー?みくるちゃんじゃない?珍しいわネエ、有希の部屋にいるなんて」

みくる「えっと、あの、ちょっとその、用事で」

ハルヒ「なーにー?私にナイショで!!」ガッ

みくる「ふ、ふえー!!」ジタバタ






キョン(!!ぬおっ!!)ガンッガンッ

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:23:16.46 ID:QxFCYnlt0

ハルヒ「ああ、あったかあったか♪」

キョン(おお!!このバカ!)グイグイ

ハルヒ「あれ?これみくるちゃんのあし?」

みくる「ええ?あ、は、はい!そうです!!」

ハルヒ「ごめんごめん!勢いよくはいったら当たっちゃったわ」

みくる「え、ええ?い、いいですよ」

長門「…」スッ





キョン(何だ?なんなんだ?コタツに女三人、中に男一人。まずすぎる!まず過ぎるだろう!この状況は!!)

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:27:02.89 ID:QxFCYnlt0

キョン(ていうかなんで長門まで…イジメか?)

ハルヒ「やっぱ寒い日はコタツにかぎるわねえ!もうこのままこたつむりになってすごしたいわ!」

キョン(頼むからさっさと帰れ、ハルヒ!)

長門「…同感」




〜3時間後〜


ハルヒ「じゃあ、また月曜ね!」

長門「…また」

みくる「はい、気をつけてかえってきださいね」


バタン


キョン「……ぷはあ!!!」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:30:27.76 ID:QxFCYnlt0

みくる「だ、大丈夫ですか??」

キョン「…な、長門…」

長門「…わかっている」ゴソゴソ

みくる「あ、あの…」

キョン「朝比奈さん、ちょっと向こう向いててもらへまふか?」

みくる「え?あ、はい…」

長門「…これ」スッ



キョン「サンキュ…ながふぉ」





ティッシュ

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:35:40.13 ID:QxFCYnlt0

みくる「…とりあえずこれからの事を考えないと」

長門「…そう」

キョン「これからといっても…どうしたらいいんだ俺は?元に戻れないんじゃ家にも帰れない…」

長門「とりあえずあなたの家族の記憶は改変しておいた。あなたは今あの家には存在しなかった事になっている」

キョン「…そのほうがありがたい。中途半端に今のままですごしたら俺の気が狂いそうだ」

長門「…しばらくはここいいるといい」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:37:54.06 ID:QxFCYnlt0

長門「あなたがいたいならべずにいずまでいても私は構わない」

キョン「…長門」




スッ





ティッシュ




68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:41:04.79 ID:QxFCYnlt0

みくる「と、とにかく…どうするんですか?」

長門「…今は彼の安全を確保するのが最優先。決して私の願望ではない」

キョン「わかった…分かったから、さきに鼻血をなんとかしろ」







長門「…」///

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:44:37.39 ID:QxFCYnlt0

〜さらに一時間後〜

古泉「…なるほど、わかりました。ではしばらくは僕の部屋に居候と言う事で」

長門「…待って」

キョン「長門、お前の気持ちはありがたいが、それでは俺が安心できん」

みくる「…私も我慢してるんです、長門さん」

長門「…わかった、不本意ではあるがしかたない」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:49:02.93 ID:QxFCYnlt0

古泉「んっふ♪それにしても随分とかわいらしくなりましたね。最初は本当に気づきませんでしたよ」

キョン「笑い事じゃねえぞ!」

古泉「ふふ、すいません、つい。」

キョン「ついじゃねえ!ついじゃ!」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:53:42.28 ID:QxFCYnlt0

古泉「ところで、今日涼宮さんから面白い話をきいたんですが」

キョン「ハルヒが?」

古泉「ええ。あの後長門さんと三人でケーキを食べjにいったんですが、涼宮さんがあなたの事を随分と気にしてましてね」

キョン「そういえば…さっきハルヒが来てたときもそんな話してたような…」

みくる「…ほとんどその話でしたよ??」

キョン「そうだったんですか?なんせ意識が半分なかったようなもんですから」



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 21:59:36.21 ID:QxFCYnlt0

古泉「これはもしかしたらチャンスかもしれませんよ?」

キョン「どういうことだ?」

長門「…涼宮ハルヒを接触させるつもり?」

キョン・みくる「!!」

古泉「…危険ではありますが、一時的に涼宮さんの欲求を満たすと同時に
   あなたの存在を思い出させるチャンスです。」

みくる「…で、でも、それって…」

古泉「ええ。決してあなただとばれてはいけませんよ?」

キョン「そうはいってもだな」

長門「…ばれれば世界滅亡の危機に陥る可能性が高い」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:07:14.48 ID:QxFCYnlt0

キョン「なにもそんな危険な事を…それに何だって俺がハルヒとこの姿であわにゃあならんのだ?」

古泉「…よく考えてみてください?おかしいと思いませんか?今日の涼宮さんは遅刻したあなたに電話すらしていない。
   それどころか、今日一日あなたのことには一切触れていないのです。この意味がわかりますか?」

キョン「…まさか俺の存在が…?」

古泉「ええ、考えたくはありませんが、このままではあなたの元の存在はなかった事になりかねません。」

キョン「そんな…!!」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:11:51.45 ID:QxFCYnlt0

長門「…彼の言う事は間違ってはいない。」

キョン「…」

みくる「キョン君…」

古泉「毎度の事ながら、可能性は未知数ですが、何もしないで存在がなくなるのを待つよりはいいとおもうのですが?」

キョン「…朝比奈さん、明日ハルヒに連絡してもらってもいいですか?」

みくる「え、はい!」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:18:27.62 ID:QxFCYnlt0

pruruuuuu

みくる「あ…涼宮さんからです」

古泉「これはこれは…手間が省けますね」

キョン「俺は寒気がしたぞ」

長門「…」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:23:39.43 ID:QxFCYnlt0

みくる「はい…わかりました、それじゃあまた明日…」ツーツーツー

古泉「…うまくいきそうですか?」

みくる「ええ、二つ返事でOKでした」

キョン「なんでこんなことになったか…」



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:30:44.98 ID:QxFCYnlt0

長門「…これから明日の用意をしないといけない」

キョン「用意って…何をするんだよ?」

長門「…服、靴、その他色々」

みくる「そういえば…結局今日は一日だぼだぼのままでしたね」

キョン「…あまりの展開にすっかり忘れてましたよ」

古泉「あまりうろつくのはよくなさそうですね。ちょっと待っててください。
   必要そうな物を持ってきてもらいましょう」




古泉「どうでしょう?」

キョン「これは…!!」





長門「…なんという蝶ネクタイ」キラキラ

みくる「あう〜かわいいですぅ」オモチカエリー

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:34:20.38 ID:QxFCYnlt0

キョン「…古泉、なんだこの格好は?」

古泉「あれ?お気に召しませんか?お似合いですよ」

キョン「気に入るとかの問題じゃなく、こんな格好の小学生見たことないぞ?」

みくる「…私はいいとおもいますけど…」

長門「…むしろ馴染み過ぎている」

キョン「それに、なんだこの時計は?」

古泉「あ!あまりむやみにいじらないほうが…」



カチッ

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:39:43.76 ID:QxFCYnlt0

ぷすっ!!

みくる「ふにゃあ!!」ガクッ

キョン「!!」

古泉「あー…やってしまいましたね」

キョン「おい!なんだこりゃ!朝比奈さん!しっかりしてください!朝比奈さん!」

長門「…人間を一瞬に眠らせる強力な睡眠薬…人によっては命の危険も十分あるレベル」

キョン「!!!なんつーもんを!!朝比奈さん!!」


みくる「( -人-).。oO(・・・・・・」

長門「大丈夫。朝比奈みくるはただ眠っているだけ」



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:43:29.83 ID:QxFCYnlt0

キョン「古泉!なんでこんな危険もんを!」

古泉「まあまあ、説明しようとしてたんですよ?これは時計型麻酔銃です。
  針は金属ではなく特殊なたんぱく質で出来ていますから御安心を」

キョン「針の心配の前に薬物の心配をしろよ!」

古泉「ははは、それもそうですね」プスッ!!

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:47:19.68 ID:QxFCYnlt0

古泉「( -人-).。oO(・・・・・・」

キョン「…ついやってしまった」

長門「問題ない。それよりその蝶ネクタイも仕掛けがあるらしい」

キョン「これか?」

長門「小型の変声機になってる。あらかじめ設定しておけば便利」

キョン「なんだ、そのゲームのナレーションみたいなのは?」

長門「…特に意味はない。」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:50:55.48 ID:QxFCYnlt0

キョン「…麻酔銃に変声機に…まるでスパイだな」

長門「…他にも色々隠された道具がある」

キョン「…この格好危ないんじゃないか?」

長門「大丈夫。他は使い道がないから本編ではでてこない。あと、のっとりはしていない。人違い」

キョン「???なにをいってるんだ?」

長門「こちらの話。気にしないでいい」


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:53:52.40 ID:QxFCYnlt0

キョン「…あ?」

長門「どうしたの?」

キョン「名前とかどうするんだ?本名のままじゃマズイだろ?」

長門「…いいのがある」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 23:00:11.33 ID:QxFCYnlt0

charara-chararara-♪
                 charara-chararara-♪

  明日はくるのかはたまた閉鎖空間か

       たった一つの世界の崩壊防ぐ

          見た目は小学生  心は高校生

      その名前は…









キョン「まてまてまて!!!!」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 23:02:29.25 ID:QxFCYnlt0

長門「なに?」

キョン「長門、楽しいのか?」

長門「…」コク

キョン「…そうか…しかしだな…色々まずいだろ??」

長門「…特に問題はない」

キョン「…頼むから、普通にやってくれ普通に…」

長門「…残念」シュン

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 23:08:33.42 ID:QxFCYnlt0

キョン「で、いい名前ってのは?」

長門「喜音」

キョン「…喜音?」

長門「そう」

キョン「喜音か…まあ、いいだろう」




charara-chararara-♪

キョン「だからそれはやめろって!」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 23:15:18.65 ID:QxFCYnlt0

長門「明日は気をつけて」

キョン「???何にだ?」

長門「あなたは明日SOS団の団員ではなく全く関係のない小学生として涼宮ハルヒと
   接触しなければならない。気を抜いていると涼宮ハルヒに正体がばれるかもしれない」

キョン「普通の人間なら小学生に逆戻りなんてのは信じるほうがおかしいだろ?」

長門「…それに危険なのは涼宮ハルヒだけではない」

キョン「??どういうことだ?」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 23:17:41.56 ID:QxFCYnlt0

長門「それは…」

ガシャーン!!

長門・キョン「!!!」




                         続く??

118 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/18(水) 23:21:16.63 ID:QxFCYnlt0

>>115>>117
きおんでもよしおでも、あえて読みかたは固定してない。そのほうがおもしろいかと…どうせ当て字ですから

129 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 00:02:34.97 ID:wlb2UaSaO

長門「ちょっとだけおまけ」

キョン「長門、普通にな、普通に」



charara-chararara-♪

charara-chararara-♪


突然迷い込んできたのは何なのか?
少年に迫る危機!その時少女は?

未来にあるのは希望か破滅か?


次回 特殊諜報部員 喜音

「セカンドコンタクト」

キョン「見ないとこいつ(時計)が火をふくぜ!」


キョン「何やらすんだ!」

長門「なかなか様になってた」パチパチ

キョン「はぁ…付き合いきれん」

208 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:14:25.83 ID:QySivK1u0

キョン「なんだなんだなんだ?」

長門「…危険」

???「お久しぶり、随分かわいくなったわね」

キョン「!!おまえは…!!」

211 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:19:12.66 ID:QySivK1u0

キョン「…朝倉!!」

朝倉「あら、ちゃんと覚えててくれたんだ。てっきり記憶から抹消されてると思ってたけど」

長門「…以前の朝倉涼子とは違う。桁違いの情報処理能力…」

キョン「どういうことだ?」

朝倉「簡単よ。もう私はバックアップなんかじゃないって事。」

長門「…ここは危険。逃げて」

212 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:24:11.43 ID:QySivK1u0

朝倉「あら、長門さんにしては珍しいこというじゃない?もう目的は分かってるって事?」

キョン「目的だと?またハルヒか?」

長門「…違う。朝倉涼子の目的はあなた。」

キョン「ち…またか?いっとくが、殺されるのは真っ平ごめんだぜ!」

朝倉「殺す?うふふ。なにか勘違いしてるのかしら?まあいいわ。どちらにしても、キョン君は頂いて行くわよ」

長門「…私がさせない」

214 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:29:19.88 ID:QySivK1u0

朝倉「あら?今のあなたのスペックでこの私に勝てるかしら?随分とメモリを溜め込んでいるようだけど?」

キョン「長門!」

長門「…大丈夫。私が倒されてもかわりはいる」

朝倉「うふふ、ちょっと離れてる間に随分と人間らしくなったんじゃない?いいわ、苦しまないように一瞬でけしてあげる」

キョン「朝倉!やめろ!!」

長門「qawsedrftgyhujikolp;@:」

216 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:31:26.30 ID:QySivK1u0

朝倉「ほうら!きえなs」

        『ミクルビーム!!』

  カッ!!

朝倉「!!」

キョン「なにぃ?!!」

217 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:33:27.33 ID:QySivK1u0

長門「…大丈夫?」

キョン「…はっ!長門?朝倉は?」





長門「朝比奈みくるが抹消した」

219 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:38:01.97 ID:QySivK1u0

キョン「朝比奈さんが???」

みくる「( -人-).。oO(・・・・・・)」

キョン「…寝てるぞ?」

長門「緊急事態だったので利用させてもらった。朝倉涼子は情報不足が敗因」

キョン「…なんだかもう…付いていけん」

220 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:42:16.70 ID:QySivK1u0

長門「あなたに忠告しておく。今のあなたは異常なまでに事件に遭遇しやすくなっている。」

キョン「事件って…まさかそれもハルヒの願望か?」

長門「そう。」

224 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:45:27.12 ID:QySivK1u0

キョン「事件といわれても…俺は何もしてないぞ?」

長門「涼宮ハルヒの好奇心が生み出してしまったのが今のあなた。このままだとあなたの行くところ全てに事件がおこる」

キョン「…朝倉もその一例だと?」

長門「…そう」

226 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:50:04.96 ID:QySivK1u0

長門「涼宮ハルヒが好奇心をあおられる出来事全てがあなたの中心に起こるとみられる」

キョン「…なんて迷惑な…こどもの姿にされたうえにさらに事件ときたか…」

長門「…心配ない。私たちがバックアップする。あなたはとにかく涼宮ハルヒに正体がばれないように努めてほしい」

227 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:52:32.28 ID:QySivK1u0

キョン「…まるで悪い夢だな…」

長門「夢なら私もそうであってほしい」

みくる「( -人-).。oO(うーーーん」

キョン「お、朝比奈さん?気が付きましたか?」

みくる「ふえええ???」

228 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 19:56:14.69 ID:QySivK1u0

みくる「きょんくぅん…そんな…だめですぅ…んにゃにゃ」

キョン「…」

長門「例の麻酔銃が強力なのは事実。二人とも朝まで目覚めそうにない」

キョン「まったく…役に立ってるんだかたってないんだか」






古泉「( -人-).。oO(んっふ♪まっがーれ…」

230 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 20:02:30.46 ID:QySivK1u0

みくる「あ、涼宮さん。こっちです」

ハルヒ「おっはよー♪みくるちゃん、今日は暇だったのよねー!ラッキーだわ」

みくる「涼みやさんでも暇な日なんてあるんですね?」

ハルヒ「そりゃあ私だってそんな日くらいあるわよ?あら、有希に古泉君?」

古泉「どうも」

長門「…」

231 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 20:05:34.93 ID:QySivK1u0

ハルヒ「なんだ、二人とももう来てたの?私が最後ってわけ?」

古泉「いえ、そうでもないみたいですよ?」

長門「…きた」

ハルヒ「お?遅いぞ少年!」

キョン(なんだって俺が遅刻まで演出せにゃあならんのだ!!!)

233 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 20:14:12.33 ID:QySivK1u0

〜朝〜

古泉「…というシナリオでどうでしょう?」

キョン「待て待て、なんで俺が遅刻せにゃあならんのだ?」

古泉「いいじゃないですか、主役は送れて登場するものですよ」

キョン「それとこれとは全く関係がないように感じるぞ?」

みくる「でも最初からいるよりは会話もしやすいかもしれませんよ?」

長門「涼宮ハルヒにペースを握らせておくほうがこちらも都合がいい」

キョン「…長門まで…だいたいマジでそんなキャラでいかないとダメなのか?」

古泉「これも世界のため、そして何よりあなたのためですよ」



234 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 20:18:25.54 ID:QySivK1u0

キョン「はぁはぁ…」

ハルヒ「遅い!遅刻は罰金よ!」

キョン(こいつは…小学生にもおごらせるつもりか?)

みくる「あ、す、涼宮さん、それは…」

ハルヒ「んもう、冗談よ。何マジになってるの?
    いくら私でも子供におごってもらおうなんておもってないわよ」

キョン「…」
   (こいつは…)

ハルヒ「ところであんた名前は??」

キョン「え??えっとあの…」

235 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 20:22:23.93 ID:QySivK1u0

みくる(キョン君…恥ずかしがらずに!)

長門(…頑張って)

古泉(んっふ♪初々しいですね)

キョン「えっと…僕の名前は…喜音…喜音だ!」

ハルヒ「喜音?なんかぱっとしない名前ね?まあいいわ!」

キョン(こいつには礼儀とかの文字はないのか?)





長門「…」ゴゴゴゴ

236 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 20:27:09.24 ID:QySivK1u0

ハルヒ「私は涼宮ハルヒ!このSOS団の団長よ!」

キョン「…はぁ」

ハルヒ「…思ってた反応と違うわね?小学生くらいなら目をキラキラさせて食いついてくると思ってたのに」

キョン(そんな小学生は日本中探したってうちの妹くらいのもんじゃないのか?)






みくる(キョン君…かわいいです)キュン

長門(…かわいい)ポ

古泉(ふんもっふ♪)

238 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 20:29:50.87 ID:QySivK1u0

ハルヒ「さあ、それじゃあ気を取り直して不思議探索に行きましょう!」

キョン「はぁ…俺にはお前が一番の不思議だ…」

ハルヒ「?なんかいった?」

キョン「!!いや!なんでもない!なんでもないよハルヒ…姉ちゃん」


239 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 20:35:17.81 ID:QySivK1u0

ハルヒ「…そうねえ、たまには遊園地なんかもいいと思わない?」

キョン「不思議探索はどこにいt」ガッ

みくる「遊園地いいですね!私賛成!」

長門「…いい」

古泉「たまには童心に帰って遊ぶのも悪くないですね」

ハルヒ「よっし、決定!」

キョン(朝比奈さん!胸が!ムネがぁ!!)ぎうぅぅぅぅ!

241 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 20:42:35.86 ID:QySivK1u0

みくる「だめですよ!いつも通りに話しちゃ」ボソボソ

キョン「んんはんへふへほ、ふいふひは…」
    (そうなんですけど、ついくちが…)

長門「…」

古泉「何かいい方法はありませんか?」

長門「あるにはある」

古泉「ほう?で、どういうものでしょう?」

長門「彼に一時的に催眠状態になってもらう」




長門「qawsedrftgyhujikolp;@」

242 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 20:48:44.96 ID:QySivK1u0

ハルヒ「さあ!次は何に乗る?」

キョン「まってよハルヒ姉ちゃ〜ん♪」





古泉「流石長門さん、見事なものですね」

みくる「キョン君、すっかり小学生に戻ってますね」

長門「…まるで本当の姉弟のよう」

古泉「全くです。普段の彼とはまた違った仲の良さですね」

みくる「私…ちょっと弟がほしくなってきちゃいました」

長門「…同感」





ハルヒ「喜音!はやくしないと置いてくわよ!」

キョン「まってったら!」

244 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 20:58:58.41 ID:QySivK1u0

ハルヒ「ぷっはー♪あー、楽しいわねぇ!たまにはこういうところも悪くないわね!」

キョン「僕は毎日でもいい!」

古泉「お二人とも楽しそうでなによりです」

みくる「どこから見ても仲のいい姉弟ですね」

ハルヒ「姉弟?悪くないわね、こんなかわいい弟がいたら毎日が楽しそうね」

キョン「ぼくハルヒ姉ちゃんの弟になる♪」

ハルヒ「うんうん!憂い奴めぇ!」






みくる(…私ちょっと嫉妬してる…の…かな?)

長門(この映像は貴重…永久保存版にするべき)

古泉(おやおや、みてるこっちが恥ずかしくなりますねぇ)

245 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:05:37.73 ID:QySivK1u0

古泉「おや?なにか人だかりが出来てますが?」

みくる「???アトラクションでもやってるんでしょうか?」

長門「…磁場の乱れを感知。危険。催眠モードを解除する」

     『aqwsedrftgyhujikolp;@』


キョン「…はっ!ここは??」

ハルヒ「喜音!次はあっちよ!」

キョン(!!ハルヒ!!なんだ?どうなってんだ?近い近い!!)




古泉「…長門さん」

長門「…あの人だかりの中心から磁場の乱れを感知した。」

みくる「…一体何がおこってるんですか?」



247 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:10:37.10 ID:QySivK1u0

長門「…あの黒尽くめの男…」

みくる「ふえ?」

ガッ!!

ハルヒ「!!みくるちゃん!」

キョン「朝比奈さん!!」

みくる「ふええええ!!!!なんなんですかあ???助けてぇぇぇ!!!」

男「ふしゅるるる〜」



248 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:14:32.89 ID:QySivK1u0

古泉「…あの目、正気ではなさそうですね」

長門「…」

古泉「どうしたんですか?長門さん?」

長門「…私の情報操作に対するプロテクトが張られている」

古泉「!!では…」

長門「…朝倉涼子の仕業」


みくる「ふえええ!!は、刃物なんかあぶないですよおお!!!!」

キョン「朝比奈さん!」

ハルヒ「まって、喜音!危ない!!」

249 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:17:28.42 ID:QySivK1u0

キョン「ちょ、離せ!朝比奈さんが…!」

ハルヒ「ちょっとあんた!うちのみくるちゃんになにかしてみなさい!タダじゃおかないわよ」


古泉「涼宮さん!あまり相手を挑発するようなことは…」

ハルヒ「みくるちゃんを離しなさい!」

男「ふしゅるる〜」

みくる「ふえええ!!!涼宮さん!危ないです!!にげてええぇぇ!!」

250 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:23:11.17 ID:QySivK1u0

男「くぁwセdrftgyふじこlp;@:「:」

ハルヒ「ちょ…!なんなのよこいつ!キャ!!」

キョン「ハルヒ!」

みくる「涼宮さん!」

古泉「涼宮さん!」

ハルヒ「こんのー!離せ!はなしなさい!!」ジタバタ




252 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:26:18.99 ID:QySivK1u0

キョン「ハルヒ!そうだ!この時計型麻酔銃で…」カチッ

男「ぬふぅ!!」プスッ

キョン「やったか?」






男「くぁwせdrftgyふじこlp;@」

キョン「そんな…きいてないだと?」

253 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:29:45.12 ID:QySivK1u0

長門「アレは外部から操られている。いくら麻酔をしても無意味」

キョン「そんな…長門!お前の力で何とかしてくれ!」

長門「それは出来ない。私の情報操作に対するプロテクトが張られてる。」

キョン「…朝倉か!!」

みくる「ふえええ!!涼宮さ〜ん!!!」



254 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:32:52.29 ID:QySivK1u0

キョン「!!そうだ!朝比奈さん!昨日みたいにミクルビームで!」

みくる「ふええ????」

古泉「この状況では無理でしょう。何人も巻き添えにしてしまいます」

キョン「…チクショウ!どうすりゃいいんんだ!」

ハルヒ「このこのこの」ジタバタジタバタ

256 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:39:32.41 ID:QySivK1u0

男「qawsedrftgyhujikolp;@:」

キョン「なにぃ?」

古泉「!!涼宮さんを抱えたまま!」

キョン「長門!古泉!追うぞ!」







みくる「ふええええ!!!!一体なんなんですかぁ!」

257 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:41:53.40 ID:QySivK1u0

キョン「くそっ!どこにいった!!!」


長門「あっちのアトラクションのほう」

古泉「いってみましょう!」




みくる「みんなどこいっちゃったんですかぁ???」

259 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:48:51.10 ID:QySivK1u0

キョン「いたぞ!」

古泉「アトラクションの舞台に…」

長門「こっちから中に入れる」

キョン「…ハルヒ」




ハルヒ「ちょっと!いい加減離しなさいよ!!」

男「ふしゅるるる〜」

司会者「おっとこれはどういうことだあぁ???黒の男が女の子を抱えて現れた!!」

スタッフ一「あんな演出あったっけ?」

スタッフ二「いや、きいてないけど?」

260 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:53:26.23 ID:QySivK1u0

古泉「これはまた困りましたね…」

キョン「おい!呑気なこといってる場合か?早く何とかしないとまずいぞ??」

長門「…ここはプロテクトが先程より甘い。動くならいま」

キョン「しかしだな…」

古泉「ふむ…どうやらぼくの力も多少具現化されているようですね」

長門「…これ」

キョン「これは!!」

261 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 21:58:33.65 ID:QySivK1u0

司会者「みんな!少女のピンチだ!!彼に助けを呼ぼう!!」


スタッフ一「おいおい、いいのかyふにゃあ!」プスッ

スタッフ二「!!どうしtぬおわ!」プスッ




長門「…準備はいい?」

262 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 22:00:23.61 ID:QySivK1u0

男「ふしゅるるーふうー!!ふー!!」ギラリ

ハルヒ「ひぃっ!!」




        『ソコまでだ!!!』


男「!!」

ハルヒ「!!」

264 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 22:13:35.55 ID:QySivK1u0

charara-chararara-♪
                  charara-chararara-♪

突然舞い込む謎は星の数
               未来に待つのは希望か破滅か?


       少女からのSOSに駆けつける救いのヒーローその名は…



           『諜報SOS団員!喜音!』








キョン(長門!やりすぎだ!!はずかすぃ!!)





長門「決まった…完璧」グッ                

266 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 22:18:25.89 ID:QySivK1u0

司会者「おお!!ここで正義のヒーローの登場だああ!!!頑張れ喜音!悪の手から少女を救ええぇぇ!!」




ゲ○○「きいたことあるか??」

○彦「いいえ、だいたいこれって仮面ソルジャーのアトラクションじゃあ??」

○ゆ○「なんでもいいから頑張れー!」

バ−ロ−「ハハハ…最近のアトラクションはよくわかんねえな」

267 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 22:24:44.21 ID:QySivK1u0

キョン「ああ…んっほん!」
   (どうすりゃいいんだ?長門??)

???「おやおや、また悪党ですか?お供しますよ」

司会者「おお!ここで相棒の無限ライオンも登場だぁぁ!!」


キョン「古泉、あの司会者なんで名前とかしってるんだ??」

古泉「んっふ、スタッフはみんな寝てますよ♪」

キョン「…長門、ノリノリだな…」

271 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 22:28:19.26 ID:QySivK1u0

ハルヒ「喜音!あんたなにやってんのよ?」

キョン「ハルヒ、待ってろ。すぐ終わらせてやるからな」

ハルヒ「危ないからきちゃダメ!!!」

男「ンンンシュ....ルー!!」

古泉「速攻で終わらせたほうがいいようですね、いきます!!」

キョン「古泉!」






古泉「これが全力のぉぉぉぉ…ふんもっふぅう!!!!」

272 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 22:34:49.78 ID:QySivK1u0

司会者「いきなり大技あぁぁぁぁ!!!きまったかぁぁ???!!」


男「んしゅるるる〜」ジジジ

ハルヒ「…嘘でしょ???これは何かの夢よ!いえでも…頑張れー無限ライオン!」



キョン「おい、あいつ対してきいてないぞ?」

古泉「どうにもお堅い方のようですね。速攻で終わらせるのは困難ですか…」



司会者「なんと!無限ライオンの攻撃にびくともしていない!!!これはピンチかぁあ????」




273 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 22:38:58.62 ID:QySivK1u0

キョン「どうする?」

古泉「仕方ありません。どうやらあちらさんもこちらを敵と見なしたようです。
   僕が囮になりますから、その隙に涼宮さんを…」

キョン「…わかった」


男「ぐるる…ルー!!!」

古泉「きました!!!」

275 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 22:45:07.71 ID:QySivK1u0

古泉「さあ、あなたの相手は僕です…ふんっ…もふもふもふもももも!!!」


司会者「すさまじい弾幕!これは黒の男もたまらない!!おっと!
    隙を見計らって喜音少年が少女を救出にむかったぁ!!!」



キョン「ハルヒ!」

ハルヒ「バカ!なんでこんなこと…なんかあったらどうすんのよ?!!」

キョン「そんな事は後回しだ!今のうちに!!」

ハルヒ「…!!」ギュッ



277 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 22:55:13.63 ID:QySivK1u0

男「ぐぎが…げごっごごr」

古泉「もふもふもふもふも!」

男「あ…mん」ズズゥゥゥン


古泉「…手ごわい相手でした、涼宮さんは…心配は無用でしたね」

キョン「お、おいハルヒ?」

ハルヒ「…バカ」ぎゅううう

279 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 22:59:01.96 ID:QySivK1u0

司会者「やったぁぁ!!SOS団の大勝利!!!みごと少女を悪の手から救い出したぁ!!!!」


「いいぞー!」

「かっこよかったぞー!」

「バーロー!ヒヤヒヤさせやがって!」




キョン「ほ、ほら、みんなみてるだろうが」

ハルヒ「あ…ごめん」




古泉「めでたしめでたし…と言うところでしょうか?…ん?」

281 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 23:01:30.40 ID:QySivK1u0

古泉「!!危ない!!!!」

ハルヒ「!!」

キョン「ハルヒ!!」

男「ラン…ラン…るぅぅぅぅぅぅう!!!」





          ザクッ




283 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 23:04:48.74 ID:QySivK1u0

キョン「…嘘…だろ?」

ハルヒ「喜音!!」

古泉「!!大変だ!長門さん!!」



キョン「…いってぇ…な…ちく…しょう」





285 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 23:08:51.04 ID:QySivK1u0

男「ヒャッハッハッハくぁwせdrftgyふじこlp;@」

古泉「こいつ!!」ドガッ!


ハルヒ「喜音!しっかりして!」

キョン「は…ハルヒ、怪我はないか?」

ハルヒ「しゃべっちゃダメよ!血が!!!」カチッ

古泉「これはまずい!すぐに救急車を!!」

287 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 23:11:18.40 ID:QySivK1u0

キョン「よかった…ハルヒが無事で」

ハルヒ「!!」

古泉「!ダメです!しゃっべてはいけません!!」

キョン「うううぅ…」

ハルヒ「なんで…嘘でしょ?」







「あんた…キョンなの?」

288 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 23:14:32.19 ID:QySivK1u0

古泉・長門「!!」

キョン「…!!」

ハルヒ「なんで?なんでよ?意味わかんない…どうみたって小学生じゃない…一体何があったのよ?」

キョン「…ハル…ヒ…」スッ

ハルヒ「!!!キョン!!しっかり!!キョン!!キョン!」















               『キョン!!!』

289 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 23:20:20.50 ID:QySivK1u0

ハルヒ「キョン!!!」

キョン「ぬおわ!!」ドンガラガッシャ

ハルヒ「一体いつまで寝てるつもり?」

キョン「ハルヒ?あれ?ここは?」

ハルヒ「もう!さっさと起きる!みんな待ってるんだから!!早くアンタも部室にきなさいよ!」


291 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 23:26:51.43 ID:QySivK1u0

ハルヒ「じゃあ決定!今度の日曜日はみんなで遊園地にいくわよ!」

みくる「遊園地いいですね!」

長門「…いい」

古泉「たまには童心に帰って遊ぶのも悪くないですね」

キョン「…ふぅ」

古泉「おや?どうしたんですか?」

キョン「いや…夢だったのか現実だったのかわからなくなってな」

292 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 23:32:01.26 ID:QySivK1u0

古泉「現実なら、あなたは今頃天国でヒーローになっていたでしょうね」

キョン「よせ、冗談にもならん」

古泉「んっふ。でも元に戻れたんだからよかったじゃないですか?」

キョン「まあな…正直いうとこんなにあっさり元にもどれるなんて思ってなかったから、混乱してるんだ」

古泉「…例え今の世界では夢だった話でも、前の世界では現実に起こったことです。涼宮さんのあなたへの想いは変わりないとおもいますよ」

キョン「!!ばか!そんなんじゃ!」

293 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 23:38:58.38 ID:QySivK1u0

みくる「キョン君、古泉君、お茶です」

キョン「ありがとうございます、朝比奈さん」

古泉「ありがとうございます」

みくる「やっぱりこのキョン君が一番です。弟みたいなキョン君もかわいかったですけど…」

キョン「ぶっ!!あ、朝比奈さん???」

みくる「あ…」かぁぁぁぁ!!


みくる「あああ、あのそのちち違うんです…」ツカツカ キュキュ

古泉「…まあまあ、めでたしめでたしということで…」

みくる「あうあうあ…きゃぁ!」バシャバシャ

長門「…」キラン

みくる「ごごご、ごめんなさい!水かかっちゃ…にえええええ!!!!」

295 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 23:42:50.37 ID:QySivK1u0

古泉「おやおや…随分とかわいらしくなりましたね?」

長門「…いい」キラキラ

みくる「あああ、あの…」


キョン子「なんじゃこりゃあ????」





古泉「どうやら、無事元通りと言うわけではなかったようですね」

長門「水をかぶると女体化…ユニーク」

みくる「あわわわ!!どうしたらいいんでしょう??お湯かけてみますか???」





キョン子「もういやぁぁぁぁ!!!」




                           終わり

307 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/19(木) 23:51:59.39 ID:QySivK1u0

本日はハルヒSSサンデースペシャルにお越しいただきアリガトウゴザイマス

マサカの二日越しになるとは思ってもいなかったがwwwwww


ええ、そうです。今回も想いつきと勢いだけでやってまいました。

保守組みROM組みお疲れさまどす

最近叩かれることが少なくて逆に落ち着かんwwww



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