キョン「ただの人間に興味はない。」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 00:58:31.23 ID:ysOhLnstO

キョン「この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたらでてきてくれ!今すぐにだ。」

ハルヒ(なんなのこいつ、そんなのいるわけないじゃないの。変なやつの後ろになっちゃったわね。)

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 01:04:45.91 ID:ysOhLnstO

ハルヒ「ちょっとあんた」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「さっきの自己紹介だけど。未来人だとかいってたやつ。」
キョン「おまえ、そうなのか?」
ハルヒ「そんなわけないじゃない。本気でいってんの」
キョン「なら俺に話しかけるな。俺はいまさっきの自己紹介で本物の宇宙人、未来人、超能力者が来ないかまっているんだ。」
ハルヒ「・・・。」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 01:23:27.57 ID:Jya1PjOV0

朝倉「あなたキョンくんに気があるの?なら忠告しておくけどやめといたほうがいいわ」

ハルヒ「別にそんなつもりじゃないけど・・・」

朝倉「彼と同じ中学だからわかるんだけどね、彼の奇人ぶりは常軌を逸しているわ」

ハルヒ「たとえば?」

朝倉「校庭に落書きしたり学校中に変なお札はったり」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 01:29:40.88 ID:Jya1PjOV0

朝倉「ただ彼、見ての通り顔がいいからもてるのよね、中学でも結構な人数と付き合ってすぐ振ってたわ」

ハルヒ「へー・・・」

朝倉「言っとくけどあたしは違うからね?とにかくやめておきなさい」

ハルヒ「やめるもなにもそんな気ないんだけど」

朝倉「私ならそうね、このクラスでも一押しは彼よ、谷口くん」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 01:33:28.32 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「まるでクラス全員をチェックしたような言い方ね」

朝倉「もちろん一年の男子を全員AからDまでランク付けしたから」

ハルヒ「で、あいつがAランクってわけ?」

朝倉「AAランク+よ、彼はきっと性格もいいに違いないわね」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 01:38:59.49 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「曜日で髪形帰るのは宇宙人対策かなにか?」

キョン「・・・いつ気づいた」

ハルヒ「ちょっと前よ」

キョン「俺お前とどっかであったか?ずっと前だ」

ハルヒ「いいえ、覚えはないけど」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 02:21:51.40 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「あんた全部の部活に仮入部したんだって?」

キョン「あぁ」

ハルヒ「で、お勧めは?」

キョン「なんもない、どこも普通の部活ばっかりだ」

ハルヒ「何をもって普通なのかよくわかんないけど」

キョン「俺が気に入らない部活が普通だ、決まってるだろ」

ハルヒ「知らないわよ、ないもんはしょうがないでしょ」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 02:26:21.75 ID:Jya1PjOV0

キョン「なけりゃつくればいいんだ!」ガタッ

ハルヒ「なんの話よ?」

キョン「部活だよ部活!なんでこんな簡単なことに気がつかなかったんだ!」

ハルヒ「あぁそうよかったわね」

キョン「おいどうした、お前ももっと喜んだらどうだこの発見を!」

ハルヒ「わかったから今は落ち着きなさい、授業中よ」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 02:30:36.47 ID:Jya1PjOV0

あのさ、このまま行くと原作をただなぞるだけなんだよね
それじゃつまんないよね?

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 02:37:31.74 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「それでここはいったいどこよ?」

キョン「文芸部室、そして俺たちの部室だ」

ハルヒ「いやいやそれなら文芸部のでしょ?」

キョン「誰かが入らないと廃部になっちまうんだよ」

ハルヒ「そこにいるのはその誰かじゃないの?」

キョン「一人なんていていないようなもんだ」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 02:45:33.82 ID:Jya1PjOV0

古泉「古泉一樹です、よろしくお願いします」

ハルヒ「あーこのバカはここをなんだかわからない部の部室にするらしいわよ、いいの?」

古泉「僕は構いませんよ」

ハルヒ「でも、きっとものすごい迷惑をかけることになるわ」

古泉「それはそれは」

ハルヒ「そのうち追い出すかもしれないし」

古泉「その時は・・・どうしましょうかね?」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 03:01:25.51 ID:Jya1PjOV0

キョン「とにかくこれから毎日放課後ここに集合だ、こなきゃ死刑だからな」

ハルヒ「そうはいっても書類なりなんなりがあるでしょ?部員だって3人じゃダメなんじゃないの?」

キョン「書類はお前が適当にやっとけ、あとの二人は俺に任ろ」

ハルヒ「任せろってあんたに任せたから今こんなことになってるんでしょ」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 03:06:23.42 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「(言われたから来たけど古泉くんと二人っきりか)なにしてるの?」

古泉「一人オセロです」

ハルヒ「(なんで文芸部でそんなことを・・・?)あー私もやっていいかしら?」

古泉「ダメです」

ハルヒ「(まさか断られるとは!?)そう、ごめんなさいね・・・」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 03:11:01.22 ID:Jya1PjOV0

キョン「よう!わりぃ遅れた!捕まえんのに手間取っちまってな」

長門「ここはどこ、なぜわたしは連れてこられた、なぜあなたは鍵を閉める、いったいなにを」

キョン「一回黙れ、紹介しよう長門有希だ」

ハルヒ「あんたどっから拉致ってきたのよ・・・」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 03:14:49.72 ID:Jya1PjOV0

キョン「拉致じゃねぇ任意同行だ、図書室で本読んでたのをみて捕まえたんだ」

ハルヒ「似たようなもんよバカ、それでなんでその子なのよ」

キョン「まぁこいつを見てみろめちゃくちゃ可愛いだろ?それに眼鏡だ」

ハルヒ(眼鏡?)

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 03:18:22.19 ID:Jya1PjOV0

キョン「俺は萌えってのは大切だと思うんだ」

ハルヒ「ごめんなさい、何?」

キョン「萌えだ萌え、いわゆる一つの萌え要素」

ハルヒ(いまさらながらこの人は結構危ない人なのでは・・・)

キョン「それだけじゃないんだ、みてくれこいつ胸が」

ハルヒ「まったあぁあぁ!!!それはダメ!それだけはあたしのマネしちゃダメ!」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 03:25:06.86 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「あんたがやったら犯罪だから、ね?」

キョン「でもめちゃ小さいんだぞ」

ハルヒ「うっさい!つまりあんたはその子がかわいくて眼鏡で胸が小さかったからここにつれてきたの?」

キョン「おう!」

ハルヒ(いい笑顔だ・・・)

キョン「有希、お前何か部活に入ったか?」

長門「入ってない」

キョン「なら問題ないな」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 03:29:56.79 ID:Jya1PjOV0

長門「しかし・・・!」

古泉「・・・黒の勝ち!」

長門「わかった、この部に入る」

ハルヒ「ちょっといいの?この部まだ名前すら決まってないのよ?」

キョン「いいや、名前なら今決めた!」


今気づいた!名前SOS団にならない!

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 03:48:05.36 ID:Jya1PjOV0

キョン「涼宮と俺とその仲間たちの団、略してSOS団だ!」

ハルヒ(わらうとこかしらここ)

キョン「じゃあ今日は解散!毎日ここに集合だからな!」バタン

ハルヒ「ねえ、はいんなくてもいいのよこんな団に」

長門「いい、彼がいるのも気になる」チラッ

古泉「今度は白か!」

ハルヒ(帰らないのかしら彼は・・・)

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 03:55:37.05 ID:Jya1PjOV0

キョン「パソコンが必要だな」

ハルヒ「パソコン?そんなもんなんに使うのよ?」

キョン「この情報化時代にパソコンがないのは許しがたいことだろう」

ハルヒ(なにかいかがわしいことに使いそうだけど・・・)

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 03:58:24.40 ID:Jya1PjOV0

キョン「じゃあ調達にいくぞ」

ハルヒ「調達ってどこでよ?」

キョン「いいからついてこい、長門もだ」

ハルヒ「コンピュータ研究部?」

キョン「はいお前はこれ持って」

ハルヒ(なぜカメラを持ち歩いてるの・・・!)

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 04:02:05.33 ID:Jya1PjOV0

キョン「こんちわー!パソコン一式いただきに来ましたー」

部長「なんだ君たちは?何の用だ?」

キョン「用ならいっただろ、パソコンが欲しいんだ」

部長「何言ってるんだ駄目に決まってるだろう」

キョン「そういうと思ったよ、長門こっちこい」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 04:04:46.33 ID:Jya1PjOV0

キョン「そいっ」

ペタ

長門「ふぬぉ!?」

部長「うわっ!!!」

ハルヒ(ふぬぉって何!?)パシャッ

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 04:10:23.82 ID:Jya1PjOV0

部長「何をするんだ!?」

キョン「あんたのセクハラ現場はばっちり撮らせてもらったぜ」

部長「セクハラって、今のは君が!!!」

キョン「そんなのは写真を見る側の人間からすればどうでもいいことなんだよ」

ハルヒ「有希のような外見的に幼い女子の胸を触ったとなったらそいつはまさしくロリコン・・・
    ロリコンは救いようのないゴミくず、そのロリコンだとばれたらこの学校にはいられない・・・恐ろしい手口だわ・・・!」

キョン「ハルヒそれは言いすぎだやめろ、心に響く」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 04:13:23.08 ID:Jya1PjOV0

あー眠い無理ですもう
見ている人がいたら申し訳ないんですけど一旦やめます
残ってたら続きかかせてもらいます

ちなみに俺は>>1ではないです勝手に乗っ取りましたすいません

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 12:49:26.17 ID:Jya1PjOV0

キョン「ということで我が部にパソコンが来ました」

ハルヒ「もう何も言わないわ、それで何するのよそのパソコンで」

キョン「SOS団のウェブサイトを作るんだ、お前が」

ハルヒ「あたしなんも知らないわよ?」

キョン「じゃあ一両日中によろしく!」バタン

ハルヒ「聞いてないし、もういっちゃったし・・・」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 12:53:32.85 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「しかし作れと言われても何を書けばいいんだろ・・・古泉君、何か書きたい事ある?」

古泉「一人オセ」

ハルヒ「うん、ごめんなさい聞いたあたしが悪かったわ(昼休みまで部室にきて一人オセロ・・・)」

古泉「なるほど、そうきましたか・・・」

ハルヒ「(誰と闘っているの・・・)まあこんなもんでいいかしら」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 12:57:56.99 ID:Jya1PjOV0

古泉「これを涼宮さんに」

ハルヒ「オセロセット?」

古泉「貸しますので家でやってください」

ハルヒ「あ、ありがとう・・・でも私だって家にオセロぐらいあるわよ」

古泉「これは一人オセロ用のオセロです」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 13:02:44.54 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「(何が違うのよ!?)ああ、一人オセロ用ね・・・それなら持ってないわ、うん」

古泉「では」バタン

ハルヒ「・・・くそ重いわねこれ」

キョン「どうだ、サイトはできたか?」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 13:08:14.19 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「え?まあ一応できたけど、驚くほどなにもないサイトよ」

キョン「今はそれでいいんだよ、ところでなんだそれ?」

ハルヒ「なんか古泉君が貸すからって」

キョン「ふーん・・・でもそれ机に置いたら前みえないだろ」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 13:14:40.29 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「誰かいるかしら」

長門「・・・」

ハルヒ(有希来てるし・・・あんなことされたのに偉いわね)

古泉「・・・ではこれでどうでしょうか?」パチリ

ハルヒ(そしてまさかのスペアオセロセット・・・)

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 13:17:53.91 ID:Jya1PjOV0

キョン「よう、遅れちまってすまないな」

ハルヒ「あんたなにそれ?」

キョン「我がSOS団の名を知らしめるために作ったチラシだ」

ハルヒ「あっそう、今から配りに行くの?」

キョン「おう、下校途中の生徒を狙って校門で配る」

ハルヒ「じゃ、さっさと済ましちゃいましょう」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 13:21:15.43 ID:Jya1PjOV0

キョン「その前にだ・・・じゃあぁあぁあん!!!」

ハルヒ「・・・何それ」

キョン「知んないのか?バニーガールだよ」

ハルヒ「それを何?私と有希が着てビラ配るわけ?」

キョン「ちげーよ、有希と俺が着て配るんだ」

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 13:27:39.91 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「・・・OK、考えるのはやめとくわ勝手にして」

キョン「そんじゃ着替えるからお前と古泉は出てってくれ」

ハルヒ「アホか!なんであんたと有希が一緒の部屋で着替えるのよ!」

キョン「いやそれが今日のメインイベントみたいなところあるし」

ハルヒ「黙れ!いいからあんたは廊下で着替えなさい!ほら古泉君も出てって」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 13:34:16.78 ID:Jya1PjOV0

キョン「よし、じゃあ長門行くぞ」

ハルヒ「(なんとおぞましい・・・)いってらっしゃい・・・」バタン

古泉「涼宮さんそれを」

ハルヒ「いやよ!あいつのパンツは古泉君が・・・ちょっと待ってパンツ?」

古泉「彼は今・・・自由です」

ハルヒ(・・・そこまでしてあいつ着替える意味あった?)

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 13:42:55.46 ID:Jya1PjOV0

キョン「ああマジではらたつ!!!」ズカズカ

ハルヒ「おかえり、どうしたの・・・って出てる出てる!ズンズン歩くな!」

キョン「どうしもこうしたもねえよ!半分も配ってないのに教師連中がやめろって言ってきやがって!」

ハルヒ「そりゃそうよ・・・机の上に足のっけるのやめろ!嫌な三角地帯が見えてる!」

キョン「もういい!今日はこれで終わり、解散だ!」

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 13:48:43.43 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「昨日はえらいもん見ちゃったわね・・・夢にまで出てきたわ」

キョン「おうハルヒ知ってるか?二年に転校生が来るらしいぞ、これは謎の香りがぷんぷんするな!」

ハルヒ「へー・・・あんた勧誘するの?」

キョン「会ってみないとなんともいえないがそのつもりだ」

ハルヒ「どうせ普通の人でしょうけど、せいぜいがんばりなさい」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 13:55:52.15 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「あら、どうだったの転校生は?」

キョン「・・・あれはダメだ」

ハルヒ「でしょうよ、普通で残念だったわね」

キョン「違う、あれは普通じゃない・・・あの大きさは・・・」

ハルヒ「何が?」

キョン「あの胸は・・・思い出すだけで恐ろしい・・・」

ハルヒ「・・・大きい胸が苦手なの?」

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 14:02:57.50 ID:Jya1PjOV0

キョン「苦手なんてもんじゃない!俺がどれほど・・・」

ハルヒ「わかったから大きい声出さないでよ、じゃあ勧誘は?」

キョン「もちろんあきらめる、もういいだろこのことは忘れさせてくれ・・・」

ハルヒ(でも良識ある人なら仲間になってくれれば嬉しいわね・・・)

キョン「長門の胸・・・長門の胸・・・」

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:33:19.23 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「それであと一人はどうすんのよ?人数揃わないと書類の提出もできないわよ」

キョン「勝手に誰かの名前使っちまえ、ばれやしねえよ」

ハルヒ「あんたねぇ・・・あれ、ノックなんて誰かしら?どうぞー」

みくる「あの・・・入部希望なんですけどぉ・・・」

ハルヒ(なんというハトムネ!!!)

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:37:12.13 ID:Jya1PjOV0

キョン「ヒッ・・・」

ハルヒ「(なるほど・・・これはきつい)あ、ああ入部希望、そう・・・」

長門「座って、お茶をどうぞ」

ハルヒ「ほ、ほらキョン!入部希望者よ、あんた団長でしょ?早く対応しなさいよ!」

キョン「い、いやだ・・・お前がやってくれ・・・」ガクガクブルブル

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:43:02.76 ID:Jya1PjOV0

みくる「すいませんいきなり来ちゃってまずかったですか?」

ハルヒ「(顔と胸のギャップが・・・)そんなことないわ、あと一人部員が必要でちょうどよかったわ」

みくる「ほんとですかぁ、よかったぁ〜」

ハルヒ「(胸筋がピクピク動いてる・・・)それでえ〜と・・・」

みくる「朝比奈みくるです、よろしくお願いします」

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:50:54.07 ID:Jya1PjOV0

みくる「それで、え〜と・・・ここは何をする部活なんですか?」

ハルヒ「(知らないのに入部希望してくるなんて何考えてのかしら?)キョン!これはあなたが答えなさいよ!」

キョン「お、教えよう、SOS団の活動内容、そそそれは」

ハルヒ(なんという怯えよう・・・確かに私もちょっと怖いけど)

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:54:21.25 ID:Jya1PjOV0

キョン「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと!!!・・・です」

ハルヒ(もう何言い出しても驚きはしないからやっぱりって感じだわ)

みくる「ほぇ〜なるほど流石キョン君です」

ハルヒ(何に感心してんのよ・・・そして感情を胸筋で表現するのを止めなさい)

みくる「じゃあ、入部するということで、今後ともよろしくお願いします」

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:00:02.53 ID:Jya1PjOV0

キョン「おいハルヒ!俺はあいつの入部には反対だぞ!」ヒソヒソ

ハルヒ「あら、そうなの?じゃあんた断ってきなさいよ」ヒソヒソ

みくる「このお茶おいしいですね〜」ピクピクピクッ

長門「そう、よかった」

キョン「・・・認める」

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:05:58.97 ID:Jya1PjOV0

キョン「・・・有希、お茶をくれ」

長門「どうぞ」

キョン「・・・ハァ〜癒される・・・よし!とにかくこれで5人そろったんだ学校側も文句言えないな!」

ハルヒ(書類・・・どうしようかしら・・・)

キョン「じゃあこれからSOS団としてみんながんばっていこうか!」



古泉はこの中黙々と一人オセロです
つまりあれです、みんなを均等に出演させるのって難しいってことです

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:11:20.14 ID:Jya1PjOV0

古泉「涼宮さん、一人オセロはしましたか?」

ハルヒ「え、あーごめんなさい昨日は忙しくって・・・」

古泉「今日はやってみてくださいね、では」

ハルヒ(一人オセロの布教活動・・・かしらね)

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:15:53.96 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「とりあえずやるだけやってみよう・・・」

パチッ・・・パチッ・・・

ハルヒ「しかしこれは何を目的にすればいいの?」

ハルヒ「自分の好きな方を勝たせればいいのかしら・・・ん?この駒・・・」

ハルヒ「・・・よく見ると文字が・・・あぁもうなんで黒の方に書くのよ!!!」

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:21:07.77 ID:Jya1PjOV0

ハルヒ「というわけで、解読に時間がかかったわ」

古泉「僕としたことが申し訳ありません」

ハルヒ「もしかして昨日も待ってたりしたの?」

古泉「いえ、昨日は僕も忘れてましたので涼宮さんが気付かなくてよかったです」

ハルヒ(このやろう・・・)

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:33:38.10 ID:Jya1PjOV0

古泉「ここです」ガチャ

ハルヒ「へー一人暮らしなのね、いいところじゃない」

古泉「お茶でよろしいですよね?適当に座っていてください」

ハルヒ「ふー・・・ん?週刊オセロ・・・?何これ」ペラッ

ハルヒ「今一人オセロが熱い・・・古泉プロに聞く一人オセロの魅力・・・」パタン

ハルヒ(見なかったことにしよう)

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:47:26.67 ID:Jya1PjOV0

古泉「どうぞ」

ハルヒ「ありがと、それで話って言うのは?」

古泉「キョン君と僕は普通の人間じゃないんです」パチッ

ハルヒ「(こいつは一人オセロをしていないと死ぬのかしら・・・)そうね、今実感してるわ」

古泉「おそらく勘違いしていると思いますが、性格に普遍的な性質をもってないといった意味ではありませんよ」パチッ

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:52:06.54 ID:Jya1PjOV0

古泉「この銀河を統括する情報統合思念体によって作られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース、それが僕です」パチッ

〜長ったらしい説明がありまして〜

ハルヒ(ただでさえ手に負えなかったっていうのに、こんな電波話まで聞かされるとは・・・)

古泉「あなたが今なにを考えているかは想像に難くありません、でも」パチッ

古泉「信じてください」

279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 01:07:33.24 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ(昨日はあんな話聞かされちゃったし、当分古泉君とは会話したくないわ)

キョン「長門、今日はメイド服を持ってきたんだ」

みくる「わぁかわいいお洋服ですねぇ!」

キョン「あ、そっからこっちには来ないでくださいホントすいません」

ハルヒ(でも当の本人はいつも通りなのよねぇ・・・)

古泉「ふふっこれは予想しなかったでしょう?」パチッ

282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 01:14:20.94 ID:Ad6MeYaG0

キョン「ではこれから第一回SOS団全体ミーティングを開始する!」

ハルヒ「はぁ?なによいきなり」

キョン「俺たちは今までいろいろやってきたが未だ不思議な事には出会えていない」

ハルヒ「いろいろって意味のないサイト作ってあんたがノーパンでビラ配っただけじゃない」

キョン「そこで次の土曜日、つまり明日市内をくまなく探索して不思議を探すんだ!」

286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 01:19:03.21 ID:Ad6MeYaG0

みくる「あ、涼宮さんきましたよ」

ハルヒ「(まさかのタンクトップ)もうみんな来てるのね」

キョン「ビリだから罰金な、全員の茶代おごれ」

ハルヒ「そんなルール聞いてないわよ!?」

キョン「今決めたんだ、ほら行くぞ」

288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 01:25:07.33 ID:Ad6MeYaG0

キョン「じゃあ組み分けするぞ、くじ引け」

ハルヒ「印入りってことは・・・」

長門「私と」

ハルヒ(SOS団最初にして最後の良心・・・!)

キョン「よし出発するか、ほらよ伝票」

ハルヒ(なんでコーヒー5杯も飲んでんだ古泉・・・)

290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 01:32:15.91 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「んーどこいこうかしらね・・・とりあえずそこらへんブラブラしよっか」

長門「・・・」コクリ

ハルヒ(あいつじゃないけど有希はホントかわいいわね・・・)

長門「こういうのは、初めて」

ハルヒ「こういうのって?」

長門「二人で出歩くこと」


百合展開入ります

292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 01:40:47.70 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「そうなの?でもあたしも二人でどっかいったりっていうのはあんまりないかな」

長門「・・・あなたにお話したい事がある」

ハルヒ「・・・?それじゃそこのベンチにでも座って話しましょう」

長門「私はあまり話が得意ではない、どこから話せばいいかもわからない、それに信じてもらえないかもしれない」

ハルヒ「大丈夫よ有希、あなたのことは一番信用しているわ」

長門「・・・ありがとう」

295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 01:45:31.60 ID:Ad6MeYaG0

長門「わたしはこの時代の人間ではない、もっと未来から来た」

〜また長ったらしい説明がありました〜

ハルヒ「古泉・・・君からもそんな話を聞いたわ」

長門「古泉一樹と朝比奈みくるは私と極めて近い存在」

ハルヒ「有希は何者なのか知ってるのね?」

長門「・・・禁則事項」

298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 01:48:42.29 ID:Ad6MeYaG0

長門「ごめんなさい、言えない私にはそんな権限がない」

ハルヒ「そんな顔しないで有希」

長門「信じなくてもいい、ただ知ってほしかった」

ハルヒ「信じる信じないは今は置いておいて保留にしときましょ、ね?」

長門「・・・」コクリ

ハルヒ「あ、でも一つだけ聞かせて、有希あなたホントはいくつなの?」

長門「・・・禁則事項」ニコリ


ここ原作なぞってるだけなのに書いてて恥ずかしくなってきた

302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 01:52:38.27 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「それらしいもんは何も見つからなかったわ」

キョン「ま、初っ端から当たりは引けないか、じゃ午後の部でもう一回分けるぞ」

ハルヒ「・・・また印いりだわ」

古泉「おや、僕とですね」

ハルヒ「・・・チッ」

303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 01:57:21.19 ID:Ad6MeYaG0

古泉「では僕たちも行きますか」

ハルヒ「この前の話、別にあんたを信じたわけじゃないけど、ちょっとだけ信用することにしたわ」

古泉「それはよかった」ブルブル

ハルヒ「・・・あんた手震えてるわよ?」

古泉「すいませんオセロが切れたみたいです、近くにオセロ荘があるんで行ってもいいですか?」

ハルヒ「(中毒症状・・・そしてオセロ荘とかいう謎の施設・・・)構わないわ行きましょ」

307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 02:04:41.73 ID:Ad6MeYaG0

古泉「ここはよく来るんですよ」

ハルヒ(みんな一人オセロしてる・・・いや家でやればよくないこれ!?)

古泉「そこがあいてますね、座りましょうか」

ハルヒ「え、えぇ・・・(みんな会話せずに独り言ばっかり・・・・)」

古泉「まずは涼宮さんの腕をみせてもらいましょうか」


書きためじゃないです
先のことは考えてすらないです・・・なので矛盾とか違和感あったらすいません

309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 02:10:19.75 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ(だから何をもって一人オセロの上手い下手を決めるのよ?)パチリ

古泉「・・・はぁ」

ハルヒ(溜息!?)パチリ

古泉「まったく・・・これは予想以上ですね」

ハルヒ(くっそむかつく・・・これ以上ないほど見下されてるわ・・・!)

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 02:12:16.44 ID:Ad6MeYaG0

古泉「もう結構ですあとはご自由に楽しんでください」

ハルヒ(なにこの屈辱!?なにがいけないのか全くわからないのがむかつく!!!)

古泉「この神聖な場所に彼女のような素人を連れてきたのは間違いだった・・・」ブツブツ

ハルヒ(文句あるんならはっきり言えよぉおぉおおぉぉお)

316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 02:13:40.33 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「・・・ああぁあぁぁぁああぁああ」

キョン「どうしたハルヒ、呪いでも受けたかのようなやつれ具合だぞ」

ハルヒ「なんでもないわよ・・・今日はこれで終わり?」

キョン「何も見つからなかったことだし今日は解散、明後日学校で反省会だな」

371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 16:33:34.70 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「(みくるさんと古泉だけか)こんにちは」

みくる「フッ・・・フッ・・・あ、こんにちわぁ」

ハルヒ「腕立てですか・・・精が出ますね・・・」

みくる「すいません、フッ・・・もうそろそろ、フッ・・・終わるんで、フッ・・・」

はるひ「あの、もしかしてみくるさんもキョンのことで私に話があったりしませんか?」

373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 16:39:13.56 ID:Ad6MeYaG0

みくる「ということは、フッ・・・二人からはもう、フッ・・・アプローチを受けてるんですね、フー・・・」

ハルヒ(すごい汗・・・)

みくる「では場所を変えてお話しましょう、キョンくんに見つかると不味いですから・・・ンクッ、ンクッ、プハー」

ハルヒ(プロテイン一気飲み・・・確かにまずそうね・・・)

376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 16:43:25.41 ID:Ad6MeYaG0

みくる「どこまで知ってるんですか?」

ハルヒ「キョンがただ者ではないってことくらいです」

みくる「それなら話は簡単ですね、その通りなんですよ」

ハルヒ「みくるさんはいったい何者なんですか?まさか超能力者・・・とか言いだしませんよね?」

みくる「先に言わないで下さいよぉ」

380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 16:47:17.95 ID:Ad6MeYaG0

みくる「ちょっと違うような気もするんですけど、そうです実は私は超能力者なんです」

〜またまた長ったらしい説明があっての〜

ハルヒ「キョンが神様・・・ですか」

みくる「未完成ではありますけどね、彼が望んだから私たちは存在しているんです」

ハルヒ「(あなたのその異形の姿は望んでないと思うけど・・・)じゃあ私は一体何なんですか?」

382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 16:51:11.65 ID:Ad6MeYaG0

みくる「そこだけが謎なんです、失礼ですけどいろいろと調べさせてもらいました、あなたは普通の人間なんです」

ハルヒ「そう・・・ですか、それはよかったのかな・・・?」

みくる「わかりません、ひょっとしたらあなたが世界の命運を握っているかもしれませんね」

ハルヒ「超能力者・・・なんですよね?なにか力を見せてくれませんか?」

みくる「すいません私の力は限定されているんです、そのうちお見せしますので今は我慢してください」


みくると古泉ってあんまり口調変わらないからセリフほぼそのままw

383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 16:58:29.18 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ(『放課後に誰もいなくなったら、一年五組の教室に来て』か・・・)

ハルヒ(普通に考えたらあれだけど・・・涼子のいたずらってのも考えられるのよね)

ハルヒ(うーん・・・あいつに馬鹿にされるのはしゃくだわ・・・)

ハルヒ(とりあえず部室で時間つぶして帰りがけに覗いてけばいいわよね、うん)

387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 17:02:01.99 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「あら、みくるさんはきてないのね」

長門「先ほど顔を見せたがアルバイトがあると言い、帰った」

ハルヒ「(バイト・・・スポーツジムのインストラクターがしか想像できない・・・)なに呼んでるの?それ」

長門「・・・」スッ

ハルヒ「なになに・・・白雪姫・・・?」

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 17:05:55.89 ID:Ad6MeYaG0

長門「・・・できればあなたに読んで欲しい」

ハルヒ「でもこれって絵本じゃない・・・」

長門「・・・」モジモジ

ハルヒ「(かっ・・・かわいい・・・!)も、もうしょうがないわねぇ!」

長門「・・・」パァッ

391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 17:11:15.31 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「はぁ〜いい時間すごしたわぁ・・・古泉さえいなければ天国だったのに」

ガララッ

国木田「遅いよ」

ハルヒ「ごめんなさい、えぇっと・・・」

国木田「国木田」

ハルヒ「(確か教室でキョンとはまた別の意味で孤立をしている・・・)国木田君・・・何の用?」


国木田登場してないことに気づいて無理やり登場させることにしました

392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 17:14:12.73 ID:Ad6MeYaG0

国木田「用というか、ちょっとききたい事があってね・・・」

ハルヒ(なにか気味悪いわね・・・)

国木田「人間はよくやらなくて後悔するよりやって後悔した方がいいって言うじゃないか、これどう思う?」

ハルヒ「(なんなのよこいつ・・・)知らないけど言葉通りの意味でしょうよ」

394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 17:18:49.44 ID:Ad6MeYaG0

国木田「じゃあ現状を維持すればジリ貧になるだけなんだけど、どうすればいいかわからない、こういうときはどうする?」

ハルヒ「なにそれ?日本経済の話?」

国木田「とりあえずなんでもいいから変えてみようと思わないかい?」

ハルヒ「(何が言いたいのかはっきりしないやつね・・・)そういうときもあるんじゃないの」

国木田「だろう?だから・・・君を殺してキョンの出方を見る」

397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 17:24:06.83 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「っつ!!!ちょっと危ないじゃない!冗談はよしてよ!」

国木田「冗談だと思うのかい?死ぬのは嫌かい?僕に死の概念がよく理解できないんだ」

ハルヒ「ホントに笑えないからやめなさいって!早くその物騒なのをどっかにおいてよ!」

国木田「うん、それは無理だよ、じゃあ・・・死んでくれるかい」スッ

グサッ・・・

古泉「一つ一つのプログラムが甘いですよ?だから僕に侵入を許すんです」

399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 17:27:46.79 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「古泉君あなた助けに・・・って刺されてる!」

古泉「んふっ・・・問題ありません、ちょうど胸ポケットに・・・」

ハルヒ「携帯用オセロセット(一人〜四人用)!?でも明らかに厚さが足りていない!!!」

古泉「しかしこのオセロセットの代償は・・・高いですよ?」ドクドクドク

404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 17:34:52.98 ID:Ad6MeYaG0

国木田「ふふっ、ここでは僕の方が有利なんだよ?」

古泉「確かにそうかもしれませんね、いうなればオセロで四隅をすべて取られたようなものです」ドクドクドク

ハルヒ(おぉ・・・これ以上ない程古泉が頼もしい・・・!)

国木田「?・・・例えがよくわからないけどこの教室は僕の情報制御空間、君に勝ち目はないよ」

古泉「しかし僕は・・・四隅を取られてもなお勝利したことは、幾度もあるんですよ・・・!」ドクドクドク

410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 17:46:24.00 ID:Ad6MeYaG0

古泉「〜〜〜。当該対象の有機情報連結を解除する」

国木田「君の機能停止の方が早いよ」ヒュンヒュンヒュン

グサグサグサッ

ハルヒ「あぶなっ!あんた今あたしのこと蹴ろうとしたでしょ!?」

古泉「こうでもしないとあなたの危険を回避できなかったのですよ・・・」プシャー

ハルヒ「うそつけっ!全段あんたに命中してんじゃない!ダメだ!やっぱりこいつ全然ダメだ!」

413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 17:54:20.63 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「誰かあっ!誰かいませんか!?そうだみくるさん!みくるさんはどこ!?助けてみくるさんっ!!!」

古泉「心配無用です、ヒュー・・・今終わりました、ヒュー・・・」プシャー

国木田「君の三年あまりの人生がかい?」

ハルヒ「終わった!これは確かに終わった!すでに虫の息だもの!」

古泉「オセロでは、ゴハッ・・・最初は相手に勝たせた方が、ゴホッ・・・有利なんですよ・・・」ポタポタ

418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 18:03:29.58 ID:Ad6MeYaG0

古泉「情報連結・・・解除・・・」バタン

ハルヒ「!国木田が・・・消えていく・・・」

国木田「なるほど、所詮僕はバックアップか・・・僕の負けだ、キョンとお幸せに」

古泉「やばい・・・はやく再構成しないと・・・死ぬ・・・」

421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 18:10:47.68 ID:Ad6MeYaG0

サラサラサラ・・・

ハルヒ「(すごい・・・全部元通りに・・・あ!)古泉君大丈夫!?」

古泉「オセロを・・・オセロをやらせてください・・・」

ハルヒ「(あー中毒症状の方もヤバかったのね・・・)・・・でもオセロないわよ?」

古泉「オセロの再構成を・・・忘れた・・・」

485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 22:34:41.13 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「なんだかんだで・・・助けてもらったのね」

古泉「オセロをやらせてください・・・オセロをやらせてください・・・」

ハルヒ「私あなたのことを勘違いしてたわ・・・ごめんなさい」

古泉「オセロは・・・オセロはどこですか・・・」

ハルヒ「でもさっき体を張って私を助けようとしてたあなたは・・・とても頼もしく見えたの」

古泉「ない・・・どこにもない・・・あぁ・・・」

486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 22:36:57.08 ID:Ad6MeYaG0

ハルヒ「だからこれだけはいわなきゃ・・・古泉君ありがとう」

古泉「オセロ・・・オセロ・・・オセうわぁぁぁああぁあぁぁぁあぁあぁ」

ハルヒ「古泉君!?どうしたのよ!」

古泉「あぁあぁぁぁあああぁぁあぁああ!!!」

ガララッ

朝倉「MAMAMA眉毛太・・・」

491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 22:39:24.01 ID:Ad6MeYaG0

朝倉「え・・・何・・・?あなた何してるの・・・?」

ハルヒ「涼子違うのよこれは・・・その、なんていうか・・・発作、そう発作なのよ!」

古泉「うわぁあぁあぁあぁあ!!!」

朝倉「発作!?よくわからないけどそれなら救急車呼ばないと!!!」

ハルヒ「ちょっ、大丈夫だから!大丈夫だから救急車はやめて!」

493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 22:40:47.47 ID:Ad6MeYaG0

朝倉「だってこれ普通じゃないわよ!?」

古泉「あ・・・あぁ・・・」ビク・・・ビク・・・

ハルヒ「大丈夫、大丈夫だから、ね・・・?」

朝倉「そう言われたって・・・」

ハルヒ「なんていうの、一日一回は絶対起きるのよこれ、だから問題ないっていうか・・・」

494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 22:42:09.28 ID:Ad6MeYaG0

朝倉「そういわれてもこの様子見たら・・・」

古泉「・・・」

ハルヒ「あ、それじゃ一応先生を呼んできてもらえる?」

朝倉「先生?確かにその方がいいわね・・・すぐ呼んでくるわ」

ハルヒ「この隙に部室からオセロ持ってくればなんとか・・・」

497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 22:44:21.28 ID:Ad6MeYaG0

朝倉「先生ここです!」ガララッ

岡部「おう、大丈夫か!?」

ハルヒ「あ、先生、もう落ち着いたんで大丈夫です」

古泉「オセロ・・・ふふ・・・もう手放しませんよ・・・」

岡部「いや大丈夫なのかこれ・・・?」

499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/17(火) 22:46:54.34 ID:Ad6MeYaG0

今日はこれで終わりです
次は次スレで書かせてもらいます

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:12:00.99 ID:Zbp40BCV0

ハルヒ(やっぱり国木田はいないわね・・・誰も気にしてないけど)

岡部「じゃホームルーム終わり、号令ー」

ハルヒ「(あれ?全く触れないまま終わり?)先生あの、国木田くんは・・・?」

岡部「国木田・・・?あー国木田ね、引っ越すってさ」

ハルヒ「(それだけ!?)そ、そうですか・・・」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:17:52.41 ID:Zbp40BCV0

キョン「おまえよく気づいたな、えーと・・国・・・国・・・」

ハルヒ「国木田」

キョン「そうそれ、理由も告げずにいきなり引っ越すなんて、とにかくこれは事件だな」

ハルヒ「親の都合なりなんなり、いろいろとあるでしょ」

キョン「いくらなんでも急すぎる、昨日も来てたのに・・・昨日いたっけ?」

ハルヒ「あんたねぇ・・・間違いなくいたわよ」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:20:35.26 ID:Zbp40BCV0

キョン「だろ?ならありえねーよいくらなんでも」

ハルヒ(ありえないのはこのクラスの雰囲気よ・・・どんだけいつも通りなのよ)

キョン「とにかく、SOS団としてこれを見逃すわけにはいかないな」

ハルヒ「はあ・・・そうですか」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:23:57.14 ID:Zbp40BCV0

ハルヒ(そんなことより今朝もまた下駄箱に封筒・・・流行ってんのかしらねまったく)

ハルヒ(『昼休み、部室で待っている 長門』・・か)

ハルヒ(昨日のことを思い出すと行きたくないけど・・・)

ハルヒ(行かないわけにはいかないわよね・・・ダジャレっぽくなったけど狙ってないからねこれ)

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:28:25.29 ID:Zbp40BCV0

ハルヒ(さーて・・・何が出るかしら)コンコン

長門「どうぞ」

ハルヒ(有希の声・・・とりあえず一安心ね)ガチャ

長門「涼宮ハルヒ・・・久しぶり」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:32:23.49 ID:Zbp40BCV0

ハルヒ「(???よくわかんないけどすっごい美人・・・)あの、有希のお姉さま・・・ですか?」

長門「わたしはわたし、長門有希本人、ただしもっと未来から来た・・・会いたかった」

ハルヒ(あー、うん・・・そう言われるとしっくりはくるけど・・・)

長門「おそらくあなたは信用していない、証拠を見せる」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:36:26.80 ID:Zbp40BCV0

長門「ここに星型のほくろがある、偽物ではない」

ハルヒ「(でも有希にしては胸が大きいわね、それに身長もすごい高い・・・)それがどうかしましたか?」

長門「?あなたが私に教えてくれたこと・・・あ」

ハルヒ(スレンダーだしモデルさんみたいな体型・・・顔もすごく凛々しい・・・)

長門「・・・なるほど、このときはまだ・・・私としたことが・・・」カアァ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:38:34.98 ID:Zbp40BCV0

あ、長門が出てくるとなぜかギャグにできないんです
それで長門絡みのイベントは原作通りで我ながら全く面白くないです
なので読んだ事ある人は飛ばした方がいいかもです

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:42:14.60 ID:Zbp40BCV0

長門「今のは忘れて、私はあなたに一つだけ言いたいことがありこの時間にきた」

ハルヒ「(有希が照れてる・・・)はぁ」

長門「あまりこの時間にとどまれない、だから手短に言う、白雪姫」

ハルヒ「白雪姫?っていうと私があなたに読んであげたあの白雪姫でいいのかしら」

長門「・・・そんなこともあった、その白雪姫でいい」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:47:15.38 ID:Zbp40BCV0

長門「困った時にこの言葉を思い出してほしい」

ハルヒ「困った時なら昨日あったけど」

長門「それではない、詳しくは教えることができない、これが精一杯のヒント」

ハルヒ「(でもこの必死な視線は・・・間違いなく有希ね)わかったわ、覚えておく」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:52:29.54 ID:Zbp40BCV0

長門「少しだけ時間が余った」キョロキョロ

長門「そう・・・わたしはこれを着て・・・今は、無理」

ハルヒ「身長も合わないし胸がきつそうだもんね、他にはなにを着せられたの?」

長門「・・・内緒、恥ずかしい、それにいずれわかる」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:56:27.75 ID:Zbp40BCV0

長門「・・・時間、もう行く」ガチャ

ハルヒ「そう、教えてくれてありがとうね」

長門「問題ない、最後に一つだけ・・・私とあまり仲よくしてはダメ」

ハルヒ「?じゃあ私も一つ、あなた今は何歳なの?」

長門「・・・禁則事項」バタン


長門タイム終了

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 22:59:20.71 ID:Zbp40BCV0

キョン「おう!どこ行ってたんだ全く、ほらこっちこい!」

ハルヒ「なによいきなり」

キョン「引っ越した理由さっき岡部に詳しく聞いたんだ、あいつ忘れかけてたけどなんとか思い出させてな」

ハルヒ「(担任失格ね・・・)それでなんだって?」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 23:02:59.56 ID:Zbp40BCV0

キョン「国・・・なんだっけ?まぁいいや、あいつが引っ越すって朝になるまで誰も知んなかったんだよ」

ハルヒ「へー・・・つくづく存在感のない男ね」

キョン「朝一で父親から電話がかかってんだ、急に引っ越すことになったって」

ハルヒ「そうなんだ」

キョン「そんでどこにだと思うよ?アゼルバイジャンだって、聞いたことねーよ」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 23:05:22.73 ID:Zbp40BCV0

キョン「で、その連絡先もわからないそうだ、おかしいだろ?」

ハルヒ「よくわからないけど、そんなもんじゃないの?」

キョン「だから仕方なく引っ越し前の住所だけ聞いてきたんだ、放課後に行こうと思ってな」

ハルヒ「そ、まあ別に止めたりはしないわ」

キョン「お前も行くからな、なんてたってSOS団の一員なんだからよ」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 23:09:25.65 ID:Zbp40BCV0

キョン「おいハルヒ、ホントにここであってんのか?」

ハルヒ「あんたが岡部からもらったっていうメモの住所ならここに間違いないわ」

キョン「いやもう一度確認してみろ」

ハルヒ「間違いないって言ってるでしょ!」

キョン「だってここ・・・公園だぞ」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 23:13:44.01 ID:Zbp40BCV0

ハルヒ「・・・そうね」

キョン「岡部の野郎間違えやがったな、くそ!」

ハルヒ(・・・あそこにダンボールでできた何かがあるのよね)

キョン「あいつ明日叩きのめしてやる・・・!今日はもういい帰るぞ!」

ハルヒ「(国木田っていう表札が見えるのは気のせいだわ、うん)そうね、そうしましょう」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/18(水) 23:17:54.82 ID:Zbp40BCV0

ハルヒ「じゃ、あたしこっちだから」

キョン「なあハルヒ、お前はこの地球でどれほど自分がちっぽけな存在だか考えたことあるか?」

ハルヒ「はあ?何言ってんのあんた」

キョン「俺はある、忘れもしねえよ」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 00:18:18.38 ID:pQR9QINg0

キョン「小学校6年生の時、おふくろの友達が家に来たんだ
    玄関に入ってきた筋肉隆々のそいつを見た瞬間、俺は言いようのない恐怖を覚えた
    いや、みくるさんと比べれば大したことはない、それでも俺にはあの胸板が今でも忘れられないんだ
    そいつはボディビルダーをやっているらしかったがお袋とどんな経緯で知り合ったのかは知らない
    俺がかわいく見えたんだろう、俺を見た瞬間、一瞬で間合いを詰めて懐に潜り込むと、そいつは俺のことを抱きしめた」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 00:20:36.45 ID:pQR9QINg0

キョン「丸太のような腕と鉄板のような胸に挟まれて、俺はいつのまにか失禁していた
    それからあとはよく覚えていない、気づいたら病院のベッドで寝ていた
    俺はそのとき格闘技を習ってたし腕にも自信はあったんだ
    でもそんなものは何も意味がないと思った、あの筋肉の怪物の前では俺はただの人間でしかなかった
    俺が何をしようと、あいつのような怪物の足もとにも及ばないちっぽけな人間のまま、そう理解した
    そうして気づいたら俺は求めるようになっていたんだ、人間以外の何かを、あいつに勝るような存在を」

ハルヒ(あれほどみくるさんにおびえるのはそんなことがあったからなのね・・・)

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 00:22:25.57 ID:pQR9QINg0

キョン「それと、そいつにはその時今の俺らぐらいの子供がいてな、その子はとてつもなくかわいくて、そして貧乳だった
    その子は怪物と一緒に病院にお見舞いに来て、包帯まみれの俺をみるとやさしく抱きしめてくれた
    薄い胸にあてられた頭からはお世辞にも気持ちのいいといえる感触は得られなかった
    それでも胸から伝わる体温は十分なほど俺の心に届いた、彼女の心と俺の心が近くにある、そう感じられたんだよ・・・
    ・・・お前なんかに何を言ってるんだろうな俺は、じゃあな」

ハルヒ(・・・え?最後のエピソードは必要だった?)

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 00:26:16.81 ID:pQR9QINg0

ハルヒ「まーたえらい話聞いちゃったわねぇ・・・」

ハルヒ「そりゃみくるさんを怖がるはずだわ・・・あら?」

みくる「こんにちはぁ」

ハルヒ「(噂をすればなんとやら・・・ね)みくるさんどうしました?」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 00:30:00.74 ID:pQR9QINg0

みくる「いつぞやの約束を果たそうと思ったんです」

ハルヒ「超能力のこと・・・ですね?」

みくる「そうです、案内したいところがあるんです」

ハルヒ(それよりなんで全身タイツなんだ・・・)

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 00:39:43.92 ID:pQR9QINg0

〜移動・説明がありまして〜

みくる「では、私も行かないと」

ハルヒ(他の人は変身して戦ってるのにあのままいくんだ・・・)

ハルヒ(あ、神人がみくるさんに気づいた・・・おぉ、かなりびびってる)

ハルヒ(逃げた!あれだけ巨大だと速いわね・・・そしてなんで追いつけるんですかみくるさん)

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 00:52:34.23 ID:pQR9QINg0

ハルヒ(他の人が神人を押さえて・・・みくるさんがローキック!)

ハルヒ(痛がってるわね・・・っていうか泣いてるわよあれ)

ハルヒ(膝をついた!そりゃあれだけ食らえば限界でしょうね・・・)

ハルヒ(・・・あれ?みくるさん超能力使ってなくない!?)

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 00:55:52.38 ID:pQR9QINg0

ハルヒ(・・・結局あのまま倒しちゃったじゃない)

みくる「わかってもらえましたか?」

ハルヒ「(超能力じゃなくて、あなたの超人的な身体能力がよくわかりました)まぁ・・・はい」

みくる「ならよかったです、余談ですけど今まで安定したキョン君の精神が最近はまた活性化しているんです」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 00:57:13.80 ID:pQR9QINg0

ハルヒ「あの、それってもしかしてみくるさんが部室に来たあたりから・・・じゃないですよね?」

みくる「え?そういえばそうかもしれませんね、ですが別に関係はないと思いますよ」

ハルヒ「そう・・・ですか、そうですよね・・・」

ハルヒ(こいつだー!絶対こいつのせいだこれ!大体機関はなんでよりによってこいつ送り込んだのよ!)

みくる「それじゃ、キョン君の動向には気を付けてくださいね」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 01:02:22.22 ID:pQR9QINg0

今夜はこれで終わりにしますすいません
正直クオリティ低くなってるのは実感しまくりなんですが
ここまできたら最後まではやりたいんで、できればお付き合いください・・・

トリは今日で終わると思うんで必要ないと思います

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:03:55.92 ID:pQR9QINg0

今ラストまで書きためてるところです
というのも適当に話進めてきたんでオチでつじつま合わせるのが大変で
まとめて書かないと自分自身混乱しそうだからです
なのでもうしばらく、(結構かかりますけど)待ってくださいすいません

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:43:16.97 ID:pQR9QINg0

よし、終わったぁ!
今から一気に最後まで投下します!

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:44:35.36 ID:pQR9QINg0

キョン「暑いな、お前ちょと扇げよ」

ハルヒ「馬鹿言ってんじゃないわよ、あんたを扇ぐぐらいなら自分を扇ぐわ」

古泉「僕に負けは・・・許されないんだ・・・!」

ハルヒ「(あーなんだかいつもどおりね)あら有希また絵本?読んであげるわよ」

長門「・・・ありがとう」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:46:57.75 ID:pQR9QINg0

みくる「キョン君、なにやってるんですか?」

キョン「あ、ちょ、こっち来ないでください・・・ハルヒとでも話しててくれませんか?」

みくる「でも涼宮さんは長門さんに本読んでるし、古泉君は・・・」

古泉「危なかった・・・今のは危なかったぜ・・・!」

みくる「ああなんですもん、あ、なに見てるんですかそれ?」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:49:11.03 ID:pQR9QINg0

キョン「これは長門の隠し撮・・・じゃなくて!だからこっち来ないでください!」

みくる「そんなこと言わないで下さいよぉ」

キョン「すいません!ホントすいません!だからちょっと放してください!」

みくる「あ〜キョンくんもしかしてエッチなこと考えてますかぁ?」

キョン「ちがっ、やめて・・・やめ、うわあぁあぁあぁあぁ」バタン

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:52:49.14 ID:pQR9QINg0

ハルヒ「!?何あいつ・・・?」

みくる「いえ・・・よくわからないんですけどキョンくんがいきなり・・・」

ハルヒ(・・・まあ大体わかるけどね)

長門「団長がいなくなった」

ハルヒ「そうね、今日は解散しても文句言われないでしょ、ったくあいつはもう・・・」

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:54:24.91 ID:pQR9QINg0

ハルヒ(ん・・・誰か頬を叩いてる・・・?なによもう・・・)

キョン「ハルヒ、起きろ」

ハルヒ(まだ目覚ましは鳴ってないじゃない、もう少し・・・)

キョン「起きろって言ってんだろーが!」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:56:26.25 ID:pQR9QINg0

ハルヒ「ん・・・キョン・・・?あんたなんで握りこぶしを構えてんの・・・?」

キョン「目が覚めたらこんなとこにいたんだ、ちょっと調べたけどどうやら学校からは出られないらしい」

ハルヒ「いや、だからなんで私のマウントポジションで拳を振り上げてるの?」

キョン「とりあえず校舎の中に行ってみるか、お前どう思う?」

ハルヒ「わかったわもう理由は聞かないからその握りこぶしをやめて、早く!」

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:58:32.02 ID:pQR9QINg0

ハルヒ「とりあえず部室まで来たけど・・・これからどうすんの?」

キョン「俺はもう少し探検してくる、お前はここにいろ」バタン

ハルヒ(・・・どうなってんのかしらねこれは・・・閉鎖空間っていうのはわかるんだけど)

ピッ・・・ウィーン

ハルヒ(?勝手にパソコンの電源が・・・)

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:01:51.44 ID:pQR9QINg0

ITSUKI.K>見えてますか?

ハルヒ「(古泉君?)『えぇ』っと」

ITSUKI.K>どうにかそっちの時空間と連絡できるようにしました、時間の問題ですがね

ハルヒ『どうすればいいの?』

ITSUKI.K>僕にはどうしようもありません、そこはキョン君が作った最後の逃げ場です

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:04:15.21 ID:pQR9QINg0

ハルヒ『逃げ場?どういうこと?』

ITSUKI.K>彼は朝比奈みくるを恐れています、彼女にどう説明されたかは知りませんが
その恐怖が一定値を超えると閉鎖空間を発生させ恐怖を発散させるのだろうと我々は考えています

ハルヒ『私もそっちの説の方が正しいと思うわ』

ITSUKI.K>そして昨日その恐怖が臨界点に達ました、彼は自分自身を閉鎖空間の中に閉じ込め、彼女から身を守ろうとしたんです

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:07:17.97 ID:pQR9QINg0

ハルヒ『なんであたしまでいるのよ』

ITSUKI.K>彼があなたのことを一番信用しているからです、あなたなら守ってくれるのではないかと考えたのでしょう

ハルヒ『迷惑な話ね』

ITSUKI.K>我々にとっては助かりましたがね、もうすぐ朝比奈みくるがそちらに現れると思います

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:13:31.51 ID:pQR9QINg0

ITSUKI.K>我々は通信を確保するのがやっとだというのに、まったく恐ろしい力です

ハルヒ『でも今みくるさんが来るのは・・・』

ITSUKI.K>えぇ、最悪の事態ですから止めはしたのですが彼女は機関の所属です、あちらの命令に従うでしょう

ハルヒ『ホントにどうしようもないの?』

ITSUKI.K>えぇ我々には、ですがあなたは別です涼宮さん

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:15:54.87 ID:pQR9QINg0

ハルヒ『私に何とかしろって言うの?そんなこと言われても・・・』

ITSUKI.K>信じていますよ、あなたならやってくれると・・・もう時間です

ハルヒ『ちょっと待って!・・・あなたは今なにやってるの?』

ITSUKI.K>黒が優勢・・・とだけ言っておきます、では

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:18:18.65 ID:pQR9QINg0

ITSUKI.K>sleeping beauty

プツンッ・・・

ハルヒ「どうしろってのよ、有希、古泉君・・・」

ドスーン!

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:21:11.62 ID:pQR9QINg0

みくる「キョンくーん!涼宮さーん!」

ハルヒ「来ちゃった・・・わね」

バタン

キョン「おおおおおいハルヒ!みくるさんだ!みくるさんが来たぞ!」

ハルヒ(相変わらずの足の速さね、みくるさん・・・)

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:23:39.69 ID:pQR9QINg0

キョン「いや、ちょっと待て・・・なんか出てきたぞ!」

ハルヒ(神人・・・でもみくるさんが相手じゃ・・・)

キョン「よし・・・いけ、やっちまえ!・・・あぁ!」

ハルヒ(ワンパンで沈めた・・・以前より強くなっている・・・!)

キョン「くそ!ダメか・・・もっと大勢いればなんとか・・・おぉ!また出てきたぞ!」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:25:38.82 ID:pQR9QINg0

みくる「今行きますからね!ふんっ!」

ハルヒ(このままじゃみくるさんがここにくるのは時間の問題ね・・・なにか解決策を考えなきゃ・・・)

キョン「なんで負けるんだよ・・・もっと、もっといけ!」

ハルヒ(白雪姫とsleeping beautyに共通するもの・・・眠る、かしら)

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:28:16.30 ID:pQR9QINg0

ハルヒ(でもあんなのどうやって眠らせるのよ・・・いや、キョンの力なら・・・はっ!)

みくる「ふぬぅ・・・うがぁああぁあぁぁあぁあぁああ」

ハルヒ(この方法なら・・・でもちょっと酷くないかしら・・・)

みくる「ふぅっ・・・ふぅっ・・・おおおぉおおぉおぉおおおおぉお」

ハルヒ(興奮のあまり我を失っている・・・あれじゃただの化けものじゃない!)

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:30:47.88 ID:pQR9QINg0

ハルヒ(もう考えてる場合じゃないわ、やるしかない・・・!)

キョン「全員やられちまった・・・あいつらでもダメなのか・・・」

みくる「キョン・・・ハルヒ・・・今いく・・・」

ハルヒ「キョン聞いて!みくるさんって可愛くない?」

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:34:10.76 ID:pQR9QINg0

キョン「何言ってんだお前!?あの姿を見ろよ!神がいてもあいつを倒すことは無理なくらいの怪物だぞ!」

みくる「どこだ・・・どこにいるんだ・・・」

ハルヒ「(なんと的確なたとえ・・・)でも顔は可愛いじゃない!筋肉をなくしたらすごい美人になるわ!」

キョン「でも・・・みくるさんは筋トレが趣味らしいしそんなの無理だろ?」

ハルヒ「寝たきりになった人ってね、すごい筋力が低下するのよ」

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:36:47.84 ID:pQR9QINg0

みくる「フシュー・・・フシュー・・・そっちか・・・」

ハルヒ「そういえばみくるさんって持病もってるらしいわよ、半年ぐらい寝たきりになってもおかしくないんじゃない?」

キョン「お前何言ってんだよ!そんなこと今都合よく起きるわけないだろ!」

ハルヒ「考えてみなさいキョン、彼女きっと・・・貧乳よ」

キョン「!!!」

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:01:48.43 ID:pQR9QINg0

みくる「みつけたら・・・どうしてやろうか・・・」

ハルヒ「想像するの、半年後退院してきた彼女を」

キョン「・・・」

ハルヒ「あれほどたくましかった腕は少女にふさわしい細さになってるわ」

ハルヒ「そしてあれほど厚かった胸板は全部消え去り・・・残るのは平らな胸だけ」

ハルヒ「幼くてあどけない顔にみあった小さな胸を、あなたなら想像できるでしょう?」

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:10:41.41 ID:pQR9QINg0

キョン「・・・しれない」

ハルヒ「え?何?」

キョン「・・・やばいかもしれない」

ハルヒ(よし!食いついた!)

キョン「やばい!それは間違いなくやばいぞ!!!」

みくる「!そこかぁあぁあぁぁああ!!!」

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:15:56.18 ID:pQR9QINg0

みくる「ぐもぉおおぉおぉぉおおおぉおおおお!!!」ドスドスドス

ハルヒ「SOS団に貧乳が増えるのよ、これは素晴らしいことよね?」

キョン「SOS団・・・貧乳いっぱい・・・来る!SOS団の時代が来る!」

ハルヒ「そうよ、だから願いなさい・・・みくるさんが倒れるのを」

キョン「SOS団貧乳化計画はそこから始まるんだな・・・?」

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:20:24.62 ID:pQR9QINg0

ハルヒ「えぇ・・・」

キョン「なら心の底から願うよ・・・」

みくる「やっとあえたぁ・・・今・・・助けますからねぇ!!!!!!」

キョン「みくるさんが倒れることを!!!」

ドォーン!!!

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:25:24.19 ID:pQR9QINg0

ハルヒ「ふぬぉ!!!」ガバッ

ハルヒ「・・・今のは・・・」

ハルヒ「夢・・・なのかしら・・・」

ハルヒ「私はみくるさんになんてことを!!!フロイト先生もドン引きだわ!!!」

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:30:48.60 ID:pQR9QINg0

ハルヒ「よっ、元気?」

キョン「あぁ昨日素晴らしいことを思いついた夢をみてな・・・いやお前のおかげだが」

ハルヒ「そ、よくわかんないけど・・・よかったわね」

キョン「それになぜだかわからないけど、その思いつきが実行されるような気がして仕方ないんだよ」

ハルヒ「・・・あたしもそんな気がするわ」

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:35:29.55 ID:pQR9QINg0

ハルヒ「あら古泉君」

古泉「あなたには礼を言わなければいけませんね」

ハルヒ「一応聞いておくけど、みくるさんに何かあったのを知ってたりしない?」

古泉「彼女なら今朝倒れたそうですよ、大事でなければいいですね」

ハルヒ「そうね・・・あとで謝らなきゃいけないわ・・・」

古泉「・・・今なら話せそうな気がするので、少しいいですか?」

208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:40:54.95 ID:pQR9QINg0

古泉「僕は別に、好きで一人オセロをしていたわけではないんです
   僕には昔、オセロをやるような友達も兄弟もいませんでした
   だから僕は一人オセロという遊びを創り、その世界にのめり込むことでそんな現実から目をそむけました
   僕の中にはもう一人の僕がいて、僕はいつでも彼と対戦していたんです
   そしていつしか僕は一人オセロをしていないと自分を保てなくなっていました
   一人オセロをしているときだけ、僕は孤独じゃない普通の人間になれていると思えたんです」

ハルヒ「・・・」

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:45:28.57 ID:pQR9QINg0

古泉「あなたにオセロの相手を提案された時、僕は嬉しかった・・・でも同時にこわかったんです、自分の世界が壊れるのが
   結果、僕はあなたを拒否しました、そのことを今でも悔やんでいるんですよ
   でももうそれも終わりです、涼宮さん一つだけお願いさせてください
   僕と・・・オセロをやってくれませんか?」

ハルヒ「ダメです」

古泉「ですよね」

212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:50:29.62 ID:pQR9QINg0

ハルヒ(第二回の市内探索・・・か、みくるさんは当然だけど古泉君も有希もこないとはね」

ハルヒ(キョンにはいろいろと言いたい事あるし、この機会に全部ぶちまけてやろうかしら)

ハルヒ(お、来たわね・・・そうね最初は何から言おうかしら・・・)

ハルヒ(・・・まずはなぜか私の胸まで小さくなってることに文句言わなきゃね)

おわり

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:03:22.23 ID:pQR9QINg0

やっと終わった長かった・・・
後半の無理やり感とか矛盾とかはスルーする方向でお願いします
では今まで見てくれてホントにありがとうございました!



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