1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/10(火) 04:43:00.28 ID:iZxAi5LdO
今私は虐待を受けています………。
平和だった日々は本当に突然去っていきました。
何故か私だけ親戚の家に預けられ………、
こなたともつかさともみゆきさんとも離れ離れになり………、
そして今、幸せから遠く離れたこの地で虐待を受けいじめに合っています。
誰か助けてください、誰か………………。
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/10(火) 05:00:06.78 ID:iZxAi5LdO
「う゛ッ……!」
朝。
突然みぞおちに衝撃を喰らって私は目覚めました。
おじさんが私のみぞおちを勢いよく踏み潰したのです。
それが毎朝の目覚まし。
眠いとか、布団から出たくないとか、そんな次元じゃない。
みぞおちだったのでとにかく痛く、呼吸もままなりません。
そもそも布団なんてないのです。私はいつもキッチンの隅で丸くなって寝ています。
「早く起きろっ、このボンクラ!!」
そういって私をまるでゴミのように蹴り飛ばしました。
「っ、……ご、ごめんなさい、ごめんなさいッ………」
私には謝るという選択肢しかありません。
私には逆らうことは出来ません。
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/10(火) 05:08:21.16 ID:iZxAi5LdO
早々に家を追い出された私は、おぼつかない足取りで学校へと向かいます。
朝ごはんがないのでお腹が減りました。
いやそれどころか、昼ごはんもないし、夜ごはんはおじさんとおばさんの残り物。
そんな食生活だと餓死してしまうので、夜な夜なまるでホームレスのようにレストランの路地裏のゴミ箱などを漁っています。
そのたびに幸せだった日々を思い出し、切なくなるのです……。
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/10(火) 05:18:57.66 ID:iZxAi5LdO
学校が見えて来ました。
ますます鬱になっていく………、そんな感情も最近は忘れかけています。
上履きに画ビョウなどの基本的な嫌がらせや、机・教科書に落書き(もちろん全て悪口)などの重度ないじめ、中には机の中に生ゴミが詰まっていたり、この間は猫の死体まで入っていました。
全く、よくそんな残酷なことを思いつくものだと。
猫が可哀想です。
私に近づいた人はきっとみんな同じ風になります。
まぁただでさえろくに風呂にも入ってないし、気味悪がったり気持ち悪がったりして、みんな私を遠ざけるのですが。
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/10(火) 05:35:12.41 ID:iZxAi5LdO
そんな生活が続いてもう三ヶ月。
あるいはまだ三ヶ月。
毎日毎日苦しみと糸色望の繰り返しで時間感覚が狂ってしまいます。
でも私は諦めません。
いつか必ず………、
必ずこなたたちが助けに来てくれる!
その日を信じて私は耐えます。
私は………、こなたを信じます!!!
<その頃こなた>
「くしゅん!」
「あれ?こなちゃん風邪?」
「風邪、かな?」
「お姉ちゃんがこなちゃんのこととか話してたりねww」
「あー、嫌だよねーそれwww」
「でも、お姉ちゃんがいなくなっただけで感謝しなきゃww」
「そだねwwww」
「お二人ともなんの話をしているんですか?」
「あ、みゆきさん」
「ゆきちゃん」
「いや、かがみんがいなくなって、ほんとセイセイするな〜、て話をねww」
「あら、今さらですか?でも三ヶ月経って思い返してみれば、本当にwww」
「「「ははははははwwww」」」
<了>
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/10(火) 06:27:22.73 ID:iZxAi5LdO
終わり