キョン「これが…俺…嘘だ…嘘だああ!!!」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:長門「…つまりあなたは私を好きだということ?」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/27(火) 23:17:38.20 ID:kPiMwafE0

キョン「何だよこのハゲちらかした頭…」
キョン「何だよこの顔面いっぱいニキビ面の顔ぉ…!」
キョン「だ、だめだ学校になど行けん…いや一生行けん!」
キョン「ハルヒ達になんて言われる… か」
妹「キョンくーん!」
キョン「ふああ…っ!」
妹「きゃあああああああああああああ!!!」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/27(火) 23:34:41.89 ID:kPiMwafE0

キョン「うわあああ!逃げないでくれえええ!」
妹「きゃああああああああ!」
キョン「…」
キョン「…ま、マスク… 帽子…」

ハルヒ「キョーン!」
キョン「!」
ハルヒ「ん?風邪?珍しいわね帽子なんて」
キョン「…」
ハルヒ「そんな深く被ったらキモオタみたいじゃないの!オデコ出しなさ…」
キョン「!」
バシ!
ハルヒ「! な、なによー」
キョン「…」
ハルヒ「ふんだ!」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/27(火) 23:41:05.26 ID:kPiMwafE0

キョン「…」
ハルヒ「…」
古泉「…」
みくる「…」
ハルヒ「ちょっとキョン!部室の中くらい帽子取ったら!?」
キョン「別にいいだろ…」
ハルヒ「なーんかあやしいわねー」
キョン「…」
ハルヒ「もしかしてハゲちらかしちゃったりとか!?」
キョン「!?」
みくる「な、なんてこと言うんですか〜涼宮さ〜ん!」
みくる「キョンくんがハゲちらかしてるワケないじゃないですかあ〜!」
古泉「そうですよ ハゲちらかしてるだなんてそんな馬鹿な話ありませんよ」
ハルヒ「わかんないわよー キョン!団長命令よ!帽子取りなさあーい!」
キョン「…」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/27(火) 23:45:18.22 ID:kPiMwafE0

キョン「…無理だ」
ハルヒ「取れー!」
キョン「や、やめ!?」
ばっ!
みくる「!」
古泉「!」
ハルヒ「!?」
キョン「……   …お(ry」
ハルヒ「ぎゃああああああああああ!!!」
みくる「ひえええええええええええ!!!」
古泉「ぬわあああああああああああ!!!」
キョン「うわああああああああああ!!!」

キョン「…」
キョン「…みんないなくなっちまいやがった…」
キョン「終わったな俺の青春… いや、元からなかったのかなあ…」
がちゃ
長門「…」
キョン「な、長門」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/27(火) 23:49:06.68 ID:kPiMwafE0

長門「…」
キョン「…見ろよ俺を」
キョン「こんな姿になっちまって…」
キョン「ハゲちらかした頭に可哀想なくらいのニキビっつらを!」
長門「…そう」
キョン「逃げんのか?」
長門「あなたという存在に変わりはしない」
キョン「…お前いい奴だな」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/27(火) 23:54:03.62 ID:kPiMwafE0

長門「治療法を考える」
キョン「な、治るのか!?」
長門「治る」
キョン「そ、そうか!できるだけ早く頼む!」
長門「わかった」
キョン「よかった…長門が味方でほんと良かったぜ」
長門「…も」
キョン「ん?」
長門「口臭もワキガも強力な悪臭を放ってる」
キョン「そうか?自分じゃわからんからな」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/27(火) 23:59:30.12 ID:kPiMwafE0

長門「今のあなたは人間の外見を遥かに超越した存在になりつつある」
長門「ハゲ、ニキビ、口臭、ワキガは人間として致命的なもの」
キョン「…」
長門「大丈夫 私が守る」
キョン「な、長門おおお…うう…」
長門「…」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 00:05:42.70 ID:pok2bxzx0

キョン「やっぱ長門は最高だ こんな俺でも…」
鶴屋「お!その後ろ姿はキョンくんじゃないかー!」
キョン「やー先輩ー!」
鶴屋「おや?んー人違いだったみたにょろーごめんねー!」
キョン「いや先輩俺ですよ」
鶴屋「そうなのかい?にゃははー!特殊メイクなんかしてハルヒもやるねー!」
キョン「いや違うんです」
鶴屋「そんな格好して出てったらみんなに逃げられちゃうよー!じゃねー!」
キョン「…」
キョン「長門急いでくれ」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 00:12:57.39 ID:pok2bxzx0

prr
キョン「お、長門からだ もしもし」
長門「…」
キョン「どうだ?治療法見つかった?」
長門「まだ」
キョン「そうか 早めに頼む さうすがにこれじゃコンビニにもいけねー」
長門「…」
キョン「…」
長門「お弁当食べた」
キョン「え?…ああ、そう」
長門「…」
キョン「…え?」
長門「さよなら」
キョン「え?え?」
ぷーぷー
キョン「なんだ今のは」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 00:17:47.89 ID:pok2bxzx0

キョン「…マスクと帽子は意味ないな」
キョン「どうせハルヒが言い回してるだろうし ほんと嫌なリア充だ」

ひそひそ
キョン「みんな俺から離れていく…」
きもーい
キョン「俺もキモオタの仲間入りか…」
がっこうくんな
キョン「二次に目覚めてみようか…」

がらーっ
ハルヒ「!」
キョン「よ、ようハルヒ」
ハルヒ「…キモ」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 00:23:56.54 ID:pok2bxzx0

すごーいなにあれー
ニキビって次元じゃないよーきもすぎるー
アトピーじゃないのー腕も手も首もぜーんぶブツブツじゃーん
しかもハゲちらかしてるしー
いやーん一緒のプールに入りたくないー
キョン「…」
ハルヒ「…」
先生「おはようー」
ハルヒ「! せんせー!席替えしてくださーい!」
キョン「!?」
先生「んーそんな時期でもないぞー我慢しろー」
ハルヒ「席替えして!!!」
キョン「ハルヒ…」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 00:29:02.43 ID:pok2bxzx0

キョン「…ってな感じで席替えしたわけだ」
長門「…」
キョン「俺の前後左右斜めの席の奴ら嫌だ嫌だと…」
長門「…」
キョン「それにしても珍しい お前が俺を呼ぶなんて」
キョン「ま、まさか治療法が…!」
長門「これ」
キョン「…弁当?」
長門「…」
キョン「お前が作ったのか?」
長門「…」
キョン「よくわからんがありがとう」
キョン「妹が行方不明だったもんでな 昼が心配だった」
長門「…」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 00:35:37.62 ID:pok2bxzx0

キョン「これは…うまい!」
長門「…」
キョン「お前が全部作ったのか?」
長門「…」
キョン「お前はいい奥さんになるな」
長門「…」
キョン「…で、治療法なんだけど」
長門「さよなら」
キョン「え?お、おーい長門ー?」
キョン「なんだあいつは…」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 00:44:13.62 ID:pok2bxzx0

キョン「…SOS団」

ハルヒ「キョーン!」
ハルヒ「ねーねー 今度の土曜日SOS団のみんな一緒にキョンの家でお泊り会しましょ!」
キョン「あー?なんだよ突然」
ハルヒ「いいじゃないの!あ、鶴屋先輩も誘いましょ!みんなでゲーム大会するの!」
キョン「だーめだ 何されるかわかったもんじゃない」
みくる「何の話ですか〜?」
ハルヒ「キョンの家でお泊り会するの!」
みくる「え〜私も行きたいです〜!」
キョン「あ、朝比奈さんがそういうのなら…」
古泉「おや?楽しそうですね」
キョン「お前はくんなお前は」
あははは!あははははははははは!ははははは!

キョン「あはははははははははは!はは… は…」
しーん
キョン「…帰ろう」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 00:59:32.73 ID:pok2bxzx0

prr
キョン「お、また長門だ もしもし」
長門「…」
キョン「よお どうだ調子は? あ、弁当ありがとうな」
長門「…」
キョン「ほんとうまかったよ また作ってくれ お前しか味方いないもんな」
長門「わかった」
キョン「…」
長門「…」
キョン「…で、治療法なんだけど まて!切るなよ?」
長門「…」
キョン「治療法っていつになったら見つかりそうなんだ?」
長門「情報が整理しきれていない」
長門「まだ時間が掛かる」
長門「今はそれだけしか言えない」
キョン「そ、そうか…でも、治るんだよな?」
長門「私が守ると言った」
キョン「ああ、頼んだぞ長門」
長門「…」
キョン「…」
長門「のどに骨ささった」
キョン「え?」
長門「さよなら」
ぷーぷー
キョン「…弁当といいなんだ なんかのキーワードか長門」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 01:10:13.44 ID:pok2bxzx0

キョン「ハゲニキビ口臭ワキガ生活3日目」
キョン「さすがに夢オチにはならないようだ」
キョン「…痒い 痒い」
びりぼり ぶちゅ ぶちゅちゅ
キョン「…」
キョン「気にしない 気にしない…」

キモい
死ね
樹海いけ
転校しろ
キョン「…机に落書きされる始末」
クスクス
キョン「そんなに嫌かよ…ハゲニキビ口臭ワキガの俺が…」
ハルヒ「…」
キョン「ハルヒ…」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 01:15:50.30 ID:pok2bxzx0

みくる「!」
キョン「!…朝比奈さ」
みくる「ひええええええええええええ!!!」
キョン「ま、待って!話を聞いてくれ!」
みくる「ひええええ嫌ですううううううう!!!」
キョン「聞いてくれ朝比奈さん!治療法があるんだ!今長門がそれを研究して」
みくる「嫌ですううううう!放してくださあああああい!」
ばっ!
キョン「…そんな」
長門「…」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 01:25:06.31 ID:pok2bxzx0

古泉「…」
キョン「古泉…」
古泉「…先日は大変失礼致しました」
キョン「もういいって… もう慣れた」
古泉「どうやら…ただごとではなさそうですね」
キョン「一々大袈裟なんだよお前は」
古泉「そうはいきませんよ」
古泉「私もできる限り協力させていただきます」
キョン「あ、ああ…今長門が手伝ってくれてるんだ 助かる」
古泉「承知しました では長門さんに掛け合ってみましょう」

キョン「勝手な奴…古泉」
長門「…」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 01:33:03.29 ID:pok2bxzx0

キョン「…」
ハルヒ「…」

ハルヒ「キョン!」
ハルヒ「キョーン!」
ハルヒ「キョンー」
ハルヒ「キョン!」
ハルヒ「キョン…」
ハルヒ「キョーン!」
ハルヒ「キョンー!」

キョン「ああ…3日前までのハルヒがオーバーラップしている…」
キョン「ハルヒよ…お前はただの人間には興味ないって言ってたじゃないか」
キョン「宇宙人、未来人、超能力者、ハゲニキビ口臭ワキガは私の所へ来なさい」
キョン「そうは言ってくれないのかハルヒ…」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 01:42:31.26 ID:pok2bxzx0

キョン「お、長門」
長門「…」
キョン「古泉と話したか? あいつも手伝ってくてるってさ」
長門「一人でもできる」
キョン「そういうなよ お前と古泉のコンビだったら俺も安心できるし」
長門「コンビってなに」
キョン「とにかく頼んだぞ長門 頼りにしてる」
長門「…」
長門「わかった」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 02:03:25.32 ID:pok2bxzx0

prr
キョン「まーた長門か もしもし」
長門「…」
キョン「お前と話すの日常になっちまったなあ」
キョン「いつも本ばっか読んでる姿しか見てなかったからな」
キョン「こんな風に話すのも変な感じだ」
長門「…」
キョン「…今日は何食べたんだ?」
長門「…」
長門「はまち」
キョン「そ、そうか」
長門「…」
キョン「じゃ、じゃあ俺もう寝るから おやすみ」
長門「…」
長門「さよなら」
ぷーぷー
キョン「…」
キョン「滅多に長門と話さないからどんな会話していいものか…」
キョン「こんな姿じゃなかったら…長門連れて…」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 02:13:54.04 ID:pok2bxzx0

キョン「…」
キョン「…」
キョン「一体いつまで待たせる気だ長門…」
長門「…」
キョン「治療法を考えると言っておきながら…もう1ヶ月だ」
キョン「お前なにがしたいんだ…」
長門「私は大丈夫」
長門「私が守る」
キョン「散々聞いたよその台詞…」
キョン「治すって言っておきながら結局なんの手も尽くしてないだろ!」
長門「私が守る」
キョン「こんなこと言いたくなかったけど…もういい、なにもしなくていい」
長門「…」
キョン「治療法は自分で見つける…」
キョン「もうお前なんかに頼まない」
長門「…」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 02:18:52.33 ID:pok2bxzx0

キョン「…」
キョン「これはいったい… どうしたことだろう」
キョン「つるっつる…! …ふっさふさ!」
キョン「治った…のか? はは、はははははははははははははは!!!」
キョン「治った!ぐおおおおお治ったあああああ!ははははは!!!」
キョン「…」
キョン「夢じゃ…ない、よな」
キョン「…清々しい この気分久しぶりだ…」
キョン「…清々しい?」
キョン「…」
キョン「…清々しくなんかあるか」
キョン「ハルヒ…朝比奈の糞女が…」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 02:30:45.21 ID:pok2bxzx0

がらーっ!
キョン「…」
ざわ…ざわ…
ハルヒ「!…きょ、キョン!?」
キョン「…」
ハルヒ「な、治ったの? よ、よかったじゃない!おはよ!」
キョン「…」
ハルヒ「キョン?」
キョン「確かにお前の言う通りだハルヒ…」
キョン「人間ってのはほんと勝手な生き物だ」
キョン「身勝手で汚い、何もなかったように話し掛ける」
キョン「ほんと…ただの人間には興味はない その通りだハルヒ」
ハルヒ「キョン?」
キョン「その点、宇宙人はよかった」
キョン「俺を避けたり舌剣するような事もしない」
ハルヒ「キョン…あの…」
キョン「そして何事もなかったように…元の関係に戻りたいと謝ろうとする」
キョン「ほんと…勝手な生き物だよなハルヒいいいいいいい!!!」
ハルヒ「!」
キョン「…お前だけじゃない お前らにも当てはまってるんだからな」
ハルヒ「…」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 02:41:11.57 ID:pok2bxzx0

なんだそりゃ

キョン「?」

あいつ頭おかしいんでねーの?
何様のつもりだ?
自分が元々そんなに魅力あったとでも思ってんのかしら
あの状態からイケメンになったのならともかく…

ただのキョンじゃん

キョン「…」
キョン「…(なんか、違う まずい…このままだとハゲ(ryの時と何一つ変わらん)」
ハルヒ「キョン…」
ハルヒ「たしかに避けてた… ごめんなさい」
ハルヒ「それだけ言いたくて… ごめんなさい」
キョン「ハルヒ…」
キョン「!(…いかん、一瞬許しかけた)」
キョン「謝ってすむ問題かハルヒ」
ハルヒ「うん…」
キョン「俺がどんだけ…この1ヶ月どんだけ苦労したかお前にはわからんだろうハルヒ」
ハルヒ「…」
キョン「…ちっ」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 02:54:55.08 ID:pok2bxzx0

キョン「授業中ずっとハルヒからの視線を感じてたな…」
キョン「あんな見たこともない顔して謝ってきやがってハルヒ…」
キョン「くそ…許すなキョン…思い出せ」
キョン「あいつは俺になんて言った? キモ?席替え?シカトすらした女だぞ」
キョン「あ… 段々と腹立ってきたぞ」
キョン「誰かにブチかましてやりたい… クソ…!」
みくる「あ…」
キョン「! 朝比奈さ…」
みくる「キョン…くん キョンくんキョンくんキョンくうううううん!」
キョン「朝比奈さん…」
みくる「良かったあああ…キョンくんが元に戻ったよお…!キョンくんキョンくうん!」
キョン「…」
キョン「うるせえ」
みくる「へえ?」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 03:02:37.42 ID:pok2bxzx0

キョン「そのウザイ喋り方をやめろ朝比奈」
みくる「え…キョン、くん?」
キョン「未来人のくせして俺のこと避けやがって…」
キョン「ほんとにお前未来人か?俺のこと全部知ってんじゃないのかよ朝比奈」
キョン「未来人だったら俺のハゲ(ryが完治することくらいわかってただろ朝比奈…」
みくる「あ、あのう…それはあ…」
みくる「き、禁則事項です♪」
キョン「禁則してんじゃねええええ!!!」
みくる「ひえええええっ!」
キョン「まさかあんたにまで避けられるとは夢にも思わなかったよ朝比奈…」
キョン「どうしてやろうか…えー?」
みくる「ふええ…キョンくうん…」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 03:22:33.20 ID:pok2bxzx0

キョン「じゃあさ朝比奈さん」
キョン「俺と付き合ってよ」
みくる「ふええええっ!?いきなりなんですかああっ!」
キョン「俺さ…前から朝比奈さんのこと好きだったんだよ」
キョン「だからまあ付き合ってよ」
みくる「で、でもお…涼宮さんがあ…」
キョン「関係ないじゃん 付き合ってよ」
みくる「…あの… 本当に…私でいいんですかあ?」
キョン「うん マジマジ」
みくる「大切にしてくれますかあ?」
キョン「するする」
みくる「…はい わかりましたあ」
みくる「不束者ですがこれから宜しくお願いしま…」
キョン「じゃこれで朝比奈さんは俺の女ね」
キョン「つまり何をされても怒らない嫌がらない そうゆうこと」
みくる「ふえ?」
ドンッ!

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/28(水) 03:36:13.81 ID:pok2bxzx0

みくる「キョンくうん…」
キョン「朝比奈…さ」
キョン「(まて…これは違わないか?)」
キョン「(これじゃ俺…ハゲ(ryの時より気持ち悪くないか…?)」
キョン「…ち、違う…ごめんなさい」
みくる「キョンくん…」
キョン「帰ります…」
みくる「ま、待ってキョンくん! …私、いいよ」
みくる「キョンくん…私の彼氏だから… 好きにしてくれて、いいよ…」
キョン「いえ、帰ります」
みくる「ええー!?」

キョン「…長門」

113 名前:打ち切り[] 投稿日:2009/01/28(水) 03:48:08.50 ID:pok2bxzx0

キョン「長門の家に行ってみよう…」
キョン「色々酷いこと言ったな俺…」
キョン「俺があんな姿になっても長門は俺のそばにいてくれたんだ…」
キョン「何度も電話してきてくれて…何度も弁当作ってきてくれて…」
キョン「あいつは治療法なんか元々考えちゃいなかったんだ」
キョン「でも、ずっと俺を見守ってくれてたんだな長門…」
キョン「俺が長門の知らない所…もっと知りたい…」
キョン「それから… 謝りたい…」
キョン「長門だけじゃない」
キョン「ハルヒや朝比奈さん…古泉にも謝りたい」
キョン「そしてもう一度… SOS団を再結成して… それから…」
グサッ

キョン「… … … 」
バタッ
妹「わーい!やったー!怪物キョンくんやっつけたよー!わーいわーいわーい!」
たったったったー

キョン「…お泊り会 …したいなあ ……」

打ち切りおしまい

126 名前:おっちゃん ◆age35H/4vE [] 投稿日:2009/01/28(水) 03:55:58.41 ID:pok2bxzx0

勝手に打ち切ってごめんなさい
今日は大事な用があり寝させていただきます
ご愛読本当にありがとうございました
次回作にご期待願う所存です
私のコテですが覚えていてくれると大変嬉しいです
本当に今までお付き合いありがとうございました



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