20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/25(日) 02:02:14.28 ID:18fQn2eAO
朝倉「長門さん、新しい胸よ!」
長門「!」
朝倉「え」
長門「どこ」
朝倉「え?え?」
長門「新しい胸はどこ」
朝倉「う、う〜ん……ちょっと待っててね!」
長門「分かった」
〜一時間後〜
朝倉「出来たわよ、長門さん!」
長門「これは……!」
朝倉「宇宙人特製、超リアルパッドよ!」
長門「有り難く貰う」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/25(日) 02:10:48.83 ID:18fQn2eAO
長門「付けて」
朝倉「わ、私が?」
長門「そう、付け方がわからない」
朝倉「じゃあちょっと失礼するわね」
―――――――――
長門「こう?」
朝倉「違うわよ長門さん、前に回して」
長門「なるほど」
朝倉「逆よ、逆」
長門「わかった」
朝倉「そっちじゃないってば」
―――――――――
長門「出来た」
朝倉「ふぅ」
長門「これで彼の前で縄跳びをしてくる」
朝倉「縄跳び? どうして?」
長門「彼はメロメロ」
朝倉「頭良いわね長門さん」
長門「行ってくる」
朝倉「行ってらっしゃい、長門さん」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/25(日) 02:15:24.55 ID:18fQn2eAO
長門「ただいま」
朝倉「お帰りなさい、長門さん」
長門「今日会社で」
朝倉「サラリーマンごっこはいいから、キョン君の反応はどうだった?」
長門「やたら見てきた」
朝倉「キョン君も男子高校生だし仕方ないわよ、じゃあ作戦は成功なのね?」
長門「大成功と言える成果」
朝倉「そう、じゃあ返して頂戴」
長門「やだ」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/25(日) 02:21:57.56 ID:18fQn2eAO
朝倉「なっ!?」
長門「次はもっと大きいものを」
朝倉「大きいって……それでも十分じゃない? Cはあるわよ?」
長門「もっと大きなものを」
朝倉「で、でも……」
長門「大きなものを」
朝倉「〜……はぁ、わかったわ、一度外して頂戴」
長門「涼子ならやってくれると思っていた」
〜二時間後〜
朝倉「はい、どうぞ」
長門「こ…これは……」
朝倉「朝比奈みくるさん位には作っておいたわ」
長門「これで私は正に長門」
朝倉「次は誰を?」
長門「彼……と親衛隊を作れる位の男を」
朝倉「……そう、頑張って、長門さん」
長門「行ってくる」
朝倉「行ってらっしゃい、長門さん」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/25(日) 02:27:06.40 ID:18fQn2eAO
長門「ただいま」
朝倉「お帰りなさい、長門さん」
長門「ご飯と風呂、そのあとお前」
朝倉「首尾はどうだった?」
長門「学校の7/8の生徒の人心を掌握、私の噂は他校にまで響き渡っている」
朝倉「それはスゴいわね、長門さん、まるでアイドルね」
長門「……」
朝倉「そんな嬉しそうな顔しちゃって」
長門「嬉しい」
朝倉「それじゃあそろそろ……」
長門「やだ」
朝倉「…………はぁ」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/25(日) 02:34:14.59 ID:18fQn2eAO
〜三時間〜
朝倉「はぁ…はぁっ……」
長門「どうしたの?」
朝倉「いえ、ちょっと疲れただけよ、長門さん」
長門「そう……おっぱいは?」
朝倉「こっれっ……よ!!」
長門「これは……」
朝倉「叶姉妹は軽く超越する大きさ、しかしそれでいて優雅さと気品に溢れ決して無様ではないおっぱい……」
長門「……(ゴクリ」
朝倉「それがこの、『おっぱいEXTRAofHeaven:朝倉銘』通称OEHA」
長門「これを付ければ……」
朝倉「ギリシャの女神さえ羨む美貌は約束されるわ」
長門「ありがとう……行ってくる」
朝倉「行ってらっしゃい、長門さん」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/25(日) 02:40:03.21 ID:18fQn2eAO
『叶姉妹「スゴいおっぱいだわ、完敗ね」』
朝倉「ふふ」
『紳助「あかんわ、その胸は凶器やわ」』
朝倉「クスクス、長門さん楽しそう」
『もんた「はい奥様、なんと今話題の巨美乳アイドル長門ユキさんも愛用しているというゴーヤ」』
朝倉「うふふ」
『タモリ「じゃあ明日きてくれるかなっ?」』
朝倉「あはは」
『長門「いいとも」』
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/25(日) 02:43:15.95 ID:18fQn2eAO
長門「疲れた」
長門「ただいま」
長門「……涼子?」
―――――――
テレビ『それは無理だよ!』
長門「涼子、寝ているの?」
テレビ『なんでだよ!?』
長門「……涼子?」
朝倉「…………」
長門「……涼子のおっぱいは、どこにいったの」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/25(日) 02:45:56.88 ID:18fQn2eAO
朝倉「長門……さん」
長門「涼子」
朝倉「テレビ………楽し……そ……」
長門「私はここに居る」
朝倉「長…………さ……」
長門「目を開けて」
長門「どうして」
長門「なぜ」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/25(日) 02:50:40.42 ID:18fQn2eAO
長門「私は悲しい」
長門「常に自己中心的だった」
長門「だからあなたが私に自分の胸を分けている事にも気が付けない」
長門「自分の身を削っている事にも気が付かない」
長門「あなたが小玉すいかでごまかしていた事にも気が付かない」
長門「全て甘い」
長門「だからあなたを失う」
長門「涼子」
長門「……涼子」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/25(日) 02:58:08.86 ID:18fQn2eAO
しばらくして長門ユキは芸能界から姿を消したが、長門有紀はアイドル稼業で稼いだ資金で立派な墓を建てた。
所々に女性の乳房のモチーフをあしらった、華やかで、明るい雰囲気の墓を建てた。
彼女には陰気臭い墓なんかに眠っていて欲しくない、長門有紀たっての意向であった。
今は亡き彼女の笑顔に包まれた一際美しい墓標には、こう刻まれたという。
『長門有紀の永遠の友にして、敬愛すべき母にして、最も愛する恋人朝倉涼子、ここに眠る』
―――――と。
糸冬
NHK