1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/21(水) 09:00:33.03 ID:NX4gaDby0
長門「・・・わからない」
ハルヒ「だってあんた達仲いいじゃん」
長門「必然的にそうなっただけ」
ハルヒ「じゃあ・・・有希はキョンの事好きなの?」
長門「好きではない」
ハルヒ「そうなの?あはははは、良かった」
長門「・・・」
ハルヒ「なんだ、てっきりキョンの事好きなんじゃないかと思ってたんだけど違うのね」
長門「そう」
ハルヒ「じゃあ他に好きな人がいるの?」
長門「古泉一樹」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/21(水) 09:03:52.16 ID:NX4gaDby0
長門「あなたに言いたい事がある」
古泉「何ですか?」
長門「あなたの事が好き」
古泉「・・・すみません、お気持ちは嬉しいのですが」
長門「ダメ?」
古泉「・・・はい、申し訳ありません」
長門「理由を教えて欲しい」
古泉「実は好きな人がいまして」
長門「誰なのか教えて欲しい」
古泉「朝比奈さんです」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 09:06:17.70 ID:NX4gaDby0
みくる「お話とは何ですか?」
古泉「単刀直入に言いますと・・・付き合ってもらえませんか?」
みくる「ええ?」
古泉「以前から貴方の事が好きだったんです」
みくる「ダメです・・・」
古泉「禁則事項ですか?」
みくる「それもありますが、実は好きな人が・・・」
古泉「そうですか・・・すみませんでした」
みくる「いいんですよ、私の方こそごめんなさい」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 09:08:42.49 ID:NX4gaDby0
みくる「今日は風が強いですね」
国木田「そうですね・・・ところで話ってなんですか?」
みくる「国木田くんって好きな人いる?」
国木田「え?・・・ええ・・・まぁ」
みくる「いるんだ・・・・」
国木田「どういう事なんですか?」
みくる「国木田くんに伝えておきたいんです・・・・私あなたが好き」
国木田「・・・ごめんなさい」
みくる「いいんです・・・これだけは伝えておきたかったんです」
国木田「泣かないで下さい!」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 09:11:08.54 ID:NX4gaDby0
国木田「あの・・・話があるんだけど」
ハルヒ「何よ、さっさと話しなさい」
国木田「ここじゃ・・ちょっと話せない話なんだけど」
ハルヒ「ここで話せない話って何よ、言いなさい!」
国木田「だからいえないんだよ」
キョン「どうしたんだお前ら、大声で口論して・・・喧嘩か?」
国木田「そんなんじゃないよ」
ハルヒ「もうめんどくさい奴ね、なら部室で話しましょう。キョンはついてこないで」
キョン「・・・ああ」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 09:13:03.09 ID:NX4gaDby0
国木田「涼宮さんってさ・・・好きな人いるの?」
ハルヒ「誰がキョンの事なんか・・・」
国木田「キョンの事好きなの?」
ハルヒ「いや・・・その・・・」
国木田「涼宮さんがキョンの事を好きなら諦めるよ」
ハルヒ「・・・好きじゃないわよあんな奴!」
国木田「そうなの?よかった〜それじゃあね!」
ハルヒ「・・・なんなのよあいつ」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 09:15:25.30 ID:NX4gaDby0
キョン「そういわれてもなぁ」
国木田「涼宮さんはキョンの事好きじゃないんだよ、だから僕とつきあってよ!」
キョン「お前自分が何を言っているかわかってるのか?」
国木田「最初は自分でもおかしいと思ったよ・・・でも好きになったものはしょうがないじゃないか」
キョン「別に同性愛とかに偏見を持ってるわけじゃないが、自分がそういう対象になると話は別なんだ」
国木田「同性愛とかそういう事じゃないんだよ、僕はキョンの事が好きであって男が好きってわけじゃないんだよ」
キョン(国木田を傷つけず断る方法は無いものか・・・)
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 09:43:23.14 ID:NX4gaDby0
もう自分でもわけわかんねぇよ
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/21(水) 12:05:56.61 ID:NX4gaDby0
完
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 12:55:33.91 ID:+vXQaw6h0
キョン「あのな・・・あれだよ、ほら好きな人が・・・そう!俺にも好きな人がいるんだ!(これでうまく諦めてくれれば・・・)」
国木田「!・・・そうか、それなら仕方ないな・・・」
キョン「そうなんだすまないな、だから俺のことは・・・(よしうまくいきそうだ)」
国木田「それでその好きな人ってのは一体誰なんだい?」
キョン「いや・・・それはちょっと恥ずかしいから勘弁してくれ」
国木田「でもキョンにふさわしい人かどうか確認しないと諦めきれないよ・・・」
キョン「・・・(そう言われてもそんな人いないし・・・適当な人を挙げたらその人に迷惑がかかるかもしれない)」
国木田「お願いだよ・・・このままじゃ僕・・・」
キョン「(あぁあぁぁあどうすればいいんだ!?ハッ・・・迷惑がかかってもいいやつ・・・?)・・・た、谷口・・・?」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 13:36:36.54 ID:+vXQaw6h0
キョン「よ、よう谷口(今すぐ告白しろだなんてんなアホな・・・)」
谷口「おうキョン、涼宮んとこにいかなくていいのか?」
国木田「・・・」ジー
キョン「あぁちょっとお前に用があってな、そのな・・・今お前好きなやついる?(なんでこんなことを・・・)」
谷口「彼女にしたい人ならそこかしこにいるけどなっHAHAHA!」
キョン「そうか・・・じゃぁ俺をその・・・彼氏・・・にしてみないか?(マジでなんなんだこれ・・・誰か助けてくれ・・・)」
谷口「オウフ・・・」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 14:33:48.25 ID:+vXQaw6h0
谷口「な、何言ってんだキョン!?」
キョン「すっ好きなんだよっ!お前のことがっ・・・」ガバッ
谷口「おいやめろ抱きつくなっ!」
キョン「そのまま聞くんだ谷口・・・いろいろあってこんなことをしているがこれは俺の本意じゃない・・・俺はいたってノーマルだ」ボソボソ・・・
谷口「そうか・・・ホントに焦ったぞキョン・・・それでこれは何だ?また涼宮の悪ふざけか?」ボソボソ・・・
キョン「いやハルヒは関係ない・・・いいから俺に協力してくれ」ボソボソ・・・
国木田「・・・」ハラハラ
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 14:50:45.01 ID:+vXQaw6h0
キョン「・・・谷口いいか?」ボソボソ
谷口 コクン「放してくれキョン!」ドンッ
キョン「っ!・・・すまない谷口・・・俺としたことが・・・」
谷口「いや俺のほうこそ悪い・・・ただ俺には・・・他に好きな人がいるんだっ!!!」
キョン「(よしうまいじゃないか谷口、ここで俺が諦めて万事解決だ)そ・・・そうだったのか・・・それなら俺は潔k」
国木田「谷口っ!君はっ!なんてっ!ことをっ!!!」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 15:33:12.50 ID:+vXQaw6h0
キョン「(あと少しだったのに国木田・・・お前ってやつは・・・)落ち着くんだ国木田!谷口は悪くない!」
国木田「いいや!キョンから好意を寄せられているっていうのに、谷口は他に好きな人がいるときたもんだ!」
谷口「だ、だからわりぃっていってるだろ・・・というかどうしたんだ国木田・・・?」
国木田「わりいで済むのならっ!警察はいらないんだよっ!」
キョン・谷口「っ・・・」
国木田「・・・でもこれはただの僕の嫉妬だ・・・キョンはきっと怒っていない・・・そうだろう?」
キョン「お、おぉそうだとも、さっき言いかけたとおり俺はすっぱりとあきr」
国木田「だから谷口!僕は君の恋を応援するよ!キョンと共に!」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 16:35:15.25 ID:+vXQaw6h0
谷口「そ、そうか、ありがとう頑張るよ俺」
キョン「(よくわかんないけどこれは悪い展開じゃない・・・?)悔しいけど谷口の恋が成就することを祈ってるよ」
国木田「素晴らしいよキョン・・・流石僕が惚れた男だね・・・」
谷口「(惚れた!?もういいや早くずらかろう・・・)じゃ、じゃぁ俺はかえr」
国木田「よし!そうときまれば谷口!君の愛しの君はどこのクラスだい?早くしないと下校してしまうよ!」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/21(水) 16:47:14.06 ID:+vXQaw6h0
谷口「いやいやいや俺はもう帰るんだよ、というか帰らせてくれ!」
国木田「何言ってるんだい谷口・・・キョンのことを振っておいて君は何の誠意も見せずに立ち去るというのかい・・・?」
谷口「ヒィッ・・・(なんだこの殺気は・・・どうしちまったんだ国木田・・・?)」
国木田「さぁどうするんだい?もしもこのまま帰るというのなら僕の拳が黙ってはいないよ・・・?」
谷口「わ、わかった国木田、わかったからそのファイティングポーズをやめてくれ、告白する、すればいいんだろ?」
国木田「それでこそ僕が惚れたキョンが惚れた谷口だ!早く君の意中の人を教えてくれないかい?」
なんか国木田とウザクが被ってきた