1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:24:40.05 ID:yDEMzxQA0
ハルヒ「な、何よアンタいきなり! ここは神聖なるSOS団の部室よ! 一般人が入っていい場所じゃないわ」
アスカ「うるさいわね! こっちは忙しいのよ! ほらさっさとしなさいよキョン!」
キョン「な、なんなんだいったい! 長門、助けてくれ!」
綾波「……」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:27:52.49 ID:yDEMzxQA0
ハルヒ「ちょっと! キョンはこれでも一応SOS団のヒラ団員よ! 勝手に持ち出させるわけにはいかないわ!」
アスカ「うるっさいわね! それどころじゃないっつってんのよ! すぐそこまで使徒が来てんのよ!?」
ハルヒ「うるさいのはどっちよこの馬鹿!」
アスカ「うっさい死ね!」
ハルヒ「おまえが死ね!」
キョン「おい古泉! 助けてくれ!」
カヲル「騒がしいねえ」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:30:07.03 ID:yDEMzxQA0
長門「……」
綾波「……」
長門「……」
綾波「……」
長門「…ユニーク」
綾波「そう」
長門「……」
綾波「……」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:31:06.59 ID:yDEMzxQA0
アスカ「ちょっとあんたいい加減にしなさいよ! ホントにぶっとばされたいの!?」
ハルヒ「へえ上等じゃないやれるもんならやってみなさいよ!」
キョン「おいそこのアンタ! それ以上ハルヒを刺激するな!」
アスカ「!? な、何よアンタあたしよりこの女の肩を持つんだ…」
アスカ「ああそうならもういいわよあたし一人で行くから!」
キョン「!?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:31:41.80 ID:yDEMzxQA0
ミサト「キョン君! 何してるの!」
キョン「なんなんだよあんた達は!」
リツコ「時間がないわ…強行手段ね」
綾波「……手伝う」
ガシッ
キョン「!? おいなにすんだ。やめろ。くそっ。放せえっ!」
キョン「ハルヒ助けてくれ。ハルヒ、ハルヒいいいいいいいい!!!」
ハルヒ「キョン! キョーーーーーーーン!!」
長門「……」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:33:55.96 ID:yDEMzxQA0
ネルフ本部
ミサト「これが汎用ヒト型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンよ」
ミサト「乗りなさい」
キョン「乗れるか!!」
綾波「乗れるわ」
キョン「うるせえよ!!!」
キョン「もう嫌だ。なんで俺ばっかりこんな目に合わなきゃなんねーんだよ!」
ドオオオオン
キョン「!!?」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:35:02.81 ID:yDEMzxQA0
ミサト「使徒よ!」
キョン「使徒ってなんだよ!?」
リツコ「キョン君急いで!! 早くエヴァに乗って!」
キョン「無理だって!!」
ミサト「うるっさいわね! 黙ってさっさと乗ればいいのよ!」
ゲシッ
キョン「何す…がぼがぼがぼっ!! 死ぬ!! 死んでしまう!!」
ミサト「それくらい我慢しなさいこっちは急いでんのよ!!」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:36:37.32 ID:yDEMzxQA0
キョン「我慢しろっておまえ俺は麻原彰晃じゃねえんだぞ!」
ミサト「そのうち慣れるわよ! エヴァンゲリオン出撃!」
ガショーーーン
キョン「痛てえ!! 頭ぶつけた!!」
ミサト「キョン君前見て前!!」
キョン「前?」
キョン「…おい!! なんかいる!! なんかいるって!!」
ミサト「それが使徒よ!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:37:42.22 ID:yDEMzxQA0
ミサト「新ヤシマ作戦開始!」
キョン「!? そんな作戦聞いてねえよ!」
リツコ「ライフルで狙い撃って!!」
キョン「ライフル!? ライフルってこれのことか!!」
キョン「うらあああああああああ!!!」
バキューーーーン
キョン「よっしゃああああ当たったああああああああ!!」
ピキーーーーーン
キョン「って跳ね返ってんじゃねえかああああ!!!」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:38:28.27 ID:yDEMzxQA0
キョン「ぐえっ」
ズーーーーーン
リツコ「……」
ミサト「……」
ミサト「つっかえない男ねー」
リツコ「まったくだわ」
ミサト「レイ。後は頼むわ」
ミサト「サクッと終わらせてね!」
綾波「了解」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:41:14.32 ID:yDEMzxQA0
鳴らない、電話
キョン「はっ!!!」
キョン「くっ…痛てててて、なんだここどこだ?」
キョン「……」
キョン「…そうだ思い出した。そういえば俺は変なロボットに乗せられて」
ジリリリーン!ジリリーン!
キョン「!!」
キョン「はいもしもし」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:42:37.89 ID:yDEMzxQA0
ハルヒ「もしもしキョン!? 」
キョン「は、ハルヒか!お願いだ助けてくれ!!」
ハルヒ「大丈夫!? あの後なにがあったの!?今どこ!?」
キョン「はあはあ…あ、あの後なんかわけのわからん巨大なロボットに乗せられた。ここがどこかはわからん。お願いだ早くここから─」
バッッ
キョン「!? 何しやがる!!」
リツコ「勝手なマネは許されないわよキョン君」
ピッ
キョン「もう嫌なんだよ俺を家に帰してくれ!」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:43:53.97 ID:yDEMzxQA0
ミサト「そういうわけにはいかないわ。さっさと起きなさい!!」
ガバッ
キョン「!! うわあ!! ちょっと待ってくれ今気付いたんだけど俺パンツ履いてない!」
ミサト「誰もあんたの小汚いチンポなんて見たがりゃしないわよ早く来なさい!!」
キョン「いやだああああああああ助けてえええええええええええ」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:44:57.91 ID:yDEMzxQA0
─────
ハルヒ「みんな緊急事態よ!!!」
ハルヒ「キョンが攫われたわ!!!」
みくる「ええ!!?」
古泉「なんと」
長門「……」
ハルヒ「でも代わりにそいつらなんか変なのを置いていったわ」
シンジ「……」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:46:23.40 ID:yDEMzxQA0
シンジ「……」
シンジ「…あの…」
ハルヒ「何よ」
シンジ「僕…帰っていいかな…」
ハルヒ「いいはずないでしょこのタコ!!!」
シンジ「!!」
ハルヒ「あんたのお仲間はキョンをいったいどこに連れて行ったのよ!!!」
シンジ「わ、わかんないよぉ!」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:49:52.79 ID:yDEMzxQA0
ハルヒ「知らきってんじゃないわよこのガキ!ぶっ殺すわよ!!」
シンジ「ホントだってぇ!」
長門「待って」
スタスタ
シンジ「……?」
バチーーーーン
シンジ「!! ぐはあっ!!!」
長門「早く言った方が身のため」
シンジ「わかったよぉ言うよぉ言うからもう殴んないでええええ」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:50:53.29 ID:yDEMzxQA0
長門「最初からそう言うべき」
シンジ「ううっ…ぐすっ…ぐすっ…ちくしょお…」
シンジ「僕はエヴァのパイロットだぞ…なんでおまえらなんかに…」
ズゴムッ
シンジ「ぐふうぅっっ」
シンジ「はあ…はあ…きっとあの人はネルフ本部に連れていかれたんだ…」
ハルヒ「ネルフ?」
シンジ「もういいだろ僕を帰してくれよおおおおおおおおおお」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:51:40.99 ID:yDEMzxQA0
─────
キョン「おい…次は俺に何をさせる気だ」
ミサト「今日からあんたはアスカといっしょにこの部屋に泊まり込みよ!」
キョン「なに!? アスカってもしかしてあのかわいい子か!」
ミサト「次の使徒を倒すためにはアスカと身も心もシンクロさせてもらう必要があるわ! がんばんなさい!」
キョン「身も心も!? よおおっしゃあああテンション上がってきたあああああ!!」
キョン「ふんっふんっ!!!」
ミサト「何腕立て伏せしてるのよ」
ビーッ ビーッ
マヤ「パターン青!使徒です!!」
ミサト「!! 出撃よ! キョン君準備して!!」
キョン「早えええよくそったれええええええええええ」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:53:29.11 ID:yDEMzxQA0
キョン「またこれに乗んのかよもうやだよ俺えええええ」
ミサト「はいはいさっさと乗る!!」
ゲシッ
キョン「ぐほあがぼがぼがぼ!! ババアアア絶対殺してやるうううう!!」
ミサト「誰がババアだ死ね!! 侵食されて死ね!!」
マヤ「シンクロ率5%! パイロットが危険です!」
ミサト「いい気味ね!!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:57:48.16 ID:yDEMzxQA0
ガショーンガショーン
アスカ「ちょっとキョン! あんたもうタイミングはバッチリなんでしょうね!?」
キョン「なんのタイミングだよ!」
アスカ「きたわ! あたしが攻めるからフォローして! 合図出したら一斉に攻撃するわよ!」
キョン「フォロー!? フォローって……おおマシンガン持ってんじゃねーか!」
キョン「よっしゃあ死ねえええええええええ!!!」
ダダダダダダダダダダ
アスカ「ぎゃあ!! あたしを撃ってどうすんだボケッ!!」
ドゴッッ
キョン「があっ!!」
ミサト「ちょっと真面目にやんなさいよあんた達!!!!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:58:56.42 ID:yDEMzxQA0
ズドンズドンズドン
ハルヒ「来た…チャンス!! キョン、行くわよ!!」
キョン「よおおおおおおし!!」
ハルヒ「タイミングとって…いち、にの…」
キョン「さんんんんんんんん!!! …っておまえなんで攻撃しねえんだよおい!!!」
ハルヒ「いちにのさん、はい! でする予定でしょこの馬鹿ああああああ!!!」
キョン「知るかああああああああああ」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 16:59:42.20 ID:yDEMzxQA0
キョン「ぐえっ」
ズーーーーーーン
ミサト「……」
リツコ「……」
ミサト「ほんっっとうに使えない男ね」
リツコ「まったくね」
ミサト「レイ。初号機で出てちょうだい」
ミサト「サクッとやっつけてね!」
綾波「了解」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:01:34.25 ID:yDEMzxQA0
間違ったアスカだった
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:02:04.43 ID:yDEMzxQA0
その頃SOS団
ブウウウウウウウウン
シンジ「ちょ、ちょっとあんた達高校生でしょ? いいの車なんか運転して」
ズゴムっ
シンジ「ぐふっ」
ハルヒ「あんたは黙ってそのネルフだかトリュフだがいう場所を教えればいいのよ!!」
長門「余計なことはしゃべらなくていい」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:03:08.11 ID:yDEMzxQA0
シンジ「教える……教えるから……乱暴しないでよおおおおお」
みくる「ごめんねシンジ君」
シンジ「!?」
みくる「キョン君を助けだせたら解放してあげるって約束するから……それまではあたし達に協力して。ね?」
シンジ「……!! うっうっ……僕……朝比奈さんのために頑張ります……」
古泉(非常に上手い飴と鞭ですね)
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:03:59.76 ID:yDEMzxQA0
ハルヒ「で、その場所はどこなのよこの馬鹿!!!」
シンジ「もうすぐ着きますよ!!!」
ハルヒ「!?」
キキーッ
ハルヒ「……どうも着いたみたいね」
みくる「立派な建物……」
ハルヒ「よし。強行突入してサクッとキョンを取り返すわよ!」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:04:57.29 ID:yDEMzxQA0
シンジ「無茶ですよみんな銃持ってんですよ?」
ハルヒ「はんそんなの関係ないわね」
ハルヒ「ほらあんたも行くわよ案内役!! さっさと立ちなさい!!」
シンジ「嫌だぁぁぁぁああああああ死にたくない死にたくない死にたくない」
ドゴオッ
シンジ「がはあぁっっ」
長門「今ここで死ぬ?」
シンジ「ピクピク」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:06:53.18 ID:yDEMzxQA0
─────
キョン「うう…痛てえよ…くそっなんで俺がこんな目に…」
ミサト「ちょっとキョン君!!」
キョン「なんだババア!!!」
ズゴオッッ
キョン「ごふあぁっっ」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:07:34.52 ID:yDEMzxQA0
ミサト「あんたねぇそれでも真面目にやってんの!? レイがなんとかしてくれたから助かったけど…
そんなじゃ初号機のパイロット降ろされるわよ!
キョン「降ろしてくれよ!!」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:09:32.05 ID:yDEMzxQA0
キョン「ていうか腕折れたかもしれん。もうしばらくあんなの乗れねえよ」
ビーッ ビーッ
マヤ「パターン青!! 使徒です!!」
キョン「えええ!! またあ!?」
ミサト「キョン君準備して!!」
キョン「ダブルヘッダーかよ!! というか腕折れたかもしれねーっつってんだろ!!!」
ミサト「やかましい!!!」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:11:10.80 ID:yDEMzxQA0
キョン「嫌だ!! 断固拒否する!! もう絶対俺は乗らねえぞ!!」
ミサト「ああそう」
キョン「!!?」
ドキューーーン
キョン「ひいいいいいいいい!!!」
ミサト「死にたくなかったら乗りなさい!!!」
キョン「乗ったって死ぬってええええええええ」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:12:21.76 ID:yDEMzxQA0
マヤ「第12使徒レリエル!! 接近中です!!」
ミサト「いいキョン君? 今回は最初からレイとアスカと行ってもらうわ」
キョン「なら俺いらねえだろ!」
ミサト「そういうわけにはいかないわ。全員でATフィールドを全開にさせて使徒の落下を止めて」
キョン「ATフィールド? なんだそのATフィールドって」
ミサト「スタートの合図で全員で一斉に走り出すのよ。わかったわね!!」
ミサト「はいGO!!」
ゲシッ
キョン「いちいち蹴んなババアがぼがぼがぼ!!!」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:13:03.41 ID:yDEMzxQA0
ミサト「アスカ、レイ。準備はいい?」
アスカ「オーケー!!」
綾波「…オーケイ」
ミサト「あんたは?」
キョン「あんた言うなババア!」
ミサト「へえ! 戻ってきたら覚悟しておくことね!」
マヤ「!! 使徒、接近!!」
ミサト「みんないくわよ!!」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:14:36.52 ID:yDEMzxQA0
ミサト「3…2…1…」
ミサト「スタート!!」
ダッッッ!!
キョン「!!? うおわああああああああ!!!」
ズコオオオオオオオ
ミサト「何いきなりぶっこけてんのよこの馬鹿があああああああああ!!!」
キョン「違う!! 人がいるんだよ人が!!」
キョン「!!? ハルヒ!!?」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:15:38.72 ID:yDEMzxQA0
ハルヒ「キョン!!? もしかしてそれに乗ってるのキョンなの!!?」
キョン「ハルヒ、みんな!! 助けにきてくれたのか!!」
シンジ「なんで僕の初号機に勝手に乗ってんだよおおおおおおおおお」
マヤ「距離8000!」
ミサト「キョン君いいからさっさと走りなさい急いで!!」
キョン「ハルヒ、話は後だ今は使徒を止めなきゃ!!」
ダッッ
ハルヒ「すごいキョンかっこいい!!」
シンジ「僕の初号機いいいいいいいいいいい」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:16:29.64 ID:yDEMzxQA0
キョン「おっしゃあああ間に合ったぜええええええ!!」
ザザアアアアアアアアッ
キョン「おらあああああああああああ」
レイ「ATフィールド……」
アスカ「全ッ開!!!」
キョン「!!? …!!?」
ミサト「なにしてんのよキョン君さっさとATフィールド使って!!!」
キョン「ちょ…ちょっと待て!!」
キョン「だからATフィールドってなんなんだよ!!!!」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:17:26.89 ID:yDEMzxQA0
レイ「……ダメ……!!」
ズーーーーーーン
キョン「ぐえっ」
ミサト「……」
リツコ「……」
ミサト「とことん使えないわねー」
リツコ「ホントね」
ミサト「カヲルくん。後始末頼むわ」
ミサト「パッパとやっちゃってね!」
カヲル「了解」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:21:19.28 ID:yDEMzxQA0
─────
キョン「うがああああ痛ってえええええええ今度は足折れたかもしんねええええええええ」
ドゴッッ
キョン「げふうっ」
キョン「何しやがんだ人が命からがら帰ってきたってのに!!!」
ミサト「この馬鹿!! マジメにやりなさいよ!! あんたのせいで作戦がメチャメチャよ!!」
キョン「ATフィールドだとか何にも説明しなかったてめえが悪いんだろうが!!!」
ミサト「もう!! 誰が責任全部取らされる思ってんのよ!! 懲戒処分ものだわ!!」
キョン「だったら今すぐ俺をクビにしてくれよ!!!」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:23:14.66 ID:yDEMzxQA0
キョン「あ、そうだったハルヒ達がここまで助けにきてくれてたんだった」
キョン「はっはーざまあみろ長門がいりゃあこんなトコ一瞬で壊滅だ!!」
キョン「てめえら全員あの世行きだ!! 地獄に堕ちろ!!」
ミサト「うるさい!!」
ズンッッ
キョン「ぐほおぉっっ」
キョン「……」
キョン「…やばい…今のはやばい…本気でろっ骨いったかもしれん…」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:25:18.05 ID:yDEMzxQA0
ミサト「何よ男のくせに脆いわねー」
キョン「……」
ミサト「まあいいわ。あんたホントに役に立たないからね。別にもうエヴァに乗らなくてもいいわ」
キョン「…ババぁぁ…」
ウィーーーーン
ハルヒ「あ、キョン!!!」
キョン「!! は、ハルヒぃ…!!」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:26:40.30 ID:yDEMzxQA0
ハルヒ「ちょっとキョン!! 大丈夫!?」
キョン「うう…助けにきてくれたのかぁ…ぐすっぐすっ」
ハルヒ「ちょっとこの人攫い!! キョンに何したのよ!!!」
ミサト「あなたこいつの友達?」
ハルヒ「!! そ、そうよまだあたしとキョンは友達よ!! だから何よ!!」
ミサト「ちょうどよかったわ。人手が足りないの。お願い。あなた今からエヴァのパイロットになって」
ハルヒ「!!!」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:27:30.07 ID:yDEMzxQA0
ハルヒ「え、エヴァ…? エヴァってもしかしてさっきのロボットみたいなやつのこと…?」
リツコ「そう。汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンよ」
ミサト「エヴァには全世界と人類の存亡がかかっているわ。乗ってもらえる?」
ハルヒ「人類の存亡…!?」
キョン「……!!」
キョン「だめだハルヒ…騙されるな…!」
キョン「そいつらは悪魔だぁ…!!」
ハルヒ「乗ります!!!」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:28:23.06 ID:yDEMzxQA0
キョン「馬鹿あぁぁぁぁぁ…!!!」
ミサト「そう。ありがとう。あなた名前は?」
ハルヒ「涼宮ハルヒよ!!」
ミサト「涼宮ハルヒ。あなたをこれよりエヴァのパイロットに任命します」
キョン「ハルヒだめだぁぁぁ…!!!」
ハルヒ「キョン…よく聞いて。もうあたしの肩書は団長ではなくなったわ」
ハルヒ「これからはエヴァンゲリオン初号機パイロット、涼宮ハルヒよ!!!」
To Be Continued…
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:34:13.01 ID:yDEMzxQA0
シンジ「ちょ、ちょっと待ってよミサトさん!! 初号機は僕がパイロットでしょ!?」
ミサト「涼宮さん。あっちでエヴァについて説明するわ。付いてきて」
ハルヒ「わかったわ!」
シンジ「ねえ待ってよミサトさん!! なんで!? なんで無視するんだよ!!」
ミサト「邪魔!!!」
バチーーーーン
シンジ「ぎゃあッ!!!」
シンジ「…僕が…僕が何したって言うんだよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:34:41.80 ID:yDEMzxQA0
ミサト「はい涼宮さんネルフのカード。これであなたは正式にエヴァのパイロットよ!」
ハルヒ「あたしの腕に人類の未来がかかってるってわけね! あー燃えてきたわ! まるでアニメの主人公ね!」
ミサト「がんばってね!」
チョンチョン
ミサト「ん、なあにこのちっちゃい子は」
長門「……」
長門「…あたしも乗りたい…」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:40:10.46 ID:yDEMzxQA0
ミサト「え!? あなたもエヴァに乗りたいの!?」
長門「コクリ」
ハルヒ「なかなか勇気あるわね有希! あたしといっしょに英雄として歴史に名を残しましょ!!」
ミサト「うーん困ったわね。パイロットが増えるのは歓迎なんだけど」
ミサト「もう余ってるエヴァが無いのよねえ」
シンジ「余ってるエヴァってなんだよ僕がいるじゃないか!!」
ミサト「あんたは黙ってなさい」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:41:00.36 ID:yDEMzxQA0
長門「乗りたい」
ミサト「うーんでも…」
長門「乗りたい…」
ミサト(…うっ、かわいい…)
ミサト「わかったわ。じゃああなたが初号機に乗って。涼宮さんには二号機に乗ってもらいましょ」
アスカ「はあ!!?」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:41:44.82 ID:yDEMzxQA0
アスカ「ちょっと待ってよこの馬鹿シンジはいいとしてなんであたしまでパイロット降ろされなきゃなんないのよ!!」
シンジ「!! なんてこと言うんだよアス」
アスカ「やかましい!!!」
シンジ「ぐはあっ!!!」
ミサト「まあまあいいじゃない。ちょっと試しに乗せてあげるだけよ。きっとすぐに諦めるでしょ」
アスカ「何それひどい!!!」
キョン「ながとおお……馬鹿なこと考えるのはよせええ……ガハッ」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:42:40.39 ID:yDEMzxQA0
ハルヒ「ちょっと!! なんで有希が初号機であたしが二号機なのよ納得いかないわ!! 赤なんてダサイ」
アスカ「!! はあ!? 初号機を改良して完成されたのがこの二号機なのよ!! アンタぶっ殺すわよ!!」
ハルヒ「おもしろいやってみなさいよ!!」
ミサト「まあまあ。涼宮さん人にはそれぞれ相性ってものがあるわ。あなたは二号機っぽいわ」
ハルヒ「なによその二号機っぽいって!! ムカツク!!」
アスカ「あんたケンカ売ってんの!!?」
綾波「……」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:43:40.62 ID:yDEMzxQA0
─────
ミサト「はいじゃあ起動実験を始めるわ。二人ともエヴァに乗って」
長門「……」
ハルヒ「何これ! なんか水が入ってきたんだけどがぼがぼがぼ」
キョン「ハルヒ苦しいか!? 苦しいだろ!? 苦しかったら無理することないんだぞ!?」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…べつに。なれちゃったらなんてことないわ。普通に呼吸できるし」
キョン「うそおおおおお」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:45:00.19 ID:yDEMzxQA0
ミサト「シンクロテスト開始!!」
ピイイイイイイン
マヤ「……!! すごい!! 二人共初めてなのにシンクロ率が150%を越えています!!」
アスカ「何それありえない!!」
ミサト「すごいわ二人共!!」
キョン「馬鹿な…俺は5%だったっていうのに」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:46:48.64 ID:yDEMzxQA0
ドオオオオン
ミサト「!!? なに!?」
日向「パターン青! 使徒です!!」
キョン「また!?」
アスカ「ミサト! あの馬鹿女を二号機から降ろして! あたしが行くわ!!」
ミサト「いや……時間がないわ。二人共そのまま出撃して!!」
キョン「おい無茶言うなよ!」
ハルヒ「大丈夫よキョン! あたし行くわ! サクッと片づけてくるから!!」
キョン「ハルヒいいいい長門おおおおおお」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:47:53.58 ID:yDEMzxQA0
ミサト「エヴァンゲリオン発進!!」
ガショーーーーン
ハルヒ「!! なんか前に変なのがいるわ!!」
ミサト「それが使徒よ!!」
ハルヒ「あれ倒しちゃってもいいのね!!」
ミサト「ええ!! 今武器を送るからそれを使って」
ハルヒ「いくわよ有希!!」
長門「わかった」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:49:43.04 ID:yDEMzxQA0
ミサト「ちょっと二人共待ちなさい!!」
ハルヒ「うおおおおおおおおおおおおお!!!」
バキッ…ドオオオオオオオオオオオン
日向「目標完全に沈黙!!」
マヤ「作戦所要時間4秒です!!!」
キョン「……」
リツコ「すごいわあの二人」
アスカ「あ、ありえない…」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:51:18.09 ID:yDEMzxQA0
─────
ハルヒ「ああおもしろかった!! でもちょっともの足りなかったわね!! ねえ有希!!」
長門「コクリ」
アスカ「なんなのよあんた達はいったい!!」
長門「……」
チョンチョン
キョン「ん、な、なんだ長門」
長門「…見てた?」
キョン「ああ見てた見てた。すごいすごい」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:53:03.75 ID:yDEMzxQA0
ミサト「…ボソボソ…」
リツコ「…ヒソヒソ…」
アスカ「!! ちょ、ちょっとそこ!! 何裏でコソコソ話しんのよ!!?」
ミサト「あ、アスカ。えーっとその…実はね」
アスカ(う…い、嫌な予感…)
ミサト「たった今、涼宮さんを正式な二号機のパイロットとして採用することに決まったわ」
アスカ(やっぱりいいいいいいいいいいいい!!!)
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:53:58.81 ID:yDEMzxQA0
ハルヒ「当然ね!!!」
アスカ「いや!! いやよあたし絶対降りないわ!! 二号機はあたしのよあたしがドイツから持ってきたんだから!!」
ミサト「そうねそうよね。そう言うと思ったわ」
ミサト「だからね、あなたといっしょにレイにも降りてもらうから」
綾波「!!!?」
ミサト「それで我慢して。ね?」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:55:08.53 ID:yDEMzxQA0
綾波「い…いやです」
ミサト「レイ! わがまま言わないの」
綾波「いや!!」
綾波「…あたしは…」
綾波「…あたしには…エヴァに乗るしかないの…」
ミサト「そんなこと言ってもね…どう考えてもあなた達よりこの二人の方がエヴァに乗るの上手いのよ」
綾波「!!!!」
アスカ「いやああああああああああああああああああ!!!!」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:56:04.70 ID:yDEMzxQA0
綾波「……」
アスカ「うっうっ…うっ…」
ハルヒ「…な、なんかちょっと悪いことしちゃったかしら」
長門「……」
ミサト「あなた達はそんなこと気にしなくていいわ。それよりこっちに来て。今後の作戦について話します」
ハルヒ「あ、ちょっと待って!!」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:57:47.52 ID:yDEMzxQA0
ハルヒ「ねえ! やっぱりエヴァのパイロットになるってことは学校とかも休まなきゃいけないの?」
ミサト「そうね。いろいろ覚えてもらわなきゃいけないから一週間くらいは休んでもらうことになるわね」
ハルヒ「だ、だめよそれは!! SOS団には活動を続けてもらわなきゃならないもの!!」
ハルヒ「あたしが不在になるなんてことできないわ!!」
ミサト「そんなこと言ってもねぇ」
ミサト「……」
ミサト「あ、そうだ」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:58:54.08 ID:yDEMzxQA0
ミサト「レイ、アスカ。あなた達この二人に代わってそのなんとか団とかいうのに少しの間入っててもらえない?」
アスカ「な、なによそれ!!」
アスカ「冗談じゃないわよ!! なんであたしが程度の低い学校行ってそんなわけのわからないものに入らなきゃなんないのよ!!」
綾波「いやです」
ミサト「まあそう言わないで。……それが終わったらあなた達の復帰も考えてあげるから」
アスカ「…!!」
綾波「…!!」
ミサト「涼宮さんもそれでいい?」
ハルヒ「うーん…まあいいわ。人がいなくなって活動しないよりマシかもね」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 17:59:23.29 ID:yDEMzxQA0
キョン「おいおいハルヒ」
ハルヒ「キョン! あたし達がいなくてもさぼったりしちゃダメよ。死刑だからね!」
キョン「それはいいけど…」
アスカ「……」
アスカ「覚えてなさいこの馬鹿女…絶対にすぐ二号機はあたしが取り戻してやるから…」
綾波「……」
キョン「やれやれ」
シンジ(…ぼ、僕は…?)
To Be Continued…
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 18:03:58.88 ID:yDEMzxQA0
初号機→長門 零号機→カヲル 二号機→ハルヒ
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/27(土) 18:27:32.40 ID:yDEMzxQA0
カヲル「この猫は放っておけば必ず死ぬ、だから今殺したんだよ」
古泉「貴方は無限の可能性からその答えに至ったわけですか…」
カヲル「僕は何か悪いことをしたかい?」
古泉「いえ、それが貴方の考えなのでしょうから」
カヲル「ならこれからも同じことをしていいんだね?」
古泉「干渉はしませんが次は私がいない時にやって下さい」
カヲル「これが僕の答えなのにどうしてだい?」
古泉「私は干渉をしないと言っただけであり、貴方の行動が
正しいとも間違いとも言っていません…私は貴方の考えを
理解する気はありませんからね」
カヲル「じゃあケツ貸せや」
古泉「アッー!」