1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 22:21:52.66 ID:qrZyiQzi0
平成47年。
北海道はロシアの領地となっていた。
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 22:25:07.59 ID:qrZyiQzi0
「平成4」という年号が7年目の2月。
青森はロシアの領地となっていた。
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 22:33:49.01 ID:qrZyiQzi0
―――「平成4」7年3月、函館
ブーーーーーーーン
「大変だロスキーニャ!青森がたった一人の女に壊滅させられたという電報がたった今入った!」
「おいおいゴローニャ、白昼夢もたいがいにしろよ。あの青森がたった一人の女に壊滅させられるわけないだろ(コーヒーを飲む)」
「いや、でも今……」
ブーーーーーーン
「疲れてるんだよロスキーニャ。ここの監視は俺に任せて、仮眠室で休憩したらどうだ?」
「…あ、あぁ、そうするy
バリーーーーン
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 22:38:21.53 ID:qrZyiQzi0
「うわああああ!!」「誰だお前は!!!」
かがみ「名乗るほどでもないわ。かがみよ。」
「ど、どっから入ってきた!見たところお前は日本人!日本人のロシア領への侵入は禁止しているはず!」
「そ、それにここへは青森を通らなければ来れないはずだぞ!」
かがみ「青森は日本の国の一部よ。日本人が通って何がおかしいというの。」
「ファ…ファッキン!!!」パーン
かがみ「どこ狙ってんの?」
パン!パン!パン!パン!パーン
かがみ「あんたねぇ、そろそろ当てなさいよ」
「ノォ!ノォ〜!」
スパーーン、バタッバタッ
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 22:43:10.98 ID:qrZyiQzi0
かがみ「ふっ、決まったわ。今年は「平成4」7年、4人目の平成天皇だから「平成4」よ。」
バタン
「おい、どうしたんだ今の銃声は……う、うわぁ〜!敵襲!敵襲〜!!」たったったった
かがみ「急がなきゃー」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 22:50:28.88 ID:qrZyiQzi0
ロシア軍 北海道基地
「大変です!青森、函館領が陥落しました!」
基地長「なにぃ!?どこだ!アメリカ軍か!」
「い、いえ、情報によると…一人の日本人と。」
基地長「ハッ!白昼夢もいい加減にしろ!直ちに偵察部隊を青森と函館に送れ!」
エマージェンシー エマージェンシー
「たたた、大変です!基地に侵入者です!」
基地長「そんなわけあるかぁ!ここは難攻不落の鉄壁要塞だぞ!有刺鉄線が張り巡らされているんだ!入れるわけないだろ!」
かがみ「いたたた、有刺鉄線でふともも引っかいちゃった」
基地長「うわあああ!お前は誰だ!」
かがみ「名乗るほどでもないわ。かがみよ。」
基地長「うてぇ!」
パンパンパーン
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 22:55:24.36 ID:qrZyiQzi0
かがみ「ロシア兵はもっと訓練を積むべきね」
基地長「銃が……効かないだとぉ…!?」
かがみ「ロシア語で何言ってるかわかんないけど、当たってないだけよ」
スパンスパーン!シュタタッ!ドゴォッ!
「ぐえええあああ」
かがみ「さぁ、残りはあんただけね。」
基地長「ぐぅぅ」
かがみ「このロシア語で書いた紙を見なさい!」
基地長「……つかさ、は、どこ、か?」
かがみ「さっさとつかさを出しなさい!」
基地長「しっ、知らない!知らない!」
かがみ「うそ、つかさはロシア軍に拉致されて、監禁されてるはずよ!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 22:56:19.89 ID:qrZyiQzi0
基地長「何言ってるかわからないが、とにかくつかさという奴は知らない!聞いたことがない!」
かがみ「ふーん、どうやら知らないようね……とりあえず眠ってなさい」スパーン
基地長「ぐえっ」
かがみ「つかさ…どこにいるのかしら」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 23:02:10.66 ID:qrZyiQzi0
でっち「号外!号外!」
『函館、青森、北海道奪回!一人の女性の神業』
みのる「ほぉ〜すごい人がいたもんですね〜」
あきら「…みのる!今からこの人に会いに行くわ」
みのる「はい?」
あきら「自家用ジェットの準備をしなさい!今すぐ!」
みのる「は、はいぃ〜」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 23:08:28.30 ID:qrZyiQzi0
かがみ「これからどうしようかしら……。あてが見つからない…困ったわ」
占い師「ちょ、ちょいと旅のお方!」
かがみ「…あたし?」
占い師「そうです!何か困ってませんか?」
かがみ「そのとおり、よくわかったわね〜。」
占い師「いえ、今そう聞こえたので…」
かがみ「あんた正直ね〜」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 23:11:40.69 ID:qrZyiQzi0
占い師「むむむ……出ました!」
かがみ「どう?」
占い師「北です!北へ向かってください!」
かがみ「北って……ここは日本最北端よ。これ以上北へいく手段がないわ……」
占い師「援助の相が出ています。」
かがみ「援助って……援助交際?もうそんな年じゃあないわ…」
占い師「いや、そういうことじゃ…」
ブウウウウウウウウンブロロロロロロロロ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 23:18:06.37 ID:qrZyiQzi0
ブウウウウウウウウン
かがみ「あれは…飛行機?ロシア軍のじゃなさそうね」
ブウウウウウウウウンブロロロロロロロロ
占い師「こ、こっちへ来ますよ!」
ブウウウウウウウウンンンン……ガチャ
みのる「はぁーやっと着いた。北海道って以外と遠かったんですねぇ。あ、僕北海道初めてだ。」
あきら「寒っ!ちょっと!コートとってきて!」
みのる「は、はいぃ!」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 23:25:28.19 ID:qrZyiQzi0
あきら「まったく寒いわぁ……北海道がこんな寒いところだったなんて……ん?」
かがみ「……」
あきら「……!あ、あなたもしかして!!!」
かがみ「…なによ?」
あきら「北海道をたった1日で占領し、ロシア軍兵士7万人を血祭りにあげた救世主さまでは!!」
かがみ「一人も殺してないはずなんだけどなぁ……北海道の基地を壊滅させたのは私よ。」
あきら「わ、わぁ!!みのるー!救世主さまいたー!あれ持ってきて!」
みのる「ハーイ!」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 23:30:15.51 ID:qrZyiQzi0
みのる「地球破壊爆弾ー」
ドカーン
人類は滅亡し、かがみとつかさは天国で再開した。
Merry Χmas...