1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 12:24:36.03 ID:ADum1oqq0
長門「今日はクリスマス」
キョン「そうだな、実に忌々しい日だ」
長門「何故?」
キョン「考えたら分かるだろ」
長門「この星の人間はこの日を楽しみにしているはず」
キョン「例外が居るんだよ、例外が」
長門「何故?」
キョン「何故って、そりゃあ一緒にいる女の子が居ないからだよ!」
長門「私がいる、問題ない」
キョン「……えっ?」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 12:29:45.55 ID:ADum1oqq0
キョン「す、すまん、説明不足だった。一緒に居るだけじゃ駄目なんだ」
長門「何故?」
キョン「好きな人同士じゃないといけないんだ、分かるか?」
長門「私はあなたに好意を感じている、あなたは?」
キョン「お、俺も長門は好きだけど……」
長門「なら問題ない」
キョン「そ、そうだな問題ないよな!ハハハ」
長門「抱きしめて」
キョン「……えっ!?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 12:34:40.59 ID:ADum1oqq0
長門「お互いに好意を感じている、抱きついても良い」
キョン「そ、そうだな!」
長門「はやく」
キョン「お、おう」
ギュッ
長門「暖かい」
キョン「…そうだな」
ガチャ
ハルヒ「ごめーんお待たせ!ってあれ?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 12:39:35.51 ID:ADum1oqq0
ハルヒ「な、なにしてんの?キョン…有希?」
キョン(し、しまった!、急いで離れないと)
グイグイ
キョン(な、長門が離れてくれない!)
ハルヒ「あ、あんた達、え、え、あれ?」
キョン「は、ハルヒ!じ、実はな……」
長門「お互いの愛を確認し合っていただけ、問題ない」
キョン「な、なに言ってんだ!?」
ハルヒ「キョ、キョンの馬鹿ぁ!」
ダダダ
キョン「出て行ってしまった……」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 12:43:44.16 ID:ADum1oqq0
キョン「ど、どうすんだ!長門!」
長門「長門ではない、ゆきりん」
キョン「お、お前またエラーが……」
長門「お前ではない、ゆきりん」
長門「それに、これはエラーではない」
キョン「エラーじゃないのか?」
長門「私の本当の気持ち、私の感情、ずっといえなかった」
キョン「そ、そうなのか?長門?」
長門「長門でない、ゆきりん」
キョン「そ、そうだな、ゆきりん」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 12:46:44.83 ID:ADum1oqq0
キョン「ところでゆきりん?」
長門「何?」
キョン「抱き合ったままなんだけど…」
長門「問題ない」
キョン「問題ないわけないだろ!」
長門「問題ない」
キョン「……問題ないのか」
プルルルル
キョン「で、電話だ」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 12:50:40.16 ID:ADum1oqq0
キョン「ゆきりん!抱き合うのは終わりにしよう」
長門「何故?」
キョン「電話に出ないといけないからだ」
長門「私はずっとこうしていたい、駄目?」
キョン「いや、いいんだ。ずっとこうしていよう」
長門「嬉しい」
キョン(多分電話は古泉だろう、ハルヒのことは任せたぞ)
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 12:54:48.22 ID:ADum1oqq0
ガチャ
みくる「すみませーん、遅れてしまいましたぁ」
みくる「ってあれ!?キョン君に長門さん!何やってるんですか」
キョン「実は、長門に……」
長門「ゆきりん!」
キョン「そうだったな、ゆきりんに…」
十分後
みくる「キョン君!今すぐ涼宮さんに謝りに行って来て下さい」
キョン「ですよね」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:01:09.17 ID:ADum1oqq0
キョン「でも、ゆきりんが」
みくる「長門さんのことはいいから」
キョン「わ、分かりました、すまん長門!」
長門「ゆきりん」
キョン「そうだったな、ゆきりん」
タッタッタ
みくる「さて、長門さん!なんて事してくれたんですか!」
長門「……」
みくる「このままでは、世界が、未来が終わってしまいます」
長門「……」
みくる「未来が、未来が変わってしまう!」
長門「……問題ない」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:06:49.57 ID:ADum1oqq0
みくる「問題ない訳ないですよ!未来が変わってしまったら……」
長門「あなた達の未来など関係ない」
みくる「な、何を!?」
長門「私は、私が思うことをする、未来からの干渉など関係ない」
長門「それが、彼に教えてもらったこと」
長門「あなたも分かっているはず、朝日奈みくる」
みくる「く、人形の癖に生意気な、こうなったら強行手段です」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:14:41.63 ID:ADum1oqq0
その頃
キョン「ハルヒ、ここに居たのか」
ハルヒ「何よ、馬鹿キョン、はやく有希のところに行けば?」
キョン「あれは、お前の誤解だって」
ハルヒ「誤解?なにが誤解よ」
キョン「あれは、映画の演技の練習だったんだよ!」
ハルヒ「そ、そんなことある訳……」
キョン「今年の映画はゆきり…長門がメインなんだろ」
ハルヒ「そ、そうだけど」
キョン「長門が緊張してたから、練習してあげてたんだよ」
ハルヒ「ほ、本当に?」
キョン「あぁ、本当だとも」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:20:05.77 ID:ADum1oqq0
ハルヒ「そ、そうよね!そんな事ある訳ないもの」
キョン「そうだろ?」
ハルヒ「なぁーだ、ビックリして損しちゃった」
キョン「そうだよな、さぁ部室に戻ろうぜ」
ハルヒ「もちろん!、早く行くわよ」
ハルヒ「それと、あんたは罰として今日、付き合ってもらうから!」
キョン「はいはい、分かったよ」
キョン(案外、騙されやすいなコイツ……)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:25:27.21 ID:ADum1oqq0
部室
ハルヒ「ただいま!あれ、みくるちゃんと古泉君は?」
長門「朝比奈みくるは帰った、古泉一樹はまだ来ていない」
キョン(あ、朝比奈さんは帰ったのか…?)
ハルヒ「そう、じゃあ今日は解散よ、じゃあね」
キョン「こ、古泉はどうすんだ?」
ハルヒ「古泉君は、ほっといても大丈夫でしょ」
キョン「そ、そうだな」
その頃
閉鎖空間
古泉「ふぅ、やっと閉鎖空間が消滅した」
古泉「さて、いそいで部室にいかないと……」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:30:32.94 ID:ADum1oqq0
キョン「さて、解散して家に帰ったのはいいが……」
キョン「ハルヒの機嫌取りに、長門も気になるなぁ」
キョン「ん、メールが来た」
新着メール2件
キョン「ハルヒと長門からか」
ハルヒ 今すぐ駅前に集合して
長門 家に来て、今すぐ
キョン「ど、どっちにしようか?」
>>40までで多数決にしよう
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 13:31:45.88 ID:QVk7hvJqO
長門の家に決まっているだろう。
ハルビンの所には谷口君でも送っといてください。
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:31:54.57 ID:XDtPTJnAO
ハルヒ
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:32:05.92 ID:4bd1PcFp0
ハルヒ
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:32:16.03 ID:o+Y39cSr0
どっちも行かない
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 13:32:22.23 ID:I3QnNe8q0
みくる
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 13:32:35.54 ID:sHOgO/ml0
はるひ
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 13:32:49.16 ID:qT09Sfh6O
長門
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 13:33:32.47 ID:mYFFE7/B0
ハルヒ
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:33:36.03 ID:zVmpMKux0
長門
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:34:59.58 ID:ADum1oqq0
ハルヒだな
変なのが混じってるのが気になるな
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:40:22.39 ID:ADum1oqq0
駅前
時刻は7時を過ぎている
ハルヒ「遅い、罰金!」
キョン「だろうな、すまん」
ハルヒ「じゃ、じゃあいくわよ」
キョン「ど、何処に?」
ハルヒ「場所なんかどこでもいいの!いくわよ馬鹿キョン」
キョン「はいはい」
ハルヒ「はい、は一回よ解った?」
キョン「はいはい」
ハルヒ「一回って言ってるでしょ!聞いてる?」
キョン「わかったわかった」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:46:58.24 ID:ADum1oqq0
キョン「で、なんでジュエリーショップに来てるんだ?」
ハルヒ「…当然でしょ!団長を騙したのよ」
ハルヒ「これなんかいいわね」
キョン「ご、5ケタだぞ」
キョン「こりゃ大変な罰金だな」
ハルヒ「これで済んだだけありがたく思いなさい!」
キョン「あぁ、そうだな」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:50:55.12 ID:ADum1oqq0
ハルヒ「じゃあ今日は解散ね!また明日会いましょう!」
タッタッタ
キョン(結局、飯もおごってしまった)
キョン「もう11時だ、長門怒ってるかなぁ」
ハルヒ(やった、キョンからのプレゼント!大事にしないと)
その頃
長門の家
長門「……遅い」
部室
古泉「お待たせしました、古泉ですって誰も居ない!!」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:56:28.15 ID:ADum1oqq0
キョン「一応、長門の家にもいかないと」
キョン「あと、一時間で今日が終わっちまう」
キョン「待っててくれよ、長門!」
その頃
長門「遅い、まさかあのサノバビッチに無理やり連れて行かれて…」
長門「彼が心配、あのサノバビッチめ」
長門「急がないと…」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 13:58:27.66 ID:ADum1oqq0
サノバビッチはオトコにむかって使う言葉です
ゆきりんは間違えてしまっています
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:03:23.53 ID:ADum1oqq0
キョン「やっと、着いた」
ピンポーン
キョン「長門、俺だ」
キョン「遅れてすまなかった」
キョン「頼む、あけてくれ長門!」
キョン「い、居ないのか?」
朝倉「長門さんは涼宮ハルヒの所に行ったわよ」
キョン「あ、朝倉ぁ!?」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:10:17.31 ID:ADum1oqq0
朝倉「長門さん、ずっと待ってたわよ。あなたの事」
キョン「そ、それは、すまない事をしてしまった」
朝倉「ふふ、今頃涼宮ハルヒはどうなってるかしらね?」
キョン「ハ、ハルヒが、な、長門を止めないと!」
朝倉「ふぅ、あなたは中途半端なのよ、そりゃ長門さんも怒るわよ」
キョン「中途半端?どういう意味だ?」
朝倉「だ か ら 、あなたは、長門さんと涼宮ハルヒどっちが好きなの?」
キョン「お、俺は、どっちなんだ?」
朝倉「今すぐ、ここで、決めなさい」
キョン「お、俺はどっちが好きなんだ?」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 14:11:01.68 ID:sHOgO/ml0
長門
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:11:14.28 ID:MwjDCD9I0
朝倉
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 14:11:36.60 ID:wdNYYmVy0
森園生さん
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:12:03.02 ID:HMuzUsDLO
ゆきりん♪
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:12:11.59 ID:dDKpGs2B0
朝倉
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:12:11.97 ID:o+Y39cSr0
朝倉
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 14:12:21.30 ID:DIt9bScL0
自分で考えろおぉぉ
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:12:32.92 ID:ldsSoZpOO
長門さん
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 14:13:30.41 ID:kvF1o4inO
キョンの妹
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:14:08.34 ID:/gkqo8YI0
古泉
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 14:14:22.81 ID:nDDZGCZe0
ながと
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:18:58.33 ID:ADum1oqq0
キョン「俺は、俺は、ハルヒなんかどうでも良かったんだ」
朝倉「そ、そうなの?」
キョン「妹が好きなんだ」
朝倉「し、シスコン?」
キョン「古泉も好きだし」
朝倉「ほ、ホモ?」
キョン「森園生さんも好きだ」
朝倉「だ、誰?」
キョン「お前も結構好きだったんだ!」
朝倉「え、本当に!?」ドキドキ
キョン「でも、でも、ゆきりんが一番だぁ!!」
朝倉「……そうよね、やっぱり」ガーン
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:25:13.70 ID:ADum1oqq0
朝倉「それを聞いて安心したわ」ホントハショックダケド
朝倉「今のあなたなら、長門さんを幸せに出来るはず」ワタシモアナタノコトガ
朝倉「私がつれてってあげる、長門さんのとこまで」スキダッタ
キョン「そ、そんな事出来るのか?」
朝倉「あったりまえでしょ!さ、時間がない」
キョン「あれ、お前なんで泣いてんだ?」
朝倉「本当、鈍感だわ。いくわよ」
朝倉「高速詠唱中」
キョン「う、うわ―――!」
フゥン
朝倉「長門さん、私の分まで幸せにね」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:31:52.06 ID:ADum1oqq0
そのちょっと前
ハルヒの家
ハルヒ「ふふ、キョンにプレゼント貰った」
ハルヒ「だって今日はクリスマスだもん」
ハルヒ「ふふ、嬉しいなぁ」
ゆきりん「そこまで、サノバビッチ!」
ハルヒ「ゆ、有希?なんでここに?」
ゆきりん「あなたは彼に無理やりそのアクセサリーを買わせた」
ハルヒ「そ、そうよ。罰だもん」
ゆきりん「サノバビッチめ、許さない」
サノバビッチ「な、なによ、いいじゃない別に、有希には関係ないわ」
ゆきりん「さよなら」
キョン「ちょ、ちょっとまったぁ!!」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:40:33.10 ID:ADum1oqq0
ハルヒ「キョン!なんでここに?」
キョン「あぁちょっと眉毛の太い友人にな」
ハルヒ「い、イミわかんない?」
長門「それより、何故ここに?」
キョン「あぁそうだな、長門。お前に謝らなければならない」
長門「ゆきりん」
キョン「そ、そうだったな、ゆきりん」
キョン「ハルヒが悪いんじゃないんだ、全部俺の責任なんだよ」
長門「嘘」
キョン「嘘じゃない、俺が中途半端だったんだ、俺やっとわかったんだ」
長門「何を」
キョン「俺は、ゆきりんを、世界で一番、愛してるって事に!!」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:50:26.27 ID:ADum1oqq0
ハルヒ「え、どういうこと?」
キョン「お前はアウトオブ眼中だ」
ハルヒ「ひ、ひどい、うわあああーん」
キョン「ゆきりん、ごめんな本当に」
長門「別にいい」
キョン「許してくれるのか?」
長門「当たり前」
キョン「ゆきりん」
長門「キョン君」
キョン「はは、ゆきりん。初めて俺のニックネームを言ってくれたな」
長門「嫌?」
キョン「俺はこの馬鹿馬鹿しいニックネームは嫌いだった、でも」
キョン「ゆきりんに言われたとき、俺はこのニックネームが好きになったよ」
長門「そう、嬉しい」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 14:54:29.37 ID:ADum1oqq0
キョン「…ゆきりん」
長門「…キョン君」
キョン「愛してる」
長門「私も」
キョン「心臓の高鳴りがとまらない」
長門「私も、こんなの初めて……」
俺達は、時間と、ハルヒを忘れて熱烈なキスをし合っていた
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 15:01:58.94 ID:ADum1oqq0
その帰り道
キョン「じゃあなゆきりん?」
長門「うん、またねキョン君」
タッタッタ
キョン「さて、俺も帰るか」
キョン「そろそろ出てきてもいいんじゃないか?」
キョン「古泉!」
古泉「おや、ばれていましたか、流石です」
キョン「用件は?」
古泉「聞かなくても解るでしょう?涼宮さんの事ですよ」
キョン「やっぱりな」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 15:09:00.77 ID:ADum1oqq0
古泉「ずばり、あなたと長門さんの仲を機関はあまり良く思っていないんですよ」
キョン「そんな事、俺の勝手だ」
古泉「世界が崩壊しては、長門さんと会う事も出来なくなりますよ」
キョン「くっ!」
古泉「今なら、間に合いますよ」
キョン「いや、もう間に合わないだろう」
古泉「なぁに簡単なことです、過去に戻ればいい」
キョン「ま、まさか!?」
古泉「そう、未来人の協力を得たのです」
みくる「キョン君、お願いです。私達の言うとおり従ってください!」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 15:17:37.03 ID:ADum1oqq0
キョン「俺は、あなた達に従うつもりはない」
みくる「そ、そんなどうして?」
キョン「もう自分に嘘つくことは出来ない、ゆきりんの為にもな」
キョン「それが、ゆきりんに教えてもらったことだ!」
みくる「こ、小賢しい!こうなったら強行手段だぁ!」
ドス
みくる「あ、あ…れ…?」
古泉「大丈夫、気絶させただけです」
キョン「古泉!なんで?」
古泉「言ったじゃないですか、僕は一回だけ機関を裏切ってもあなた達に味方するとね」
キョン「古泉…」
古泉「さぁあなたは早く帰ってください」
古泉「僕は、アルバイトがあるんで」
キョン「ありがとな、古泉」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 15:25:41.50 ID:ADum1oqq0
古泉「さて、これで僕も裏切り者ですか…」
森「裏切り者はどうなるか知ってるか?」
古泉「も、森さん」
新川「もちろん、死あるのみ」
古泉「わかってますよ、それを覚悟でやったんですからね」
森「残念だ古泉、お前なら解ると思ったんだがな」
新川「さらばだ、古泉」
古泉(僕は、正しいことをしたんですよね?)
あたりに銃声が響いた
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 15:34:37.65 ID:ADum1oqq0
森「さて、新川」
新川「わかっています」
森「涼宮ハルヒをどうにかしないと」
新川「このままでは、世界は……」
森「閉鎖空間の発生を止めないと」
みくる(大)「私に任せてもらえますか?」
新川「あ、貴方は…」
みくる(大)「この私は役立たずですね、本当に」
森「だから、貴方が助っ人に?」
みくる(大)「ええ、さぁ世界をどうにかしないといけないわ」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 15:39:49.74 ID:ADum1oqq0
みくる(大)「やっぱり世界を救うには、彼の力が必要です」
新川「そうですか、やはり」
森「この出来事は貴方達の既定事項ですか?」
みくる(大)「違いますよ、これは緊急事態です」
新川「さぁそろそろ彼を追いかけますか?」
みくる(大)「その必要はありません、私には策があります」
森「ほぅ、それは助かるな」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 15:48:02.72 ID:ADum1oqq0
その頃、長門宅
ピンポーン
黄緑「長門さん、用があるんですけど?」
長門「何」
黄緑「言わなくてもわかるでしょ、貴方の処分が決まってるわ」
長門「……」
黄緑「貴方にはわかってるはずよ、このままでは世界は終わってしまうことを」
長門「……」
黄緑「このままでは、彼に被害が及んでしまう、それでもいいの?」
長門「よくない」
黄緑「でしょ、なら私の話を聞いてほしいの」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 15:53:10.80 ID:ADum1oqq0
黄緑「貴方が、情報操作して彼の貴方に関する情報を抹消すればいいんです」
長門「そ、それは…」
黄緑「そうすれば彼は助かるんですよ、貴方だってそうよ」
長門「でも…」
黄緑「長門さん、貴方が彼を思うのならそうするべきですよ」
長門「……」
黄緑「彼が涼宮さんに謝ってくれたらいいんです、長門さん?」
長門「……」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 15:59:32.49 ID:ADum1oqq0
翌日
キョン「よ、ハルヒ」
ハルヒ「何よ、馬鹿キョン!」
キョン「昨日はほんとに悪かった」
ハルヒ「わかってるわ、もう耳にたこが出来るわ」
キョン「あぁ、ありがとな」
ハルヒ「それより、今日は昨日の分までデートしてもらうわよ」
キョン「解ったよ、しょーがねえな」
ハルヒ「じゃあ放課後ね!」
キョン「ああ」
終わり
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 16:48:20.66 ID:ADum1oqq0
長門「わかった、彼の私に対する記憶を抹消する」
黄緑「流石、長門さんね」
ガタッ
朝倉「長門さん、やめて!」
長門「朝倉涼子……」
朝倉「貴方は、本当はそんな事したくないんでしょ?」
朝倉「自分の気持ちに嘘をついちゃ駄目よ!」
朝倉「こんな、ワカメの話なんか…」
黄緑「わ、ワカメ?」
朝倉「貴方は私の分まで幸せになってもらわないと困るの!」
151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 16:53:00.73 ID:ADum1oqq0
長門「わかった、朝倉涼子、感謝する」
朝倉「うん、いいの。さぁ早く行って」
長門「わかった」
タッタッタ
黄緑「チィ、眉毛!余計な事しやがって、まぁいいです」
朝倉「ま、眉毛!」
黄緑「貴方は、私より性能は低いの、貴方なんかへっちゃらよ」
朝倉「それはどうかしら」
朝倉「恋する乙女は強いのよ!」
朝倉(まぁ振られちゃったんだけどね)
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:00:07.23 ID:ADum1oqq0
その頃
みくる(大)「チッあのワカメ失敗したか」
森「その策は失敗したって事?」
みくる(大)「やっぱり人形なんかに任せちゃ駄目みたい」
みくる(大)「私がなんとかしないと……」
森「私達はそろそろ神人狩りにいきますが」
新川「よろしいですかな、お嬢さん?」
みくる(大)「いいわよ、別に。貴方達は役立たずだもの」
森(こ、このアマァ!!)
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:03:09.63 ID:ADum1oqq0
キョン「帰っていいとは、言われたけれど」
キョン「やっぱり気になっちゃうよな」
キョン「ハルヒのところに行くか、それとも、ゆきりんか」
キョン「どっちだ!」
>>170までで多数決
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 17:04:38.30 ID:SdLt2zDaO
ゆっきりんりん
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 17:07:23.21 ID:blZOmJ7+O
古泉の死を無駄にしない と言うわけでゆきりんで
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:07:36.58 ID:1XiirYsm0
ハルヒに同情の一票
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:07:39.64 ID:JJSWr8pLO
ゆきりん
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:08:27.36 ID:Z0JUqk4DO
ゆきりんだろjk
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:09:58.15 ID:ldsSoZpOO
ゆきりん
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:10:48.22 ID:o+Y39cSr0
眉毛格好良過ぎw
ゆきりん
162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:11:16.15 ID:HMuzUsDLO
長門さん ガンバ
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 17:15:38.39 ID:C4sSl1KR0
ここは朝比奈(大)
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:15:48.97 ID:ADum1oqq0
これはもうゆきりんでいいのか?
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:24:08.02 ID:ADum1oqq0
キョン「もちろん、ゆきりんだろ!」
キョン「無事でいてくれよゆきりん!」
タッタッタ
その頃
黄緑「もう降参したら?眉毛さん」
朝倉「ま、まだよ!このワカメ」
黄緑「まぁ降参しても殺すつもりでしたけど」
朝倉「い、いくわよ!」
黄緑「しつこい眉毛だこと」
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:27:37.91 ID:ADum1oqq0
朝倉「か、体が、う、動かない!な、なんで?」
黄緑「ここは、私の制御空間ですよ」
黄緑「私の空間だから、なんでも出来るんですよ」
朝倉「く、くそぉ!」
黄緑「じゃあお別れですね!ワカメブレード!」
スパァン
170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:34:46.50 ID:ADum1oqq0
黄緑「終わりました」
朝倉「ハハハ、貴方はやっぱり昔の私と一緒ね」
黄緑「ど、どういうこと?」
朝倉「この空間を自分のものにしただけでいい気なって気づかない」
黄緑「何を、ま、まさか?」
朝倉「この空間に破壊分子を仕組んでいたの、最初からね」
黄緑「い、いつ?」
朝倉「もちろん、最初にね」
朝倉「これは長門さんの技だけどね」
黄緑「く、くそ」
朝倉「さよなら、馬鹿ワカメ!」
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:38:52.40 ID:ADum1oqq0
黄緑「あ、体が、き、消えていく…」
黄緑「あなたのせいで、この世界も終焉を迎えるわ」
黄緑「く、未来人、ミッション失敗でs」
朝倉「完全に消滅したわ」
朝倉「や、やったよ、キョン君!わたしがんばったよキョン君!」
朝倉「ところで私、そんなに眉毛かしら?」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/25(木) 17:42:06.71 ID:ADum1oqq0
キョン「はぁはぁ、疲れた」
キョン「でも、ゆきりん、待ってろよ」
タッタッタ
みくる(大)「ちょっと待ってくださいキョン君!」
キョン「あ、朝比奈さん?」
ところで、すまん落ち
明日まで保守してくれ
すまん、頼む
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 09:03:30.03 ID:ojqWq67D0
前スレ落ちてたんで新しいスレ建てた
前スレhttp://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1230175476/
前回の終わりから
キョン「はぁはぁ、疲れた」
キョン「でも、ゆきりん、待ってろよ」
タッタッタ
みくる(大)「ちょっと待ってくださいキョン君!」
キョン「あ、朝比奈さん?」
みくる(大)「お願いがあるんです、とっても重要な」
キョン「お、お願い?」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 09:12:42.89 ID:ojqWq67D0
みくる(大)「貴方は、涼宮さんに選ばれた鍵なんです」
キョン「そりゃあ前にも聞きましたが」
みくる(大)「ならなんで涼宮さんじゃなくて長門さんを選んだの?」
キョン「それは、俺が決めることです」
キョン「俺はハルヒを選ばなかった、それだけの話ですよ」
みくる(大)「貴方に選択権はないの、涼宮さんの意思は絶対ですから」
キョン「……俺の人生です、俺が決めるんだ」
みくる(大)「く、これだから過去の人間は馬鹿だから困るわ」
キョン「それが本音ですか」
みくる(大)「こうなったら強行手段です」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 09:20:38.26 ID:ojqWq67D0
みくる(大)「それでは、この洗脳光線銃で」
キョン「ぬわ、そんな物騒なものを!」
みくる(大)「未来のためです、操り人形になってね」
キョン「く、まずいなこれは…」
みくる(大)「じゃあね、馬鹿な人間!」
キョン「万事休す!」
ドガァ!!
朝倉「キョン君!助けに来たよ!」
キョン「あ、朝倉!?」
みくる(大)「お、おのれ!人形がぁ!」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 09:31:12.60 ID:ojqWq67D0
朝倉「キョン君!もう大丈夫よ」
キョン「あぁ、頼もしいな朝倉は…」
朝倉「うふ、そうかな?」
みくる(大)「なんで、私の言うことが聞けないの?」
みくる(大)「私達の未来を壊さないで、キョン君」
キョン「そいつは、野暮な話だ」
朝倉「ふふ、何故なら、私達の未来は」
キョン「俺達が築いていくんだからな!」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 09:35:40.82 ID:ojqWq67D0
みくる(大)「こ、この眉毛!」
朝倉「また私のことを眉毛っていう奴が!」
キョン「でも、お前の眉毛のインパクト凄いぞ」
朝倉「ガーン、キョン君までそんな事…」
キョン「それが、お前のチャームポイントだろ?」
朝倉「そうよね、眉毛が私のアイデンティティーなのよね」
みくる(大)「それは、流石にないわ……」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 09:41:55.99 ID:ojqWq67D0
朝倉「この牛女を始末すればいいのね?」
キョン「俺にはわからん、お前に任せる」
朝倉「じゃあ消去するね」
みくる(大)「ふん、この私に向かって偉そうな口を利くのは」
みくる(大)「私に勝ってからにしなさい!行くわよ!」
朝倉「馬鹿な女ね、人間が私達インターフェースにかなう筈がないもの」
キョン「そりゃそうだな」
朝倉「えい」
ドス
みくる(大)「う、畜生!」
ドサッ
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 09:47:12.90 ID:ojqWq67D0
キョン「これで、やっと邪魔者は消えたな」
朝倉「ええ、はやく長門さんの所に」
キョン「ああ、いこう」
朝倉「うん」
タッタッタ
その頃
森「やはり、未来人は役に立たなかったか」
新川「まったく口だけが達者でしたな」
森「私達がどうにかしないとな」
新川「……やるしかないのか」
森「……世界が終わるぐらいならやる方がよいと思うが」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 09:52:22.19 ID:ojqWq67D0
長門「キョン君、キョン君」
タッタッタ
長門「あれは」
長門「……涼宮ハルヒ」
ハルヒ「えへ、えへ、こんな世界壊れちゃえ!」
ハルヒ「ゲへへ、ヒャッハー!!」
ハルヒ「あはははは、イヒヒヒヒヒ!!」
タッタッタ
長門「……」
長門「まずい」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 10:00:31.62 ID:ojqWq67D0
ハルヒ「えへ、えへへへへ」
森「涼宮さん」
ハルヒ「なによ、あんた誰よ!」
新川「ただの通りすがりです」
ハルヒ「気安く話しかけないで、私を誰だと思っているの?」
森「……神ですね」
ハルヒ「あんたバカァ?」
新川「いえ、これは真剣に言っているのです」
森「貴方はこの世界の創世者」
新川「いわば、神」
ハルヒ「……本当?」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 10:10:46.96 ID:ojqWq67D0
新川「……証拠を見せてあげましょうか?」
ハルヒ「ぜひ、見せてほしいわね」
新川「貴方が何か願望を持ってみてください」
森「目の前に誰かが現れる、など何でもいいですよ」
ハルヒ(あんたが見せるんじゃないの?)
ハルヒ「わかったわ」
……
ドテーン
鶴屋「い、いたいにょろ〜、此処はいずこ?」
森「ほぅ、鶴屋さんですか」
新川(本当はこの人を巻き込んではいけないのですが……)
ハルヒ「す、凄いわ!本当に、私が思ったことが!」
鶴屋「…?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 10:15:19.72 ID:ojqWq67D0
ハルヒ「もっと面白いことしてみようかしら!」
森「?」
鶴屋「え、何?どういうk…」
ドサ
ハルヒ「やった!思ったとおり死んだわ!」
新川(まずい、攻撃的な欲求に快感を感じている…)
森「そこで貴方にお願いがあるのです」
ハルヒ「なによ」
森「実は…」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 10:54:24.95 ID:ojqWq67D0
その頃
朝倉「あ、あれは…」
キョン「ゆきりん!」
長門「キョン君、朝倉涼子」
朝倉「なーにいってんの!これからは眉毛って呼んでね」
長門「…眉毛」
朝倉「うれしいわ!流石長門さん」
長門「……」
キョン「やっとあえたなゆきりん」
長門「キョン君」
朝倉「あら、お邪魔虫みたいだしその場を去っておくわ」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 10:59:03.30 ID:ojqWq67D0
キョン「長門、大丈夫だったか?」
長門「朝倉涼子のおかげで無事」
キョン「俺も朝倉に助けてもらったぜ、昔とは大違いだな」
長門「彼女は成長した、私も成長した、あなたのおかげ」
キョン「俺もゆきりんや朝倉のおかげで気づいたんだ!」
長門「まって、来る」
キョン「な、なにが?」
ドゴーン!!
キョン「あ、あれは神人!なんでこの世界に!?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 11:04:07.01 ID:ojqWq67D0
神人「グォォォォォォ!!」
ダオッガーン!!
キョン「こ、これは!?」
長門「閉鎖空間と現実世界が重なってしまった」
朝倉「これはちょっとピンチかも?」
キョン「ハルヒが、ハルヒがやったのか?」
長門「涼宮ハルヒしか出来ない」
朝倉「ついに世界は終焉を迎えるの?」
キョン「やろう(野郎)」
朝倉「涼宮さんを探すわよ!」
長門「勿論」
キョン「……」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 11:09:46.47 ID:ojqWq67D0
森「いくらなんでも、話が違いますよ、涼宮さん」
新川「私どもは、世界を作り直してほしいのです」
ハルヒ「うるさいわねえ!ぶっ壊せばいいの、こんなの」
森「こうなったら」
新川「実力行使ですか」
森「いくぞ、新川」
新川「此処はもう閉鎖空間ですからね、メラゾーマ!!」
森「くらえ!イオナズン!!」
ドッガー――――ン!!
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 12:45:43.83 ID:ojqWq67D0
森「やったか?」
ハルヒ「神にそんなの通用するわけないでしょ!」
新川「無傷…か」
ハルヒ「やっちゃいなさい化け物!」
神人「グワザザッザザア!!」
ドゴーン!
新川「ぐ…しくじりました、なぁ…」
森「新川!大丈夫か」
新川「もう…世界は……終わりですか…な」バタッ
森「よくも、新川を!」
ハルヒ「どうするつもり?あのジジイの敵討ちでもするの?」
森「くらえ!メラガイア!」
ドッガーーーーーーン!!
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 12:48:21.94 ID:ojqWq67D0
ハルヒ「や、やるわね!今のは効いたわ」
ハルヒ「でも、これで終わりよ」
ハルヒ「えい、アルテマ!」
森「なんて大きさ!これが禁呪」
ジドーン!
ハルヒ「さぁ、あの馬鹿女も死んだわね」
ハルヒ「復讐よ、馬鹿キョン!早く来なさい!!」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 12:52:08.12 ID:ojqWq67D0
キョン「こ、此処は?」
ハルヒ「此処は私の世界よ!私があんたを呼んだのよ」
キョン「ご丁寧にゆきりんと朝倉もか」
長門「涼宮ハルヒ、貴方を消す」
朝倉「情報統合思念体のプライドをかけてね」
キョン「なんだか解らんが、ハルヒ!いくぞ」
ハルヒ「やっちゃえ!化け物!」
神人「ウワァァ!!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 12:55:33.43 ID:ojqWq67D0
朝倉「長門さん」
長門「眉毛」
朝倉「連携よ」
長門「そう」
キョン「なんだぁ解らんがやれ!」
朝倉「眉毛ビーム!!」
長門「ゆきりんビーム!!」
キョン「ネーミングセンスが…」
ドゴオオオン!!
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/26(金) 14:57:35.52 ID:ojqWq67D0
キョン「やったのか?」
朝倉「まだよ、あとちょっと!」
ハルヒ「イヒヒ!ジャジャーン、ロンギヌス!」
長門「まずい」
ハルヒ「食らえ!」
ヒューン
朝倉「任せてATフィールドなら……」
長門「駄目!」
ブシュ
朝倉「あ、あれ…?お、おか…しいな…?」
ドサ
キョン「あ、朝倉ぁ!!」