4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 13:55:28.09 ID:JMFkgpOpO
「ごちそうさま〜」
晩御飯を食べ終えて、お母さんといっしょにみんなの食器を洗う。
「つかさ、今日世界史の宿題出たでしょ?今夜いっしょにやらない?」
コタツで私の双子のお姉ちゃん、柊かがみが声をかけてくれた。
「う、うん。でも提出期限が明日じゃないから、今夜はいいや〜」
えへへ、と笑う私に、
「ふ〜ん?わかった」
とお姉ちゃんは不思議そうな顔をした。
いつもならお姉ちゃんに宿題を喜んで教えてもらうところだけど。
今夜はダメ。ずっと前から、今夜するって決めてたんだ。
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 14:03:34.51 ID:JMFkgpOpO
――深夜10時――
準備ができた。
私は部屋の鏡で自分の外見をチェックする。
黄色いリボンはいつも通り。襟にフェイクファーがついた、膝丈までのダウンジャケット。ソックスは膝下まで。同じ高さのブーツを履くつもり。
この季節の夜に外出するなら、当然の厚着。
でも、みんなわからないだろうな。
私はジャケットの前をはだけて、鏡に映す。
「私、コートの下は、服も下着も、何も着てない、素っ裸なんだよ……」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 14:47:38.71 ID:JMFkgpOpO
家族に気づかれないよう、そっと玄関まで歩いて、ブーツを履く。
ドキドキするような、息が苦しいような。
まだ外に出てもいないのに、なんだか熱っぽい。
「……いってきます」
私は扉をそっと開け、街の中へ足を踏み出した。
道路に出た瞬間、それまでのドキドキに加えて、恐いような嫌なような、変な気持ちが足されて、私の頭の中はもうグチャグチャになる。
でも、フツーなフリをして歩きはじめる。よかった、暗くて。明るかったら顔が真っ赤なの、すぐにわかっちゃうよ。
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 15:13:01.99 ID:JMFkgpOpO
ボーッとしながら歩いてるけど、ちゃんと怪しまれない準備も忘れない。
ジャケットのポケットからコンビニの袋と小型のマグライトを取り出して、手からぶら下げる。
実際にやってみて初めてわかったけど、夜に女の子が手ぶらで歩いてるのは、かなり怪しまれる。
変な男の人に声かけられたり、お巡りさんに注意されたり。
コンビニの袋を下げてるだけで、買い物帰りだとみんな誤解してくれる。マグライトは……色々な使い道がある。恥ずかしいから言えないけど。
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 15:34:13.75 ID:JMFkgpOpO
家から少し歩くと、すぐ商店街に出る。まだ灯りがついているお店が多くて、少し人通りもある。
前から人が歩いてくる度、胸のドキドキが激しくなって、すれちがった瞬間息が詰まるような感じになる。
人が遠ざかると、今度は膝がガクガクするような、ホッとするような、悪いことしてるような気持ち。
それを繰り返すうちに、体が変になってくる。
ジャケットの裏地に擦れる胸の先が、なんだか凄く切ない感じ。オンナノコの部分が熱くて汗ばんだ感じ。
「うぅ……そろそろガマンできないよぉ」
私は小さな公園の中に入った。
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 15:50:56.04 ID:JMFkgpOpO
公衆トイレと生け垣みたいなところの間、狭いスペースに入る。
以前は女子トイレの個室に入ってたけど、最近物足りなくなった。
あと簡単なことだけど、この季節は寒いけど、蚊とかに刺されないのがありがたい。
「誰も、見てないよね……」
公園内の街灯、家の灯り。
直接照らされなくても、ボンヤリと周りの状況はわかる。目も暗いのに慣れてきたし。
私はゆっくりジャケットの前のファスナーを開けて、前を広げた。
足を広げてしゃがみこむ。ジャケットは両袖を通したまま、体の後ろに回す。こうすると、裸のようでいて、立ち上がって手を前に出すだけですぐ服が体を覆ってくれる。
「私、体が白すぎるのかな?」
薄暗がりの中で、自分の肌だけが光ってるみたいに白く浮いている気がした。
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 16:01:18.70 ID:JMFkgpOpO
最初に、裏地に擦れてムズムズする、胸の先っちょに指を這わす。
「ぅゎ……!」
ビクンッ!と体全部が震えるくらい、ビビッとなった。
「すご、すごいよ……」
私はしゃがんだまま、両手で胸を刺激し続けた。
頭の中は、誰かにムリヤリされてるイメージ。エッチな人に、イジワルされてるイメージ。
「んダメ、ダメだよ……」
吐く息が、さっきより濃く白くなっている気がした。
そして片手は胸をいじったまま、もう片方の手を下に下ろしていった。
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 16:05:18.89 ID:JMFkgpOpO
自分、夜は違うSS書きに行くんで、誰か続き書いてくれないか……?
って、そもそも>>1じゃないんだけどね。
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 16:24:17.25 ID:JMFkgpOpO
おヘソから下腹、そして両足の間へ。
「暖かい……」
思い込みじゃなく、本当に大事なトコロの近くは、周りの寒さと比べて暖かかった。
その暖かい空気の中心へ、思いきって指先を伸ばす。
「ンッ!!」
大声が出そうになって、慌てて下を向いて目と口をギュッとつぶる。
気持ちよい。
私のオンナノコの部分は、もう恥ずかしいくらいヌルヌルしてて、そして敏感になっていた。
「ぁはぁ……」
女の子向けの雑誌に書いてあったのを恐る恐るやってみたことはあるけど、くすぐったいだけで、こんなに気持ちよくはなかった。
「あぁ、なにコレ……私、悪いコトしてる……」
お姉ちゃんやこなちゃんやゆきちゃんが、私がこんなことしてるって知ったら、どんな顔するかなぁ?
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 17:46:43.33 ID:JMFkgpOpO
自分が続き書くとしたら夜中の二時過ぎになると思うんですけど……
マジで落とすか、誰か続き書かない?