キョン「なぁハルヒ」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「ねぇ、キョンは?」

ツイート

1 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 18:53:55.67 ID:P8kLWyEWO

キョン「お前は今でも告られたりするのか?」

ハルヒ「高校入ってからはないわ」

キョン「ふーん。じゃあ今でも告られたら誰でも付き合うのか?」

ハルヒ「今ではSOS団があるから、その活動に支障が出なさそうなら受けるかな」

キョン「ふーん…」

3 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 18:59:23.03 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「なによその返事は…せっかく答えて上げたんだからもっとリアクションしなさいよ!」

キョン「………」

ハルヒ「…キョン?あんた私の話…」キョン「好きだ」

ハルヒ「ふぇ?」

キョン「好きだハルヒ。俺と付き合って欲しい」

4 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 19:03:10.94 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「…えっあぅ…ダメよ…」

キョン「なっ!?誰でも受けるんじゃなかったのかよ」

ハルヒ「…ダメ…ダメなものはダメ!」バンバン

キョン「痛い痛い!叩くな!」

5 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/09(火) 19:10:44.93 ID:P8kLWyEWO

キョン「なんでダメなんだよ?」

ハルヒ「なんでって…キョンと付き合ったらSOS団の活動に支障が出るから…」

キョン「支障は出にくいだろ。少なくとも団員の方が顔会わせる機会も多いし、土曜の探索の時にもクジにでも細工すれば活動中にデートだって可能だ。少なくとも一般の人間よりは越えるべき壁は少ないだろ」

ハルヒ「むー…」バンバン
キョン「痛い痛い!」


8 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 19:16:12.85 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「そもそもアンタには誠意が感じられないわ!告白されれば断らないのを聞いてから告白するなんて…」

キョン「…お前がもし今では断るって言ってたら…まぁあんなことは言わなかったな…」

ハルヒ「ほらみなさい!だからダメよ」

キョン「…俺だって…俺だって…」

ハルヒ「……ん?」

11 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 19:25:02.87 ID:P8kLWyEWO

キョン「お前と付き合ってみたかったんだよ!」バン

ハルヒ「!?」

キョン「お前と付き合ったら…どんな顔するのかとか…笑ってくれるのかとか…またすぐにフラれるんじゃないかとか色々考えたさ」

ハルヒ「ぅぁ…え…?」

キョン「俺は別に興味本位で付き合いたいなんて言ったんじゃないんだ!お前が付き合ってきた奴の中で…もしも俺の知らないハルヒを知ってるやつがいたら…そう思ったら悔しくなって…」

ハルヒ「ぅぁぁ…」

キョン「でもいきなり告ったって勝算ないだろ?だから聞いたんだ、今でも告白されれば受けるのかって!」

ハルヒ「………」

14 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/09(火) 19:29:48.25 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「なっ…なによ…ズルいわよ…いきなり…」

ハルヒ「大体付き合ってきた奴に見せた表情なんてムスッとした表情ばっかだし…」

ハルヒ「だから…私と付き合わなくも…」

キョン「…わかった」

ハルヒ「え?」

キョン「忘れろ」

16 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 19:33:13.11 ID:P8kLWyEWO

キョン「忘れろ俺が言ったことは全部」ガタガタ

ハルヒ「なっ!ってかどこ行くのよ?」

キョン「帰る…用事を思い出した」ガチャ

ハルヒ「えっあ?キョン!」

ハルヒ「行っちゃった…」

18 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 19:39:50.73 ID:P8kLWyEWO

みくる「……あっ」ガチャ

ハルヒ「みっみくるちゃん!遅いじゃない!」

みくる「あっすいません補修があったので…」

ハルヒ「そうなの。なら仕方がないわね」

みくる「あの…」

ハルヒ「ん?なに?」

みくる「キョン君と何かありました?」

ハルヒ「!?」

22 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 19:44:59.53 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「なっ何もないわよ…用事を思い出したって帰って行っただけ…」

みくる「そうなんですか…」

古泉「遅れてスイマセン」ガチャ

ハルヒ「あっ古泉君」

古泉「来て早々申し訳ないのですがさっき急にバイトが入りまして…」

ハルヒ「あっそうなの…仕方がないわね…」

古泉「すいません失礼します」ガチャ

ハルヒ「バイト頑張ってね」

朝比奈「(急なバイトってことはやっぱり何かあったんじゃ…)」

25 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 19:50:36.97 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「………」

みくる「お茶置いておきますね?」

ハルヒ「……えっあっありがとうみくるちゃん」

みくる「(やっぱり何かあったんじゃ…)」

長門「………」ガチャ

ハルヒ「あっ有希遅いじゃない!」

長門「……何かあった?」

ハルヒ「えっ!?」

長門「彼と…」

ハルヒ「彼って…キョン?」

長門「そう。さっき彼に会った……泣いてた」

ハルヒ「えっ…」

みくる「!?」

26 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 19:54:09.98 ID:P8kLWyEWO

長門「私が声をかけようとしたらそのまま学校から出ていった」

ハルヒ「………」

長門「彼が泣くなんて見たことないから驚いた。そして…」

ハルヒ「そして?」

長門「あなたと何かあったんじゃないかと思った」

ハルヒ「………」

28 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 20:05:19.13 ID:P8kLWyEWO

みくる「やっぱり何かあったんですね…」

ハルヒ「………」

みくる「良ければ話してもらえませんか?」

ハルヒ「………私ねキョンに告白されたの…それで断っちゃった」

みくる「!?」

長門「………」

33 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 20:12:29.59 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「びっくりした…冗談だと思った…でもキョンは本気だったみたい」

みくる「………」

ハルヒ「私…今の関係が好きなの…私に近づいて来る人は奇異な目で見るか私と付き合って自慢したいだけだったの…」

ハルヒ「だから友達なんて居なかったし…ましてや異性の友達なんか…」

ハルヒ「キョンが初めてだったの…」

37 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 20:18:14.42 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「なんだかんだ文句は言うけど私のワガママに付き合ってくれるし…だから大切な友達…」

ハルヒ「もちろんみくるちゃんや有希や古泉君も…皆私の大切な友達よ?でもキョンは一番大事な友達…」

みくる「私も…涼宮さんは大切な友達です」

長門「…私も…友達」

ハルヒ「…ありがと」

40 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 20:22:25.25 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「だから…キョンと付き合ったら…この関係が崩れちゃうんじゃないかって…」

ハルヒ「それに…中学の時に付き合った奴らとかぶって…キョンもそうなっちゃうんじゃないかって…」

みくる「………」

ハルヒ「だから誤魔化そうとしたら…怒っちゃったみたい」

45 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 20:28:41.24 ID:P8kLWyEWO

みくる「涼宮さんは…多分キョン君のことが好きなんだと思います」

ハルヒ「えっ!?」

みくる「だって今まで告白してきた人とは付き合ってたんですよね?でも今回はちゃんと考えてるじゃないですか」

ハルヒ「えっ…まぁそうだけど…」

みくる「それだけ彼のことを大切に想ってるんですよ。急に言われたからびっくりしただけで」

ハルヒ「………」

46 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 20:36:22.75 ID:P8kLWyEWO

みくる「それに…キョン君ならそんなに変わらないと思いますよ。それ以上に優しく接してくれると思います」

ハルヒ「……そうかしら」

長門「泣いてたのが一番の証拠、それだけあなたのことを大切に想ってる」

ハルヒ「……ん」

48 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 20:42:53.05 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「明日…キョンにちゃんと返事するわ…私の想いを伝える…」

みくる「そうですか!」

長門「頑張って…応援する」

ハルヒ「今日は色々と話し過ぎちゃったわ、このことは皆には内緒よ!」

みくる「わかってます♪」

ハルヒ「んじゃ今日は解散よ」

長門「了解した」

53 名前: ◆6l0Hq6/z.w [sage] 投稿日:2008/12/09(火) 20:50:40.56 ID:P8kLWyEWO

一応、一段落着いたので
ちょっと落ちます
下手したら戻って来れないかもなので落としてくれてかまわないです

余力があれば明日にでも続き書きます
中途半端ですいませんホントに

あとハルヒはキョンの嫁氏ではないです。すいません

前に未完で書いてたんですがね。トリあってるかな?

56 名前: ◆hxbNJGfGAs [sage] 投稿日:2008/12/09(火) 20:53:18.15 ID:P8kLWyEWO

あぁトリが違うねぇ…orz
これかな?

57 名前: ◆TWiYs6WFSg [sage] 投稿日:2008/12/09(火) 20:58:00.24 ID:P8kLWyEWO

完璧に忘れた…orz
まぁとりあえずこのトリで行きます

スレが残ってたらこのスレで
残ってたなかったらキョンかハルヒで検索すれば引っ掛かるようなスレタイで立てますんで
ではでは(。´・ω・)ノシ

68 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 23:24:42.17 ID:P8kLWyEWO

〈翌朝登校途中〉
ハルヒ「(一段と寒くなってきたわね…)」

ハルヒ「(今日は伝えなきゃ…キョンに…)」

キョン「うす」

ハルヒ「(私の想いを…)」

キョン「おい!ハルヒ?」

ハルヒ「うわぁぁ!?」

キョン「なんだよその驚きようは…俺は化け物じゃねぇぞ」

ハルヒ「急に話しかけるからびっくりしたじゃない!」

キョン「そいつはすまないね」

70 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 23:34:52.77 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「大体いつも遅刻ギリギリなのになんで今日は早いのよ!」

キョン「昨日は眠れなくてね」

ハルヒ「あっ……」

ハルヒ「ねぇキョ」キョン「なぁハルヒ!」

ハルヒ「えっ…なによ?」

キョン「昨日家に帰ってずっと考えたんだ。俺とお前はこういう関係が一番いいのかもなってな」

ハルヒ「えっ…?」

キョン「最初はお前のワガママに付き合うのはあんまり好きじゃなかったけど、今では嫌じゃないんだ。」

キョン「なんていうか…落ち着くっていうか…慣れたというか…」

72 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 23:39:46.33 ID:P8kLWyEWO

ハルヒ「………」

キョン「ハルヒがワガママ言ってそれに俺が答えるっていうこの関係は崩しちゃいけないと思う」

ハルヒ「……」

キョン「だから昨日ことは忘れてくれ」

ハルヒ「あの…キョン!」

キョン「な?」

ハルヒ「……うん」

キョン「んじゃ先に行くぞ」

ハルヒ「あっ…」

74 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 23:50:25.33 ID:P8kLWyEWO

〈昼休み〉
キーンコーンカーンコーン…

ハルヒ「(……どうすればいいんだろ…私は)」

キョン「んで何だって?」

谷口「だから犯人はヤスだったんだよ」

キョン「何年前のネタだよ」

国木田「ポートピアだっけそのゲームって」

ハルヒ「………はぁ」


127 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 18:12:47.20 ID:z7v3o3wMO

みくる「結局どうだったんですか?」

ハルヒ「……キョンはいつも通りだった」

みくる「……?」

ハルヒ「いつも通りに私に接してくれたの。それに私との関係は今ままでいいって」

みくる「そうなんですか…」

長門「………」ガチャ

ハルヒ「遅いわよー有希」

長門「………」バタン

129 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 18:25:34.66 ID:z7v3o3wMO

ハルヒ「私はどうなんだろ…」

みくる「……?」

ハルヒ「告白されて最初はホントにびっくりしたわ。でも今まで告白されてきた時と違って嫌な感じは無かったわ」

ハルヒ「ただ…私とキョンが…その…彼氏彼女の関係になったら…って考えたら…」

ハルヒ「うーん…自分でも良く分かんない…うー…」

130 名前: ◆TWiYs6WFSg [sage] 投稿日:2008/12/10(水) 18:33:12.61 ID:z7v3o3wMO

ハルヒ「私は今の関係が良いの?それとも…」

みくる「今は…いっぱい悩んでください」

ハルヒ「えっ?」

みくる「その…急いで結果出すより…今は悩んで悩んで…いっぱい悩んで…それで自分の納得できる結論を出した方が良いと思います」

長門「(昨日と言ってることが違うような気がする…)」

ハルヒ「そうなのかしら…」

132 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 18:48:00.05 ID:z7v3o3wMO

ハルヒ「でも…このまま蔑ろにしてたらそのうちキョンは私のことホントに友達としか見てくれなくなっちゃうんじゃ…」

みくる「うーん…それは難しい問題ですけど…それでも私は良く考えた方がいいと思います」

みくる「もしキョン君の気持ちが変わってしまったとしても…その時は涼宮さんが頑張って振り向かせれば良いじゃないですか」

ハルヒ「………」

長門「(昨日は涼宮ハルヒはきっと彼のことが好きだ。だから想いを伝えれば良いと言ってた)」

長門「(でも今日は良く考えてからにした方が良いと言ってる…)」

ハルヒ「うん…そうよね…私良く考えてみるわ」

みくる「はい!いっぱい悩んで納得する結果を出してくださいね♪」

長門「頑張って(ガールズトークは難しい…)」

134 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 18:54:05.43 ID:z7v3o3wMO

<一方その頃>
カランコロン…

古泉「あっこっちです!」

キョン「お前がこうやって呼び出すなんて珍しいな…」

古泉「まぁ座って下さい」

135 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 18:57:27.07 ID:z7v3o3wMO

キョン「とりあえずドリンクバーで」

古泉「僕もドリンクバーを。あとキングスイーツパフェを下さい」

キョン「女子か!」

古泉「スイーツ(笑)」

136 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 19:01:26.66 ID:z7v3o3wMO

キョン「それで…何で呼び出したんだ」

古泉「大体想像はつくでしょう?」

キョン「…お前が大好きな閉鎖空間か」

古泉「はい…って誰が好きじゃボケえ!」

キョン「しょっちゅう行くじゃないか」

古泉「行きたくて行っている訳ではないですよ」

キョン「…分かってるよ」

137 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 19:07:59.26 ID:z7v3o3wMO

古泉「それで…今回は何を?」

キョン「…その前に一つ聞きたいんだが」

古泉「なんでしょう?」

キョン「お前は…人を好きになったことはあるか?」

古泉「随分唐突ですね…僕にもそれくらいありますよ」

キョン「男か?」

古泉「アッーってやかましいわwww」

キョン「お前の日頃の言動見るとそうしか見えないんだよ」

139 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/10(水) 19:15:59.74 ID:z7v3o3wMO

古泉「そんなことありませんよね…?」

キョン「いいやお前はホモキャラだ」

古泉「………」

キョン「…まぁ軽い冗談だ気にするな(周りはそうとしかみてないがな)」

古泉「まぁいいでしょう…とにかく好きになったことくらいはありますよ」

キョン「告白したことは?」

古泉「それはさすがに…」

140 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 19:23:55.35 ID:z7v3o3wMO

キョン「まぁお前の場合は女の方が寄ってきそうだがな」

古泉「そんなことないですよ。」

キョン「まぁそろそろ本題に入るか。俺はハルヒに告白したんだ。そしたらフラれた。それだけだ」

古泉「それはそれは…」

キョン「…少しは勝算あったんだけどな」

150 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 21:39:47.86 ID:z7v3o3wMO

古泉「それにしても急に告白しましたね」

キョン「思い立ったら吉日って奴だ。このままの関係を続けるのは難だなと思った訳だ」

古泉「あと勝算とは?」

キョン「あいつ…今まで一度も告白を断ったことないから行けると思ったんだがな…良く良く考えたら甘かった」

古泉「でもそれだけ大切なんじゃないですか?あなたのことが」

キョン「えっ?どういうことだ」

古泉「あっパフェはこっちです」

キョン「答えろよ…ってデカッ!」

151 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 21:45:20.18 ID:z7v3o3wMO

古泉「あめぇ…超あめぇ…うめぇ…」ガツガツ

キョン「………」

古泉「あっどうぞ気にせずに話を続けて下さい」

キョン「…どうして俺がフラれるのとそれが俺が大切だからという理由になるんだ?」

古泉「ふぉれはでふねぇ…ふぁなたがもひ…」ガツガツ

キョン「飲み込んでからしゃべろ」

古泉「ふぁふぁりまふた」ガツガツ

キョン「(…ストレスが溜まってるんだな)」

154 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 21:54:38.21 ID:z7v3o3wMO

古泉「ふぃーやっぱ糖分は最高ですねぇ」

キョン「(あの量を5分で食いやがった…ってか糖分キャラはむしろ俺だろ…CV的に考えて…)」

古泉「で、なんで大切かですよね?」

キョン「そーだよ」

古泉「涼宮さんは告白を断ったことがない。ただ同時に長続きしたこともないと噂で耳にしてます」

キョン「あぁ自分でもそう言ってたな」

古泉「つまり特別何も考えずに告白を受けていたことになりますね」

キョン「そうなるな」

古泉「ただあなたが告白したところ…断られたと」

キョン「……まぁな」

古泉「つまりそれだけ真剣に考えたではないですか?」

キョン「…そうか?」

156 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 22:06:51.31 ID:z7v3o3wMO

古泉「あなたがどうでもいい人間なら告白は受けてもらえるでしょう?」

キョン「うーん…」

古泉「少なくとも私はそう思いますがね。それであなたはどうするんですか?」

キョン「なにをだ?」

古泉「涼宮さんとの今後です」

キョン「とりあえず今まで通りの関係でいようってことは伝えた」

古泉「…あなたはそれでいいんですか?」

キョン「…まぁしょうがないだろ…」

古泉「……すいませーんクイーンスイーツパフェを」

キョン「まだ食うのかよ」

157 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 22:18:45.02 ID:z7v3o3wMO

古泉「うめぇwwwww」ガツガツ

キョン「………」

古泉「ふぃーうまかった…」

キョン「(今度は3分か…世界新も狙えるな)」
古泉「…とりあえずもう少し真剣に考えてみたらどうですか?」

キョン「あ?真剣に考えたんだぞこっちは」

古泉「真剣にって…簡単に諦めてるじゃないですか」

キョン「…お前に何が分かるんだよ」

古泉「一度フラれたくらいで…少なくともあなたは他の人よりも大切に思われてるんですよ」

キョン「うるさい!」バン

158 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 22:27:53.53 ID:z7v3o3wMO

キョン「俺だって…付き合いたいさ!あぁ付き合いたいね。でも俺が告ったときに明らかに…戸惑ってた」

古泉「………」

キョン「あんな顔みたことなかった…俺は困らせるために告白したわけじゃないのに…」

キョン「とにかく…アイツが困る顔は見たくないんだ…だからいいんだこれで…」


古泉「……そうですか」

キョン「………」

160 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 22:35:13.84 ID:z7v3o3wMO

古泉「涼宮さんに伝えといて下さい、しばらくバイトで行けそうにないと」

キョン「…すまないな」

古泉「悪いって思ってるなら少しは努力して欲しいもんですがね」

カランコロン…

キョン「………」

219 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 18:56:16.34 ID:QSB2KMSKO

ハルヒ「………」

キョン「………」

ハルヒ「……キョン?」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「……お茶」

キョン「はいはい」

221 名前: ◆TWiYs6WFSg [sage] 投稿日:2008/12/11(木) 19:00:48.79 ID:QSB2KMSKO

ハルヒ「誰も来ないわね…」

キョン「あっ古泉は当分バイトだそうだ」

ハルヒ「そうなの?」

キョン「アイツもアイツで忙しいんだよ…ほら」トン

ハルヒ「ん…ありがと」

222 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 19:09:24.91 ID:QSB2KMSKO

ハルヒ「…ねぇ?」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「アンタは私と一緒にいて楽しい?」

キョン「えっあー…どうなんだろうな」

ハルヒ「何よそれ…」

キョン「多分…楽しいんだと思うぞ」

ハルヒ「多分ねぇ…」

227 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 19:17:01.61 ID:QSB2KMSKO

キョン「そういうお前はどうなんだよ」

ハルヒ「私?そうねぇ…楽しいわよアンタといると。」

キョン「そうか。そいつは光栄だね」

ハルヒ「………(ちょっと嬉しそうね)」

キョン「?」

229 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 19:29:48.72 ID:QSB2KMSKO

ハルヒ「ねぇキョン?」

キョン「ん?」

ハルヒ「付き合おっか?私達…」

キョン「なっ!?」

ハルヒ「私色々考えたのよ…キョンに告白されてから…でも良く分かんないの。」

キョン「………」

ハルヒ「私はアンタとの今の関係が好きよ。ブツブツ文句言いつつも私のワガママ聞いてくれるじゃない?」

キョン「…聞きたくて聞いてるんじゃないぞ?」

ハルヒ「はいはい。だからさ…付き合ったら今の関係が壊れちゃうかなって思ってさ…」

キョン「………」

ハルヒ「想像したこともなかった…キョンが私のことが好きだなんて…でも…」

キョン「でも…?」

ハルヒ「悪い気はしなかったわ…ん〜何て言うか…嬉しかったわ」

キョン「…ん」

ハルヒ「(照れてる照れてる)」

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 19:37:07.59 ID:QSB2KMSKO

ハルヒ「だからさ…付き合ってみればこのモヤモヤした気持ちが少しは晴れるかな…って。アンタが嫌じゃなかったらだけど…付き合ってくれる?」

キョン「うっあ…なんて答えたらいいか困るな…えっとその…」

ハルヒ「はっきりしなさいよ!」

キョン「えっと…よろしくお願いします」

ハルヒ「うん!よろしく♪」

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 19:41:45.60 ID:QSB2KMSKO

キョン「………」

ハルヒ「……何か喋りなさいよ」

キョン「えっいや…なんか実感沸かなくてさ」

ハルヒ「ん…まぁまだそれっぽいことしてないからねぇ…ん〜じゃあとりあえず手でも繋ぐ?」

キョン「えっ?」

ハルヒ「ほら隣来てよ」

キョン「…分かったよ」

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 19:46:39.51 ID:QSB2KMSKO

ハルヒ「………」

キョン「………」ギュ

ハルヒ「ん〜座りながら手を繋ぐのも中々ね」

キョン「ぷっ…なんだよ中々って」

ハルヒ「な!?笑うな!」

キョン「ごめんツボった…あははは」

ハルヒ「…繋ぐのやめる?」

キョン「…ごめんなさい」

ハルヒ「ん…よろしい」

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 19:52:16.68 ID:QSB2KMSKO

ハルヒ「………」

キョン「………」

ハルヒ「また黙る〜。そんなに意識しないでとりあえずはいつも通りでいいじゃない」

キョン「意識するなって言われてもな…」

ハルヒ「なんかアンタ乙女ねぇ」

キョン「…うっさい」

ハルヒ「よしよし可愛い可愛い♪」ナデナデ

キョン「ん……」

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 19:58:20.62 ID:QSB2KMSKO

キョン「なんか情けないな。」

ハルヒ「ん?」

キョン「俺は告白した時のハルヒの反応をみてもう諦めてた」

ハルヒ「………」

キョン「自分の気持ちを押し殺そうとしてた。だから今日ハルヒが付き合うって言ってくれなかったら…こうして手を繋ぐことも無かったんだろうなってさ」

キョン「結局俺はハルヒにおんぶにだっこだ。情けない」

ハルヒ「………」ビシッ

キョン「いたっ!」

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 20:03:28.80 ID:QSB2KMSKO

ハルヒ「別にいいじゃない。付き合えてるんだから。それに…キョンが好きだって言ってくれなかったらこういう風にはならなかったんだから」

キョン「………」

ハルヒ「だから気にしないの!ね?」

キョン「そうだな」

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 20:08:23.81 ID:QSB2KMSKO

みくる「おめでとうございます!」ガチャ

ハルキョン「!?」

長門「………」

古泉「………」

ハルヒ「みっみんな!?なんで…」

長門「なんとなく入っちゃいけない気がしたから外で待ってた」

キョン「ってか古泉バイトじゃねぇのか?」

古泉「はて、なんのことでしょうか?」

キョン「こいつ…」

250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 20:12:56.69 ID:QSB2KMSKO

みくる「良かったですね」

長門「おめでとう」

古泉「おめでとうございます」

ハルヒ「うっあ…今日はもう解散!帰るわよキョン」

キョン「えっあおい引っ張るな!」

ハルヒ「いいから帰るわよ!」

キョン「はいはい分かったからそんな引っ張るな!」












おしまい?

255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/12/11(木) 20:17:59.10 ID:QSB2KMSKO

突っ込みどころ満載ですねすいません
これ以上長引かせるのも難なんでとりあえず終わらせました
恋愛経験はそんなにないほうなんで…すいません(。´・ω・)
いつかちゃんと構想練ってから書きたいと思います

えっと保守してくれた方々並びにここまで読んでくれた方々
ありがとうございました!



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ミサト「今日から渚君と住むからシンジ君は出ていってね」