67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/28(金) 22:31:32.74 ID:rPTFNxnI0
かがみ「・・・・はっ! ま、また夢…?」
かがみ「そうよね、つかさがキスしたことあるわけないじゃない…」
かがみ「最近変な夢ばかり見るなぁ… やっぱりあと一ヶ月だからかな?」
かがみ「…今年も、何もないだろうな…」
かがみ「クリスマス、かぁ…」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/28(金) 22:43:53.94 ID:rPTFNxnI0
学校、昼休み――
かがみ「……っていう夢を最近見たのよ」
こなた・つかさ・みゆき「……」
かがみ「な、何固まっているのよ!」
こなた「い、いや、何で急にそんなこと話したのかなー、と思って…」
かがみ「それは! だってその…不安になるじゃない! こんな夢ばかり見ているなんて…」
つかさ「でもさー、不思議な夢だと、どんな意味だったんだろう、ってつい考えちゃうよね?」
かがみ「そ、そうよ! そうなのよ! ねぇ、みゆきは夢占いとか出来ないの?」
みゆき「かがみさん、力になれなくてごめんなさい… 占星術などの占いに関することはまだ勉強不足でして…」
かがみ「そっか、無理言ってごめんね」
みゆき「いえ、そんなことはありません とりあえず、今日調べておきますね」
かがみ「みゆき… ありがと」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/28(金) 22:58:46.41 ID:rPTFNxnI0
翌日の昼休み――
みゆき「昨日のことなんですが、私なりに調べまして…」
かがみ「えっ! 本当に調べてくれたの!?」
みゆき「はい かがみさんが困っている姿を見ているのは辛いので」
かがみ「みゆき、あんたはやっぱり聖人君主だ…」
みゆき「そ、そんなことありませんよ、かがみさんは私の大切な友達じゃないですか」
かがみ「みゆき〜! あんたいい人すぎ…」
こなた「…で、どんな意味だったの?」
つかさ「気になる、気になるよ〜!」
みゆき「はい、その夢、かがみさんの見た夢のことですが…」
みゆき「…人とのつながり、特に精神的なつながりを欲している夢、だと、調べていて思いました」
つかさ「それって?」
こなた「あ〜、やっぱりかがみは… ウサギちゃんなんだねー♪」
かがみ「なっ……!!」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/28(金) 23:09:12.78 ID:rPTFNxnI0
こなた「おおぅ… そ、そんなに思いっきり殴らなくても…」
かがみ「あんたが変なこと言うからよ! 今度言ったら本気で殴る!」
つかさ「おねえちゃん、みんな見ているよ…」
かがみ「う… だ、だって、こんな時期なんだから仕方ないじゃない…」
こなた「でもさ、何で今年だけ? それとも毎年こんな夢見ているの?」
かがみ「今回だけよ!」
つかさ「おねえちゃん、もしかして今年は…」
つかさ「…好きな人、居るの?」
かがみ「なっ!? い、居ないわよ!」
こなた「ほんとに? かがみん正直に言っちゃいなよ〜」
かがみ「だから、本当に居ないって言ってるだろ!」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/28(金) 23:20:00.77 ID:rPTFNxnI0
夜、かがみの部屋――
かがみ「……」
ピッ、ピロリン
カッ、シューッ…シュッ
ピロリン、ピッ シューッ…
……
かがみ「…あ、もうこんな時間かぁ… また一人で一時間もピクトチャットで遊んじゃった…」
かがみ「でも、本当に私、寂しいのかな…?」
かがみ「毎日つかさやこなた、みゆき達と一緒なのに…」
かがみ「好きな人だって…今居るわけでもないのになぁ」
かがみ「クリスマスが近いから、焦ってるのかな…」
かがみ「こなたはああ見えて一部の人からモテるし、つかさはあの性格だから男が放っておかないだろうし…」
かがみ「みゆきだって、同じクラスの男子が好意寄せている…って噂、聞いたことあるし…」
かがみ「……」
かがみ「本当に…私だけ…?」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/28(金) 23:31:12.54 ID:rPTFNxnI0
12月10日――
かがみ「そういえばさ、こなたはクリスマスはどうするの?」
こなた「って、唐突な質問だね…」
かがみ「いいじゃない、教えなさいよ〜 それとも、私達に言えないことか〜?」
こなた「バイトだよ、私のバイト先でクリスマスイベントやるから、20日から一週間連続でバイト入っているんだよ」
かがみ「そう、で、クリスマスの日は?」
こなた「多分、お店の人たちと閉店した店内でパーティでもすると思うよ」
つかさ「こなちゃんのお店、楽しそうだね〜」
かがみ「そう言うつかさは、何かあるの?」
つかさ「わ、私? う、うん…私も、友達とパーティ、かな〜?」
かがみ「本当に? 何だか自信がなさそうだけど…」
つかさ「ほんとだよ〜!」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/28(金) 23:41:52.21 ID:rPTFNxnI0
かがみ「つかさ、それじゃあ友達って誰よ?」
つかさ「そ、それはぁ…友達、だよ〜 中学生のころのっ!」
かがみ「……本当に?」
つかさ「「ほ、ほんとうに…」
かがみ「……」
つかさ「うう…ごめんなさいっ!」
かがみ「まったく…つかさは嘘つくの下手すぎるよ? でも、何で嘘つくのよ?」
つかさ「だって… わ、私…本当は」
つかさ「彼とお泊りデートに行く約束しているんだよーっ!」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/28(金) 23:44:53.62 ID:rPTFNxnI0
かがみ「なっ…なんだってー!!!」 がばっ!!
かがみ「…………あれ?」
かがみ「うそ…また夢?」 ちらっ…
12.10.04:31
かがみ「って、まだこんな時間…」
かがみ「はぁ…本当にどうしちゃったんだろう…」
かがみ「もう一度眠ろう… さすがに1日に2回は同じような夢見ないだろ…」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/28(金) 23:55:50.56 ID:rPTFNxnI0
こなた「かがみとつかさおはよー…って、何だか今日は二人揃って眠そうだね?」
つかさ「寒くなってきたから、最近布団から出るの辛くてー」
かがみ「私は…ちょっと早く起きちゃって、それから眠れなかったのよ」
こなた「早起きのかがみが眠いなんて、雪でも降るんじゃない?」
つかさ「雪降ったらいいな〜 あ、でももう少し後の方に振ってくれるほうがいいかなー」
つかさ「そうすれば、ホワイトクリスマスになるよね〜」
かがみ「でも、この時期の埼玉だと、雪なんて滅多に降らないわよ…」
こなた「かがみー、少しくらい夢を持とうよ…」
かがみ「ゆ、夢なんていいのよ! どうせ、起きたら忘れているんから!」
こなた「う、うん… かがみ、今日不機嫌?」
かがみ「そんなことないわよ、いたって普通よっ!」
つかさ「おねえちゃん、大丈夫? 今日も夜中に何か大きな声出していなかった?」
かがみ「き、気のせいじゃない? もしかしたら寝言かもしれないけど…」
つかさ「うーん、そうだったのかな?」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 00:10:20.66 ID:haqyvPHl0
12月10日、休み時間――
かがみ「二人はクリスマスの予t…あ、峰岸はもう決まっているよね」
あやの「クリスマスの予定? うん、今年は彼が都内の有名レストラン連れて行ってくれるみたい」
みさお「兄貴も無理しているなぁー あやのに良い所みせようと頑張りすぎだなっ」
かがみ「で、その頑張っているお兄さんの妹、日下部は?」
みさお「私かー? 私は家でケーキ食って過ごすと思う」
かがみ「そっか…」
あやの「柊ちゃん、どうしたの急にそんなこと聞いて?」
みさお「クリスマス、柊は暇なのかー?」
かがみ「暇…そうね、暇かも…」
みさお「いつもみたいにちびっこたちと一緒に遊べばいいじゃんかよ」
かがみ「それでもいいんだけど…」
かがみ(こなたたち、予定空いているのかな…)
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 00:23:16.76 ID:haqyvPHl0
かがみ「おっすーって、あれ?今日はみゆきだけ?」
みゆき「はい、つかささんと泉さんは、小早川さんたちに用があるみたいですよ」
かがみ「そっか」がたっ
かがみ「っと、こうして二人で食べるのも何だか珍しいよね」
みゆき「そうですね、一年生のときの学級委員会のこと思い出します」
かがみ「そういえば、二人だけで残ったことあったよね」
みゆき「あの時は……」
……
キーンコーンカーンコーン…
かがみ「…そう! それ! あははっ!! ってあ〜、もう昼休み終りか」
みゆき「結局、昼休み中には泉さんたち戻ってきませんでしたね」
かがみ「うーん…ゆたかちゃんたちと話が進んでいるのかも」
みゆき「泉さんたちに何か伝えておきましょうか?」
かがみ「ううん、大丈夫よ帰りに話してみるから」
みゆき「そうですか かがみさん、午後の授業頑張ってくださいね」
かがみ「うん、頑張るわよっ! みゆき、またね」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 00:33:05.87 ID:haqyvPHl0
12月15日、早朝――
かがみ「っくはあ!」がばっ!
かがみ「はぁ…あ、あれ? またなの…?」
かがみ(今日はこなたとつかさ、みゆきが数人の男性に強姦される夢だった…)
かがみ「夢で・・・よかった、けど…」
かがみ(だんだん夢の内容が生々しくなっているような…)
かがみ(き、きっと、この前こなたに強引に読まされた、同人誌の影響よね…でも)
かがみ「夢でもやっぱり…私だけ経験が無いのよね…」
かがみ「なんでだろう…そんなに今の状況が不満なのか?」
かがみ「彼氏なんて居たこと無いのに… 何でこんなに一人が不満なんだろう?」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 00:41:38.60 ID:haqyvPHl0
こなた「かがみとつかさ、おはよー!」
つかさ「こなちゃんおはよ〜」
かがみ「おっすー 今日はやたらテンション高いな」
こなた「うん、ちょっとバイトで良いことあったんだよ♪」
つかさ「そうなんだー、こなちゃん良かったね!」
こなた「つかさ、ありがとー! 早く明日のバイトが楽しみだなぁ〜」
かがみ「…一体、何があったのよ?」
こなた「ん? そだね〜 時期が来たらかがみとつかさにも話すよ」
つかさ「時期? 今はまだ教えてくれないの?」
こなた「うん、今教えちゃうと、あと数日の間、夜道気をつけないといけなくなるかもしれないしさ〜」
こなた「ね?かがみん!」
かがみ「な、なによ!? 何で私なのよ!?」
こなた「嫉妬に狂ったヤンデレヒロインが鉈でどぴゅーとか、最近多いじゃん!」
かがみ「言っている意味が全く分からないが、間違ってもそういうことはしないと思うわよ…」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 00:51:59.25 ID:haqyvPHl0
下校中――
こなた「…やっぱりかがみもヲタクじゃん!」
かがみ「違うって言ってるだろ! 私はラノベだけで」
〜ミンミンミラクル♪
こなた「あっ、私のだ」がさっ
ミックルンル ピッ
こなた「もしも〜し、どったの、こんな時間にさ〜」
かがみ「へぇ〜 こなたがちゃんと携帯持っているなんて珍しいな」
つかさ「こなちゃんも携帯の楽しさが分かったのかな〜?」
かがみ「でも、つかさほどでは無いんじゃない…?」
つかさ「そうかな〜、でも、電話とか掛かってくるとやっぱり嬉しいよね」
かがみ「そうかもね それにしても、こなた何だかすごく楽しそう」
つかさ「きっと、話をしたかった人だったんだね〜」
かがみ「本当… あんなに嬉しそうに話すこなた、久しぶりに見たかも…」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 01:03:32.86 ID:haqyvPHl0
12月18日、夜――
かがみ「さ、い、き、ん」 ピッ、ピッ、ピッ、ピッ
かがみ「こ、な、た、が」 ピッ、ピッ、ピッ、ピッ
かがみ「わ、た、し、た、ち、に」 ピッ、ピッ、ピッ、ピッ
かがみ「つ、め、た、い、っと…」 ピッ、ピッ、ピッ、ピッ ピロリン
かがみ「だれか私の悩みを聞いて〜」 シュッ、シューッ、シュッ
かがみ「今日は寒いね〜」 シュッシュシュッシューッ…
かがみ「そうだね、かがみ〜」 シュッシューッシュッ…
……
かがみ「あ…もう11時になっちゃった…」
かがみ「はぁ…最近、一人でピクトチャットばかりやっているなぁ…」
かがみ「こなた、もうバレバレなのに全然教えてくれないし…」
かがみ「携帯の待受けも見せてくれなくなったし、毎日携帯持ち歩いているし…」
かがみ「本当に楽しそう…」
かがみ「そんなに良いものなのかな… 彼氏って…」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 01:16:29.52 ID:haqyvPHl0
12月19日――
かがみ「でも…私、まだ…その…け、経験無いのっ!」
男「…はあ?」
かがみ「だから、怖いなーって思ったから…」
男「なんだよ…俺のこと信じていないんだな…」
かがみ「そんなことない! でも、ちょっと驚いたから、つい」
男「はぁ… もういいよ… つかさ、二人だけでホテル行こう レストランで美味しいものご馳走してあげるよ」
つかさ「ほんと?ありがと〜 …おねえちゃん、また後でね?」
かがみ「待って! 待ってよ二人とも! つかさ、待ちなさいよ!!」
かがみ「まってぇっ!!」 がばっ!
かがみ「はぁ…やっぱり… 夢、よね…」
かがみ「もうすぐだったような気がしたけど…結局また私だけ…?」
かがみ「どうしちゃったんだろう、本当にどうにかしないとまずいんじゃないか、私…」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 01:28:12.24 ID:haqyvPHl0
12月19日、昼――
みゆき「かがみさん、待っていましたよ」
かがみ「おっすみゆき」がたっ
かがみ「ここでお昼食べるのも、今学期は今週で終りね〜」
みゆき「そうですね、かがみさんは冬期講習出るんですか?」
かがみ「う〜ん…私は年末年始家の方が忙しいから出ないかな…」
みゆき「そうですか… 私も家でしっかり勉強しないと…」
かがみ「みゆきは何とかなるんじゃない?」
みゆき「いえいえ、気を抜いてしまっては…」
……
キーンコーンカーンコーン…
かがみ「あ、鳴っちゃった… 次の授業移動教室だから早く行かないと」
みゆき「そうですか… かがみさんそれでは、また明日のお昼、教室で待っていますね」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 01:34:10.09 ID:haqyvPHl0
かがみ「つかさー、一緒に帰るわよー」
つかさ「お、おねえちゃんっ! ど、どうしよう…」
かがみ「ん?どうしたの?」
つかさ「これ…これ今日の昼休みに貰っちゃった!!」サッ…
かがみ「封筒…?」
つかさ「うん…その、中見たんだけどね、えっと…その…」
つかさ「ら、らぶれたー、みたい…」
かがみ「……」
かがみ「はぁ!?」
つかさ「こなちゃんとゆきちゃんにも相談しようと思ったんだけど、二人ともすぐ帰っちゃったから…!」
つかさ「どうしようおねえちゃん? どうしたらいいの?」
かがみ「…ど、どうしたらって… それは…」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 01:45:02.99 ID:haqyvPHl0
夜、かがみの部屋――
かがみ「……」 カチッ ポロンピロン
かがみ「……」
かがみ「…やっぱり今日はやめよう…」 カチッ
『おねえちゃん…なんだろう、すごく、すごく胸が暖かいよ…』
『嬉しかった…私のことをあんなに好きだ、っていってくれる人が居て…』
『私の…私の好きな人が、私のこと好きだって思っていてくれて…』
かがみ「…つかさのあんな笑顔、始めてみたかも…」
かがみ「つかさも好きな人が居たなんて知らなかった…」
かがみ「同じクラスだったら、少しは気がついていたんだろうな…」
かがみ「はぁ… 別にいいじゃない… 私は好きな人居ないんだから…」
かがみ「クリスマス、一人でも…」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 01:59:56.05 ID:haqyvPHl0
12月20日――
かがみ「…ん」
かがみ「今日は良く眠れた気がする…」
かがみ「眠気覚ましに、熱いシャワー浴びてこよう…」
……
つかさ「おねえちゃん、おはよ〜」
かがみ「つかさおはよー、あれ、今日はお父さんのお弁当も作ってるの?」
つかさ「ううん、これはね、昨日お弁当食べてみたい、って…か、彼に言われたから…」
かがみ「あ…」
かがみ「さ、さすがつかさね! つかさのお弁当食べれるなんて、彼氏も幸せ者ね」
つかさ「そ、そうかな〜? えへへ…私もお弁当作っていると幸せだよ〜」
かがみ「全く… でもつかさ、くれぐれも気をつけるのよ? 下心あって近寄ってきているかもしれないんだから…」
つかさ「えっ…そ、それはないよ〜 彼とは結構色々話したことあるけど、良い人だよ〜 えへへ…」
かがみ「そ、そうなんだ… なら安心よね…そうよね、つかさが選んだ人だからね…」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 02:08:05.96 ID:haqyvPHl0
昼休み――
みゆき「かがみさん、どうしました? 今日は顔色が悪いですよ?」
かがみ「ん…ちょっとね… みゆき、つかさから話聞いてる?」
みゆき「つかささん…あの彼との事でしょうか?」
かがみ「あ、知っているのね」
みゆき「知っているも何も…朝から二人ともすごく良い雰囲気ですから…」
かがみ「そ、そんなに…?」
みゆき「つかささんと彼、今日は休み時間中もずっと一緒に居るんですよ?」
みゆき「苗字で呼び合っていたのに、今日になって名前でお互いのことを呼んでいますし…」
かがみ「隠す気、無いのか…」
みゆき「多分… ですから、クラス内で知らない人は居ないと思います」
かがみ「で、話に出てきたその彼は?」
みゆき「さっきつかささんと一緒に、お弁当持って教室出て行きましたよ」
かがみ「そう… 楽しそうね、つかさ…」
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 02:16:43.10 ID:haqyvPHl0
みゆき「それで、かがみさん…」
かがみ「ん、どうしたの?」
みゆき「少し、お伺いしたいことがありまして…」
かがみ「みゆきの知らないこと? 私に聞いて解決するか分からないわよ?」
みゆき「かがみさんには失礼かもしれませんが…私より詳しそうなので…」
かがみ「まあ、とりあえず話してみなさいよ」
みゆき「その…せ、せっ」
かがみ「せ?」
みゆき「セックス、というのは、どうすれば気持ちよくなれるのでしょうか…?」
かがみ「なっ!!せ、せっくすっ!?」
みゆき「そ、その…お、お恥ずかしながら…ど、どうしても気持ちよくならなくて、困っているんです…」
かがみ「って!! み、みゆき、それって!」
みゆき「かがみさんっ! あまり大きな声で話すとまわりに聞えてしまいます!」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 02:25:18.15 ID:haqyvPHl0
みゆき「私では無理なんです… どうしても痛いだけで、全く快楽を味わえないんです…」
かがみ「みゆき、今昼休みで教室の中なのよ?」
みゆき「でも・・・ どうしても知りたいんです…」
みゆき「あと4日、それまでに何とかしないと、私、次は耐えられません・・・」
かがみ「あと4日って… あ、そういうことね…」
みゆき「お、お恥ずかしながら… そういうことです…」
かがみ「はぁ… 急にそんなこと言われたら驚くわよ…」
みゆき「ごめんなさい…」
かがみ「謝らなくていいよ、でも、私じゃ力になってあげられないよ」
みゆき「え、それは何故でしょうか?」
かがみ「だ、だって… 私だってその、男の人と… セックスしたことないから…」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 02:34:15.80 ID:haqyvPHl0
みゆき「で、でも、やっぱり何か良い方法、知っていませんか?」
かがみ「良い方法…」
かがみ「そ、その… 一人でやってみる、っていうのはどうなの?」
みゆき「一人で… 自慰行為、ということでしょうか」
かがみ「ま、まあそういうことね、 慣れてくれば気持ち良くなるコツをつかめるかも?」
みゆき「そうだったんですか・・・ あと4日、頑張ってみることにします」
かがみ「うん・・・頑張って?」
みゆき「帰ったら、早速家でどのような方法が気持ち良いのか調べることにしますね」
かがみ「そうね、それがいいかもね・・・」
みゆき「かがみさん、ありがとうございます これでクリスマスが楽しみになってきましたね」
かがみ「ノロケかぁ? 全く、みゆきもやることはやっているんだね」
みゆき「はい・・・お恥ずかしながら・・・」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 02:46:11.64 ID:haqyvPHl0
夜、かがみの部屋――
かがみ「・・・・・・」カチッ、ピロンポロン・・・ カチッ
かがみ「今日も、やめよう」
かがみ「あ〜あ・・・ 一人身は私だけか〜?」
『くしゅんっ!』
『はくしゅん!』
かがみ「……」
かがみ「柊家は、つかさだけかぁ…」
かがみ「あと三日かぁ…今更、何もできないけどね…」
かがみ「…12月入ってから、なんだかついていないな…」
かがみ「今日も早いけど、寝よう…」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 02:54:28.82 ID:haqyvPHl0
12月22日――
かがみ「ふぁ…変な夢はもう落ち着いたみたいね」
かがみ「日曜も、みんな予定入っていて遊べなかったなー」
かがみ「今日で二学期も終り…」
かがみ「はぁ… 何凹んでいるんだろう、私…」
かがみ「今学期最後なんだし… 奇跡とか起こらないかなぁ…」
かがみ「私、何考えているんだろう… シャワー浴びてこよう…」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 03:07:16.06 ID:haqyvPHl0
正午、3年B組――
かがみ「おっすー、今日はまだ居るのね!」
こなた「かがみやふー、何だか久しぶりだね」
かがみ「そうね、あんた何時も何時もお昼、何処行っていたのよ?」
こなた「私? ゆーちゃんのところだよ 大切な用事があってさ〜」
かがみ「あ、ゆたかちゃんのところ、あれからずっと行っていたんだ」
こなた「うん、今月は色々やらないといけないこと多くてさ〜」
つかさ「こなちゃん、大変なんだねー!」
こなた「そうなんだよ… ひよりんも…て・・・・・・れば…」
つかさ「・・・?」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 03:18:29.93 ID:haqyvPHl0
かがみ「で、つかさはどうなの? 今日は彼と一緒に帰らなくていいの?」
つかさ「え、うん・・・ 今日は彼も友達と遊ぶ約束しているみたいだから今日は一緒じゃないんだよ〜」
かがみ「二週間は学校に来ないからね〜、そっか、そっか」
みゆき「何だか、少し寂しいですよね」
こなた「そだね〜、 特につかさは彼と会えなくなって一番寂しいんじゃないかな?」
つかさ「こ、こなちゃんっ!」
かがみ(ちっちゃいけど、これも奇跡なのかな…)
かがみ「それじゃあ、久しぶりに皆で駅前にクレープ食べにいこっか!」
こなた「かがみは食べ物のことしか考えていないのは相変わらずだね〜」
かがみ「う、うるさいっ! いいじゃない! 美味しいものは美味しいんだからっ!」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 03:26:41.98 ID:haqyvPHl0
夜、かがみの部屋――
かがみ「今日は楽しかったなー♪」 シャッシャーッ、シャッシャッ!
かがみ「今日は友達とクレープ食べてきました!」ピッ、ピピッ、ピッ、ピッ…
かがみ「こんなカタチのクレープだったよ〜」 シャッシャッシャーッ ピロリン
かがみ「美味しかったな、チョコバナナクレープ・・・ ねだん380えんでした、っと」
・・・・・・
かがみ「あ、もうこんな時間…!やっぱりピクトチャットは一人でも面白いな〜」
かがみ「今日は二時間もやっちゃった こなたにばれたら何言われるか…」
かがみ「本当、DSはゲームソフトいらないかも…」
かがみ「明日から休みだけどそろそろ寝ないとね… 今日は良い夢見れそうかも…」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 03:37:12.71 ID:haqyvPHl0
こなた「かがみ…あっ…ほ、ほらっ、あっ、あっ、見てよ、すごいでしょ? ほら…っくはぁっ!」
つかさ「はぁっ…す、すごいよぅ! んぁっ! あっ! でもっ! わ、わんちゃんみたいで恥ずかしいよ〜!」
みゆき「いい! そこがいいんですっ! ああっ ああ! き、気持ち良いっ、気持ちよすぎます!」
あやの「ああ! いい! 何時もより、何時もより激しいっ! ああっ!」
みさお「兄貴、妹の胸そんなに美味しいかー? こんな変態彼氏で、あやのも大変だなー」
こなた「あれ? かがみ、どうしたの? かがみは…しないの? 誰かと、クリスマスにエッチしないの?」
かがみ「わ、わたしは…!」
つかさ「おねえちゃんはしないよね? だっておねえちゃん好きな人居ないみたいだし」
かがみ「それは…でも、ここにいるだけでいいの! みんなと一緒に居たいの!」
あやの「柊ちゃん… 私達は私達で楽しんでいるんだよ」
みさお「そうだぞー? 折角のクリスマスなんだからなー」
かがみ「私は… 一人なの? 一人は嫌… みんな、置いていかないで…」
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 03:42:20.18 ID:haqyvPHl0
12月23日――
かがみ「…ないで」ツッ…
かがみ「……あ」
かがみ「夢、か… あんなに変な夢なのに、何泣いてるんだろう…」
かがみ「何だか、すごく久しぶりに見たなぁ…変な夢… でも、なんだろう… 今までと違って、すごく寂しい…」
かがみ「……」
コンコン!
『かがみ? 起きているの? もうお昼なんだけど〜』
かがみ「あ、今行くよ…」
かがみ「明日がイヴ、かぁ…」
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 03:50:26.02 ID:haqyvPHl0
かがみ「あれ、つかさは?」
まつり「とっくに出かけたよ」
いのり「かがみは今日明日、予定ないの?」
かがみ「うん…私も何もないよ」
まつり「 『も』って、こっちの予定まで決め付けるの?」
かがみ「じゃあ何か予定あるの?」
まつり「…ないけど」
いのり「……」
いのり「かがみ、炒飯硬くなるから早く食べたほうがいいよ」
かがみ「は〜い…」
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 04:00:04.87 ID:haqyvPHl0
かがみ「…やっぱり、誰とも連絡つかないか」
かがみ「買い物に行くにも時間中途半端だし…どうしよう」
かがみ「……」ちらっ
かがみ「昼間からゲームするのも時間が勿体無いような気がするし…」
かがみ「今頃、つかさ何しているんだろう…」
かがみ「…キスとか、しているんだろうな…」
かがみ「つかさが、男の人とキス、かぁ…」
かがみ「こなたも…結局教えてくれなかったけど、彼氏と一緒に居るんだろうな…」
かがみ「みゆきも、明日は…」
かがみ「……」
かがみ「やっぱり、一人は寂しいな…」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 04:11:05.23 ID:haqyvPHl0
夜、かがみの部屋――
かがみ「つかさ、今日は帰ってこないつもりなのかな… このままだと、お父さんに怒られるだろうな…」
12.23.11:32
かがみ「もうこんな時間…」
かがみ「…眠くなるまで、ちょっとゲームやろうかな」 カチッ ポロンピロン ピロン
かがみ「はぁ…」シャッシャッ、シュッ。シャシャッシューッ…
かがみ「サンタクロース!」
かがみ「中々上手く描けたわね〜」 ピロン
かがみ「次は何描こうかな〜」
かがみ「そうだ、ケーキ描こう、大きなケーキと七面鳥!」 シャッ、シャシャッシャーッ…
……
かがみ「…はぁ…あと数分でクリスマスイヴだね、っと」ピピピッ、ピッ、シャーッシャッ!
かがみ「あと10秒!」シャッシャッ!
チャリリン!
かがみ「え…?」
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 04:21:19.40 ID:haqyvPHl0
かがみ「うそ… 誰か参加してきた?」
参加→ コナコナ
かがみ「あれ、このニックネーム!?」
チャリリン!
参加→ みゆき
かがみ「え!?みゆき、って… ええっ!?ど、どういうこと?」
チャリリン!
参加→ ヒヨリ
チャリリン!
参加→ ゆたか
かがみ「うそ…なんで? なんで?」
コナコナ『ゲームオーバー! バッドエンド!』
かがみ「…はい?」
みゆき『おどろかせてごめんなさい
まどのそと みてもらえますか?』
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 04:28:27.86 ID:haqyvPHl0
ガラッ!
かがみ「な・・・、なっ、なんで…? こなたにみゆき、つかさと、つかさの彼氏、それにひよりちゃんとゆたかちゃんまで…」
かがみ「な、なんでこんな所に居るのよ…?」
ヒヨリ『かがみせんぱい こんばんわ
このキョリでもそっちにとどくんですね』
かがみ「皆DS持ってる…」
チャリリン!
参加→ ツカサ
ツカサ『おねえちゃん、はやくこっちにきて!
みんなまっているよ』
かがみ「…!」ポロッ…
かがみ「そこで待っていなさいよー! 今行くから!」 だっ!
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 04:42:34.68 ID:haqyvPHl0
ダンダンダンダン!
『かがみ? 夜中なんだからもうすこし静かに歩いてよ!』
バダンッ!
かがみ「はぁっ! な、何で…! 何でこんなところに居るのよ…!」
かがみ「今日は…クリスマス、イヴ…なの、よっ…」
こなた「そうだよ〜、だから、種明し!」
かがみ「た、種明し?」
ひより「かがみ先輩…実はこれ、私と泉先輩で作ったんです」
かがみ「作った? 何を?」
こなた「12月に入ってから、私達の行動、全部」
かがみ「…言っている意味が分からないんだけど?」
こなた「んー、もっと簡単に言うと、かがみが主人公の恋愛シミュレーションゲーム…かな?」
かがみ「ますます言っている意味が分からん」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 04:47:09.15 ID:haqyvPHl0
つかさ「えっと… おねえちゃん、クリスマスの予定が無くて寂しい、って言っていたよね」
かがみ「さ、寂しいとは…言ってないと思う…」
こなた「それでさ、かがみが彼氏を作る気になるように、私とひよりんでストーリーを考えたんだよ」
ひより「それが…泉先輩に彼氏ができて、つかさ先輩が告白されて、高良先輩がエッチな気分にさせる…」
こなた「そんなストーリーだったんだけど、結局かがみは周りに流されず、イヴまでに彼氏を作れなかった」
こなた「バッドエンド、ってことなんだよ」
ゆたか「でも、ちょっとだけ予想外のこともあったんですよ」
こなた「そう…つかさだよ、つかさ! 予定だとそこまで仲良くなるはずなかったのにさ!」
つかさ「えへへ…だって、本当に…好きだったから嬉しくて…」
ゆたか「まさか二人とも、本当に付き合っちゃうんですもん、びっくりしましたよ〜」
かがみ「……ごめん、話についていけないんだけど」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 04:58:09.25 ID:haqyvPHl0
こなた「かがみも一度恋愛シミュレーションやってみれば、分かるんじゃないかな〜?」
ひより「そうそう! こんなシチュエーション味わえるなんて、滅多にないんスよ!」
かがみ「…簡単に言うと」
ゆたか「…?」
かがみ「私は、だまされていた、って事?」
こなた「え、まぁ…その、娯楽の一種としてね…?」
ひより「そ、そうッス! かがみ先輩を寂しさから解き放ってあげたくて…」
かがみ「私が…私がどんな思いでこの一ヶ月過ごしたか…分かるか?」
つかさ「おねえちゃん…」
かがみ「まったくっ… そんなことやる必要なんて… 無いのに…!」
かがみ「でも… 私のこと気遣ってくれたのは… その…あ、ありがと…」
かがみ「でも、わ、私は…彼氏なんか作るより… 皆と一緒に居られるほうが…今は、その・・・ う、嬉しいのよ!」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 05:07:02.78 ID:haqyvPHl0
こなた「おおっ! やった! かがみがデレた!」
かがみ「なっ! デレるとか、そういうのじゃないだろ! あんたたちのやったことは迷惑だ、って言いたいのよ!」
かがみ「全く、何考えているのよ! ゲームと現実をごちゃ混ぜにしないでよね!?」
こなた・つかさ・ひより・ゆたか『ご、ごめんなさいっ!!』
かがみ「…はぁ まあいいわよ…」
かがみ「そ、それでさ、本当のところは、どうなのよ?」
こなた「本当の?」
かがみ「そうよ! クリスマスの予定! つかさ以外は嘘だったんでしょ?」
こなた「あ〜、それはもちろん、もう他に予定立てているよ」
かがみ「え…そうなの?」
ゆたか「はい! もうばっちりです!」
こなた「かがみ、明日はもちろん空いているよねっ!?」
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 05:37:08.55 ID:YFmhYbMaO
かがみ「わ、私は…そうね、空いているわよ!」
こなた「よかった〜、それなら安心だよ」
ひより「実は、もう勝手に次のイベントに進んでいるッス!」
かがみ「次の?」
こなた「そう、次のイベント! ね、みゆきさん!」
みゆき「ええ、今日の夕方から、みなみさんの家で皆でクリスマスパーティをする予定なんです」
ひより「もちろん、かがみ先輩の席も用意してあるッス!」
つかさ「おねえちゃん、来てくれるよね…」
ゆたか「きっとかがみ先輩が来てくれたら楽しいと思いますっ!」
かがみ「……っ」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 05:43:55.45 ID:YFmhYbMaO
かがみ「またあんたたちは勝手にっ…!」
こなた「だ、ダメ…かな?」
かがみ「ううん…」ゴシゴシ
かがみ「も、もちろん、行くに決まってるじゃない! どうせ明日は暇なんだしっ!」
こなた「かがみ…」
かがみ「な、何よ!」
こなた「ん〜? 私も、かがみや皆とクリスマス過ごせてうれしいな、って思ったんだよ」
かがみ「な、何恥ずかしいこと言ってるのよ!」
こなた「いやー、明日が楽しみだね〜 だよね、かがみん!」
かがみ「かがみん言うな! ああ、楽しみ、楽しみだよっ! もう、こうなったら寂しかった一ヶ月分楽しませてもらうからねっ!!」
〜 終 〜
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/29(土) 05:55:08.10 ID:YFmhYbMaO
土壇場でアクセス規制とかww
なんだかgdgdでしたが、読んでくれた方、ありがとう
DSネタは原作でかがみが1人でやっていた、と言っていたので取り入れてみたけど、
ピクトチャットがわからない人にはさらにイミフな文章になってしまい、ごめんなさい