1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/18(土) 23:06:57.09 ID:clP3ilSc0
パチンコ店にて
かがみ「お金が無くなってくだけじゃない!」
こなた 「むぅ、そもそも回りが悪いね・・・」
かがみ「そうなの?初めてだから分かんないわ」
こなた 「うん、私は他の台打ってくるよ」
かがみ「私はここでやめたら負けのような気がするからもうちょっと粘ってみるわ」
こなた 「かがみんは負けず嫌いだからねぇw」
かがみ「う、うるさいわね!早く行きなさいよ」
こなた 「冷たいよかがみーん!じゃあ行ってくるね」
かがみ「うーい」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/18(土) 23:12:33.81 ID:clP3ilSc0
こなた 「それにしても等価だからってこの回りはひどいね」
こなた 「かがみん負けず嫌いだからパチンコ夢中になっちゃわないかな?;」
こなた 「まぁかがみんに限ってそれはないか」
こなた 「おぉぅ!戦国乙女!!これは打つしかないね!」
こなた 「やっぱりパチンコは愛だよ、愛!」
かがみ「こなたに誘われて来てみたけど・・・」
かがみ「当たんないとつまんないわね」
かがみ「こんなのに夢中になってる奴らの気が知れないわ・・・」
かがみ「はぁ、退屈ね・・・」イライラ
キュイキュイン
かがみ「っもう!なにようるさいわね!」
かがみ「あ、当たった」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/18(土) 23:19:30.73 ID:clP3ilSc0
3時間後
こなた 「うぅ、40k溶けるとか・・・・」
こなた 「こんなことならアニメのDVD揃えれば良かったよ・・・」
こなた 「かがみはどんな調子かな・・・?」スタスタ
こなた 「って、うぉ!!」
かがみ「こ、こなた!あんたがいなくなってからすぐ当たって止まんないんだけど!?」
こなた 「えぇ!?引き強すぎでしょ!!」
かがみ「なんか緑の髪の変態っぽいのとか・・・あーわけわかんないわ・・・」
かがみ「ところでこれいくらくらいなの?」
こなた 「うぅーん、8万は堅いね」
かがみ「は、8万!?ちょ、ちょっと大げさじゃない??」
こなた 「いやいやそんなもんだよ」
かがみ「8万って・・・」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/18(土) 23:24:18.14 ID:clP3ilSc0
こなた 「結局かがみは7万勝ちかぁ」
かがみ「よく分かんないまますごい事になったわね」
こなた 「かがみん、ご飯おごって〜♪」
かがみ「はぁ、調子の良い奴ね。まぁいいわよ」
こなた 「やたー!かがみん太っ腹〜うりうり」
かがみ「ちょ、ちょっと!やめなさいよ!!」
その夜柊家
つかさ 「どうしたのお姉ちゃん、ぼーっとして」
かがみ「うぇ!?つ、つかさ!?な、なんでもないわよ!」
つかさ 「ふーん、私もう寝るね。おやすみ〜」
かがみ「おやすみ〜」
かがみ(たったの3時間で8万か・・・8万・・・8万・・・・)
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/18(土) 23:34:17.79 ID:clP3ilSc0
1週間後こなたかがみみさおの通う大学内
みさお 「んで、魔人ベリアスが倒せないんだってヴぁ」
こなた 「あれはその前の一騎打ちでガッツの・・・ん?」
こなた 「おぉーい、かがみーん!一週間ぶりー!」
かがみ「こなた・・・」
みさお 「柊最近見かけなかったな!さてはサボりか〜?」
かがみ「違うわよ・・・」
こなた 「かがみんがサボるわけないじゃん!ところでかがみん元気ないね」
みさお 「そうだぜ!調子狂うってヴぁ!」
かがみ「そうかしら?」
こなた 「明らかにそうだよ!嫁が元気ないと私も辛いよ!」
かがみ「///だ、誰が嫁よ!恥ずかしい事言うの禁止!!」
こなた 「おぉーいつものかがみだぁ!!かわいいよー!!」
かがみ「こらっ離せ!人前で抱きつくな!」
こなた 「むふふ、人前じゃなければいいんだ?w」
かがみ「そういう問題じゃねえ!」
みさお 「そうだぞ、柊はうちの嫁でもあるんだから元気出せってヴぁ」
かがみ「え?いや、あなたの嫁ではないので・・・」
みさお 「みゅーん;;」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/18(土) 23:45:44.57 ID:clP3ilSc0
その夜
かがみ(はぁ・・・)
かがみ(あれからパチンコにはまって毎日行ってるなんて・・・)
かがみ(おまけに連敗で1週間で20万も負けたなんて言えない)
かがみ(あの最初の勢いが続けばいいのよ・・・)
かがみ(そうよ、それなら20万くらいすぐ取り戻せるわ)
トゥルルトゥルル〜♪
かがみ「こなた///」
かがみ「お、おっす、こなた」
こなた 「はろーかがみん」
かがみ「どうしたの?こんな時間に」
こなた 「うん、その・・・かがみ今日元気なかったからさ」
かがみ「あぁ、あれなら大丈夫よ。心配させてごめんね」
こなた 「だったら良いんだけどさ、ちょっと気になったから」
かがみ「こなた・・・///ありがとう///」
こなた 「デレかがみ萌える〜♪」
かがみ「べ、別にデレてないわよ!心配掛けて悪かったわね!!」
こなた 「むふふ、かがみんは分かりやすいね☆」
こなた 「用はそれだけだよ、じゃあおやすみ〜チュッ」プツッ
かがみ「なっ・・・///」
かがみ「こなたに変に気使わせちゃったな」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/18(土) 23:54:27.74 ID:clP3ilSc0
かがみ(最初のはいわゆるビギナーズラック)
かがみ(パチンコなんて最後は負けるようになってるのよね)
かがみ(お金が無くなるよりこなたに迷惑を掛けるほうが辛いわ)
かがみ(もうパチンコは辞めよう・・・)
かがみ(そうよ!20万は授業料みたいなものね!)
かがみ(こなたありがとう!私あんたのおかげで更正できそう)
かがみ(まぁこなたのせいでパチンコはまったわけではあるんだけどねw)
かがみ「それにしてもこなた・・・わざわざ電話まで掛けてくれるなんて・・・」
かがみ「なによ期待しちゃうじゃない///」
かがみ「こなたが心配・・・私の心配・・・・うふふっ」
かがみ「こなた・・・」
かがみ「オナニーしよ」
数10分後(かがみはじっくり派)
かがみ「はぁはぁっ・・・・ふぅ・・・」フキフキ
かがみ「ふぅ・・・」
かがみ「なんか色々どーでもよくなってきたわ」
かがみ「・・・明日パチンコ行くか」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 00:07:38.56 ID:jPnLQUjP0
1週間後
こなた 「最近かがみん見ないな」
こなた 「それにしても欲しい物がたくさんあってお金がぜんぜん足りないよ;」
こなた 「むぅ、ここは1発狙いでパチンコ行くかっ」
パチ屋
こなた 「さて今日はセク萌えでも・・・」
ガンガンッ←台をたたく音
こなた 「うるさいな、ずいぶん痛い人がいるね・・・ってえぇ!!?」ササッ
かがみ「早くヨン様出てきなさいよっ!」バンバンッ
こなた (え?え?かがみ??ちょwなにやってんのwえ?ww)
かがみ「愛がないわね!早くユジンの前に現れなさいよ!」
かがみ「使えない眼鏡ね!高校の時も使えない眼鏡がいたわよ!!」
こなた (ちょwみゆきさん涙目ww)
こなた 「いや、それにしても・・・」
こなた 「これがかがみの悩んでた理由か・・・あの調子じゃ随分入り浸ってるっぽいな・・・」
かがみ「ヨン様!!チョン様!!!出てきなさい!」ガッシャガッシャ
こなた (う〜ん、これは末期だね)
こなた 「さて・・・帰るか^^;」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 00:12:51.51 ID:jPnLQUjP0
さらに数日後
みさお 「最近マジで柊見かけねぇな」
こなた 「え!?あ、あぁそうだね。ははw」
みさお 「うん?ちびっ子、お前何か知ってるのか?」
こなた 「し、知らない!私知らないよっ!!!」
みさお 「ちびっ子・・・なんかもうバレバレだぞそれ・・・」
こなた 「あ、いやぁ・・・ははは」
みさお 「んで、柊はなにしてんだ?」
こなた 「それがその。。。驚かない?」
みさお 「あたりめぇだろっ!それより心配だってヴぁ!
こなた 「じゃ、じゃあついて来て・・・」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/19(日) 00:29:48.10 ID:jPnLQUjP0
こなた 「かがみは今日もたぶんここにいるよ;」
みさお 「ここっておめぇ・・・パチンコ屋じゃねえか」
こなた 「うん、そうだね」
みさお 「柊お金困ってたのか?だからこんな客層悪そうな所でアルバイトしてんのか?」
こなた 「あー、まぁそう思うよね;とにかく中に入ろうか」
みさお 「お、おぅ・・・ちょっとドキドキするなw」
こなた 「あと数分後に違う意味でドキっとするよ・・・」
みさお 「ん?なんか言ったか?」
こなた 「んーん、さっ行こう」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/19(日) 00:32:27.79 ID:jPnLQUjP0
こなた 「あ、ほら。かがみいたよ」
みさお 「んぁ?店員いねえぞ?」
こなた 「店員じゃなくて、ほらあそこの・・・」
みさお 「え・・・?柊が・・・パチンコしてんのか?」
こなた 「うん、かがみが学校来てないのはこれが原因なんだよ;」
みさお 「これが原因て・・・ふざけんなっ!あたしが柊の目覚ませてやる!」
こなた 「みさきち!ちょっと待っ・・・」
ガンガンッドガ
かがみ「ったく使えない魚群ね!当たらないんなら出てくるんじゃないわよ!!!」
かがみ「ほんっと糞台ね!こなたの爪の垢でも飲ませてやりたいくらいだわ!」
こなた (ちょw意味わかんないww)
かがみ「キュイン!キュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイン!!」
かがみ「ほら!鳴りなさいよ!はやくっ!!」
かがみ「キュイン!キュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイン!!」
みさお 「お、おい・・・なんか柊が怖ぇーぞ・・・;;」
こなた 「だから言わんこっちゃない」
かがみ「キュイン!キュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイン!!」
かがみ「鳴りなさいって!!!」
こなた 「ねぇ止められる?あれ止められる?ww」
みさお 「で、でもこのままじゃ柊が・・・」
かがみ「キュイン!キュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイン!!」
かがみ「キュイン!キュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイン!!」
みさお 「・・・」
みさお 「さて、社会勉強にもなったし帰るかw」
こなた 「そだねwレポートやんなきゃw」
かがみ「キュイン!キュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイキュイン!!」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/19(日) 00:43:00.05 ID:jPnLQUjP0
数週間後柊家
かがみ「こなたにパチンコを教えてもらってから2ヶ月か・・・」
かがみ「トータルで23万も消えた」
かがみ「なんで私が負け越さなきゃいけないのよっ!?」バンッ
つかさ 「お、おねえちゃん・・・?どうしたの・・・?」
かがみ「あ、ご、ごめんね?なんでもないわよっ」
つかさ 「う、うん。でも最近お姉ちゃんちょっと変わったっていうか・・・」
かがみ「私は変わってないわよwつかさは心配性ねw」
つかさ 「で、でも・・・お姉ちゃん最近こなちゃんとも遊んでないよね?」
かがみ「!!そ、そんな事ないわよ?こなたとは毎日学校で会ってるからさ?ね?」
つかさ 「そっか。分かったよお姉ちゃん。ごめんね?変な事聞いちゃって・・・」
かがみ「いいのよ、私の方こそ変に気を使わせちゃってごめんね」
つかさ 「ううん!安心したら眠くなっちゃった・・・私もう寝るね」
かがみ「うん、あったかくして寝なさいね。おやすみ」
つかさ 「うん!おやすみ〜」バタン
かがみ(ごめんね、つかさ・・・)
つかさ(お姉ちゃん・・・うそつき。)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 00:59:04.89 ID:jPnLQUjP0
次の日
こなた 「だから雷神シドはチートだから通は封印プレイするんだって」
みさお 「いやいやちびっ子!全剣技俺TUEEEもなかなかマイウーだぞ?」
こなた 「むぅ、これだからゆとりゲーマーは・・・ってみ、みさきち!あ、あれ!」
みさお 「んぁ?・・・うぉっ!!柊じゃねえか!」
こなた 「は、はろーかがみん?」
かがみ「おっすこなた!なんか久しぶりね」
こなた (あれ?普通だ。)
みさお 「ほんとに久しぶりじゃねえか柊。今まで何やってたんだよ?」
かがみ「別に。司法試験の勉強が忙しかっただけよ?」
こなた (うはwおkw)
みさお (知らん振り把握w)
こなた 「かがみんは偉いねぇ」ヨシヨシ
かがみ「///や、やめてよ!恥ずかしいじゃない!」
みさお 「なに照れてんだ?w可愛いとこあるじゃねえかw」ヨシヨシ
かがみ「気安く触んないでよ」
みさお 「みゅーん;;」
こなた 「あんまり放っておくと浮気しちゃうぞかがみん?」
かがみ「それは困る。。。って何言ってんのよ!私とあんたはそんな関係じゃないでしょ!?///」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 01:08:32.66 ID:jPnLQUjP0
こなた 「まぁ、とにかく久しぶりの旦那との再会だしさ!今日はどっか行こうよ!」
かがみ「だ、誰が旦那だ!///変な事大声で言うな!!///」
みさお 「いいじゃねぇか!あたしにちびっ子に、こんなに旦那がいて羨ましいぞ、柊!」
かがみ「は?あんたは間違いなく私の旦那じゃないですけど・・・」
みさお 「みゅーん;;」
こなた 「ほら、パーッといこうよ!」
かがみ「っと、ゴメン。今日用事あるから・・・」
こなた 「え?また勉強?」
かがみ「そんなとこ。悪いわね、せっかく誘ってくれたのに・・・」
こなた 「いやいや、いいのだよかがみん。大変かもしれないけど勉強頑張ってくれたまえ」
かがみ「ふふっ、ありがとこなた」
みさお 「いいってことよ!でもあたしらの事も忘れちゃ―――」
かがみ「じゃあそろそろ行くわね。またね。」
みさお 「みゅーん;;」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 01:18:59.11 ID:jPnLQUjP0
こなた 「よし、みさきち尾行するよ」
みさお 「ん?柊なんか普通になってるからもう大丈夫なんじゃね?」
こなた 「うん、でもなんか引っかかるんだよね」
みさお 「用事ってヤツがか?」
こなた 「うん、とにかく後を付けてみよう」サササッ
みさお 「尾行開始だぜ!」ササササッ
こなた 「むぅ、この方向は・・・」
みさお 「あぁ、あのパチンコ屋だな」
こなた 「やはり改心はしてないようだね」
みさお 「で、でもよぉじゃあさっきのあの態度は何なんだよ?」
こなた 「普段は普通でもギャンブルになると人が変わる人って結構いるんだよね」
みさお 「じゃあ柊は何にも変わってないって事か?」
こなた 「いや、学校に来たってことは多少は心境に変化があったと思うよ」
みさお 「でもパチンコするなら結局同じだってヴぁ・・・って言ってる内に着いたぞ」
こなた 「どうする?入ってみる・・・?」
みさお 「お前あれ止められるのか?」
こなた 「・・・」みさお 「・・・」
こなた 「そうそう駅前にさケーキバイキング出来たの知ってる?wwww」
みさお 「知ってるってヴぁwアタシ行ってみたかったんだよなwww」
こなた 「行くっしょw行くしかないっしょww」
みさお 「はやく行こーぜw」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 01:29:29.48 ID:jPnLQUjP0
駅前
こなた 「いや、ケーキバイキングに助けられたねw」
みさお 「他に手は無かったってヴぁw」
ダダダダダッ
つかさ 「こなちゃぁぁぁぁぁん!!」
こなた 「つ、つかさ?久しぶりじゃん!!」
つかさ 「こなちゃん、会いたかったよぉ><」
こなた 「私もだよ、つかさ」ヨシヨシ
みさお 「ちびっ子は柊にモテるんだな」ムスッ
こなた 「僻まない僻まない、みさきちだって需要はあるよ」
みさお 「じゃあアタシのアピールポイントってなんだよ?」
こなた 「・・・・ば、馬鹿キャラかな?」
みさお 「みゅーん;;」
つかさ 「あはは、二人とも相変わらずだね!」
みさお 「おぉこっちの柊はアタシが視界に入るのか!」
つかさ 「?」
こなた 「かがみんもそこまで酷くないよw」
つかさ 「あ、ねぇこなちゃん。今日ってこれから時間あるかなぁ?」
こなた 「今からみさきちとケーキバイキングにスイーツ(笑)で逃げてるところなんだよ」
つかさ 「??あ、じゃあ私も一緒に行ってもいいかな?かな?」
みさお 「もちろんだってヴぁ、妹!早く逃げようZE!!」
つかさ 「??ありがとう!えっと・・・みさちゃん!」
みさお 「・・・!!私妹に乗り換えるヴぁ」
こなた 「・・・ま、まぁとにかく行こうよ;」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 01:40:59.73 ID:jPnLQUjP0
ケーキバイキング
こなた 「それで、つかさ。なんか相談でもあった?」
こなた (まぁ大体察しは付くけどね;)
つかさ 「あ、うん。お姉ちゃんのことなんだけど・・・」
こなた 「うん」(ほらきた!)
つかさ 「あのね、お姉ちゃん最近ちょっと様子がおかしいの」
つかさ 「時々すごい憂鬱そうなイライラしてそうな、そんな感じの表情をするの」
こなた 「ほほぅ」(むぅ、って事は随分負けこんでるのかな?)
つかさ 「それで昨日ね、何で私が負け越さなくちゃいけないのよっ!って叫んでて」
こなた 「う、うん」(負けこんでるみたいだね;)
つかさ 「それでお姉ちゃんに最近変だよって言ったの」
こなた 「うわ・・・」(さすが天然、勇気がるね)
つかさ 「お姉ちゃんにはうまくはぐらかされたけどやっぱり絶対どこか変なの」
つかさ 「それでこなちゃんなら何か知ってるかなって・・・」
こなた 「うーーむ」(これは言っていいのか・・・?)
みさお 「言っちまえよ、妹だって本気で心配してるんだぜ」
こなた 「う、うん」
つかさ 「!!やっぱりこなちゃん何か知ってるの!?」
こなた 「うん、いちおーね・・・」
つかさ 「一応でもいいから教えて!もし悩んでるなら今度は私がお姉ちゃんの事助けたいんだ!!」
みさお 「妹・・・」ホロリ
こなた 「・・・そうだね、じゃあ付いて来て」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 01:55:10.67 ID:jPnLQUjP0
みさお 「着いたぜ」
つかさ 「ここって・・・パチンコ屋さん?」
みさお 「あぁ、柊はここにいるんだってヴぁ」
つかさ 「お姉ちゃん、家族に内緒でアルバイトしてたんだぁ」
こなた 「あー、うん。普通はそう考えるよね。デジャヴだね。」
つかさ 「どういうこと?」
みさお 「まぁ入ってみようぜ」
つかさ 「う、うん。なんかドキドキするねw」
こなた 「はい、デジャヴ〜」
こなた 「かがみはぁっと・・・」
みさお 「妹ぉ、これから見る現実を受け入れろよ・・・」
つかさ 「え?だぁいじょうぶだよ!お姉ちゃんにも事情があっての事だろうしね!」
ガンガンガンガンガンガン!!
つかさ 「ひぃっ!?」
こなた (大変見つけやすくて結構結構)
つかさ 「い、今の音なぁに・・・?」
こなた 「つかさ、覚悟はいい?」
つかさ 「え?う、うん・・・」ゴクリ
こなた 「あそこの叫んでる人・・・あれがかがみんだよ」
つかさ 「!?」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 02:09:52.77 ID:jPnLQUjP0
かがみ「何やってんのよ!何で擬似4からクラッシュいくわけ!?」
かがみ「いらないわよ!クラッシュリーチ!暇すぎて眠いわよパトラッシュ!!」
かがみ「ほれ!ピキーンて!白パトから順番に!ゆっくり!!」
かがみ「真ん中のでかいの!いつまで固まってるつもり!?眠いわよ!」
こなた (よく聞いたら意外と面白い事言ってるねw)
つかさ 「・・・」
みさお 「妹・・・」
こなた 「つかさ?だいじょうぶ・・・?」
つかさ 「なにこれ・・・」
こなた 「つかさ・・・黙っててゴメン」
つかさ 「私の・・・憧れだった・・・目標にしてたお姉ちゃんは・・・?」
みさお 「妹!しっかりしろってヴぁ!」
こなた 「こ、今度はあのかがみを目標にしてみたら?なんちゃって・・・」
つかさ 「・・・・・・・」
こなた 「あ、ははは、はは・・・」
みさお 「チビッ子ぉ、それはさすがにKYだぜ・・・」
つかさ 「こんなの、こんなの!!お姉ちゃんじゃないよ!!!」ダッ
こなた 「あっつかさ!」
みさお 「おい!待てよ妹ぉ!」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 02:22:33.19 ID:jPnLQUjP0
つかさ 「はぁっはぁっ」
こなた 「つかさっ!!」
つかさ 「こなちゃん・・・」
みさお 「はぁはぁ、妹意外と走るの早いな・・・」
つかさ 「あれが・・・今のお姉ちゃんなんだね?」
こなた 「ごめん、私のせいなんだ・・・」
つかさ 「どういうこと?」
こなた 「実は・・・かくしか・・・」
つかさ 「そんな事があったんだね」
みさお 「おいそれは初耳だぜ!ちびっ子が教えなければ柊は・・・」
こなた 「そのとおりだね、本当にゴメン」
つかさ 「こなちゃんのせいじゃないよ!!」
つかさ 「お姉ちゃんが誘惑に負けたんだから・・・」
こなた 「つかさ・・・」
つかさ 「でも、安心した」
みさお 「んぁ?どういう意味だってヴぁ?」
つかさ 「私からすれば完璧だと思ってたお姉ちゃんも人の子だったって事!」
こなた 「!じゃあつかさ・・・」
つかさ 「うん、私がお姉ちゃんを改心させるよ!」
こなた 「私も手伝うよ!元を辿ればやっぱり私だからさ!」
つかさ 「こなちゃん・・・ありがとう!」
みさお 「もちろん私もだってヴぁ!」
つかさ 「みさちゃんもありがとうね!」ニコ
みさお 「///ゴクリ・・・」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 02:44:25.12 ID:jPnLQUjP0
こなた 「みんな覚悟はいい?」
みさお 「おぅ!!」
こなた 「つかさ!」
つかさ 「う、うん!私がお姉ちゃんを助けるんだ!」
かがみ「あいっかわらずの糞台ね!ならんで回る台掴んでも当たらなけりゃ意味無いわよ!」
かがみ「大学の時間に家出てるんだから当然朝一!さすがに眠いわよパトラッシュ!」
かがみ「チラチラ見てんじゃないわよ、おばさん!」
かがみ「ったく、うっとうしいわね!ってえぇ!?」
[3川当]プヨップヨッ
かがみ「ちょw当確演出ktkr!!www」
かがみ「うはwwそのまま3リーチwwwBIGあざーすww」
[333]ジャキーンダンプチャーンス
かがみ「なによついてきたわね!良い感じじゃない!」
ビッグボーナス右打ちしてね!チャーチャラチャーチャラッチャッチャッチャッチャ・・・
かがみ(ふふっこれよ!この羨望の眼差し!悔しかったらあんた達も当ててみなさい!)
かがみ「・・・」
こなた (あっちゃー、ちょうど当たったところか・・・;タイミング悪いね)
こなた (それにしてもいるいるw当たるまでうるさいのに当たった瞬間見て見てオーラ出す人www)
つかさ 「私行ってくる!」
こなた 「つかさ!今はちょっとタイミングが悪いよ!」
つかさ 「?」
こなた 「当たっちゃったから席を外してくれそうに無いよ」
つかさ 「でも・・・でも今言わないとズルズル言えなくなっちゃいそうだから」
つかさ 「たとえお姉ちゃんに嫌な顔されたとしても私行くよ!」
こなた 「よしっ!私も行く!」
みさお 「あれ?ちょっとキャラ増えただけでアタシの出番減りすぎじゃね?」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 02:59:51.11 ID:jPnLQUjP0
かがみ(これから何連荘するかしら?今週の負け分を取り返すには20連荘はしてほしいわねw)
かがみ(ふふっ隣のおばさん見てるわねwおっと擬似3スルー乙w)
つかさ 「――ちゃん!」
かがみ(さっき私の事チラチラ見てた罰よw1000ははまってもらわないとw)
つかさ 「お姉ちゃん!」
かがみ(店長遠隔頼んだわよw・・・え?)
つかさ 「お姉ちゃん・・・話があるの」
かがみ「え?つかさ・・・え?あれ?え?なn、なんで?w」
こなた 「かがみん、ちょっと外出ようか」
かがみ「こ、こなた!?な、なに?え?なんなの??w」
つかさ 「お姉ちゃん、話があるの。ちょっと来て」グイ
かがみ「ちょwちょっとwい、今ラウンド消化中だからww?w」
つかさ 「いいから!!」
かがみ「は、はい・・・」ビクッ
みさお 「チビッ子ぉ・・・妹もやっぱり柊の血を受け継いでるな、怖ぇーよ;;」
こなた 「柊に流れる血・・・嘗めてかからぬことだ!!!」
みさお 「んぁ?」
つかさ 「おねえちゃん、何が言いたいか分かるね?」
こなた 「かがみん・・・」
かがみ(な、なんで一番見られたくないランキング1位2位がいるわけ!?)
かがみ(そういえばこなたに教えてもらったんだからこなたにバレるのは時間の問題だったわね・・・!!)
かがみ(軽率だったわ。せめてちゃんと稼動してる店が他にあれば・・・!!)
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 03:23:31.95 ID:jPnLQUjP0
かがみ「き、奇遇ね!私も今日はたまたま打ちに来てたのよ!w」
かがみ「ずっと前こなたと来て以来だから〜、うん2ヶ月ぶりねw」
かがみ「ほら、こなた!なんかこの前7万も勝ったじゃない?」
かがみ「それをさっきたまたま思い出して、あ、久しぶりに行ってみようかってねw」
かがみ「そしたらあんた達がいるでしょ?もうビックリよ!w」
つかさ 「・・・・」
こなた 「かがみん、さっき一緒に遊びに行こうって誘った時用事があるって言ってたよね・・・?」
かがみ「そ、それは・・・友達に誘われたのよ!でもその友達は先に帰っちゃって・・・」
かがみ「酷い話よね、まったく!誘っておいて先に帰るなんてさ!」
かがみ「やっぱり私にはあんた達しかいないわよ!!」
かがみ「・・・ってもう!アンタは何言わせんのよ!///」
こなた (ちょw苦し紛れにデレてるww)
こなた 「コホン!かがみん、さっきたまたま思い出してって言ったよね?」
かがみ「あ・・・」
みさお 「柊らしくねぇな、漸減を撤回してるし全然論理的でもない・・・」
こなた 「さすがのかがみんも突然の事に驚いて取り乱してるようだね」
かがみ「あ、あはは・・・ひっ!?」ビクッ
つかさ 「おねえちゃん?私は真面目に話してるんだよ?」
かがみ「つ、つかさ?落ち着いて?ね?」
こなた 「とにかくかがみん、私とパチンコに行ってからのその後を洗いざらい白状してもらうよ?」
かがみ「・・・はぃ」
かがみ「でも、あの、今連荘中なので・・・」
こなた 「確かに、さすがに今連行するのはかわいそうだね」
つかさ 「そうなの?」
かがみ「でしょ?でしょでしょ?」パァッ
かがみ「だからとりあえずさ、連荘終わるまでは!連荘が命なの!」
つかさ 「じゃ、じゃあ仕方ないかな・・・」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 03:37:21.61 ID:jPnLQUjP0
かがみ「じゃあちょっとだけ待っててくれる?wえへw」
あやの「あら、みさちゃん・・・に柊ちゃん!?泉ちゃんと妹ちゃんも!久しぶりね!」
みさお 「あ、あやの!?なんでパチンコ屋なんかにいるんだよ!?」
あやの「人生経験だからってデートコースになっちゃって・・・」
みさお 「あの糞兄貴!あやのを変な事に誘うなよ!!」
あやの「ところでみさちゃん達はお揃いで何してるの?」
みさお 「実はかくかくしかじか四角い・・・でさぁ」
あやの「意外な展開ねwだったら私があの人に頼んで代わりに打ってもらいましょうか?」
こなた 「それだあ!峰岸さんぐっじょぶ!」
かがみ「な、何言ってんのよ!?私じゃないとあの台は連荘させられないわよ!!」
こなた 「かがみん、パチンコなんて所詮運だよ?腕は関係ないよ?」
かがみ「み、峰岸と彼氏に悪いじゃない!私が打つからいいわよ!ありがとね、峰岸。引き続きデート楽しんでね!」
みさお 「そーゆーわけにはいかねぇな!あやのを悪い遊びに誘った兄貴の罰だ!」
かがみ(なんなのよ誰よこいつ・・・)
かがみ「で、でも!」
つかさ 「おねえちゃん、お言葉に甘えようよ?」
こなた 「そうだよかがみ、つかさがどんな思いでかがみに話し掛けたか分かる?」
かがみ「うぅ、分かったわよ・・・」
みさお 「ナイスだぜあやの!頼んだってヴぁ!」
あやの「ううん、みさちゃんも頑張ってね!」
つかさ 「ありがとね!えっと・・・あやちゃん!」ニコ
あやの「(ドキッ)う、うん!妹ちゃんも頑張ってね!」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 03:47:40.06 ID:jPnLQUjP0
店員 「いらっしゃいませ、注文は何になさいますか?」←くじら
つかさ 「私メロンソーダ!」
こなた 「ミルクで」
かがみ「私はコーヒーで」
みさお 「じゃあアタシはバスサミコ酢で」
店員 「かしこまりました」
つかさ 「みさちゃんバルサミコ酢好きなの?私も好きなんだぁ」
みさお 「お、おぅ。へへっ///」
店員 「お待たせしました」
こなた 「ンクンク、さて本題に入ろうか、かがみんや?」
かがみ「えぇ、もう逃げも隠れもしないわ」
みさお 「飲めねぇ・・・」
つかさ 「おねえちゃんはこなちゃんと一緒に行った2ヶ月前からどのくらいパチンコ屋さんに行ってるの?」
かがみ「えっと、ほぼ毎日・・・」
こなた 「じゃあやっぱり学校は・・・?」
かがみ「う、うん。休んでました」
つかさ 「え?じゃあ土日に図書館に司法試験の勉強しに行ってたのは?」
かがみ「パチンコです・・・」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 04:05:57.24 ID:jPnLQUjP0
こなた 「かがみん、大学の単位は・・・?」
かがみ「うっ、考えないようにしてたけどやばいかも」
みさお 「お、おいおい!?同じ学科の友達とは連絡とってねえのか?」
かがみ「・・・」
つかさ 「もう間に合わないの?」
かがみ「わかんない、パチンコにはまる前は常に上位だったから・・・」
こなた 「同じ学科の友達とは連絡取ってないの?」
かがみ「大学行かなくなりだした頃はメールが来てたんだけど・・・現実逃避で無視してたから今はめっきり・・・」
みさお 「なら今からそいつに連絡してみればいいんじゃね?」
かがみ「・・・」
つかさ 「おねえちゃん、単位は取れてないとさすがにお母さん達にばれちゃうよ?」
かがみ「うん、それだけはどうしても避けたいのよね・・・」
こなた 「じゃあ今から学科の友達に連絡してみなよ!」
かがみ「う、うん。やっぱりそれしかないわよね・・・謝らなきゃ・・・・」
みさお 「そうだぜ柊!謝ってなんとか単位取ろうぜ!」
かがみ「・・・」
こなた 「まったく!ほんと世話焼かせるねかがみんは!」
つかさ 「そーだよ!でもお姉ちゃん元に戻ってくれたみたいで良かったぁ」
かがみ「う、うん///ごめんね二人とも・・・私頑張るから」
みさお 「やっとアタシの嫁が帰ってきたってヴぁ」
かがみ「いや、それは違うと思いますけど・・・」
みさお 「みゅーん;;」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 04:16:20.21 ID:jPnLQUjP0
その夜
ざぁんこぉくな天使の〜〜♪
かがみ(ふふっこの着メロも変えなきゃね)
かがみ「おっす、こなた」
こなた 「はろーかがみん」
かがみ「なんか、その、久しぶりね///電話で話すのも///」
こなた 「何照れてるのさwさすがに恥ずかしいよ///」
かがみ「う、うん。改めて・・・ごめんね?」
こなた 「一時はどうなることかと思ったよw」
かがみ「こなたとつかさにあんなに心配かけてたとはねw」
こなた 「当たり前だヨ!それにみさきちもね!」
かがみ「ふふっ、これ以上二人に迷惑は掛けられないわ」
こなた 「・・・;ま、まぁいずれにせよ私の嫁が帰ってきてくれて本当に良かったよ、かがみん♪」
かがみ「なっ!だ、だれがあんたの嫁よ!///恥ずかしい事言わないでよね!///」
かがみ「でも」
こなた 「ん?」
かがみ「さすがに今回はあんたのおかげよね」
かがみ「だから。。。ありがとう、あ・な・た///」
こなた 「うおぉ!かがみん究極のデレ発動!たまんないよ!!」
かがみ「ふふっ、大袈裟よw」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 04:26:12.33 ID:jPnLQUjP0
こなた 「それでかがみん、単位の話はどうなったの?」
かがみ「うん、友達に連絡したらね?すっごい怒られたけどノート見せてくれるって」
かがみ「もちろん頑張ればだけど、なんとかなりそうよ」
こなた 「じゃあ大丈夫なんだね!?やたー!!かがみんやたー!!」
かがみ「ちょ、ちょっと喜びすぎよ!そ、そりゃ嬉しいけどさ///」
こなた 「夫婦は一心同体なんだからかがみんの喜びは私の喜びだヨ!」
かがみ「なっ・・・!は、恥ずかしい事言うの禁止!!///」
こなた 「あるぇ〜?さっきはデレデレだったのにねぇ〜?w」
かがみ「くぅ;;あんたには適わないわ;;」
こなた 「でもそれ聞いて安心したよ!」
かがみ「うん、心配掛けてごめんね?」
こなた 「いやいや、いいのだよかがみん」
かがみ「今日はほんとにありがとう」
こなた 「うむ!今度から毎日平日は電話するからねw出欠状況確認だね!w」
かがみ「望むところよ!w」
こなた 「よっし、じゃあ安心したしそろそろ寝るよ!」
かがみ「そうね、私も今日は色々あったから眠いわ」
こなた 「じゃあかがみおやすみ!また明日学校でね☆」
かがみ「おやすみこなた♪」
かがみ(着メロを・・・どんだけファンファーレに設定っと)
かがみ「ふふっ、こなたったら心配性ね」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 04:34:15.52 ID:jPnLQUjP0
かがみ「こなたが・・・心配・・・私のことを・・・」
かがみ「こなたが私の事だけを考えていた・・・?」
かがみ「こなた・・・私、私もあんたの事だけを・・・」ススッ
かがみ「こなた・・・こなたぁ・・・」スリスリ
かがみ「オナニーするか」
数10分後(かがみんはじっくり妄想でやるタイプ)
かがみ「こ、こなたっ!!そこ!そこっそんな舐めたら・・・!!」
かがみ「駄目!もう駄目!こなたぁ駄目ぇらめぇらめぇええ」
かがみ「んん!!んぁっ!!はぁっはぁっ」ビクッビクッ
かがみ「・・・」フキフキ
かがみ「なんかどうでも良くなってきたわ」
かがみ(それにしてもあのボッタクリ店・・・30万も・・・)
かがみ(わたしのこつこつ貯めてたお年玉どうしてくれんのよ)
かがみ(財布の中身は・・・3万か。ちょうどいいわね)
かがみ(明日取り返しそ)
かがみ(・・・寝よ)
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 04:42:08.01 ID:jPnLQUjP0
次の日
こなた 「あれぇ?おかしいな」
みさお 「どうしたんだ?ちびっ子」
こなた 「いや、これからは毎日かがみに出欠状況の確認も兼ねて電話することにしたんだけどさ」
みさお 「おぉ!それいいな!アタシもやろうかな!」
こなた 「い、いやみさきちはやめた方がいいかも・・・」
みさお 「なんだよー抜け駆けはゆるさねえぞ!?」
こなた (いやwそういう次元の問題じゃww)
こなた 「ま、まぁそれでかがみんに電話掛けてるんだけど・・・」
みさお 「まさか・・・・出ないってのか?」
こなた 「おーいえす」
こなた 「・・・」
みさお 「・・・」
みさお 「いやwいやいやwまぁ無いだろwさすがにそれは無いってヴぁwww」
こなた 「だねwいやまさかねwwははw」
みさお 「・・・ちょっと行ってみるか?」
こなた 「そ、そうだね。ちょっとだけ・・・・」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 04:53:22.05 ID:jPnLQUjP0
こなた 「さすがにないと思うけどねw私かがみん信じてるしw」
みさお 「アタシだって信じてるってヴぁwちょっとだけだよちょっとだけw」
こなた (いませんようにいませんように・・・)
みさお 「ガンガンやってる奴はいねぇな」
こなた 「そうみたいだね・・・」
みさお 「あーっちびっ子今ちょっと残念だって思ってんだろw」
こなた 「いやいやwwさすがに今日打ってたら引くヨwwって・・・あ。」
みさお 「んぁ?」
こなた 「あは、あははwあれ・・・ww」
みさお 「う、うわ・・・ひぃらぎ・・・・」
かがみ(なによ、なによなによwww調子良いじゃないwさすがに昨日改心しただけはあるわね)
かがみ(心の清らかな私にこそこの連荘は相応しいわw店長ナイス遠隔よw)
かがみ(ふふっまた貧しそうな婆がボタン連打してるわねw意味無いわよwww)
かがみ(そうよ!最初だって私は純粋な心で打ってたわw)
かがみ(昨日入れ替えたばかりの純粋でフレッシュな気持ちでやれば負けるわけ無いわねw)
かがみ(またサムがきたわw注目されちゃうじゃないwwいい加減見飽きたってのww)←人生2回目
こなた 「さって帰りますかぁ」
みさお 「って柊は!?どうすんだよ?」
こなた 「無限ループは嫌だヨw」
みさお 「た、確かに・・・」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 05:07:04.30 ID:jPnLQUjP0
あれから4年の時が経った・・・
私は無事大学を卒業し今は社会人としての新しいスタートを切った
つかさは調理師の資格を取り家族の支えもあって自分の店を出すことになった
みさきちも私と同時に大学を卒業し今はつかさの店でアルバイトをしている
峰岸さんはよく知らないみゆきさんは話に出てきてない
かがみはあれからもパチンコに依存し続けついには借金まで作るようになっていた
そして2年前とうとう柊家と絶縁をしその後の消息は不明
今生きてるのかさえも分からない状態である
かがみんは今どうしているんだろう・・・・
かがみ「今日も暑いわね・・・」
かがみ「お、開いた。さぁ今日こそ5万発突破目指すわよ!」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 05:10:45.14 ID:jPnLQUjP0
かがみ「・・・」
かがみ(あれから4年か・・・)
かがみ(わたしのこなた・・・元気にしてるかな・・・?)
かがみ(あれから作った借金は利息も合わせれば1000万を超える)
かがみ(というよりも今こうしてる間にも増えているのだ)
かがみ「ったく何よトイチって・・・訴えてやりたいわ・・・」
かがみ「でもあの黒髪の眼鏡の人・・・怖いからな・・・」
かがみ「関西弁ってなんか怖い印象あるのよね」
かがみ「・・・このままじゃ駄目だ」
かがみ「もっと何か・・・大きな勝負をして借金を返そう」
かがみ「そしてもう一度、こなたに、つかさに会うんだ」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 05:17:45.17 ID:jPnLQUjP0
かがみ(私も伊達に借金から逃れ続けているわけじゃない)
かがみ(多少なり裏社会の事情に詳しくなってる)
かがみ(この世の中には通常より高レートで貸し玉交換をしているところがある」
かがみ(通称、裏カジノっ・・・!!)
かがみ「この雑居ビルの地下ね・・・」
黒服 「いらっしゃいませ」
かがみ(なるべくお金を持ってる振りをするのよ、今後の展開を有利にするために・・・)
黒服 「本日はどういった遊戯を御所望でしょうか?」
かがみ「そうね、高レートのパチンコはないかしら?」
黒服 「かしこまりました、こちらが1玉40円そしてあちらが1玉400円の遊戯台となっております」
かがみ「そ、ありがと、もういっていいわよ」
黒服 「失礼します」
かがみ(1000万勝ち取るには1玉400円じゃ先が遠いわね・・・)
かがみ(どうしたものかしら・・・)
???「あら?かがみさん?」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 05:30:03.91 ID:jPnLQUjP0
かがみ「えっ!?」バッ
???「お久しぶりです、お恥ずかしながら・・・」
かがみ「み、みゆき!?」
みゆき.「覚えていてくださいましたか、4年振り・・・ですね」
かがみ「そうね・・・あの、みゆきはどうしてこんなところに?」
みゆき.「私ですか?ふふ、私はここのオーナーなんですよ、お恥ずかしながら」
かがみ「み、みゆきがここのオーナー!?」
みゆき.「えぇ、それでかがみさんはどうしてこのような所に?」
かがみ「ちょ、ちょっと軽く一勝負をしにね・・・」
みゆき.「ふふ、1000万の借金が軽い気持ちで勝ち取れるでしょうか?」
かがみ「!?み、みゆきあんた・・・」
みゆき.「かがみさんが借金をしている闇金業者ですが、我々帝愛グループの一部です」
みゆき.「かがみさんの噂はずっと耳にしてました。ふふ、まさか私の裏カジノに迷い込んでくるとは思いませんでしたが」
かがみ「ふん、それならもう用なしよ!1玉400円じゃ1000万なんて返せる見込みが無いわ」
かがみ「せめてその10倍無いとね!だから私はもう帰――」
みゆき.「ありますよ?」
かがみ「え?」
みゆき.「1玉4000円、人喰いパチンコ「沼」」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 05:42:03.69 ID:jPnLQUjP0
かがみ「そ、それやるわ!!わたしにやらせて!!」
みゆき.「ふふ、失礼ですがかがみさんのように貧乏な方、果たして「沼」の玉を何玉買えるでしょうか?」
かがみ「くっ、種銭なら集めるわ・・・とにかくその「沼」見せてちょうだい!」
みゆき.「まぁいいでしょう、こちらです。これが人喰いパチンコ」
かがみ「な、なによっ・・・この台っ・・・!!」
かがみ(まるで異質っ・・・存在そのものがっ・・・そう、まるで悪魔っ・・・!!)
みゆき.「ふふふ、怖気づいたり・・・してませんよね?」
かがみ「ば、馬鹿言ってもらっちゃ困るわ、作戦を練ってただけよ」
みゆき.「そうでしたか、それは失礼しました」
みゆき.「さぁ今日はどうせ1玉40円ですら遊戯できるお金を持ち合わせていないのでしょう?」
かがみ「どうせ・・・みゆき、あんた変わったわね」
みゆき.「落ちぶれてないだけマシですよ?お恥ずかしながら」
かがみ「くっ、待ってなさい!必ず「沼」を攻略してやるわ!!」
みゆき.「えぇ、気を長くお待ちしておりますね」
かがみ「ふん!」
みゆき.(ふふふ、悔しいですかかがみさん?)
みゆき.(高校時代、家が遠いという事を理由に私はあなた達に常に除け者にされ続けてきました)
みゆき.(今度は私の番です、あなたを除け者にしてみせましょう・・・この社会の・・・ふふ)
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 05:49:31.81 ID:jPnLQUjP0
つかさ 「みさちゃん、コーヒーカップが足りてないよぉ」
みさお 「つかさが洗うとき落としまくるからだってヴぁ・・・」
つかさ 「あぅぅ、そうだったかな・・・」
みさお (そんなところがまたかわいいんだってヴぁ)
つかさ 「まだ開店までちょっと時間あるし私買ってくるよ!」
みさお 「いんや、アタシが行くよ。つかさは道草くうからな、心配だ」
つかさ 「みさちゃんのくせにーっ!!」
みさお 「そんじゃちょっくらいってくるってヴぁ!」
カランカラン
みさお 「うわっと!あーすいません、まだ開店時間じゃ・・・って、あ・・・あ。」
つかさ 「みさちゃん・・・?どうかしたの・・・?」
みさお 「ひ、ひいらぎ・・・」
かがみ「ひさしぶりね・・・つかさ・・・」
つかさ 「お、おねえちゃん!?」
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 06:03:27.92 ID:jPnLQUjP0
かがみ「2年ぶりね・・・」
つかさ 「えぅぅ、おねえちゃぁん><会いたかったよぉ><」
かがみ「ごめんね?つかさごめんね?」
つかさ 「で、でもお姉ちゃん戻ってこれたって事は借金は・・・」
かがみ「残念ながらまだあるわよ」
つかさ 「そ、そっか・・・そうだよね!でも頑張ってるんだもんね!」
かがみ「それなんだけどね、実は・・・」
かがみ「かくかくしかじか四角いムーブ」
かがみ「と、いうわけなの。いきなり帰ってきてまた下らない事してて悪いんだけどさ・・・」
かがみ「お願い!つかさ!私つかさ以外に頼れる人がいないの!!」
みさお 「ちょ、ちょっと待てよ柊!!お前まだそんな事してんのかよ!?」
みさお 「少しはつかさの気持ちを考えた事があんのかよ!?つかさが2年間どんな思いでいたか分かってんのかよ!?」
かがみ「・・・」
つかさ 「どれくらい必要なの・・・?」
みさお 「ちょっ!?つかさ!!」
つかさ 「その前に・・・お姉ちゃんはこの2年間私がどんな気持ちで過ごしてきたか、分かる?」
かがみ「それは・・・」
みさお 「そうだぜ!つかさはいつかお前が帰ってきた時働き口に困らないようにって自ら経営者になったんだぞ!?」
かがみ「・・・」
つかさ 「私がこの喫茶店を経営してる事は知ってた?」
かがみ「うん、うわさで・・・」
つかさ 「私ね、お姉ちゃんが帰ってきた時働き口に困らないように経営者になったんだよ?」
かがみ「・・・!そうだったの・・・?」
みさお 「みゅーん;;」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/19(日) 06:08:03.77 ID:jPnLQUjP0
つかさ 「お姉ちゃん、約束して」
かがみ「?」
つかさ 「これが最後の勝負だよ、これで借金を返して・・・一緒に働こう?」
かがみ「つかさ・・・いいの?」
つかさ 「うんっ!だって今のお姉ちゃんの目は私が大好きだったお姉ちゃんの目なんだもん!」
かがみ「つかさぁ・・・」
みさお 「コーヒーカップ買いに行くかぁ」
つかさ 「今日は久しぶりに甘えて良い?」
かがみ「ふふっ相変わらずねつかさ・・・いいわよ」
つかさ「やったぁ!そうそうこの前ね―――」
かがみ「つかさから600万借りることが出来たわ」
かがみ「次は・・・あいつね・・・!!」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 06:22:59.80 ID:jPnLQUjP0
ピンポーンピンポーン
???「はぁーい」
かがみ「おっす、久しぶりね・・・」
あやの「ひ、柊ちゃん!?」
あやの「いったい今までどこで何を・・・と、とりあえず上がってよ」
かがみ「えぇ、おじゃまするわ」
あやの「はい、紅茶をどうぞ」
かがみ「ありがと、峰岸結婚してたのね、ちょっと探しちゃったわ」
あやの「う、うん///今は峰岸じゃなくて日下部なの///」
かがみ「照れちゃってw幸せそうでいいわね峰岸!」
あやの「それでね?もう峰岸じゃないからこんがらがっちゃうかも知れないけど日下部って呼んでほしいの」
かがみ「確かに癖で峰岸って呼んじゃいそうねwでも日下部って呼ぶように意識するわ」
あやの「そういう意味じゃなくって日下部が二人もいるからってことよw」
かがみ「さすがにあんたの旦那さんを日下部なんて呼び方しないわよ!!ww」
あやの「え?あれ?みさちゃんは・・・ってまぁいっか。それで?今日はどんな用事なの?」
かがみ「ん、ちょっと忘れ物をね・・・」
あやの「え?柊ちゃんここ初めてでしょ?忘れ物なんてしたかしら?」
かがみ「えぇ、遠い昔にね・・・」
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 06:33:09.04 ID:jPnLQUjP0
日下部「ただいまぁ!お、見慣れないお客さんだな」
かがみ「おじゃましてます」
あやの「あなた、この子が柊ちゃんよ!みさちゃんがいつも話してた」
日下部「あぁ!この子が!!どうも、妹が世話になってます」
かがみ(自分の嫁を妹って言ってるのかしら?変な性癖を持ってるみたいね)
かがみ「いえ、こちらこそ妹さん?にはお世話になりっぱなしで」
あやの「ふふっそれで柊ちゃん、さっき言ってた忘れ物の事なんだけど、私何か借りてたかしら?」
かがみ「ううん、峰岸、あ、日下部にはしてないわよ」
あやの「え?それじゃあ・・・?」
かがみ「えぇ、旦那さんのほうに」
日下部「え?俺?君とは多分初対面のはずだけど」
かがみ「多分お忘れだとは思ってました、4年前私は確かにあなたと貸し借りを行ってます」
あやの「あなた、柊ちゃんは嘘をつくような子じゃないわ!思い出して!」
日下部「え?うーん、そう言われてもな・・・」
日下部「すまない柊さん!俺どうもど忘れしちゃったみたいなんだよ」
日下部「もし良ければ教えてくれないだろうか?」
かがみ「えぇ、もちろん良いですよ」
かがみ「4年前、私はあなたにパトラッシュREDの確変台を貸しましたよね?」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 06:45:59.21 ID:jPnLQUjP0
あやの「!!」日下部「!!!」
かがみ「今、どうしてもお金が必要なんです!あの時貸した台・・・あとからこなたの友達に20連荘したと聞きました」
日下部(そういえばこの子、確か多額の借金を背負ってるんだったな)
かがみ「現金に換算すると9万ほどはあると思います!」
日下部「思い出したよ・・・確かにそのくらいだったね」
かがみ「そこから手数料を差し引いて7万ほど残ります」
日下部(む、7万か。もっと破格を請求されると思ってたが・・・)
日下部「7万か、ごめんね長い事;あやの俺の財布を―――」
かがみ「そこに利子が付いて大体600万円ですね」
日下部(ちょwww)
日下部「ちょ、ちょっとそれは無理な要求だよ?7万が600万円なんて・・・はははw」
あやの「ひ、柊ちゃんwそれはさすがに冗談きついよw」
かがみ「安いモンですよ、私はトイチの借金を背負ってます」
かがみ「今こうしてる間にも私の借金はどんどん増え続けていってます」
かがみ「お願いです!時間がありません!!どうか私に600万を!」
あやの「ひ、柊ちゃん・・・」
日下部(ちょw真顔ww)
かがみ「お願いします」ガバッ←土下座
あやの「ちょwwww顔上げwてww」
日下部「土ww下www座wwwwwww」
ガチャ
みさお「やーっぱここにいたか柊」
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 06:58:41.76 ID:jPnLQUjP0
日下部「みさお!」
あやの「みさちゃん!?どうしたの?」
みさお 「いや実はな柊の奴ここに来る前につかさの所に来ててよ」
みさお 「かくしかむーぶってわけなんだよ」
あやの「なるほど、だからお金がいるのねって柊ちゃんもう土下座止めてよw」
日下部「それでも結局ギャンブルに使うんだろ?同じことじゃ・・・」
みさお 「いーや!こいつの妹つかさがな、今回の柊の目は腐っちゃいないって言ってるんだ」
みさお 「このギャンブルを終えたら真面目に働くそうだ・・・」
みさお 「だから頼むっ!かわいい妹のお願いでもあるんだってヴぁ!」
日下部「みさおの言いたいことは大体分かった・・・でも7万が600万ってのはさすがに・・・」
みさお 「そこなんだけど600万貸すだけにするってのはどうだ!?」
あやの「貸すだけ?」
みさお 「あぁ!どうせこのギャンブルに勝てば柊は巨額の富を手に入れられるんだ」
日下部「なるほど・・・600万くらいすぐに返せるってわけか・・・」
みさお 「そそ、そういうことだってヴぁ」
日下部「だがもし柊さんが失敗したらどうなる?600万は消えるだけだぞ?」
みさお 「そん時は・・・アタシが返すってヴぁ!」
日下部「お前・・・なんでそこまで・・・」
みさお 「へへっ、何でかわかんねえけどさ、こいつがどんな最低な事しても惹かれちまうんだよな///」
あやの「みさちゃんは昔から柊ちゃんが大好きだもんね・・・」
あやの「あなた!柊ちゃんに600万貸しましょう!」
日下部「お前らにこんだけ言われて貸さないわけにはいかないな・・・」
日下部「いいだろう、柊さん!600万貸そう!絶対に勝ってみせてくれ!!」
かがみ「えぇ、まかせてちょうだい!ありがとう日下部たち!!」
みさお 「・・・みゅーん、なんだかなぁ・・・;;」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 07:11:26.43 ID:jPnLQUjP0
かがみ「これで1200万ね」
かがみ「1玉4000円って事は3000玉っ・・・!」
かがみ「これだけあればあの人喰いパチンコを倒せるっ・・・!」
かがみ「待っててこなた・・・かならず借金を返してあんたに会いに行くわ!」
かがみ(問題はあの沼をどうやって攻略するかね・・・)
かがみ(関門は3つ。1つ目に釘の森、2つ目にあのパクパク、そして・・・)
かがみ(3つ目が一番厄介、悪魔の3段クルーン)
かがみ(この3つの関門をクリアした時、私は人生という戦いの勝利者になれるのよっ・・・!!)
つかさ 「あ、あのお姉ちゃん?」
かがみ「ん、つかさ?どうしたー?」
つかさ 「悩んでるときに迷惑だったらゴメンね?まだお昼ご飯食べてないでしょ?だからこれ・・・」
かがみ「わぁスパゲティ」サラダじゃない!おいしそう!」
つかさ 「良かったら食べて!お腹空いてると頭も働かないと思うから!」
かがみ「つかさ、ありがと・・・」
つかさ 「えへへ、じゃあ頑張ってね!」
かがみ(つかさは本当に良い子ね・・・)
かがみ(この幸せを本物にしたい・・・!)
かがみ(その為には借金を返さなくちゃ・・・ね!)
かがみ(!!!!!!!!!!!!!)
183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/19(日) 07:26:11.34 ID:jPnLQUjP0
そのとき突如かがみの脳裏に舞い降りた思考っ・・・!
まさに悪魔的っ!圧倒的閃きっ・・・!!!!
かがみ(そうよ・・・何でこんな簡単なことに気づかなかったのかしら!)
かがみ(そうなれば即行動に移すしかないわね!!)
みゆき.「あら久しぶりですね、かがみさん」
かがみ「いや昨日会ったばかりでしょ・・・」
みゆき.「ふふ、そんな事はどうでもいいじゃないですか」
かがみ「そうね、あんたと話すこの一分一秒がもったいないわ」
みゆき.「酷い言われようですね、それで今日はどんな御用で?」
みゆき「まさかドン底にいらっしゃるあなたの人生に活路が見出せたとでも言うのではないでしょうね?」
かがみ「ふふっ、そのまさかよ!」
みゆき.「!?」
みゆき.(そんなまさか・・・たった一日で状況が変わるとは思えません)
みゆき.(おそらくこれはハッタリ・・・ふふ、こんなところで強がってどんないみがあるんでしょうね)
みゆき.「まさかかがみさんがつよがりを言うような人とは存じま―――」
かがみ「違うわよ」
みゆき.「!!」
かがみ「言ってるでしょ?一分一秒が惜しいのよ、時間が無いのにあんたのつまらない嫌味を聞く趣味は無いわ」
みゆき.「ふ、ふふふ・・・いいでしょう。では攻略してみなさい!この人喰いパチンコ「沼」を!!!!」
かがみ「はぁ?あんた何言ってんの?」
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 07:35:49.11 ID:jPnLQUjP0
かがみ「私の借金、大元はあんたの帝愛グループに繋がってるって言ってたわね」
みゆき.「え、えぇ・・・」(この女いったい何を・・・?)
かがみ「て、事はあんたに借金を返せばそれでオールOKなのよね」
みゆき.「まぁ必然的にそうなりますね・・・」
かがみ「じゃあ、はい!1200万円!これで借金消えるわよね?」
みゆき.「えwちょっとまってくださいww「沼」は???w」
かがみ「つかさと約束したんだ・・・ギャンブルはもうしないって・・・」
みゆき.「な、何を綺麗にまとめようとして・・・」
かがみ「これからは幸せな環境で働いて利子の無い借金を返すわ」
みゆき.「利子・・・?そ、そうです!利子の上乗せで1200万を上回ってるのでは!?」
かがみ「そ、そんなことないわよ!多分大丈夫よ!!!」
みゆき.「ふふふ、詰めが甘いですよかがみさん!」
かがみ「くっ!ゴチャゴチャ言ってないでさっさと調べなさいよ牛!!」
みゆき.「ふふ、何とでも言いなさい!えーっとかがみさんの借金残金は・・・」
かがみ(頼むっ頼む頼む頼むっ!)
かがみ「神よっ・・・!私を祝福しなさいっ・・・・!!!」
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 07:47:00.87 ID:jPnLQUjP0
みゆき.「くっくっく、柊かがみの借金総額は・・・」
ざわざわ・・・・
ざわざわ・・・・
かがみ「くっ・・・!」
みゆき.「1300万でしたぁ!!キャキャキャキャッキャ!!!」
かがみ「あ、え?」 ヘナッ
かがみ「嘘よ・・・夢でしょこれ・・・?」
みゆき.「残念ながらこれが現実です、うふふふふ」
みゆき.「さ、お客様どうぞ、「沼」へご招待しますわ」
かがみ「こなたぁ。。。」
こなた 「くふふ、呼んだかい?かがみんや」
かがみ「こ、こなたっ!?」
みゆき.「泉さんっ!どうしてここに!?」
こなた 「嫁のピンチだからね!当然だヨ!」
かがみ「こ、こなた///」
こなた 「残りは100万だったね!私のお金を使ってヨ!」
かがみ「こなたっ・・・私・・・」
こなた 「いいってことヨ、どうせ夫婦だから財産は共有だよかがみん♪」
みwiki.「こ、これは久しぶりに本気で胸糞悪いですね・・・」
こなた 「それでも構わないよ!これでかがみんは晴れて自由の身だね!」
かがみ「これがこな×かがパワーよ!みwiki!!!!」
みwiki.「そんな力wikiには載ってない・・・」
こなた 「一件落着だネw」
193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 08:01:44.62 ID:jPnLQUjP0
数日後・・・
つかさ 「お姉ちゃん達ー!もう朝だよぉ!!」
こなた 「ほいほーい、ほらかがみん起きて!」
かがみ「うぅ〜眠・・・あんた昨日激しすぎたから・・・」
つかさ 「は、はぅぅ///」
かがみ「ちょ!つかさ!?もしかして今の聞こえたりした!?」
つかさ 「う、ううん!昨日は激しくなかったんだよね?」
かがみ「あんたごまかしきれてないわよ・・・」
つかさ 「えぅぅ・・・」
こなた 「はっはっは。つかさはかわいいねぇ」オーヨシヨシ
つかさ 「からかわないでよぉ、こなちゃ・・・こなた義姉ちゃん・・・><」
こなた 「さぁ!今日も泉夫婦の借金を返済する為働きますか!」
かがみ「そうね、はりきっていきましょ!私のこなた///」
こなた 「かがみんぐっじょぶ!良い朝デレだったよ☆じゃ、いってくるネ」
つかさ 「義姉ちゃんいってらっしゃぁい!さ、お姉ちゃん私達もがんばろ!」
かがみ「・・・そうね!」
日下部「というか結局600万の借金をうちが肩代わりしただけのような・・・」
あやの「ふふ、まぁいいじゃない♪」
日下部「あやの、やけにうれしそうだな・・・?で、こいつはどうしたんだ?」
みさお 「みゅーん、ちびっ子と柊がやってきて住むスペースも雇う余裕も無くなったから追い出された;;」
日下部「だからってここに居座られてもな・・・」
みさお 「あやのぉ><」
あやの「はいはい、ここで一緒に住もうね」(それにしても間違いなくこの子が一番不幸ね)ナデナデ
かがみ「朝鮮玉遊戯ダメ、絶対」
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 08:04:38.35 ID:jPnLQUjP0
終わりです
支援の方がいてくださったおかげでなんとか最後まで書ききることが出来ました
まぁ結構gdgdになっちゃいましたがらき☆すたまたはパチンコ好きな方の暇つぶしになれば幸いです
最後に支援の方本当にありがとうw
202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/19(日) 08:30:01.71 ID:jPnLQUjP0
こんなに読者がいらっしゃるとは思いませんでした
初めてこういうことをやった上に最初の展開しか考えてなかったため遅くなってすみませんでした;;