1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 22:42:54.39 ID:ESONhz180
キョン「えっ?」
長門「範馬バキという少年を倒さなければならない」
キョン「誰が?」
長門「貴方」
「……なぜだ」
長門「適任」
キョン「お前じゃダメなのか?」
長門「……レイプされる危険性がある」
キョン「なんだって!?」
長門「詳しい説明は後。付いてきて」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 22:45:15.74 ID:ESONhz180
〜落書き通り〜
キョン「すごい落書きだな」
長門「不良の仕業。このせいで彼は近所に冷たい視線を送られ、立ち退きを要求されている」
キョン「……どんな奴だ、一体」
長門「彼は涼宮ハルヒと同じ能力を持っていることが判明した」
キョン「んなばかな」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 22:47:29.62 ID:ESONhz180
長門「事実。その力で彼は範馬勇次郎という架空の生物を作ってしまった」
長門「さらにそれに伴う歴史の改変まで起こった」
キョン「それが本当ならヤバいんじゃないか」
長門「かなり危険。力の使い過ぎで情報思念体の存在が危ぶまれるほど」
キョン「長門の親玉も危惧するほどなのか」
長門「そう。最近では巨大カマキリ及び恐竜及びジュラ紀の原始人まで作った」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 22:49:08.75 ID:ESONhz180
キョン「ジュラ紀に原始人って……バキさんは小学生か?」
長門「彼は高校生。ただルミナという小学生とよく遊んでいる。それ以外に交流は見られない」
キョン「友達いないのか……」
長門「そう」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 22:51:11.81 ID:ESONhz180
キョン「そういや長門の親玉は手出しできないんだっけ?」
長門「正確には、したが失敗した」
キョン「どういうことだ?」
長門「柳という暗殺用インターフェイスは殺され、喜緑がコンタクトを取ったらレイプされた」
キョン「マジか」
長門「事実。捨て台詞は『たった一発で親友(セフレ)だ』」
キョン「とんだ変態野郎だな」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 22:52:33.51 ID:ESONhz180
〜バキ邸〜
長門「着いた」
キョン「落書きが呪いかなにかに見えるな」
長門「これは読者たちの思念。彼は読者にも嫌われている」
キョン「……」
長門「中を覗くことを推奨する」
キョン「嫌だなあ」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 22:53:41.15 ID:ESONhz180
バキ《さて、と》
キョン「ん?あれはエロ本じゃ。……まさかッ」
バキ《〜〜〜〜〜〜ッッ!!……ふゥ》
キョン「は、瞬(はや)い!」
長門「ズボンを下ろし、モノを握り、射精(だ)す。この間わずか2秒。これが範馬バキ18歳のベストコンディション」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 22:55:42.30 ID:ESONhz180
キョン「に、人間じゃねぇ」
長門「まだ終わっていない」
パパパパンッッ
キョン「なんだ?さっきから腕が消えていないか」
長門「マッハオナニー」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 22:56:58.30 ID:ESONhz180
長門「全身の間接同時加速から得られる究極の技。あまりのパワーに精子がスパークする」
キョン「恐ろしいな」
長門「強敵」
長門「ちなみに、専門家の間ではマスターベーションのスパーク、略してマスタースパークと呼ばれている」
キョン「もはや弾幕だな」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 22:58:21.42 ID:ESONhz180
バキ《ふう》
キョン「おっ、終わったか」
長門「一日千発もの射精は驚異」
ガチャ
バキ「待っててくれるなんて、優しいんだな」
キョン・長門「ッッ!!!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 22:59:47.73 ID:ESONhz180
古泉「お疲れのところ、すみませんね」
キョン(俺たちじゃないのか。って古泉?)
長門「古泉一樹の機関も動いている。仲間」
バキ「また立ち退きの話かい」
古泉「いえ、今日は貴方を阿部(ほ)りに来ました」
バキ「そういうことか」
キョン「いや待てどういうことだ」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:01:04.28 ID:ESONhz180
長門「彼は性交と闘争は同じとしている。つまり古泉一樹は性交で勝利し、目的を達成させるつもり」
キョン「目的?」
長門「思念体の作った薬を飲ませる。そうすれば彼の能力は抑えられる」
キョン「さっさと飲ませろよ」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:02:31.69 ID:ESONhz180
長門「砂糖水14Kgは飲ませずらい。闘争で勝利して飲ませるしかない」
キョン「水中毒って知ってるか?」
長門「ヒント、人体はスゴイ」
キョン「おい」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:03:47.44 ID:ESONhz180
ガチャン
キョン「あっ、家の中に入ってったな」
長門「あとは観察するしかない」
***
SAGAってます
***
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:06:19.60 ID:ESONhz180
〜一週間後〜
キョン「もういやだもういやだもういやだもういやだ」
長門「バグがたまってきききき」
ガチャッ
キョン・長門「ッッ!!!」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:07:49.22 ID:ESONhz180
古泉「僕の……負けです」
バキ「いいファイトだった」
キョン「終わったのか?」
長門「範馬バキにあれほどあった少年くささがなくなっている」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:09:59.05 ID:ESONhz180
キョン「古泉が負けたのか?自分の土俵だぞ」
長門「範馬バキはそれ以上に変態」
キョン「……勝てるかな」
長門「勝てるからやる、勝てないからやらない。これはそういう勝負ではない」
キョン「そうだったな」
古泉「あっ、長門さんと……ぐぅ」ョロッ
キョン「古泉!大丈夫か!?」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:11:50.23 ID:ESONhz180
〜キョン説明中〜
古泉「すみません。バイブという武器を手にした時点で私の負けは決定していたようです」
キョン「気にするな」
古泉「応援は、機関100万人の正拳突きで。こんなもので強くなるはずありませんがね」
キョン「いや、ありがとよ。……あれ?長門がいないぞ」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:13:09.75 ID:ESONhz180
古泉「そういえば姿が見えませんね」
キョン「ま、いいが」
キョン「やはり俺は戦うよ」
古泉「すみません」
キョン「気にするなって」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:14:33.87 ID:ESONhz180
バキ「話は終わったかい」
キョン「!!」
キョン「ああ。長くなってすまんな」
バキ「いいよ別に」
キョン「もう分かると思うが、お前さんと戦いたい」
バキ「わかった。河川敷まで付いてきてくれ」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:16:45.64 ID:ESONhz180
〜河川敷〜
バキ「始めようか」ヌギ
キョン「なぜ裸になる」
バキ「使うのかい?それ」
キョン「なぜ股間を見る」
バキ「なら俺も本気だ」ジョボボボ
キョン「古泉、なんであいつは放尿してるンだッッ!!」
古泉「彼にとってのボディランゲージのようなものです」
キョン「欧米人の遥か上を行くんだな」
古泉「むしろ下かと」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:18:44.00 ID:ESONhz180
バキ「よし、いい感じに温まってきた」
キョン「くっ」
キョン「いつ始めるんだ?」
バキ「もう、始ってる」
ぐにゃ〜
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:20:06.98 ID:ESONhz180
キョン「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!(まずい)」
キョン(股間に一撃入れてみるつもりだったんだが、厳しいか)
バキ「邪ッ!!」
キョン「ッッ!!!!」
パーンッ
その瞬間、僕の目の前から世界一が消えた byキョン
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:21:15.89 ID:ESONhz180
古泉「いったいなにが……?」
バキ「……」
キョン「あれ?なんでバキさんが倒れてるんだ」
長門「私がやった」
キョン「長門!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:22:08.05 ID:ESONhz180
長門「彼に狙撃が効くという情報があった。なので麻酔銃に砂糖水を入れて眠らせた」
キョン「砂糖水って……」
長門「あとは砂糖水14Kgを注射するだけ」
古泉「それはよかったですね」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:22:59.80 ID:ESONhz180
キョン「砂糖水……」
古泉「貴方も喜んでくださいよ。無傷で生還したんですから」
キョン「え、砂糖?」
古泉「お気を確かに!」ユサユサ
キョン「砂糖……キャンディ……」
古泉「あれは東京タワーですよ」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:24:20.85 ID:ESONhz180
キョン「妹がね、一つしかくれないんだ。俺はたくさん欲しいのに」
古泉「無駄骨だったのと恐怖で心が壊れていますね。ここは私のナニで」
長門「古泉」
長門「貴方じゃ無理。私が代わる」
キョン「キャン……ディ」
長門「……貴方には私の乳を揉む権利をあげる」ボソ……
キョン「ああ、長門。じゃあそこのトイレに行こう」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:25:57.40 ID:ESONhz180
〜数日後〜
みくる「で、バキさんはどうなったんですか?」
キョン「わかりません。機関関連の病院で延々砂糖水で眠らされているらしいですが」
みくる「……バキめ、不覚を取りおったか。つくづく救えんガキだッ……」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:27:04.89 ID:ESONhz180
キョン「え?」
みくる「いえ、私のいないところで大変だったんですねえ」
キョン「それほどでもないですよ」
タッタッタ
古泉「あ、いましたよ長門さん」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/12(日) 23:28:23.71 ID:ESONhz180
キョン「おお、小泉と長門じゃないか。どうした?」
長門「大変なことが起きた」
キョン「え?」
長門「新たな創造能力の持ち主」
キョン「なんだって!誰だそれは」
長門「愚地克己を倒す」
完
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[SAGE] 投稿日:2008/10/12(日) 23:33:41.37 ID:ESONhz180
じゃあ、これでさようなら