ハルヒ「皆!不思議を探しに行くわよ!」 長門「カーッ…ペッ!」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:【ひぐらし】圭一「雪の日!」

ツイート

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 20:40:05.24 ID:2lwLFEWo0

ハルヒ「さあみんな〜 くじを引くわよっ!(今日こそは きっと・・・  //  )」


〜 6分後 〜

ハルヒ「・・・ (シクシク)」

長門「… (プ)」

ハルヒ「ん?(クルリ)」

長門「… 問題ない」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 20:41:35.38 ID:2lwLFEWo0

ハルヒ「団長のあたしがこんなことじゃだめね
     頑張って不思議を探さなきゃ(スタスタスタ)」

長門「… (とてとてとて)」

ハルヒ「そう言えば有希と二人なんてめずらしいわね
     まあ あんま役に立ちそうもないけど(スタスタスタ)」

長門「… (ほじほじ)」

ハルヒ「ん〜 こっちの方は先週みたわね
     こっちを曲がって っと(スタスタスタ)」

長門「… (ほじほじ  すぽっ  じーーー)」

長門「!!(ピコーン☆)   …(ととととと)」

長門「… (ぴとっ!)」

ハルヒ「あれっ!? いま背中に・・ 何か・・」

長門「… 気のせい 問題無い」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 21:06:15.27 ID:2lwLFEWo0

キョン「確かこっちの方に行ってると思うんだが・・」

 何だかよくわからないがこの日に限って妙な胸騒ぎをおぼえたおれは
淡水色のワンピースと白いサマーセーターがとてもよくお似合いだった朝比奈さんと
他約一名に前途のおれの心配を伝え あとからこっそりと話を合わせてもらうという承諾を
得た後 ハルヒと長門をこっそり尾行せんがため その姿を探し求めていた

 二人を探し始めてから数分後 おれの視界に飛び込んできたのは
 まるでこれから果たし合いの場にでも赴く武士のように前だけを見つめ
見つめたまま一瞬でも後ろを顧みることのないハルヒと
 その後ろをいつもの歩き方で そして時々早足で追いつくといった感じで
ついていく長門の姿だった

ハルヒ「ん〜 転がってないわね(スタスタスタスタ)」

長門「… (とてとてとて  ととととと    とてとてとて)」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 21:15:00.60 ID:2lwLFEWo0

キョン「これくらい離れてたら気付かれはしないな・・」


ハルヒ「あ〜 もうっ! いやんなるくらい普通じゃないの まったく(スタスタ)」

長門「… (お腹が張ってきた 昨日のおいものせい?)」

ハルヒ「う〜 う〜 う〜 (スタスタスタスタ)」

長門「… (とてとてとて)」

ハルヒ「むぅぅぅ・・・(スタスタスタスタ)」

長門「… (お腹 いたい)」

長門「!! (ピコーン☆)」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 21:20:24.21 ID:2lwLFEWo0

ん?どうしたんだろう長門のやつ 急に手を後ろに・・・

長門「… (Pu!  ぐっ!)」


おや? なぜ手を握りしめるんですか長門さん?

長門「♪(とてとてとてててててててて)」


んで 今度は急に小走りになってハルヒの前に・・ いったい何を?

長門「涼宮ハルヒ!」

ハルヒ「な、なによ有希いきなり?  びっくりするじゃない」

長門「不思議を捕まえたかもしれない」

ハルヒ「ほんとっ!? どこっ どこなの有希っ!!」

長門「未来は僕等の手の中」

ハルヒ「へっ!?」

長門「… 間違えた 不思議は私の手の中」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 21:27:09.26 ID:2lwLFEWo0

いったい何があったっていうんだ おれの胸騒ぎが当たっちまったっていうのか・・
しかしよく聞こえん 少し距離があり過ぎたか でもこれ以上近づけないし
うーむ・・


ハルヒ「有希・・ あなた・・ 捕まえたの? その手に何かを握ってるの?」

長門「… (こくん)」

ハルヒ「でかしたわよ 有希っ  さあ その手を開けて見せるの 団長命令っ!」

長門「それはできない」

ハルヒ「え・・ だ、団長命令が聞けないっていうの?」

長門「… もっと もっと顔を近づけないと逃げるかもしれない」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 21:33:11.37 ID:2lwLFEWo0

なぜか長門から微かに「有希たん楽しいおオーラ」が出てるような・・
いや それはおれの気のせいだろう

あのハルヒと二人っきりで不思議探索してるんだ
虚しくなるとか腹が立つことはあっても楽しい事なんかないはずだからな


長門「もっと顔を…  そう それでいい」

ハルヒ「さあ 有希 見せて!(ドキドキ)」

長門「… (くぱあ)」←握った手を開いた音ね 誤解の無きよう

ハルヒ「!! 」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 21:39:25.92 ID:2lwLFEWo0

長門「… (wktk)」

ハルヒ「・・・ 」

長門「… (アルエ?)」

ハルヒ「・・・ 有希・・ なんにもないじゃない(なんか眼がチカチカするけどなにこれ?)」

長門「!! 」

ハルヒ「さあ・・ 説明してもらいましょうか? 長門さん」

長門「… (ksk ksk ksk ksk kskst)」

ハルヒ「さあっ!(ん〜 まだ眼がチカチカっていうかズキズキするわ いったい何なのよ)」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 21:47:59.78 ID:2lwLFEWo0

うわぁ・・ なんかホントに言い争ってるような
いったい何があったんだ

長門・・ お前のそんな顔 初めて見たぞ っていうかなんか呪文唱えてるし
ここはおれが飛び出して・・ いや だめだ ここでおれが出て行ったら火に油だ
自重しろ おれ!   何とか切り抜けてくれ長門っ 信頼してるぞっ!


長門「… く」

ハルヒ「くぅ? 『く』がどうしたってのよっ!」

長門「… 黒い不思議な影が見えたような気がしたのでつかんだ
    でも いま手を開いたら消えていた  不思議(汗汗汗)」

ハルヒ「・・・ えっと 何かホントに見えたの? で 掴んだと思ったら消えてたのね?」

長門「そう(こくこくこくこく)」

ハルヒ「不思議ね 確かに不思議・・ 有希っ やったじゃない 不思議発見よっ!」

長門「… そう(こいつは真性…)」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 22:01:04.32 ID:2lwLFEWo0

おおっ なんかハルヒの機嫌が急に・・ おいおい今度は笑ってやがる
心配させやがって


ハルヒ「さあ有希 その調子でじゃんじゃん探すわよっ 前進っ!」(スタスタスタスタ)

長門「… 」(とて・・ とて・・ ととととと とて・・ とて・・)


 どうしたんだ長門・・ ハルヒの踊るようなスキップするような歩みに比べてお前は
がっくりと肩をおとし まるで湿った泥をいっぱいに詰め込んだズタ袋を引き摺って
でもいるような歩き方だぞ


長門「… (作戦は失敗 時間をかけ過ぎた)」

ハルヒ「ぼうけん でっしょっ でっしょっ♪(スタスタスタスタ)」

長門「… (匂いだけでは拡散してしまう しかも私のは匂いが希薄且つフルーティー)」

ハルヒ「いっしょ〜にぃきてくだーさーぃ♪(スッタスッタスッタラン)」

長門「… (お腹 また いたい)」

ハルヒ「つーかーもーぉー♪(スッタタタラスッタタラタランタランタ)」

長門「!! (ピコーン☆)」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 22:14:13.19 ID:2lwLFEWo0

 ん?長門の今まで首っ玉をつかまれた猫のように曲がっていた背筋が急にしゃんと伸びたような・・
というか長門さん なにかあなたが先程より一回りも二回りも大きく見えるんですけどいったい何が?


長門「… (今の私の体調からして液状ではないはず 個体 それもかなり固め)」

長門「… (個体なら拡散することは無い 大丈夫 今度は成功するはず)」

長門「… (大丈夫 私はできる子  I belive 真似だけじゃつまらない)」

長門「… (次… 次に痛みが襲った時に 決行!)」


※この間 高速思考&ksk効果により ずっと長門のターン

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 22:35:11.71 ID:2lwLFEWo0

でもまあひと安心だな ハルヒも長門もいつもより上機嫌みたいだ
まあ おれの胸騒ぎなんてあたったためしがないからな

さてと 朝比奈さんと古泉に合流することにしようか


ハルヒ「あるーはれーたーひのことー♪(ランタタンランタタン)」

長門「… (とてとてとて とととととと とてとて)」

ハルヒ「あしーたまーたー あうときー♪(ランタタタタンタランタタタタンタ)」

長門「… (んっ もう そろそろ)」

ハルヒ「おいかーけてーねー♪(スッタッタランタッタ)」

長門「! (ぁ…   グルルルル)」

ハルヒ「お おっきな ゆめ ゆめ♪」

長門「!! (kt!)」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 22:42:01.03 ID:2lwLFEWo0

キョン「よっ 長門(ぽんっ)」

長門「!!!!!!!!!!!!111(どっきーん!  ぷぴ)」

ハルヒ「好きで ん?(くるり)」

キョン「よっ ハルヒ 」

ハルヒ「!!!!!!!!!!!111(どっきーん!   ぽっ)」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 22:59:13.76 ID:2lwLFEWo0

 一度は朝比奈さんと古泉に合流しようと思っていたおれなんだが
もう午前の集合時間に近かったので まあいいかなぁと軽い気持ちで
二人に声をかけることにした

 ハルヒも長門もすごく驚いていたようだったが おれの行動が団長から
咎められる事は無かった 昼飯代は覚悟してたのに珍しい事もあるもんだ

 それどころかあのハルヒから感謝されちまった
いやなに ハルヒの服の背中に 鶏の糞か何かの汚れがついててな
そんなにひどい汚れでもなかったんだが結構目立ってたのでハルヒの
後ろから歩いてきたおれが気づき 偶然近くにあった会館のような所で
化粧室を借りて服の汚れを処理できたってだけのことなんだけどな

驚いたことに あの長門もハルヒと一緒にいそいそと化粧室を借りに
会館に入って行ったんだぜ

あの長門がハルヒと連れションかぁ 女の子って結構友達とかと一緒に
お手洗いに行くが あの長門がなぁ と少しの間感慨にふけっていたわけだ

まあ仲が良いからそういうこともあるんだろうな うん きっとそうだ


さて 二人が戻ってくる前に昼の部のくじ引きの用意でもしておくか


おわり

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/22(月) 23:05:57.37 ID:2lwLFEWo0

>>1さん含め皆様方 申し訳ない

黒みくるはともかくブラッキー長門はおれには無理でした
スレ汚しスマソ ノシ



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「お店を開くわよ!」