312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 02:28:37.63 ID:A04CojZOO
谷口「ハルヒ、先行ってるぞ」
国木田「………」
岡部「まだだめか……」
国木田「はい。毎日キョンの髪型にして部室に行ってるみたいです。キョンの家にも……キョンになりきってるみたいで」
岡部「あのおかしな団のメンバーが消えてからだったな、あいつがおかしくなったのは」
586 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 17:11:04.93 ID:A04CojZOO
国木田「谷口が入院して一週間か………」
病院
谷口「………」
?「よう」
谷口「合言葉は?」
?「WAWAWA」
谷口「忘れ物」
キョン「久しぶりだな」
谷口「お前のふりするのも楽じゃなかったんだぜ」
キョン「そりゃあ悪かった。でももう安心しろ、準備はできた。」
谷口「そうか」
609 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 19:45:03.66 ID:A04CojZOO
谷口「奴は何処にいる」
キョン「今古泉が閉鎖空間に閉じ込めてる。早く行ってやらないと」
谷口「わかった。」
キョン「外に車が停めてある。行くぞ」
611 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 19:52:28.76 ID:A04CojZOO
みくる大「どうぞ、」
バタン
キョン「目的地までどのくらいですか」
みくる大「一時間ほどで、少し飛ばしますよ!しっかり捕まって!」
キョン「わかりました。あ、谷口、この人は………」
谷口「わーってる、朝比奈さんの時間同位体だろ」
キョン「話が早くて助かる」
612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 19:54:25.93 ID:A04CojZOO
キョン「なあ」
谷口「なんだ?」
キョン「いや、なんでもない」
谷口「そうか」
みくる大「着きました」
615 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 20:00:55.98 ID:A04CojZOO
新川「ここが入口です、私の手に捕まって下さい」
ブウン
キョン「古泉!」
古泉「!来てくれましたか!」
ユニーク「結界を外す、準備は?」
谷口「いつでもいいぜ」
古泉「ではいきますよ!3・2・1!」
パアン!
谷口「久しぶりだな…………………周防九曜」
九曜「―――――――――――――」
617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 20:17:17.03 ID:A04CojZOO
谷口「まさかこっちの世界にいたとはな」
九曜「―――――騙し――――た――?―――」
谷口「まあそうなるな。」
九曜「――――どう――――やって?――」
谷口「涼宮の力を借りたんだよ、あいつはお前と同じ力を持ってる。」
キョン「しかしこっちの世界ではお前の力の方が若干小さかった」
佐々木「そこで君は自分の力を隠すことを思い付いた。僕がその力を持っていることにしてね。」
橘「そして力を使って佐々木さんと私、藤原くんを操ることにした。」
619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 20:31:01.19 ID:A04CojZOO
藤原「まあお前の目的は俺のTPDDと橘の閉鎖空間に入る力だったわけだが」
森「あなたは閉鎖空間内ではTPDDの力が著しく強くなることを知っていた。そこであなたは藤原のTPDDを奪い、朝比奈みくるのTPDDと組合せ、より強いPを作り出した」
黄緑「ただ朝比奈みくるのTPDDは体内に内蔵する型だったのであなたの計画はそこでつまずいた」
621 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 20:41:41.06 ID:A04CojZOO
朝倉「あなたはここで作戦を変更した。TPDDを取り出せないなら朝比奈みくるごとタイムマシンとして使おうと思ったのね。」
みくる大「あなたは私……いえ高校生の私を人質にして涼宮さんを呼び出した。他の誰にもこのことは秘密にするように言って。」
?「そうして二人を違う時代に飛ばした、いえ違うわね、飛ばしたはずだった」
九曜「―――お前は―」
ハルヒ「SOS団団長涼宮ハルヒ!! 残念だったわね!あんたの思い通りにはさせないわ!」
625 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 20:53:51.51 ID:A04CojZOO
ハルヒ「あんたの二つ目の誤算、それは私が自分の能力に気付いていたこと。」
みくる「涼宮さんは私が人質にされていると知ったとき、能力を使って二人のダミーを作ってくれたんです。」
キョン「おそらくお前の世界だったら二人の偽物に気付いただろうな。」
古泉「そして本物の二人は機関で保護し、あなたの正体を探らせていただきました。まさか谷口君と同じだとは思いませんでしたが。」
谷口「そういうわけだ、周防、もういいだろ?元の世界に帰ろう」
628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/07(日) 21:04:58.72 ID:A04CojZOO
周防「―――いや―」
谷口「この世界まで俺達の世界みたいにすんのは駄目だ。俺達はここにいるべきじゃないんだ」
周防「いや、いや!いやーーーーーー!」
谷口「やばい!情報爆発だ!長門!朝倉!黄緑!」
ユニーク眉毛ワカメ「了解」
パアン!!
九曜「――また―――結界―!」
谷口「今異世界への扉を開く!少しねばってくれ」
キョン「谷口!」
谷口「へっ、そんな顔お前らしくないぜ!いくぜ!WAWAWAWAWAWAWAWAW」
ギュワン!
ハルヒ「穴が!」
みくる「でもまだ小さいです」
谷口「WAWAWAWAWAWAWAWAWAWA」
631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 21:15:24.16 ID:A04CojZOO
?(た……ぐち)
谷口(なんだ!?)
?(谷……口……)
谷口(この声は、国木田!)
国木田(まだ谷口は力の全部を出しきってない!!!爆発させるんだ!!!力を!!!)
谷口(し、しかし)
国木田(谷口は涼宮さんの作った閉鎖空間へのダメージを心のどこかで考えてるんだ)
谷口(閉鎖空間へのダメージは涼宮へのダメージみたいなもんだからな)
国木田(気にするな!!!、ダメージは能力もとにもどる!!!)
ボン!
九曜「いたっ、石!?」
キョン「はっはっはっ」
国木田(いまだーーー!!!)
632 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 21:20:03.09 ID:A04CojZOO
谷口「うあーーーーーーーーーっ!!!!!」
ドウッ!
九曜「!?ぎええええ……!!!!!そ…そんな…ババカな…………この……わた…し…が………」
ボウッ
キョン「終わった………」
古泉「やりました!」
ユニーク「ユニーク」
634 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 21:26:47.46 ID:A04CojZOO
数日後
キョン「行っちまうのか」
古泉「寂しくなりますね」
長門「ユニーク」
ハルヒ「また来なさい」
みくる「お世話になりました」
谷口「はは、じゃあなみんな。会えて嬉しか………うっうっ」
キョン「バカ野郎、泣くな!男だろ」
ハルヒ「あんたも人のこと言えないでしょ」
キョン「ち、違う。これは汗だ!」
みくる「ふふ」
長門「ユニーク」
終劇
639 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 21:39:08.23 ID:A04CojZOO
すみません、gdgdになってしまいましたね、もう少し話を練ってから本にしようと思うので発売は延期しますね。さようなら