1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 21:25:34.45 ID:JSdFSJgXO
〜昼休み部室〜
長門「クゥ−リスマスが今年もやぁあってっくる−」
キョン(どうしたんだ長門の奴。今日はやけにテンション高いな)
長門 チラッ
キョン (...)
長門「クゥ−リスマスが今年もやぁあってっくる−」
キョン(絡んで欲しいのか?)
キョン「どうした長門?クリスマスなんてちょっと気が早くないか」
長門「CanCamのクリスマス大作戦という記事を読んだ」
キョン「もうそんな記事が載ってるのか、俺としては気が早い感は否めなんな」
長門「それは男性だから」
キョン「??」
長門「女の戦いはもう始まっている」
ガラッ
みくる「こんにちはぁー」
キョン「おや、朝比奈さんが昼休みに部室に来るなんて珍しいですね」
みくる「昨日お家でクッキー作ったんですけど作りすぎてしまったんで皆さんにもと思いまして」
キョン「これはありがたい。ちょうど食後に何か欲しかったんですよ」
長門 ジュルリ
キョン「どうした長門?お前も貰えよ、うまいぞ」
長門「用事を思い出した、処理してくる」
ガラッ、ピシャン
みくる(勝った)
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 21:36:16.14 ID:JSdFSJgXO
〜昼休みの廊下〜
長門(あそこで貰えば2008年惨めな女コンテストで佳作は確定、あのクソアマもCanCam読んでやがったか)
テクテク
谷口「WAッWAーWAわっすれーものー、あ、Aマイナー」
長門(Aマイナー?)
谷口「長門さんだっけか?キョン見てねーかな?」
長門「見ていない、思い出したくもない」
谷口「なんかあったのか?」
長門「あなたに話すくらいなら国木田に話す」
谷口(なんだよこいついきなり、てか国木田の事知ってんのかよ)
長門「あなたに話すくらいなら古泉に話す」
谷口(同じ部活なのに古泉の方が下なのかよ)
長門「あなたに話すくらいならゴキブリに話す」
谷口(もはや人じゃねーよ、てか古泉の次ゴキブリww)
長門「あなたに話すくらいなら三葉虫に話す」
谷口(でたバージェス動物群ww、寧ろランク上がってんじゃっww)
長門「何不可解な笑みを浮かべている」
谷口「あ、いや...す、すまん、もう俺行くわ」
タッタッタッタッ
長門「行くなっ」
改行ない見にくい、すまんな
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 21:50:09.46 ID:JSdFSJgXO
〜昼休みの廊下〜
長門「行くなっ」
谷口(めんどくせぇ〜〜〜)
谷口「何か?」
長門「害虫のお前に話がある座れ」
谷口(害虫って...)
谷口「何でしょうか?お姫様」
長門「害虫は話すな、黙って聞いていればいい」
谷口(俺の存在はなんなんだ)
長門「クリスマス、データ、必勝法」
長門「計算出来ないものはないと思っていた、しかし今回ばかりは何が何だか分からない」
長門「どうすればデート出来るのか、どんな服を着ればいいのか、なにより...」
長門「この気持ちがなんなのか、どう伝えればいいのかが」
長門「いつの間にか一日中ある男の事を考えている自分がいる、ある男といると心拍数があがる、この感覚が、よく、分からない」
長門(...)
谷口(キョンの事か)
谷口「さーねー、害虫の僕にはよく解りませんが人間はそれを『愛』と呼ぶらしいですよ」
長門「どうすればいい?」
谷口「どうするもなにも長門さんの気持ちを素直に伝えたらいいんじゃないですか?」
長門「それは、とても、恐いこと」
改行ってどうにもなんないの?毎回多すぎではじかれるんだけど
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 22:06:59.04 ID:JSdFSJgXO
〜昼休みの廊下〜
谷口「そりゃ誰だって恐いことですよ、でもそれ以上に伝えたい!って気持ちが勝るからみんな伝えるんじゃないですかね」
長門「しかし、自信が、持てない」
谷口「何言っていってんだか、長門さんは十分可愛いよ、さっきのAマイナーだって、『Aクラスの女だ、可愛すぎる、まいっなー』って意味ですから」
ドキッ
谷口「長門さんは十分可愛いよ、俺が保証する。それに」
長門「もういいっ(赤面)」
長門「もういいからっ」
長門「随分と励まされた、感謝する」
長門「ありがとう、谷口」
シャバダバと走り去る長門
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 22:19:57.50 ID:JSdFSJgXO
〜放課後の部室〜
長門部室前に着く
みくる「キョン君そこはダメですって、あっ、もうぅ〜〜イジワルぅ〜〜」
長門部室に入る
ガラガラピシャーン、ガラピシャーン
キョン「お、長門かドアを大げさに閉めるからハルヒかと思ったぞ」
長門「何をしている?」
キョン「古泉の体に盤面描いて将棋してたとこだ、古泉がいきなり盤面に成りたいなんて言い出してな、それでだ」
長門(どんな理由だ)
古泉「いやいや最近新しい自分探しに余念がなくて」
長門「自分探しなら旅がオススメ。今だとアフガニスタン、イスラエル、チベット自治区に北朝鮮なんかがオススメ」
古泉「うはっ、遠回しに死ねって言ってません?きっつー、ながもんきっつー、古泉大ショック、俺の時計G-SHOCK!なんって?」
長門「今日ほど男を殴りたいと思った日はない」
古泉「長門さん心の声出てますよ」
長門(...)
長門「大丈夫、そういう仕様」
古泉「プロトタイプという事ですね」
長門(...)
長門「そゆこと」
古泉「しょゆこと」
改行なくしてみた。すまん殺伐とは無理だもう完結してるんだ。投下遅いのはみんなの意見が聞きたいから。待たせてごめんなさい
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 22:29:40.06 ID:JSdFSJgXO
〜放課後の部室〜
ガラガラピシャーン
ハルヒ「やぁやぁ遅れちゃってごめん、ごめん、着替えに手間取ってね」
キョン「ってなんなんだその格好は」
ハルヒ「何ってサンタクロースじゃない、もうすぐクリスマスよっ」
ハルヒ「それより古泉君、その格好は何?ふざけるんなら部室から出てってちょうだい」
古泉「あ、えっと、これはぁ」
ハルヒ「正直あなた前から微妙だったのよ」
古泉「微妙?といいますと?」
ハルヒ「顔よ喋りよキャラよ!もう存在そのものよ」
ハルヒ「現に1もあんたの使い方に困ってるじゃない、なによG-SHOCKって、今頃悔いてるわ」
キョン「おい、ハルヒそれはいくらなんでも言い過ぎだぞ、古泉だって生きてるんだ」
みくる「そ、そうですよゴミはゴミでも使えるゴミだってありますし。ほらリサイクルとかっ」
ハルヒ「こいつのどこをリサイクルするのかしらねー」
長門(粗大ゴミだから金かかるがな)
古泉(ひどくね?)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 23:04:44.65 ID:JSdFSJgXO
〜放課後の部室〜
ハルヒ「そんな綿埃の話よりクリスマスよ、パーティーするわよ」
みくる(個人的にキョン君と遊ぶつもりだったのにー、死ね腐れニーソ)
ハルヒ(これで下痢みくるにもってかれる事はなくなったわね、あぁ死んでくれないかしら)
長門(あぁーぁ、あの男と二人っきりで遊びたかったなぁ)
古泉「あのぉ、わたくしめはどうすればぁ?」
ハルヒ「そうね、クリスマスまでにマグロ五匹は釣り上げてくるか石油堀当たら参加してもいいわよ」
みくる「最大の譲歩ですね」
古泉(今までの仕打ちに比べたら楽だな)
長門(また古泉ネタに戻ってしまった)
そして話はまとまらず解散
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 23:09:48.55 ID:JSdFSJgXO
〜放課後の下足〜
長門(二人っきりで遊びたいなぁ、どうしよう)
鶴屋「にょろーんとなっ、おやおや、みくるんとこのおちびちゃんじゃないかい」
長門「ながと、ゆき」
鶴屋「ゆきね、OKー、でユキんこどした?暗い顔して」
長門(全然OKじゃねーし、あたしユキんこじゃねーし)
長門「あなたには関係のないこと」
鶴屋「その雰囲気は恋っとなっ」
長門「なぜそうなる」
鶴屋「なんとなくってねっ!当たってんならさ話してみなよ。北高の女帝鶴屋ネーサンがちゅるって解決ってな」
長門「あなたの意見は参考にならない」
鶴屋「あれれ?随分とまぁ嫌われたもんだね」
長門「もう人に相談ではなく自分で解決しなければならないところまできている、後は思いを告げるだけ」
鶴屋「青春だねー」
長門「失礼する」
鶴屋(相手はキョン君かいな、ハルヒちゃんにユキちゃん、みくるも大変だねー)
すません、友達がいきなり家キタんで
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 23:12:24.18 ID:JSdFSJgXO
〜放課後の公園〜
トコトコチョコン
長門ベンチに座る
長門(はぁ今日も誘えなかった)
谷口「WAッWAーWAわっだあっきこー♪、あ、長門有希だ。何してんだ?」
チンチンチリリリ、チリリリンリン
チャリ口登場
谷口「何してんだ長門?こんな時間に一人でいたら危ないぞ」
長門「あなたが来た時点でその危険は回避された」
谷口「また訳の分からん事を。帰らないのか?」
長門「幸せが来るのを待っている」
谷口「幸せ?(また訳の分からん事を)んなもん待っていても来るもんじゃねーぞ」
長門「そうとも限らない」
谷口「(意地張っちゃって)まぁいいや、危ないし送るわ、家どっちだ?」
長門「心配は無用」長門ムーンウォークで帰宅
谷口(キョンの奴何してんだか。まぁ朝比奈さんがいる以上難しいだろうな)
字数多すぎで改行出来ん、すまん
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 23:15:45.49 ID:JSdFSJgXO
〜翌日の放課後部室〜
部室を1人掃除するみくる
みくる「恋のマジカルっみっくるんるん♪」
ガラピシャーン
キョン「チョリース」
みくる「チョリース」
キョン「あれ朝比奈さん1人ですか?」
みくる「そうみたいですねぇ(今日は涼宮は部長会、ナガトロイドは委員会、ふひひ、朝比奈みくるの時代があぁぁキタああぁあぁぁあぁってか、ふひサーセン)」
キョン「古泉は?」
みくる「涼宮さんの命令で遠洋漁業に」
キョン「なるほど」
キョン「今日は2人みたいだしもうお開きにしますか?ハルヒがいないなら問題ないでしょう」
みくる「で、でも後から涼宮さん達来るかもですから、それはちょっとー」
キョン「後でバレると面倒だな。そうですねもう少しいますか」
みくる「はいっ(イエスッ)」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 23:21:13.77 ID:JSdFSJgXO
〜放課後の部室〜
トランプとかやって一時間くらいけーか
みくる「あのぉ、つかぬ事をお聞きしますが、クリスマスパーティーの件、あれでいいと思います?」
キョン「そうですねぇ、クリスマスまで彼女でも出来れば話は別ですが今のところは賛成ですかね、出来そうにないですし」
みくる「そ、そうですかぁー。あのぉ、もしですよ、もしですけど...」
ガラガラピシャーン、ガラピシャーンバキーン
ハルヒ「随分と盛り上がっているようだけど話し合いは進んでるのかしら?」
みくる「あっ、えっとそれは」
ハルヒ「なーにぃ?ハキハキ喋らんとちぃーとも分からんばい。いっつもなよなよしとらんとしゃんしゃんしーや」
みくる「黙って聞いとったら調子ばのりよってからに、いつんそのてぇーどがなまらムカつくんじゃ、ばってんせからしかめんたいこ」
キョン「2人共、喧嘩はあきません、温厚になるごわす」
長門部室前
長門「土佐藩がいない。あたしの居場所はないな帰ろう」
長門帰宅
崩壊しつつあるな、眠い
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 23:29:25.13 ID:JSdFSJgXO
〜二日目の放課後公園〜
長門(何してんだが)
谷口「WAッWAーWAワーンパータンー♪あ、また長門がいる」疾風のごとく谷口登場
谷口「また幸せ待ちか?」
長門「そう」
谷口「それで幸せはきたのか?」
長門「今のところは半分」
谷口「同じ部活故チャンスはあるがまた失望も大きいってか、まぁ朝比奈さんに涼宮だもんな」
長門「何が言いたい?」
谷口「だからあんな積極的で可愛い相手だと、帰り道にベンチで1人空想に浸るしかないもんな」
長門「それは違うっ!!」
谷口「違わねーだろ、いつもそーやって保守的で、思った事言わなくて、三分の一も伝わらなくて...」
長門「いつも?」
谷口「ばっ、別にいつも見てた訳じゃねーし、バーロー(赤面)」
谷口「でも長門でも空想なんて言われた日にゃ感情的になって否定するんだな」長門「それは違う」谷口「何がだよ?」長門「この公園は帰り道ではない」
谷口「?」
長門「あたしの家はこっちではない」
谷口「?」
長門「あなたを待っていた」
谷口「こりゃとんだAマイナーだったって訳だ」
長門「そうAm」
その日長門は新しい命を授かった
携帯からかつ初投下だからクオリティ低い上短くてすまん、精進してまた書かせてもらいます
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/03(水) 23:33:47.27 ID:JSdFSJgXO
オススメキャラ若しくは設定おせーてください
次回参考にさせてもらいます