キョン「おいハルヒ、飲みすぎだ」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:レッド「もう怒った。ナツメにおしっこ漏らさせる」

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158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/31(日) 17:25:19.01 ID:HGr7iVjR0

キョン「…なあ、ハルヒ。ここはどこだ」

ハルヒ「私が知るわけ無いじゃない。馬鹿キョン」

そう、ハルヒは憂鬱気に呟いた。
こいつは何時もながら語尾に人を罵倒する言葉をつけなければ死んでしまう動物らしい。
鮪か、こいつは。

キョン「全く、忌々しい」

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/31(日) 17:39:19.71 ID:HGr7iVjR0

そう、ハルヒに聞こえない様に呟く。
俺はまたハルヒの生み出した閉鎖空間に閉じ込められたらしい。
しかも小さなマンションの一室だ。
人を閉じ込めるのが好きだなんてSM嬢の適正が在るんじゃないのか。
一刻も早くこんな空間から逃げ出したいが、前回と同じ方法で逃げれるとも限らない。
もし違かった場合、俺の体にどんな危害が加えられるか分からない。

キョン「全くもって、忌々しい」

ハルヒ「なんか言った?キョン」

どれだけ地獄耳なんだ。絶対に聞こえないように言ったぞ、今のは。

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/31(日) 17:43:37.70 ID:HGr7iVjR0

キョン「いや、空耳だろ。そう思っといてくれ。そうしてくれないと俺の体に痛々しい痣が出来上がることになるからな」

そう口にした直後、ハルヒが睨んでくる。止めてくれ。
その睨みを小学校から下校してくる子供に向けたらショック死による遺体の山が出来上がりかねない。

しかし、おかしい。本来なら内臓を揺さぶるボディブローが飛んでくる筈なのだが。
まあ、無理も無いか。
かれこれここに閉じ込められてから3時間は経っている。流石のハルヒでも気が滅入るのだろう。

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/31(日) 17:53:24.51 ID:HGr7iVjR0

キョン「なあ、ハルヒ。もうここから脱出する方法を探さないのか」

ハルヒ「…別に」

別にときたか。
本格的にハルヒのテンションが下がっているな。
いつもこんな風に静かだったら生徒皆さんからの人気も出るだろうに。

キョン「さて」

立ち上がり、閉鎖空間からの脱出路を探すとする。
前回と同じような方法だったらただの無駄足だが、探す価値はあるだろう。

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/31(日) 18:15:00.96 ID:HGr7iVjR0

さて、小一時間ほど探し続けたが、分かったことが一つあった。
どうやらこの一室から物理的な手段で外に出ることは無理なようだ。
玄関も風呂場への扉もトイレへの扉も開かないときた。
こんな部屋で密室殺人をしたならば幾ら体は子供で頭脳は大人な名探偵でも解決はおろか発見さえ不可能だろう。
ジッチャンの名に賭けている誰かが助けに来てくれないだろうか。

キョン「ハルヒ…お前何をしたんだ。なぜ俺はこんな完全密室な部屋に閉じ込められたんだ」

ハルヒ「…別に。私が知る訳無いでしょ。私も気がついたらここに居たのよ…」

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/31(日) 18:20:37.83 ID:HGr7iVjR0

後ろを向いたままハルヒがそう呟く。
おお、本当にいつもの覇気が全くと言って良いほど無いな。見ていて普段とのギャップが激しくて楽しい。
何か悪戯でもしてやろうか―――と思っていた矢先にハルヒがゆっくりと立ち上がる。
その足がドアのほうに向く。だが、ドアは開かなかったはずだ。

キョン「ハルヒ、無駄だ。玄関のドアは開かない。玄関はおろか風呂場もトイレも開かんぞ」

立ち上がり、ふらふらと歩くハルヒの小柄な背中に手を置きながらそう口にした。

313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/01(月) 04:13:07.58 ID:sPONuC8NO

>>177
突然ハルヒは振り返った。俺は咄嗟に身構えたがどうやら様子が変だ。
潤んだ瞳で見上げるハルヒは今にも泣きそうな声で囁いた。

ハルヒ「キョン…。もう限界…。我慢できない」

315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/01(月) 04:14:44.93 ID:sPONuC8NO

ま、まさかハルヒが俺に?やはり、朝つけたフェロモン香水とやらが今になって効果を?
いかんいかん。異常な空間ゆえに正常な判断ができん。落ち着け、俺。

ハルヒ「も、漏れちゃう…」

落ち着け、でも今は二人きりで誰も見ていない。俺も健全な男子だ。覚悟を決めなく……。
ん?漏れちゃう?何が?

316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/01(月) 04:17:52.09 ID:sPONuC8NO

ハルヒ「だから、おしっこが…もう限界なの!」

あぁ、だからさっきから何も喋らなかったんだな。トイレなら部屋を出て右にあったぞ。

ハルヒ「だから、鍵がしまってるのよ!このバカキョン!」

なに!そうだった。何か便器がわりになるものはないのか?
部屋を見渡すが何にもない。しかたない、こうなったら俺も覚悟を決める!
おい、ハルヒ!俺の口に…
ハルヒ「このエロキョン!バカキョン!シネキョン!」

言い終わる前にハルヒの蹴りが炸裂した。それと同時に罵声の嵐だ。
こっちは冗談だったのに…

317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/01(月) 04:25:13.28 ID:sPONuC8NO

恨めしいそうにハルヒを見上げると、顔面蒼白で視点が定まっていない。
どうした、ハルヒ?

ハルヒ「あっ…。あぁ…。もうダメ…。」

ハルヒが消え入る声でつぶやくと、ぺたんと腰を下ろし、アヒル座りになった。
そしてみるみる内に黄色い池が造り上げられた。


説明しよう!アヒル座りとは正座の形で足を横にしたようなあのすわりかただ!
正式名称はしらん!だから勝手にアヒル座りとなずけたのだ!
それでも分からないゆとりはテキスト(漫画ひぐらし)の目明かし偏1巻の詩音の座りかただ!

つか、あの座り方かわいいよね。
ちゃんとメモっとけよ、特に最後の感想はテストにでるぞー。

以上だ!

318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/01(月) 04:42:31.64 ID:sPONuC8NO

キョン「お、おいハルヒ…」

大丈夫か?と声をかけようとしたが、大丈夫なはずがない。
ハルヒの顔はますます赤くなりそして、ぽろぽろと涙を零し始めた。

ハルヒ「バカキョン!見るな!あっちいきなさい!うわぁぁあん!」

とうとうハルヒは声を上げて泣き始めた。
ハルヒ、気にするな。おもらしなら誰だってする。

ハルヒ「でも、ごんな年でする子なんていないわよぉ!」

とりあえず、まずは掃除が先だ。ハルヒ、そんなとこにいたらもっと汚れるからこっちに来い。

ハルヒ「ゔん…」

やはり、この殺風景な部屋には雑巾という人類の英智があるはずもなく、仕方なしに羽織っていたジャケットに尿を染み込ませることにした。
やれやれ、今頃古泉は閉鎖空間で神人と戦っているんだろうな。
そういや、ここも閉鎖空間か。まぁ、今はそんな事はどうでもいい。
とりあえずハルヒを宥めるとするか。


説明しよう!書き貯めた分を消去してしまったのである!

321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/01(月) 04:53:49.55 ID:sPONuC8NO

さて、ハルヒをどう宥めるかな。
どうしようかな。おもいつかないなー。
うーん。え〜っと。

わかんねぇよ!しるか!ハルヒなどしるか!
ハルヒなんか、ハルヒなんかこうしてやるぅ!

………

やっぱり俺にはできねぇよ…。とっつぁん。
やっぱ俺甘いのかなぁ?

―んなこたぁないぜ、坊主。オメェはよく頑張った。やれることはやった。―

とっつぁん!でも俺…。
何やっても中途半端だしよぉ…。やっぱ向いてないのかなぁ?

―向いてないんじゃねぇんだ。お前はまだ向こうとしてないんだ。チンコと一緒だ。痛いからって剥かないと思ってんだよ、テメェは―

つまり、どういうことだ、とっつぁん?

―さぁ?―


完!

保守。

323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/01(月) 05:03:12.98 ID:sPONuC8NO

>>322
同一人物と違うよ。
保守がてら続きを書いてみようかなと思たんだ。
ほら、空知がアナルがどうたらこうたらみたいなくだりあったじゃん?
だから俺も露出したいと思ったんじゃん?
だって俺ドMじゃん?
韓国の調味料はとうばんじゃん?



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