涼宮ハルヒの「私だって恋愛で浮ついたりしたわよ」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:橘「これがモンスターボールですか…えい!」キョン「うぉ!」

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25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 13:50:19.28 ID:vAGcRdno0

ハルヒ「私だって恋愛で浮ついたりしたいわよ!!!」
キョン「な!!!!!!!」

こいつは一体何をいってるんだ?
あのハルヒが、恋愛なんて精神病とか言っていたあいつが・・・・
恋愛したいだと・・・・?
最近の夏の暑さで狂ってしまったのだろうか?
それとも何かそうゆう映画でも見たのだろうか?
わけがわからない・・・・・

キョン「おまえ・・・・前に恋愛は精神病の一種とか言ってなかったか?」
ハルヒ「はぁ・・・?何一点の?恋愛は精神病なんかじゃないわよ!!もっと高次の素晴らしいものだわ!!」

・・・・・おいおい、どうしちまった?
お前が全肯定なんて・・・・いよいよせ界の終焉なのか・・・・?

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 15:34:38.97 ID:vAGcRdno0

キョン「ソウじゃなくてさ!お前は恋愛に現を抜かすようなヤツじゃなかったろ?一体どうしたっていうんだ?」
ハルヒ「はぁ!?アンタ何いってるの!?女の子は誰でも恋に恋する素敵な天使なのよ!!」

おい、誰か教えてくれ
目の前のコイツは一体誰なんだ?またハルヒの厄介な力が使われたのか?
それとも長門の宇宙的なんちゃら能力なのか?
これはハルヒではない!断じて違う!!
オレの知っているハルヒはもっと、こう、なんというか
元気で、電波で・・・・いや、今もかなりの電波だな、すまん
なんというかもう・・・ハルヒの魅力みたいなもんが消えちまってる気がする

これはオレが何とかしなければ・・・・ハルヒを元に戻すために

キョン「ハルヒ、お前は恋愛したいってことなのか?」

ハルヒ「当ったり前じゃない!恋愛しなくちゃ人生なんてナッシングだわ!!」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 15:42:19.37 ID:vAGcRdno0

きょん「・・・・お前は一体何を言ってるんだ?恋愛が無くたって生きていけるだろ?」
はるひ「いけないわよ!!!人を愛することがそのまま生きる意味といっても過言では無いわ!!
    そもそも、恋愛って言うのはね、人が子孫を残すために神から与えられた素晴らしい気持ちなのよ!!
    恋愛すれば毎日が幸せで、この世の全てが輝いて見えるのよ!!こんな幸せは他では手に入らないわ!!」

ハルヒが顔をキラッキラッさせながら大声で自分の恋愛感を疲労し始めた

何故だろう・・・頭が痛い・・・・ハルヒはこんなに乙女だっただろうか?
キョン「なぁ?恋愛より、もっと面白いこともあるんじゃないか?」
ハルヒ「何よソレ?あるわけないじゃない!あるっていうなら何か例を出してみなさいよ!!!」
キョン「・・・・そうだな・・・たとえば、宇宙人・未来人・異世界人・超能力者と遊ぶとかさ・・・」
オレの発言にハルヒは露骨に顔をしかめた

ハルヒ「何世ソレ!!ぜっんぜん面白く無いわ!!!そんなことをしてなんになるって言うの!?あんた熱すぎて頭に蛆虫でもわいてるんじゃないの!!??」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 15:47:17.38 ID:vAGcRdno0

昔のはるひさ〜ん!昔のお前の考えは、今のハルヒによって全否定されたぞ〜

というか、もしかしてハルヒは誰かに恋しちまったっていうことか?
キョン「なぁハルヒ・・・お前もしかして・・・・誰かに恋してるのか?」
まさか?そんなことがあるわけ・・・・それにそんなことオレが許さん!!

ハルヒ「!?・・・・あ、当たり前じゃない!!」
キョン「え・・・・・?・・・・それ・・・ほんとか?」
ハルヒ「何でこんなことで嘘つく必要あるのよ!?私だって恋焦がれる相手くらいいるわ!!」
なんだと!!

SOS団を、いや、このオレを差し置いて損な相手がいるなんて許さん!!
いや、まて、ハルヒは俺の物でもないし、何で許さんなんだ?
というかこの嫌な気持ちは何だ?
ハルヒに意中の相手がいてもいいんじゃないか?ようやくこれで変な付き合いともおさらばできるわけだし
いや、それはそれで寂しいような・・・・って何を考えてるんだ!!しっかりするんだオレ!!!

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 15:53:55.14 ID:vAGcRdno0

ハルヒ「あんた、さっきから何考えてるの?まさか私の相手が気にでもなるの?」
お、おい、何だよその顔は
ちょっと頬が染まって、それに上目遣いで、なんて可愛い・・・いや
ハルヒ相手に何をときめいているのだろうか?
コイツがちょうどいなくなって清々するじゃないか!俺はおとなしくハルヒの恋を応援することが一番だ
そうすればオレも稀有な視線で見られることも無く、ハルヒの精神状態も落ち着いて万事OKだろう

キョン「ん、あぁ・・・まぁオレの知ってるやつなら・・・協力してやら無いこともないかな・・・ってな」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 15:55:38.24 ID:vAGcRdno0

その相手の男には悪いが、ハルヒを預かってもらおう
最初は手のかかるじゃじゃ馬だが、そのうち扱い方を覚えるだろう
さらばハルヒ、フォ〜エバ〜

キョン「で、お前の好きな相手って一体誰だ?」
まぁさしずめ古泉とかか?
アイツは言うこと何でも聞くイエスマンだしな
ハルヒも古泉のようなイケメンならば嫌いじゃないみたいだしな
しかし古泉とハルヒか・・・・どうしてこうも嫌な気持ちになるんだろうねぇ

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 15:59:11.21 ID:vAGcRdno0

ハルヒは、あーうーとか言いながら顔を赤らめて恥ずかしがっていた

何だかいつもより可愛いなぁおい、そういうことを毎日やってればお前にも彼氏の一人や二人簡単に出来るのになぁ
キョン「ほら、恥ずかしがるなよ?協力してやるって」

俺はハルヒの答えを促すように優しく言葉をかけた

ハルヒ「本当に協力してくれるの?」
ああ、もちろんだ

俺は自信たっぷりにうなずくと、ソレを見たハルヒがおずおずと口を開いた

だが、オレの予想していた答えとはまったく違う言葉が飛び出てきた


ハルヒ「あの・・・・実は・・・・新川さんのことが・・・好きかな・・・////」

な。なんですとおおおお!!!!!!!!!!!!!

オレの中の全世界が停止したかと思われた

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 16:05:42.48 ID:vAGcRdno0

ああああああ、あらかわさんだとおおおおおお!!!!!!!!
あれだよな?がっしゅくで一緒だった、古泉のゲイ仲間の、渋いおっさんだよな?

キョン「それって、まさか・・・・」
頼む!!違う新川だと言ってくれ!!
お願いだ!!ハルヒ!!!!

ハルヒ「うん・・・・合宿の時に合った・・・あの新川さん・・・・」
俺の中で何かが壊れた気がした
ハルヒ「好き!好き!大好き!超好き!愛してる!!
    もう毎日毎晩彼のこと考えて!!五分に一度は彼の微笑みが脳裏に浮かんできて!!
    あの渋さ!!あの優しさ!!あの包容力!!!
    もう何度彼に抱かれていることを想像して慰めたか分からないわ!!1
    あの渋い声で愛を囁かれたら、あのたくましい身体で抱きしめられたら!!
    そんなことを思うともう私の中の全てがばら色になるわ!!!
    ああ、世界ってこんなに素晴らしいものだったのね!!まさしく私と新川さんが出会うため!!!
    そして愛をはぐくみ、一生を共にするためにあるのね!!!
    素晴らしいわ!!!恋愛がこんなに素晴らしいものだったなんて!!!!
    ああ!!新川さん!!!早く私を迎えに来てええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!」

ハルヒの叫びは、教室中に響き渡った

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 16:16:29.26 ID:vAGcRdno0

谷口「何だ・・・お前・・・捨てられちまったのか・・・・・」
半ば放心状態のオレに、谷口大司祭が話しかけてきた
国木田「涼みやさんとは結構お似合いだと思ってたけどね・・・・」
国木田まで・・・・

キョン「もともと、俺とハルヒは何ともねーよ!」
ハルヒ「そーよ!!大体こんなヤサ男なんかより彼の方が何倍も、いえ、何十倍も素敵だわ!
    それにこんなのと付き合ってるなんて噂が流れてそれが彼の耳に入ったら!!きゃー!大変!!1
    ちょっと谷口!冗談でもそういうこと言うのやめなさいよね!!!
    っこんな致命的にださくて、かっこわるくて、貧乏臭い、男なんて好みじゃないわよ!!!」

すまん・・・ちょっと・・・ないていいか?

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 18:39:49.99 ID:vAGcRdno0

まだ古泉だったならいい、アイツは曲がりなりにもいいやつだし
ハルヒのことも良く分かってるし、SOS団でたった二人の男だし
谷口以上の友情としんらいを感じている
その古泉ならまだしも、新川さんだと?
意味が分からないし笑えない
それに、さっきのオレへの侮辱はなんだ?
オレのことをそんなふうにおもっていたのか?
それは本当にハルヒの意思なのか?
じゃあ、あの最初の閉鎖空間の時のキスは何だ?
その後の野球の4番はなんだ?それから・・・それから・・・・

今までハルヒと過ごした日々がオレの中で走馬灯のように流れていく
それと同時にオレは頬に何か熱いものを感じた

ハルヒ・・・・ハルヒ・・・・・


そうか・・・・・俺は・・・・・・ハルヒにほれていたんだ・・・・・・・

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 18:47:13.20 ID:vAGcRdno0

そんなことにいまさら気づくなんて・・・なんて馬鹿なヤツだ・・・・・
ハルヒの気持ちはもう手に入らないのに・・・・・

ハルヒ「うわっ!何泣いてんの!?気持ち悪いわね!!」
キョン「・・・・・・うぐっ・・・・・泣いてねぇよ!!」
ハルヒ「はぁ!?泣いてるじゃない!!気味が悪いからさっさと泣き止みなさいよ!!!」

(うっわー、涼宮きっつー、キョンかわいそー)ヒソヒソ
(他の男が出来たらポイッかよ、悲惨だなー)ヒソヒソ

教室のクラスメートからそんな声が聞こえる
ハルヒ「はぁ!?あんたたち何なの!?盗み聞きして楽しいわけ?」

(そんだけでけー声でさわいでりゃ聞こえるって)ヒソヒソ
(どれだけ電波なんだよ・・・・)ヒソヒソ

谷口「あー、涼宮!!キョン!!スマンがちょっと着てくれ!!」

谷口が空気を読んだのか、いきなり俺とハルヒの腕を掴むと走り出した

ハルヒ「ワッ!ちょ!!何よ!!谷口!!離しなさい!!!!」
谷口「ちょっと我慢しろ!!いいからついてこい!!!」

谷口はそのまま俺とハルヒを引きずりながら、人が少ない屋上へと運んでくれた

俺はこのときほど谷口がいいやつだと思ったことは無かった

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 18:51:00.38 ID:vAGcRdno0

谷口「ふー、ここまでくりゃいいだろ。」
谷口は乱暴に屋上のドアを開けると俺とハルヒをそこへほっぽりなげた
ハルヒ「ったいわね!!なにすんのよ!!説明しなさいよ!!!このアホ口!!!」
谷口「すまんね、俺はさらし者になってるダチを見過ごせなかっただけなんだよ」
谷口はハルヒに諭すようにそういった後、転んでしりもちをついているオレの方に来た

谷口「ここからはお前の仕事だ、まぁ凹んでるお前なんてキモいだけだしな・・・・それに、俺はお前と涼宮が教室で騒いでるのがすきだったりするのさ」

谷口はそうオレの耳元で囁くと、『ごくろーさん』と一言言い残し、その場を立ち去った

静かな屋上に、俺とハルヒだけが残された

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 18:58:20.28 ID:vAGcRdno0

ハルヒ「ったく、谷口のやつ何なのかしら!!こんなところに連れ出しといて!!あとでとっちめてやるわ!!!」
オレの目の前でハルヒがふーっ、ふーっと大げさに鼻息を立てながら憤慨していた
心の中で谷口に感謝しつつ、俺はハルヒに向かってゆっくりと口を開いた

キョン「ハルヒ・・・・さっきのキューピッドの件だが・・・・・無しにしてくれ・・・・・」
ハルヒ「はあ!?何でよ!!あんたが強力するっていったんじゃないの!!私は団員に二言を許すほど寛大じゃないわよ!!」
ここだ・・・・ここで言わなくちゃ・・・・・さっき気づいた・・・・ずっと持ってた俺の気持ち・・・・・
拒否されるのが怖くて、自分で認めるのが嫌で、ずっと避けていたこの気持ちを
そしてハルヒを元に戻すんだ・・・・・そして今まで通りおれ達の日常を続けていくんだ・・・・・

緊張で舌の根までも乾き、心臓が口から飛び出そうなほど激しく脈動している
それに頭も何かフラフラしてきたし、足もガクガクと震えてきた
顔からは火が出るほど赤くなっているのが自分でもわかる
それに汗が体中から噴出している

キョン「・・・・・・・オレが・・・・・・オレが・・・・・ハルヒのことが好きだからだ!!!」

俺は青く澄み渡るそれに響くような大声で
ハルヒの瞳をまっすぐと見つめ

叫んだ

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 19:02:21.18 ID:vAGcRdno0

ハルヒが口をだらしなく空けて、俺を見ている
俺は自分の心にあふれてくる気持ちを必死に伝えようと言葉を続ける
キョン「好きなんだ!!お前のことが!!団員になってから、いやソレより前!入学式の時からずっとお前のことが気になってた!
    そしてお前と過ごす中でこの気持ちがどんどん大きくなっていったんだ!!それが恋心だって最初は気づかなかった!!
     お前が離れていこうとして初めて気づいたんだ!!!ハルヒ!!オレのきもちを、受け取ってくれないか?」

心臓が爆発しそうだ
ハルヒはオレのほうをジロリと一瞥すると、急に穏やかな表情になった
そして、めったに聞けないような甘えた声でこういった


ハルヒ「いや!だってあんた、きもちわるいもん♪」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 19:08:47.70 ID:vAGcRdno0

ハルヒ「何?入学から一目ぼれ?それでソレを一年間もあっためて告白?気持ち悪いったらありゃしないわ?
    それで、私が心変わりして受け入れるとか思ったの?これだから童貞は、気持ち悪くて反吐がでるわ!!
    そんなキモ男はもうSOS団にいらないわ、今日からあんたは団員じゃないから!!!
    あ、それと、アンタ気色悪いから二度と私に近づかないでね、おーばー」
ハルヒはそういい残し、屋上から出て行ってしまった

俺は自分の目の前が真っ暗になっていくのに気づいた

ああ、ハルヒに拒否された、それも明確に・・・・・
二度と近づくなって言われるほど嫌われていたのか・・・・・

死ぬほどの絶望が俺を襲った

もう・・・こんな世界・・・・生きていても意味無いよな・・・・・・
ハルヒには拒否され・・・・SOS団も立ち入り禁止・・・・・・

ハルヒ・・・・さよなら・・・・・お前が笑顔なら・・・・・俺はそれでいいよ・・・・・・

フェンスノ向コウカラ俺ヲ呼ブ声ガスル

俺はソレにつられ、そっと屋上から一歩を踏み出した
そして、地面に吸い寄せられるように俺の体が運ばれる

俺はハルヒの望みどおり、二度と彼女に近づくことは無くなった

死と言う形をとって・・・・・・

涼宮ハルヒの恋愛 終

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 19:32:55.60 ID:vAGcRdno0

国木田「ホントによかったの?」
谷口「なんの話しだ?」
国木田「アノ二人を屋上に連れて行っちゃってさ」
谷口「ああ、もちろんよかったさ、これでキョンが素直になりゃ元に戻るだろ?万々歳じゃねぇか」
国木田「それはソウかもしれないけど、谷口の気持ちだよ・・・・・」
谷口「俺の気持ち・・・?」
国木田「好きだったんでしょ?涼宮さんのこと・・・・」
谷口「・・・・・・・・・」
国木田「バレバレだよ、まったく・・・・」
谷口「中学のころからかな・・・・俺はアイツの事が好きだった・・・・・でもな、アイツにとって俺はただの一般人だってわけだ、アイツの見てる世界には写ってねぇよ」
国木田「・・・・・」
谷口「でもさ、あの涼宮が俺のこと名前でよんだだろ?『谷口』ってさ、俺はそれで満足だよ、アイツに名前を呼ばれただけでさ」
国木田「・・・・・・」
谷口「俺は顔見知り程度で補佐してやるくらいのポジションがお似合いだ、それに、涼宮の相手はつとまんねぇよ・・・・どんなに頑張ってもな・・・・・」
国木田「・・・・・谷口・・・・」
谷口「柄にもねぇ事言っちまったな、さーて、午後の授業の体育はたっぷり女子を視姦すっか!」

キョン飛び降りの少し前の二人 終

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 19:57:24.56 ID:HJCVUaA6O

俺は絶叫とともに目を覚ました。気付くと俺はベッドの上ではなく床の上に転がっていた。
「ゆ……夢か…?」
まったく、なんて夢見ちまったんだ、思い出しただけで冷や汗が止まらない。まさか俺がハルヒに告白してしまうなんて……しかもハルヒには「キモい」と言われて、最後には……自殺。
フロイト先生、これは何を意味しているんだ?まさか、そんなことはないよな?

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 20:11:20.51 ID:vAGcRdno0

>>88
と、良く見るとここは何処だ?てっきり俺の部屋だと思ってたがどこか様子が違うぞ?

俺はあたりを良く見ると、周りには花畑が広がっていて
ちかくには綺麗な河が流れている

その河の近くに人がいたので俺は話しかけることにした
キョン「すいませーん!!ここどこですかー?」
?「ここですか?まぁ空の境界っといったところですかね?」
キョン「えっと・・・・とりあえず、●●町に行く方法知りませんか?俺そこに帰りたいんですけど」
?「ふぇ・・・ふぇ・・・ふぇ・・・・ちょうど良かった、なら連れて行ってあげましょう、ささっ船にお乗りになりなさい」
キョン「ホントですか!ありがとうございます」

世の中には親切な人がいるもんだなぁ、見知らぬ俺を導いてくれるなんて・・・・

俺はその船にのると、ゆっくりと向こう岸へと運ばれた


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(うっわーすげぇ・・・・なんだよあれ・・・ぐちゃぐちゃじゃん)
(はやく誰か救急車よべよ!!)

キョンは学校のグラウンドに血まみれで横たわり、ピクリとも動かなかった

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/21(月) 20:20:41.11 ID:vAGcRdno0

>>88
ったく朝っぱらから嫌な夢見ちまったぜ
こりゃ早く学校行って、あいつの顔でも見て元気出すか

俺はいつもどおり、心臓破りの坂を上り
わが北高へと登校した

教室の着くとすでに俺の後ろの席には黄色いカチューシャをした女が座っていた
何やら外を見ながらたそがれている

キョン「よ!ハルヒ!おはよ!!」
俺は沈む気持ちを払うために活発に挨拶をした

ハルヒは俺を見るなり、真剣な表情でこういった

ハルヒ「私だって恋愛で浮ついたりしたいのよ!!」



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