189 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 22:55:12.63 ID:uH2dsVFJ0
キョン「ったく、みんな遅くないか?」
キョン「・・・・・・」
キョン「・・・・・・・・・」
キョン「・・・・・・・・・・・だぁー! 来ない。」
キョン「おかしい・・・、今日は休みだったか?」
キョン「しかし、ハルヒはそんなこと言ってなかったし・・・?」
キョン「もう少し待つか・・・」
191 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 22:58:16.16 ID:uH2dsVFJ0
ガチャ
キョン「おっ、来たか、・・・・ってハルヒだけか?」
ハルヒ「え!うっ、うん。私だけ///」
キョン「そうか・・・ところでなんかあったのか?」
ハルヒ「え!?な、なんで?」
キョン「だって、ハルヒ いつもと様子が違うぞ?」
ハルヒ「そ、そんなこと、ないわよ///」
キョン「・・・おかしいって・・?」
192 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 23:01:40.47 ID:uH2dsVFJ0
ハルヒ「キョ、キョンっ///」
キョン「ん? そんなにでかい声出さなくても聞こえてるよ」
ハルヒ「今日は他のメンバーは用事があるって帰ったの・・・」
キョン「はぁ?そうなのかよ・・・」
ハルヒ「うん」
キョン「どうするんだ?」
ハルヒ「ど、どうするって!?///」
193 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 23:04:37.02 ID:uH2dsVFJ0
キョン「今日は二人しかいないんだろ?」
ハルヒ「ええ、そうよ//」
キョン「何やるんだ?ハルヒ」
ハルヒ「ナ、ナニって!!??///」
キョン「・・・・・お前は何をそんなに慌ててるんだ?」
ハルヒ「あ、慌ててなんてないわよっ!?」
キョン「・・・・やっぱり、ハルヒの様子がおかしい」
194 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 23:07:03.75 ID:uH2dsVFJ0
ハルヒ「(はぁ〜、どうしよ〜!! みんなには帰ってもらってキョンと二人きりになれたけど
どうしたらいいのかわからないっ!!///)」
キョン「(・・・おかしい、ハルヒのやつ何を企んでるんだ??用心しとくか)」
195 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 23:12:24.14 ID:uH2dsVFJ0
キョン「おい ハルヒ」
ハルヒ「ねえ、キョン」
キョン・ハルヒ「!!!!」
キョン「なんだお前から言っていいぞ」
ハルヒ「キョンから言いなさいよっ//」
キョン「・・譲り合ってもしょうがないから俺から言うが・・・」
ハルヒ「な、何よ」
キョン「おまえ、俺に何か言うことあるんじゃないか?」
ハルヒ「えっ!?い、言うことって?」
キョン「わかってるんだぞ、お前がいつもと様子が違う事くらい」
ハルヒ「えっ・・・(どうしよ〜 なんだか今日のキョンは強気だわ こ、告白しろって事?)」
197 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 23:16:33.77 ID:uH2dsVFJ0
キョン「今なら二人だけだし、言いやすいだろ。それともみんなの前で言うのか?」
ハルヒ「み、みんなの前で言うわけないでしょ!///」
キョン「・・・・やっぱり、言う事あんじゃねーか」
ハルヒ「あっ///」
キョン「・・・で、なんなんだ?」
ハルヒ「えっと、それは・・・(もぉ〜、私がやっぱり言うの!?どうしようドキドキが止まらない!)」
198 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 23:24:09.28 ID:uH2dsVFJ0
キョン「・・・それは???」
ハルヒ「それは・・・///」
一方その頃
みくる「やっぱり、涼宮さんキョン君に告白するつもりなんですかね?」
古泉「どうでしょう?・・しかし、わざわざ二人きりになるために私たちを先に返したんだから
それに近いことでしょうね」
みくる「明日が楽しみだわ〜♪ ねっ長門さん」
長門「・・・ええ、私も色々な意味でどこまで進展するか楽しみ」
みくる「どこまでって、長門さんいきなりはそんなに進みませんよ〜///」
古泉「わかりませんよ、お互い、好き合ってるのは確かですし、告白がきっかけで一気に進展して・・・」
みくる「え〜!! そ、そんな 部室で×××ですか!?///」
長門「・・・可能性はある」
みくる「キャー!長門さんのエッチ///」
199 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 23:29:32.12 ID:uH2dsVFJ0
部室
キョン「それは?」
ハルヒ「・・それは・・(もうダメ、ドキドキして心臓が口から出てしまいそう
やっぱり、言うしかないのね///)」
キョン「・・・・・」
ハルヒ「えっとね、実は・・・///」
がちゃ
谷口「WAWAWA,忘れ物〜♪」
201 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 23:35:44.71 ID:uH2dsVFJ0
みくる「長門さん、今、部室でどんな状況かわかりませんか?」
長門「・・・わかる」
みくる「本当ですか! ちょっと教えて下さいよ〜」
長門「・・・プライベートを覗くのは不謹慎」
みくる「ぶ〜!!ちょっと位いいじゃないですか、ね 古泉君?」
古泉「まぁ、確かにいい趣味とは言えませんが・・・気にはなりますよね」
みくる「でしょ〜! そんな事言って、長門さんだっていつもキョン君の家のこと見張ってるんですよね?」
長門「・・なぜ、それを!?///」
みくる「お姉さんは何でも知ってるんですよ〜、なんてね♪・・・・本当だったんですか長門さん?・・・」
長門「・・・彼には秘密で」
みくる・古泉「わかってますよ♪」
202 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 23:42:46.58 ID:uH2dsVFJ0
みくる「で、どうなんですか、部室は?」
長門「・・・しょうがない、教える・・・」
みくる「wktk」
長門「・・今、二人は向かい合って話している」
みくる「ふんふん、それで?」
長門「・・・涼宮ハルヒが顔を赤くして何かを言おうとしている・・・」
みくる「おお〜!!言うのか!?」
古泉「これで、私のバイトも少し減るといいのですが・・」
203 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/14(月) 23:43:12.61 ID:uH2dsVFJ0
長門「・・・あっ!」
みくる「なになに!? どうしたんですか〜っ!!」
長門「・・・部室に」
みくる「部室にっ!?」
長門「・・・谷口乱入・・・」
古泉「・・・は?」
みくる「・・・谷口ぃ〜!?・・ビキ!」
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/15(火) 00:01:32.87 ID:I/wK/2N10
キョン「おっ、なんだ谷口、忘れ物か?」
ハルヒ「なっ!?な・ん・だ・と!!」
谷口「おお、キョン。って アレここ教室じゃないじゃん」
キョン「当たり前だろ、」
ハルヒ「・・・・・・・・」
谷口「おっ、なんかいいい雰囲気の時に邪魔したみたいだな、じゃ、またな」
キョン「ああ、いい雰囲気ではないが、さっさと帰れ、じゃあな」
ハルヒ「・・・・・・・・」
キョン「で、ハルヒなんんだ?」
ハルヒ「ブツブツ・・・谷口なんていなければいいのに・・」
キョン「えっ よく聞こえないぞ ハルヒ?」
209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/15(火) 00:09:49.09 ID:I/wK/2N10
みくる「で、長門さん、どうなりました?」
長門「・・・谷口は部屋から出た」
みくる「もぉー!!谷口ぃ!! 長門さんっ、情報操作で谷口消せないんですか!?」
長門「・・・出来る」
古泉「ぶ、物騒ですよ・・・」
みくる「あん!? なんか言った?古泉君」
古泉「いえ、何も・・・」
長門「・・・しかし、消すには情報統合思念体の許可が・・・あっ!」
みくる「また なんかあったんっですか!?」
長門「・・谷口の存在が消えた」
みくる「えっ!早っ! 長門さんがやったんですか?」
長門「・・・違うこれは・・」
古泉「・・・涼宮さんですね」
長門「・・・そう」
みくる「・・・涼宮さんも相当怒ってるんですね・・・」
214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/15(火) 00:15:54.03 ID:I/wK/2N10
古泉「ちょっと これから私バイトがありますんで失礼しますね」
みくる「ええ、ここでも涼宮さんのぉ路いの叫び声が聞こえてきそうですから」
古泉「ええ、すごい規模です。がんばってきます」
長門「・・・死なないように」
みくる「えっ、死んじゃうの?」
古泉「・・・ですから、物騒ですって では」
みくる「これから、どうなるんですかね?」
長門「・・・それは涼宮ハルヒ次第・・」
みくる「そうですか・・・」
みくる「
216 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 00:19:01.62 ID:I/wK/2N10
キョン「それで、邪魔が入ったから聞けなかったがなんだ?ハルヒ」
ハルヒ「確かに邪魔だったわね」
キョン「もう、あいつが 間違えて来る事はないだろ」
ハルヒ「ええ、永遠にね・・・」
キョン「永遠?」
219 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 00:27:53.61 ID:I/wK/2N10
ハルヒ「もう、いいわ!」
キョン「は?何がだ?」
ハルヒ「言おうと思ったんだけど、また今度にするわっ」
キョン「・・・そうか、まぁ いいが・・・・変な事考えるなよ」
ハルヒ「変な事って・・・///」
キョン「だから、なんで赤くなるんだ?」
ハルヒ「だって、キョンがエッチなこと言うから///」
キョン「・・・・もう、いい・・・・・・・・・・帰るか」
ハルヒ「しょうがないから、一緒に帰ってあげるわ///」
キョン「・・・・・・変な事企んでないよな?」
ハルヒ「企んでるのはキョンでしょ!///」
キョン「・・・・・なんなんだ?・・」
357 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 22:15:12.09 ID:I/wK/2N10
>>219続き
下駄箱
キョン「あ〜あ、さっきまで降ってなかったのに・・・雨だ」
ハルヒ「まぁ 今日の夕方から雨が振るって言ってたしね・・・(はっ!相合傘のチャンス!?)」
キョン「こりゃ、傘がないとつらいな・・」
ハルヒ「キョン!」
キョン「ん?なんだ ハルヒ?」
ハルヒ「あんたが、どうしてもって言うなら 一緒に傘に入れてあげてもいいわよっ///」
359 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 22:18:14.55 ID:I/wK/2N10
キョン「なに、本当か?お前にしては優しいじゃないか」
ハルヒ「そ、そんな事ないわよ///」
キョン「でも、折り畳み傘持ってるんだ」
ハルヒ「・・・」
360 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 22:22:41.18 ID:I/wK/2N10
キョン「さて、帰るか」
ハルヒ「・・・キョン」
キョン「なんだ 帰らないのか?」
ハルヒ「ちょっと、キョンの傘見せて」
キョン「???ああ、かまわないが・・・・ほら」
ハルヒ「ふーんこれがキョンの傘・・・・・ふんっ!!」ボキッ
キョン「ん?今変な音しなかったか?」
ハルヒ「気のせいじゃない? どれどれ、キョンの傘を広げてみようかしら」
キョン「なんで?」
ハルヒ「あらー!! キョンの傘 骨が全部折れてるわよっ!?」
キョン「な、なんだって!??」
363 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 22:27:41.18 ID:I/wK/2N10
ハルヒ「これじゃ、使えないわよ 」
キョン「どうすっかな・・・」
ハルヒ「キョン!」
キョン「ん?なんだ ハルヒ?」
ハルヒ「あんたが、どうしてもって言うなら 一緒に傘に入れてあげてもいいわよっ///(さっきのリベンジ!)」
365 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 22:32:05.13 ID:I/wK/2N10
キョン「・・・しょうがな、ハルヒ悪いが入れてくれ」
ハルヒ「もぅ、しょうがないわね!雑用が団長様の傘に一緒に入れるなんて感謝しなさいっ///」
キョン「はいはい、ありがとよ ハルヒ」
ハルヒ「わかればいいのよ///・・はい 傘持って」
キョン「俺が持つのか?」
ハルヒ「当たり前でしょ」
キョン「はいよ、じゃ、帰るか」
ハルヒ「うんっ///」
366 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 22:37:03.13 ID:I/wK/2N10
テクテクテク
キョン「お、おい ハルヒ///」
ハルヒ「な、何よ?///」
キョン「相合傘って、意外と恥ずかしいな///」
ハルヒ「そ、そう? 意外とあんたも小さい男ね!///」
キョン「・・・でも、お前の顔 赤くないか?」
ハルヒ「はぁ? そんなわけないでしょ!!///」
キョン「いや、赤いぞ。 ちょっと こっち向けよハルヒ」
ハルヒ「やだっ///」
キョン「ふーん、天下無敵の団長様も恥ずかしい事なんてあるんだな」
ハルヒ「バ、バッカじゃないの!? ・・・・もぅ///」
370 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 23:06:02.25 ID:I/wK/2N10
テクテク
キョン「おい ハルヒ」
ハルヒ「なに?」
キョン「お前、少し肩 濡れてるじゃないか もう少しこっち入れよ」
ハルヒ「えっ?ああ、平気よ、気にしないで」
キョン「そう言う訳にいくか、これはお前の傘なんだからよ」
ハルヒ「いいのよ(だって、これ以上近づいたら・・///)」
キョン「いいからっ 」グイッ
ハルヒ「えっ!?///」
キョン「ほらこれで、肩濡れないだろ」
ハルヒ「・・・///(キャー!近い〜)」
371 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 23:10:54.65 ID:I/wK/2N10
テクテク
ハルヒ「・・・///」
キョン「なぁ ハルヒ」
ハルヒ「なっなにょ?」
キョン「少し、疲れないか?」
ハルヒ「へ?いつもの通学路じゃない?」
キョン「そうなんだが・・・今日は疲れるんだ・・」
ハルヒ「えっ?あんた熱でもあるんじゃない?」
キョン「なに? そうか? ちょっと、おでこ触ってくれないか?」
ハルヒ「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
373 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 23:14:26.77 ID:I/wK/2N10
ハルヒ「しょ、しょうがないわね、ほら おでこ出しなさい///」ドキドキ
キョン「ああ、・・・ふー」
ハルヒ「えっと」ペタ
キョン「どうだ?」
ハルヒ「最高ー!・・・じゃないわ。えーっと 熱はなさそうね」
キョン「???最高?・・・まぁ ならいいが 少し休憩していかないか?」
ハルヒ「休憩キタコレ!?」
374 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 23:18:00.59 ID:I/wK/2N10
ハルヒ「そんな 私たちまだ早すぎるんじゃないかしら///」
キョン「ん?何を言ってるんだ?早く休憩させてくれ」
ハルヒ「そ、そう?//」
キョン「早き行くぞ」
ハルヒ「行くって どこ行くか決めてるの?」ドキドキ
キョン「いつもの所でいいだろ?」
ハルヒ「・・・いつものところ?」
キョン「ああ」
ハルヒ「あ、あんたっ! いつも誰と行ってるのよっ!!」
376 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 23:21:00.68 ID:I/wK/2N10
キョン「・・・・みんなだろ?」
ハルヒ「み、みんな!?・・・??」
キョン「ああ、駅前の喫茶店だろ」
ハルヒ「・・・喫茶店?」
キョン「当たり前だろ? どこだと思ったんだ?」
ハルヒ「そりゃ、てっきり、ホテr・・・!!な、なんでもないわっ!」
キョン「???やっぱりお前、今日少し変だぞ?」
ハルヒ「そんな事ないわっ さ、早く行くわよ///」
382 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/15(火) 23:42:08.18 ID:I/wK/2N10
みくる「長門さん アレから二人はどうなりました?」
長門「・・・相合傘で一緒に帰っている」
みくる「えっー!恋人同士みたいじゃないっ!」
長門「・・・二人とも緊張している」
みくる「うふふ、いいですね〜♪これからどうするんですかね?」
長門「・・・どうやら 休憩するらしい」
みくる「休憩キタコレ!! いつに間に二人はそんな仲に!?」
長門「・・・あなたは勘違いしている」
みくる「は???」
長門「・・・休憩は喫茶店」
みくる「・・・あらやだ///」
長門「・・・発情・・・」
みくる「誰が?」
長門「・・・あなたと涼宮ハルヒ」
498 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 22:40:30.76 ID:n93TAiZm0
>>382続き
喫茶店
キョン「休んでるうちに雨やんだな」
ハルヒ「そうね、通り雨だったのね・・・」
キョン「さてと、体調もだいぶ良くなったから 帰るか?」
ハルヒ「う、うん・・・(相合傘がぁ〜・・)」
キョン「今日は傘入れてもらって サンキューな」
ハルヒ「ふんっ 感謝しなさいっ///」
キョン「だいぶ、外も暗くなっちまったし、ハルヒの家まで送んよ」
ハルヒ「えっ!///・・・大丈夫よっ!一人で帰れるわよっ」
キョン「それじゃあ 俺の気がすまないだろ、いいから送らせろって!」
ハルヒ「しょ、しょうがないわね〜///」
503 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 22:51:01.15 ID:n93TAiZm0
キョン「ハルヒの家は○○駅だったよな?」
ハルヒ「そうよ、ちゃんと覚えてて関心ね♪」
キョン「じゃ、電車に乗るか」
ハルヒ「そろそろ 家方面の電車来るから急ぐわよっ」
キョン「ああ、ちょっと待ってくれ、Suicaのチャージが・・・」
ハルヒ「もー トロイわねっ 早くしないと電車が・・・・来たっ!」
キョン「なにっ!?」
ハルヒ「キョン! 急ぎなさいっ 走るわよっ!」
キョン「よし、終わった! 行くぞハルヒ」がしっ
ハルヒ「ええ、・・・えっ!?///」
キョン「なんだ?手を繋いだ事に文句か?」
ハルヒ「ち、違うわよっ///」
キョン「ふっ 説教は電車に間に合ってから聞くから 急ぐぞ」タッタッタ
ハルヒ「・・・ふん あんたこそ あたしに引っ張られないようにねっ」タッタッタ
508 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 23:04:05.96 ID:n93TAiZm0
ジリリリリー
キョン「やばいっ!」
ハルヒ「大丈夫!間に合うわっ」
キョン「よし、乗り込め」
ハルヒ「うんっ♪」
509 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 23:04:52.72 ID:n93TAiZm0
シュー パタン
キョン「ギリギリだったな、ハァハァ」
ハルヒ「まさに駆け込み乗車ね ハァハァ」
キョン「ハルヒはやっぱり 走るの早いな」
ハルヒ「当然でしょ!キョンもなかなかだったわよ」
キョン「そうか?本気で走ったのなんて久しぶりだ」
ハルヒ「あんたはいつも手を抜きすぎなのよ」
キョン「そうか?」
ハルヒ「そうよっ!」
510 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 23:08:09.20 ID:n93TAiZm0
キョン「・・・・・」
ハルヒ「・・・・・」
キョン「なぁ ハルヒ?」
ハルヒ「なによ キョン」
キョン「ところで俺たち、いつまで手をつないでるんだ?・・・///」
ハルヒ「えっ?・・あっ///」
キョン「俺もしばらく気が付かなかったよ」
ハルヒ「ふ、ふんっ// 今度から気安く団長様に触らないようにっ!」
キョン「はいはい、 今回だけにしとくよ」
ハルヒ「当然でしょ!(なんで こんな事言っちゃうかな あたしは・・・)」
511 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 23:15:04.18 ID:n93TAiZm0
シュー 『××駅〜 ××駅〜 vip+線お乗換えの方は2chホームへ・・・』
キョン「あ〜 そうかここは乗り換えだから沢山乗ってくるのか・・・」
ハルヒ「そうなのよね、サラリーマンなんてチャリでも乗っていいのよっ」
キョン「おいおい・・」
ぎゅうぎゅう
キョン「こ、これは なかなかハードだな」ぎゅうぎゅう
ハルヒ「いつもこんなもんよ」
キョン「そ、そうか 大変だな」
ハルヒ「慣れよ慣れ」
513 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 23:24:31.12 ID:n93TAiZm0
ハルヒ「でも今日はそうでもないんじゃない?」
キョン「そうなのか?結構人多いと思うが・・」ぎゅうぎゅう
ハルヒ「いつもより圧迫感が少ないし・・・あっ!」
キョン「なんだ なんかあったか?」
ハルヒ「なんでもないわ///(キョンが私のスペースを体を使って作ってくれてるんだ///)」
キョン「???」
ハルヒ「(キョンはいつもこうやって私に優しくしてくれてる・・・///)」
ハルヒ「キョン・・・ありがとう・・・」
キョン「んん?なんだハルヒ よく聞こえないぞ?」
ハルヒ「なんでもないっ!(聞こえたら恥ずかしいじゃないっ///)」
514 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 23:28:22.61 ID:n93TAiZm0
ハルヒ「キョン、今日言おうと思った事あったじゃない?」
キョン「ん?ああ、よく聞こえないからもう少し大きな声で言ってくれないか?」ぎゅうぎゅう
ハルヒ「・・・・好きよ キョン///」
キョン「は? だから聞こえないって!もう一度言ってくれ」ぎゅうぎゅう
ハルヒ「もう、言わないっ!一度だけ///」
キョン「なんなんだ もう・・・」
ハルヒ「ふふ〜ん///」
516 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 23:31:41.06 ID:n93TAiZm0
『○○駅〜○○駅〜」 プシュー
キョン「ぐわー きつかった・・・」
ハルヒ「あんぐらいだらしないわね〜」
キョン「俺は満員電車には慣れてないんだ!」
ハルヒ「SOS団ならそれぐらいで疲れないのっ」
キョン「へいへい、頑張りますよ」
ハルヒ「精進しなさいよっ♪」
519 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 23:37:46.87 ID:n93TAiZm0
トコトコ
キョン「こっちか ハルヒん家は?」
ハルヒ「そうよ、・・・でもここまででいいわ」
キョン「は?なんで? 家の前まで送るぞ」
ハルヒ「いいのっ ここまでで十分よ」
キョン「まぁ ハルヒが良いと言うなら 俺は帰るが」
ハルヒ「そうよ 早く帰って明日の予習でもしてなさいっ」
キョン「はいはい 」
ハルヒ「どうせやらないくせに 返事しないのっ!」
キョン「やるかもしれないだろっ!」
ハルヒ「ふんっ どうだかね!」
キョン「・・・ふっ じゃ、帰るわ」
ハルヒ「じゃあね♪」
522 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 23:47:04.86 ID:n93TAiZm0
トコトコ
キョン「あっ そうだ」
ハルヒ「ん?何よ 帰らないの?」
キョン「今日、お前が変な事企んでるのかと思ったが 違って安心した」
ハルヒ「はぁ?何の事?」
キョン「なんでもなさ・・・・・ハルヒ!」
ハルヒ「何よっ??」
キョン「・・・俺もだ」
ハルヒ「何が????」
キョン「電車の中の返事」
ハルヒ「???・・・・・・・・・・・・・・!!!!えっ////」
キョン「実は聞こえてた///」
ハルヒ「ん〜〜〜!!!!・・・・・・・・・・・・・・ばかっ////」
答えは〜♪いつも私の胸にに〜♪
終
524 名前:だったもの ◆nWGcrqn3AM [] 投稿日:2008/07/16(水) 23:48:55.89 ID:n93TAiZm0
お疲れ様でした
3日ルールでスレが終わるので終わらせました
スレタイとだいぶ路線が変わってしまったが 読んでくれてありがとうございました。