ハルヒ「…キョンまだかしら…」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:古泉「あぁ そういえば皆さんはオナニーする時はどのように……?」

ツイート

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/14(月) 19:07:03.63 ID:9fk0yt97O

キョン「暇だな…」

キョン「誰も来ん……うだー」

キョン「………」

キョン「……Zzz」


ガチャ

長門 「………」

キョン「……Zzz」

長門 「………」

長門 「………」ナデナデ

長門 「………」スタスタ

ガチャ パタン

キョン「……Zz」

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/14(月) 19:09:19.29 ID:9fk0yt97O

ガチャ

みくる「遅れてすみませ…あれ?」

キョン「……Zz」

みくる「くすっ、よく寝てますねぇ」

みくる「………」チュ

みくる「ふふっ、今日は先に帰ります」

ガチャ パタン

キョン「……Zz」

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/14(月) 19:15:58.54 ID:9fk0yt97O

ガチャ

古泉 「掃除で遅れてしまいまして…おや?」

キョン「……Zz」

古泉 「くすっ、よく寝ていますね」

古泉 「……ふふ、いただきます」


キョン「――…おわあぁぁああああ!?」ガバ

キョン「どっ、ドリームか…」

キョン「…ん?何固まってんだハルヒ?」

ハルヒ「へ、あ?うう、うるさいバカキョン!死ね!」ダダダ

キョン「生きる!ってか何怒ってんだあいつ?」

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/14(月) 19:47:08.01 ID:9fk0yt97O

キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「………………」
キョン「返事がない。ただのおかんむりなハルヒのようだ」
ハルヒ「…遅いのよバカ」
キョン「愉快な馬鹿共に捕まってな…他の奴らは?」
ハルヒ「知らない」
キョン「そうか」
ハルヒ「そうよ」
キョン「………」
ハルヒ「………」
キョン「雨、酷いな」
ハルヒ「…傘持ってきてない」
キョン「………」
ハルヒ「………」
キョン「一緒に帰るか?」
ハルヒ「……うんっ」


みくる「くすっ、計算通り」
長門 「さぁ、追跡の時間だ」
古泉 「いやはや、野次馬根性が素晴らしいですね」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/14(月) 20:04:25.54 ID:9fk0yt97O

キョン「………」
ハルヒ「……〜♪」
キョン「どしゃ降りなのに、随分とご機嫌だな」
ハルヒ「そっ、そんなことないわよ?早く梅雨明けしないかしらね」
キョン「まぁ、梅雨が明けたら過酷な日照りの幕開けだがな」
ハルヒ「夏はそれが当然でしょ」
キョン「そうだな」
ハルヒ「そうよ」
キョン「………」
ハルヒ「………」


みくる「折角二人っきりなのに何て会話が貧困なんですか」
長門 「奴はもっと気を利かせるべき」
みくる「それにしても、長門さんが大きな傘を持っていて良かったです」
長門 「事前に準備は基本」
古泉 「……あの、僕も入れてもらえませんか?」
長門 「これ以上は無理なのを悟れ」
みくる「何しに来たんですか」
古泉 「ふふ、これは手厳しいを超えた仕打ち」

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/14(月) 20:14:15.50 ID:9fk0yt97O

キョン「そろそろか」
ハルヒ「………」
キョン「ほら、家が見えてきたぞ」
ハルヒ「……そうね」
キョン「何故にテンションが下がってんだ?」
ハルヒ「……別に」
キョン「どこの女王様だ」


みくる「結局何もしなかったですね」
長門 「やはりこの程度の状況では進展も何も無いか」
古泉 「そうでしょうか?」
長門 「ずぶ濡れ、思わせぶりな発言は慎め」
古泉 「僕の名前は見た目ですか…」
みくる「落ち込んでないで、発言するなら早くして下さい」
古泉 「どっちですか」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/14(月) 20:21:35.86 ID:9fk0yt97O

キョン「ほれ、とっとと家ん中入れ」
ハルヒ「………」
キョン「どうした?」
ハルヒ「……ん!」
キョン「ん?」
ハルヒ「んっ!」
キョン「んん?」
ハルヒ「んんっ!!」
キョン「どんな会話だ」


みくる「ダメダメです。全く分かってない」
長門 「目を瞑って顎を突き出しているというのに…」
古泉 「折角涼宮さんから動いたのに、これでは意味が無いですね」
長門 「…ならば、ここでずぶ濡れな貴様の出番だろうな」
古泉 「はい?」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/14(月) 20:36:05.20 ID:9fk0yt97O

通り魔「へへっ!ごめんよ!」ドン
キョン「どわっ!」

チュッ

ハルヒ「………っ!」
キョン「………」
ハルヒ「………」
キョン「……すいまっせーん!心の底からすいまっせーん!」
ハルヒ「…………バカ」
ガチャ バタン
キョン「な、殴られなかった?……あれー?」


古泉 「はぁ、はぁ…どうでしたかっ?」
長門 「まぁまぁだろうな」
みくる「キョンくんは最後まで鈍感でしたね」
長門 「ふっ、まだまだ我々が必要とされるだろうな」
古泉 「ああ、まだやるんですね」
谷口 「当然だろうよ」
国木田「あの二人じゃ誰かが動かなきゃ進まないだろうしね」
鶴屋 「ドキドキにょろ〜」
喜緑 「そろそろ帰りましょうか」
阪中 「そうするのね〜」

古泉 「ツッコミ役が不在だと自由ですね」
長門 「それが我々二人をくっつけ隊」
古泉 「ハハッ、カオス」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/14(月) 21:45:46.29 ID:9fk0yt97O

「ハルヒー?」

見慣れた部室のドアを開け、そこに居るであろう人物の名を呼ぶ。
しかし、彼女からの応答は無い。
見りゃ一発で分かったがな。

「………スー…」

まー眠ってた。さも気持ちよさそうにな。
起こしちゃ悪いと思い、静かに室内への侵入を果たす。
寝息を立てているハルヒの真ん前の席を陣取り、こっそりと寝顔を鑑賞。

「……黙ってりゃ可愛いんだけどな」

誰に言うでもなく、密かな呟き。
…こんな事言うのはガラじゃないな。

「折角だし、落書きでもしてやるかね」

そう思いたって水性マジックを団長の机から取り出そうとした。
が…

「…何やってんのよ?」

少し目を離した隙に、ハルヒがお目覚めしてらっしゃった。

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/14(月) 21:46:34.07 ID:9fk0yt97O

ぎこちなく笑顔を作り、挨拶をしてやる。

「よぉ、よく眠れたか?」
「白々しい……さぁ! 隠したペンを出しなさい!」

まさか、聞かれてたのか…?
俺に片手を突き出し、ご立腹な顔をしているハルヒをマジマジと見つめる。

「あによ?」
「顔、赤いぞ?」

そう指摘してやると、すぐにわたわたと顔を触り、キッと睨みを効かせる団長様。

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/14(月) 21:47:41.54 ID:9fk0yt97O

「あ、あんたが悪いのよ! 来るのが遅いから待ちくたびれて寝てたらあんたの声がし
て寝たフリで驚かせようと思ったら…」

まくし立てる様に一息で説明するハルヒ。
あー…最初のアレも聞かれてたのか。

「あんな恥ずかしい事普通に…」
「あー、はいはい。悪かったな」
「…〜〜っ! かっ、帰るわよ!!」

自爆したのか、顔を更に真っ赤にして部室のドアに向かい、頭を打ち付けるのを確認。
面白いな、ホント。

「…あれ?他のみんなは?」

まぁいっかと、背後で蠢く影に俺は気付かず、そのままハルヒの後を追った。


「さぁー!今日も元気に尾行ですよ!」
「行くぞニヤケ面」
「どんだけ僕の扱いはぞんざいなんですか」


続き無い
つか改行規制厳しすぎないかい



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン「『涼宮ハルヒの憂鬱ってタイトルか・・・』ってタイトルか」