1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 21:42:32.38 ID:SGKu/jILO
「大事な話がある」
確か午後9時半頃の事だ。
長門から電話があり、開口一番。
こんな時間に長門からこんな台詞を聞けば、十中八九ハルヒの事だと思うのは至極当然の事だろう。
どうした?また家に行こうか?
「時間はあるの」
疑問符はないが、どうやら急を要する事ではないらしい。
まぁ俺も特に忙しい事もないのだが。
「あぁ、あるぜ。家に行こうか?」
なんて事を言いながら既に着替えを始める。
長門に会える口実が出来て嬉しい―なんて事はないぞ、うん。
ただ一刻も早く長門の話を聞きたいだけだ。
しかし…長門の次の台詞は、俺の予想とは違うものだった。
「とんでもない。…貴方に足労をかける訳にはいかない。私が行く」
俺の返事も聞かず、電話は切られちまった。
…なんだってんだ?
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 21:50:19.75 ID:SGKu/jILO
なんて事を考えてるうちに家のチャイムが鳴る。
おい…電話を切って20秒ぐらいしか経ってないぞ。
やっぱり急ぎの用事なのか?
「キョンく〜ん、有希ちゃん来たー」
おう、部屋まで通してやってくれー。
まぁ妹も嬉しそうだし良いとするか。
こんな時間に女の子を家に連れ込むというのも気が引けるが、仕方ないだろう。
もしかしたら世界の存続に関わるような話かも知れないんだからな。
ノックの音が響く。鍵は空いてるぞ。
「お邪魔します」
深々とお辞儀をしてから音もなく入ってくる長門。
そして椅子に座ってる俺の目の前まで歩いて来て、ちょこんと正座する。
…なんかさっきから様子がおかしくないか。
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 21:57:10.72 ID:SGKu/jILO
で、話ってなんだ。またハルヒ絡みの事か。
「…」
フルフルと首を振る長門。かわいいなぁコンチクショウ。
ハルヒじゃないって、じゃあ何の話だ?
「私自身に関する事。大変な事に気付いてしまった」
大変な事だと…。もしかしてエラーが溜まり過ぎてたり、天涯領域に汚染されたりじゃないよな。
「そのような深刻な問題ではない。…でも聞いて。私の性癖の事」
はい?
俺の聞き間違いか。そうだろうきっと。
「私の性癖。通常ではない性癖を持っている事に気付いてしまった」
どうやら、聞き間違いって訳じゃあなさそうだ。
ひょっとしたらハルヒ絡みよりもややこしい問題かも知れない長門の相談に、俺はため息を吐いた。
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 22:10:34.92 ID:SGKu/jILO
「いわゆる異常性欲というものを持っている」
何故それを俺に言う。
落ち着け長門。人は皆、他人には言えない性癖というやつがあるもんだ。
だがな、そういうのは誰にも言わないで自分の胸にしまっとくもんじゃないか?
それじゃあその異常な性癖とやらを詳しく聞こうか。
「……貴方に、支配されたいと感じている」
ふむ、なるほど。
じゃあ俺にいろいろと命令されてみたい訳だな。
長門、そういう冗談は止めておいたほうがいいぞ。
男は皆が皆、俺のように理性的とは限らんからな。
て、うわっ!長門、なんで土下座なんだ!
「お願い……私を支配して。私の全てを委ねる覚悟はある」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 22:18:39.10 ID:SGKu/jILO
目の前で平伏し、支配下に置かれる事を懇願する長門の頼みを断れる男が居ると思うか?
無論、俺も男である。
もともと長門の希望とあらば断る理由もない。
「…良いだろう、ただし条件がある」
この時の俺は、きっと予想外の出来事に浮かれて、調子に乗ってたんだろう。
「俺の命令は絶対だ」
「…嬉しい」
こんな俺のエセご主人様の台詞で、恍惚とした表情を見せる長門。
どうやら冗談ではないようだ…。
もしかして俺はとんでもない事を引き受けてしまったんじゃないか?
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 22:27:20.35 ID:SGKu/jILO
…とは言え、僅かな時間の間に男の夢とも言える状況が完成されちまったんだ。
色々試したくなるというのが男のサガだろう。
「長門…まずは服を脱ぐんだ」
「…」
少し意地悪かとも思ったが、意外な事に長門は嫌がる素振りもなく制服のリボンをシュルリと抜き取った。
プチ、プチとセーラーのボタンを外し、躊躇う事なく下着姿になる。
…唾を飲み込む音がやけにでかい。
そのまま女性独特の柔軟な動きで手を背中に回し、ブラジャーのホックを…
「ストップ!ストーップ!!」
何?と言いたげな…否、違うな。悲しそうな表情で首を傾げる長門。
「本当に脱ぐつもりだったのか?」
「もちろん…貴方の命令ならば喜んで脱ぐ。それが私の悦び」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 22:38:08.84 ID:SGKu/jILO
とりあえずその日は帰ってもらった。
夜道を一人で帰らせるのも悪いので送っていこうかと言ったのだが、先程の電話と同じく
「貴方に足労をかける訳にはいかない」
の一点張りで、結局長門一人で帰らせてしまった。
もちろんその夜は眠れる訳もなく、あれやこれやと妄想している間に窓の外が白んで来た。
一夜にして夢のような状況が舞い込んで来たのだ。明日からが楽しみで仕方ない。
眠気まなこを擦りながら朝の準備をしていると、宜しくない願望が生まれてしまった。
早速携帯を取り出し、長門にメールを送る。
『今日は下着を着けてくるな』
これが実現してしまうんだ。
…まだ現実味がないな。
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 22:49:49.34 ID:SGKu/jILO
『はい』
敬語で返信か。長門らしくないが、それはそれで嬉しいものだ。
しかし…送ってから言うのもなんだが、本当に良いのか。
嬉しさと興奮半分、罪悪感半分といった感じでその日一日を過ごした。
学校の間は長門を見かける事はなく、放課後になって部室に行ってもいつも通りに本の虫が窓際で黙々と読者に勤しんでいるだけだ。
やっぱり厳しい命令だったか?
しばらく長門を眺めていると、チラリと俺に目線をくれた。
そして顔を動かさずに目だけで部屋を見渡す。
誰にも見られていない事を確認すると、長門はピラッとスカートをめくりあげた。
「ぐは!!!」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 23:00:50.71 ID:SGKu/jILO
「うわ、ビックリした!何よキョン!?」
「す、すまん…虫が目に入ってな」
なんて事だ…
俺と正対せず座っているためにダークゾーンは見えなかったが…それでもノーパンなのは確認出来た。
長門、本気なんだな。
身震いが起こる。これから始まるサディスティックライフを思うと、ハルヒの命令だろうがなんだろうが望む所だ。
早速携帯を取り出し、次なる命令を送信する。
「涼宮ハルヒ、トイレに行ってきてもいい?」
「へ?珍しいわね、良いわよ別に」
席をたち、静かに部室を出る長門。
俺がさっき見えなかったダークゾーンを諦めると思うか?
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 23:14:39.02 ID:SGKu/jILO
『トイレで全裸になって写メを送れ』
ああ…こんなにメールが待ち遠しいと思った事が今まであっただろうか。
携帯を握りしめ、まだかまだかと待ち侘びる。
「キョン、あんたさっきから何そわそわしてんのよ気持ち悪い」
「失礼な事を言うな、普通だ」
…いかんいかん。こんな事がハルヒにばれたらそれこそなにもかも終わりだ。
古泉や朝比奈さんも同様だ。
trrrr
!どうやら終わったみたいだな。
このメール…開くのがもったいないぞ。緊張で手が震える。
ガチャ
「…」
「あら有希、おかえり」
「…ただいま」
新しいメールが来た。また長門からだ。ディスプレイには新着メール2件の文字。
『私が居る前で見て欲しい』
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 23:37:30.10 ID:SGKu/jILO
まさかの規制orz
ゴクリ…
長門を見ると、俺とは目をあわさずにいつものように読書に戻っている。
この長門が、ついさっきまで俺の命令でトイレで全裸になっていたのか…
考えるだけで理性がぶっ飛びそうだ。
震える手でメールを開く。
…これは。
わかっている、長門、お前は良くわかってるよ。
てっきり上目遣いで胸くらいまでしか写さないかと思ってたんだが、どうやら俺はお前を見くびっていた。
まさかのローアングル。
丸見えという表現では現しきれない光景だ。
綺麗に閉じた性器。その上に写る小ぶりな胸と、ツンと張った突起。
そして決してカメラから目を逸らさずに、恥ずかしげもなくこちらを見つめる長門の顔。
…満点だ。
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 23:52:26.06 ID:SGKu/jILO
長門の方に目をやると、少し頬に朱が差していた。
…くそ、可愛すぎる。この長門が、俺のためにトイレで全裸になっていた。
さすがに恥ずかしくなったのか、長門は本を閉じて部活を終了させた。
時間も時間だし、誰も怪しむことはなかったが…俺にはわかる。
次なる命令を待ちわびているんだろう。
そう焦らなくてもきっちり命令してやるさ。
いつもの解散場所で皆散り散りに別れていく。うむ、いつもどおりの風景だ。
長門ただ一人を除いては。
「帰らないのか、長門」
「貴方がそう望むなら」
俺がお前に帰れなんていうはずがないだろう。
今からお前の家に行きたいんだが…構わないよな?
「来てくれるの…?嬉しい」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 00:04:42.63 ID:LDvk9mqyO
もう幾度となく訪れた長門の家だが、これほどまでに浮かれながらは初めてだろう。
ロックを外し、長門宅の前まで来る。と、ここで長門が俺を制した。
なんでも私の入った後5秒後に入って、との事。
まぁ別に構わないのだが、そこは気になるところだ…が、5秒くらいなら俺でも我慢できる。
もしかして全裸でお出迎え?それとも…
もう5秒経った頃か。もう良いよな?
はやる気持ちを抑えながらドアを開くと、長門は予想以上に低い位置で俺を向かえた。
「…どうぞ」
…三つ指付いてお出迎え。
どうしよう、この長門をメチャクチャにしてしまいたくなる。
「入って」
そう言ってから、俺の脱いだ靴を熱っぽく見つめ、キチンと揃える長門。
廊下を歩くときも、ちゃんと俺を先に行かせてくれる。
ここまで従順だと、なんだか本当に俺が偉くなったような気さえしてくるな。
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 00:16:56.14 ID:LDvk9mqyO
居間に着くと、正座して俺を見上げる長門。
その目は本当に子犬のように純真で、主人の命令を待つそれだ。俺の心をチクチクと痛めつける。が、
ここで長門に応えなければむしろかわいそうなので、俺も心を鬼にして鬼畜になろうと思う。
うん、長門のためだ。
などと自分に言い訳をしてみたところで、結局は自身の欲望を抑えられるわけもなく…
「俺と二人の時は、ご主人様と呼べ」
「わかりました、ご主人様」
面と向かって命令語で話すと更に罪悪感があるな。その分興奮も増長するが。
そんな何でも命令してください、というような顔をされると、したくない命令までしたくなってしまう。
あれ?俺ってこんなにドSだったのか…
「長門、口を開けろ」
「はい」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 00:28:06.33 ID:LDvk9mqyO
またも手が震える…なにしろ人生初の体験だ。
同世代の女の子の前で晒したことさえない。
緊張と、期待と、罪悪感。
夢のような現実が、今俺の目の前で口を開けて待っている。
「舐めろ」
躊躇うこともせずに、舌先を這わせる長門。
ざらっとした感触に反応し、さらに膨張を始める。
…思ってたより、ぬるぬるした感触はないんだな。
舌先だけだからか?
とは言え感触だけでなく、視覚による興奮は相当のものだった。
あの無表情な長門が、嬉しそうに俺に舌を這わせている。
その姿は酷く扇情的で、俺の興奮を限界まで高めた。
「すまん、長門」
長門の頭を掴み、喉奥深くまで突っ込む。
うわ……気持ちいい…
舌だけとは比べ物にならない快感が俺を襲う。
「グッ、ウグッ」
苦しそうな声を漏らす長門。だがその表情からは嫌悪は一切感じられない。
むしろ…もっと乱暴に扱って欲しそうな。
そんな表情を見せられたら俺は…
「!!グ………」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 00:43:19.17 ID:LDvk9mqyO
長門の頭を解放せず、喉奥に放つ。
飲み込むことすら出来ずに直接食道に流し込まされ、涙を浮かべながら耐えていた。
…ふぅ。
やっちまった…
こんな非道なことをされても、まだ俺に尽くすってのか…長門?
「エ、エヘン、エホ…ぷは、はぁ、はぁ…」
苦しそうに酸素を求め咳き込む。
それでも吐き出そうとはせずに、口元から零れた唾液と精液まで指で拭って口に運ぶ。
「嬉しい……私を性欲の捌け口に使ってくれて…。
…ありがとうございます…」
長門にはとても似つかわしくない敬語さえ、今は俺を興奮させる一要素に過ぎない。
わかった、長門。そう思うなら、いくらでも使ってやるよ。それがお前の望みなんだろ?
「そう…です」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 00:54:26.86 ID:LDvk9mqyO
「貴方が私を性欲処理の道具として使ってくれるなら、この上ない幸せ。
貴方の為ならば便器にでも人形にでもなれます」
そうかい。そう言われちまうと俺もお前に応えざるを得ないよな。
俺の前ではお前の人権はないからな。覚悟しとけよ?
「はい…」
普通ならば怒るか泣くかだろう。だが長門は普通じゃあない。
こんな事を言われても恍惚とした表情を浮かべている。
そして俺も普通じゃないみたいだ。長門をモノとして扱うことに興奮している。
俺の奴隷、俺の便器、なんていい響きだ。
自慢じゃないが、俺も性経験が豊富とは言えない。というか、未経験だ。
にもかかわらず、この長門に対しては普通の性行為じゃあ満足できないと思った。
もっとなにか、特別な。俗に言うアブノーマルな事をしてみたい。
本能的に、そう感じた。
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 01:05:12.28 ID:LDvk9mqyO
「ところで長門、なにか大切なことを忘れていないか?」
何?とは言わないが、いつもの首を傾げる動作を見せる。
そのかわゆさに負けてしまいそうになるが…ここは心を鬼に、だ。
「俺との約束を覚えてないか…お仕置き、だな」
ビク、と肩を竦めながらも、期待に目を輝かせる長門。
ふん、本当のお仕置きって奴を教えてやるさ。
「二人で居るときはご主人様、じゃなかったか」
「!」
さすがにショックみたいだな。俺の命令は絶対だと約束したのに、早くもそれを破っちまったんだ。
お前にはがっかりだよ。俺に尽くしたいという割りに、そんな事も守れないのか。
「…ごめんなさい、ご主人様…罰は受けますから…」
そんな目で見るなよ…余計に苛めたくなるじゃないか。
よし、罰は受けるんだな?
「…」
コクン、と頷く。その表情は期待に満ち溢れている。…面白くないな。
よし、お仕置きは決まった。
「じゃあ俺は帰る。見送りはいいぞ」
「え…」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 01:24:27.63 ID:LDvk9mqyO
「ごめんなさい…!ごめんなさい、もう一度チャンスをください…
お願い…チャンスを……」
「俺の命令は絶対だと言ったよな。まだ逆らうか?」
「…!」
ビク、と目を閉じて涙をこぼす長門。
そんなに俺が帰るのが悲しいか?
「悲しい………です。ご主人様」
そうか…そう言ってもらえるのはありがたいが、約束は約束だ。
守れなかったお前が悪い。違うか?
「そう…でも、見捨てないで……私を…捨てないで欲しい」
しょうがないな…そこまで言うなら条件付でもう一度チャンスをやろう。
「!」
パァッと聞こえそうなほど嬉しそうに顔を上げる。といっても俺にわかる程度だが。
さて、その条件だが…
「俺が許可するまでトイレに行くな。
お前から要求することも禁止だ」
そういい残してドアを閉めた。
言うまでもないかも知れんが…最後に見た長門の表情は、赤らんでいた。
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 01:42:39.33 ID:LDvk9mqyO
放課後。いつもどおりの部室。
古泉と俺はボードゲーム。お前、日に日に弱くなってないか?
「僕なりに新しい技を切り開こうとしているんですが…」
朝比奈さんは観戦。
「キョン君強いですぅ〜。古泉君も頑張って」
ハルヒはパソコン。
「…」
そして長門。
いつもの席で、いつものように本を広げている。
健気にも俺の言いつけを守っているんだろう。
内股をすり合わせ、俺のほうにチラチラと視線を向ける。
残念ながら俺に要求することも出来ず、昨日の晩からずっと我慢してるんだろう。
そろそろ限界の頃だろうか。このままここで…ってのも面白いが、さてどうするかな。
少し苛めてやるか。
「長門、さっきからソワソワしてどうした?」
部員全員の視線が長門に集まる。
長門の表情の緊張が、俺にしかわからない程度に高まる。
「…なんでも、ない」
「そうか?それならいいが…」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 02:02:14.08 ID:LDvk9mqyO
パタン、という音が部室に響く。
「え?有希、もう終わり?今何時よ?」
「4時55分ですね。いつもよりも1時間程早いようですが」
「まぁたまにはいいんゃないか?長門も疲れてるんだろ」
なによ有希ばっかり、なんてハルヒがブツブツ言っていたが、悪いな。俺には長門しか見えないぜ。
ハルヒが珍しく素直に言うことを聞き、皆部室を出て行く中。
長門だけが椅子から離れようとしない。
「長門、帰らないのか?」
「ない。先に帰って」
そうかい、とだけ言い残して部室のドアを閉める。
先に歩いていたハルヒたちに長門は帰らないのかと聞かれたが、教室に忘れ物を取りに言ったと伝えておいた。
もちろん、俺もハルヒたちを見送ったあとに部室に戻るのだが。
部室に1歩、1歩近づく毎に興奮が増す。
今あのドアを開けたら、一体長門はどんな顔をするだろう。
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 08:20:57.03 ID:LDvk9mqyO
「入るぞ長門」
形だけ許可を得てからドアを開ける。
長門に拒否する権利はないので、許可を得るというのもおかしいか。
なので返事を待つ事なく部屋に入ると、そこには俺の期待していた光景。
「あ…」
椅子から動く事なく俯く長門。
椅子の四本の足に流れる筋、床に広がる水溜まり。
ピト、ピトとスカートからは未だに雫が垂れている
良い眺めだ。
「俺は出して良いと言ったか」
「…ごめんなさい」
俯いたまま首を振る。
もちろん許すつもりもないし、長門もそれを望んでいない。
「全く、トイレに行くなっていう簡単な言い付けさえ守れないか。さっさと掃除しろ」
「はい」
ゆっくりと立ち上がり、雑巾を取りに行こうとする長門。
おいおい、雑巾なんか使えると思ってるのか?
お前が汚したんだろ?だったら雑巾なんかに頼らず自分で綺麗にしろよ。
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 08:31:59.09 ID:LDvk9mqyO
「どうすれば良い、ですか」
「はいつくばって舐めろ」
非道な命令。しかしやはり長門は熱っぽい瞳で俺を見上げ、
一言はい、と返事して膝をつく。
思わず唾を飲み込む。
今から始まろうとしている異様な光景に、期待が膨らむ。
目をつむって舌を突き出す長門。
舌が徐々に床に近づく。
…この光景に興奮してしまっている俺は、異常なんだろうか。
俺の命令で自分が汚した床に舌を這わせる長門。
人としての尊厳などここにはない。あるのは、支配と従順だけだ。
そしてそれもまた、一つの愛の形なんだろう。
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 08:56:54.02 ID:LDvk9mqyO
水音をたてながら床を愛おしそうに舐める長門は、その、なんというか、美しかった。
お尻をこちらに向け、濡れたスカートをぴっちりとラインに合わせて纏わり付かせている。
これは挑発か?
ちょうど机にあった50センチ程の細い棒を手に取り、長門に近づく。
濡れたスカートを捲くりあげる。
ピクッと反応するが、床から顔をあげない長門。
肉付きはよくないが、形の良い尻。濡れて透けた下着がなまめかしい。
棒を握りしめた右手を振りかざし、尻目掛けて思いきり振り落とす。
ビシィッ!!
「っあ!!」
少し湿っぽい衝撃音が響き渡る。
白い肌に赤い筋が走り、見る見るミミズ腫れになっていく。
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 09:19:09.42 ID:LDvk9mqyO
「はぁ、はぁ、…あっ!」
叩く度に身体を震わせ、歓喜の声をあげてくれる。
普通ならば絶対に許されない行為も、今は長門を喜ばせるための一手段に過ぎない。
ああ、手が止まらない。
一筋、また一筋と長門の身体に傷をつけていく快感に、どうにかなっちまいそうだ。
こんな事をされてもまだ、長門は尻を突き出してくる。
まだまだ満足はしていなさそうだ。
「よし、長門。全裸になれ」
息を荒くしながらも、なんとか立ち上がり一枚ずつ脱いでいく。
恥ずかしがる素振りも見せない。
本当に俺に見られる事に喜びを感じている顔だ。
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 09:29:51.69 ID:LDvk9mqyO
一糸纏わぬ姿で立ち尽くす長門を団長席の椅子に座らせ、足を広げさせる。
そのままの姿勢で両手を頭の後ろに、開いた両足は肘置きに縛りつける。
悪いなハルヒ、今日だけ椅子を貸してくれ。
「良い眺めだな長門」
「ご主人様…」
自分の全てを見られる事がよほど嬉しいのだろう、瞳と秘裂を潤ませ、頬を染めている。
かわいそうだが見せるだけで終わらせるつもりもない。
朝比奈さんの小物置きからタオルを一枚拝借し、長門の目を覆いながら頭で縛る。
これで長門は身動きも出来ず視覚に頼る事も出来ない。
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 09:38:46.54 ID:LDvk9mqyO
「はぁ、はぁ」
更に興奮で息を荒くする。いつもはクールキャラなだけに、
この変態姿はとんでもないギャップだ。
「あっ!?」
中指を秘裂に這わせる。信じられない程熱く、形がないように柔らかい。
僅かな水音をたて、中指が吸い込まれていく。
指だけだってのに、なんて気持ち良いんだ。
「く、ああぁ…」
中で指関節を曲げてやる。
くちゅ、と卑猥な音。
滑りやすいながらもざらざらとした感触。ぎゅうぎゅうと指を締め付けてくる。
指を通じて長門の快感が俺に伝わってくるようだ。
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 10:04:07.84 ID:LDvk9mqyO
既に愛液は指と太腿を伝って垂れて、ハルヒの椅子に染みを作っている。
正直、限界だ。
眼前に長門の痴態、しかも目隠しと拘束で抵抗も出来ない。
俺の理性を飛ばすには十分過ぎる威力を持った光景だ。
侵入を試み、濡れた長門に先端を宛がう。
「あ…」
長門の身体がじっとりと汗ばんでくる。来るべき快楽に期待を膨らませているのだろう。
先程の行為と汗で、独特の甘ったるい臭いが立ち込める。
「どうぞ私を、使って下さい」
この一言が俺に止めをさした。
恐らくは処女であろう長門に気遣う事もなく、全体重を乗せて容赦なく最奥に突き刺した。
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 10:15:46.78 ID:LDvk9mqyO
「くあ、んんっん」
貫く感触が俺に伝わる。
長門は苦痛か快楽かに耐えるため必死に歯を食いしばっているが、そんな事知ったこっちゃない。
自分の玩具に遠慮して気遣う奴なんていないだろ?
癖のある猫っ毛をわし掴みにして、ひたすら深く深く串刺してやる。
乱暴に引き抜かれる度に、体重を乗せて貫かれる度に長門は悲鳴のような嬌声をあげ、
ギチギチに俺を締め上げてくれる。
最高の潤滑油にキツイ締め付け、そして普段からは想像も出来ない長門の喘ぎ。
このコンボに長く堪えられる訳もなく、かと言ってこのまま果ててしまうのも勿体ない。
俺は一旦動きを緩めた。
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 10:37:05.75 ID:LDvk9mqyO
「はぁ、あぁ、何故、ここで」
よだれを垂らしながら不満を漏らす長門。
不格好な姿勢で目隠しされたままそんな事を言われたら、またも俺の悪い欲望に火がつく。
罰として、空いている右手で左の乳首を抓ってやる。
「あぁ!ご、ごめんなさい、便器ごときが口答えしてしまって」
必死に痛みに堪えながら訴えかけてくる。
そんな愛おしい姿に思わず抱きしめたくなるが、すんでの事で思い止まる。
乳首を引っ張り続けたまま、乱暴で粗雑なストロークを再開する。
こんな乱暴な責めでも長門は喜びの涙と涎を流す。
俺もさすがに限界が近くなってきた。
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 11:06:27.23 ID:LDvk9mqyO
「はぁ、あ、ああー!壊して、こわしてくらさい!私を!んあぁー!」
もはや叫んでいると言った方が良いんじゃないだろうか。
長門もイキそうみたいだな。そろそろ出してやる。
迷いも遠慮も必要ないだろう。
「中に出すぞ」
「お願いします、私の、便器の中に、たくさん」
ブシャアア
くあっ!
今にも出よう出ようともがいていた精子達が、痛いくらいの勢いで吹き出す。
こんな射精、生まれて初めてだ。
「ふ、ふああぁぁ」
たっぷり十秒近くの射精感。
身体全体が震える程の快楽。
凄まじい脱力感。
「あ、…あ…」
長門が余韻に浸っているのか、精液をだらし無く垂れ流しながらビクビクと痙攣している。
…また、良からぬ事を思い付いてしまった。
まったく、自分の変態っぷりには驚きだぜ。
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 11:20:07.56 ID:LDvk9mqyO
ズボンを上げてカチャカチャとベルトを締め直し、
わざと大きな音を立てながらドアへと歩いていく。
「ご主人様…?」
聴覚でしか俺を感じる事の出来ない長門は、不安そうに俺を呼ぶ。
なんだこの気持ち。壊れそうに儚いからこそ、壊したい。
ガチャ
ドアを開け、ゆっくりと閉めていく。もちろん俺は部屋を出ない。
これから不安に駆られる長門をじっっくりと観察しなきゃいけないからな。
バタン!!
ドアを閉める。
長門は俺が出て行ったと思ってるんだろう。
いやがおうでも顔がニヤつく。
「ご主人様?」
「…」
「居ますか?」
「…」
176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 14:53:50.41 ID:LDvk9mqyO
不安そうにモゾモゾと腰を動かす。
何度も何度も俺を呼ぶ。
秘所からは精液がコポコポと溢れる。
惨めな姿だと思う。
心も身体も、完全に俺に服従しているのは間違いないだろう。
だけど、それは逆にひどく脆い。俺がもしお前を見放したら、お前は壊れちまうんだろうなぁ。
完全なる支配下におく事の難しさと、壊れた長門を見てみたいという葛藤が生まれた。
178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 15:02:25.05 ID:LDvk9mqyO
「ヒック、ウ、ご主人様ぁ、ズズ、ヒッ」
顔に巻かれたタオルに染みができ、鳴咽を伴って泣き始めてしまった。
頬を赤くして、自らの全てをさらけ出して涙を流す長門。
とてつもない美しさだ。
その美しさを更に引き立てるために、俺は部室のドアを開けた。
「!」
そしてすぐに力強く閉め、カギをかける。
確実に誰かが入ってきた雰囲気を感じている筈だ。
「ご主人様、ですか」
答えない。
出来るだけ足音も立てない。
ポケットから携帯を取り出し、カメラを向ける。
不安なのだろう、長門は無理矢理開かれた両足をなんとか閉じようと内腿を刷り合わせる。
カシャ
渇いたシャッター音が響くと同時に、長門はヒッと小さく悲鳴をあげた。
183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 15:11:51.31 ID:LDvk9mqyO
「ご主人様」
「答えて下さい」
「ご主人様ぁ」
涙を流しながら俺を呼ぶ長門。
だが俺は構わずにシャッターを下ろし続けてやる。
あぁ。美しい。恥辱に震える女とはかくも美しい。
更に近づき、顎を掴んで上を向かせる。
ビクッと肩をすくませ、相手が俺である事を必死に確かめたがる。
壊したい。
そう感じた直後、俺は長門の平手打ちを放っていた。
心地良い音が部室に響く。
さらに一発。
長門が涙を流して俺を呼ぶ。
もう一発。
頬を赤く腫れさせた長門の吐息が熱を帯びて荒くなる。
更に。もっと。力強く、速く。
長門は完全に上気している。股間はまたしてもぐちょぐちょに濡れていた。
186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 15:19:55.90 ID:LDvk9mqyO
更に頬を叩く。
乳首を抓りあげる。
膣内を指で掻き回す。
「あぁあ!ご主人様。ご主人様、助けて下さい!…ご主人様ぁ」
長門は今何を思うのだろう。
もしかしたら見知らぬ男に身体を嬲られているかも知れない恐怖か。
それともそれさえもこいつは感じる為の一要員に過ぎないのか。
そんな事を考えながら、更に荒く長門の中を掻き回す。
掻き出される精液とは別に、粘り気のない液が噴き出してきた。
これが潮吹きってやつか。
こんなに勢いよく噴き出すもんなんだな。肘までびちゃびちゃだ。
さて、そろそろ開放してやるか。
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 15:33:34.60 ID:LDvk9mqyO
タオルと手足の拘束を解く。
涙を浮かべた長門は俺の姿を認めると幸せそうな笑顔を浮かべた。
まるで、迷子になった子供が親に会えた時のような安堵の笑顔だ。
「ご主人様」
ごめんな、淋しかったか?
コク、と小さく頷いて俺に抱き着いて来た。
こんなに小さな身体をさっきまで俺は痛めつけていたのか。
ミミズ腫れと赤く腫れた頬、そして青く内出血している身体を見て、息を飲む。
壊れそうなものって、どうしてこんなに美しいんだろうか。
最後にこの姿をもう一度形に残したくて、シャッターを長門に向けた。
恍惚とした表情で長門はカメラに応える。
大事に大事にしてやろう。
心からそう思った。
250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 22:05:38.96 ID:LDvk9mqyO
保守、支援thx。再開
次の日。とは学校で長門を拘束した次の日である。
相も変わらず気怠い朝を迎え、目の覚めないまま坂道ハイキングを強制させられる。
だが、今までのように億劫な気分でここを登る事は二度とないだろう。
今日もまた、長門に会える。
それだけで学校に来る理由は十分だった。
坂を登り切り校門にたどり着くと、愛しき奴隷が俺を待っていた。
「おはよう長門」
「おはようございます、ご主人様」
頬を腫らせたまま登校してきたのか。
その顔、ハルヒに見られるとマズくないのか?
「これは愛情の証。服従を示す印だから」
そうかい。部室に着くまでには治しとくんだぞ。
心配するな。服従の刻印はまた新しく、見えない所にくっきりと刻んでやるよ。
「はい」
うん、良い返事だ。
今日もまた、平和で背徳な一日が始まる。
257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 22:18:13.99 ID:LDvk9mqyO
さて、授業などという無意味で憂鬱な時間も、長門とコンタクトを取れるなら有意義なものになる。
数十枚の長門の痴態が収められている携帯を取り出し、今日初めてのメールを打ち込む。
『今すぐ下着を脱げ』
ちなみに今は1限目真っ只中である。
アイツの席は確か1番後ろだったはず。出来ない事もないだろう。
すぐに長門から『はい』という返事が返って来る。うん、良い子だな。
今頃周りの目を気にしながら、下着を脱ぐタイミングを伺っているのだろう。
ブーン ブーン
お、早い返信だな。さすが長門。こういう仕事をさせれば見事にこなす。
『脱ぎました。次は』
自分から命令をねだるとは。あくまで徹底的に従順な長門に愛しさが込み上げてくる。
260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 22:25:56.76 ID:LDvk9mqyO
『ペンを五本突っ込むんだ』
せっかく下着を脱いだんだ。何もしないんじゃかわいそうだろう。
これぐらいは軽くこなしてくれないと困る。
もちろん、端から長門に拒否権など存在しない。アイツは人権さえも俺に差し出したんだ。
俺もそれに答えるために、全力で長門の人権を踏みにじる。
『入れました』
今の長門の姿を想像して、思わずニヤついてしまう。
周りに気付かれないように、一本ずつゆっくりと秘裂にペンを挿入していく長門。
5本全てを入れ終えた今は、苦しそうにその顔を紅潮させているのだろう。
もちろんこれくらいで終わるつもりはない。
『そのままの状態で席を立ちトイレに行け』
261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 22:31:46.73 ID:LDvk9mqyO
5本入れたまま歩くのは普通ならば相当キツイものだろう。
当然、抜け落ちてしまえば終わりだ。
クラスメイトの股間からいきなり濡れたペンが落ちて来たらどうなるか。
想像しただけでも気持ちが高まる。
『トイレに来ました』
本当に良い子だな。
よし、抜いて良いぞ。授業終了まであと15分か…。
よし、ちょうどいいくらいだろう。
『そこで授業終了までオナニーをしろ。最低でも5回はイけよ』
と。
これで良い。後はそれを監視するだけだ。
「すんませーん、トイレ行ってきて良いっすか」
262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 22:38:38.71 ID:LDvk9mqyO
「1分以内に帰って来なさいよ!」
お前には聞いとらんぞハルヒ。俺にも人権がある。
生理現象の解消くらいはゆっくりさせてくれ。
「まったく、さっきまでずっと携帯弄ってると思ったら…」
まだハルヒはブツブツ言っていたが、俺にはやらねばならん仕事がある。
長門の教室から1番近いトイレまで足早に移動した。
さすがに授業中とあって誰もいないな。
女子トイレに入るという問題も難無く解決できそうだ。
中に入ると、若雌独特の甘い刺激臭が鼻についた。
少し遅れて、掻き交ぜるような水音と、声を必死に抑えるような息遣い。
…ここか。
268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 23:06:58.70 ID:LDvk9mqyO
コンコン
とりあえずノックをしてみる。
まさか人が来るとは思っていなかっただろう長門は驚くだろうと期待したのだが。
「はぁ、はぁはぁ、んっ、は」
くちゅくちゅという淫音とともに荒い息が延々と繰り返される。
ノックにも気付かない程オナニーに集中しているのだろうか。
今ノックしたのが俺じゃなかったらどうするつもりだ。
コンコン
コンコン
いくらノックしても反応は変わらない。
そうか、長門。あくまで俺の命令を再優先させているという事か。
誰が来ようが関係ない、俺にやれと命令されれば何を差し置いてもやる。
それが約束だもんな。
273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 23:21:51.76 ID:LDvk9mqyO
今のは長門の覚悟に対して失礼だったな。
お詫びも兼ねて、きっちりと辱めてやろう。
「長門、俺だ」
「はぁ、あ…ご主人様?」
ようやく音が止む。
ドアが軋みながらゆっくりと開く。
最初に目に入ったのは、ぐちゃぐちゃに濡れた5本のペン。
そして、長門自身の淫汁が垂れてきている足。
捲り上げられたスカート。
潮を吹いたのだろうか、雫が滴り落ちている秘所。
そして小さく上下する胸、上気した顔。
俺の目の届かない所でもきちんと命令に従っていたんだな。偉いぞ長門。
褒めてやると、まるでお菓子の山を目の前にした子供のように純粋な笑顔を見せた。
「ご主人様の命令は絶対」
「だけどまだ授業は終わってないよな?」
「!」
274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 23:29:08.10 ID:LDvk9mqyO
そう。まだ授業終了までは数分残っている。
俺の命令は、『授業終了までオナニーをし続けろ』だったはずだよな?
それに長門、最低5回はイクように命じたが…ちゃんとイッたのか?
「まだです」
じゃあ続けなくちゃな。
見ていてやるからちゃんとやれよ。
もちろんドアは開けっぱなしでだ。早くしろ。授業終わっちまうぞ?
「はい」
言うが早いが、自ら指を突っ込む長門。
洋式便器にしゃがみ込み、ちゃんと俺に見えやすいように拡げてくれる。
指が2本、3本と増えていく度、長門の口からは抑え切れなかった喘ぎが歯切れ悪く漏れる。
285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/03(木) 23:59:22.02 ID:LDvk9mqyO
「あっ、あっ」
とうとう声を抑えることすらしなくなってしまった長門は、ひたすら秘所をかき混ぜ続ける。
俺から一切目を逸らすことなく。見られるのが至高の喜びなんだろう。
こんな姿を見て無反応で居られるわけもなく、俺の愚息はズボンを押し上げ、
パンパンに膨張してしまっていた。
その光景を見て長門は更に興奮したのか、指を動かすスピードが上がる。
糸を引くような粘り気のある潮を垂れ流しながら、長門が果てる。
焦点はほとんど合っていないが、必死に俺の目を見ようとしながら。
「…五回目」
同時にチャイムが鳴り響いた。
俺はドアを閉じることもなく女子トイレを後にし、次の命令を送りつけた。
『昼休みは部室に来い』
293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 00:22:32.68 ID:DeabE07ZO
昼休み。あの後は何事もなく午前の授業を過ごした。
長門にも休息が必要だろうしな。
昼休みに耐えうるだけの体力くらい回復しといてもらわないと話しにならない。
さて、部室に向かうかな。
ああ、夢のような現実が実現する直前っていうのはいつまで経っても飽きることはない。
期待と罪悪感、興奮の入り混じった感情の高ぶり。
この扉を開ければ、すぐそこにそれが実現する。
カチャ
「待っていました、ご主人様」
きちんと土下座で迎えてくれる長門。
可愛らしいおでこを地面にすりつけ、さぁ早く命令してくださいといわんばかりに俺を見上げる。
とりあえず挨拶代わりに地面に擦り付けた頭を踏んでやり、椅子に座らせる。
そんなに畏まらなくてもいいぞ。俺はお前と一緒に昼飯食いに来ただけなんだからさ。
297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 00:43:01.69 ID:DeabE07ZO
「そうなの」
不思議そうに首を傾げる長門。
そうだぞ、もしかして不満なのか?
「違う。これも嬉しい。幸せ」
そうか、それは良かった。
じゃあさっそく食べるとするか。
そう言うと長門は嬉しそうに椅子を近づけて、俺の隣で弁当を広げる。
可愛い奴め。こういうのもまた、一つの幸せなんだろう。
…しかし、俺は今普通の幸せを味わいたい気分じゃない。
幸せそうに隣で手を合わせている長門に目をやると、こちらに気付いて見返してきた。
「ご主人様は食べないの?」
ああ、それよりやりたいことがあってな。
長門、ちょっと弁当を貸してくれるか?
「どうぞ」
素直に弁当箱を渡してくれる。
なぁ長門、俺の言われたとおりの食べ方が出来るか?
なんていう答えのわかりきった質問をしてみる。案の定長門の答えは「はい」。
そうか、そりゃ良かった。
俺は長門の弁当を掴んだ手を床の上に持って行き、そのまま手首を180°回転させた。
303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 00:58:21.74 ID:DeabE07ZO
さぁ食べるか長門。
俺も弁当を広げる。お、今日はから揚げか。
「これを食べるの」
「無理なのか」
「出来ます」
そういって箸を持つ長門。
地べたに座り込み、床に零れた残飯のようになった弁当の中身に取り掛かる。
おいおいちょっと待てよ長門。
「なんですか」
「箸を置け」
「はい」
キチンと箸箱に箸をしまい、顔を直接ご飯に近づける。
四つん這いになりながら、犬のように昼食を摂る長門。
こんな屈辱的な行為でも、長門は俺のためならば喜んで受け入れてくれる。
いい眺めだ。四つん這いになった長門の背中の上で足を組み、俺も食事に取り掛かる。
人権を放棄した愛の形。それを受け入れた愛の形。
美しい光景だ。歪んでいるかも知れない、捻れているかも知れない。
だがそんな事は俺達には関係なかった。これが俺達の愛だ。
証拠に、長門は恍惚とした表情を浮かべながら食事にむさぼりついている。
長門、これからは食事に箸を使うな。
俺が命じると、長門は嬉しいそうに「はい」と応えた。
317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 01:51:06.82 ID:DeabE07ZO
昼食も食べ終わり、残る昼休みをまどろみながら過ごすという至福の時間だ。
お、長門。残さず食べたんだな。偉いぞ。
「ご主人様の命令ならば喜んで」
そうだな。長門、お前は本当に良い奴隷だ。
お前の人生全てを賭けて俺に尽くすんだぞ。
「仰せのまま」
お前は俺の性欲の為だけに生きてるんだ。
俺に尽くす事だけを考えれば良い。
俺を満足させて、俺を喜ばせるんだ。それがお前の生きる意味だ。わかるよな?
「はい。私はご主人様の便器として生きます」
うん、満足出来る答えだな。
じゃあ食後の運動だ。長門、少し踏ませてくれるか?
「喜んで」
322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 02:04:22.89 ID:DeabE07ZO
「顔でも身体でも性器でも、好きな所をお使い下さい」
そう言ってから、仰向けに寝転ぶ長門。
目線は俺の目から離さない。
いま気付いたんだが、長門は喜んでいる時俺の目を見る。
きっと俺に見てもらいたい、という気持ちの現れなんだろう。
どこを使うか。
やっぱり1番綺麗な顔からだろう。
美しいもの程、汚す快感は増す。
靴も脱がずに、長門の頬にゆっくりと踵を沈めていく。
柔らかい頬肉はすぐに骨に当たり、長門の顔を醜く歪める。
「ふっ…」
ぐり、と踵を支点に足を回転させる。
固い靴の踵に巻き込まれて頬肉が捩られ、醜い美しさを引き立てていく…
325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 02:16:12.20 ID:DeabE07ZO
「…ふ、ン」
ぐりぐりと踏みにじり、頬に黒ずみを作った後。
俺は長門に舌を突き出せと命じた。
「はい」
言われるがままにかわいらしい舌先を突き出す長門。
やはり、目線は逸らさない。
俺の目を見て頬を染める長門に、新しい命令を下す。
「舐めろ」
そう言って、靴の裏を顔の真上に持っていく。
嫌がる素振りを見せる事もなく、チロチロと舌を這わせる。決して俺から目を逸らさずに。
感触が俺に伝わって来る事はないが、その光景だけで俺を興奮させるには十分だった。
330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 02:24:40.31 ID:DeabE07ZO
次は胸。
小ぶりな胸を踏み付け、顔と同じように踏みにじる。
身体と一緒に、長門の人権やプライドさえもズタズタに踏みにじる。
ああ、快感だ。
長門は今、完全に俺に服従している。
俺の欲望を満たすためならば、どんな要求にも応えてくれる。
例えばこんな風に胸を踏み付けたり、顔を踏みにじったり、
椅子に縛り付けて処女を奪ったり。
たとえどんなに非道な事でも、長門は喜ぶ。
いや、非道な事でなければ長門は満足しない。
そして俺も。長門を汚し、傷付け、壊す事に快感を覚えてしまう。
俺がまさかこんなに変態だったなんてな…。
などと考えながら、俺は長門の両足首を掴んで持ち上げていた。
そしてそのまま長門の股間に俺の右足を押し当てる。
334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 02:40:28.17 ID:DeabE07ZO
「あああああぁ!」
スカートの上からぐりぐりと踵で股間を踏みにじる。
それだけでは飽きたりず、小刻みに足の裏全体で股間に振動を与えてやる。
「ああ、あ、あ!ダメ、ご主人様ぁ、あ」
「黙れ」
「は、はい、ん、、ん、あ、…くぅあ」
必死に両手で口を覆う長門。
さすがにこの喘ぎ声はやばい。
人の居ない部室棟とは言え今は昼休みだ。
万が一見つかっても面倒だしな。
と言いつつも、長門の股間に振動を与える作業を中止するつもりなど更々ないのだが。
「ん、ん、ん、もう、ん、もうやめて、んぁぁあ!もうやめて下さいぃぃ!」
「今俺に指図したか?」
「ち、ちが、あぁ!ごめ、なさ、あ、ああぁああ!!!」
ジョロ…
チョロロロロ…
336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 02:47:49.64 ID:DeabE07ZO
スカートに徐々に染みが広がっていく。少しやり過ぎたか…
が、ここでやめては面白くないというものだ。
このまま続けたら一体どうなるんだろうか?
「あぁ…あ!も、やめ、壊れ、壊れる!んぁああ!」
漏らしてしまった小便のせいでスカートが股間に張り付き、ぴちゃぴちゃと猥らな音が鳴り響く。
だがまだ止めるつもりはない。
「ホ、ントに、壊れ!あ!あ!壊れる!あぁ!壊れますぅ!!」
「俺の為なら性器の一つくらい喜んで壊せよ」
「!あ、はい、はい!んんんん…!!ぁあ!壊れる!壊れる!!うわあぁぁぁん!!!!」
337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 02:52:40.10 ID:DeabE07ZO
プツン、と音が聞こえたような気がした。
今まで喘ぎ叫びまくっていた長門が急に首をガクリと落としてしまったのだ。
どうやら気絶したらしい。
股間からは先程の小便とはまた別の、新しい潮が吹き出ていた。
それとほぼ時を同じくして、昼休み終了を告げるチャイムが鳴り響く。
ふう…実に有意義な昼休みだった。
368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 09:53:09.96 ID:DeabE07ZO
普通ならば教室で惰眠を貪るか、せいぜい友人とのくだらない会話を楽しむくらいの昼休みも、
長門が居るだけでこんなに充実したものになる。
突然の長門の性癖告白から、俺の生活は全く変わってしまった。
長門の性癖に感化されて、否、俺自身気付かなかっただけかも知れない変態性欲に目覚めた。
大切なものを壊す快感。罪悪感に勝る興奮。それを喜んで受け入れる長門。
これからもそうやって長門を愛して行くんだろう。また、長門もそうある事を心から望んでいる。
そんな事を思いながら部室を出ようとした時だ。
「ん?」
人影が見えたような気がした。
まさか昼休みに部室棟に来る暇人が居るとも思えんし、ドアもきっちり閉まっていたから大丈夫だとは思うが。
369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 10:02:37.71 ID:DeabE07ZO
ま、噂になったとしても長門に情報操作させれば良い。
この時の俺は、そんな甘い事を考えていた。
午後の授業が始まると、後ろのハルヒが襟を掴んで、引っ張ってきた。え、ちょ、引っ張りすぎだ。痛い痛い痛い!首が締まる!
「あんた、この授業が終わったらちょっと顔貸しなさい」
この一言のおかげで、丸々一時間長門に命令を下す事出来なかった。
許せ長門。全ては後ろの傍若無人な団長のせいだ。
370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 10:09:49.92 ID:DeabE07ZO
長門との充実した時間もそうだが、びくびくしながら過ごす時間というのもこれまた早い。
あっという間に授業終了を告げるチャイムが鳴り響き、同時に俺の身体は宙に浮く。
凄まじい力で引きずられて来たのは、いつぞやにも訪れた階段踊り場だ。
「単刀直入に聞くわ」
悪い予感というのはどうしてこうも当たるのだろうか?
「あんた、昼休みに何してたの」
部室で飯食ってただけだ。
断じて団則に反するような事はしていないぞ。
「あたし、昼休みに部室前まで行ったのよ。
ご飯食べてただけにしてはドタバタしてたじゃない」
ああ、その事か。部室にゴキブリが出てな。
そいつを踏み潰す為にちょいと暴れてたんだよ。
「本当に?嘘ついてるなら今白状したら許してあげるわよ」
本当だ、であるからして、俺はお前に許してもらう必要はない。
そしてお前は一体ナニを想像してたんだ。
373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 10:16:12.98 ID:DeabE07ZO
「あたしはてっきりあんたが有希の身体を踏み付けてんのかと思ってたわ。
顔やら胸やらをぐりぐりぐりぐりとね。
もしそれが事実だったら私なりに色々と対策を練ろうと思ってたのよ」
そそそそそそそんな事実は一切ない。
というか、昼間からなんという変態的な妄想をしてるんだ。
「ふ、ふん!」
盛大に勘違いしたのが恥ずかしかったのだろう。
顔を真っ赤にして去っていった。
俺の、気のせいだろうか。
妄想を語る時のハルヒの表情が、絶対服従宣言をした時の長門の恍惚の表情にダブったように見えたのは。
375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 10:27:01.96 ID:DeabE07ZO
次の長門の体育の授業に、ノーパンブルマにノーブラで出ろという命令を送り付けていたちょうどその時だった。
「ねぇキョン。あんた最近よく携帯弄ってるけど、誰とメールしてるの?」
ちょうど良い。ちょっとカマをかけてやろう。
あぁ、これか?俺専属の奴隷とだよ。
「ふぇ?」
カマをかけると言っても、実際に今頃奴隷は周りにバレないように体操着からブラジャーを抜き取っている頃だが。
それにしても、朝比奈さんのような声がまさかお前から聞けるとはな。
「な、何言ってんのよ馬鹿キョン!」
ビンゴだな。いつからSOS団は変態の巣窟になったんだ。
もちろん、ハルヒに奴隷願望があったとしても、俺には長門が居るからな。
全てを俺に委ねた長門を裏切る訳にはいかない。
377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 10:50:37.55 ID:DeabE07ZO
「なぁハルヒ。本当だと言ったらどうする?
今の俺のメールが、奴隷に対するとんでもなく変態的な命令だったら」
「そ、そんな事って」
途端にハルヒの眼はいつものキレがなくなり、トロンと上気し始める。
今頃ハルヒの心の中では焼け付く嫉妬と、自分にもという願望の葛藤が起こっている筈だ。
こうやってハルヒの考えが手にとるようにわかるのも、俺に流れるサディスティックな血と、
ハルヒに流れるマゾヒズムの血が共鳴しているからこそ成せる業だろう。
そしてハルヒは、自分の本性を吐露せずにはいられなくなる。
380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 11:04:10.84 ID:DeabE07ZO
「私にも、して欲しい」
思わず笑みが零れる。
「本気で言ってるのかハルヒ」
顔を真っ赤にしながら俯く。
それもそうだろう、自分の異常性癖をカミングアウトするのだ。
普通の愛の告白よりもずっと恥ずかしいだろう。
「……本気なの」
お前にこんな儚い顔が出来るなんてな。
ハルヒ、放課後部室に残れ。
お前の願望を叶えてやる事は出来ないが、面白いものを見せてやろう。
ちょうどその時、携帯がなった。
『体育が終わりました。また部室で』
よしよし、良い子だ。そうだ長門、新しい命令を出してやろう。
『その恰好で部室に来い』
383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 11:16:14.27 ID:DeabE07ZO
放課後を告げるチャイム。
いつも通りの部室。
各々が好きなように時間を過ごす。
朝比奈さんの入れてくれた至高のお茶を頂き、古泉から白星を奪い取る。
長門は体操着のまま読者に勤しみ、ハルヒはネットサーフィン。
長門の服装以外は普段となんら変わらない風景。
朝比奈さんが、何気なく長門に話し掛ける。
「長門さん、今日はどうして体操着なんですかあ?」
「制服が汚れた」
そう、長門の制服は情報操作で復元していなければ俺の靴跡でどろどろの筈だ。
よーく長門を観察すると、汗で少し透けた体操着に薄く突起が映っている。
くっく、ハルヒもどうやら気付いたみたいだな。
384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 11:38:04.77 ID:DeabE07ZO
パタン。
長門が本を閉じる。
部活の終了とともに、狂宴の始まりを告げる音。
古泉と朝比奈さんが帰り、続いて長門と俺が部室を出る。
ハルヒは「やる事がある」と言って部室に残った。
さて長門。今日はお前をペットにしようと思うんだが、首輪とロープを付けるぞ?
「ご主人様が望む事ならなんでも」
俺が命じる前に自ら四つん這いになり、首輪を待つ長門。
良い子だな。俺から目を逸らさずに大人しく首輪を装着される。
ロープを引っ張ると、手足よりも先に首を引きずられて長門がこける。
うん、よく似合ってるぞ長門。
「嬉しい」
それから今日は観客が一人居るんだが、平気だよな?
「ご主人様が望むなら」
385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 11:44:40.24 ID:DeabE07ZO
長門を引きずりながらドアを開ける。
ハルヒは土下座して俺を待っていた。
…お前も、長門と同じ世界を持っているんだな。
かわいそうだが、地面に擦り付けられているお前の頭を踏み付ける事は出来ない。
俺の奴隷は長門だからな。
「顔を上げろハルヒ」
ゆっくりと視線をあげる。
床に額を押し付けて俺を待つという行為だけで悦に浸っているのだろう。
その表情はすでにだらし無く緩んでいた。
しかし、俺の手から伸びたロープに繋がれている長門を認めると、その表情は一気に悲しみと嫉妬の入り交じった顔に変わる。
386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 11:53:40.17 ID:DeabE07ZO
「有希」
長門はハルヒの言葉など聞こえないかのように俺の足に擦り寄る。
いや、違うな。ハルヒにライバル心をもって、いつも以上に甘えているのか。
だったら俺もいつも以上に長門を卑しめてやろう。
ハルヒ、お前はそこで見ていろ。
「はい…わかりました」
よし、長門、早速だが舐めさせてやろう。
チャックを下ろし、いきり立った愚息をさらけ出す。
長門は崇高なものを見るような表情でしばらくそれを眺め、俺の足元で平伏した。
「ありがとうございます」
そう言ってから小さな口で愛おしそうに先端に口づけて、ゆっくりと含んでいく。
締め付けられた口内で舌が複雑に暴れ回り、カリ裏や裏筋を激しく刺激する。
すでに長門の表情は理性を失った雌そのものだった。
395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 13:30:23.43 ID:DeabE07ZO
必死に俺の性器にむしゃぶりつきながら恍惚としている長門を引きはがす。
俺と長門の間に銀色の糸の橋がかかり、その糸は自らの重みに耐え切れずにプツッと切れ、長門の体操着に染み入る。
「ぷはっ、はぁ、はぁ」
酸素を求めて口で息をする長門。
呼吸よりも俺の快楽を優先させてくれた事に感動を覚え、頭を撫でてやる。
心底嬉しそうに、目を閉じてわしゃわしゃとされるがまま。
そんな姿を見て、ハルヒは内股を擦り合わせて切ない表情を見せる。
396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 13:30:42.83 ID:DeabE07ZO
何故ここで撫でられているのが自分ではないのか。
そんな憤りが伝わってきそうな表情だ。
ハルヒの手が股間に伸びる。
触れて貰えないならば、せめて自分で慰めようと言う事か。
もちろんそんな事を許す俺ではない。
「おい」
ビクッと手を元の位置に戻す。
俺はそこで見ていろ、と命令した筈だが?
「ご、ごめんなさい」
ついには泣き出してしまうハルヒ。
可愛いな、お前。
もう一度言うぞ。お前がしていいのは、そこで俺達を見ているだけだ。
「はい」
397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 13:31:08.78 ID:DeabE07ZO
ぽろぽろと涙を零しながらも、顔を真っ赤にして俺から目を離さない。
よしよし、良い子だな。
ハルヒが大人しく従ったのを確認し、俺は長門の首輪に繋がったロープの根元を持ち上げる。
持ち上げるロープのせいで手を付けなくなった長門は、膝立ちの態勢を強制させられる。
「かはっ?!」
ロープを握っていない方の手で細い首を掴み、そのまま握りしめる。
俺の目を見ながら顔を真っ赤にして耐える長門。
涙を浮かべながらも、その表情からは悦楽が滲み出ている。
10秒。
20秒。
30秒。
持っているロープが長門の体重で急激に重くなる。
気を失ったようだ。
ロープを手放すと、ガン!という音を立てて長門が崩れ落ちる。
パンツを履いていないブルマに染みができ、床を汚していく。
これで3度目になる長門の失禁。
398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 13:32:44.10 ID:DeabE07ZO
「ハルヒ、見てのとおり長門は今体操着の下に下着をつけていない」
「…ゴクリ」
「俺が命令したんだ。この状態で授業を受けろってな」
涙を浮かべながら、下唇を噛み締めるハルヒ。
悔しくて羨ましくて、狂いそうなのだろう。
だが、俺は手を出さない。
ハルヒには、触れて貰えないというもどかしさを、壊して貰えないという破壊を味わせるつもりだからな。
401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 13:40:52.66 ID:DeabE07ZO
失神している長門のブルマを引きずり下ろす。
自分の小便で濡れたブルマは、白い太ももを汚しながら足首まで下ろされていく。
片足にブルマを引っかけたまま、両足首を掴んで股を広げさせる。
意識のない長門の足はいつもより重かった。
綺麗だ。素直にそう思う。
ぐちゃぐちゃに濡れた秘所に性器を捩込み、反応のない人形を犯してやる。
銀色の髪を掴み、無茶苦茶に腰を振り。
長門の望み通り、道具として扱ってやる。
「あっ、あっ、あっ」
この喘ぎ声は長門ではなくハルヒだ。
見ると既に目の焦点が合っていない。
嫉妬と羨望、興奮、触れてもらえない絶望、それらに負けて壊れちまったか。
自分でまさぐっている訳でもないのに、その股間からは愛液がふとももまで垂れ流しになっている。
…美しい。
476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 21:53:22.84 ID:DeabE07ZO
ハルヒが見ている前で意識のない長門を犯し続ける。
嫉妬に狂い壊れるハルヒ。
首を絞められ失神した長門。
双方とも、普通ではないからこそ引き立てられる美しさを持っている。
長門の膣は意識のない中でも不規則に締め付けが起こり、乱暴にストロークを続ける俺を更に刺激する。
限界が近い。
「ううううう」
くぐもった声を上げる長門。目を覚まそうとしているのだろう。
覚醒するまえに出しちまうか。
臨界点を迎えた快感が激しい波となって俺を襲う。
躊躇う事なく膣内射精。それが、全てを俺に捧げた長門への礼儀だ。
478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 22:02:46.80 ID:DeabE07ZO
…ふう。
ゆっくりと引き抜くと、長門が目を開けた。
未だに焦点が定まらず、股間を押さえながら状況を理解しようとする。
「長門、使わせてもらったぞ」
たったそれだけの言葉で長門は全てを理解し、夢心地のまま指を性器に伸ばした。
中指で垂れ流しになっている精液を掬い、愛おしそうに舐めはじめる。
「私を使って頂いて、ありがとうございますご主人様」
ゆっくりと起き上がると、正座に座り直し深々とお辞儀をする。
自分が感じるかどうかより、俺を満足させられた事が嬉しいらしい。
便器冥利につきる、か。
481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 22:12:39.10 ID:DeabE07ZO
「…私も」
だらし無く唾液を垂れ流したハルヒがつぶやく。
「私も、ご主人様と呼ばせて下さい」
ぽろぽろと涙を流すハルヒ。
嫉妬というよりも、羨望。
自分を使ってもらえないという絶望。
あと二日お前の告白が早ければ…
なんてな。ハルヒの素質は実証済みだ。
もしかしたら長門以上の変態かも知れない。
だが俺の奴隷は長門だ。それは変わらん。だったら。
「俺と長門を楽しませる為だけに全てを捧げられるか?」
あくまでも長門が再優先だ。
しかし、ハルヒが加わる事によって長門はきっと喜ぶ。
自分の主人を独占できないというジレンマさえ、長門は快楽に変えてしまうだろう。
484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 22:27:56.53 ID:DeabE07ZO
「俺と長門を楽しませる為だけに全てを捧げられるか?」
あくまでも長門が再優先だ。
しかし、ハルヒが加わる事によって長門はきっと喜ぶ。
自分の主人を独占できないというジレンマさえ、長門は快楽に変えてしまうだろう。
「はい!」
「俺の命令は絶対だ」
「はい!」
「今ここで人権を捨てろ。お前の人生は俺と長門を楽しませるためだけのものだ」
「はい!」
クリスマス直前の子供のように素直な表情でとんでもない誓いを立てるハルヒ。
よし、お前は今日から俺のものだ。
長門、良いな。
「仰せのまま。ご主人様の為ならば」
487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 22:37:13.40 ID:DeabE07ZO
こうして長門よりも更にギャップが激しく、マゾヒズムの血を引いたハルヒが手に入った。
となれば早速試したくなるのも仕方のない事だろう。
帰り道、長門のマンション近くの公園。
ハルヒの初仕事にはお誂え向きだな。
よし、ハルヒ、お前に初めての命令をやろう。ここで裸になれ。
「ここで!?」
バシン!
ハルヒの顔が強制的に向きを変えられる。
お前は俺に全てを捧げたんじゃなかったのか?
もういい、お前は帰れ。行くぞ長門。
「待って!待って下さい!」
なんだ。俺の命令が聞けないんなら…
そう振り返って言おうとし、俺は唖然とした。
ハルヒは、制服を力任せに破り捨て、下着姿を晒していた。
490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 22:49:19.38 ID:DeabE07ZO
「ご主人様…私を見て下さい!」
叫びながら、ブラジャーを外し、ショーツも脱ぎ捨てる。
必死に羞恥に耐えながらも、自分を見てもらおうと。
正直、色気には欠けるだろう。
だが、それを補って余りある健気さがハルヒの美しさを十分に表していた。
いつもの姿からは想像も出来ない弱々しさ。
見て貰う、ただそれだけの為にプライドも尊厳も捨ててしまった、儚くも美しい奴隷の姿。
応えてやらなければ。
コイツの為に、そして長門のために、徹底的に壊さねば。
492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/04(金) 22:57:26.21 ID:DeabE07ZO
この儚く壊れてしまいそうなハルヒを、最も深く刔る方法。
「…」
それは、無視だ。
長門のロープを引き、マンションに向かって歩き始める。
長門は膝と手で必死に歩いて着いてくる。
「ご主人様!」
決して振り返らない。
「ご主人様ぁ!!」
背中のハルヒを想像する。
何一つ身につけず、必死に俺の名を叫ぶ。
長門を引きずり、決して振り返らない俺の名を。
「ご主人様……私を…」
そして今、最後のタガが外れる。
そう、まさに今この瞬間!
「うわぁぁああああん」
519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 00:07:22.95 ID:ATCf4/eoO
長門の家に着く。
今頃ハルヒはどうしているだろうか。
あきらめて帰ったか?それとも公園で立ち尽くしているだろうか?
泣き叫ぶハルヒに応えて、決して振り返らずにここまで歩いてきた。
準備が済んだら迎えに行ってやろう。
確信をもって言える。ハルヒは、あの公園で俺を待っている。
なぜならば、それがハルヒにとっての存在意義だからだ。
俺に見捨てられたまま生きていても、それはアイツにとって意味のないことだ。
長門の部屋からバイブ、ガムテープ、タオル、そしてトランクケースを持ち出し、さっきの公園に戻る。
もうすっかり暗くなっていた。この暗さならば、木の裏にでも隠れれば人目は避けられるだろう。
そんな俺の思惑も、公園に一歩踏み入ったとたんに消えうせた。
なんの事はない。ハルヒが隠れることもなく立ち尽くしていた。
523 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 00:16:05.79 ID:ATCf4/eoO
「ご主人様…!」
こちらに気付いたハルヒが安堵の声をあげる。
裸のまま、ここでずっと泣いていたのか。
「はい。だから…もう一度チャンスをください!お願いします!」
俺の足元にひれ伏し、脚にしがみつくハルヒ。
よしよし、いい子だ。よく待ってたな。
今ご褒美をやるからな。
「ああ…ありがとうございます」
濁った瞳で俺を見上げる。
濁った、とは表現が悪かったな。こういう表情こそが最も穢れていない、尊いものなんだろう。
すべての雑事を排除し、俺にひれ伏すことだけを求めた瞳。
長門と同じく、この世で最も美しい瞳。
さぁ。褒美の時間だ。
初めてハルヒに手を下そう。
「ハルヒ、股を開け」
「はい」
527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 00:30:35.76 ID:ATCf4/eoO
くち、と厭らしい音を立てながら開かれる性器。
いままで誰も受け入れたことがないだろうその蜜壺は、てらてらと艶かしく光っている。
これが、さっきまでの仕打ちの結果だ。
やはりコイツは、俺に突き放されることを望んでいる。
遠ざければ遠ざけるほど、突き落とせば突き落とすほど、放置すれば放置するほど、
コイツの本性がどんどん露になっていく。
バイブを取り出し、ぬめった性器にあてがう。
ハルヒ、見てみろ。お前の初めての相手はこんな玩具だ。
「そんな…ああああ!」
ぶちぃ、と音が聞こえそうな勢いで突き刺す。
破瓜の血が流れる。白い太ももに流れる赤い血のコントラスト。綺麗だ…。
もちろん痛みを軽減させる暇など与えない。
ガムテープで固定し、スイッチを入れる。
「いやああああああ!!痛い、痛いです!!ご主人様ぁ!」
叫ぶ声とは裏腹に、トロンとさせた目だけは俺から離さず、表情は至福そのもの。
そしてその表情をかくすようにタオルできつく目隠しをして、更に後ろ手を縛り。
この玩具をトランクケースにしまった。
531 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 00:41:43.33 ID:ATCf4/eoO
次の日。とは勿論、ハルヒをトランクケースにしまって持ち帰った次の日である。
昨日はあそこで長門とは別れ、俺はトランクケースを持って家に帰った。
家族には友人からの預かり物だとごまかし、ハルヒの家には長門にフォローを入れさせた。
そして今。
またしても早朝ハイキングを強制させられている俺。しかも今日は大荷物付きだ。
このトランクケースという奴は便利だな。
決して窒息することはない上に、音が外に漏れることもない。
そんな荷物を引っ張りながらの坂道というのは俺には少しばかり重労働である。
学校に着く頃には汗だくになっていた。
そして今日も、校門の前には俺の長門。
「おはようございます、ご主人様。お荷物をお預かりします」
おう、すまん。一緒に部室まで運んでくれるか。
階段は一人じゃきついと思ってたんだ。
533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 00:55:59.53 ID:ATCf4/eoO
時刻は午前7時過ぎ。
まだ誰も登校してくる気配はない。あと1時間近くは無人ということだ。
やっとの思いで部室に着く。
とりあえずトランクケースを部室に放り込み、一息つく。
疲れた…。長門、ちょっとこっちに来て椅子になれ。
「喜んで」
嬉しそうに答えて四つん這いになる長門。
ふう…このトランクケースは放課後までここに置いておくとして、
ホームルームが始まるまでどうするか…。
そうだ長門、お茶でも飲むか。
「はい」
ああ、良いよ。そのままで居てくれ。たまには俺が淹れてやる。
そういうと長門は「とんでもない」と立ち上がり、俺の手から急須を奪おうとする。
パシィ!
おい、長門。俺はそのままの姿勢で居ろといった。この耳には聞こえなかったか?
そういって長門の小さな耳たぶを引っ張る。
「すみません、ご主人様…」
いいさ。元の位置に戻ってていいぞ。
いつものお礼だ。たまにはサービスしなきゃな。
そして俺はコンロに火をつけ、お湯を沸かし始める。
537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 01:09:53.18 ID:ATCf4/eoO
さて、そろそろ良い頃合いか。
やかんが吹く。熱湯の完成だ。
お茶っ葉?そんなもの要らないだろう、そんな事をしている間に温くなっちまう。
コポポポ、とやかんから急須へ熱湯を注ぎ、四つん這いになった長門の真上まで持っていく。
ブラウスを捲くり、背中を外気に晒す。赤紫の蚯蚓腫れと白い肌が俺の視覚から興奮を生み出す。
アチチ、持ってる手が熱くなってきたな。
ゆっくりと急須を傾ける。
ビクゥッ!!
「あっ!!」
そんなに熱かったか?
涙ぐんで俺を見上げる長門。
更にもう一度。
ビクゥッ!!
ふむ、実に敏感に反応してくれる。少し温くなってきたか?
よし、それじゃあ…
急須を長門の頭まで持って行き、最後の一滴になるまで傾け続ける。
「ああああああぁっ!!」
絶叫をあげながらも、長門は目を閉じ顎をあげ、背中を弓なりに反らせた。
546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 01:40:01.26 ID:ATCf4/eoO
「あ、ああ…」
良い声だ。苦痛を苦痛として捕らえることなく、むしろそれに喜びを感じられる。
いつの間に俺は変わってしまったのだろうか。
長門の告白を受けてすぐの頃は、罪悪感と興奮の葛藤に悩まされた。
今はどうだ?
罪悪感なんてもの、カケラも感じられない。
代わりに芽生えたのは、狂おしいほどの支配欲。
いや…俺はかわったんじゃない。気付いたんだ。
こうしてやることが、目の前で泣き叫んでいる長門への愛情表現なんだと。
そしてその行為に、興奮と快楽を感じられる自分が居るんだと。
さぁ、そろそろ時間だ。
長門、今回はきちんと再構成してから学校に行くんだぞ?
そのままじゃとても授業なんて受けられないからな。
部室を出る前に、やかんに入っているお湯を処分しなければ。
やかんに触れてみる。結構な時間がたったとは言え、まだ少し熱いかな。
かなり熱めの風呂ぐらいか。
やかんを手に取り、トランクケースにお湯をかける。
ほとんどが床に零れたが、何分の一か隙間から入り込んだだろう。
確実に鍵をかけたのを確認し、俺と長門は教室に向かった。
559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 02:08:08.50 ID:ATCf4/eoO
今日も長門は俺の命令をきちんとこなし、俺を十分に満足させてくれた。
昼休みにも部室に顔を出し、ハルヒの前で喉深くに放った。
そして放課後。
古泉たちには今日の部活は中止だと伝えてある。
古泉の機関はそういえばハルヒの行動を逐一把握しているんじゃなかったか?
それでも何もアクションを起こさないということは、閉鎖空間を作るような事態でもないということか。
いや、ハルヒのことだ。ここまでされてもなお喜んでいるかも知れない。
「開けてやろうか」
実に20時間ぶりの解放。
どうなっているだろうか。
処女のままバイブをねじ込み、
固定したままスイッチを最大にし、
後ろ手に縛って身動きを封じ、
目隠しで視覚を奪い、
体を折りたたんでやっと入るほどのトランクケースに入れて、
食事も与えず、水も与えず。
さぁ、至福のときだ。
562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 02:22:38.25 ID:ATCf4/eoO
ガチャリ
まず感じたのは、むせ返るような匂いとバイブの音。
汗と、尿と、愛液の交じり合ったにおい。
タオルは涙でびしょびしょに濡れていて、頬には幾筋もの涙の後が乾いている。
口からは涎と泡が垂れ流しの状態で、エグ、ウグと意味のない言葉を発している。
股間では未だにバイブが暴れ続けている。
破瓜の血は愛液で綺麗に流し落とされ、何度吹いたか解らない潮は今も太ももを伝っている。
汗で全身が照らされ、蛍光灯の光を反射する。
トランクを開けられたことにもまだ気付かないのだろう。
永遠かと思われるような閉所快感地獄から抜け出せていない。
…これが、性の究極の美。至高の美しさだ。
565 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 02:36:53.04 ID:ATCf4/eoO
タオルを外して、目隠しと拘束を解いてやる。
ハルヒは未だに焦点の合わない両目で虚空を見つめ、涙を流し続けている。
バイブが、ちょうどバッテリー切れでゆっくりとモーター音を止ませた。
抜いてやると、ぬちょり、と凄い音を立てて糸を引いた。
直後、決壊したダムのようにプシャアアと尿が噴き出す。
だらしなく緩んだ襞は昨日まで処女だったということを忘れさせる。
表情は、静かに泣きながらワラッている。
…なんて、愛しいんだ。
思わずハルヒを抱きしめた。
長門でさえこんな儚い表情はできない。
20時間という長い肉体的な苦痛と快楽による拷問と、不安感、そして愉悦に満たされたモノが見せる顔。
ああ、初めて壊れることを恐れて抱きしめた。
壊れないよう、大切に、大切に。
「ご、しゅじ…さ、まぁ…こわ…もう…も……たす…け…こわれ……ふぇ…ぇ…」
「ハルヒ」
ただ、ただ、抱きしめた。
617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 11:52:31.43 ID:ATCf4/eoO
「脱水症状を起こしている。水分補給が必要」
長門が言う。
さすがに20時間補給なしで水分出しっぱなしだったからな。
だがハルヒが望むならばいくらでも脱出の余地はあった。
それでも今ここでハルヒがされるがままになっているという事は、これもハルヒ自身が望んだ事なんだろう。
長門、悪いが水を汲んでくれ。
「はい」
コップに注がれた水をハルヒの口にあてがう。
弱々しいながらも、コクコクと喉を鳴らす。
壊れてしまったその瞳は虚空を見つめ、口元からだらし無く水を零しながらも、表情は恍惚そのものだ。
愛されたい者に愛されず、触れて欲しいのに突き放され、
暗闇の中でひたすら苦痛と不安に耐える。
そんな拷問のような行為さえ、コイツには至高の愛情表現として映るのだろう。
そして俺も、そんなハルヒを陥れる事に愛を感じる。
619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 11:58:45.69 ID:ATCf4/eoO
水を飲み終えると、俺にしがみついて来た。
「…ご主人様…」
その力はあまりに弱々しく、強く抱き返せば壊れてしまいそうだ。
…それを壊してみたいと思う俺は、異常なんだろうか。
「ハルヒ、口を開けろ」
返事は返さないが、力なく口を半開きにするハルヒ。
下唇を伝って、唾液が糸を引いて垂れ落ちる。
この儚い姿は、俺を興奮させる材料としては十分だった。
いきり立った棒をさらけ出す。
さすがにこの状態で自分から擦り寄って来る事は出来ないが、
半開きになった口に挿入しても抵抗する素振りを見せない。
それどころか、弱々しく吸い付きながら舌を這わせようとしてくる。
健気だ。だからこそ、壊してしまいたい。
ハルヒの頭を掴み、ゆっくりと喉奥深くまで棒を突き立てる。
イラマチオのように激しく動かす訳でもなく、ただゆっくりと侵入する。
「…っ!」
620 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 12:02:52.38 ID:ATCf4/eoO
ほとんど根元まで押し込むと、咳込み鳴咽を漏らし始める。
それでも、逃げようとはしない。
涙を浮かべ激しく咳込みながらも、喉深くで自分を犯しているモノを満足させようとする
健気だな、ハルヒ。俺に尽くす雌奴隷の姿は更に興奮を呼び、俺の性器を痛い程膨脹させる。
ゆっくり引き抜き、ゆっくり押し込み。
単純かつ大味なストロークを繰り返していくうちに、ハルヒの瞳が上に上に移動し始める。
気絶寸前。
その表情がとどめとなり、俺はハルヒの口で果てた。
「ハルヒ、飲み込むな」
621 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 12:03:40.53 ID:ATCf4/eoO
忘れてはいけない事があった。
ハルヒを愛しながらも、ずっと頭の中で残っていた事。
この光景を切なげに見つめている長門である。
主人を独占できないジレンマ、他の奴隷の嬲られる姿への嫉妬、それらを受けて興奮している長門。
「長門、お前も欲しいか」
「はい」
自分を見てくれた事の歓喜で、頬を紅潮させて答える長門。
だが残念ながら今ハルヒに与えたばかりで、俺は疲れてるんだ。
欲しいならハルヒと仲良く分け合え。
「はい」
622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 12:05:14.37 ID:ATCf4/eoO
口の中の精液を零さぬように唇を固く締めているハルヒに近付く長門。
長門の薄い唇が、ハルヒの衰弱しきって変色した唇に重なる。
目の前で行われる2匹の奴隷の口づけ。
互いに相手の口内を舌で掻き回し、精液を奪い合うように絡み合う。
長門の手がハルヒの首筋に回る。
ハルヒも長門の腰に手を回す。
同性である事を忘れさせる、美しい接吻。
二人の唇の間で白く泡立つ精液を求め、より深く相手の唇を貪る。
あまりにも美しい光景。形に残そう。
そう思った俺は、携帯のカメラを起動して二人にシャッターを合わせた。
623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 12:08:56.30 ID:ATCf4/eoO
とりあえず俺にできるのはここまでだ…
エロ初挑戦だったが、こんなに難しいもんだったとはorz
自分の語彙の少なさに驚愕した。
こんな中途半端な形になってしまって申し訳ない。
保守&支援してくれた方々thx。
また新しくスレ立てると思うからその時はよろしく。
629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/05(土) 12:14:32.64 ID:ATCf4/eoO
続きなりオリなり書いてくれる人いたら頼む。
ここからは読む側に徹するわ