古泉と出木杉を同じ部屋に閉じ込めてみた


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:02:46.87 ID:FJPvM0200

ガチャッ

古泉「おや、こんにちは」
出木杉「あ、こんにちは。…ところでここは一体?僕は自分の部屋に入ったつもりだったんだけどなあ」
古泉「僕も部室に入ろうとしたらこんな殺風景な部屋に…閉鎖空間の類でも無さそうですし、見当もつきません。困ったものです」
出木杉「言う割には結構寛いでません?お茶飲んでますし」
古泉「だって暇なんですもん。良かったらどうです?少しお話でも」
出木杉「扉も消えちゃったし…当分出れそうにもないなあ。
と言う事は僕も暇になる訳だし、構いませんよ」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:05:21.00 ID:FJPvM0200

古泉「ではお座り下さい」
出木杉「何で部屋中真っ白なのに卓袱台だけ茶色なんでしょうね」
古泉「卓袱台だからでしょう。あ、お茶どうぞ」
出木杉「どうもどうも…というかあなたって、あの古泉さんですよね?」
古泉「あの古泉さん、とは」
出木杉「ほら、スズミヤなんたらのなんとかというのに出てる…」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:08:56.12 ID:FJPvM0200

古泉「御存知でしたが。意外です」
出木杉「前に野比くんがアニメのDVDやらなんやらを貸してくれたことがあったんですよ。
正直僕には良く分かりませんでしたが、野比くんはあなた方の世界に夢中みたいです」
古泉「それは光栄な事ですね。しかしあなたが住む世界は僕等の世界とは比べようの無い程
全年齢に知名度の高い国民的アニメだ」
出木杉「でもそれは僕のおかげではありませんよ」
古泉「僕だってそうです」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:11:53.27 ID:FJPvM0200

古泉「まあ脇役があってこそ成り立つ世界もあるでしょう」
出木杉「いやでも、古泉さんは僕より何倍も出番が多いし、活躍もしてる。立派ですよ」
古泉「そうでしょうか。貴方はえらく様々な面で努力してる様に思われますが…」
出木杉「自分の為ですからね。カメラが回って無いところでも僕には僕の生活がありますから。」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:15:46.00 ID:FJPvM0200

古泉「あなたと話しているとまるで小学生と会話しているような気がしない」
出木杉「あはは、そうですか?」
古泉「その歳できちんと自己を持っているなんて凄い事ですよ。その点僕は周囲にばかり目を向けてしまう」
出木杉「周囲とはスズミヤさん達の事ですか?」
古泉「まあそれもあるんですが、結構下らないところも気にしてしまう事もありますよ。たとえばネット上での扱いとか。」
出木杉「ネット上か…。結構好き勝手弄られてますよね、僕達。」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:18:25.85 ID:FJPvM0200

古泉「所詮そんなのは他人から見た偏見や妄想にしか過ぎないのに馬鹿みたいですよね」
出木杉「でもやっぱり自分が悪い風に書かれてたりしたら嫌ですよ。実際僕は嫌です。
何でたって僕が野比くん達をドラえもんくんを利用して襲撃したり静香ちゃんをレイプしなきゃならないんでしょうか」
古泉「レ…レイプって…」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:22:20.36 ID:FJPvM0200

出木杉「というか世には溢れる程女性がいる訳で、何故皆僕を静香ちゃん一人に執着させたがるのでしょうか?
そりゃ作中の僕は静香ちゃんに好意を持って接してますけど」
古泉「まあ貴方の作品では主要人物の中での女子は彼女ぐらいしかいませんからね。
母親などの大人たちは例外とすると」
出木杉「成る程…まあ大体僕はその主要人物の中にも入って無いわけですからあんまり
偉そうな口を聞けたものではないんですけど」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:26:34.87 ID:FJPvM0200

古泉「出木杉くん…」
出木杉「しかし主要キャラにだってきっと不満はいっぱいあるでしょうね。現に古泉さんだってそうな訳ですし」
古泉「ええ…まあ。…やはり一番屈辱的なのがあの過剰なゲイ扱いです。
ネタだろうが腐女子さん方の妄想だろうが、辛い事には変わりません」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:30:27.53 ID:FJPvM0200

出木杉「ある種朱今一番勢いがあると言っても過言では無い作品ですからね。
ファンの数だけ根も葉もない妄想の世界も広がると…」
古泉「まあ僕に汚点があるといえばそれまれですけどね。
作品上の僕は確かに彼と話す時に顔を良く近づけますし、それ以外にも諸々と」
出木杉「でもそれだけでゲイ扱いされてもたまったもんじゃないでしょう」
古泉「まあ…そうなんですけど」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:34:18.16 ID:FJPvM0200

古泉「仕方無いですよ。特に暴走が酷いとされる腐女子さん達だって
立派な小説等の売上に献上なされてる訳ですし。
寧ろ彼女達は一旦嵌ったものには容赦なくお金をつぎ込んでくれる傾向もある」
出木杉「それを言ったら男性のオタクの人たちだって変わりありませんよね」
古泉「そ…そう言われるとそうですが…」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:37:33.09 ID:FJPvM0200

出木杉「それにしたって凄いんでしょう?貴方とキョンさんがどうたらしてる同人誌の数って」
古泉「良く知ってますね…同人誌とか…。小学生なのに…」
出木杉「止まってるのは作品の中の時間だけですからね。
思うにやっぱり決めてはルックスなんでしょうね。全体的に作画は綺麗だし、目はキラキラで、体つきがすらりとしている
貴方達は彼女達の格好のターゲットだ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:42:01.69 ID:FJPvM0200

出木杉「それに比べて非八頭身で昔ながらの絵柄の僕等は標的にはされにくい。
まあ声優の方々が変わってからは作画を少し現代風に変えた傾向はありますが元が元ですし」
古泉「あはは、分析してますね。」
出木杉「暇なんですよね基本的に。家に帰っても勉強したりしてるだけなんで、色々考えるんですよ」
古泉「はあ」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:45:22.28 ID:FJPvM0200

出木杉「正直何十年も同じ設定の中で生きてるともう様々な物を持て余してしょうない」
古泉「それは辛いですか、やはり」
出木杉「別に。カメラが回って無いところでは結構好き勝手出来ますからね。パソコン弄るとか、その程度は」
古泉「あ、基本的に僕もそうですよ。どこの世界も結構一緒なんですね」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:47:33.96 ID:FJPvM0200

出木杉「っと!このままではただの愚痴大会で終わってしまいそうですし話題の傾向を変えますか!」
古泉「そうですね。じゃあどんなものにしましょうか」
出木杉「うーん。そうだなあ…じゃあ同じ作品に出てるキャラクターに一言、みたいな」
古泉「いいでしょう。ではあなたから」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:52:21.53 ID:FJPvM0200

出木杉「じゃあ主人公の野比くんへ。応用力と言うか、何事にも学習しない事は良くない事だと思うなあ」
古泉「あはは、何時も道具を借りて調子に乗って、最後は悪事がばれてみんなに追いかけられて
空中に浮いてエンドですもんね。どうやってやるんでしょう、あれ」
出木杉「言ってしまえばマンネリですよね。毎話毎話似た様な話ばかりというか」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:55:40.35 ID:FJPvM0200

古泉「まあそれだけ回を重ねているんですもん、仕方ありませんよ」
出木杉「そうですよね。えっとじゃあ次はドラえもんくん。
何で野比くんが困った時に前回出したあれを出せば良いのにまたもや同じような効果を発揮する
別の道具を出すのかな?これも回を重ねる上での避けられない道なんでしょうか」
古泉「そうですねえ。全く効果が被らない道具を何個も考えるのは限界があるでしょうし」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 16:59:31.50 ID:FJPvM0200

出木杉「とある回での話なんですけどね。
まだ使える玩具を捨ててしまう骨川くんに対して野比君達と共にドラえもんくんが
憤慨するシーンがあるんですよ。物を無駄にするな、そういう事から環境破壊につながるんだって。
改めて考えると彼、あんまり人の事言えてませんよね」
古泉「た…確かに…」
出木杉「まあ基本はギャグアニメなんで細かいとこ指摘してったらキリがないんですが」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 17:04:11.76 ID:FJPvM0200

出木杉「しずかちゃんはまあ…したたかの一言につきるというか。」
古泉「臨機応変な方ですよね」
出木杉「まあぶっちゃけ早い話が八方美人ですね。でもいいんじゃないでしょうか、それで。
良い顔されたり親切にされて腹を立てる人はいないだろうし。何より彼女は美少女設定ですから。
可愛い子だったらなおさらですよ」
古泉「それを言ったら僕の世界の人たちにも色々言えてきますね。やっぱりルックスって大切なんでしょう」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 17:08:43.65 ID:FJPvM0200

出木杉「えっと次は剛田くん…良いと思いますよ彼、少々横暴な所はありますが。
普段は乱暴だけどいざという時は情に厚いですし家族への思いやりもある。
一見ただの肥満児なのに案外喧嘩も強いし、何だかんだで周りから慕われてると思いますよ。
でなきゃガキ大将なんてできないでしょう」
古泉「でもやっぱりのび太くん達から玩具等を取り上げる行為は良くないですよね」
出木杉「僕もそうは思いますが被害を喰らったことはないんで。だからこんなに高く評価が出来るのかも」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 17:13:13.78 ID:FJPvM0200

出木杉「骨川くんに至っては…なんというか…。言い辛いけそ正直金銭的な面しか取り柄がないというか。」
古泉「しかも大財閥の御曹司って訳でも無いですしね。失礼ですがただの小金持ち程度というか…。」
出木杉「良く劇場版になると剛田くんの男気がアップするって言うじゃないですか。
というか僕が思うに野比くんも全然別人だと思うんですけどね。
骨川君はそれらと反比例するかの様に余計にヘタレ度アップしてると思いません?」
古泉「二言目には『ママ〜』ですもんね…」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 17:18:09.60 ID:FJPvM0200

出木杉「しかしそれが彼の在るべき立ち位置なんです。彼が情けない姿を見せる、
それを野比くん又は剛田くんが勇気付ける事で彼らの株は急上昇です。
言うならば骨川くんは引き立て役の鏡ですよ」
古泉「それがほぼ何のとりえも無い彼が長年にわたって主要人物に数えられる秘訣という訳ですか…」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 17:23:45.79 ID:FJPvM0200

出木杉「あー、喋った喋った。頬が痛いや。じゃあ次は古泉さん、貴方です」
古泉「僕ですか…。正直言ってあの…涼宮さん、長門さん、朝比奈さんには非常にコメントしがたいです。作品の構成上…」
出木杉「長門さんと朝比奈さんというと…えーっと…長門さんが灰色のショートヘアの方で、
朝比奈さんがロングヘアーの巨乳の方ですよね?」
古泉「ええ、そうです」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 17:30:52.18 ID:FJPvM0200

出木杉「あれってまあスズミヤさんがキョンさんに惚れてる事は明確ですけど
あの2人はどうなんですか?本当のところ…」
古泉「いやー…それは僕にも流石に。問い合わせるなら原作者の方に…」
出木杉「でもそうだったらちょっと面白く無いですよね。3人とも一応美少女設定なんでしょう?
ルックスは見るからに平凡ですし性格もそこまで善良とは言い難い彼が
そんな彼女達全員の心を射止めるなんて納得がいかないな」
古泉「まあ主人公ですから、彼は」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 17:37:09.42 ID:FJPvM0200

出木杉「それに比べて貴方は美形設定じゃないですか。何故彼女達が貴方相手に初対面で少し頬染めるぐらいの
描写も作らないんでしょうか、製作者は」
古泉「うーん、朝比奈さんはともかくとしても涼宮さんと長門さんがそのような反応を作中で見せるのはまず考えられないでしょう。
少なくとも僕に対しては、ですが」
出木杉「古泉さんはあの3人の中に意中の女性がいたりするんですか?」
古泉「あはは、それは流石にここで語る事ではありませんね」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 17:41:52.44 ID:FJPvM0200

出木杉「それにしても女性陣の中でファンに受けが一番いいのって誰なんでしょう?」
古泉「ネットの反応を見る限りでは長門さんの人気がダントツですね」
出木杉「長門さんが!?意外だなあ。てっきりヒロインのスズミヤさんかいかにもな朝比奈さんかと…」
古泉「容姿も整っていて性格も癖が無く善良という朝比奈さんみたいな完璧な存在に近い女性は
最近ではあまり受け入れられない傾向があるのかもしれませんね。飛び出た個性が無いという事なのでしょうか」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 17:46:17.62 ID:FJPvM0200

出木杉「まあ無口でクールなキャラっていうのは昔から受けが良いですしね。
しかしそれは男性キャラに強い傾向があると思ってましたが今はそうでもない、と。
それに腐女子や一部のオタクからはロリ顔巨乳というやっぱりいかにもなキャラって
あまり人気を得られないようですし」
古泉「まあ今は様々な属性があるみたいですからね。」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 17:52:16.31 ID:FJPvM0200

出木杉「腐女子といえば不思議なのは何故キョンさんがそっちの世界であれ程の人気があるかって事ですよ」
古泉「というと?」
出木杉「だって彼、色黒だしもみあげは不自然だし目だって大きくもなければキリリともしてないでしょう?
彼のどこに『萌え』要素があるかは僕には全く分からないんですよ」
古泉「まあ結論的にいえばそれはやはり彼が主人公だからじゃないでしょうか?」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 17:55:31.31 ID:FJPvM0200

出木杉「作品の中では補正は出来てもファンからみればキョンさんのルックスや性格はそのまま
その眼にその耳に受け入れられてる訳じゃないですか。
幾ら主人公といえどそれだけじゃ…と思うんですが」
古泉「うーん…。その平凡ってところがいいんじゃないでしょうか。
取り柄の無いあたしがモッテモテ!?みたいの好きじゃないですか、女性って」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 18:01:26.11 ID:FJPvM0200

出木杉「はあ…。つまりその手の女性達はキョンさんをヒロイン視してるって事ですよね。逞しいなあ」
古泉「あ…そういれば確かにありますよ。『涼宮ハルヒ』の登場人物を性転換してるネタって」
出木杉「わー、そりゃすごい…やっぱりそういうのも腐女子達の産物なんですか?」
古泉「いや、普通に男性が女体化した彼にムラムラしてる男性のオタクもいるんじゃないでしょうかね」
出木杉「女体化された古泉さんにムラムラする男性のオタクはいないんですか?」
古泉「どうでしょう。やはり僕はどこにいっても変態キャラですから…」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 18:07:29.87 ID:FJPvM0200

出木杉「結局そこに行きつく訳ですか」
古泉「ええまあ…致し方ない事ですね。もう制作者も狙ってるふしもあると思いますし。
ただ僕は僕であり二次創作等で描かれている僕は偽物に過ぎませんしね」
出木杉「まあ僕等も製作者の手によって動かされてるフィクションにしか過ぎないですけど」
古泉「それもそうなんですけどね」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 18:11:11.01 ID:FJPvM0200

出木杉「何かそう考えると何もかもどうでも良くなってきますよね。
作中での僕等の立ち位置だとか、物語の考察とか」
古泉「まあでも僕等はその作品に生かされてるんですけどね」
出木杉「む、言いますね」
古泉「設定上では年上ですからね」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 18:12:54.39 ID:FJPvM0200

出木杉「わ、お茶すっかり冷めちゃってる」
古泉「どの位経ったんでしょうね、時間。」
出木杉「あ」
古泉「?」
出木杉「扉が」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 18:15:16.78 ID:FJPvM0200

出木杉「何時の間に現れてたんだろう」
古泉「出ますか?」
出木杉「ええ。明日漢字テストがあるんです。一応勉強しなきゃ」
古泉「それはそれは、頑張って下さいね」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 18:17:21.55 ID:FJPvM0200

出木杉「貴方は?」
古泉「出ますよ。ただもう少しここにいようかと」
出木杉「何故?」
古泉「僕、こんな風に自分の意見を吐き出せる機会って中々なかったんで。
もう少しその余韻に浸りたいんですよ。」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 18:18:50.59 ID:FJPvM0200

出木杉「そうですか」
古泉「ええ」
出木杉「僕も滅多にない体験をして楽しかったです。出来ればもっと貴方と話したい位だ」
古泉「あはは、そうですか」
出木杉「でもやっぱり僕には僕の生活があるんで。戻らなくちゃ。元の世界に」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 18:21:35.87 ID:FJPvM0200

古泉「お互い、色々不満や辛い事はあるでしょうが頑張りましょうね」
出木杉「ええ!」
出木杉「…じゃあ、本当にこれで」
古泉「またいつか、お話しましょう」
出木杉「必ず」
出木杉「では、さようなら」
古泉「ええ、」

ガチャッ パタン

古泉「…さようなら」

終 

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/02(水) 18:26:11.67 ID:FJPvM0200

ただ思い付きで書いて行っただけなのになんとか終わられる事が出来た。
支援してくれた人有難う。



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