キョン「長門・・・何読んでるんだ?」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 14:02:44.12 ID:AB+EBwXYO

長門「・・・・セレビッチ・・・」

キョン「どんな本なんだ?」

長門「・・・・・」チラッ

キョン「・・・・(明らかにスイーツが読みそうな雑誌だ)」

キョン「面白いのか?」

長門「ユニーク」

キョン「・・・・」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 14:13:26.31 ID:AB+EBwXYO

キョン「ちょっと見せてみろ」

長門「・・・どうぞ」

キョン「どれどれ・・・・」

・髪の毛の上手い盛り方
・男を上手に落とす方法
・SEXの痛い体験談
・モテ子とブサ子の違い


キョン「・・・・(酷い・・・内容だな)」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 14:33:54.10 ID:AB+EBwXYO

キョン(長門がどのコラムを読んでたのかは多少気になるが、早急にこの本を取りあげないとな・・・・)

キョン「長門、この本は止めといた方がいいんじゃないか?」

長門「どうして?」

キョン「長門の為にならない」

長門「そんなことはない」
キョン「じゃあこの本からどんなことを学んだんだ?」

長門「・・・・モテ子はバッグの中に消費者金融のティッシュをいれない」

キョン「・・・・・・」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 14:41:35.99 ID:AB+EBwXYO

キョン「俺は長門にこんな本読んで欲しくない」

長門「・・・返して」ジーッ

キョン「そんな目で見ても駄・・・・・」

長門「・・・・・」ジーッ

キョン(い、いかん・・・。そんな目で見つめられると・・・・)

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 14:47:04.66 ID:AB+EBwXYO

キョン「とにかく駄目なもんは駄目だ」

長門「・・・・・」

キョン「今度、図書館に連れてってやるから、な?」
長門「・・・・スイーツ・・・・」

キョン「へ?!」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 15:04:16.75 ID:AB+EBwXYO

長門「・・・スイーツというものを味わってみたい」

キョン「図書館じゃなくてか?」

長門「・・・」コクッ

キョン「わ、わかった。じゃあ美味しい店調べてお(ry」

長門「・・・・半径20km以内を検索・・・・・3,640件見つかった・・・・レビューの5つ星をさらに絞りこむと・・・・」


キョン「ば、場所はおまえに任せていいか?」


長門「・・・・」コクッ

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 15:18:42.10 ID:AB+EBwXYO

キョン「それじゃあ都合のいい日にちと、どこへ行くのかが決まったら、またメールしてくれよ」


長門「・・・・・」コクッコクッ

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 15:24:36.10 ID:AB+EBwXYO

キョン(長門があの雑誌を読むのを止めてくれてホッとしたぜ。スイーツ(笑)になった長門なんて想像できないもんな)


――――――――――――――

長門(・・・・あの雑誌を利用したことにより、彼とデートに行く約束を取り付けた・・・これは、またとないチャンス)

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 15:45:26.53 ID:AB+EBwXYO

プルルルル

キョン「おっ、長門からメールだ」カチャ


――――――――――――――
題名:
詳∪ぃ日程が決まった\(^o^)/

本文:
〇月〇日(〇) 10時 □□駅の前に集合☆

遅れなぃで(^3^)/

――――――――――――――

キョン「な、長門さん・・・・・?」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 16:12:52.42 ID:AB+EBwXYO

キョン「ああ、わかった。遅れないから心配するな・・・・っと送信」

〜〜〜〜〜〜30分後〜〜〜〜〜〜
プルルルル
キョン「んっ」カチャ
――――――――――――――
題名:
∪゛ゃあまた今度○日に(´艸`)ハート

本文:
逢ぇる日を楽∪みに∪てぃる(*^^*)

――――――――――――――
キョン「・・・・がんばって慣れないメール打ったんだな・・・・(それはそれで可愛い気もするが)」

キョン「俺もだぞ^^・・・っと送信」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 16:27:20.80 ID:AB+EBwXYO

一方、長門の家では

プルルルル、カチャ
[俺もだぞ^^]

長門「・・・セレビッチ、読んでいて良かった・・・・」

[メールの内容を保存しますか]
[はい]ピッ

長門「・・・彼が積極的に話しかけてきてくれる。彼が私だけを見てくれる」

長門「・・・・・・・・」

長門「・・・・・スイーツの知識インストール完了・・・・・続いて○○、○○、ブツブツブツ」キィーン

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 16:48:51.28 ID:AB+EBwXYO

――――――――当日―――――――

キョン「ふう・・・・何とか遅刻せずに来れたぜ。ちゃんと自転車も駐輪所に泊めたしな」

・・・・・・・・・・

キョン「ん・・・?やけに可愛い娘がこっちに向かって歩・・・・」


キョン「・・・・・・・・」


キョン「な、長門?!」

長門「・・・・・お待たせ」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:02:02.05 ID:AB+EBwXYO

―――――――――――――

キョン「ど、どうしたんだ!?化粧までして・・・・」

長門「・・・・変?」ジーッ

キョン「い、いや、綺麗だぞ長門」

長門「そう」

キョン(驚いた・・・・。谷口に見せてやりたいくらいだぜ。今の長門なら、ヤツも間違いなくAAAをつける。確実にな)

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:26:40.65 ID:AB+EBwXYO

谷口が女の子のランク付けとかしてなかったっけ?
アニメでそんなことを言ってたような・・・・うろ覚えだ
あと打つ速度が遅くてすまん


長門「・・・・服」

キョン「へっ?」

長門「服・・・・変じゃない?」

キョン「変じゃないとも。似合ってるぜ長門」

長門「・・・そう///」

キョン「おう。・・でどこの店に行くんだ?」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:45:04.31 ID:AB+EBwXYO

長門「このお店」

キョン「良さそうな所じゃないか」

長門「そう」

キョン「それじゃあ入るか」
長門「・・・・」コクッ


みくる「あっ!もしかしてあれってキョン君じゃないですかぁ〜?キョンく〜ん!!」

鶴屋「あれ〜、奇遇だねぇ」

長門「・・・・・!!?」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 18:01:55.71 ID:AB+EBwXYO

鶴屋「はは〜ん。キョン君、女の子と2人でデートかい?」

キョン「ははっ・・・そんなんじゃないですよ」

みくる「ふえぇ〜、もしかして長門さんですか?見違えましたぁ〜」

長門「・・・・・・」

鶴屋「キョン君もすみにおけないねぇ〜。」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 18:14:40.68 ID:AB+EBwXYO

鶴屋「デートの邪魔したら悪いし、そろそろ行くにょろ。みくる、行っくよ〜!!」

みくる「ふえぇ〜。それじゃあキョン君、また今度」

キョン「はい、それじゃあまた。ははは・・・」

長門「・・・・・」ホッ

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 18:30:27.15 ID:AB+EBwXYO

キョン「それにしても女の子だらけだな」

長門「・・・・・・」モグモグ

キョン「こういう所あまり来たことがないから新鮮ではあるが・・・って、ん?」
長門「・・・・」モグモグ

キョン「美味いか?長門」
長門「・・・・・」コクッ

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 19:08:07.07 ID:AB+EBwXYO

長門「・・・・」スッ

キョン「ん?何だ?」

長門「食べて」

キョン「お、おう。あ〜ん」パク

長門「美味しい?」

キョン「モグモグ・・・おう、美味しいぞ。ありがとな」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

長門「・・・・」スッ

キョン「も、もういいぞ長門」ゲフ

長門「そう」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 19:40:47.34 ID:AB+EBwXYO

店員「ありがとうございました」

キョン(心配はしていたものの、見た目がスイーツなだけあって、いつもの長門となんら変わりはないようだ。)

キョン(それにしても化粧をしただけでこんなに綺麗になるとは・・・周りの視線が少し気になるな・・・)

長門「どうしたの?」ジーッ
キョン「な、何でもないぞ(いかん・・・まともに目を合わせられん)」

長門「そう」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 19:59:30.09 ID:AB+EBwXYO

キョン「時間がまだあるな・・・どこか行きたい所とかあるか?」

長門「映画・・・」

キョン「映画館だな。よし、行くかっ」

―――――――――――――――

キョン「さて、どの映画を見ようか・・・」

長門「恋宇宙」

キョン「なんですと!!」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 20:08:32.57 ID:AB+EBwXYO

キョン「ガチガチのラブロマンス映画じゃないか・・・いいのか?」

長門「・・・」コクッ

長門「あなたと一緒に見たい」

キョン「そ、そうか・・・・それじゃあ入るか」

長門「・・・・・・」コクッ

キョン(見た目だけだと思っていたが、このままだと中身までスイーツになってしまうのではないだろうか・・・早くどうにかしないと・・・)

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 20:19:35.63 ID:AB+EBwXYO

長門「ポップコーン・・・・」
キョン「シアターに入る前に買っていくか。大きさはどうする?2人ならMサイズで十ぶ(ry」

長門「Lサイズ」

キョン「ば、バケツの大きさくらいあるぞ・・・。食べられるのかよ」

長門「・・・・」コクッ

キョン(こういう所は長門らしい・・・)ホッ

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 20:35:30.98 ID:AB+EBwXYO

キョン(な、なんだ突っ込みどころが多すぎだろ・・・この映画)ヒョイ、パク

長門(スイーツ知識etc...をインストールしておいて良かった・・・)グワシ、モシャモシャ
キョン「!?」ヒョイ、ヒタ
長門「!?」ヒョイ、ヒタ

キョン「(す、すまん長門)」///

長門「(こちらこそ)」///

長門(ベタな展開に男の子はぐっとくる・・・セレビッチ143ページの通り)////


長門(バージョンup・・・・更新中・・・・・・ブツブツブツ)キィーン―――――――――――――――

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 21:16:42.14 ID:AB+EBwXYO

「宇宙が全て、恋で包まれればいいのにね・・・」ガクッ
「加南子ぉ、おいしっかりしろよ!!かなこおおぉぉ!!!!」〜♪(スタッフロール)

キョン(何をわけのわからんことを言ってるんだ・・・このヒロインは・・・・って、ん!?)

長門「ひっぐ・・・・うっ・・・・ひぐ・・・・・」ポロポロ


キョン(な、ながとおおおおおおおおお!!)

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 21:43:37.20 ID:AB+EBwXYO

ザワザワザワザワ

キョン「長門・・・泣き止めよ。ほらハンカチ」スッ

長門「ありがとう・・・ひっく・・・」ポロポロ

キョン「ちょっとそこで休憩するか」

長門「・・・・・あなたは・・・」
キョン「んっ?」

長門「・・もし・・私が死んだら・・・・どう思う?」

キョン「悲しいに決まってるさ。立ち直れなくなるくらいにな」

長門「・・・・・・・・・・そう///」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 21:55:19.74 ID:AB+EBwXYO

キョン「大分暗くなってきたなぁ」

キョン「そろそろ帰るか。送っていくよ」

長門「・・・待ってッ」キュッ

キョン「どうした?長門」

長門「行きたい・・・・所がある」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 22:12:35.86 ID:AB+EBwXYO

長門「手・・・・・繋いでいい?」

キョン「お、おう」

長門「・・・・・・・」ギュッ

長門「♪」

キョン(どこへ行くつもりだ?)

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 22:29:01.71 ID:AB+EBwXYO

キョン「ここって〇〇タワーじゃないか」

長門「このタワーの最上階からの景色は格別。来て」ギュッ、タッタッタッ

キョン「お、おいッ!待てよ長門」タッタッタッ

―――――○○タワー最上階――――

長門「・・・・・・ブツブツブツブツ」キィーン

長門「綺麗・・・。ねえキョン」

キョン「!!!な、何だ?」(長門が俺のことをこんな風に呼ぶなんて・・・)

長門「私のこと・・・・どう思ってる?」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 22:37:40.55 ID:AB+EBwXYO

キョン「どう思ってるってそんな(ry」

長門「・・・・」ガバッ

キョン「っな!長門ぉ?」

長門「私は好きで、好きでたまらない・・・・ねぇ・・・抱いて?」

キョン「そんなことできるわけ(ry」

長門「・・・」チュッ

キョン「んぐ、う・・・・(し、舌!?)」

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 22:45:38.86 ID:AB+EBwXYO

キョン「や、止めてくれ」ドンッ

ドサッ

長門「どう・・・・して・・・・」
キョン「お前らしくないぞ長門。俺は昔のオマエの方が良かったんだ!」

長門「・・・・・・・・ブツブツブツブツ」

キョン「昔の長門に戻ってくれよ・・・・・なっ?」


長門「・・・・・・・セレビッチの通りにやったのに・・・・・・・ブツブツブツブツブツブツ」

キョン「な、長門?」

長門「エラー・・・・・スイーツ・・・ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツに・・・・・・・・ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツなって・・・・・・・ブツブツブツブツブツブツブツブツエラー・・・・」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 23:04:47.12 ID:AB+EBwXYO

ドサッ・・・・・

キョン「長門・・・・・ながとぉぉぉぉぉ!!!!」

ガバッ

キョン「ひどい熱だ・・・・。待ってろ!!今救急車呼んでや(ry」

ギュッ
長門「必・・要・・・・ない・・・・」

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 23:15:29.70 ID:AB+EBwXYO

キョン「で、でもな・・・・」
長門「少し時間が経てば治まる」

キョン「そう・・・・なのか?」

長門「・・・・・・」コクッ

キョン「さっきは・・・・突き飛ばしたりして悪かった」
長門「・・・・・いい」

149 名前:ありきたりな展開で・・・・すまん[] 投稿日:2008/06/30(月) 23:36:18.36 ID:AB+EBwXYO

キョン「・・・・・俺のために、化粧したり、お洒落な格好で来てくれて嬉しかったぜ。ありがとな、長門」

長門「・・・・・・・」

キョン「でも無理に雑誌の知識や情報に合わせたりしなくていいんだ」

長門「・・・・・・でも、そうしなければ、あなたは私のことを見てくれない」

キョン「そんなことないぜ。どうでもいいと思ってる女と手を繋いだりするか?雑誌を取り上げようとしたりするか?」

長門「・・・・・・」

キョン「今回のデートも、長門だったから引き受けたんだ。そこらへんをちゃんと理解してくれ」

長門「・・・・・・・」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 23:48:00.92 ID:AB+EBwXYO

長門「・・・・・・・・わかった」コクッ

キョン「大分熱も引いてきたな。立てるか?」

長門「・・・・・」コクッ

キョン「よし、おぶって行くから背中に乗れよ」
長門「・・・・・・・」コクッ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

長門「ここでいい・・・」

キョン「大丈夫だよ。家まで送るぜ」

長門「・・・・・・・いい」

キョン「そうか・・・・。よいしょっと。じゃあ気をつけて帰れよ」

長門「・・・・・」コクッ

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 23:49:29.23 ID:AB+EBwXYO

キョン「じゃあな」タッタッタ
長門「・・・・待って」

キョン「んっ?」

長門「今日は・・・・ありがとう・・・・」

キョン「おうっ。また明日学校でな」

長門「・・・・・・」コクッ

157 名前:あと2回くらいで終わり[] 投稿日:2008/07/01(火) 00:03:22.16 ID:6hOoeVxGO

―――――――翌日、学校で―――――――

ガチャ
みくる「あれっ?長門さん今日はお化粧してないんですかぁ〜?」

長門「・・・・・」コクッ

古泉「興味深い話ですね・・・。長門さんがどうかしたんですか?」

みくる「実は〜」

ドーン

ハルヒ「みっくっるちゃ〜〜〜〜ん。新しい衣装買ってきたの!早速着るわよ!」

みくる「ふえぇ〜〜〜」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 00:09:01.44 ID:6hOoeVxGO

キョン「長門、具合はもういいのか?」

長門「いい」

キョン「今度の日曜日に図書館にでも行かないか?」
長門「・・・・・」コクッ

キョン「よし、じゃあ詳しい時間が決まったら連絡してくれ」

長門「わかった」

ハルヒ「キョン、古泉君、着替えるから出ていきなさ〜〜〜い!!」

キョン「はいはい・・・」

長門「・・・・・・・」

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 00:15:41.97 ID:6hOoeVxGO

―――――――その晩、キョンの家にて―――――――

キョン「ふわぁ〜〜」

プルプルプルカチャ

キョン「ん?長門からメールだ。」


キョン「・・・・・・・・・ははっ、長門。前のクセが抜けてねえぞ。(まあこれはこれでいいか)」

―――――――――――――――
題名:日曜日の件につぃて
本分:〇月〇日(○)10時に図書館で待ち合わせ


遅れないで^^

―――――――――――――――


fin

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 00:28:26.83 ID:6hOoeVxGO

こんな感じで終わらせていただきます

前の[長門の「マンション全焼」]よりかはマシに終わらせられたと思っています

保守・支援していただいた皆様、絵師の皆様、画像を貼っていただいた皆様、このSSを読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました

またどこかで会いましょう

最後に一言・・・・・・・保存した!!

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 06:38:03.86 ID:6hOoeVxGO

落ちた前スレで書こうと思っていた長門「マンションが火事で全焼した」の続きを書こうと思っているんだが、どうだろう?

携帯だから打つ速度は相変わらず遅いけど・・・

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 07:15:31.30 ID:6hOoeVxGO

キョン「・・・・・・・zzz」


・・・・起きて・・・・・ねぇ起きて・・・・・・ユサユサ


キョン「う・・・・・ん?」

長門「・・・・・・」ジーッ

キョン「・・・って、どわ〜〜〜〜ッ!!長門ぉ!?」

長門「起きて」ユサユサ

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 07:27:30.44 ID:6hOoeVxGO

そうか・・・長門のマンションが全焼して、俺の家に泊まることになったんだったっけな

しかし・・・・起きて目の前に制服の女の子がいたら、誰だって驚くぜ普通

この状況で驚かないのは、幼なじみがいるヤツくらいなもんだ

キョン「早起き・・・だな・・・長門」ゴシゴシ

長門「・・・・」コクッ

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 07:34:19.31 ID:6hOoeVxGO

長門「顔を洗ってきて・・・・朝ごはんは私が作る・・・」
キョン「できるのか?」

長門「・・・・できる」コクッ

キョン「じゃあお願いするか」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

パシャ、パシャ
キョン「・・・ふぅ〜」フキフキ

ドゴーーンッ!!

キョン「な、長門さん・・・?」

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 07:43:31.37 ID:6hOoeVxGO

ガチャッ
キョン「どうしたんだ!?長門!!」

長門「・・・・・」

キョン「これは・・・・・レンジでゆで玉子作ろうとしてたのか?」

長門「・・・・・・・」コクッ

キョン「・・・・朝食は俺が作るから、ここに座って待ってなさい」

長門「・・・・」コクッ、チョコン

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 07:52:57.25 ID:6hOoeVxGO

キョン「コーンフレークを買ってきておいて正解だったな」シャク

長門「・・・・」コクッ、シャク

そういえば、こいつが家に来る時、一つも荷物を持ってきてなかったな・・・

ずっと制服でいるのも可哀想だしな・・・・今日は買い物にでも連れて行ってやるか

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 08:00:01.75 ID:6hOoeVxGO

キョン「なぁ長門」

長門「・・・何?」

キョン「今日は祝日だし、〇〇デパートにでも行かないか?色々と買わなきゃいけない物もあるしな」

長門「・・・・」コクッ

キョン「よし、じゃあ飯食い終わったら、支度して行くか」

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 08:09:09.83 ID:6hOoeVxGO

キョン「よし戸締まりOK!・・・・ん?どうしたんだ長門?」

長門「・・・自転車」ジーッ

キョン「お、おい・・・。自転車で行くと2時間はかかるぞ、無理だって!」

長門「・・・二人乗り」ジーッ

キョン「警官に捕まったら面倒だぞ?」

長門「情報操作は得意・・・・」ジーッ

キョン「・・・・・わ、わかったからそんな目で見るな」

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 08:16:01.18 ID:6hOoeVxGO

警官「くぉらぁぁぁぁぁぁッ!!2人乗りするなッ!!止まれーーーーッ!!」

キョン「ひえぇぇぇッ!!ごめんなさ〜〜〜〜〜い!!」キコキコ

長門(これもまた一興・・・)
キョン「長門!スピード上げるから、しっかり捕まってろよ!!」

長門「了解した」ギュッ

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 08:30:04.43 ID:6hOoeVxGO

キョン「・・・着いた・・・ぞ。長・・・・門・・・」ハァハァ

長門「そう」

キョン「情報・・・操作は・・どう・・・したんだ?」ハァハァ

長門「あそこから警官が出てくるのは想定外だった」
キョン「そうか・・・。とり・・・あえず。どこかで・・・休憩・・しよう」ハァハァ

長門「了解」

キョン「とりあえず・・・腕を離してくれないと・・・・降りられないんだが」ハァハァ

長門「了解」パッ

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 08:42:54.20 ID:6hOoeVxGO

―――――――スターバックス店内―――――――

店員「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」

キョン「ええと、それじゃあ本日のコーヒーで」(メニューが多すぎてよくわからん)

キョン「長門は何にする?」

長門「本日のこーひー」

キョン「いいのか?他にキャラメルのやつとかがあるが・・・」

長門「本日のこーひー」

キョン「それじゃあ本日のコーヒーが2つで」

店員「かしこまりました〜。少々お待ちくださいませ。」

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 09:07:36.67 ID:6hOoeVxGO

キョン「ふう・・・・、酷い目にあったぜ。警官のおっちゃん足速すぎだろ」

長門「・・・・・・(苦い)」チュー、ゴクゴク

キョン「2人乗りなんて久しぶりだったからな〜」

長門「・・・・」チュー、ゴクゴク

キョン「・・・・・長門・・・ミルクとシロップ持ってきてやるよ」

長門「・・・・・・・」コクッ

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 13:37:23.44 ID:6hOoeVxGO

キョン「ふ〜、スターバックスのコーヒーって結構多いんだな。満腹になっちまったぜ」ゲフッ

キョン「さてと・・・まずは婦人服売場のフロアだな」
長門「・・・・」ジーッ

キョン「ん?MAP見てくれてるのか。えっと・・・・エスカレーターは・・・っと」

長門「・・・・・施設内の全てのフロアのMAPを記憶した・・・・・ついてきて」

キョン「・・・・・・」

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 13:45:41.71 ID:6hOoeVxGO

長門「?!」ビクッ

キョン「どうした?長門」
長門「動く・・・階段?」

キョン「ああ、エスカレーターを見たことがないのか。」

長門「・・・・デパートの移動はエレベーターで行くべき・・・・そうするべき」

キョン「後ろつっかえてるから早く行くぞ。俺が後ろにいてやるから」ガシッ

長門「ッ!!??」

222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 13:58:28.22 ID:6hOoeVxGO

長門「・・・・・」ユサユサ

キョン「こらっ。そんなことしたらエスカレーターが壊れるから、やめなさい!」

長門「・・・・チェーンソーみたい」ボソッ

キョン「怖いこというのもやめなさい。おっ、そろそろ着くから右足上げて」

長門「了解」スッ

キョン「その足を前に出せ」

長門「了解」タッ

キョン「よし、降りれた」

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 14:09:23.41 ID:6hOoeVxGO

キョン「大分乗り降りが上手くなったな。よしっ、着いたぞ長門」

長門「・・・・・・」ジーッ

キョン「長門〜、早くしないと置いていくぞ」

長門「・・・・・・」ジーッ

キョン「帰りも乗るから早く来なさい」

長門「・・・・・・・」コクッ、タタタッ

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 14:19:17.44 ID:6hOoeVxGO

キョン(家族と婦人服売場に来た時は居づらかったけど、長門といたらそうでもないんだよな・・・・何だろう、この差は)

長門「どうしたの?」ジーッ
キョン「いや、何でもないぞ。どこの店から回るか・・・」

長門「一番近いのはあそこ」

キョン「どれどれ・・・ってランジェリーショップじゃないか」

キョン「(いずれは行かなきゃならないんだろうが・・・)とりあえず服を見に行こう、あそこは後回しだ」

長門「了解した」

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 14:43:14.38 ID:6hOoeVxGO

キョン「こんな服はどうだ?可愛らしいぞ」

長門「・・・・・」コクッ

キョン「こっちのも、捨てがたいな・・・。どうだ?」

長門「・・・・・」コクッ

キョン「長門・・・どんな格好がしたいとかはないのか」

長門「あなたの選んだ服がいい・・・」

キョン「う〜ん・・・責任重大だな・・・こっちもいいしな。あれも・・・」

長門「簡単に選んでくれればいい」

キョン「うむ・・・・。おっ、あれは・・・」

長門「・・・・・」

229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 14:59:25.35 ID:6hOoeVxGO

キョン「服も買ったし、靴も買った・・・・あとは・・・」

長門「・・・・」スッ

キョン「あそこか・・・(婦人服は慣れてきたが、あそこは未だに踏み込んだことのない領域だ)」

キョン「・・・・・行くぞ、長門」

長門「・・・・・」コクッ


古泉「これはこれは」

鶴屋「あっれ〜?キョン君じゃないかい!長門っちもいるよ!」

みくる「な、何で2人でランジェリーショップに入ろうとしてるんですかぁ・・・」


キョン「OH!ジーザスッ!!」

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 15:22:00.84 ID:6hOoeVxGO

みくる「キョン君・・・きちんと説明してもらえますか?」

古泉「おや・・・怖そうDA♪」

鶴屋「はははははッ。キョン君、修羅場だねぃ」

キョン「朝比奈さん・・・顔が近いですよ。実は・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

みくる「そうだったんですかぁ〜」

鶴屋「長門っちも大変な目にあったねぃ」

古泉「(涼宮さんはこの事を・・・?)ボソッ」

キョン「(まったく知らん。内緒にしておいてくれないか?)」ボソッ

古泉「(こちらとしても、その方が都合がいいです。わかりました)ボソッ」

キョン「(恩に切るぜ古泉)ボソッ」

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 15:50:58.50 ID:6hOoeVxGO

鶴屋「よしっ!それじゃあアタシとみくるが長門っちのランジェリーを選んであげるっさ〜」

キョン「お願い・・・できますか?」

みくる「はい!私達に任せてくださぁい」

キョン「よろしくお願いします」

古泉「では、僕達は紳士服のフロアにでも・・・」

キョン「(古泉と買い物に行くのも気が進まないが、ランジェリーショップに入るのを免れたぜ)よし、それじゃあ長門、朝比奈さんと鶴屋さんに下着を選んでもらえ」

長門「・・・・・・・・・」

キョン(あれっ・・・無視ですか?長門さん?)

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 16:14:16.24 ID:6hOoeVxGO

―――――――――ランジェリーショップ――――――――

みくる「これなんか長門さんにぴったりじゃないかしら・・・どうかなぁ・・・・」

鶴屋「地味過ぎるにょろ。こっちの方がいいに決まってるっさ〜」

みくる「ふえぇ〜〜。」

長門「・・・・(彼に選んで欲しかった・・・)」


―――――――――紳士服フロア―――――――――
古泉「これは・・・面白い形をしていますね・・・ほらっ、象さんの形をしているアンダーウェアですよ。ほらっ。」

キョン「はしゃぐな気持ち悪い。あと顔が近い。離れろ。」

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 16:57:39.00 ID:6hOoeVxGO

―――――――――ランジェリーショップ―――――――――
長門「・・・・・」シャッ

みくる「似合ってますぅ長門さん」

鶴屋「えーッ!!みくる、あんたセンス悪いね〜」

みくる「ふぇぇっ!?」

鶴屋「スマートな長門っちには、こっちの方が似合うにょろ」


――――婦人服フロア、エスカレーター近くの非常階段――――
古泉「遅いですね・・・皆さん・・・」

キョン「そうだな・・・お前もう少しそっち寄れよ・・・狭っくるしいぞ」

古泉「ふふっ」

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 17:16:06.96 ID:6hOoeVxGO

―――――――――ランジェリーショップ―――――――――
店員「ありがとうございました」

鶴屋「いい買い物できたねぃ。長門っち」

長門「・・・・・」コクッ

みくる「キョン君と古泉君も待っているでしょうし、行きましょう」

――――婦人服フロア、エスカレーター近くの非常階段――――

キョン「ところで古泉・・・何飲んでるんだ?」

古泉「ふふっ、ナタデココです。美味しいですよ、飲みますか?」

キョン「いらん・・・。いかん、吐き気がしてきた」

「キョンくぅ〜〜〜〜ん」
キョン「おっ?帰ってきたみたいだ」

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 18:48:57.65 ID:6hOoeVxGO

保守・支援ありがとう
――――――――――――――――
みくる「お待たせいたしましたぁ」

鶴屋「いい買い物してきたよ〜。何なら見てみるかぃ?」スッ

キョン「なっ!!」

鶴屋「ははは〜ッ、冗談だよ!」

古泉「鶴屋さん、冗談はそれまでにしてください。彼には刺激が強そうDA」

みくる「ふえぇ〜///」

キョン「はははっ・・・・い、いたた、痛いって!」ギュッ

長門「・・・・」ツネッ

247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 18:56:40.64 ID:6hOoeVxGO

みくる「皆さん、それじゃあご一緒にお食事でもい(ry」ガシッ

鶴屋「それじゃあお二人ささん!ごゆっくりぃ〜」

みくる「ふえぇ〜、でもキョン君がぁ〜(ry」

古泉「それではまた・・・・・ふふ」


キョン「騒がしい人だ・・・」

長門「・・・・」クイクイッ

キョン「んっ?」

長門「・・・・」グーッ

キョン「お腹・・・・空いたのか?」

長門「・・・・」コクッ

250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 19:11:44.49 ID:6hOoeVxGO

――――――――――食道街フロア――――――――
キョン「さて・・・・・食道街って、色々ありすぎるから迷うんだよな・・・・何が食べたい?長門」

長門「・・・ついてきて」キュッ

キョン「お、おい」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

キョン「へぇ・・・・こんな所があったんだな。・・・・自分で食材を取ってきて、自分で揚げるバイキング形式の串カツ屋さんか〜」

キョン「よし、入ってみるか」

長門「・・・・・」コクッ

251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 19:19:12.64 ID:6hOoeVxGO

キョン「山芋・・・・・アスパラベーコン巻き・・・・・たこ焼きまであるのか・・・?」

長門「見て」スッ

キョン「鯛焼きか・・・?焼いた後にまた油で揚げるのか・・・?」

長門「・・・・・」ヒョイヒョイ

キョン「おいおい・・・・ちゃんと野菜も取れ」ヒョイ

253 名前:需要はあるのだろうか・・・[] 投稿日:2008/07/01(火) 19:31:58.38 ID:6hOoeVxGO

ネタが複数あったがマンネリになりそうなのでもうすぐ終わらせる

―――――――――――――――――

ジューッ

キョン「おっ、そろそろいいんじゃないか?」

長門「チーズちくわは2分半・・・」

キョン「こっちは?」

長門「鶏肉は3分・・・」

キョン「じゃあまだまだだな」

キョン、長門「・・・・・・・」

ジューッ

256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 19:56:01.73 ID:6hOoeVxGO

よし、もう少しだけがんばる
――――――――――――――
キョン「ふぅ〜美味かったなぁ長門」

長門「・・・・・」コクッ

キョン「次はどこにいこうか、本屋か?」

長門「・・・・・B1階」

キョン「えっ?」

長門「食品売場」

キョン「ま、まだ食うのか?」

長門「・・・」コクッ

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 20:03:26.10 ID:6hOoeVxGO

ガヤガヤ

長門(○○屋のケーキ・・・)ヒョイ、パクッ

キョン「ま、待てよ・・長門!」

長門「○○店の漬物・・・」ヒョイ、パクッ

キョン「ちょ・・・早いって・・・・・」

長門(〇〇産のチーズ・・・)ヒョイ、パクッ

キョン「〜〜〜〜〜〜ッ!!」

――――――――――――――
長門「はっ!彼がいない・・・・」

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/01(火) 20:17:23.80 ID:6hOoeVxGO

ガヤガヤ

キョン「はぁはぁ・・・長門のやつ・・・どこにいったんだ?」

キョン「これだけ人が多いくて、広いと、どこを探せばいいのか・・・」

キンコンカンコン
「お客様にご連絡申し上げます。お客様の中に〇〇様、○○様はいらっしゃいませんか?1階南側の迷子センターにて長門有希様が・・・・」


キョン「・・・・・・」

264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/01(火) 20:37:08.53 ID:6hOoeVxGO

―――――――迷子センター―――――

ガチャ
キョン「長門!」

長門「・・・・・!?」ガタッ

キョン「心配したんだぞ」
長門「・・・・・・・」ギュッ

社員「良かったわねぇ。有希ちゃん」

長門「・・・・・・」コクッ

キョン「どうも、ありがとうございました」

キョン(デパート内に知り合いがいたら・・・考えただけで恥ずかしい・・)

267 名前:あと5レスくらいで終わる[sage] 投稿日:2008/07/01(火) 21:11:42.72 ID:6hOoeVxGO

―――――――――――――――
キョン「それじゃあ、そろそろ帰るか」

長門「・・・・」コクッ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

キョン「自転車がない・・・。ぱ、パクられたのか・・・?」

長門「・・・あれ」スッ

キョン「撤去の貼り紙・・・・?ま、マジかよ」

長門「・・・・・・・」

268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 21:22:39.89 ID:6hOoeVxGO

キョン「電車で帰るか・・・」

長門「コクッ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

次は〜○○駅、○○駅

長門「・・・・」スッ

キョン「お、おい・・・。俺達が降りる駅はまだだぞ?」

長門「・・・あなたに一つ、謝らなければならないことがある」

271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 21:43:45.63 ID:6hOoeVxGO

キョン「何だ?言ってみろよ」

長門「・・・・・・・マンションの修復は・・・・昨日の晩に完了していた」

キョン「な、何だって!?どうして黙っていたんだ」
長門「・・・・・・あなたと一緒に居たかったというのが正当な理由。あなたの部屋に入った時、あのマンションに帰りたくないという意識が働いた。あなたの側にずっといたいと感じた、だから黙っていた・・・・」

キョン「・・・・」

273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 21:56:35.99 ID:6hOoeVxGO

プシュー○○駅、○○駅でございます。
お降りの際は・・・・

長門「でも・・・それももう終わり・・・・。今日の晩、あなたの家族が帰ってくる。あなたには迷惑をかけた」タッ

プルルルルルルルル

キョン「ま、待てよ!長門ぉ」

長門「・・今まで・・ごめんなさい・・・ありがとう」

ガチャン

キョン「長門ぉッ!!」

274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/01(火) 22:11:14.94 ID:6hOoeVxGO

家に着くと、すでに明かりがついており、両親や妹が出迎えてくれた


俺がこう家族と接している間も、長門はマンションで独り寂しく暮らしているんだと思うと心が痛くなった


「何をやっているんだ俺は!!」


やりきれない気分になった俺は鞄の中にニンテンドー64とマリオカートを突っ込んで家を飛び出した

278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 22:21:04.69 ID:6hOoeVxGO

長門「・・・・・・・・」ガサゴソ

長門「彼の・・・・選んでくれた・・・服」ギュッ

ピンポーン

長門「・・・・・・?」

カチャ

長門「・・・・はい」

――長門、俺だ!!開けてくれ!!――

長門「・・・ッ!!?」

281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/01(火) 22:36:38.01 ID:6hOoeVxGO

ガチャ
長門「・・・?」

キョン「よぉ長門」

長門「どうして・・・・来たの?」

キョン「・・・・・・・・」グッ

キョン「・・・・長門、さっきおまえ・・・俺の側にいたいって言ってたよな」

長門「・・・・・・だから?」

キョン「・・・長門・・・・俺もおまえの側にいたい・・」

長門「・・・・・!?」

284 名前:なんかもういっぱいいっぱい[sage] 投稿日:2008/07/01(火) 22:49:02.37 ID:6hOoeVxGO

キョン「そんでもって、おまえとご飯を食べたり、ゲームしたり、服を買いにいったり・・・・2人乗りしたり・・・・くだらないことで笑い合ったり・・・」

長門「・・・・・」ポロポロ

キョン「どんなことでも2人でやっていけば面白いと思うわけだ」

長門「・・・・・・」ポロポロ

キョン「長門・・・・・ずっと・・・おまえの側に居させてくれないか?」

長門「・・・・・・」コクッ

287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/01(火) 22:59:44.49 ID:6hOoeVxGO

長門「・・・ぐすっ・・・・でも涼宮ハルヒが・・・・」

キョン「何とかなるさ・・・・この前朝倉に殺されかけた時から、それくらいの度胸はついてる」

キョン「2人でなら、なんとかなるさ・・・なあ有希」
長門「・・・ッ!!??」

長門「・・・・・・・」コクッ

キョン「頼りにしてるぜ」ギュッ

長門「・・・嬉しい・・・」ギュッ

290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/01(火) 23:01:14.21 ID:6hOoeVxGO

―――――――数日後、長門のマンションにて―――――――

キョン「はーはっは、有希!今度は俺の勝ちだなwww」

キョン「記念すべき初1勝を飾る時がきたww」

長門「・・・・甘い」

キョン「ちょ・・・・待て!!アーッ!!トゲゾーは反そ・・・アーッ!!」


長門「ユニーク」クスッ

fin

298 名前:保存した[保存した] 投稿日:2008/07/01(火) 23:19:06.46 ID:6hOoeVxGO

途中gdgdになってしまいましたが、皆さんのおかげでなんとか終わらせることができました

たぶん鶴屋さん達を登場させた辺りかな・・・
没ネタを大分取り除いたせいかな・・・&


保守・支援していただいた皆様、絵や画像を貼っていただいた皆様、読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました

またいずれ、短編スレを立てようと思っているので、よろしくお願いします

では^^



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