キョン「長門って可愛いよな」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 17:42:56.00 ID:NBLIBhVgO

キョン「朝比奈さんの萌えやハルヒの綺麗さとは違う可愛さがあるよな」

ハルヒ「なっ…!」

みくる「えぇ!?」

長門「………」

古泉「…はぁ、ちょっといいですか?」

キョン「な、なんだ古泉!腕を引っ張るな気持ち悪い」

古泉「黙らっしゃい!(グイグイ」

キョン「…はい」

キョン(古泉ってこんなキャラだったか?)

バタン!

長門「………(カアッ」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 17:51:19.12 ID:NBLIBhVgO

古泉「まったく、貴方という人はなんで部室内、しかも本人や涼宮さん達の前であんな事を言うんですかね?」

キョン「なっ、俺はただふと思った事を言っただけでだな…。そんなに悪い事か?」

古泉「そりゃもう…(プルルルル、プルルルル、ピッ」

古泉「はい…わかりました(ガチャ」

古泉「全く、貴方のおかげでまた余計なバイトが入ってしまいました」

キョン「なんで俺のせいなんだ…」

古泉「はぁ…貴方が戻るとまた面倒な事になりそうなので、今日はもう帰って下さい。涼宮さんには、僕から伝えておきますので」

キョン「つくづく意味のわからんやつだな…。ま、ちょっと寝不足で調子悪かったし今日は帰るか」

古泉(確かに、顔色があまりよくありませんね…)

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 17:57:57.01 ID:NBLIBhVgO

キョン「じゃあまた明日な」

古泉「はい、お大事に」


古泉「さて、バイトの前に涼宮さんに僕と彼が帰る事を伝えねば…」

ガチャッ

ハルヒ「ちょっと有希!どういうことなの!?」

長門「…何が?」

ハルヒ「何がじゃないわよ!普段の有希なら何事もなかったようにペラッと本のページをめくる所なのに、なんで赤面なんかしたの!?バカキョンになんかされた?」

長門「…っ!」

みくる「涼宮さん、落ち着いて下さい」

ハルヒ「みくるちゃんは黙ってて!」

みくる「うぅ…」

古泉「おやおや、穏やかじゃありませんね」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 18:00:36.80 ID:NBLIBhVgO

長門「…私は何もされていない。素直に彼の言葉が嬉しかっただけ」

ハルヒ「何それ!?有希、ちょっと変よ」

長門「私の感情を貴方にとやかく言われる筋合いはない」

ハルヒ「何ですって…!」

みくる「あわわわわ………」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 18:04:47.88 ID:NBLIBhVgO

ハルヒ「こうなったら、白黒ハッキリつけましょう!キョンにどっちがいいか選ばせるのよ!」

長門「…私は構わない(メラメラ」

みくる「ひゃうぅ…」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 18:11:41.98 ID:NBLIBhVgO

ハルヒ「バカキョン!…って、キョンは?」

古泉「彼なら体調不良で今日は部活を早退するそうです」

ハルヒ「こんな時に限って…バカキョン、団長のあたしの許可なく早退するなんて、いい度胸してるわね…!」

古泉「それで実は僕も今日は…」

ハルヒ「決めたわ!バカキョンは誰の物か白黒ハッキリつけるために勝負しましょう!」

古泉「それは面白い」

長門「…彼の意思を完全に無視している。その意見には賛成出来ない」

みくる「そうですよぉ。」

ハルヒ「はは〜ん、有希ったら自信がないから逃げるのね?」

長門「…っ!…受けてたつ…!」

みくる「長門さんまでぇ」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 18:17:32.39 ID:NBLIBhVgO

古泉「それで、その勝負の内容とは?」

ハルヒ「そうねぇ、確かに有希の言ったとおりバカキョンの意思を完全に無視するのも良くないわ」

ハルヒ「1番最初にバカキョンと手を繋いだ人が…」

長門「…貴方なら強引に手を握るぐらい造作もない事。不公平」

ハルヒ「じゃあ、最初にデートの約束を取り付けた人が…」

古泉「涼宮さんなら、不思議探索に託ければ、彼を呼び出すのは簡単ですよね?却下です」

ハルヒ「じゃあ…」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 18:19:27.41 ID:NBLIBhVgO

こっからエロ√とギャグ√とほのぼの√どれがいい?
>>32

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 18:21:06.03 ID:OfEcgNOA0

えろ

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 18:26:09.87 ID:NBLIBhVgO

>>32
把握した

ハルヒ「じゃあ、バカキョンと最初にキスした人が…」

みくる「涼宮さんなら、強引にキスくらいしちゃいそうです…」

ハルヒ「あーもう、わかったわよ!最初にバカキョンとセックスした人がバカキョンの持ち主ね!」

みくる「持ち主って…」

長門「…了解した。受けてたつ」

古泉「もちろん、僕も参加していいんですよね?」

みくる「なら、私もっ…!」

ハルヒ「みくるちゃんはともかく、古泉君まで…。まぁいいわ!正々堂々ヤりましょう!」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 18:30:39.90 ID:NBLIBhVgO

みくる「あ…」

ハルヒ「どうしたの?みくるちゃん」

みくる「キョン君、カバン忘れて帰ってます…」

ハルヒ「これは団長として、あたしが責任をもってバカキョンの家に届けるわ!」

長門「…抜け駆けは許さない」

古泉「出来れば僕も参加したい所ですが…バイトが入っていたのをすっかり忘れていました。お先に失礼します」

ハルヒ「バイバイ、古泉君!(ニヤリ」

長門「………(ニヤリ」

みくる「お疲れ様です(ニヤリ」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 18:37:03.47 ID:NBLIBhVgO

古泉「では、お先に失礼」

バタン

みくる(ここは1番最初に発言して、話の主導権を握るべきでしゅwww)

みくる「さて、どうしましょう…」

ハルヒ(な…やられた。でも、話の主導権は握らせないわ!)

ハルヒ「公平にじゃんけんでどう?」

長門(ここは話の流れに乗っておくのが得策)

長門「…賛成」

みくる(ちっ!でもじゃんけんなんてみくるビームで圧勝でしゅwww)

みくる「そろそろ部活の終了時間ですし、それがいいですねぇ」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:06:51.73 ID:NBLIBhVgO

やっと復活したのか…
続き

ハルヒ「じゃあ、早速行くわよ!じゃーんけーん…」

みくる(パーで行くでしゅwww)

ハルヒ(みくるちゃんは頭がパーだから、きっとパーでくるわね…!)

長門(…朝比奈みくるがパーを出す確率…100パーセント)

ハルヒ「ポン!!」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:09:48.77 ID:NBLIBhVgO

ハルヒ…チョキ

長門…チョキ

みくる…パー

みくる「負けちゃったでしゅwwwくやしいでしゅwww」

みくる(あらら…負けてしまいましたね)

ハルヒ「みくるちゃん!?」

長門「………!?」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:11:37.43 ID:NBLIBhVgO

みくる「すいません、本音と建前が入れ代わってしまいました」

ハルヒ(あれがみくるちゃんの本性…)

長門(朝比奈みくる…恐ろしい存在)

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:16:04.33 ID:NBLIBhVgO

ハルヒ「ま、まぁいいわ…。有希!決着をつけるわよ!」

長門「…臨むところ…!」

ハルヒ「じゃーんけーんポン!」

ハルヒ(くっ…!あいこか!)

長門(私の計算を上回った…!?涼宮ハルヒ…理解不能)

ハルヒ「あーいこーで、しょ!」

ハルヒ「あいこで、しょ!」

ハルヒ「しょ!しょ!しょ!………」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:19:06.31 ID:NBLIBhVgO

ハルヒ「はぁ、はぁ、はぁ…」

長門「…っ、…っ、…っ…」

谷口「ハァハァ…っ…!ふぅ…」

みくる「56回連続あいこ、凄まじい勝負です…」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:21:51.75 ID:NBLIBhVgO

ハルヒ(くっ…もう右手が限界ね。次で決めるわ!)

長門(…計算処理が追い付かない…次で最後)

ハルヒ「あーいこーで………」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:25:35.04 ID:NBLIBhVgO

鶴屋「何してるにょろ?」

みくる「わっ!びっくりしましたぁ…」

ハルヒ「有希、一時休戦よ!」

長門「………(コクン」

みくる「実は、誰がキョン君の家にカバンを届けるかでじゃんけんしてて…」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:28:36.83 ID:NBLIBhVgO

鶴屋「それならいい考えがあるっさ!」

鶴屋「具合が悪いのなら、お見舞いも兼ねてみんなで行けばいいにょろ」

みくる「それはいい考えですね!」

みくる(じゃんけん厨ざまぁwww)

ハルヒ・長門(雌牛死ね)

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:34:37.83 ID:NBLIBhVgO

ハルヒ「じ、実は今こういう勝負をしてて…(カクカクシカジカ」

鶴屋「ほぅ…ハルにゃんとゆきっこの取り合いから、SOS団の争奪戦へ…か。めがっさ面白いにょろ!あたしも参加するっさ!」

ハルヒ・みくる「ええぇぇぇ!!??」

長門「………!?!?」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:38:12.13 ID:NBLIBhVgO

鶴屋「そうと決まれば早速出発にょろ!(ダッ」

長門「………(コクン、スタスタ」
ハルヒ「あっ、ちょっと有希!?(タッタッタ」

みくる「待って下さぁい(ユッサユッサ」

鶴屋・ハルヒ・長門(雌牛も来るのかよ…)

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:41:49.91 ID:NBLIBhVgO

ハルヒ「さて、やっと着いたわね。あたしがインターホン鳴らすわよ!」

ピンポーン

みくる「あっ…」

長門「…ずるい」

谷口「アッ-…デカイ」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:48:19.17 ID:NBLIBhVgO

妹「はーい…あっ、ハルにゃん達だ!キョン君なら具合悪いって寝てるよ」

ハルヒ「そう…じゃあこれを渡しといて!」

妹「わかったー!ハルにゃん達、またね!」

バタン

みくる「良かったんですか?」

みくる(何、さらしとんじゃワレ!)

ハルヒ「本人が寝てるなら仕方ないじゃない」

ハルヒ(貴様達の好きなようにはさせへんからのう)

鶴屋「じゃあ、今夜は解散だねっ!」

鶴屋(久々の修羅場祭りかと期待しとったのにのう…)

長門「…添い寝………」

長門(…添い寝………)

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:52:15.85 ID:NBLIBhVgO

〜翌日〜

ハルヒ(キョン、来てないわね…)

みくる(キョン君、大丈夫でしょうか…)

古泉(我が愛しのマイハニーは焦らし上手ですね)

長門(…添い寝………)

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:56:20.35 ID:NBLIBhVgO

〜そのまた翌日〜

キョン「おーす、ハルヒ」

ハルヒ「キョン!身体の調子は大丈夫?」

キョン「ハルヒ!?な、なんか悪いもんでも食ったか…?」

ハルヒ「食べてないわよ!ただ…心配だっただけ」

キョン(どーゆー風の吹き回しだ、こりゃ)

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 20:58:22.80 ID:NBLIBhVgO

長門「…大丈夫?」

キョン「おぅ。ただの風邪だってさ」

長門「…良かった…!」

キョン「ん?なんか言ったか?」

長門「…元気になって…良かった」

キョン(長門までおかしくないか?)

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 21:00:50.92 ID:NBLIBhVgO

みくる「キョンくぅん、大丈夫でしたかぁ?」

キョン「は、はい。朝比奈さん」

みくる「よかったぁ。キョン君の事が心配で心配で夜も眠れなかったんですよぉ?」

キョン「ハハ…そりゃどうもすみません」

キョン(くそっ…!一体どうなってやがる?)

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 21:05:34.29 ID:NBLIBhVgO

古泉「あ…」

キョン「古泉、こいつは一体どういう風邪の吹き回しだ?」

古泉「こいつ…と言いますと?」

キョン「なんか、SOS団のメンバーがやけに優しすぎるというか…さっき鶴屋さんに会ったら、ニヤニヤしながら「大変だねぇ…」とか言われちまうし…お前なら何か知ってるだろ?」

古泉「知ってない事もありませんが…」

キョン「さっさと教えろ」

古泉「時期にわかります。ごきげんよう」

キョン「あ…ちょっと待て!古泉!!」

キョン「行っちまったか…。本当にどうなってんだ?」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 21:15:14.92 ID:NBLIBhVgO

その日は部活中も皆がやけに優しくて、優しいハルヒや積極的な長門、たまにセクシーショットをくれる朝比奈さんもたまには、たまらなくいいなーなんて思いつつも、やっぱおかしいよなーなんて事を考えていた

しかし、今考えた所でどうにかなる訳でもなさそうだし、知ってそうな人が誰も教えてくれないのなら考えない方が得策だろなんていう諦めにも近い合理的(自称)な考えだった

まぁ、病み上がりだから皆心配してくれるのか?いや、それにしてもここまで優しいのはやっぱおかしいだろ等という取り留めもない考えが浮かんでは消え、消えては浮かんでを繰り返していた

だが、結局わかるはずもなく、最初の考えに落ち着いた

まさか、これからあんな事になるなんてなぁ………

あと古泉、ちょいちょいボディータッチするのはやめろ

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 21:21:00.10 ID:NBLIBhVgO

そのまた翌日、俺はいつもどおりの通学路を通り登校し、いつも通り国木田や谷口と馬鹿話をして、いつも通りハルヒとちょこっと会話を交わしたりしながら、いつも通り授業を受け、放課後にはいつも通り部室へと足を運んでいた

そう、少なくとも俺はいつも通り過ごしていた

いつも通りじゃなかったのはアイツ達だけだ

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 21:25:08.35 ID:NBLIBhVgO

ガチャ

みくる「あら、キョン君早いですね」

キョン「他の奴らはまだ来てないんですか?」

みくる「どうやらそのようですね。お茶でも飲みますか?」

キョン「えぇ、お願いします」

みくる「〜〜〜♪(サラサラ」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 21:27:02.28 ID:NBLIBhVgO

みくる「お待たせしました」

キョン「ありがとうございます。ズズッ…やっぱ朝比奈さんの入れてくれたお茶が1番ですね」

みくる「それはそれは…ありがとうございます(ニヤリ」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 21:30:00.13 ID:NBLIBhVgO

キョン「あれ…?なんか急に眠くなってきたような………」

みくる「あらあら、やっぱりまだ病み上がりで疲れてるんじゃないですか?少し横になった方がいいですよ」

キョン「悪いけど、そう…させて…もら…います。zzz…」

みくる「作戦成功♪」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 21:34:56.58 ID:NBLIBhVgO

みくる「ふふふ…これでキョン君の童貞いただきです♪…って、寝てたらセックスできない…」

みくる「はぅあ…媚薬にしとくべきだった」

みくる「今日はもう帰りましょうかね…」

みくる「『今日は用事があるので早退します。みくるでしゅwww』っと。これで大丈夫ですね」

みくる「キョン君、おやすみなさい。また明日。いい夢見て下さいね」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 21:37:59.39 ID:NBLIBhVgO

ガチャ

???「あら、以外にも可愛い寝顔」

???「食べたくなっちゃう…なんてね」

???「もうちょっとだけ見ていよう…」

古泉「いただきます」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 21:40:29.11 ID:NBLIBhVgO

キョン「ん〜…(ムクッ」

キョン「おぅ、古泉。あれ?朝比奈さんは?」

古泉(チッ…折角のチャンスだったのに残念です)

古泉「用事があるとかで帰ったそうです」

キョン「そうか…」

古泉「ところで…」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 21:42:56.80 ID:NBLIBhVgO

古泉「一緒にトイレにでも行きませんか?」

キョン「はぁ!?なんでお前と一緒にトイレに行かなきゃならんのだ」

古泉「連れションって奴ですよ。いいから行きましょう」

キョン「仕方ねえなぁ」

古泉「………(ニヤリ」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 22:34:54.07 ID:NBLIBhVgO

ジョロロロロ

古泉「ふぅ、たまには連れションもいい物でしょ?」

キョン「何がいいのかさっぱりわからん」

古泉「連れションで…濡れキョン…」

キョン「ん?なんか言ったか?って、どうした古泉!?」

古泉「ふふふ…もう逃げられません」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 22:37:28.91 ID:NBLIBhVgO

キョン「なんかよくわからんが、やめろ古泉!」

古泉「もう遅いんですよ…。貴方の叫びは誰にも届かない」

キョン「ひゃうっ、やめろ!尻を撫でるな!」

古泉「いいお尻してますね…。ずっと見てたんですよ。ずっと…」

キョン「誰かぁー!!」

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 22:40:14.51 ID:NBLIBhVgO

古泉「さぁ、ブチ込まれるのとブチ込むの、どっちがいいですか?僕は出来ればブチ込まれたいんですが…」

キョン「どっちも御免だ!」

国木田「〜♪あ、キョン…お取り込み中の所失礼しました」

キョン「ちょっと待て国木田!待って下さい国木田様ぁ!!」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 22:44:37.32 ID:NBLIBhVgO

国木田「どうしたのさキョン。僕はそんな趣味ないから、出来れば早く立ち去りたいんだけど…」

キョン「俺にもこんな趣味ない!それより手を貸せ」

国木田「それは助けろって事?まぁ、手くらい貸すけどさ」

パーン

国木田「え?何?」

キョン「タッチだ国木田。こいつは任せた!(ブンッ」
古泉「な…逃げられてしまいましたか。まぁいいでしょう」

国木田「あぅあぅあ………」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 22:47:38.86 ID:NBLIBhVgO

タッタッタ

キョン(すまん、国木田。お前の尊い犠牲は無駄にはしないぞ…)

谷口「お、キョンじゃん」

キョン「谷口!今から直ぐにトイレに行け!」

谷口「トイレなら行くつもりだったけど…なんで直ぐになんだ?」

キョン「いいから早く!」

谷口「わ、わかったって。変なキョンだな」

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 22:53:35.67 ID:NBLIBhVgO

キョン「よかった…これで国木田を救えたようだな」


〜男子トイレ〜

谷口「結局、走ってきちまったけど…全くキョンの奴なんだってんだ…ん?」

国木田「んー!んー!」

古泉「ふふふ…」

谷口「トイレットペーパーでグルグル巻きプレイ…これはまたハードな…」

谷口「国木田の奴、女みたいな面してるとは思っていたが、まさかこんな性癖を隠しているとは…」

谷口「キョン!お前の思いは伝わった!……………俺も混ぜろー!」

国木田「ンアッー」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 22:58:38.11 ID:NBLIBhVgO

キョン「これで大丈夫だとして…今日は本当に一体どうなってるって言うんだ」

キョン「あぁ、きっとアレだ。さっき寝てからまだ目が覚めてないんだな」

キョン「悪い夢ならさっさと覚めてくれ…」

キョン「今日も早めに帰るか…」

ガチャ

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:03:39.84 ID:NBLIBhVgO

長門「………」

キョン「おぉ、長門来てたのか。悪いが今日も早めに帰るとハルヒに…」

グラグラグラグラ!!!!

キョン「地震!?机の下に隠れろ長門!!」

長門「………」

グラグラ…グラ……グラ………
キョン「どうやらおさまったみたいだな。大丈夫か、長門?」

長門「………(ウルウル」

長門「………(ガバッ」

長門「………(シクシク」

キョン「長門!?」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:08:20.82 ID:NBLIBhVgO

キョン(長門が泣いてる!?確かにデカかったが、地震程度で怖がる奴じゃないだろ!?寧ろ、只今の地震震度〇マグニチュード〇.〇とか解説するキャラだろ!?)

キョン「落ち着け、長門。もう地震はおさまった。離れて大丈夫だ」

長門「………(フルフル」

キョン(早く離れてくれないと、俺のマイサンが落ち着いてくれないぜ…)

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:12:47.39 ID:NBLIBhVgO

キョン「どうやら余震もないみたいだし、一先ず机の下から出よう」

グラグラグラ

長門「………(ギュッ」

キョン(おぅっ…落ち着けマイサン)

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:15:34.35 ID:NBLIBhVgO

キョン「ふぅ…やっと落ち着いたか?…にしても、けっこうデカイ地震だった割りには何も倒れたり、壊れたりしてないな」

長門「…!!………」

ガチャン

キョン「あ、俺のカップが…」

キョン(なんで今更なんだ?まさか…)

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:18:44.93 ID:NBLIBhVgO

キョン「あーあ、お気に入りのカップだったのになー」

長門「!!………」

長門「あ…」

キョン「ん?なんだ、長門。俺の後ろになんかあるか?」

長門「………(コクコク」

キョン「そうか?(キョロキョロ」

キョン「何もないじゃないか…って、割れたカップが古泉のになってやがる」

長門「………見間違い」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:22:05.99 ID:NBLIBhVgO

キョン「そろそろ出るか」

長門「………(フルフル」

長門「…まだ危険」

キョン「じゃあ、長門はここで隠れてろ。俺が様子を見てくる」

長門「ぁ…」

ガチャガチャ

キョン「ドアが…開かねえ…!?」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:26:46.34 ID:NBLIBhVgO

キョン「インターネットも繋がらないし…仕方ない、窓ガラス割って脱出、もしくは外に助けを求めるか」

長門「!!」

キョン「せーのっ…!!」

ガーンッ

キョン「なんで割れないんだ…?」

長門「…貴方が休んでいる間に防弾ガラス並の強化ガラスに取り替えた」

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:30:29.54 ID:NBLIBhVgO

キョン「はぁ…なんでそんな事を?」

長門「…っ!」

長門「………涼宮ハルヒが願ったから」

キョン「これはまた特殊な願いだな。ハルヒらしいと言えば、ハルヒらしいのか…」

長門「………(コクコクコク」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:35:25.84 ID:NBLIBhVgO

キョン「…にしても暑くないか?上着脱ぐか…」

長門「………(ニヤリ」

〜数十分後〜

キョン「いくらなんでも…暑すぎないか…?」

キョン「密閉されているとはいえ…軽いサウナ並じゃねえか…」

長門「………(ヌギヌギ」

キョン「やっぱり長門でも暑いのか…」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:38:22.95 ID:NBLIBhVgO

長門「………(ヌギヌギ」

長門「………(ヌギヌギ」

キョン「ちょっと待て長門。何故、下着姿になるまで脱いで、更に下着すら脱ごうとしてるんだ?」

長門「…暑いから」

キョン「じゃあ、あっち向いてるから、カーテンの向こうで脱いでくれ」

長門「…汗で引っ付いて脱げない。脱がしてほしい」

キョン「!!?」

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:51:29.14 ID:NBLIBhVgO

今、長門はなんて言った?
下着を脱がしてほしい…?
はい喜んで…ってダメだろ俺!

いかん、暑さで頭がボーっとしてきた
そうだ、これは夢だった
夢なら何してもいいじゃないか

じゃあ長門を抱きしめた時のあの感覚は何だ
あの温かさや柔らかさも夢か?
随分とリアルな夢だ

とりあえず落ち着けマイサン
いや、まず落ち着かなきゃならんのは俺の方か
しかし、健全な高校生ならこの状況で落ち着けという方が無理だろう

あぁ、長門の小さくて白い裸体が露に…
たまらん…
せんせー!流れに身を任せてもいいですかー?

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/23(金) 23:58:09.47 ID:NBLIBhVgO

そんな所まで考えが巡ったあたりで、ようやく理性が戻ってきた
嬉しいような、悲しいような………

まず、問題を一つずつ整理していこう

この地震って状況から考えると、長門が起こしたんじゃないか?
よく考えればこの異常気象も…

なら長門が誘ってる?
なら尚更いいじゃないか
いやいや、人間としてダメだろ

それにもしこんな所ハルヒに見られたら…って、なんでハルヒなんだ?
そもそもドアは開かないんだっけ…

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 00:43:57.19 ID:DfzARq6KO

また復活したか
続き


そんな押し問答をわずか数秒の間でやってのけたというのだから、人間の脳の構造って奴は不思議だ

まぁ、結局は何も言えずに黙っている形になっている事に変わりないんだがな

そうこうしている間に長門がブラジャーのホックを自分で外した

ビバ情報操作

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 00:54:50.14 ID:DfzARq6KO

それでも目を背けてしまうんだから、自分の度胸の無さに古泉張りの自嘲気味な笑いが浮かぶ
古泉…今、どうしてるんだろ

長門が、「見て」とか言っている気がするが、気のせいだろう
ふと目の端で捉えた素肌が薄紅色に染まっていたのもきっと気のせい

…なんて、現実逃避する暇を長門はくれなかった

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 12:21:46.96 ID:DfzARq6KO

本当に残ってたw
続き

トントン

誰かが俺の肩を叩いてやがる。そろそろ夢が覚める頃か?

トントン

わかったわかった、起きるからもう少し待ってくれ

ガシッ

おいおい、手首握る事はないだろ…

フニャア

なんだこれ、柔らけえ…

長門「…んっ……!」

ま…さか………

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 12:26:19.03 ID:DfzARq6KO

なんて素晴らしい夢だ
こんなにもリアルな感触、体温、声………

まさか…夢じゃない?
まさかな…

どーせ部室で居眠りしてた事にご立腹の団長様に蹴飛ばされて起こされる…なんて悲しいオチだろ?

なら、夢の状況をもう少し楽しんでもバチは当たらんよな…

212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 12:30:31.75 ID:DfzARq6KO

しかし、世の中ってやつはそうそう上手くいくもんじゃないらしい
俺がこの状況を楽しもう、閉じた瞼を見開こうと決めた瞬間に、俺の夢はクライマックスへと急転してしまった
夢なんてそんなもんか…

214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 12:40:17.21 ID:DfzARq6KO

バタンッ!!

ハルヒ「ちょっと有希!バカキョン!あんた達何やってんのよ!」

夢の中でまで怒られなきゃならんのか…
勘弁してくれ…

長門「くっ…情報操作は完璧だったはず。じゃあ何故…?」

俺が久々に重い瞼を持ち上げると、目の前には上半身裸の長門、ドアの方に目をやるとご立腹な様子のハルヒが。
そしてその後ろにいるのは…帰ったはずの朝比奈さんとガチホモプレイを楽しんでいるはずの古泉?

朝比奈さんは悪戯にペロッと舌を出していて、古泉はツヤツヤした顔で微笑んでいた
それを見た長門は肩を震わせている
つくづく意味のわからない夢だ

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 12:48:43.83 ID:DfzARq6KO

長門は恨めしげな視線を後ろの二人に送っているし、後ろの二人はニヤニヤしている
古泉が言った「抜け駆けは許しません」ってどういう意味だ?

とかなんとか考えている間にズンズンと大股でハルヒが近づいてきた

ハルヒ「この…」

ハルヒ「エロキョン!!」

顔面ハイキック炸裂
まさか夢の中で一撃もらうとは
夢にしちゃあ、随分と痛いな…

そこで、俺の意識はブラックアウトした………

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 12:54:57.17 ID:DfzARq6KO

俺が目を覚ますと、部室にはハルヒしかいなかった
どこからが夢だったんだ?
それより顔が痛い…

ハルヒ「あ、あら!やっと目を覚ましたのね!」

随分と慌てた様子のハルヒ
まるで至近距離で俺の寝顔を見ていたかのように素早く俺から離れていく
…妄想が激しすぎるか

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 13:03:54.92 ID:DfzARq6KO

キョン「他の奴らは?」

ハルヒ「帰ったわよ。用事があるとかで」

キョン(こりゃまた夢の中みたいな展開だな…)

ハルヒ「あのさキョン…!」

キョン「悪い、ハルヒ。俺も今日は帰る。どうも体調が完璧じゃないらしい」

ハルヒ「ぁ…そぅ。だ、だったら早く帰って、風邪なんか完璧に治して明日はしっかり働きなさい!元気にならなかったら死刑だからね!」

キョン(おいおい、元気になってほしいのか、そうじゃないのかわからん台詞だな…。でもちょっと元気出た…かもな)

キョン「サンキューな。じゃ、また明日な。団長」

ハルヒ「え、えぇ。また明日!」

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 13:09:28.68 ID:DfzARq6KO

さて、エロ√続行も可能だが、gdgd感もあるな…
√変更をするなら今の内
どんな√がいい?>>222

222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 13:10:39.96 ID:ILfn9Pjr0

書きやすいやつで書いてくれればヨロシ

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 13:17:23.26 ID:DfzARq6KO

>>222
把握した
難しいな…

それからは体調も完全に回復し、しばらくあんな事が起こる事はなかった
まぁ当然か、悪夢だったんだし

しかし、悪夢って奴はいつまた始まるかわからん奴だよなぁ…

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 13:25:07.99 ID:DfzARq6KO

やっぱ書きやすいのはエロ&ギャグだな………


ハルヒ「4Pしましょう!」

長門「4P…」

みくる「ひゃぁっ…!涼宮さん淫乱ですぅ」

ハルヒ・長門・妹(カマトトぶるなよ雌牛)

古泉「ちょっと、勝手に話を進めないで下さい。5Pの間違いですよね?」

ハルヒ・長門・みくる「!!!」

古泉「あぁ、僕はもちろん彼にしか興味ないので悪しからず」

キョン「!!!」

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 13:32:55.06 ID:DfzARq6KO

ハルヒ「じゃあ5Pね!」

キョン「ちょっと待てハルヒ!俺はまだ何も…」

みくる「でも5Pって難しくないですか?全員目標はキョン君だし」

長門「…確かにこの方法は平等だけど困難」

ハルヒ「じゃあ、担当区域を決めましょう!」

キョン(聞いちゃいねえ…)

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 13:36:32.81 ID:DfzARq6KO

ハルヒ「団長として、ペニスは譲れないわ!」

みくる「じゃあ私は顔担当がいいですぅ」

古泉「アナルは誰にも渡しません」

長門「…仕方がない。胴体の愛撫で我慢する」

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 13:39:52.80 ID:DfzARq6KO

キョン「ちょっと待て!勝手に話を進めるな…」

ハルヒ「いいから服を脱ぎなさい!っていうか皆、脱がせるのよ!」

みくる・古泉・長門・谷口「おー!」

キョン「うわっ…やめろ…谷口………変な所掴むな」

ガチャリ

ハルヒ「これで準備は完璧ね」

谷口「ワクワクテカテカ」

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 16:20:34.93 ID:DfzARq6KO

続き
ゲーセンだから周りが五月蝿い
途中で変なのが混ざる事があるかもしれんが気にしないでくれ


そうこうしている間に俺は取り押さえられてしまった
胴体係の長門が見事に全員の身体をかわしながら、俺の手足を押さえ付ける
しかも、信じられないような力で

ハルヒ「さぁキョン!観念なさい!」

全員が服を脱ぎ始める
皆、自分から襲っておきながら肌を赤らめるなんて可愛い…おっと、そんな事言ってる場合じゃない
後、古泉。お前は別だ

245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 16:30:33.68 ID:DfzARq6KO

ハルヒのスレンダーな身体、長門の白い餅肌、朝比奈さんのグラマラスな身体、古泉のしまった身体、ウホッ…ここは、この世の天国ですか?

しかし、この状況はマズイ
どうにか脱出せねば
そう、逃げなきゃダメだ、逃げなきゃダメだ、逃げなきゃダメだ…

ところでハルヒ、手コキとか足コキとかフェラなんて何処で覚えたんだ?
ぎこちなくやっているあたりが、またかわいらしいんだが…って、理性を取り戻せ、俺

249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 16:57:44.21 ID:DfzARq6KO

わかりやすいように、今の俺の体制を説明しておこう
俺は横向きに寝かされ、裸身の長門によって、抱き抱えられるように押さえ込まれている
前にはハルヒ、俺のマイサンを色んな方法でいじくり回している
同じく顔の前には朝比奈さん、豊満な胸を時折押し付けてきては、自分も感じているような状態
そして後ろには古泉、時折尻を撫でてくるだけで動きがないのが唯一の救いか
数メートル先には谷口、にやにや笑いながら見てやがる。1番の恥辱だ

でも正直、たまりません

251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 17:29:24.41 ID:DfzARq6KO

俺の理性と本能が戦っているのを知ってか知らずか、古泉が大きな動きを見せた
ついにパンツを脱いだ…って事は

古泉「ふふ…そろそろイキますか?」

谷口「頑張れー!!」

キョン「おい谷口!なんで応援してるんだ!?」

谷口「え?だって穴仲間だし…」

キョン「………!!!」

コイツ達、同じ穴の狢だったのか…!?
って事は…スマン、国木田
俺はどうやら今から罰を受けるらしい

259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 18:44:44.19 ID:DfzARq6KO

国木田「ふふふ…これで僕とキョンも穴兄弟だね………」

キョン「うぉっ!?国木田!?一体いつからいたんだ!?」

国木田「最初っからいたよ………」

国木田の奴、精器…もとい、生気を完璧に吸い取られて、存在感すら薄くなってやがる
俺もこうなっちまうのか…
嫌だぁっ!!!

260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 18:49:50.21 ID:DfzARq6KO

そう思った瞬間、自分でも信じられないような身体能力を発揮した

みくる「ひゃうっ!」

長門「………!」

ハルヒ「ちょっと!キョン!」

古泉「ほう、これは驚きです」

4人全員を一気に振りほどき、全裸のまま部室のドアへとダッシュした
あと5メートル…3メートル…1メートル…もらった!

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 18:55:36.26 ID:DfzARq6KO

ガチャガチャ

な…なんで開かないんだ………!?
ま、まさか………

長門「情報操作は………得意…(ニヤリ」

やられた…

古泉「さぁ、続きをしましょうか(ニッコリ」

俺は全身の力が抜けていくのを感じた…

265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 19:01:45.26 ID:DfzARq6KO

生気を失っていた国木田が、心なしか期待の眼差しでこちらを見ている

国木田「イケー、古泉くーん!!」

谷口「お前のドリルでー!」

国木田「キョンを突けー!」

谷口・国木田「天元突破ー!!」

谷口・国木田・古泉「紅蓮裸身!!!」

キョン「アッー」

俺の中で、何か大切な物が音もなく砕け散った


グレンラガン見た事ないです…サーセンw

267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 19:08:22.10 ID:DfzARq6KO

もうこうなったら最後まで付き合うしかないのか…
いや、一か八かハルヒに最後の交渉を…

キョン「ハルヒ!」

ハルヒ「あら、どうしたの?(チュパチュパ」

キョン「うっ…もうこんなのやめにしないか?」

ハルヒ「嫌よ!(ハムッ」

キョン「おぅっ…でも…」

みくる「キョン君、お喋りが過ぎますよ(フニッ」

キョン「あひゃひなひゃん!?」

みくる「あんっ…!!」

この感触は間違いない…おっぱいだ

268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 19:19:09.84 ID:DfzARq6KO

キョン「あひゃひにゃはん…ひゃめてくりゃひゃい」

みくる「んっ…!あっ…!」

俺が喋る度に朝比奈さんが感じている
悪くない…いや、すんごく…イイ!!
俺の理性は本能に呆気なく負かされた


ふぅ…ガチエロ書くの難しいな

269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 19:25:58.60 ID:DfzARq6KO

朝比奈さんは次第に強く胸を押し付けてきた

キョン「ふがふが…もが…(朝比奈さん、息が…」

みくる「んあっ…!!」

もういいか
この状態で死ねるなら本望じゃないか?

270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 19:33:44.84 ID:DfzARq6KO

ちなみに俺はこんな状況下にも関わらず、さっきから一度も果てていない
理由は簡単だ
俺がイキそうになった瞬間、ハルヒが俺の肉棒をギュッと握り締めているのだ
長門のぬくもり…ハルヒのぎこちなさ…朝比奈さんの胸…もう、ハイパーおちんちんタイム突入って事でいいんじゃないか?

273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 19:51:32.71 ID:DfzARq6KO

飯がないんだが…
外は雨だし、自転車は盗まれたし散々だな
仕方ないから続き


俺の理性はとうの昔に吹き飛び、この状況を楽しむ事に専念することにした
だって、考えてもどうにもならない事を考え続けても無駄だろ?
…って、誰に話し掛けてるんだろうな、俺は

275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 19:58:53.89 ID:DfzARq6KO

腹減って書く気力がわかない…


俺は、いつの間にかギャラリーが増えているのにも一切気付かなかった

岡部「若さはいいが、程々にしとけよ」

鶴屋「やっぱり始まったにょろね!」

妹「キョン君、はさみ貸して!!」

………長門、情報操作は?

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 22:15:57.45 ID:DfzARq6KO

キョン「うっ…」

俺がビクンとする度に、意地悪そうな顔をして俺のマイサンを握り締めてイカせてくれないハルヒ
もう勘弁してくれ

みくる「そろそろ場所交代しましょうよぉ」

ハルヒ「え?なんでよ?」

みくる「私だってパイズリとかやってみたいですぅ」

ハルヒ「仕方ないわね…じゃあ皆、どこやりたいか言いなさい!!」

みくる「おちんちん!」

長門「…顔」

古泉「僕はアナル専門です」

ハルヒ「じゃあ私が胴体ね!早速交代〜!!」

336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 22:26:28.53 ID:DfzARq6KO

皆の位置が入れ代わった

朝比奈さんはあの豊満なバストで早速、パイズリを始めた
この気持ち良さは以上、あとクラナドは人生

ハルヒの相変わらずぎこちない愛撫も正直たまらん

しかし、個人的に1番嬉しかったのは…長門だ
白い頬を赤らめながら、優しいキスや激しいキスを繰り返す
時折漏らす声も堪らなく可愛い

一方、古泉は岡部と谷口と国木田と4Pしに行った

343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 22:38:16.86 ID:DfzARq6KO

キョン「長門!!」

しまった…
4Pしてるのに長門の名前を叫んじまった…
しかもイク瞬間に…

ハルヒ・みくる・古泉・長門・岡部・谷口・国木田・鶴屋さん・妹・喜緑・コンピ研部長・シャミセン・佐々木・神人「!!!」

一同ア然だな…
さて、どうするか………

346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 22:45:24.06 ID:DfzARq6KO

あ、ちなみに人数がヤケに増えているが、ギャラリーは時間毎に増え、今では欲を抑え切れなくなり、現在までに出てきた2組+
・鶴屋さん、妹、喜緑、佐々木組
・コンピ研部長、シャミセン、神人組
に分かれて4P×3&3Pという、凄まじい人口密度で部室内セックスに励んでいる

348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 22:51:41.88 ID:DfzARq6KO

いやいや、そんな事より長門だ
いつもはあの無表情の長門が顔を耳まで真っ赤にしている
そして俺の目をじっと見つめると…

長門「……情…解…了」

声が小さすぎて意味のわからない事を呟いていた

350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 22:59:04.19 ID:DfzARq6KO

長門「………ゃん」

キョン「ん?」

長門「そんな事みんなの前で言ったら、僕恥ずかしいよお兄ちゃん!」

な…僕っ娘&妹だとぉ!
>>1の好みのど真ん中ストライクゾーンじゃねえか!
しかも長門が…!

はっ…成る程!
さっき俺の顔をじっと見た時に、俺を通して>>1の性癖を分析したんだな…!
長門の奴…憎い事しやがる

362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 23:32:42.98 ID:DfzARq6KO

もう収集がつかない…
どうすりゃいいんだ
これじゃあ、俺の性癖がボクっ娘&妹萌えみたいじゃないか

いや、決して悪くはなかったが
寧ろすっごく良かったが…そんな場合じゃない!
「どうかしろ!長門!」と目で合図を送ってみる

勿論返ってくるのは「情報操作は得意」という目線だけ
あまり気が進まないが、情報操作で皆の記憶を改変して、二人で楽しむか?
それともカオスな4P祭りを続けるか?

どうする?>>364

364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/24(土) 23:34:05.35 ID:wex2+w9D0

一人エッチ

372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 23:43:36.20 ID:DfzARq6KO

「長門!全員の記憶を消せ!お前も含めてだ!」よく目線だけでここまで伝わったものだ
長門は目をウルウルさせながら、「…了解した」と一言だけ呟いた

…と、次の瞬間
まばゆい光を感じたと同時に俺達は意識を失った………

376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 23:53:47.28 ID:DfzARq6KO

次に目を覚ました時には、俺を除く全員がさっきまでの記憶を失っていた
因みに長門の計らいで、全員服は来ている

古泉「僕達は何をしていたんでしょう…」

鶴屋さん「にょろ?」

みくる「うぅ…頭が痛くて思い出せませぇん」

長門「………?」

ハルヒ「何でこんなに人がいる訳!?」

皆がこんな感じで凄まじいカオス状態だったが、誰も何も覚えていないとわかると、ここにいても何もわからない事がわかった様子で皆帰っていった
一人だけ目を爛々と輝かせて宇宙人だなんだと騒いでいるハルヒを除いてな

まぁ、あながち間違っている訳でもないんだが………

424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 01:29:17.98 ID:kan0hQ7BO

長門「あの人を思う気持ち…これは何?」

長門「わからない…エラー?」

長門「エラーなのかもわからない…これもエラー?」

長門「エラー?エラー?エラー………」

〜翌日〜

キョン「おぅ、長門。他の奴らはまだ来てないのか?」

長門「…この部屋は既に私の情報制御下にある」

キョン「…へ?」


こんな感じか?

478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 14:10:13.46 ID:kan0hQ7BO

キョン「長門…何、朝倉みたいな事言ってるんだ?長門は、そんな冗談言う奴じゃないだろ?」

長門「…冗談ではない。今回の情報操作は完璧。誰もここへは入って来れないし、誰もここから逃げ出せない」

キョン「…何のためにこんな事を?」

長門「…貴方を想う事で私の中に大量のエラーが発生する。それを解消するため」

キョン「…って事はまさかお前まで………」

長門「…大丈夫、殺したりはしない」

キョン「………(ホッ」

長門「…レイプを開始する」

キョン「………え?」

480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 14:15:04.92 ID:kan0hQ7BO

キョン「待て待て待て、冷静に話し合おうじゃないか」

長門「…私は既に冷静。冷静でないのは貴方の方」

キョン「言われてみれば…って、そうじゃない!お前は態度は冷静だけども、言ってる事はちっとも冷静じゃないだろ!」

長門「…私はエラーを削除しようとしているだけ」

キョン「でもだなぁ、他に方法って物が…」

長門「…問答無用。レイプを開始する」

484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 14:23:20.91 ID:kan0hQ7BO

キョン「うわあぁぁ!!やめろ長門!」

長門「…ふふ」

長門はナイフのような物で、俺がかわす方向がわかっているかのように身体には当たらないギリギリのラインで、徐々に制服を切り裂いていった
とりあえず、一瞬でも行動を止めなきゃマズイと思った俺は、一か八かの賭けに出た

キョン「ま、待て長門。そんなに俺をいたぶるような事をしなくても、朝倉のように俺の動きを止めちまえばいいんじゃないか?」

長門の動きがピタリと止まった
僅かだが時間稼ぎ成功といった所だろう…グッジョブ俺!

486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 14:28:56.18 ID:kan0hQ7BO

長門「…それじゃあ………面白くない」

キョン「な…がと…?」

ダメだ、コイツ完璧に狂っちまってる
どうすりゃいいんだ…

長門「…情報操作を利用するのも面白いかも」

いかん、余計な狂気を与えちまっただけじゃないか!
ちっともグッジョばないぞ、俺!

488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 14:34:37.75 ID:kan0hQ7BO

長門「…ふふ、まずはこれ」

なんだ…これ
身体が急に熱く…
ああ、これが媚薬ってやつか
いかん、頭がボーっとしてきやがった

489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 14:43:08.52 ID:kan0hQ7BO

ああ…もういっその事、快楽に身を任せちまうか?
こないだあんな事があったばっかだし、バチはあたらんだろう
それに長門なら…あの白い柔肌に再び触れられるのなら…

キョン「もうやめよう、長門」

長門「な…ぜ…?かなり強力な媚薬を使用したはず」

キョン「俺は長門の事が好きだ。だから長門にこんな事してほしくない。こんなつまらない事で長門を嫌いになりたくない」

長門「………」

部室を静寂が支配した…

491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 14:48:22.71 ID:kan0hQ7BO

長門「またエラーが…エラー…エラー…エラー………」

長門が…泣いてる?
あの長門が涙を流すなんて…

正直、さっきのは最後の理性を振り絞ってだした言葉だ
ここでダメなら、マズイかもしれんな…

…ん?そーいえばなんでこんなにも冷静なんだ?
身体が熱くない
媚薬の効果がなくなってる?
長門の情報操作の能力が弱まっている?

誰か、気付いてくれっ…!!

493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 14:54:44.98 ID:kan0hQ7BO

長門「何故…?」

キョン「…え?」

長門「…何故私は創られた存在?何故私は我慢しなければならない?何故私は貴方と…。何故…何故…何故………」

キョン「お、落ち着け長門!」

長門「全て涼宮ハルヒが悪い…。私が貴方と出会ったのも、私が貴方にこんな感情を抱くようになったのも。ゼンブ、スズミヤハルヒガイケナインダ………」

一体…何をするつもりだ?

497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 15:10:57.31 ID:kan0hQ7BO

キョン「まさか…殺す、なんて言わないよな?」

長門「…そんな事はしない。情報統合思念体も、推奨していない」

キョン「なら、一体………」

長門「死と同等…いや、それ以上の苦痛を与える。SOS団は既に全員、そのドアの外にいる。」

キョン「ま…さか…長門………」

長門「ドアのロックを解除する」

キョン「やめろ!」

498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 15:15:31.40 ID:kan0hQ7BO

ガチャッ

ハルヒ「やっと開いたわね。全く、今度修理に来てもらわなくちゃ…って、あんた達何してるのよ?部室もめちゃめちゃだし…。やったのはどっち?団長のあたしが許さないわよ!」

古泉「はっ…ここは一先ず部室から出ましょう」

ハルヒ「なんでよ!」

バタンッ

みくる「ひえっ、勝手にドアが閉まりましたぁ…」

ガチャガチャ

古泉「くっ…遅かったようですね………」

ハルヒ「一体どうなってんのよ?」

長門「…これで誰も逃げられない」

499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 15:19:24.48 ID:kan0hQ7BO

ハルヒ「とにかくあんた達…何これ?見えない…壁?」

長門「…貴方達は黙ってそこで見ていればいい」

キョン(な…るほどな。身体が全く動かねえ。でも、こんなの団員に見せて何になるっていうんだ…)

古泉「これはマズイ事になりましたね…」

501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 15:23:31.78 ID:kan0hQ7BO

長門「………(ガバッ」

長門「………(ギュッ」

長門「………(チュッ」

ハルヒ「あ、あんた達何してんのよ!?」

わかりやすく説明しよう
俺は長門に一方的に抱き着かれて、一方的に抱きしめられて、一方的にキスされた
なんで俺まで怒られないとならんのだ…

502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 15:29:50.06 ID:kan0hQ7BO

長門が服を脱いでいく
俺の服も脱がされる

早くどうにかしてくれ!なんていう願いも虚しく、ハルヒはご立腹の様子で肩を震わせながら凝視している
朝比奈さんなんか「ひゃっ!」って言って目を手で覆って指の隙間から見ている
古泉に至っては、「ほほう」とか言いながら俺(特に下半身中心)をじっと見つめている。正直、気持ち悪い

それより、誰か早くどうにかしてくれ

505 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 15:34:19.87 ID:kan0hQ7BO

キョン「な…がと…」

ようやく声だけは出るようになった
ただ、今の俺にはどうする事も出来ないだろう
そんな事はわかっていながらも、説得を試みた

キョン「やめ…よう」

長門「…嫌」

キョン「無理…矢理…なんて」

長門「…こうするしかない」

506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 15:38:08.42 ID:kan0hQ7BO

熱い口付け、優しい愛撫、触れる柔らかな白い肌…
それでも俺は、こんな形で長門とこんな事をするのは嫌だった

そんな俺の意思とは裏腹に長門は遂に俺のマイサンを挿入しようとした
その時だった………

508 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 15:44:42.36 ID:kan0hQ7BO

ハルヒ「だめえぇぇぇ!!!」

ハルヒの甲高い声が響き渡る
…と、同時に窓の外の景色が灰色に染まる

キョン「これはまさか…」

古泉「おやおや、またバイトが入ってしまったようです。まぁ、そのおかげでここから脱出出来るのですから皮肉な物です」

古泉「涼宮さん、朝比奈さん、僕がこの壁を破壊しますから直ぐについてきて下さい。チャンスは一瞬です」

ハルヒ「?…わかったわ」

みくる「了解しました」

509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 15:51:24.99 ID:kan0hQ7BO

ガシャアーン、ガラガラガラ

古泉が赤い球体のような形になり壁に突進すると、壮絶な音と共に見えない壁と部室の壁が崩れ落ちた

長門「ま…さか…」

長門が小さく漏らしたその声、俺の身体も自由に解放された

510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 15:56:43.71 ID:kan0hQ7BO

ハルヒは一瞬躊躇っていたが、朝比奈さんが強引に手を引いていってしまった

今、半壊した部室にいるのは全裸の俺と全裸の長門のみ
さしずめ、現代版アダムとイヴと言った所か…って、何言ってんだ俺は…

沈黙が支配する部室内
その沈黙を打ち砕いたのは俺の方だった

513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 16:04:16.45 ID:kan0hQ7BO

キョン「長門…?」

長門「………」

絶望したような表情で顔をあげる長門
その表情を見た時、俺は決意した

キョン「ハッキリ言おう長門。俺はお前の事が好きだ。そして恐らくお前も俺の事が好きだ。この気持ちはエラーなんかじゃない」

長門「好…き…?」

キョン「お前をもう二度とそんな悲しい顔にはさせない。だから今度こういう事をする時には二人で…互いが相手の事を想いながら…な?」

長門「………(コクン」

長門は耳まで真っ赤にして、涙を流しながら頷いた
しかし、この涙はさっきの悲しい涙なんかじゃない
喜びの涙だった…と思う

517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 16:13:08.67 ID:kan0hQ7BO

それから俺達は愛し合った
時に激しく、時に優しく
時が経つのも忘れて、何度も何度も…

そして俺達は二人で半壊した部室に寝転がった
灰色の空が見える
あんまりロマンチックなシチュエーションとは言えないな

ただ、俺は長門を大事にしていくと決めた
未来永劫、例え何があっても
情報統合思念体を敵に回したとしてもだ

長門がギュッと抱き着いてくる
俺もそっと抱きしめかえす

この止まった世界でいつまでもそうしていたかった…

fin〜そしてエピローグへ〜

519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 16:22:48.52 ID:kan0hQ7BO

〜エピローグ〜
それから二人で空を見上げた
…と、灰色の空が割れていく
ロマンチック極まりないな

割れていく空を見上げていると、いつの間にか皆が周りにいた

パチパチパチパチ…

古泉・みくる「おめでとうございます」

鶴屋さん「めがっさめでたいにょろ!」

谷口「俺的にもかなりめでたい展開だぜ…うっ…」

国木田「キョン、おめでとう」

妹「キョン君おめでとう!あと、ハサミ貸して!」

ハルヒ「ちょっと寂しい気もするけどまぁいいわ!有希を幸せにしなかったら死刑だからね!」

彼女に愛を

寂しさにさよならを

そして全ての仲間達へ

キョン「ありがとう!!」

キョン「長門って可愛いよな」fin

523 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 16:27:30.55 ID:kan0hQ7BO

はいっ、てなわけで終了です
最後の元ネタがわかる人は仲良くなれるかも
はい、昨日したパチンコが原因です…サーセンw

知ってる人がいるかはわかんないけど、長門「…お兄ちゃん」長門「…かめはめ波」長門「ボディーチェーンジ!!」等々を書いた人です

このスレは長門のよさを語るスレにでもして下さいw
では、またどこかのスレで会いましょうノシ



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