ハルヒ「みくるちゃんはほんっとうに可愛いわね!」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:【艦これ】とある那珂ちゃんのおはなし

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138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/18(日) 23:15:20.80 ID:0mIlymFO0

みくる「ねえキョン」
キョン「…はい?」
みくる「いや、はい?じゃなくてさ」
キョン「はあなんですか?」
みくる「あのさあ、わたし上級生よ?なにその態度」
キョン「え…」
みくる「え…じゃなくてさ。分かってる?そこんとこ」
キョン「は、はあ…」
ハルヒ「やっほーー!あっみくるちゃんおはよっ」
みくる「…おい。涼宮」
ハルヒ「え…」
みくる「上級生ちゃん付けで呼んでんなよ」
ハルヒ「え、どうしちゃったのみくるちゃん」
みくる「朝比奈先輩だろ?涼宮よお」
ハルヒ「は、はあ…」

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/18(日) 23:39:07.97 ID:0mIlymFO0

ハルヒ「ちょっとキョン。みくるちゃんどうしちゃったのよ?」
キョン「俺にも分からん。部室に来たらすでにああだった」
ハルヒ「何かあったのかしら」
みくる「なあキョン。茶。」
キョン「え?」
みくる「だから、茶あだよ茶」
キョン「あ、わかりました」
  :
みくる「おいキョン」
キョン「なんですか?」
みくる「なんだこれ?」
キョン

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/18(日) 23:48:05.58 ID:0mIlymFO0

キョン「お茶…です」
みくる「ふざけてるの?」
キョン「なにがでしょう…」
みくる「ぬるい。ちゃんと緑茶の適温ってもんを理解してる?」
キョン「いや、すいません。いつも飲む専門だったので…」
みくる「あんたさ、私が入れた茶を何考えながら飲んでたわけ?」
キョン「お、美味しいお茶だなあ…と」
みくる「うん。だよね、じゃあちゃんと茶の入れ方勉強しとけよ。わたしがなんのためにあんたらのために茶入れてた思う?
    それぐらい考えろよ。なあ」
キョン「すいません」
みくる「涼宮。」
ハルヒ「なに?」
みくる「だーかーらー。それが上級生に向かっっての口に聞き方か?なあ?」
ハルヒ「…今日のみくるちゃん変よ!どうしちゃったの?」
みくる「別に。ただあんたや他大勢のご機嫌取るのに疲れただけよ。
    だいたいなんでわたしがあんたみたいな電波女にへーこらしなきゃいけないのよ
    上はあんたを見張れとか刺激するなとか言うけどさふざけるなって話よ」

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 23:58:44.70 ID:0mIlymFO0

ハルヒ「上ってなによ」
キョン「ちょっ朝比奈さん」
みくる「上は上。上司やもっと上の人よ」
ハルヒ「何の話…?」
キョン「朝比奈さんその話は…」
みくる「別にいい。そもそもわたしは過去になんか興味ないし、こんな安月給で過去の人物の監視役なんてやってられない
    だいたいなんで高校生なの?わたし何歳だと思う?」
キョン「え…17じゃないんですか?」
みくる「17だったら苦労しねーよ。なんでコスプレしてこんなとこ来なきゃいけないのよ」
キョン「コスプレなんですか・・・?」
みくる「教師役だったらまだいいものを上の趣味だか知らないけどわたしに高校生やれとかさ
    もう聞いたときは馬鹿かと思った。まあばかなんだろうけど」
ハルヒ「ねえ、キョン。どういうこと?話が分からないわ」
キョン「えーと、その…なんと言うか」
みくる「涼宮ハルヒ。あんたはわたしたち未来の人間から監視されてるのよ。
    あと、宇宙人と超能力者。良かったわね欲しいもの手に入って」
ハルヒ「どういうこと…?」
みくる「だからあんたはわたしたちの監視の対象なのよ。環境情報を書き換えるけったいな力持ってるから」
キョン「朝比奈さんっ…」
ハルヒ「環境情報を…書き換える?」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 00:01:24.17 ID:BZeKi9zt0

みくる「頭良いんだからそれくらいパッと理解しなさいよ」
ハルヒ「だって…どういう…意味」
ガチャ

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 00:09:00.89 ID:BZeKi9zt0

キョン「な、長門!」
長門「朝比奈みくる、あなたの発言は禁則の域から出てしまっている」
みくる「そりゃそうよ。解除したから」
長門「あなたにはその権限は無いはず」
みくる「呆れた。長門あなた気付いてないの?わたしのこと」
長門「?」
みくる「未来っていいわよ。顔も声もすべて思いのままなんだもの」
長門「…以前の朝比奈みくるとの時空間の相違を確認。あなたは朝比奈みくるであって朝比奈みくるではない」
みくる「やっと分かった?」
キョン「どういうことだ長門?」
長門「彼女は以前の彼女とはこの時代へ移動してきた時が違う。もっと未来から来た」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 00:18:02.83 ID:BZeKi9zt0

キョン「なに!?」
ハルヒ「未来とか情報の書き換えとかなによ。なんの話よ」
みくる「あーじゃあわかりやすく教えてあげる。
    そこにコップあるでしょ。そのコップ消えろって念じてみて」
ハルヒ「何言ってるの?」
みくる「いいから早く」
ハルヒ「………。……え?」
みくる「分かった?」
ハルヒ「なんで…?」
みくる「これがあんたの力よ」
キョン「おい長門っ!これは不味いんじゃないのか?」
長門「統合思念体から許可が出た」
キョン「なにの?」
長門「涼宮ハルヒへの事実関係について話す事への制限の解除」
みくる「ま、そういうこと」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 00:33:52.81 ID:BZeKi9zt0

キョン「どういうことだ?」
長門「この場には涼宮ハルヒの力が及ぶ範囲を制限する封力フィールドが存在する。
   そしてその範囲を操っているのはおそらく朝比奈みくる」
みくる「正解。さすが長門」
ハルヒ「っ……消えろ…消えろ……」
みくる「ああ、無駄よ。今はあなたの体表面1cmまでしか力を及ばせられないようにしてるから。
    さっきは数秒その範囲を広げただけ」
キョン「朝比奈さん…あなたいつの時代から来たんですか?」
みくる「禁則事項よ。…なんてね。わたしは以前のわたしの32年後から来たわ。」
キョン「…なんで姿が変わってないんです?」
みくる「さっき言ったでしょ?未来は顔も声も、体に関わるほぼ全てを若返らせることが可能なの」

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 00:44:17.82 ID:BZeKi9zt0

みくる「ま、そういうわけで力自体を封じることは出来ないけど、力の及ぶ範囲を制限することで
    涼宮の力は封じることが出来る」
キョン「朝比奈さ…俺が知っている朝比奈さんはどこに行ったんですか?」
みくる「わたしが指令を出してあの子の元いた時代に帰還させたわ。」
キョン「あなたと俺の知っている朝比奈さんの記憶はリンクしてるんですか?」
みくる「もちろん。わたしはあの子の未来だから」
長門「おかしい。統合思念体はそのようなものが存在する時空を把握していない」
みくる「でもわたしは存在するし、この封力発生装置、PSODも存在してるわ。これは現実よ長門」
キョン「長門…それはどういう意味だ」
長門「わたしたちはあなた達人間が作り出せる限界を把握している
    この現実はおかしい…」

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 00:53:30.31 ID:BZeKi9zt0

長門「存在するはずの無い存在がここに存在している」
ハルヒ「わたしの力…」
みくる「でもこれがあるから涼宮は世界を改変するなんて物騒なことは出来なくなってるわ
    つまり力の使いどころ、力の大きさを必要な時必要な範囲で抑えられる」
ハルヒ「わたしは何でもできるの?」
みくる「わたしが許可する範囲内でならね」
キョン「しかし…」
みくる「キョン。あなただって涼宮の暴走には辟易していたでしょ?
    PSODがあれば大きな台風は来ないわ、精々大雨くらいね。
    もう涼宮の機嫌をとる必要は無いわ」
キョン「閉鎖空間は?」
みくる「あれも同じよ。PSODで抑えられる」

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 01:01:32.84 ID:BZeKi9zt0

みくる「涼宮は自分の力の存在を知って役に立てて行けば良い
    世界を改変してしまうようなことや、なにか大きなことについてだけわたしが制限する
    キョンや長門は今までのような世界レベルでの改変を気にしなくて良い。楽なもんでしょ?」
キョン「確かに…それは…」
みくる「別に何も気にしなくて良い。これまでどおり暮らせば良い」
ハルヒ「わたしは何なの?」
みくる「さあ。わたしには分からないわ。あなたは不思議な力を持っている。それでいいじゃない」
ハルヒ「……」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 01:14:18.98 ID:BZeKi9zt0

   :
5年後

ハルヒ「キョンー、はやくしなさいよ」
キョン「ちょっと待てよ。パスポートが見つからないんだ」
ハルヒ「なんで昨日のうちにそういうの確認しとかないのよ」
キョン「あ、あった。本の下に隠れてた」
ハルヒ「もう。さあ、行きましょ」

…あれ以来ハルヒは自分の思いの力をコントロールし、たくさんの事に使っている。
想像できることは実現できる。昔誰かが言ったのはこれのことだったのだろうか

今この世からはあらゆる病気は消え、あらゆる貧困は消えた。ハルヒの力だ。
良い方にだけ使うことで世界は良い方向へ回っていく。ハルヒの力で

ただハルヒの苗字が俺と同じになったのはハルヒが望んだからではなく俺が望んだからだと信じたい。




182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 01:15:32.18 ID:BZeKi9zt0

すまん眠いから終わり。

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 01:22:32.01 ID:BZeKi9zt0

えぴロー

キョン「しかしなんでPSODなんてもんが出現したんだ?」
長門「涼宮ハルヒはとても深い意識の下で薄っすらと自身の力に気がついていた。
    しかしその常識を無視する力の存在を回りに知られることを恐れていた
    それがこの結果」
キョン「つまりはハルヒが自分の力を隠すことなく、また世界を変えてしまったりしないようにするために
     力の範囲を制限するPSODを情報改変することで作り出した。そういうことか?」
長門「そう」

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 01:28:39.31 ID:BZeKi9zt0

みくる「まあ、そういうことで。涼宮、お金出して。」
ハルヒ「また?」
みくる「ヴ○トンの新作バッグが欲しいのよ」
ハルヒ「はあ…」
まいくる「きゃーありがとう!」
キョン「…こんな使い方していいのか?お金が増えると日本全体の貨幣価値が下がるんじゃないか?」
ハルヒ「あたしもそおう思ったんだけど、有希が少しくらいなら問題ないって」
キョン「そうならいいんだが…」

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 01:29:20.34 ID:BZeKi9zt0

エピローグ終わりw

>>190
あとは任せた

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/19(月) 01:32:33.28 ID:BZeKi9zt0

>>187
このみくるは50歳くらいなんだ
それまでの人生の中で彼女は大変苦労したんだ。
その結果、こんな荒んでしまった。多分上司に辱しめられたりしたんだろうな。可哀想に…

辱しめの内容は脳内保管してくれ



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