長門「……叩いて」


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859 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/02(金) 00:41:26.41 ID:Gcl17GXL0

放課後、俺はいつものごとくドアをノックし、返事がないことを確かめて部室へと足を踏み入れた。
 返事がないって事は誰もいないか、もしくは────
「よう長門、お前だけか」
 長門は俺ををちらりを見ると、読んでいた本をパタンと閉じて、なにやら縄のような様なものをおれに突き出した。
「……縛って」
 これは、麻縄というやつだろうか。あちこちケバケバとささくれ立って、ザラザラとしている。太さは俺の指ぐらいある、結構しっかりとしたものだ。
 はて、これは一体何のつもりだろうかと思案しつつも縄を受け取った俺を、閉じた本を片手に100%の無表情で見つめる長門。
 そんな、いきなり縛れといわれても、
「なにを?」
「わたしを」
間髪いれずに長門が即答した。
「……は?」
「早くしないとエライ事になる」
「それは……大変だな」
「大変」


キョンの一人称なんだが……読みにくかったら無視してくれ

868 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/02(金) 00:49:37.33 ID:Gcl17GXL0

 とりあえず棒のように突っ立っている長門にグルグルとまきつけてみた。縄がザラザラしていて素肌の腕に擦れて痛そうなので、そうっと、やさしくだ。
「違う」
「何が?」
「私は縛って、と言った」
「いや、だから」
「あのようにしてほしい」
 その視線の先にはさっきまで長門が読んでいた本があった。
『図解 世界のSM 〜日本編〜』
 これは……
「元は刑罰として存在したものが、このような発展を遂げるとは」
 縄縛りの刑とでもいうのだろうか。確かにそんな話を聞いたことがある。あるが……
「ユニーク。ぜひわたしも体験してみなければならない」
「えーと」
「さもなければ、エライ事になる」
「わかったわかった」
 とにかくやってみよう。少しは面白そうだ───と、思ってやってみたがこれが以外に難しい。
 結局何とか形にはなったものの、俺が長門の体に触れまいとしてビクビクしながらやったもんでユルユルだ。縄には張りがなく、全体にだる〜んとしてる
「何をしているの。もっときつく」
「いや、でもこれ以上きつくやったら痛いだろうし……」
「痛くなければ意味がない」
「そ、そうか?」
長門が冷ややかな視線を俺に向ける。
「この役立たず」
 ……くそっ。人がせっかくやってやったっていうのに。
「でも、お前の股の間に縄を通したりするのは……俺が恥かしいっつーか」
「あなたの精神状態などどうでもいい」
「……」
「もっときつく、もっと痛くして」
「……そうかい? じゃあ望みどおりにしてやるよ」

879 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/02(金) 00:56:00.57 ID:Gcl17GXL0

>>868
そんなわけで再挑戦。
 二度目なのでスムーズだ。こんどは容赦なく、一つ一つの行程に力をこめて縛り上げてゆく。
「んっ……」
 長門の口から声が漏れた。
 ……痛いのだろうか。
 だが力は緩めない。それがこいつの要求だからな。
 半袖の夏服のあちこちに皺がより、体との密着度が増していく。
 さっきは気遣ってやさしく扱った腕もギリギリと締め上げ、荒い縄を白磁のような細い華奢な腕に食い込ませてゆく。
「あ……んっ……」
 もしかして、感じてるのか?
 力をこめることばかり考えていたので顔なんて見ていなかったが、思わず観察してしまった。
 全身をこわばらせて、目をぎゅっと閉じている。
 その顔には、何かそそられるような魅力があった。
 もっときつく縛り上げてやりたい。そう思わせるのに十分な表情。
 こういうのを媚態と言うんだろうか。

885 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/02(金) 00:59:32.22 ID:Gcl17GXL0

>>879
 俺は力を緩めることなく聞いてみた。
「何だ長門、感じてるのか」
 長門はゆっくりと薄目を開けて
「……別に」
 感じてるくせに。鼻息荒いぞ。
「そんなことより早くして。力の入れ具合もまだまだ」
「今やってるって」
「それでも男子? 弱い」
 くそっ。
「おい長門」
「何? きちんとやらないとエライ事に」
「そんなにきつく足を閉じられちゃ縄が通せない。足を開いてくれ」
「……わかっている」

 とは言うものの、ただ呼吸だけがふーはーふーはーするだけで、ちっとも足は開かない。

「おい足開けよ!」

 仕方なくしゃがみこんで長門の太ももの間に手を入れ無理やり開いた。
「〜〜〜っ!!」
 ──確かに、エライことになってた。
 下着の中央部分が、大部分濡れていて変色している。

898 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/02(金) 01:26:38.29 ID:Gcl17GXL0

 俺は長門の顔を見上げ、もう一度聞いてみる。
「感じてるのか?」
 長門が何か言おうと息を吸い込んだのを見計らって、思いっきり
股の下に通した縄を引き上げた。
 下着の生地と縄が擦れる音と同時に長門がといき混じりに悲鳴を上げた
「くぁんっ!……か、感じているわけでは」
「ふーん」
 なにやら言おうとしているようだが、声になってない。
 俺はとりあえず長門のリアクションは無視してさっさと縛り上げてしまうことにした。
 最後にきちんと結んで、
「できたぞ。これで満足か?」
「いい。想像以上」
「よし、じゃあ解くぞ」
「待って。次はアレ」
その視線の先にあるのは
「何だこれ」
「ギャグボール。私の口にはめて」
「分かった」
俺は指示通り長門にそれをはめた。
なにやら長門がモガモガ言っているが、何を言いたいのかさっぱり分からない。
面白そうなので、鼻をつまんでみた。
口が閉じれないのでただ呼吸音だけがぜーひゅーぜーひゅーと聞こえる。
「うーあーうー」
しばらくすると、口の端から唾液が垂れてきた。
これはそろそろまずいかなと思い、手を離すと長門は床に倒れた。

907 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/02(金) 01:30:31.57 ID:Gcl17GXL0

手足を固定されているので、そのままイモムシのように床を這う長門。


ごめんもう無理。

908 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/02(金) 01:32:41.77 ID:Gcl17GXL0

エロはちゃんと計画的にやらなきゃダメだって事を思い知った。すまんこ。
そのうちアナルにでも再チャレンジするわ。



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