762 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 02:15:17.42 ID:0/3MIZbcO
広死苑の別パターンを考えてみた
広死苑 高良みゆき
こなた「また臭くってさ〜」
かがみ「その話も良いけど、ここは図書館だ。もう少し静かに話せよ」
みゆき「そうですね。図書館は静かに使うのがマナーですし」
つかさ「お姉ちゃん…この問題が解らないんだけど…」
かがみ「えーと…これはみゆきの方が解ると思う…みゆき、パス」
みゆき「わかりました。では、つかささん、その問題を見せてくれませんか?」
つかさ「ゆきちゃん、お願い…」
こなた「あれ?もしかして私だけ除け者」
かがみ「もしかしなくてもだ」
四人とも今日は図書館にやってきて勉強会を開いているのだ。
763 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 02:20:12.10 ID:0/3MIZbcO
こなた「う〜ん…暇だなぁ」
かがみ「勉強しろよ」
こなた「身に入らないんだよねぇ…気分転換に本でも読もうかな」
そう言ってこなたは席を立つ。
みゆき「泉さん、私も一緒に行っても良いですか?」
こなた「え?全然OKだよ」
みゆき「ありがとうございます」
かがみ「みゆきも?」
みゆき「ええ…せっかくの図書館ですので」
かがみ「まあ、みゆきはもう終わらせているし…あ、ほらつかさ、また間違えてる」
つかさ「えぇ〜また〜」
その光景を見て微笑んだ後、こなたとみゆきは本を探しに行った。
764 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 02:30:17.26 ID:0/3MIZbcO
こなたは早速、漫画コーナーへと急ぐ。
片やみゆきは分厚い小説が並べられている本棚へと目を向ける。
読書家でもあるみゆきにとってはどれもこれも馴染みが深い作品だ。
みゆき(ほとんど読んだ作品ばかりですね……あら、これは?)
みゆきは本棚の片隅で埃を被ってる一冊の本を見つけた。
みゆき(これは……広……死苑?)
誰もが知っている辞書と言えば「広辞苑」であるが、その本の書名は「広“死”苑」となっていた。
みゆき(見たことありませんね……どんな本なのでしょう)
みゆきは本のページをめくる。
そこには死に対する、ありとあらゆる知識が載っていた。
死の概念、倫理観や、漢字の成り立ち、人の殺害方法や自殺方法、死体についてのイロハにアポトーシスまで……死に関係しているものを網羅している一冊だった。
みゆきはおぞましさを覚えると同時に深い興味も覚えた。
見てて辛いものもあるが、知識欲がそれを上回る気分だった。
よくよく思うと、あまりこういう知識を調べないだけに、この本は新鮮に見えた。
みゆきは自分でも気づかないうちに図書館の受付に向かっていた。
767 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 02:34:31.25 ID:0/3MIZbcO
つかさ「やっと……終わった〜」
こなた「私も〜……」
みゆき「二人ともお疲れさまです」
かがみ「つかさはともかく、こなたは写しただけじゃない」
こなた「解ってないねぇ〜かがみは。写す作業がどれだけ大変か…」
かがみ「威張って言うな!!」
こうして今日は解散となり、各々家路に着いた。もちろん、みゆきの手には「広死苑」があった。
768 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 02:43:26.42 ID:0/3MIZbcO
その日の夜。
みゆきは早速「広死苑」を広げた。
みゆき(鉄の処女はこういう構造ですか…ギロチンは考案者の名前から……そしてギロチンで死ぬなんて……)
この本は確実にみゆきを虜にしていった。
みゆき(だいぶ読みましたね…あら?巻末は索引ではないんですね……これは…?……!!)
みゆき「た、大変です!」
ゆかり「ん〜どうしたの〜みゆき」
みゆき「じ、実はあの有名な俳優さんが…今日お亡くなりになったと」
ゆかり「え〜嘘でしょう。今日、テレビで幸せそうに新婚旅行に行く様子をやってたわよ」
みゆき「ええ…ですから、その飛行機が墜落したらしくて…」
ゆかり「まっさかぁ〜それよりみゆき、あなた寝なくてはいいの?」
みゆき「え…?あ…もうこんな時間…」
時計の針は11時を指していた。
ゆかり「ほら、もう寝なさいよ。第一、そんな大ニュース、テレビでやらないはずがないわ」
みゆき「あ、それもそうですね…おやすみなさい」
ゆかり「おやすみ〜」
みゆき(あれは何だったのでしょう…)
771 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 02:55:42.34 ID:0/3MIZbcO
翌朝。
みゆきが朝食を食べているとテレビから緊迫した声が流れた。
テレビ「たった今入ってきたニュースにです。人気俳優の○○さんを乗せた飛行機が昨日、海上に墜落したとのことです。原因は…」
みゆきは驚きのあまり、食べていたパンをのどに詰まらせるところだった。
無理もない。そのニュースで言っている俳優は昨日、「広死苑」で見つけた俳優だからだ。
さかのぼって―
みゆき(この一覧は何でしょう…?死亡者リスト2008J…?)
そこには日付が書いてあり、その下には膨大な量の人の名前が記されていた。
その中にはみゆきが見知った名前もある。どれもこれも最近亡くなった人達だ。
みゆき(これって……)
そうページをめくるうちにみゆきはさらに驚く項目を見つけた。
今日の日付である。
みゆき(これは……つまり…今日亡くなられた方々…)
そこにはある俳優の名前とその死因が書いてあった。
そして今朝―
その俳優の名前が確かに出ている。
死因も広死苑に書いてあった通りだ。
ゆかり「あら、昨日みゆきが言っていた人じゃない?どうして昨日で解ったの?」
みゆき「え…あの…ネットで……」
ゆかり「へぇ〜最近のインターネットはすぐニュースを流すのね?」
みゆき「え?」
ゆかり「だって、この飛行機が墜落したのって10時半らしいわよ」
みゆきは身震いと共にあの本がただの本ではないと知った。
772 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 03:02:40.51 ID:0/3MIZbcO
それからというもの。
みゆきは「広死苑」で死亡者リストを見るのが日課となっていた。
最初は躊躇していったものの、だんだんと慣れて今では2〜3日後も見ている。
誰よりも先に知識が手に入る。
みゆきにはそれが満足だった。
死についての知識も深まった。
大腿骨を切るのにナイフでは無理なこと、暗示でも人は殺せること……。
みゆきは陵桜学園の誰よりも死に詳しくなった。
この本は図書館の本ので返さないといけない。
でも、みゆきはこの本が手放せなくなり、特別に図書館から譲り受けた。
どうやら、あちらは旧版の広辞苑だと思っていたらしい。
中身はおろか、タイトルもろくに見ずにOKを出してくれた。
そんなこんなで一ヶ月が過ぎた。
775 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 03:15:10.40 ID:0/3MIZbcO
みゆき「それですね、ギロチンの考案者は……」
つかさ「へぇ〜そうだったんだ〜」
こなた「黒井先生より詳しいねぇ。さすがみゆきさん」
かがみ「にしても、最近はブラックなネタばかりね」
みゆき「あ、そうですか…気をつけます」
かがみ「あ、いや別に良いんだけどね。
そういえば知ってる?最近、うちらの近くで通り魔が出てるって」
こなた「あ〜ここ半月ぐらいで急に出てきたあれね」
つかさ「確か六人ぐらい襲われたんだっけ…」
かがみ「今朝のニュースでまた襲われたってあったわ。今で七人目。うち何人かは……」
みゆき「怖いですね…」
どよんと四人の顔が暗くなる。
かがみ「あ、ごめん。暗い話題出して…」
みゆき「いえ。私の方こそ」
こなた「私が通り魔だったらかがみは狙わないなぁ」
かがみ「どうしてよ?」
こなた「だってツンデレはツンとデレがなきゃ。つかさぐらいなら襲った方が良さそうだけど」
つかさ「えぇぇ」
かがみ「こなた―!」
こなた「うわ、冗談だよ」
かがみ「冗談が悪いわよ…」
みゆき「まあまあ……」
776 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 03:17:22.76 ID:0/3MIZbcO
こなた「あ、もうこんな時間」
かがみ「ゲマズ寄らない?」
こなた「いいね〜つかさとみゆきさんは?」
つかさ「私も行くよ〜」
みゆき「すみませんが、また歯医者に行かなくてはならないので」
こなた「みゆきさんも大変だね…それじゃまた明日」
かがみ「じゃあね、みゆき」
つかさ「バイバイ、ゆきちゃん」
みゆき「はい、さようなら」
こうして、みゆきは一人帰っていった。
777 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 03:28:32.97 ID:0/3MIZbcO
週末。
みゆきは昼から「広死苑」を読んでいた。
見ていたのは明日の死亡者リスト。
みゆき(明日も随分いろんな方がお亡くなりに……あら?)
目に留まったのは見覚えのある名前だった。
『泉こなた(18・♀)―16:32―ナイフによる刺殺』
みゆき(……………!!そんな……泉さんが…!)
みゆきは嫌な胸騒ぎがし、ページをめくる。
幸い、自分の名前はなかった。ところが―
『柊かがみ(18・♀)―14:27―ナイフによる刺殺』
『柊つかさ(18・♀)―14:21―ナイフによる刺殺』
みゆき(…………)
みゆきは言葉も出なかった。なぜ明日三人が死ぬのか。なぜ私は無事なのか。
もしかしたら明日は三人とも遊びに行き、そして誰かに襲われるのか?
特に柊姉妹はあまり時間が変わらない。
ということは二人一緒に襲われる…。
もしかしたら話で出ていた通り魔に襲われるのかもしれない。
みゆきは早速、三人に電話をかけた。
781 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 03:42:39.58 ID:0/3MIZbcO
翌日。
こなた、かがみ、つかさはこなたの部屋にいた。
こなた「にしてもどうしたんだろうね?みゆきさん」
つかさ「すごい慌てたよね〜」
かがみ「『今日はこなたと一緒にいろ』って…なんでこなたなんだろ?後、『こなたと一緒じゃないときはつかさといろ』とも言ってたんだし…」
こなた「フラグかね?」
かがみ「何のだ」
こなた「百合フラグ?」
かがみ「辞めてくれよ…仕方ない、ゲームでもしようよ」
つかさ「賛成〜」
こなた「負けないよ〜」
みゆき「電話はしましたし…家の中にいると言っていたので大丈夫でしょう…しかし、私も行かないと…」
と嘆くみゆきは結婚式の会場にいた。親戚の結婚しきだ。
みゆき「なぜ、こんな時に限って…あぁもう二時です」
みゆきはたまらなくなり、トイレと言って会場を出た。
みゆき「もしもし、かがみさん?」
かがみ「みゆき?どうしたの?」
みゆき「あ、あの…何か変わったことなどはありませんか?」
かがみ「別に?なにもないよ」
みゆき「あ、そうなんですか。ならばそれで良いです」
かがみ「ほーい。みゆきも終わったら来てね」
みゆき「はい、必ず。何かあったらすぐ連絡して下さいね」
そう言って電話を切る。
時間を見ると「14:10」とあった。
後十数分で死ぬようには思えない。万が一、もあるが、こなたと一緒にいれば最悪の事態は防げるだろう。
そもそも死ぬことが解っているなら、それも回避はできる。
落ち着きを取り戻したみゆきは会場に戻っていった。
782 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 03:51:45.29 ID:0/3MIZbcO
あ…オチは見えてるのか…。
16:01
結婚式がやっと終わり、そのままの格好でこなたの家にやってきた。
ピンポーン
軽快な音が鳴り、数秒後にガチャという音と共にドアが開いた。
「いらっしゃーい」
こなただった。
みゆき「すみません…遅れまして」
こなた「良いって良いって。ささ、上がって」
みゆき「おじゃまします」
こなた「結婚式はどうだった?」
みゆき「すごく幸せそうでとてもよかったです。私もああいう式を挙げてみたいですね」
こなた「私には結婚式というとなぜかビアンカとフローラが……」
話をしながらみゆきはこなたが死なないようにしっかりと見張ることを決めていた。
それよりもまず、柊姉妹の安否を確認しないといけない。
こなた「じゃ私の部屋に上がってて。お茶煎れておくから」
みゆき「ではお言葉に甘えて…お願いします」
こなた「ほいほい」
そう言ってこなたは台所へ消えた。
785 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 03:56:58.79 ID:0/3MIZbcO
16:05
こなたが死ぬまで後20分以上。お茶を煎れる間に死ぬということもない。
そういうこともあり、みゆきは部屋のドアを開けた。
「かがみさん、つかささん、こんに……」
開けたドアの先に二人はいなかった。
と同時に不安になる。まさか……いや、そんなはずはない。
もし二人が死んだならば、こなたがあんなに冷静なはずはない。
と、ふと見るとベッドの布団が膨らんでいる。
みゆきはそれを見て思わず笑ってしまった。
みゆき(そういうことですね)
みゆきは自分を驚かせようとする二人を逆に驚かそうとぱっと布団を剥がした。
786 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 03:58:49.40 ID:0/3MIZbcO
16:07
そこにはかがみとつかさの二人がいた。
だが、それは二人「だった」ものだった。
「やだなぁ。見ちゃったんだ」
ぞくっと寒気がし、後ろを振り返るとそこにはうすら笑いのこなたがいた。
789 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 04:04:11.67 ID:0/3MIZbcO
16:08
みゆき「泉さん……」
こなたの手には刃先が赤くなったナイフが握られていた。
こなた「みゆきさん……まあ、みゆきさんなら、この状況は理解できるよね」
みゆき「状況だけです」
そう言って改めてこなたを見る。
目が明らかに違う。
いつものこなたではない。
みゆき「あなた……誰ですか?」
こなた「ぷっ…おかしなことを聞くねぇ…私は泉こなただよ」
みゆき「私の知っている泉さん…泉こなたはそんな人ではありません」
こなた「誰だって裏の顔があるもんだよ、みゆきさん」
みゆき「…!」
こなた「仕方ない、冥土の土産に教えたげるよ。曲がりなりにも親友だしね」
そう言ってこなたは話し始めた。
793 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 04:16:15.41 ID:0/3MIZbcO
14:12
こなた「最初はね、見てるだけで満足だったんだよ…」
こなたは独演を続ける。その間にみゆきは手元にあった果物ナイフを取る。
こなたは気づいてないようだった。
こなた「でも何て言うかなぁ。だんだん皆のことが欲しくなって。
永遠に私の側に置きたいというか…。
そりゃあ殺しはよくないと思ったよ。
ただね、いつだったか、タガがはずれたの。
あれは…前、自分の流れ出る血を見た時かな。
その血を見るとゾクゾクして…もっと血がみたくなって…。
一回、通り魔的なことをやったらさらに興奮して。
そしたらますます皆を欲しくなって」
みゆき「………狂ってます」
こなた「百も承知だよ。何て言われても良い。それが私だから。大丈夫。死んでもちゃんと丁寧に扱うよ」
みゆき「二人を殺しといて…!」
こなた「ほら、二人ともよく見てみなよ。傷をお腹にしかつけてないでしょ?後々の為に外傷を少なくしたんだよ。愛なんだよ」
みゆき「それのどこが愛なんですか……?」
こなた「うーん…ヤンデレ…かな?」
みゆき「ふざけないでください!」
こなた「本気だよ……だから…みゆきさんも」
そう言って、こなたはゆっくりと近づく。
みゆきは追いつめられながらも、スキを窺っていた。
こなた「それじゃ…二人によろしく」
こなたは飛びかかってきた。
みゆきはこなためがけて果物ナイフを投げた――。
795 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 04:22:19.66 ID:0/3MIZbcO
16:34
みゆきはゆっくりとこなたの部屋を見渡した。
そこには三人の死体。
どの死体も安らかな顔をしている。死ぬ前までは絶望的な状況のはずだったのに。
みゆきは返り血を手の甲で拭うと改めて三人を見た。
辛い、悲しい、苦しいはずなのに涙は流れない。
死についての知識をあまりにも手に入れてしまったためにみゆきは―死を簡単に受け入れてしまっていた。
みゆき「泉さん、かがみさん、つかささん……また逢いましょう」
それだけ言うと、みゆきはゆっくりと部屋を立ち去った。
796 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 04:30:00.26 ID:0/3MIZbcO
三日後。
みゆきは牢の中にいた。
みゆきは同級生の殺害に加え、たびたび起こしていた『通り魔』で逮捕された。
みゆき「ついやってみた通り魔…泉さんもその虜だったのですね…」
みゆきは呟く。
みゆき「道理で人数が多いと思いましたよ…。
死後の世界では三人に逢えるのでしょうか……」
しばらくして。
みゆきは息を引き取った。
みゆきの部屋にまだ置いてある「広死苑」
風でパラパラとめくれたページの一節には
『高良みゆき(18・♀)―8:11―ノロイ』
世にも
奇妙な
らき☆すた
797 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 04:36:45.30 ID:0/3MIZbcO
みゆき「というわけでこの物語はおしまいです」
かがみ「こなたもみゆきも黒いわね…」
こなた「みなさーん、私はこんな人じゃありませんよー」
かがみ「うるさいな!解ってるわ!」
つかさ「ねぇお姉ちゃん、私達って死に損…?」
かがみ「………」
こなた「でも作者は一応、私に殺される二人の場面を考えたらしいよ」
つかさ「じゃあ何で書かれてないの?」
みゆき「ねむ……ではなくて、二人がお気に入りだから、汚したくなかったそうですよ」
かがみ「嘘くさいわね…」
こなた「まあまあ」
つかさ「皆さんどうでしたか?思いつきで書いたらしいので大目にみてやってほしいとのことです。
また何かで会いましょう」
こなた「ってあれ?つかさがシメた!?」
かがみ「らしくないわね…」
みゆき「作者一番のお気に入りだそうで…」
つかさ「またね〜」
814 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 07:20:18.72 ID:0/3MIZbcO
いろいろ感想をありがとう
最後が白石もこなたのヤンデレの詳細もやりたかったけど、なにぶん即興だしねむ(ry…「広死苑」も作品として先にあるので、アウトロー作品というか、保守の合間のSSとして見て欲しい
……ってのは言い訳かな