318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/08(火) 22:32:32.53 ID:qtZNGFhi0
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「……ぐ、偶然よ偶然!!」
キョン「…」
ハルヒ「あんたがバイトしてるって知ってたらこなかったわよ!」
キョン「…」
ハルヒ「……折角の日曜なのに、暇だったから、たまたま……」
キョン「…」
ハルヒ「散歩ついでに……その……」
キョン「…」
ハルヒ「……邪魔よね」
キョン「外で待ってろ。あと十分もすれば帰られる」
ハルヒ「! なっ、なんであたしが待ってあげなきゃ……暇だからいいけどね//」
322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/08(火) 22:36:55.41 ID:qtZNGFhi0
ハルヒ「あのね? その」
キョン「…」
ハルヒ「……彼氏、できたのよ」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「……う、嘘よ……ちょっとは慌てなさいよ!」
キョン「…」
ハルヒ「あたしほどの女を満足させられる男なんて……変な意味じゃなくて!」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「えっ?」
キョン「知ってたよ」
ハルヒ「はぁ? え、あ……うん」
キョン「…」
ハルヒ「もっ、モテないわけじゃないんだからね! ……って、なんでこんなこと言わないといけないのよっ」
キョン「いやお前が勝手に……」
343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/08(火) 23:18:18.30 ID:qtZNGFhi0
ハルヒ「ほらキョン。肩叩いてあげる」
キョン「…」
ハルヒ「暇なだけよ。そこ座りなさいよ」
ハルヒ「んしょ、んしょ……っと」
キョン「…」
ハルヒ「……背中大きいわねアンタ」
キョン「…」
ハルヒ「なんていうか……私一人ぐらいなら楽々おぶれるんじゃないの?」
キョン「…」
ハルヒ「別にそんなの望んでないけどね。別に……ね?」
キョン「…」
ハルヒ「……よっと、それそれ」
キョン「抱っこしてやろうか」
ハルヒ「? ……!?」
キョン「なんだ、おかえしに。嫌ならいいけど」
ハルヒ「いやっ……じゃなくて……嫌! だけど! ……う、うん///」
キョン「…」
354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/08(火) 23:47:21.16 ID:qtZNGFhi0
ハルヒ「あ、キョン」
キョン「…」
ハルヒ「なにしてるのよ、こんな所で」
キョン「…」
ハルヒ「放課後なんだから、ちゃんと部室に来なさいよ」
キョン「…」
ハルヒ「……きょ、今日は誰も居ないから……寂しいっていうか」
キョン「…」
ハルヒ「団長命令よ! ……無理?」
キョン「いいよ」
ハルヒ「! ならほら、早く行くわよ!」
キョン「ジュース奢ってやるよ」
ハルヒ「え? あ、うん。ありがと///」
355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/08(火) 23:50:03.49 ID:qtZNGFhi0
ハルヒ「ねぇ、キョン」
キョン「…」
ハルヒ「あんた、愛してるとか言ったことある?」
キョン「…」
ハルヒ「なさそうよね! キョンって女の子と居るイメージないもん」
キョン「…」
ハルヒ「愛してるって言ったこと、ないでしょ? キョン?」
キョン「…」
ハルヒ「キョン……愛してるって……キョン」
キョン「愛してるよ」
ハルヒ「!!!」
キョン「ほら、言ったぞ」
ハルヒ「/////そそ、そういうことじゃないわよ! もぅ////」
キョン「…」
ハルヒ「……ん? 愛してる……よ? ……よ!?」
356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/08(火) 23:52:41.99 ID:qtZNGFhi0
ハルヒ「ほら! そこ座りなさいよ!」
キョン「…」
ハルヒ「あはは! キョン椅子よ! 略してキョンス!」
キョン「…」
ハルヒ「キョンスはゴツゴツして座りにくいわね! このダメ椅子!」
キョン「…」
ハルヒ「……な、なによ。冗談よ」
キョン「…」
ハルヒ「……ごめん……」
キョン「…」
ハルヒ「? ちょっ、手……はっ、放しなさいよっ」
キョン「…」
ハルヒ「こらキョン! はっ、放して……降りられな……もぅ、バカ」
357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/08(火) 23:54:38.13 ID:qtZNGFhi0
ハルヒ「あれ?」
キョン「…」
ハルヒ「マウスの調子がおかしいわ。クリックできない」
キョン「…」
ハルヒ「ねぇキョン」
キョン「…」
ハルヒ「ほら、押せないのよ。ほら」
キョン「…」
ハルヒ「……壊れてるのかしら?」
キョン「どれ」
ハルヒ「! ちょっ、手を触らないでよ!」
キョン「…」
ハルヒ「まったく……あれ、動かない」
キョン「ほら」
ハルヒ「だーかーら……」
みくる「……うわぁ……あぁぁっ//」