149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/03(木) 16:26:49.61 ID:ndjjMd3mO
長門「……朝比奈さん」
みくる「なんですかぁ?長門さんっ」
長門「…お化粧、綺麗」
みくる「わぁ、そうなんです、チークラメ入りのに変えたんですぅっ
よく気付いてくださいましたねっ!」
長門「………綺麗」
みくる「ふふっ、長門さんにもやってあげましょうか?」
長門「…………」(コク)
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/03(木) 16:38:20.84 ID:ndjjMd3mO
みくる「るんるんるーん♪」(ポフポフ)
長門「…………」
みくる「はいっ完成ですぅ!」
長門「…………」
みくる「ふわぁ〜!何だか長門さん、雰囲気明るくなりましたぁ」
長門「………自分ではわからない」
みくる「あ、そっかぁ!鏡ですね!」
長門「………………」
みくる「………………」
長門「………………」
みくる「………………」
長門「………綺麗」
みくる「ふふっ、気に入ってくれたんですねっ」
長門「…………」(コク)
みくる「長門さん、よかったらシャドーもやってみませんかっ?」
長門「………シャドーとは」
みくる「目元を綺麗にするお化粧ですよぉ」
長門「………………」
長門「………………」(コク)
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/03(木) 17:06:17.23 ID:ndjjMd3mO
みくる「るんるんるーん♪」(サッサッ)
長門「………………」
みくる「長門さん肌綺麗ですねぇ〜」
長門「…………そう」
みくる「はいっ、とってもツヤツヤですぅ!」
長門「………………」
みくる「るんるんるー…出来ましたぁっ」
長門「……………」
みくる「はいっ鏡ですぅ!」
長門「………………」
長門「…………綺麗」
みくる「ふふっ、長門さんてお化粧似合いますっ」
長門「………………」
みくる「あ、今日カチューシャ持ってきたんですけどぉ」
長門「……………」
みくる「付けますか…って、えへへ。すみましぇん……」
長門「…?」
みくる「なんか、私調子乗ってしまってるかも……」
長門「……平気」
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/03(木) 17:33:23.44 ID:ndjjMd3mO
みくる「そうですかぁ…!ふふっ」
長門「…………」
みくる「じゃあこの黄緑のやつは、どうですかっ?」長門「…………」(コク)
みくる「では付けますぅ!………よぉし、はい長門さん、鏡を」
長門「…………」
みくる「ふふっ、ビックリですねぇ!長門さん大変身しましたぁっ」
長門「……私もこのようなことは経験不足だった」
みくる「えへへ。あ、そうだ長門さん!いいこと思いつきましたぁ」
長門「…なに」
みくる「このまま帰るのはもったいないですよぉ、だから…」
みくる「男の子とデートして帰るのは…どうですかぁ…?」
長門「………?」
210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 18:13:41.36 ID:ndjjMd3mO
みくる「んーでも長門さんの気が乗らないなら…やめ…」
長門「…構わない」
古泉(ガチャッ)「こんにちは…あれ?」
みくる「!?」
みくる「…こ、古泉君っ!」
古泉「おぉーこれはこれは…長門さんが素晴らしい変身を遂げてますね」
みくる「あっ!そうですよねぇっ!さっき、長門さんが私のお化粧を誉めてくれて…」
古泉「で、女の子同士化粧しあっていたんですね」
みくる「はいっ」
長門「……………」
古泉「可愛いですよ、長門さん」
長門「……………」
みくる「きっと男の子は、こんな可愛さ倍増の長門さんほっとかないですよねぇ…?」
古泉「もちろん」
長門「……………」
みくる「…………」
みくる「あっ!私今日用事があるんでしたぁっ!ふえぇ!」
古泉「えっ」
213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/03(木) 18:16:11.24 ID:ndjjMd3mO
みくる「長門さんごめんなさぁい、カチューシャは貸しますからぁ!ふみゃああ!」
古泉「っと…朝比奈さん、気を付けて!」
みくる「ふぁーい!」(タッタッタ…)
古泉「ふぅ、大丈夫ですかね、朝比奈さんは」
長門「……予測出来ない」
古泉「…ですね。」
長門「……………」
長門「……デート」
古泉「…ん?」
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/03(木) 18:28:54.36 ID:ndjjMd3mO
古泉「どうかしましたか?」
長門「……私を放っておく、それとも」
古泉「……え、それは…しかし……」
長門「……………」
古泉「……僕でいいんですか、長門さん」
長門「……………」(コク)
古泉「これはこれは…嬉しいご指名ですね」
古泉「では、長門さん…いいえ、有希姫!僕が楽しませてみせましょう、あなたを」
長門「………………」
古泉「………………」
長門「………その名称はおかしい」
古泉「…ですね。はははっ」
230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/03(木) 18:44:01.67 ID:ndjjMd3mO
古泉「なんだかおかしい状況ですね…僕と長門さんが。キョン君達に見られたら…」
長門「今日あの二人は先に帰宅した。この光景を見られる確率は極めて低い」
古泉「えっ……あ、そうですね、その心配は無いですね」
長門「……初めて」
古泉「ん?」
長門「……デート」
古泉「あぁ…そうなんですか。ふふ、長門さんみたいに美しい人の初デートの相手が僕だなんてとても光栄です」
長門「…………」
古泉「…それにしても見違えた」
長門「…?」
古泉「いやぁ……と。あれ、ところで僕達はどこに向かっているんでしょうか」
長門「………スーパー」
古泉「…ん?」
長門「……買い物を」
古泉「…………」
長門「…………」
古泉「…くっ、はははっ」
長門「……?」
古泉「いやぁ、長門さんらしいなって。和んじゃいました」
長門「……迷惑?」
古泉「いいえ、お供しますよ。もちろん」
231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/03(木) 18:57:18.19 ID:ndjjMd3mO
古泉「何を買うんですか?」
長門「……カレーのルー」
古泉「晩ご飯ですね」
長門「…………」(コク)
レジ「(ピッピッ…)330円になります」
古泉「あ、じゃあこれでお願いします」
長門「…………」
古泉「ふふ、あぶく銭ですよ」
長門「……でも」
レジ「ありがとうございましたー」
長門「……謝罪したいと思っている」
古泉「…気にしなくていいですから」
長門「…………」
古泉「…………」
古泉「…今日、冷えますね」
長門「………そう」
長門(……ピタ)
古泉「…どうかしましたか?」
長門「…………手を」
古泉「…えっ……?」
239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/03(木) 19:10:17.10 ID:ndjjMd3mO
古泉「……いいんですか」
長門「……………」(コク)
古泉「……………」
長門「……………」
古泉「…では………」(スッ…)
長門「………………」
長門(ポスッ)
古泉「…!?」
長門「………ホカロン」