ハルヒ「キョンのバカ!あんたなんか死んじゃえ!」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 22:12:48.96 ID:AXGY1XggO

意識が遠のいていく…

ハルヒがなにやら叫んでいる…

朝比奈さんが泣いている…

長門がじっと見つめている…
古泉が何か囁いている…

なんでこんなことになっちまったんだ? 聞いてんのか? おいハルヒ……ハル……………


キョン「うをっ!」


汗がすごいな…
夢を見ていたような………、う〜む…………こんな経験誰でもあるよな?さっきまで見ていた夢を思い出せない、ってこと
心のもやもやが取れん…なにか大切なものを忘れているような………

妹「キョンくーん、遅刻しちゃうよー」

キョン「ん、あぁ今行くよ」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 22:17:37.49 ID:AXGY1XggO

この坂も大分慣れてきたな…、まぁほぼ毎日歩いているから慣れない方がおかしいな


男「おはようございます」

ん…?誰だこいつは? やけに笑顔だな……

キョン「あの…どちら様で?」

男「おやおや…朝から冗談ですか?」

キョン「いや…冗談じゃないんだが……」

男「………」

男は考えるように顎に手を当てうつむいている…。 こんな奴知らんぞ 新手の詐欺………な訳ないか

男「涼宮ハルヒ……という名前をご存じで?」

涼宮ハルヒ………?

キョン「いや…知らないな」
男「困ったことになりましたねぇ」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 22:22:23.62 ID:AXGY1XggO

男「とりあえず自己紹介します……古泉一樹です」

キョン「あ、あぁ…俺は……キョンとでも呼んでくれ」

古泉「いつもそう呼んでたんですけどね」

どういう事だ? こいつは俺を知ってんのか?

キョン「あの……」

女「キョンく〜〜〜ん」

キョン「へ?」

特盛ッ!な、なんだあの女性は!? めちゃくちゃ可愛いじゃないか! あれ?なんで俺のあだ名を?

この古泉といい、巨乳姉さんといい……なぜ俺のことを知っているんだ?

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 22:29:36.16 ID:AXGY1XggO

女「おはようございます!………あ、古泉君…いたんですかぁ」

古泉「………」

キョン「ど、どうも……」

女「あれぇ?キョン君いつもとなにか違いませんかぁ?」
キョン「いや……それはですね………」

古泉「僕が話しましょう」

女「え?なにかあったんですかぁ?」


古泉「〜〜という訳なんです………」

女「ふぇええ??キョン君記憶喪失なんですかぁ?」

キョン「えぇ!?」

記憶喪失? この人達は何言ってるんだ? 俺は今までの記憶はちゃんとあるぞ、昨日の夜だって谷口に借りた『突撃!ポニーテールのクラスメイト!』というムフフなビデオを見てケチョンケチョンな事をやったというのに!

女「え……キョン君そんなことしてたんですか……」


しまったぁあ!!思っていることを口に出してしまったぁぁああ!!!!

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 22:34:04.25 ID:AXGY1XggO

女「私の名前は朝比奈みくる……未来人です」

キョン「………」

ふっ……分かったぞ…。これは谷口や国木田のドッキリだな 未来人……ハンッ笑っちまいますよ

キョン「騙されませんよ…」
みくる「ふぇ?」

キョン「あなた達は谷口達に頼まれて俺をドッキリにかける気ですね」

ゴスッ!!

キョン「うをっ………」

うっ……なんだ……… 誰かの拳が俺の腹に……

みくる「こんな時に冗談はやめてくださぁい」


あなたでしたか…………

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 22:39:12.82 ID:AXGY1XggO

古泉「とりあえず教室に向かいましょう…」

みくる「そうですねぇ」


怖いよーこの人達怖いよー電波なのかな?電波なのかな?

古泉「放課後に文芸部部室へ来てください…大事なお話がありますので」

キョン「待て待て!なぜあんた達の言う事を聞かないかんのだ」

みくる「来いよ」

キョン「はい」

古泉「それと…あなたのクラスに涼宮ハルヒという人物がいるはずです。その方とはあまり触れないようにしてください」

キョン「そんなやつクラスにいたか?大体なんでそんな風に……」

みくる「言う事聞けよ」

キョン「はい」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 22:42:59.23 ID:AXGY1XggO

キョン「さて…と」

教室に来るとやはり昨日見た風景と同じものが広がっている……一つを除いては…

俺の後ろの席には黄色いカチューシャをした女の子が座っていた

まさか本当にいるとはな…… あれが涼宮ハルヒか

古泉はあまり関わるなと言っていたが…こうも席が近いとそんなこと言ってられないぞ

ハルヒ「あ、キョン!あんた遅いわよ!!」


すまん古泉
まぁ適当に話を合わせとくか………

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 22:48:27.76 ID:AXGY1XggO

話を合わせるのは簡単だった

「あぁ」「うん」「そうだな」とか言うだけだからな

そんなこんなで時間が過ぎていき放課後……

涼宮ハルヒは「先行ってて!あたしは用事があるから!」と言って勢いよく教室を出て行ったが、どこに行ってて なんだよ……

俺はしょうがなく朝言われた通りに文芸部部室へと向かう事にした……… あれ?文芸部部室ってどこだっけ?

キョン「あ、すみませーん 文芸部部室ってどこですか」
女「文芸部部室ならあっちよ」

キョン「ありがとうございます」


女「………」

朝倉「うふふ……今回はうまくやれるかしら?」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 22:52:52.53 ID:AXGY1XggO

キョン「ここだな…」

コンコン
キョン「…………」
キョン「失礼しま〜す…」

部室には本を読んでいる女の子が一人いた

キョン「あの……古泉というやつに呼ばれて来たんだが……」

女「座って」

キョン「へ?」

女「座って」

キョン「あ、あぁ…ありがとう」

女「…………」
キョン「…………」
女「…………」ペラ

キョン「(気まずいな・・) あのぉ……名前は?」

長門「長門有希」

キョン「長門さんね」

長門「………」ペラ

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 22:59:22.67 ID:AXGY1XggO

古泉「お待たせいたしました」

キョン「おぉ…」

古泉「いきなりですが本題に入ります……、まず涼宮ハルヒですが」


そこから長ーい説明をうけた。 涼宮ハルヒは神のような存在だということ。 宇宙人、未来人、超能力者のこと、SOS団のこと………。

そして俺がSOS団に関する記憶だけが消されている ということ


キョン「にわかには信じられんな……」

古泉「まぁ信じろというのは難しいでしょうね…」

キョン「その話が本当だとするとなぜ俺の記憶が消されている?」

古泉「僕には分かりません……、しかし長門さん…あなたは知ってますよね?」

長門「………知っ
みくる「遅くなってすみましぇ〜〜〜〜ん」

長門「………」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:04:44.04 ID:AXGY1XggO

みくる「ふぇ?みなさんどうしたんですかぁ?」

長門「………」

古泉「…………」

キョン「うわぁ……」

長門「朝比奈みくる……ちょっと付いて来て」

みくる「?  分かりましたぁ」

長門が朝比奈さんを廊下に連れてった…… 何する気だよ

ひぃやあ!痛い!痛ァァい!

うら! このKYが! 死ねッッ!


おいおいどうなってるんだここは………

古泉「僕達もやりましょうか」

キョン「やらねーよ」

古泉「ほもーん(´・ω・`)」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:08:17.99 ID:AXGY1XggO

二人が廊下から帰ってきた… あれ? 長門が弱ってる? ま、まさか………


長門『ひぃやあ!痛い!痛い!』

みくる『うら!このKYが!死ねッッ!』


っていうことなのか……!? 聞けない、真相は闇の中………


長門「説明を……始める」

キョン「あ、あぁ…」


みくる「ふぅ…」
古泉「お疲れ様です」
みくる「お茶」
古泉「どうぞ」

長門「なぜあなたの記憶が
ハルヒ「ごっめーん!遅くなったぁ!!!」

長門「…………」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:12:41.26 ID:AXGY1XggO

キョン「な、なんだそれ?」
ハルヒ「何って、バニーの衣装よ!!」


バニー? こいつは何を言ってるんだ?

ハルヒ「さぁみくるちゃん!これを着てちょうだい!」

みくる「チッ……ふ、ふぇええぇえぇ〜〜〜」


長門「ハァ……」
古泉「今日話すのは無理そうですね……」
長門「……夜、家に呼ぶ」
古泉「それは許しません」
長門「………?」
古泉「断固許しません」


みくる「イヤァァァァァアアアアア………アーア・・・」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:17:48.74 ID:AXGY1XggO

大変だった……

なんなんだあいつらは…
涼宮は朝比奈さんを無理矢理脱がすし、古泉と長門は変な空気だったし………

やっぱり家が落ち着くな…

ピロピロピロ-ン

ん、メールか………長門!? 俺はあいつのアドレスなんて知らんぞ?


「今から私の家に来て、話がある」

長門の家なんて知らねぇよ……とりあえず返事しとくか

『メールありがと>< 行きたいのは山々なんだけどォ(゚∀゚)俺長門の家知らないからさぁ(爆笑)とりあえず住所教えてチョ-ヽ(>∀<)ノ』


キョン「よし…」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:19:40.87 ID:AXGY1XggO

長門「………(返事が来た)」

長門「…………」


長門「…………(なんだこれ)」


長門「……(どうする)」

長門「………」


長門「………(普通に住所を送ろう)」


長門「………」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:24:16.83 ID:AXGY1XggO

キョン「しょうがねぇから行くか」


俺は長門の家まで自転車で向かっていた
長門の家についたら俺の記憶喪失のことが分かるのかな?
とりあえず行かないとな


キィー・・・ガチャン ドーン

キョン「着いたな…(ドーン?)」

キョン「ん……前も来たことあるような…………まぁいいか」

長門の部屋番を押してっと
ピンポーン

長門「………」

キョン「あー俺だが」

シュー

キョン「行くか」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:26:33.72 ID:AXGY1XggO

長門「入って」

キョン「あぁ…おじゃましまーす」

長門「じゃますんなら帰ってー」

キョン「あいよーって新喜劇か!」

長門「早く入って…」

キョン「………」

長門「座って」

キョン「あぁ……」

長門「お茶」

キョン「ありがと」ズズー

長門「おいしい?」

キョン「やっぱりうまい!吉野屋!」

長門「では本題に入る」

キョン「………」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:34:58.01 ID:AXGY1XggO

長門「先に言う……この世界はループしている」

キョン「な、なんだっ
古泉「なんですって!?」

キョン「いたのか!」

古泉「えぇ……しかしループしていたとは、まったく気付きませんでした」

長門「ループが繰り返すポイントは今まで同じ、その条件が満たされれば世界が繰り返される」

長門「ただし今回のように、あなたの記憶が無くなっているのは初めて」

キョン「うーむ……、その繰り返す条件っていうのはどんななんだ?」


長門「あなたが死ぬこと」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:38:42.37 ID:AXGY1XggO

俺が死ぬ………?
どういう事だ?

ん………なにか思い出しそうだ…………誰かが叫んでいて……泣いていて………


長門「一つ前の世界では、涼宮ハルヒがあなたに殺意を持ってしまった」

長門「涼宮ハルヒがあなたが死んで欲しいと思った、だからあなたは死んだ」

古泉「ざまぁ」

長門「涼宮ハルヒがなぜそう思ったのかは不明」


キョン「…………」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:42:30.56 ID:AXGY1XggO

長門「今日は帰って」

キョン「あぁ……」

古泉「明日また学校で」

キョン「あぁ…じゃあな」

バタンッ

俺は今混乱している。ループ?俺が死ぬ? なにバカな事言ってんだ、そんなこと信じるわけないだろう……

だがあの記憶はなんなんだ……… 一部しか思い出せないが、なにか重要な………… まぁいい 明日になって考えるか…


長門「あなたも帰って」

古泉「ばれましたか」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:45:16.63 ID:AXGY1XggO

キョン「朝か……」

昨日は一睡もできなかったなぁ……… っていうのは嘘ぴょんで! グッスリ眠れましたよ ハハッワロス

妹「キョン君起きてーってあれ?起きてるー」

キョン「俺だってたまには早く起きるさ」

妹「ふぅん……」

キョン「さ、朝飯食うぞ」

妹「はぁい」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:48:59.67 ID:AXGY1XggO

谷口「ようキョン!」

国木田「おはよう」


キョン「おぉ谷口と国木田」
谷口「聞いてくれよ〜、こん前ナンパしてたらさぁ」

国木田「顔色がよくないね…大丈夫?」

キョン「あぁ……ちょっと悩み事をな」

谷口「後ろ姿が綺麗だったから、よ!そこのお姉さんって言ったらよwwwww」

国木田「キョンが悩み事なんて珍しいね」

キョン「余計なお世話だ」

谷口「そいつ女装した中年親父だったんだよwwwwwwwwwwぶはははははwwwwwwwwwwwwwww」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:52:01.33 ID:AXGY1XggO

ハルヒ「あらキョン、今日は早かったのね」

キョン「ん……まぁな」

ハルヒ「あんた顔色悪いわね……」

キョン「ん……まぁな」

ハルヒ「あんた悩み事………なんてもんはないか」

キョン「ん……まぁな」

ハルヒ「つまらないわねぇ」
キョン「ん……まぁな」

ハルヒ「………」

キョン「………」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:54:58.55 ID:AXGY1XggO

鶴屋さん「時間は流れて放課後にょろ!」


やっぱり今日も文芸部部室行った方がいいよな…

みくる「あ!キョン君!」

キョン「あぁ…朝比奈さん」
みくる「いやぁ昨日は2万3千円勝ちましたよぉ」

キョン「は?」

みくる「さ、行きましょ〜」
キョン「??」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/28(金) 23:58:20.80 ID:AXGY1XggO

その時俺は誰かに押された


かろうじて確認できたのは 女だということ あと眉毛が見えたような…


なにが目的で俺を押したんだ?


まさかこれが原因で俺が死ぬって事はないよな?あはは………


そんなことを思いながら俺は………………


朝比奈さんのダイナミックバストへ頭から突っ込んだ

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/29(土) 00:02:26.35 ID:nA0TiuptO

ポニョンッ

みくる「ひぃやあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

柔らかぁあぁい
なんて思ってる場合じゃねぇ!

キョン「あ、朝比奈さん!これは……違う!!」

ん?誰だあれは………ハルヒ?


みくる「やめてえええええええええええええええええええええ」

キョン「うをっ……」


バタッ

こけた………
こけただけならよかった
これじゃ俺が押し倒してるようにしか見えないな…

そしてハルヒがそれを見ていた

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/29(土) 00:05:45.78 ID:nA0TiuptO

ハルヒ「…………」


キョン「違うんだ……これは…その……」

みくる「ここまで来たならしょうがないです……責任とってくださいね」

なに言っちゃってるんですかあんたー!!


ハルヒ「この……バカキョォォォン!!!!!」

あぁ……やっちまった

ハルヒが泣いてる…
どうする俺…

ハルヒ「あんたなんか……あんたなんか!!!」


その瞬間 俺の頭の中にどっと記憶が流れ込んできた…

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/29(土) 00:10:52.81 ID:nA0TiuptO

入学式のこと

自己紹介のこと

SOS団のこと

そして思い出せなかった夢のこと
あの世界で俺は今と同じ状況に陥ってたな
そして結局何も言えずに死んじまった

同じ過ちは繰り返すなよ

今ハルヒは俺が朝比奈さんを押し倒している と思い込んでいる 誤解を解け 男を見せろ俺!


ハルヒ「あんたなんか死んじゃ…

キョン「聞けハルヒ!!!!!!!!」

ハルヒ「……」ビクッ

キョン「俺は……お前のことが!」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/29(土) 00:15:53.57 ID:nA0TiuptO

あれから三日経った

結果から言うとハッピーエンドだ

あの時の恥ずかしいセリフを忘れたいな…

“俺は……お前のことが好きだ!!”

こう言った後ハルヒは放心状態……そこに長門が駆け付け、ハルヒの意識を失わせてセーフ

古泉は踊っていた…


ハルヒは意識を戻した瞬間俺の顔を見て

「ああ言った以上きちんとしなさい!」と顔を真っ赤にして叫んでた

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/29(土) 00:19:58.24 ID:nA0TiuptO

結局俺を押したのは誰なのか……それが謎のままだ

あの時確かに眉毛を見たような気がするが、長門はそんなはずないと言っている

そういえば記憶が無くなってるとき、どこかで眉毛に会ったような…まぁいいか

心のもやもやが取れないが、今は急がないと…

なんたって今日はハルヒとの初デートだからな

あいつが俺の顔を見て叫ぶセリフが頭に浮かぶぜ


“遅刻!罰金!”


終われ



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