51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 23:00:11.76 ID:CGg20NPNO
「ど、どうしたの? キョン……」
どうしたって、そんなことは俺にもわからん。ただ何故か無償に、このハルヒを犯したいのだ。
今や俺の脳内は、理性など既に風前の灯で、
その殆どを動物的、生理的な欲求である生殖という本能に支配されてしまった。
「ちょ、ちょっと……止まりなさいよ……!」
後ずさるハルヒを追い詰めるように、俺は距離を縮めていく。
そして、恐怖と戸惑いを顔に浮かべながら、瞳を潤ませ、その場に力無く座り込むハルヒを見て……
いや、正確には座り込む際にチラリと覗かせた、スカートの中にある肌色が、俺の意識の奥で小さく揺らめく理性を、一気に吹き消したのだ。
ハルヒは、そんな俺の異様な気配を察知したのか、声を上げながら逃げようとする。
しかし、俺はハルヒの髪を掴むと叩きつけるように、机の上に押し倒した。
「い、痛っ! 放しなさい! 大声出すわよ!!」
もはや知ったことではなかった。俺は脚と脚の間に体を割り入れると、左手でハルヒの細い首を掴み押さえつけながら、
空いている右手で制服とブラをたくし上げ、弾力のある存外大きな胸を揉みしだいた。
仰向けになってもツンと自己主張を続ける乳房の張りは若さ故なのだろうか。
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/03(月) 23:01:08.63 ID:CGg20NPNO
もう、ハルヒは何の抵抗も示そうとしない。ただ苦しいからか、首にかけた腕は、ハルヒの両手にずっと掴まれていた。
虚ろな目をして、顔を背けながら、目を潤ませるハルヒ。
その姿に、とうとう俺は我慢ができなくなり、右手でベルトを外しにかかる。
しかし、片手で行うには、それは酷くもどかしい行為だった。
はやる気持ちを抑えながら、やっとのことでベルトを外し、ズボンを膝の辺りまで下げると、
張り裂けんばかりに膨らんだ己の息子を取り出した。
下着をずらし、怒張をハルヒのピタリと閉じた割れ目にこすりつけ、少しづつ広げてゆく。
ハルヒの口から漏れる鳴咽と呻き声、そして小さく聞こえてきた、
「……お願いだから……許して、キョン……」
という言葉は、今の俺には馬に念仏を聞かせるよりもずっと無意味ないものだったに違いない。
やがて、クチュ……クチュ……と卑猥な水音が部室に響き、それが合図であるかのように、俺は一気に腰を突き入れたのだ。
「!!」
挿入した瞬間、虚ろだった瞳を大きく見開き、声にならない声を上げ、身体をのけ反らせる。
そして、まるで押し返そうとしているかのように、ハルヒの狭い膣内はギュウギュウと俺を締め付けてきた。
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/03(月) 23:02:51.65 ID:CGg20NPNO
その温かく柔らかな刺激に俺は我を忘れ、狂ったように腰を動かす。
突き上げる度に、ハルヒの口から小さく声が発せられ、それが余計に俺を興奮させた。
二人の呼吸音と下半身のぶつかり合う音が放課後の部室にこだまする。
やがて……出鱈目な往復運動をどれだけ繰り返した頃だろう、徐々に高まる射精感が、それをより激しいものに変える。
そして俺はハルヒのウエスト辺りを両手で掴むと、今までに無いほど強く、腰を打ち付けたのだ。それと同時に、下半身が浮き上がるような感覚を伴い、肉棒が大きく脈打った。
身体を震わせながら、大量の精液をハルヒの中に放出すると、激しい脱力感と共に言いようのない罪悪感が胸をよぎる。
俺はハルヒから身体を離し、いつの間にか、くるぶし辺りにまでずり落ちていたズボンを履き直しながら、改めてハルヒの顔を見る。
ハルヒはただ黙って、涙を流していた。
「ハ……ハルヒ……」
恐る恐る声をかけると、ハルヒは上体を起こしながら、
「ティッシュ取って……」
と、それだけ呟いたのだ。
俺は近くにあったティッシュボックスから数枚抜き出すと、それをハルヒに手渡した。
ティッシュで今だ閉じることなく、ひくひくとわななく膣口を拭いながら、恐らく、酷く情けない顔をしている俺に、一言こういった。
「……きっと、あんたじゃなかったら殺してるわね」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 23:04:22.67 ID:CGg20NPNO
確かにハルヒなら実際殺しかねん。だが殺されても、俺には文句一つ言うことは許されないだろう。
甘んじて、この命果てるまでハルヒの復讐を受けなければならない。
それでこの嫌悪感を多分に含んだ記憶を綺麗さっぱり水に流せるなら安いものだ。
「キョン、あんた何したかわかってる?」
ハルヒは乱れた服を整えながら冷ややかな声でそう聞いてくる。俺を見ることはなくだ。
「あ、ああ……わかってる……つもりだ。こんなこと言える立場じゃないが、どんな報いも受ける……」
俺は頭を下げながら腹をくくった。しかし、俺の覚悟と緊張感は次のハルヒの言葉により脆くも砕かれたのだった。
「キス……」
「……は? 何だって?」
「セックスの後なんだから、キスぐらいしなさいよ」
寝耳に水とはこのことだ。
「ねえ、何でもするんでしょ? 早くしなさい」
「わ、わかった……」
実は全然わかっちゃいなかったが、俺はハルヒに再び近づき、目を閉じながらピンク色の小さな唇と自分の唇を重ねた。
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 23:06:11.88 ID:CGg20NPNO
「これで、いいのか?」
「ん、そうね……」
キスの済んだ後、ハルヒは未だ戸惑う俺を押しのけると、
自らの鞄から紙とペンを持ち出し、スラスラと何やら文章を書き出した。
「あと、これにサインして」
俺に渡してきた紙きれには次のように書かれていた
―――私は涼宮ハルヒをレイプしたという揺るぎない事実を認め、その罪を償うためにその生涯を涼宮ハルヒに捧げ、
いついかなる時、場所であっても涼宮ハルヒに付き従うことを誓います。
「……って、何だこりゃ!?」
「どうしたの? サインしないなら、私は今すぐ警察に駆け込んでもいいんだけど」
いつもなら理不尽だと突っぱねることも出来ようが今回は流石に従わざるをえなかった……。
あの赤い人の
『認めたくないものだな……自分自身の、若さ故の過ちというものは』
という名言が今なら痛い程理解できる。
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/03(月) 23:07:53.61 ID:CGg20NPNO
「ほら……サインしたぞ」
「拇印も」
何と用意がよろしいんでしょう、ハルヒさん。まさか朱肉まで持っているとは思いませんでしたよ。
俺の氏名を書き拇印も押した誓約書を眺め満足そうに頷くハルヒ……。
きっと俺は今日の事を忘れない、一生後悔し続けるのだろう……。
「これであんたはあたしの物よ! わかったわね?」
さらば青春!
俺は深い溜息を漏らしながら窓にふと目をやると、そこにはなんと、一つの影が佇んでいた。
「古泉、おまえいつから……?」
「初めからです、二人とも僕を無視して始めてしまうのでどうしようかと思いましたよ」
「見てたなら止めるなりしてくれ」
「それも野暮かと思いまして」
「ちょうどいいわ、古泉君、さっきの証人としてここに一筆添えてちょうだい!」
「勿論です」
レイプは立派な性犯罪である、皆は真似をしてどうか一生を棒にふらないように気をつけてくれ……
俺のように……
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/03(月) 23:09:16.30 ID:CGg20NPNO
完。