55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/27(水) 00:35:48.14 ID:aLlug0F5O
ハルヒ「ちょっと有希、あんた汗かきすぎよ!」
長門「そう?」
みくる「流石に凄いでしゅよ」
朝倉「ああほら、ハンカチはどうしたのよ」
長門「すぐに役にたたなくなったので放り投げた」
キョン「よし、長門。投げた方向を詳しく教えるんだ」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/27(水) 00:39:37.52 ID:aLlug0F5O
ハルヒ「あんた、そんなの聞いてどうするつもりよ!」
みくる「キョン君変態でしゅ」
キョン「おいおい、人聞きの悪い事を言わないでくれよ」
朝倉「どういうこと?」
キョン「道端にハンケチーフが落ちていたら、誰もが驚くだろう。だから俺が行って回収してやろうとだな」
みくる「流石キョン君でしゅ」
長門「なるほど」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/27(水) 00:43:38.64 ID:aLlug0F5O
キョン「みんな分かってくれたか」
ハルヒ「ええ、誤解しちゃってごめんね、キョン」
キョン「いいって事よ。それより長門。方向は」
長門「あっち」
古泉「おやおや、皆さんお揃いで」
キョン「古泉、すまんが今お前の相手をしている暇は」
古泉「おや、そうですか……せっかく、びしょ濡れのハンケチーフがぶつかってきたという不思議体験をお話しようと思いましたが……」
キョン「…………………………は?」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/27(水) 00:48:44.51 ID:aLlug0F5O
古泉「どうしました? どうぞ用事をすませて下さい」
キョン「い、いや、古泉。ちょっとその話を詳しく聞かせてくれないか」
古泉「ええ、いいでしょう」
古泉「先ほど、日課の午後の散歩をしていた時の事です」
古泉「鼻歌などを口ずさみ、優雅に歩いている僕にいきなりびしょ濡れのハンケチーフがぶつかってきたのですよ」
キョン「ちなみに、どの辺りで……」
古泉「あちらですが」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/27(水) 00:54:40.31 ID:aLlug0F5O
キョン「そのハンケチーフはどうしたんだ?」
古泉「指で摘んだ程度で水が染み出してきましたからね。気味が悪いので夕日に向かって投げましたよ」
キョン「ばっかもーん! そいつが長門のハンケチーフだー!!」
古泉「へ?」
ハルヒ「キョン!!? ……行っちゃったわ」
朝倉「ほらほら、長門さん汗ふいて」
ハルヒ「そういえば」
朝倉「何?」
ハルヒ「なんで朝倉がここにいるの? キャナダにいるはずじゃ?」
朝倉「あ」
終わり
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/27(水) 00:55:33.85 ID:aLlug0F5O
やっぱむずいわー