1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 00:21:36.70 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「早く抜いてよ! どうしたの!?」
キョン「お前が締め付けてるからティンポが抜けないんだろう」
ハルヒ「別に締めてないわよ!」
キョン「めっちゃ締めてるって! 食いちぎられそうだ!」
キョン「うわー! うわー!」
キョン「ハルヒをバックから突いてたら抜けなくなっちまった!」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 00:27:33.23 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「しかたないわ。最終手段よ」
ハルヒ「切り落としましょう。去勢しか手は無いわ」
キョン「待て。冷静になれ。クールになるんだ。きっといい手はあるはずだ」
キョン「病院だよ。病院にいけばきっと抜いてくれるはずだ」
ハルヒ「病院ってどこの?」
キョン「泌尿器科からティンポマンコ分離作業だって難なくこなしてくれるはずだ」
ハルヒ「よし。それじゃ早速病院に行くわよ!」
キョン「ちょっと待て。救急車よぼうぜ」
ハルヒ「救急車なんて呼んだら親にバレちゃうじゃない!」
ハルヒ「あくまでこっそりいくのよ!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 00:31:24.50 ID:hAQH8YU80
キョン「俺がハルヒの背中に、順番待ちするロシア人みたいにぴったり身を寄せる俺」
キョン「すごく周囲の視線が痛いです」
ハルヒ「服を着てるし結合部分も見えてないからバレてはないわ!」
キョン「連結部分が見えて無くてもものすごく怪しまれているぞ」
キョン「いたたたたた! 痛いって! 引っ張るなよ!」
キョン「俺のティムバートンが脱臼してしまう!」
ハルヒ「根性なしのジョイスティックが脱臼しようが引っこ抜けようがしったことじゃないわ!」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 00:37:18.95 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「そうだ! 道端で抱き合ってチュッチュしてるバカップルみたいに、抱き合って歩きましょう!」
ハルヒ「そうすればティンティンマンマンが粘膜合体しているとは思われないはずよ!」
キョン「周囲からバカップルだと思われ方がまだマシだ。そうしよう」
ハルヒ「………」
キョン「………」
キョン「バックからティンポコがマンポに刺さってるわけだから、俺がハルヒの真後ろに密着している格好なのだが」
キョン「俺が真後ろからハルヒに抱きついていると、痴漢の現行犯みたいに思われないかな」
ハルヒ「痴漢以外の何者でもないわね」
キョン「ハルヒさん。今私は、とても……おしっこがしたいです」
ハルヒ「死ね」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 00:42:22.48 ID:hAQH8YU80
キョン「大変だ。ハルヒとのセクロス前に飲んだ燃焼系アミノ飲料が今さら膀胱にジャストミート!」
キョン「ふんっ! ふんっ! 耐え難い尿意! だが、戦う俺!」
キョン「しかし押し寄せる寒さに募る尿意! もれそうだ!」
ハルヒ「もらしたらマジで殺す」
キョン「ハルヒ。ハルヒ。お願いがある。ちょっと前かがみになってくれ」
ハルヒ「前かがみ?」
キョン「そしたら俺、もう少しこの厳しい尿意と戦うことができる」
ハルヒ「しょうがないわねえ」
キョン「………」
ハルヒ「………」
キョン「身を縮めるハルヒの背にのしかかり、ハルヒに抱きつく俺」
キョン「ますます痴漢っぽいシュミレーション」
ハルヒ「痴漢というより変態ね」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 00:45:26.93 ID:hAQH8YU80
キョン「しかしハルヒの前かがみのおかげで、徐々に尿意が薄らいできました」
キョン「けれど敵はまたいつ襲い掛かってくるか分からない。油断は禁物だ」
ハルヒ「抱き合っているので周囲の目を誤魔化すのも、ここら限界ね」
ハルヒ「仕方ないわ。これをかぶってやりすごしましょう!」
キョン「そ、それは!」
ハルヒ「そうよ。私が近所の神社からかっぱらって来てた、獅子舞の衣装よ!」
キョン「おお、これなら二人羽織になって俺の姿が隠せるし、寒さもしのげる!」
キョン「一石二鳥だ。さすがハルヒ。学があるな、お前!」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 00:48:35.01 ID:hAQH8YU80
キョン「……なあ、ハルヒ」
ハルヒ「なに?」
キョン「獅子舞に扮装してセクロス現場を覆い隠したのはいいんだが……」
キョン「子供が集まってきてないか?」
子供「獅子舞だ!」
子供「頭かまれるぞ!」
子供「しね!」
キョン「あ! くそ! どこのガキだ、今俺の足を蹴ったのは!?」
キョン「とっ捕まえてかみついてやる!」
ハルヒ「子供相手にムキになるんじゃないわよ。それより、病院へ急ぐわよ」
キョン「さっきのガキのローキックで、すこし小便ちびっちゃった!」
ハルヒ「ぶっ殺す」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 00:53:02.91 ID:hAQH8YU80
子供「なんだこの獅子舞! 変なの!」
キョン「やめろクソガキども! それ以上手を出すと、獅子舞さまがてめえらにこの世の地獄を見せてやるぞ!」
子供「獅子舞の中のやつが何か言ってるぞ! おもしれえ!」
子供「カンチョー!」
キョン「はうっ! ひぃうあぁ! ちょちょ、ちょっと……ぐりぐりしないで……」
ハルヒ「はうぅ、振動が!!」
子供「あはははは! バカでぇ! もっとやってやれ!」
キョン「ゆとり視ね! 獅子舞バックキック!」
子供「キャイン!」
子供「うわーん! うわーん! 獅子舞が蹴った!」
キョン「ざまーみろ、クソガキ! とっとと帰ってDSでもしてろ!」
大人「こらー! うちの子に何するんだ!」
キョン「やべえ! 親がきた!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 00:58:03.13 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「はあはあ!」
キョン「ひぃひぃ!」
ハルヒ「や、やっと病院についたわよ……」
キョン「やれやれ。走ったらちょっと尿意が収まってきた」
ハルヒ「とにかく、さっさと獅子舞の衣装を脱いで中に入って、医者に診てもらいましょう」
キョン「そうだな」
ハルヒ「こんにちはー!」
古泉「いらっしゃいませ」
古泉「おや? お二人さんじゃないですか」
キョン「また尿意がぶり返してきた」
ハルヒ「……そういわれると、私も……」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 01:04:10.55 ID:hAQH8YU80
キョン「おま、ここで何やってんだよ!?」
古泉「お店番ですよ。いやあ、親戚のおじさんに頼まれてしまいまして」
キョン「ええい、お前がここにいたことは不運だったが、それはおいといて」
キョン「お前のおじさんとやらはどこに行ったんだ? 晩飯の買出しとかか?」
古泉「いえ。中国旅行です。北京オリンピックの下見だとか何とか言ってました」
キョン「じゃあ誰がこの病院で診療するんだよ。担当者を出せ!」
キョン「俺たちは今、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされているんだ!」
キョン「人生のトラップにはまってしまって、抜けられなくなってしまったのだ! 抜けないんだ!」
古泉「ご安心を」
古泉「僕がお二人の診察をいたしますよ。今日はどういったご用件で?」
キョン「お前じゃ話にならないんだよ! 担当者を出せといっているだろう! 小便ぶっかけるぞ!」
古泉「ですから、言ったじゃないですか。留守を任されていると。今この病院には、僕しかいません」
キョン「んなアホな」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 01:09:14.52 ID:hAQH8YU80
古泉「医師免許なんていう物はですね。飾りに過ぎないんですよ。免許ごときで、人間の本質までは図れません」
キョン「そりゃ医師免許を持ってるやつのいうセリフだ、このヤブめ!」
ハルヒ「でも別の病院まで移動する余裕はないし……」
キョン「古泉! 救急車を呼んでくれ! 今すぐ!」
古泉「あはは。やだなあ。僕がお医者さんだと言ってるじゃないですか」
古泉「さてさて。本日はどういったご用向きで? 包茎? クラミジア? それとも、残尿感?」
古泉「ああ、ご心配は無用です。僕は口の固さには自信がありますから。職務上知りえた情報は、絶対に秘密を守りますよ」
キョン「お前じゃ話にならんと言ってるだろ! 医者を出せ! 本物の免許を持った医者だ! 隠すとためにならんぞ!」
ハルヒ「しかたないわ、キョン。古泉くんに診てもらいましょう」
キョン「マジか!?」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 01:14:01.91 ID:hAQH8YU80
古泉「ところで、さきほどからお二人は何故、前後で密着しているんです?」
古泉「患者はどちらなんですか? 涼宮さん? それとも、あなたですか? 付き添いの方は、ロビーでお待ちください」
ハルヒ「古泉くん、あのね。実は……二人とも患者なのよ」
古泉「二人とも患者? 二人いっぺんに性病にかかったのですか? お盛んですね」
キョン「ええい、説明するのもまどろっこしい! もうどうなっても知らないぞ。よく診ろ古泉! これが事件の真相だ!!」
ババーン
古泉「こ、これは!!」
古泉「………」
古泉「電車ごっこですか?」
キョン「ちげえよ、バカ」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 01:19:12.60 ID:hAQH8YU80
古泉「なるほど。つまり、お二人が愛の行為に熱中していると突然、物体Tが物体Mから抜けなくなったと」
ハルヒ「そういうことよ。早くなんとかしてちょうだい!」
古泉「なるほど、分かりました! この古泉一樹にすべてお任せくだださい!」
古泉「それではそこのベッドに、横向けに寝てください」
キョン「こうか?」
古泉「さて、それではオペの準備をしますか」
古泉「麻酔……メス……カンシ……ペンチ……のこぎり……」
キョン「おい……? 何する気だよ、ノコギリとか……」
古泉「え? もちろん手術ですよ」
古泉「大丈夫です。竿はなくなっても玉は残しますから」
キョン「俺、帰る」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 01:26:04.83 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「大丈夫よ、キョン。たとえ竿がなくなっても、玉さえ残っていれば私の愛は変わらない!」
キョン「お前の愛の源は玉かよ」
古泉「安心してください。2,3週間もすればまた生えてきますから」
キョン「生えてくるか! エイリアンか俺は!?」
キョン「うわっ、ちょ! やめろ、おい! 離せ、離せえ!」
古泉「暴れないでください。男なら、誰もが一度は通る道なのですから」
キョン「通らねえよ!」
古泉「麻酔注入!」
キョン「あ、ああ……あふぁ……」
キョン「も、もれた……」
ハルヒ「キョ、キョンのが……中に……あたたかい……」
古泉「それでは。そろそろいきますよ」
古泉「もう思い残すことはありませんか?」
キョン「せめて、最後にもう一度だけ……子供の頃よくやった、思い出のチンチンヘリコプターで……遊びたかった……」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 01:34:18.04 ID:hAQH8YU80
長門「待つが良い」
古泉「へひん! ベッドの下から長門さんが!?」
長門「二人の粘膜結合は、局部を切断せずとも抜くことは可能」
キョン「な、なに!? 本当か、長門!」
長門「そう」
キョン「ひゃっほーう! これは今世紀始まって以来の朗報!」
長門「南米のジャングル奥地に生えているペペロンチーノ草を煎じて飲めば、陰茎はたちまちのうちに抜けるであろう」
キョン「で、そのペペロンチーノはどこに!?」
長門「だから、南米」
キョン「………え?」
キョン「……行けっての?」
長門「そう言った」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 01:40:59.03 ID:hAQH8YU80
〜南米〜
ハルヒ「南米に来てから早10日」
キョン「いっこうに長門の言っていたペペロンチーノは見つからないな」
ハルヒ「ねえ、まだちんちん抜けないの? そろそろ抜けてもいいんじゃない?」
キョン「やってみるよ」
キョン「うーん! うーん!」
キョン「ダメだ。がっぽり食らいつかれていて、ピクリともしない」
キョン「チンチンがピクリとも動かない」
ハルヒ「チンピクしないんじゃ、しょうがないわね」
キョン「ああ。またトイレ行きたくなってきたぜ」
ハルヒ「また!? 今度もらしたら承知しないわよ!」
キョン「大丈夫だ」
キョン「今度は大の方だ」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 01:45:58.86 ID:hAQH8YU80
キョン「しかももう、一切我慢できない状況なんだ」
ハルヒ「まったく。でも、大ならいいか」
キョン「ふんばるぞー」
ハルヒ「いいわよ」
キョン「ふんっ! 俺がふんばると、自動的にハルヒが俺の上にのしかかってくる体勢になるんだな」
ハルヒ「早く終わらせてよね」
キョン「分かってるって」
キョン「はあああぁぁぁ………はっ!!」
ボンッ!
キョン「よし、出たぞ!」
キョン「後は尻をふいて、と……あれ?」
キョン「おや、これは……あああああ!!」
ハルヒ「どうしたのよ。尻に末期のイボでも発見したの?」
キョン「俺の大便の下に!」
キョン「俺のビッグの下に、ペペロンチーノ草が人知れずひっそりと咲いていた!」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 01:50:49.41 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「………」
キョン「………」
ハルヒ「……仕方ない。ようやく見つけたペペロンチーノ草だもの」
ハルヒ「これを使いましょう」
キョン「マジか!?」
ハルヒ「じゃあ、この薬草を洗ってきて」
キョン「仕方ないか……」
ハルヒ「じゃ、早く飲んで、早くティンティーンを抜いてよね」
キョン「……え? 俺が飲むの?」
ハルヒ「あったり前じゃない! あんたの息子が私のアワビに刺さってるんでしょ?」
キョン「いや、俺の息子がお前の娘に食われてるんだろう?」
ハルヒ「あんたでしょ!」
キョン「お前だって!」
ハルヒ「もういいわ! 煎じるなんてまんどくさいことしなくていいから、とっとと今すぐ飲め!」
キョン「もがっ!!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 01:56:54.43 ID:hAQH8YU80
キョン「げほっ! げほっ! ごほっ!!」
ハルヒ「どうよ、キョン!? 抜けそう?」
キョン「………」
キョン「……ダメだ。まだちんちんはピクリともしない」
ハルヒ「せっかくペペロンチーノ草を見つけ出したってのに、なんで!?」
長門「ゆきりんに、何でもクエッションのコーナー」
長門「今のふたりの状況は、男性器と女性器が組み合ったまま離れなくなっている状態」
長門「これは、女性器が急激な痙攣を起こして強い圧力を出し、男性器を絡めとっていることが原因」
長門「ゆえに、涼宮ハルヒが陰部の痙攣と圧力をなんとかしなければ、事態は解決しない」
ハルヒ「なるほど! そういうことだったのね!」
キョン「よく分からないが、なんか分かったような気がする!」
長門「がんばって」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 02:02:50.31 ID:hAQH8YU80
キョン「というわけだ。やはりお前がペペロンチーノ草を食べないといけないらしい」
ハルヒ「仕方ないわね。じゃあ、次に薬草が見つかった時、煎じて飲んでみることにするわ」
キョン「実はだな、ハルヒ」
ハルヒ「なによ?」
キョン「俺、さっきのペペロンチーノ草をまだ飲み込んでいないんだ」
ハルヒ「………え?」
キョン「口移しでいける! 今ならウォーミングアップの必要もなくいけるぞ!」
ハルヒ「ちょちょ、ちょっと待って! それって、あんたのアレがついてるんじゃ……」
キョン「その通りだ。だが気にするな。元々は食べ物だった物だ」
ハルヒ「死んでしまうわwww」
キョン「いつだったか、お前のポニーテールはとてつもなく似合っていたぞ!」
ハルヒ「んー! んー! んー!」
キョン「だからチュッチュしよう。な? チュッチュ。口を開いてくれよ。チュッチュ」
ハルヒ「んー! んー! んー!」
ハルヒ「いたたたたた! ほっぺた引っ張らないで……アッー!」
ぶちゅー
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 02:07:52.79 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「………」
ハルヒ「うっげぇ! えろえろえろ」
キョン「こら、吐くんじゃない! せっかくの神秘の薬草を!」
ハルヒ「えぐえぐ……なんで、なんで私がこんな目に……ううぅ……」
ハルヒ「うわーん! えーん、もうヤダよ、帰りたいー! ちんちん抜いてよー!」
キョン「んなこと言ったって。俺だって抜けるものなら抜きたいさ」
キョン「だがな、抜けないんだ。悲しいかな、抜けないんだ」
キョン「抜けないけど、これって戦争なのよね」
ハルヒ「なんで!? なんで抜けないの!? 死ぬ思いで薬草を飲み込んだっていうのに!」
長門「ゆきりんのクエッションコーナー」
長門「煎じていなかったから、効能が発揮されなかったと思われる」
長門「やりなおし」
ハルヒ「えーんえーん! うえーん! ひいいん!」
キョン「俺だって泣きたいよ」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 02:12:48.55 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「煎じてなかったからNG!? 火を通してなかったからテイク2!? ふざけないでよ!」
キョン「ああ。まったくだ」
ハルヒ「草なんて生でも焼いても同じようなもんでしょ!」
長門「この先に、いろいろな薬草をあつめているコレクターがいる」
長門「そこへ行けばきっと炒ったペペロンチーノ草もあるはず。訪ねてみると良い」
ハルヒ「こうなったら、どこへだって行ってやるわよ!」
キョン「その通りだ。今さらおめおめ日本に帰れるか」
ハルヒ「そえじゃキョン! 出発よ!」
キョン「その前に、ちょっと尻をふかせてくれ」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 02:17:39.44 ID:hAQH8YU80
〜みくる仙人の家〜
みくる「それは大変でしたね」
ハルヒ「まったく! キョンのおかげでさんざんな目に遭ったわ!」
キョン「だから、俺は被害者だって。お前の花弁が俺の肉棒をくわえこんで離さないんだろうが」
ハルヒ「だいたい、あんたが『ハルヒ、ペロペロキャンディーやるから一発やらせてくれ!』なんて言い出さなければこんなことにはならなかったの!」
キョン「回ってない大トロを20貫も食っといてよく言うよ」
みくる「まあまあ、落ち着いて。ケンカはダメですよ」
みくる「ペペロンチーノ草を炒って、その成分を搾取したエキスがありますから、それで事件は解決ですよ」
ハルヒ「さすがみくるちゃん! 話が早いわ!」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 02:23:11.65 ID:hAQH8YU80
みくる「ええと、確か……このビンに……あったあった。ありましたよ〜」
ハルヒ「早く、早くそのエキスを私に飲ませて!」
みくる「はいはい〜。それじゃ早速……あへ? へぇ? きゃ、きゃあ〜!」
どしん
みくる「あいたたた……ころんじゃいました……って、大変! 転んだ拍子にペペロンチーノエキスがどのビンか分からなくなっちゃった!」
ハルヒ「まったく。なにやってるのよみくるちゃん。これでしょ? はい」
キョン「え? こっちじゃないのか?」
みくる「………」
みくる「……どっちでしたっけ……」
みくる「この二つのうち、どっちかであることは間違いないんですけど、どっちもビンが同じで見分けがつきません」
ハルヒ「もう、仕方ないわねみくるちゃんは。こんな時に萌え要素を発揮しなくてもいいのに」
ハルヒ「で? どっちが本物なの? なんなら、この際だから私、両方飲んだって構わないわよ?」
ハルヒ「片方はペペロンチーノ草のエキスなんでしょ? もう片方は何が入ってるの?」
みくる「純正のメタミドホスです」
ハルヒ「ちょwwwwww」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 02:29:38.58 ID:hAQH8YU80
みくる「だ、大丈夫です! 見分ける方法はちゃんとありますから!」
みくる「ペペロンチーノ草のエキスはアルカリ性ですから、リトマス紙をつけると青く変色するんです!」
ハルヒ「良かった、見分ける方法があって。じゃあ早速やってみてちょうだい!」
キョン「おし。んじゃ、リトマス紙を入れるぞ」
みくる「………」
ハルヒ「………」
キョン「………」
キョン「……見事に両方が青くなったな」
ハルヒ「……みくるちゃん?」
みくる「あ〜、う〜、え〜と……そうだ!」
みくる「舐めてみて、身体に異常が出た方がメタミドホス! 異常が出なかった方が薬草です!」
ハルヒ「なるほど。それは名案ね!」
ハルヒ「じゃ、みくるちゃん。飲んでみて」
みくる「え!?」
みくる「………」
みくる「脱出!」
ボシュッ!
キョン「ああ! まさかこんなところに脱出ポットが仕掛けられていたなんて!!」
ハルヒ「ちっ、逃がしたかッ!!」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 02:38:14.68 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「どうする、キョン?」
キョン「どうするかな……まいったな。お手上げだ」
ハルヒ「………」
ハルヒ「ねえ、キョン」
キョン「ん?」
ハルヒ「当たりを引く確率……50%なんだよね」
キョン「え?」
ハルヒ「私、昔から勘がいいのよ。だから、クジ運とかにも自信あるの」
キョン「……お前、なに言って……」
ハルヒ「もう、疲れたの」
ハルヒ「もう、これ以上あなたに迷惑かけたくないし」
キョン「おいおい。なに言ってるんだよ。やめてくれよ、たちの悪い冗談は」
ハルヒ「最悪の2週間だったけど、でもなんでだろう……楽しかったような気がする」
キョン「ハルヒ……」
ハルヒ「あんたとバカ騒ぎして。私にまでバカがうつっちゃったかしら?」
キョン「おい、やめろハルヒ! 50%でティンティンは抜けるかもしれないが、もう半分の確率で死んでしまうんだぞ!?」
ハルヒ「とめて、くれるの?」
キョン「当たり前じゃないか! それに、お前が死んじまうくらいなら……俺はこのままでも……全然……」
ハルヒ「キョン……」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 02:46:14.83 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「キョン、それでも私は決めたの! 50%の確率に賭けてみようって!」
キョン「お前、そこまで……」
古泉「お二人さん、こんなところにいたんですか! まったく、心配しましたよ」
キョン「古泉!? お前、どうしてここに!?」
古泉「日本では、大変失礼しました。あなたの気持ちも考えず、一方的なことを言ってしまって」
キョン「いや、いいんだよ。分かってくれれば」
古泉「そこで、お詫びの印といってはなんですが、よい話を持ってきましたよ」
ハルヒ「良い話?」
古泉「トルコで知り合いの医者が性転換手術を受け持っているんですがね、その知り合いは非常に腕に良い医者なんですよ!」
古泉「本来なら予約から半年待ちのところを、今なら僕の紹介と言うことですぐ手術してくれると言っているのです!」
古泉「僕が保障します! 彼の腕は天下一品です! あなたも、世界的スターのニューハーフになれますよ!」
古泉「竿なんてなくなっても、輝ける世界は待っているのです!」
古泉「さあ! 未知なる新しい世界へ、旅立だってみませんか!?」
ハルヒ「………」
キョン「………」
ハルヒ「古泉くん」
古泉「はいっ!」
ハルヒ「疲れたでしょう。お茶のまない?」
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 02:57:02.29 ID:hAQH8YU80
_,,!''´`''''''''V、 __,,,,-、_, -‐-‐-、
_,,!r--、'''''''', -‐-,/二ニ''''''ヽ--'--、
ヽ !ヽ__ /_,,,,,/,,,,__ ` ‐、 ヽ,)_ `,
!__ノ /‐"/ ヽ ヽ` -、 ヽノノ、 `!
ゝ-, / / ヽ >'/ ノヽ' }
!_,i l i i i'、彡 /ノ< Y
| i i i l '、 __,',i ヽ,/! i i-{
i '、_'、__ゝ-`‐‐'"_,,-‐' } }-'、/ ちなみにメタミドホスとは、人間の脳内シナプスを活性阻害させる薬物じゃ。
'、ー_. ‐r‐tニア !ノ ! 生物が摂取すると興奮状態が間断なく続き、生理機能が著しく障害を受ける。
`、` ゞ'ノ  ̄ ,,,,, {!、ノ 摂取より約1日ほどで嘔吐、腹痛、下痢、めまいなどの諸症状が引き起こされるというのう。
','''' ヽ , }i ヽ こわいこわい。
, タ. ヽ、 ‐='" / !'" ま、そんなことは家具どもには関係のない話じゃったかの?
,, ", " ` ‐ ,,__ ,/,,// i __
, ", " ,,-=''''''''i、ニ-‐'" ノヽ,,-'" __`、__
, ,,"" , -‐/ , ‐'"゙ゝ_,, -‐'" /,ィ'" ,-v--'ヾ、
,, ,,"" ノ:::::ニ! / .r、 , -‐i _,,,ノイi,,-'`´::;;:::::::ヽ:::',
i''''Y"‐- 、__, ,,"" ,-‐":::::::ヽ‐ヽン -(ニ)-‐ .!二 -‐"-':::::::::::::::ヽ:::::::`:ノ
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`'''7ヽ ト、!、,j-!、:::::::::ノノ::`ー──' ──‐' ─":::/::/ ヽ_ヽ:::::::::;;ノ-‐'"
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112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 02:59:16.54 ID:hAQH8YU80
古泉「がくがくがく」
古泉「なな、なんだか僕の身体がおかしいのですが!?」
古泉「すすす涼宮さん? なな何故僕の身体を柱へはあはあはあ縛り付けてはあはあはあ」
古泉「あ、あ、あ! くる! なんかくる!」
古泉「おお、おくれにいさ────ん!!」
ハルヒ「こっちがハズレだったみたいね」
キョン「ありがとう、古泉! お前のおかげで、俺たちは助かった!」
ハルヒ「ありがとう古泉くん!」
古泉「がくがくがくがく!」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 03:06:16.62 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「ごくごくごく」
ハルヒ「ぷはー! まずい、もう一杯!」
キョン「青汁かよ」
キョン「で、どうだ? 何か感じるか? あそこが広がりそう〜、とか」
ハルヒ「んー、今のところは特に……?」
ハルヒ「あれ? あれれ? なんだろう? 頭がぼーっとする」
キョン「お、抜けた……抜けた! ティンティンが抜けた!!」
キョン「いやっほーい!! 苦節2週間、ついにスッポンに食らいつかれたがごとく抜けなかったマイサンが、ついに我が家に帰ってきた!」
ハルヒ「あぁぁ、なんだかダルい……身体がだるい……」
キョン「ハルヒ? どうしたんだよ、ハルヒ?」
ハルヒ「………なんにもする気が起きない……」
キョン「なんだよ、そんなところで寝てたら風邪ひくぜ。ほら、早く日本に帰ろうぜ」
ハルヒ「もうどーでもいいー」
キョン「ハルヒ?」
古泉「フォー!!!」
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 03:11:37.69 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「もーどーでもいいわー」
ハルヒ「人生なんて、どうあがいても90年よ」
ハルヒ「温泉で1日中寝てたいー」
ハルヒ「合コンとかしたってーマジつまんない男ばっかだしー」
キョン「おいハルヒ!? 大丈夫か!? なんで疲れたOLみたいなこと言ってるんだよ!? 設定上もうちょっと若いだろお前」
ハルヒ「ほっといてよー……ダル……このまま寝よ……」
キョン「ハルヒ……」
長門「ペペロンチーノ草の成分は、強力な筋弛緩剤」
長門「涼宮ハルヒはその影響で、今非常に弛緩している」
ハルヒ「マグロが楽でいいー騎上位なんてマジありえないんですけどー」
キョン「やめてくれよハルヒ! なんかそのギャルっぽい言葉遣い聞いてると無性にはらが立ってくるんだよ!」
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 03:16:23.15 ID:hAQH8YU80
〜日本〜
キョン「ハルヒ、ほら。日本だぞ。俺たち、帰ってきたんだぞ!」
ハルヒ「えー? なに?」
キョン「2週間ぶりだろ、俺たちの町」
ハルヒ「おんぶしてー」
ハルヒ「歩くのも面倒ー。おなか減ったー。何かたべさせてー」
キョン「……ハルヒ」
古泉「はあはあはあ!」
古泉「wktkが止まらない!」
古泉「俺、今まで何してたんだろう! なんでこんなつまらない人生に終始してたんだろう!?」
古泉「俺はもっとビッグになれる人間なんだZE! こんなところでくすぶってちゃ、ダメなんだZE!」
古泉「テンション上がってきたー! ふっひょ〜!!」
キョン「逆にこいつは元気だな」
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 03:21:50.41 ID:hAQH8YU80
長門「おかえり」
みくる「キョンくんに涼宮さん。古泉くんも」
キョン「部室にくるのも久しぶりだな。おいハルヒ、わかるか? SOS団の部室だぞ?」
ハルヒ「SOS団? なにそれ? ダサッ」
キョン「ダメだ。脳みそまで弛緩している」
古泉「なんか俺昨日からやけに腹が痛いんですけどー! 頭もくらくらするんですけどー!」
古泉「なにこれ? 神? 神が俺の身体に降臨しようとしてるの? 俺って選ばれた人間!?」
古泉「トイレ行って来る! そして神を下ろしてくる!」
ハルヒ「私もトイレー」
ハルヒ「でもいいや。面倒だし。ここでいいや」
キョン「長門、ハルヒと古泉を元に戻すことはできないのか?」
キョン「古泉の方はどうでもいいが、見ててウザイからついでに頼む」
長門「不可能ではない」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 03:26:44.50 ID:hAQH8YU80
長門「涼宮ハルヒは活動が活性化する薬、古泉一樹は逆に沈静化する薬を服用すれば良い」
キョン「なるほど、そういうことか」
キョン「じゃあ、再びこれの出番だな!」
キョン「ハルヒ、これを飲むんだ! これで眠れるししよ、蘇れ!」
ハルヒ「なにそれー? 海洋深層水? のませてー」
キョン「よし、飲め! 致死量寸前まで!」
ハルヒ「ごくごくごくごくごく」
ハルヒ「………」
ハルヒ「………」
キョン「どうだ!? 成功か!?」
ハルヒ「がくがくがくgkgkgk!」
キョン「きた!」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 03:30:37.55 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「身体がゆれる! カルデラ火山が噴火する寸前のようにふるえる!」
ハルヒ「エネルギーがあふれてくる! 腹の底からパワーが湧き上がってくる!」
ハルヒ「いろんな力が一斉にわきあがってくるわ! 薬物ってすごい!」
キョン「ハルヒ、復活したんだな! ちょっと危険なセリフを吐きながら!!」
キョン「おかえりハルヒ! 待ってたぜ!」
ハルヒ「メタミドホス飲ませんなあああああああ!」
キョン「ぎゃひん! ハルヒのソバットキックがのど元にクリーンヒット!?」
ハルヒ「ファッキュー!」
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 03:33:23.11 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「はっ! 私は今までなにをしていたの?」
ハルヒ「確か、南米で変な草を食べて草の汁を飲んで……」
キョン「もういいんだよ、ハルヒ。もう何も言うな。無事帰ってこられたんだから、それでいいじゃないか」
ハルヒ「あ、そういやキョン、あんたティンパニーは抜けたの?」
キョン「ああ、この通り。今じゃ平穏無事に勃起だってできるようになった」
ハルヒ「変な物を部室内でぶら下げないでよ」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 03:40:34.10 ID:hAQH8YU80
キョン「俺たちはもう自由なんだ! フリーダムなんだ!」
ハルヒ「ほらほら、あんまりふり回して遊ばないでよ」
キョン「バカ野郎。このあふれんばかりの解放感、躍動感、そして疾走感!」
キョン「久しぶりの自由を満喫しなくてどうする! 俺は、自分でぶらぶらさせる自由を取り戻したんだ!」
キョン「ぶんぶん! ぶらぶらぶら! ぶんぶん!」
ハルヒ「もう、キョンったら。そんなに振り回しちゃって。よっぽど嬉しいのね」
みくる「ほほえましい光景ですね」
キョン「あはははははは! ぶるん、ぶるるん!」
すぽっ
キョン「………え?」
ハルヒ「………え?」
キョン「アッー!」
キョン「振り回してたら、振り向いた拍子に俺のティンポがハルヒのマンコーニュにフィットイン!!?」
ハルヒ「バカ! どこに入れてるのよ!?」
キョン「ち、違う! これは偶然だ! 偶然の産物なんだ!」
ハルヒ「まったく、はしゃぎすぎるからよ! 早く抜きなさいよ」
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 03:44:49.36 ID:hAQH8YU80
キョン「………あれ?」
ハルヒ「どうしたの?」
キョン「………」
キョン「抜けない……」
ハルヒ「なんですって!?」
キョン「どうしよう! 今度は正常位で固定されてしまった!?」
キョン「ちょ、ハルヒ! 離せよ!」
ハルヒ「あんたこそ離れなさいよ!」
キョン「バックならまだしも、お前と正面向かい合って固定なんて……」
ハルヒ「私だって、あんたと……向かい合ってなんて……」
キョン「………」
ハルヒ「………」
キョン「……なあ、ハルヒ」
ハルヒ「な、なによ……?」
キョン「また小便もらしそうになってきた」
ハルヒ「………」
ハルヒ「トルコに行って来い」
おしまい
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 03:46:27.20 ID:hAQH8YU80
やべえwww筋弛緩剤のあたりからどんどん脳みそがgdgdになってきたwwww
ラストがダラダラですまん。
支援と米ありがとう。こんな時間までお付き合いどうも。
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 03:47:42.10 ID:hAQH8YU80
古泉忘れてた。
古泉はその後も、アッパッパになったまま帰ってこなかった、ということで。
215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 12:37:06.42 ID:hAQH8YU80
みくる「きゃー! たた、大変です!」
みくる「ババ、バイブが入ったまま抜けなくなっちゃいました! どうしよう!」
みくる「うーん………仕方ない。自然に抜けるまで待っていましょう」
長門「その考えが過ちの元」
長門「マン道に収まったバイブはいづれ使用期限が切れ、防菌コーティングが溶けて雑菌が発生する」
長門「発生した雑菌はあなたの粘膜を通じてマンゴーに侵入。マンゴーは菌に感染し、炎症を起こし、最悪の場合……腐敗」
みくる「ふ、腐敗!? ふひぃ!!?」
長門「さっさと引き抜くことを推奨する」
みくる「長門さん、ちょっと引っ張ってくれませんか?」
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 12:40:18.97 ID:hAQH8YU80
長門「おーえす、おーえす」
みくる「うーん、うーん!」
長門「腰を下ろして綱を引く」
みくる「うーん、うーん!」
長門「それでもカブは抜けません」
みくる「それって大きなカブの話じゃないですか」
ぽんっ
長門「あ。そうこうしているうちに、ようやく抜けた」
みくる「よかった! 抜けました!」
長門「これで一安心」
みくる「ようやく1本目が抜けました」
長門「……1本目?」
みくる「早速、2本目の撤去作業にはいりましょう!」
長門「………」
おしまい
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/23(土) 12:41:24.43 ID:hAQH8YU80
書こうかと思ったけど、昼飯いってくるよ。2話完結ということで。
266 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 21:22:31.23 ID:hAQH8YU80
>>167の続きでも
結局あの日以来、俺とハルヒの凹凸がジャストフィットしてしまって以来、それは決して離れたりはしなかった。
もうかれこれ1ヶ月が経つが、俺のティンティンとハルヒのマンマンは仲良くチュッチュした状態のまま、離れない。
あらゆる手段を用いて事態を解決しようと試みたが、すべての努力は徒労に終わった。
トルコに行くのは嫌だしな。
だから俺とハルヒは、あの日からずっと、下の棒と穴でつながりあったまま生活している。
寝食も排泄も、学校で授業を受けている時も。24時間。互いに向かい合ったまま。
北高の生徒たちは皆、俺とハルヒが抱き合ったまま何日間暮らしていけるかのギネスブックに挑戦しているところだと信じている。
アホの谷口なんかは、教室に画用紙で『キョンと涼宮がギネス挑戦し始めて○○日目!』などというカウンターを作って貼ってあるほど信じている。
本当にアホだと思う。だが、今はそのアホさ加減がありがたい。
俺は……正直、今の状況に自分なりの独立した意思を持てずにいた。
将来。これから。俺とハルヒは、どうなってしまうのか。
267 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 21:27:48.81 ID:hAQH8YU80
谷口「いよっ、ご両人! 今日も熱々ですなあ。羨ましいよ!」
キョン「うるせえ。自分の席に戻って1時限目の準備でもしてろ」
国木田「ギネスに挑戦も大変だね」
ハルヒ「しかしよくみんな信じるよな。ギネスに挑戦中なんて」
キョン「SOS団ならやりかねない、と思われている現実をつきつけられた形だな」
ハルヒ「キョン。明日の町内不思議探索のことなんだけど」
キョン「どうかしたのか」
ハルヒ「ちょっと持ち合わせが少なくてね。今日の帰りに銀行へ寄って行くわよ」
キョン「ああ」
268 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 21:32:46.62 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「今日も古泉は休みか」
みくる「ええ。今朝登校途中で会ったんですけど、サングラスに革ジャンを着て、『俺はえーちゃんみたいになるんだ』ってワケの分からないことを言って帰っちゃいました」
長門「えーちゃん。蛭子能収のことに違いない」
キョン「いや、違うだろう」
ハルヒ「メタミドホスでパッパラパーになって以来、古泉くんも変わっちゃったわね」
キョン「ああ。確実にダメな方向に変わってしまったな」
ハルヒ「私たち、今日は明日の不思議探索に備えて早く帰るから。みくるちゃんと有希はゆっくりして行って」
みくる「はい。お疲れ様です」
長門「また明日」
270 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 21:39:25.24 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「ねえキョン。あなた、将来のこととか、真剣に考えたことある?」
キョン「いや。恥ずかしながら全然」
ハルヒ「私はこんなことになって以来、毎日のように考えているわ」
ハルヒ「まず仕事よ。学校を卒業したら、就職しないといけないじゃない?」
キョン「ああ」
ハルヒ「こんな前と前がくっついた二人が、無事やっていける仕事なんてあるのかしら」
キョン「ある……だろうか」
ハルヒ「そう考えると、なんだか憂鬱な気分になるのよね」
キョン「まあ、そうだな。でも、きっと何とかなるさ」
キョン「そのうち、きっと、ティンティンも抜けて、元の生活に戻ることができるさ」
ハルヒ「そうかしら……それならいいんだけど」
ハルヒ「あ、銀行についたみたいね。よいしょ……横向きになって、かに歩きで、っと」
キョン「ん? なんだか銀行の中がやたら騒がしいな」
275 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 21:43:12.88 ID:hAQH8YU80
強盗「オラ! さっさとこの袋に金つめんか!」
強盗「この銃でドタマぶっ放されたいんか!?」
ハルヒ「………」
キョン「………」
ハルヒ「……これって、銀行強盗?」
キョン「よかったな、ハルヒ。お前の待ち望んでいた非日常だぞ」
強盗「おいそこの学生! お前らもこっちに来て座れ! 人質だ!」
ハルヒ「ど、どうしよう?」
キョン「従うしかないだろう。向こうは銃を持った数人グループの銀行強盗。下手に逆らわない方がいい」
古泉「オラオラ、さっさと金もってこいって言ってんだよ! 見せしめに人質の2,3人殺してやろうか!? ああん!?」
キョン「……なにやってんだ、あいつ」
278 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 21:50:16.99 ID:hAQH8YU80
警察「キミたちは全員包囲されている! 銀行強盗なんて馬鹿な真似はやめて、すぐに出てきなさい!」
古泉「ちっ! もうサツが来やがったぜ!」
キョン「もうよすんだ、古泉! 警察の手を逃れて、逃げおおせるわけがない!」
ハルヒ「そうよ、古泉くん。自主すれば罪の軽減だってあるはずよ!」
古泉「うるせえバカップル! ぶちまけられてぇか!?」
強盗「古泉、金は奪った! とっととずらかるぜ!」
古泉「おう!」
キョン「ま、待て古泉! お前、なにをしようとしてるんだ!?」
古泉「………あんたには、分からねえさ」
キョン「古泉!」
279 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 21:56:11.87 ID:hAQH8YU80
強盗「しまった、裏にもサツが!」
古泉「囲まれてしまった」
キョン「悪いことは言わん。自首しろ、古泉」
古泉「うるせえ! 人生の成功者が、意見するな!」
キョン「はあ? 人生の成功者?」
ハルヒ「性行者の間違いじゃないの?」
古泉「特に目立ちもしない地味な顔のくせして! 親や友人に心配かけるような成績しかとれない劣等生のくせして!」
古泉「なんでお前は、そんなに恵まれてるんだよ!? 何の努力もせず凡人であることを受け入れているノータリンのくせに!」
古泉「SOS団のキーパーソンもお前! 涼宮さんの心を射止めたのもお前!」
古泉「涼宮さんの穴を手に入れたのも! 僕のほしいものを悉く横取りしやがって!」
キョン「古泉、お前……」
古泉「くそっ! くそっ!! くそお!!」
281 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 22:03:31.92 ID:hAQH8YU80
古泉「普通の高校生面してるのにも飽きた。おとなしい男子生徒を演じるのにも疲れた」
古泉「だから俺は今までの自分に決別したんだ! 風船をうっかり手放してしまって泣いている子供を慰めてあげるような、優しい古泉一樹はもう死んだ!」
古泉「今ここにいるのは、他人から借りたCDを素知らぬ顔でブックオフに転売するような非常な古泉一樹!」
古泉「俺はもう、あんたらの知っている古泉一樹ではない! 極悪非道の銀行強盗、古泉一樹なんだ!」
古泉「これが新しく生まれ変わった、メタミドホス古泉なんだ!」
ハルヒ「メタミドホス古泉!」
キョン「プロレスラーのリング名みたいだな」
288 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 22:09:43.64 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「古泉くん、あなたの気持ちは嬉しいわ。でもね。私は……私が本当に好きなのは……」
古泉「………」
古泉「……やめろよ。それ以上言うなよ! それ以上言って、俺を混乱させるな!」
ハルヒ「きゃっ!? 古泉くん、なにするの!?」
キョン「おい古泉、馬鹿な真似はよせ! ハルヒのスカートとパンツを今すぐ下ろすんだ!」
古泉「お前が涼宮ハルヒの前を奪ったというのなら、俺はこっちの穴をもらってやる!」
古泉「こっちの方はまだ使ってないんだろ?」
キョン「おい古泉、よせ! マジやめろって! 冗談はメタミドホスだけにしとけよ!」
古泉「黙れ! 俺は銀行強盗なんだ! 人質のくせに生意気な。抵抗してみろ、銃でそのカラカラの頭蓋骨を粉砕するぞ!」
ハルヒ「へひん、私のアナルに古泉くんの小泉JUN一郎が!!」
古泉「くらえ、俺の熱い思い! このマグナムペニスにのせて!」
ハルヒ「あー!!!」
キョン「とうとう古泉と穴兄弟に……orz」
295 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 22:15:59.53 ID:hAQH8YU80
キョン「ええい、古泉がその気なら、俺だってヤケだ!」
キョン「俺が一番うまくハルヒをいかせられるんだ!」
古泉「猪口才な。バレンタインに家族と親しい友人に義理チョコしかもらえないブサ男の分際で。えらそうな口をきいてくれるわ!」
古泉「そこまで言うならかかってこい! この古泉一樹、逃げも隠れもせん!」
キョン「望むところだ! いくぞ、古泉ぃ!」
キョン「てりゃああああああああああああああ!!」
古泉「うおらあああああああああああああああ!!」
ハルヒ「ひいぃ! あふん! キョンと古泉くんのW亀頭が私の粘膜を刺激しまくりんぐ!」
ハルヒ「ひっひっふー! ひっひっふー!」
ハルヒ「はあああん! あああああああああああああああ!!」
302 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 22:22:36.59 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「ぅぅ……はあはあはあ……」
キョン「ハルヒ! 判定はどっちだ!? どっちの勝ちだ!?」
古泉「どちらの一物で絶頂に達したのか、コミッショナーサイドから意見を聞かせてください!」
ハルヒ「ふたりとも、立派な一物だったわ。硬さ、長さ、そして膨張率など。甲乙付け難いほどに接戦だったわ」
ハルヒ「そして、ふたりとも頂上決定戦の名に恥じぬ見事な性テクニックだった。急所の責め具合やピストン速度にいたるまで、優劣はないわ」
ハルヒ「よって、この勝負。引き分けということで、私の預かり勝負ということにさせてもらうわ」
古泉「ふん。納得いかぬ点もありますが、今回だけは涼宮さんの顔を立てて、そういうことにしておきましょう」
古泉「……ん? あれ?」
古泉「よいしょ……おろ? おろろ?」
古泉「抜けない!」
古泉「僕のいっちゃん砲が、涼宮さんのアナルから抜けない!!?」
308 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 22:29:53.91 ID:hAQH8YU80
強盗「おい古泉! さっきから何やってるんだよ」
古泉「うるさいな! ナニやってるのがわからないのかよ!?」
古泉「そんなバカな! まさかこの僕がアナルごときに絡めとられるなんてッ!!」
ハルヒ「逮捕しちゃうぞ」
キョン「んなアホなこと言ってる場合じゃないだろ。どうすんだよ、ハルヒ。2人でもいっぱいいっぱいだったのに、3人もくっついちまって」
ハルヒ「うーん、こうなったら、二夫一妻として末永く幸せに暮らしていくしかないわね」
古泉「涼宮さんと人生の伴侶となれるのは光栄の極みですが、目の前に饐えたワラビ餅みたいな顔をした男がいるなんて、我慢できません」
キョン「なんだと、コイツ! 米に水性ペンで落書きしたような顔してるくせに!」
古泉「これでも僕は、自慢じゃないですが大変モテるんですよ? あなたにそんなことを言われる謂れはありません」
キョン「その俺にハルヒをとられた負け犬が!」
ハルヒ「キョンも古泉くんも、やめて! 私のために争わないで!」
ハルヒ「いっぺん言ってみたかったのよね。このセリフ」
314 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 22:39:01.83 ID:hAQH8YU80
強盗「俺たちが逃げるための車を用意しろ! 人質の命は車と引き換えだ!」
警察「分かった、車輌の件はすぐに対応しよう。その前に銀行から出てきて、人質の無事な姿を見せてはくれないか?」
強盗「ふざけんな! 人質が外に出るのは、警察が車を持って来た時だ!」
キョン「ふざけるなよ! 古泉なんかと一緒に一生よろしくやっていけるものか! 今すぐその粗末なカスティンティンをハルヒから出せ!」
古泉「それはこっちのセリフです。あなたこそ、さっさと諦めて涼宮さんを解放しなさい。女性を幸せにする甲斐性も持たないあなたが、いけ図々しい」
ハルヒ「どうしよう、これじゃ私がNASAに捕獲された宇宙人みたいじゃない」
キョン「新参者がいきがるなよ。ハルヒの穴は全部俺の物だ! 鼻の穴ひとつだってお前にはやらん!」
強盗「さっさと車を用意しやがれ!」
警察「人質の解放が先だ!」
キョン「お前が離れろ!」
古泉「あなたこそ離れてくださいよ!」
キョン「いや、お前だって!」
古泉「昔の男がいつまでも彼氏面しないでいただきたい!」
強盗「お前らさっきからうるさいよ」
316 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 22:45:32.54 ID:hAQH8YU80
強盗「うわっ、なんだこれは!?」
古泉「こ、これは催涙ガス!? 警察め、俺たちの意識を表に向けさせておいて裏から突入するつもりか!?」
強盗「ごほごほ! げほごほ!!」
古泉「くそっ! こ、こんなところで捕まってたまるかよ!」
古泉「同志諸君、ここで散開だ! 各々なんとしても逃げ切るんだ!」
強盗「ごほごほ! に、逃げ切るたって、どうやって!?」
古泉「他人のことまで面倒みきれるかよ! 俺は逃げる!」
キョン「どこに行くってんだよ古泉!? 銀行は警察に包囲されてるぞ!?」
古泉「僕にはあなたたちという人質がいるんですよ? くっついたまま離れないというのなら好都合!」
ハルヒ「ちょ、おしり引っ張らないでよ、古泉くん!」
古泉「すいません、涼宮さん。しばらくその桃尻を貸してください」
古泉「脱出!」
ぱりーん!
キョン「ぶはっ! ガラスの破片が……! ガラスを破るんなら、最初からそういいやがれ!」
古泉「あそこに停めてある車を奪って逃走だ!」
318 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 22:51:47.47 ID:hAQH8YU80
古泉「おいお前! 僕は銀行強盗だ! 銃で頭をふっとばされたくなかったら、その車よこしな」
運転手「う、うわああああ!」
ばたん!
キョン「おい古泉、お前運転なんてできるのかよ!?」
古泉「AT車ならなんとか。機関の新川さんに習ったことがありますんで」
ハルヒ「運転席に3人はさすがにせまいわね」
古泉「地味顔男。ナビゲーションしなさい」
キョン「はあ!? なんで俺が!」
古泉「僕の目の前には、涼宮さんのかぐわしき色白なうなじがあるのみ。車の前なんて見えません」
キョン「なな、なんだって!?」
キョン「うわっ! 正面に壁が!! 右右! 古泉、右に曲がれ!」
古泉「マッガーレ」
ハルヒ「赤信号よ、古泉くん! 停まって!」
古泉「赤信号?」
古泉「なにそれ? 知らね?」
キョン「うおおおおおお! ここ、こいつ、赤信号の交差点につっこみやがった!」
古泉「マッガーレ」
320 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 22:56:54.22 ID:hAQH8YU80
キョン「古泉、ガードレールにつっこんだぞ! ヘッドライトが割れてる!」
古泉「ヘッドライト? そんな物なくても車は走れます」
ハルヒ「古泉くん、後ろからパトカーが追ってくるわよ! もう逃げ切れないわ!」
古泉「パトカー? ふん、そんなもの。物の数ではありませんね」
キョン「おい古泉、前にブティックが!」
古泉「おいブサ面。きたならしいフトモモを僕の腕におしつけるな。カビが生える」
キョン「言ってる場合かよ! もも、もうダメだ! つっこむ!!」
ハルヒ「きゃあああ!」
322 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 23:02:42.77 ID:hAQH8YU80
みくる「あ、この服もかわいいな。春物のお洋服もそろそろ揃えておきたいし。どれにしよう」
鶴屋「みくるは本当におしゃれだねえ! 私はそんなにたくさん選べないっさ!」
みくる「でもでも、どれも本当にいいんですもの! 迷っちゃうな〜」
鶴屋「じゃあ、試着してから決めなよ」
みくる「そうですね。色とかも、合わせておかないとですし」
みくる「ふんふん〜」
みくる「このお買い物前の試着。ドキドキするんですよね〜」
みくる「ちょっとお姉さんぶって持ってきた、このドライジーンズから穿いてみようかな」
みくる「よいしょっと」
どかん!
キョン「こ、この野郎……とうとう服屋につっこみやがった……いたた」
ハルヒ「ちょっと、今さっき人しかなかった? 試着室につっこんだみたいだけど、試着してた人とかいたら下敷きよ?」
古泉「深く考えたら気が滅入るから、あまり気にしない方がいいですよ」
324 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 23:07:33.80 ID:hAQH8YU80
古泉「ふたりとも、逃げますよ! 走ってください!」
キョン「くそ、なんで俺たちがこんな目に……」
ハルヒ「ほらキョン! ぐだぐだ言わないで走って!」
古泉「裏手にも警察の手が回ってる! 階上に登るんだ!」
キョン「3人で階段駆け上がるのかよ!? どうやるんだよ!」
古泉「この根性なし! あなたと僕が涼宮さんを抱えて行くんですよ!」
キョン「引越しで冷蔵庫かかえて階段を登るようなもんか」
鶴屋「うわーん、みくるぅ!?」
みくる「ぅぅう……わ、わたしの……ドライジーンズが……」
鶴屋「たくましいな……」
327 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 23:11:09.51 ID:hAQH8YU80
古泉「はあはあはあ!」
キョン「はあはあはあ!」
ハルヒ「はあはあはあ!」
古泉「い、一体何階まであるんだ、このビルは……!」
キョン「お、俺たちの体力にも限度があるぜ!」
ハルヒ「はあはあはあ!」
ハルヒ「駅弁ファック状態で抱えられてるから、階段を駆け上がる度に小刻みの振動が私の股間に電流のようにかけめぐる!」
ハルヒ「やばっ! またいきそう!」
ハルヒ「はあはあはあ! は〜ん!」
古泉「も、もう少しで……屋上……!」
キョン「見えた! 屋上の扉だ!」
329 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 23:17:13.05 ID:hAQH8YU80
古泉「よし、屋上に出た! 隣のビルに飛び移るんです!」
キョン「おいおい、あまり離れてないとはいえ、隣のビルは2m近くむこうだぞ?」
ハルヒ「3人で2mも幅跳びできるとは思えないわ」
古泉「くそっ! せっかくここまで逃げてきたってのに!」
古泉「どうすれば。どうすれば逃げきれるってんだ!?」
長門「ゆきりんになんでもお任せクエッションのコーナー」
長門「こんなこともあろうかと、鉤つき縄を持って来た」
キョン「さすが長門だ! これさえあれば、ビルの向こう側に移動することができる!」
ハルヒ「どうやって?」
キョン「え?」
ハルヒ「一本の縄を、どうやって並列つなぎになってる私たち3人が伝って行くっていうの?」
古泉「………」
ハルヒ「ねえ、古泉くん。もう満足でしょ?」
ハルヒ「もう、自首しましょ? ね? あなたは本当によくやったわ」
334 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 23:27:56.56 ID:hAQH8YU80
古泉「………」
古泉「そうですね。ここが、年貢の納め時なのかもしれませんね」
キョン「古泉……?」
古泉「あなたたちには、迷惑をかけました。僕の、若さゆえの過ちに、つきあわせてしまって」
ハルヒ「古泉くん。あなた」
古泉「涼宮さん。僕はずっと、本当に、あなたのことを見てきたんですよ。北高に転校してくる前から」
ハルヒ「………」
古泉「あなたのようなステキな女性は、たぶん世界広しといえど2人といないに違いありません」
古泉「それほど、僕にとってあなたは大きな存在でした」
古泉「あなたの幸せを望みます。心の底から。だから───」
古泉「だから僕は、自首します」
ハルヒ「古泉くん……」
古泉「キョンくん」
キョン「改まってなんだよ……ていうか、こういう時くらい本名で呼べよ」
古泉「涼宮さんを、幸せにしてあげてください」
キョン「古泉?」
古泉「それだけが、僕の願いです」
340 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 23:34:18.67 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「古泉くん……」
キョン「古泉……」
古泉「どうやら、警官たちが階段を上がってくるようです」
古泉「このいっちゃん砲の戒めを解いてから、単身で堂々と自首したかったのですが、こんな状態じゃ仕方ないですね」
キョン「なあ、ハルヒ」
ハルヒ「え?」
キョン「古泉の罪、今回だけ目をつむってやらないか?」
ハルヒ「え?」
キョン「古泉も、その、なんていうか。悪気があったわけじゃないと思うんだ」
キョン「ただ、嫉妬に狂ってヤケになってた心情とメタミドホスの効用が悲劇的に重なって、ちょっとアッパッパになっちゃっただけのことだと思うんだよ」
キョン「だから、今回のことは俺たちの胸の中にしまっておくということでさ」
古泉「キョンくん……」
キョン「だから本名で呼べって」
ハルヒ「私は……SOS団の団長である私は当然そうしてあげたいとは思うけど。警察にどう説明するのよ? もうそこまでやってきてるのよ?」
古泉「そうですよ」
キョン「それについては、俺に任せろ」
342 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 23:41:28.07 ID:hAQH8YU80
警察「誤用改めである! 神妙にいたせ!」
警察「御用、御用!」
キョン「なんなんですか、あなたたちは。いきなりやってきて」
警察「ここに逃亡中の銀行強盗のひとりが遁走してきたと情報を受けて駆けて来たんだけれど、銀行強盗はいづこに?」
キョン「銀行強盗? そんな反社会的な犯罪者は、ここにはいませんよ?」
警察「え? でも、確かにここに逃げ込んだって聞いたんだけれど」
ハルヒ「銀行強盗なんてここには来てないって言ってるじゃない」
古泉「………涼宮さん、キョンくん……」
警察「う〜ん……おかしいな。間違いだったのかな」
警察「ところで、キミたちは、ここでなにをしているんだい? そんなに密着して」
キョン「はい」
キョン「ゲッターロボごっこです」
警察「……そ、そうなんだ」
キョン「はい。ゲッターロボごっこです。ちなみに、俺はイーグル号です」
警察「そうか。じゃあ仕方ないね。怪しげな人物を見かけたり思い出したりしたら最寄の警察署まで連絡をしてください」
キョン「了解です。お勤め、おつかれさまです」
349 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 23:50:39.80 ID:hAQH8YU80
古泉「僕が、間違っていたよ。失恋とメタミドホスに負け、こんな馬鹿なことをしでかしてしまった」
古泉「許してください。おふたりの気持ちも考えず、無責任な罵声をあびせてしまった愚かな僕を!」
キョン「いいんだよ、古泉。頭を上げろって」
ハルヒ「そうよ。私たち、友達じゃない!」
古泉「友達……」
古泉「ははは……そう、そうですよね! 僕たちは、最高の親友です!」
キョン「ようやく笑いやがったな、こいつ。いつもニヤケ顔のニヤニヤ男のくせに、今日はずっと仏頂面だったから心配してたんだぜ」
ハルヒ「大変な1日だったけど、とっても勉強になった1日でもあったわ! きっと、私たちは学校のなんか勉強よりもずっと大事な人生経験を学べたはず」
古泉「涼宮さん! キョンくん! 友情ばんざい!!」
古泉「よし。それじゃおふたりの友情にせめてもの罪滅ぼしということで、僕が焼肉をおごりますよ!」
ハルヒ「え、本当!? さっすが古泉くん! SOS団の副団長ともなると、寛大さが違うわよねぇ!」
キョン「団長の方はケチだがな」
古泉「何がいいですか? タン塩? リブロース? 上カルビ? 値段は気にせず好きな物を好きなだけ食べてください!」
古泉「どうせ銀行からかっぱらってきた金です! ぱっといきましょう!」
キョン「分かってるじゃねえか! さすが古泉だぜ!」
ハルヒ「副団長最高!」
352 名前:1[] 投稿日:2008/02/23(土) 23:57:49.12 ID:hAQH8YU80
ハルヒ「上のカルビを10皿! 包丁通さなくてもいいから、束で持ってきなさい!」
キョン「おいおい。野菜もしっかり食べろよ?」
古泉「奥はタン塩をいただきましょうか。この塩味が好きなのです」
みくる「私はチョリソーで。ソーセージって、ずっと見てると興奮しません?」
長門「もち巾着」
鶴屋「ほらほら、そっち焼けてるっさ! 早い者勝ちだよ!」
キョン「あ! その肉は俺がたんせいこめて焼いてたんですよ!」
鶴屋「残念! キョンくんが丹精込めて育てた肉は、この鶴屋さんがおいし〜くいただいてあげるからねん!」
ハルヒ「ビビンバはまだなの!?」
長門「いいにおい」
みくる「長門さんそんなに顔をちかづけたら危ないですよ! きゃっ、前髪こげてる!」
ハルヒ「やっぱりみんなで仲良く食べる焼肉は最高ね!」
キョン「そうだな。古泉のおごりだしな」
355 名前:1[] 投稿日:2008/02/24(日) 00:01:11.29 ID:FQ6NJvKF0
みくる「最高に楽しいお夕食でした!」
長門「うまかった」
鶴屋「古泉くん、ごちになったね!」
古泉「いえいえ。こんなのお安い御用ですよ」
ハルヒ「それじゃ、帰りましょうか」
キョン「ああ」
古泉「ぺろぺろ」
古泉「焼肉屋でもらえる飴、けっこういけるんですよね」
古泉「ぺろぺろぺろ」
キョン「俺は飴は食べない派だな。あと、ガムとかも」
キョン「ん? あれ?」
359 名前:1[] 投稿日:2008/02/24(日) 00:07:49.12 ID:FQ6NJvKF0
ハルヒ「くーくー」
古泉「おや、涼宮さんはお休みになられたようですね。よほど疲れたのでしょうか」
キョン「おい、古泉」
古泉「はい? なんでしょうか?」
キョン「………抜けてね?」
古泉「抜けてね、とは?」
キョン「つまりだな……ティンパニー」
古泉「………あ」
キョン「な? 俺のティンティンも抜けたんだ」
古泉「焼肉を食べていい気分で安心して、すっかり内臓の筋肉も緩んでしまった、ということなのでしょうか?」
キョン「ははは。1ヶ月も閉まりっぱなしだった前の穴も、まさか焼肉食って開いちまうとはな……想定の範囲外だったよ」
古泉「よかったじゃないですか」
キョン「ああ。お前もな」
キョン「俺、思うんだ。ひょっとしたらさ」
古泉「はい?」
キョン「ようやく俺たちのティンポが抜けたのって、焼肉を食べたからとかじゃなくてさ」
古泉「ええ」
キョン「お前が改心して、元のSOS団の副団長、古泉一樹として戻ってきたから安心したからなんじゃないかな。なんて」
古泉「………そうかも、しれませんね」
368 名前:1[] 投稿日:2008/02/24(日) 00:14:30.59 ID:FQ6NJvKF0
古泉「もしそうだったなら……いや、きっとそうだったのでしょう。僕が彼女に、心配をかけてしまっていたんでしょうね」
古泉「ははは。僕って本当にバカですよね」
古泉「好きな女の子に振り向いてほしくて悪ぶって銀行強盗の片棒を担いだだけでも十分格好悪いのに」
古泉「そのせいでマンコが締まるほど好きなあの子に心配をさせていたなんて……どうしようもなく、本当に……バカですね。僕ってやつは……」
キョン「古泉……」
キョン「なあ、古泉」
古泉「はい。なんでしょう」
キョン「今夜、ハルヒのこと、頼むわ」
古泉「頼む、とは?」
キョン「ハルヒを家まで送り届けてやってくれ。こいつもう寝てるし。無理矢理起こすのもかわいそうだろ?」
古泉「僕に、彼女を背負って、家まで送り届けろと言うのですか?」
キョン「頼めないか?」
古泉「光栄至極ではありますが、いいのですか? それは本来、あなたのみに許される役回りでは?」
キョン「本当なら他の誰にもこの役を譲る気はないが、今夜だけは特別だ」
ハルヒ「くーくー」
古泉「………」
古泉「そうですか」
キョン「ああ。頼んだぜ」
古泉「仕方ないですね。命に代えても、涼宮さんを無事に家までお送りしましょう」
キョン「頼んだぜ」
372 名前:1[] 投稿日:2008/02/24(日) 00:19:17.19 ID:FQ6NJvKF0
〜翌日〜
ハルヒ「古泉くん、ゆうべはありがとうね。家まで背負って運んでくれたんだって?」
古泉「いえいえ。僕がそうしたかったから、運んだだけですよ。お嫌でしたか?」
ハルヒ「そういうわけじゃないけど」
ハルヒ「まったく。眠った私をおいてさっさと帰るなんて、キョンのやつも薄情ね! まったく、雑用係の分際で団長を置き去りなんて!」
古泉「ははは。あまり彼を責めないでやってください。僕が無理を言ってお願いしたことですから」
ハルヒ「そうだったの?」
古泉「そうですよ」
古泉「そういうことにしておきますよ、キョンくん」
古泉「これで、貸し借りはなしですよ」
ハルヒ「でも、無事3人がオープンゲットできてよかったわ! これでまともな人生が遅れるってもんだわ!」
長門「そうでもない」
ハルヒ「あら有希。どうしたの? なにかあったの?」
長門「緊急事態」
377 名前:1[] 投稿日:2008/02/24(日) 00:25:09.68 ID:FQ6NJvKF0
みくる「ひぇ〜、なんでとれないんですかぁ!?」
キョン「ゆうべハルヒを古泉に預けて朝比奈さんとホテルに行ったんだが、今度は朝比奈さんとくっついてしまったんだ!」
みくる「にぇぇ、ぜんぜん離れないですぅ!」
ハルヒ「………」
古泉「………」
古泉「……僕に涼宮さんの送迎を任せてくれたのは、僕に気を遣ってのことじゃなく、朝比奈さんとホテルに行きたかったから、なのですか?」
キョン「え? そうだけど、それがどうかしたのか?」
ハルヒ「……キョン。あんた股間から特別な磁力でも出してるんじゃないの?」
キョン「そうだ! また焼肉を食ったら離れられるかもしれない!」
キョン「古泉、また焼肉をおごってくれ!」
古泉「……開いた口がふさがりません」
みくる「とれないです〜。これじゃ授業にも行けません〜」
キョン「あ、朝比奈さん、そんなに動かさないで……そこはダメ、あふん!」
ハルヒ「古泉くん」
古泉「はい、なんでしょう」
ハルヒ「トルコ行きのチケット。至急用意してちょうだい」
古泉「はい。閣下」
ハルヒ「キョン。喜びなさい。団長である私が自ら、あなたを海外旅行にご招待して あ げ る わ 」
おしまい
382 名前:1[] 投稿日:2008/02/24(日) 00:28:11.72 ID:FQ6NJvKF0
今日はシラフで書いてたからこんなんなっちゃったwww
シラフでこんな二次製作書いたの初めてだよ。セクロスマスターも酩酊状態で書いたからほとんど記憶にないのに。
お付き合い&米ありがとう! 感謝してます。いろんな意味で。
389 名前:1[] 投稿日:2008/02/24(日) 00:32:15.40 ID:FQ6NJvKF0
キョン「このっ! このっ! なんでだ、なんでだよ!」
長門「はいらない」
キョン「ちくしょー。長門のゆきりんホールが小さすぎて、俺のリボルバーが入らない」
長門「残念無念」
長門編・おしまい
399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/24(日) 01:04:23.28 ID:FQ6NJvKF0
みくる「え〜ん! キョンくんのティンティンが抜けなくなっちゃいました!」
キョン「困りましたね。どうしましょう?」
みくる「仕方ないですね……」
みくる「抜けないんなら、逆に抜かなければいいんですよ」
キョン「え?」
キョン「え? ええ?? あれれ!?」
キョン「お、おれ、おれ、俺の身体が徐々に朝比奈さんのマンコに引きづりこまれていく!?」
キョン「あああああ朝比奈さん!? こここれは一体!?」
みくる「キョンくん、ごめんなさい。抜けないなら、もうこうするしか方法はないの。そう思わない?」
キョン「ひいいいぃぃいいぃぃぃ! おれの……俺の下半身が、朝比奈さんのマンマンに吸い込まれた!」
みくる「キョンくんは、ずっと私の中で行き続けるわ。悲しいことなんてなにもない……」
キョン「ぎゃあああああ! おおお、俺の……胸まで朝比奈さんの陰部に……吸い込まれて……げほっごほっ!」
キョン「だ、だれ、か……たすけ……て……」
ずるずるずる ずぽん
みくる「うふふ」
みくる「キョンくん、食べちゃった」
朝比奈みくる編・おしまい
411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/24(日) 01:29:15.33 ID:FQ6NJvKF0
古泉「友情の、オクトパスホールド!」
キョン「ぐわあああああああ!」
鶴屋「おーっとキョン選手、古泉選手の卍固めに苦悶の表情! しかしリング中央でロープまでは届かないぃぃ!」
ハルヒ「ギバップ!? キョン、ギバップ!!?」
キョン「ノー、ノー!」
古泉「ならば、さらに締め付けるだけです!」ギリギリ
キョン「ぐううううぅぅ!!」
鶴屋「がっちり決まった古泉選手の卍固めから、キョン選手抜けられないー!」
古泉「早くギブアップした方が身のためですよ! 完璧に決まった卍固めからは決して抜けられないのですから!」
キョン「ノー! ノー!」
古泉一樹編・おしまい
413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/24(日) 01:34:30.03 ID:FQ6NJvKF0
鶴屋「はあはあ! どうだい、キョンくん? めがっさ感じないっかな!?」
キョン「ああ、はあはあはあ! ぅああああ!」
キョン「い、いいです! 鶴屋さんの双頭バイブ……うはあ、俺のアナルを、刺激して……めがっさ感じる!」
鶴屋「おやおや、ようやくキョンくんも正直になったようだね〜。お姉さんも嬉しいよ」
鶴屋「じゃ、素直になれたご褒美さ。もっと気持ちよくしてあげるからね!」
ずんずんずん
キョン「ああぅああああ! こすれる、前立腺がいい!」
鶴屋「はあはあはあ! 私ももう疲れたよ」
鶴屋「キョンくん、私の股間から生えたバイブ、きれいに舐めとっておくれよ」
キョン「は、はい」
鶴屋「そうそう。フェラも上手だねキョンくんは」
鶴屋「え、オチ? この話にオチなんてないっさ! あっはっはっはっは!」
鶴屋さん編・おしまい
416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/24(日) 01:45:57.50 ID:FQ6NJvKF0
キョン「大変だ! 宇宙から、宇宙から巨大なチンポが降ってくるらしい!」
キョン「ノストラダムスの大予言の再来だ! 巨大チンポ墜落で、後3日で地球が滅びるらしいぞ!」
妹「え〜! そんなのやだよ〜!」
国木田「僕らは一体どうすればいいんだ!?」
朝倉「地球が滅びたら困るわ!」
喜緑「う〜ん。どうしましょう」
谷口「大丈夫だ、みんな! 地球は滅びたりしないぜ!」
朝倉「谷口くん!?」
谷口「いいか。我らの創造神、モホロビチンチン様はこの日のことを3000年も前に予言されていた!」
谷口「つまり、3000年も前から巨大チンポの件は認知され、対処法を練られていたんだよ! だから、絶対に大丈夫!」
妹「それって本当なの!? すっごーい!」
喜緑「地球の神にも役立つ物はいるのですね」
谷口「だから皆、モホロビチンチン様を崇めるんだ! モホロビチンチン教に入るんだ! そして、全財産を貢いでモホロビチンチン様への忠誠を示すんだ!」
谷口「民草たちよ、心安らかに! モホロビチンチン様を信ずる者は救われる! 記されし暁の年明けに、必ずや我らは金色の聖地へと導かれるであろう!」
国木田「モホロビチンチン様! 矮小な我ら地球人をお救いください! 主よ!」
キョン「俺も入信するぜ! 地球を救ってくれ!」
谷口「おう! まかせろ!」
20XX年3月、巨大チンポ地球に衝突
地 球 滅 亡
鶴屋編、谷口編、国木田編、喜緑編、妹編ほか編・おしまい
422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/24(日) 02:09:25.57 ID:FQ6NJvKF0
佐々木「キョン、ごめん。キミに嘘をついていたことがあるんだ」
キョン「嘘?」
佐々木「実は……実は僕は、女の子じゃなくて、男の子だったんだ!」
キョン「なな、なんだってぇぇぇ!!??」
佐々木「ショックだとは思うけど、これは紛れもない事実なんだ。ほら、ついてるものもちゃんとついてるし」
キョン「……かまわんですたい!」
佐々木「ええ!? こ、こんな僕でも、キミは受け入れてくれるというのかい!?」
藤原「僕もまったく問題ない!」 橘「むしろ好都合!」
九曜「───だいすき───」 みくる(大)「おいしそう」
森&機関の面々「僕っ子」
佐々木「みんな……みんなありがとう! いっぱいいっぱい、ありがとう!」
キョン「心がひとつになった! 決して交わることのないと思われていた宇宙人、未来人、超能力者たちの心が、今! まとまりあったんだ!」
キョン「祝おう! そしてこれから始まる素晴らしき世界を、大いに謳歌しよう! さあ、心もひとつになったんだ。身もひとつに重なり合うんだ!」
<<順番>>
キョン→佐々木→橘→藤原→みくる大→九曜→森→田丸圭一→田丸裕→荒川→シャミセン→ルソー→阪中→キョン→(以下エンドレス)
キョン「重なり合った、円陣になった! 全ての人が、この心温まる優しきサークルによって包まれた!」
キョン「俺たちにはもう、人種も生まれも、門地も出生も関係ない! 全員が仲間! みんなが兄弟姉妹! これこそが究極のつながりあい! 人のなしえる最高の調和というものだ!」
キョン「我々は、人間は、今こそ! 幸福に包まれる!」
朝比奈(大、佐々木、橘、九曜、藤原、森、荒川、田丸兄弟編、阪中編・おしまい